明治時代には「うさぎ税」があった?!日本のペットの歴史を学ぼう

私たち人間と共に暮らす動物の存在は、時代とともに変化しています。かつては番犬や猟犬など、人間の生活の手助けをする役割を担っていましたが、現代ではペットとして多くの人々の心を癒やし、家族の一員として扱われるようになっています。

この記事では、江戸時代以降の日本におけるペットの歴史を辿っていきます。その時々の人気や扱われ方の変化を知り、日本におけるペットの歴史を学んでいきましょう。

ペットが庶民に広まった江戸時代

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江戸時代に入り、世の中が平和で安定してくると、上流階級のみで飼われていたペットが庶民にも広まりました。

庶民の間で金魚が人気に

金魚は室町時代の末期には日本に渡来し、「こがねうを」という名の高級品で一部の貴族の間で人気がありました。

庶民が金魚を飼うようになったのは江戸時代の中期頃からになります。藩士が副業として金魚の養殖を始めたことをきっかけに大量生産され、金魚が格安で手に入るようになり、庶民の間にも金魚ブームが到来しました。

寛延元年(1748年)には「金魚養玩草(きんぎょそだてぐさ)」という金魚の飼育の指南書も出版されています。

すでに終生飼育を訴えかける動きも

江戸時代の読本作家で絵師の暁鐘成(あかつきのかねなり)は犬の飼育書「犬狗養蓄傳(いぬくようちくでん)」の中で、世界に先駆け、次のように飼い主に終生飼育を訴えました

「狗(いぬ)は則ち人間の小児と心得べし。その養い方悪しくして狂犬病犬と成り、人を咬むがゆえに遠き山野に捨てること不憫ならずや」

つまり「犬は人間の子供と同じように思うこと。飼い方が悪いと狂犬病に罹り、咬むからといって遠くの山に捨てることはとても可哀想なことだ。」と主張しています。

西洋文化の影響を受けた明治時代

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明治時代になり、多くの西洋文化が日本に入ってきました。西洋化は建築から散髪、洋装まで多岐にわたり、人々の生活を大きく変貌させました。ペットも例外ではなく、人々の生活に影響を与えました。

人気が加熱し「うさぎ税」が課される

西洋文化の到来と共に、西洋のうさぎも人気に火が付きました。当初は華族や士族などの富裕層を中心に人気を博していましたが、新聞や風刺画などのメディアで盛んに取り上げられるようになり、庶民の間でも人気になります。

明治5年(1872年)には「うさぎ税」が導入され、当時の公務員の初任給が1ヶ月で8~9円の時代に、うさぎ1羽につき1円もの高額な税金が課されました

ペットの役割が大きく変化した昭和

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戦争や高度経済成長期など、人々の暮らしが大きく変化していった昭和の時代。この時代のうねりの中で、ペットたちの置かれる立場も大きく変化していきました。

「日本犬」が天然記念物に指定される

明治以降、欧米から洋犬が積極的に輸入されるようになり、日本犬の飼育は急激に減少します。山間の僻地以外では日本犬がほとんど見られなくなり、昭和初期には純血の日本犬はほとんど姿を消すことになりました。

この現状に危機感を抱いた斎藤弘吉は、日本犬の復興を呼びかけ、「日本犬保存会」が昭和3年(1928年)に創立します。

そして、秋田犬が昭和6年(1931年)7月に国の天然記念物に指定されたのを皮切りに、昭和6年~12年にかけて日本犬の6犬種(柴犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、北海道犬、四国犬)が次々と天然記念物に指定されました。

犬は番犬、猫はネズミ捕りをしていた

1950~60年代は、まだ犬には番犬の役割が求められ、外飼いが主流でした。中でも「日本スピッツ」は、よく吠える習性や真っ白で可愛らしい見た目から人気があり、一時期は純血種として登録される犬種の4割が日本スピッツだったとされています。

一方で、猫はネズミ捕りに重宝され、屋内外を自由に行き来して暮らしていました
しかし、どちらも半分ペット、半分益獣のような扱いであり、食事についてもペットにとっての栄養バランスは考慮されておらず、人間の残り物を与えられていました。

たびたび起こる熱帯魚ブーム

熱帯魚の最初のブームは1960年代に起こりました。それ以前にも熱帯魚の愛好家はいましたが、熱帯魚の販売価格や維持費がかなり高額で、一部の富裕層の趣味であったようです。しかし、60年代に入ると、生体の販売価格が抑えられ、飼育用品の普及も相まって、最初の熱帯魚ブームが起こりました。

1980年代後半~90年代前半のバブル期には「グッピー」が人気を博し、2000年代にはアニメ映画の影響で「カクレクマノミ」が人気になりました。

住宅事情と小鳥ブーム

1950年代後半~70年代にかけて、小鳥ブームが起こり、多くの家庭で飼育されるようになりました。特に、「セキセイインコ」や「文鳥」などが人気であったようです。

この時代は、集合住宅や団地が増えてきたため、犬や猫のようなペットを飼うことが難しくなっていたことが背景にありました。また、インコや文鳥は手乗りができ、鳴き声が可愛らしく、飼育が容易であることから、多くの人々に愛されました。

犬の飼い方に変化が見える70年代

1968年~84年までの16年間は「マルチーズ」が登録犬種の第一位を独占していました。マルチーズに加え、「ポメラニアン」や「ヨークシャー・テリア」といった小型の室内犬が人気を博し、この3犬種を表した「マル・ポメ・ヨーキー」という言葉が出来たほどです。

この頃から犬の放し飼いが減少し、ペットフードや動物病院などのペットを飼う環境が整備されていきました

ペットから家族の一員になった平成・令和

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バブル景気、そしてバブル崩壊後の長期低迷期をたどった平成。疫病や物価高騰に苦難する令和。そんな時代の中、ペットの人気や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。

バブル時代には大型犬が人気に

バブル期以前の大型犬は、映画やアニメの影響で「ラフ・コリー」が根強い人気を博していました。
その後、バブル期の80年代後半~90年代半ばになると、「ラブラドール・レトリーバー」や「ゴールデン・レトリーバー」などの大型の洋犬が豊かさの象徴として飼われるようになりました。また、人気漫画の影響で「シベリアン・ハスキー」も大人気となりました。

根強いハムスター人気

昭和から平成へ移りゆく頃、漫画の影響でハムスターブームが起こりました。その後、2000年頃には、アニメの影響で子どもたちを中心に再びハムスターの人気が高まり、関連アイテムも多数販売されました。ケージのカスタマイズを楽しめることも人気の一つの要素だったようです。

近年は、一人暮らしでも飼えるペットとして注目を集め、再び静かに人気が再燃しつつあります。

今も続く小型犬の時代へ

90年代後半は、現在も続く小型犬人気の始まりでした。短い脚で独特の可愛らしさがある「ミニチュア・ダックスフンド」が人気を集め、2000年代に入るとCMの影響で「チワワ」人気が爆発しました。

これら2犬種に加え、「トイ・プードル」も非常に人気があり、2003年から20年近く、この3犬種が人気犬種ランキングのトップ3を独占しています(ジャパン・ケネル・クラブ「犬種別犬籍登録頭数」より)。

まとめ

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江戸時代より前の時代では、庶民は生きていくだけで精一杯の状況にあり、ペットを飼う余裕がなかったと思われます。江戸時代以降も、貧しい人たちはペットを飼えませんでした。
また、第二次世界大戦中は、ペットを国に供出しなければならなかった悲劇もありました。

現在、私たちがペットを愛し、家族の一員として一緒に暮らしていられるのは、平和で豊かな暮らしができている証拠だと言えます。このように考えると、ペットを通して恵まれた時代に生まれたことに感謝の気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。

ダウン業界の暴露話でH&Mに羽根を逆立て怒る「鳥」たち

巨大な「アヒル」のマスクと手袋を身につけたPETAサポーターの群れが、明日、渋谷のH&M店舗に急降下し、同社が残酷に生産したダウンを使用していることを訴えます。

この行動は、PETAアジアが最近行った、H&Mのために「責任ある」ダウンを販売しているベトナムのアヒル農場と屠殺場に関する調査を受けてのものです。その調査結果では、アヒルが血まみれの傷を負い、糞の散乱した敷地や汚れた小屋の中で苦しんでいる様子や、まだ完全に意識がある状態で首を刺されている様子が紹介されています。作業員が首を切った後、1分以上動き続けた鳥も少なくありません。

PETA上級副会長のジェイソン・ベイカーは次のように述べています。「アヒルは仲間と一緒に採餌したり、泳いだり、飛んだりしたいだけなのに、H&Mは不潔な小屋に詰め込み、バラバラに切り刻んでいます。PETAは、H&Mがすでに消費者に愛されているアニマルフリーテキスタイルにこだわるよう強く求めています」

日時:12時ちょうど 2023年4月12日 水曜日
場所:H&M、東京都渋谷区宇田川町33-6

PETAは、そのモットーの一部「動物は身につけるものではない」をのもと、人間至上主義的な世界観である種差別に反対しており、
ウェブサイトでは最先端のダウンフリーな選択肢を紹介しています。PETAの調査報道に関する詳細は、PETAAsia.comをご覧いただくか、TikTokYouTubeInstagramTwitterFacebookでフォローをお願いします。

食と命を考える!採卵鶏のオスとして生まれるとどうなるのか

日本における鶏卵の一人当たりの年間消費量は約337個で、世界ではメキシコに次いで2番目に多い国です。

卵料理は多くの人に愛されていますが、それが食卓に上がるまでに無惨に消えていく命があるのを、皆さんはご存じでしょうか。

今回は、採卵鶏のオスヒヨコの運命や各国の取り組みをご紹介していきます。これを機に、改めて食や命の大切さを考えていただければ幸いです。

生まれてすぐ消えていく命

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採卵鶏(さいらんけい)とは、卵を産ませるために育てられ、飼育される鶏のことで、そのほぼすべてがメスです。

卵を産むのにオスも必要ではないのかと思われるかもしれませんが、オスと交尾をしていれば「有精卵」が、交尾をしていなければ「無精卵」が産まれます。無精卵は人間の女性の排卵と同様の仕組みですので、オスは必要ありません。一般的にスーパーなどで売られている食用の卵は「無精卵」です。

鶏は卵だけでなく、肉も食用として身近な存在です。採卵鶏と肉用鶏は全く異なる品種であり、採卵鶏は通常の15倍もの卵を産むのに対し、肉用鶏は通常の4倍早く太るように品種改良されたという違いがあります。

肉用鶏は、オスもメスも関係なく成長させてから出荷されますが、採卵鶏のオスは卵を産むことが出来ず、肉用の品種でもないため食用に適さず、どこからも不要とされ、生後わずか1日で殺処分されています

そして、世界中でなんと年間約65億羽ものオスヒヨコが殺処分されているのです。

殺処分の方法とは

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殺処分の数だけ見てもおぞましいですが、その方法はさらに残酷です。

1.生きたままシュレッダーに入れて粉砕する

非常に残酷で衝撃的な方法ですが、次にご紹介する窒息や圧死より苦しむ時間が少ないとされています。

2.ゴミ箱などに入れて窒息または圧死させる

コンテナの中に不要な卵の殻と共に次々と放り込まれ、その重さで下の方のヒヨコから圧死していきます。
シュレッダーを用いるのも非人道的と言えますが、苦しみの長さや度合いはこちらの方が残酷だと言われています。

3.ガスで窒息死させる

二酸化炭素やアルゴンなどによるガス殺で、苦しみをできるだけ減らすために使われています。イギリスやオランダ、スイスなどで導入されていますが、日本では導入されていません

世界各国の取り組み

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アニマルウェルフェア(動物福祉)の観点からすると、深刻な問題がある採卵鶏のオスヒヨコについて、各国では様々な対策が検討されています。

1.卵肉兼用品種の開発

オスの殺処分をなくす取り組みとして、卵肉兼用の品種の開発が進められています。

ドイツのハノーバー獣医大学では、卵肉兼用の品種を使って、従来の品種との比較実験をしました。その結果、従来の品種と比べて「採卵鶏」ではメスの年間産卵数は50個減少し、「肉用鶏」は成長が2倍遅かったとされています。

卵や鶏肉の生産効率のみを考えれば、この結果は効率が悪いとされるでしょう。しかし、アニマルウェルフェアの観点からすると、従来の採卵鶏の多すぎる産卵数や、肉用鶏の急激な体の増量は、いずれも鶏に大きな苦痛をもたらすため、その苦痛から開放されると言えるのではないでしょうか。

2.卵の性別鑑定

ドイツやオランダ、イスラエルなどの企業が開発しているのが、卵の段階でオスを判別する方法です。すでに実用化されており、オスを殺さないで作られた卵が市場に出回っている国もあります。

アメリカでは、国内最大の鶏卵生産者団体が2016年にオスの殺処分の廃止に取り組み、研究に資金提供をしている段階です。南米の大手鶏卵生産者2社も2022年にオスの殺処分がない卵の生産方法へ切り替えることを発表しています。

3.殺処分が法律で禁止されている国も

2021年末、ドイツではオスヒヨコの殺処分は禁止になり、フランスでは2022年をもって禁止になりました。イタリアでは2026年までに禁止することが決定しています。

日本の現状

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2022年11月8日の参議院農林水産委員会にて、須藤元気議員が国会で初めて「生後1日で殺される採卵鶏のオスヒヨコ」について問題提起しました。その際の農林水産省の回答によると、オスヒヨコの殺処分について直接的なデータはなく、推計毎年1億1千ものヒヨコが殺処分されているのではないかとのことです。

オスヒヨコの殺処分の回避については、卵肉兼用品種の開発はされていませんが、卵の性別鑑定の研究は一部で進んでいるそうです。

先にお伝えしたドイツやフランスは国家の強力な支援の元で最先端の技術を開発し、オスヒヨコの殺処分を回避することが可能になりました。しかし、日本では国会で最初の議論がされたばかりです。多くの人にこの問題を周知し、国全体で取り組んでいくことが必要なのではないでしょうか。

まとめ

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近年、SDGsの観点からフードロスの問題が多く取り上げられています。確かに本来食べられるはずの食品を捨ててしまうのは良いことだとは言えません。

しかし、フードロス以前にフード(食材)にすらなれなかった命がいることも、もっと問題として掲げられても良いのではないのでしょうか。

食品のロスだけでなく、犬猫の殺処分問題なども含め、もっと視野を広げたライフ(命)のロスを、問題として考えられる世の中になることを願います。

KFCの残虐行為に抗議するためサンタクロースの一団が街にやってきた

12人のサンタクロースが渋谷の道玄坂にあるKFCに立ち寄り、レストランチェーンが毎年行っている「ハッピークリスマス」プロモーションにより、何百万羽もの鶏が殺されていることに抗議するため、「すべての存在のために地球に平和を。GO VEGAN」などのアニマル・フレンドリーなホリデーメッセージが書かれたボードを掲げました。

PETAアジア上級副会長のジェイソン・ベーカーは、次のように述べます。「鶏は、人々の味覚を満足させるために屠殺されることがなくなるまで、安らぎや喜びを知ることはないでしょう。PETAは、死んだ鶏を食べることに“ホー、ホー、ノー”と言い、代わりに美味しいヴィーガンチキンを提供するようKFCに意見を届けることを皆さんに呼びかけています」

PETAが独占公開した映像では、日本KFCへの供給農場の作業員が、鶏たちの首を絞めた後、生きたまま解体したり、胸が引き裂かれてもがき苦しんだりしている様子が映っています。他の鶏たちは投げられたり蹴飛ばされたり、ゴミ箱に放置され、長い時間がかかり死んでいきました。

食肉産業で使われる鶏のほとんどは、孵化してから殺される日までの一生を、完全な密室で過ごします。不潔な小屋に何万羽もの鶏たちと一緒に閉じ込められ、それぞれに与えられたスペースは紙一枚分にも満たないのです。異常に大きく育つよう品種改変されているため、多くの鶏たちは呼吸困難や直立困難などの問題を抱えています。

PETAの働きかけにより、KFCは今年初め、米国内の店舗でヴィーガン・フレンドリーのビヨンド・フライド・チキンを発売しました。しかし、日本のKFCには、まだヴィーガンの選択肢がありません。

場所:KFC道玄坂店前 東京都渋谷区道玄坂2丁目16-6
日時:12月8日(木)12:00

PETAは、そのモットーの一部「動物たちは私たちが食べるための存在ではない」のもと、人間至上主義的な世界観である種差別主義に反対しています。詳しくは、PETAAsia.comをご覧いただくか、TikTokYouTubeInstagramTwitterFacebookで同団体をフォローしてください。

調査速報:ユニクロのダウンのために切断され、屠殺されるアヒルたち

東京 — PETAの羽毛産業に対する最新調査の結果、ユニクロ、アシックス、ミズノ、デサントなどにダウンを供給しているベトナムのVina Prauden社で、意識があるような状態のアヒルたちの喉が切り裂かれていたこと、GUESSなどにダウンを供給しているNam Vu社の施設で、作業員が生きたアヒルの足を切り落とすなどの残虐な行為があったことが明らかになりました。このような施設からのダウンは、のちに「レスポンシブル・ダウン・スタンダード(責任ある羽毛基準)」という偽りの名の下に販売されますが、この基準は供給者が動物に危害を加えることを止めるものではなく、善意の買い物客をだますことにのみ役立っています。写真はこちらで、放送品質の映像はこちらでダウンロードできます。

Vina Prauden社にダウンを供給している屠殺場では、作業員がアヒルを乱暴に掴み、足を足かせで強制的に縛り、麻痺させるために電気を流した水槽に引きずり込む様子をPETAの調査員は目撃しましたが、作業員は鳥たちがまだ意識があるような状態で喉を切り、その後少なくとも1分間アヒルが動いていたことが確認されています。Nam Vu社の供給元である村人の家の中にある屠殺場では、鳥たちは地面に投げ出され、作業員は、まだ意識があり、もがいているように見える鳥の足を切り落としました。

PETA上級副会長のジェイソン・ベイカーは次のように述べます。「ユニクロやアシックスをはじめとする有名ブランドの製品に使われているダウンは、拷問された鳥から来たものであると考えるべきです。PETA は、レスポンシブル・ダウン・スタンダード が動物を保護しない偽りの基準であることを明らかにしました。ヒートテックのような最先端のアニマルフリー繊維の開発を担ってきたユニクロは、今こそダウンをきっぱりと取り除くべきです」

PETAは、そのモットーの一部「動物は身につけるものではない」のもと、人間至上主義的な世界観である種差別に反対しており、PETA USのウェブサイトでは最先端のダウンフリーな選択肢を紹介しています。

PETAの調査報道に関する詳細は、PETAAsia.comをご覧いただくかTikTokYouTubeInstagramTwitter、 Facebook でフォローをお願いします。

スズメを飼うのは違法?ケガをしているスズメを保護するのもNG!

身近な野生動物であるスズメ。小さくてコロコロした姿がとてもかわいくて、一度は飼ってみたいと思ったことがあるのではないでしょうか。

しかし、かわいいからといって野生のスズメを捕獲・飼育してはいけません。また、ケガなどで一時的に保護することもできません。では、もしケガをしたスズメを見かけたらどうしたら良いのでしょうか?

今回は、スズメを飼ってはいけない理由と、ケガをしたスズメを見かけた時の対応について解説していきます。

スズメの飼育は法律で禁じられている

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鳥獣保護法第8条により、鳥獣および鳥類の卵を捕獲・採取・損傷することが禁じられています。

野鳥を許可なく捕獲した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金、飼育した場合は、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる可能性があります。

エサを与えるだけであれば問題ない

法律上はスズメのエサやりは禁じられておらず、違法ではありません。
しかし、住宅地などで鳥へのエサやりは、糞害など周辺住民へ迷惑となってしまう場合があります。不要なトラブルを防ぐためにも、周囲の配慮は怠らないように気をつけましょう。

なぜスズメを飼育してはいけないの?

端的に言えば「法律で禁止されているから」というのが理由ですが、ではなぜ法律で禁止されているのでしょうか?

1. 生態系のバランスが崩れる

生態系の一部であるスズメを捕獲したり保護したりすることにより生態系のバランスが崩れてしまい、他の生物にも影響を与えてしまう可能性があります。

自然界は「食う・食われる」という関係によって成り立っていますが、そこに人が介入することにより、本来他の動物のエサになるはずだったものが存在しなくなります。そして、エサがなくなった動物は生きていくことができなくなってしまいます。

2. 種の存続が危ぶまれる

スズメをはじめとした鳥獣の捕獲や飼育が自由に行えてしまうと、乱獲などによりその種自体の存続も危ぶまれてしまう可能性もあります。

19世紀はじめ、アメリカにはリョコウバトというハトの仲間が数億匹もいました。しかし、森林破壊による生息地の減少や食用として乱獲された結果、急激に個体数が減少し、1900年頃には野生のものが、1914年には飼育下の個体がいなくなり絶滅してしまいました。

違法でもいいから飼いたい、保護したいという気持ちは理解できますが、なぜ法律によって捕獲や飼育が禁止されているのかを冷静に考える必要があるでしょう。

弱ったスズメなら保護して良い?

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鳥同士の争いや、巣から落ちてしまいカラスや猫に襲われたヒナなど、ケガをしたスズメを見かけることもあるかもしれません。このまま放っておいたら死んでしまうから保護するのは構わないのでは?と思うかもしれませんが、保護することも法律上は「捕獲」という扱いになり違法です。

以前、ある芸能人がカラスに襲われているスズメを保護して、そのまま飼育しているとニュースで取り上げられたことがありました。公的機関に保護した旨を伝えたところ、違法捕獲だから放鳥するよう注意を受けたそうです。しかし、かわいそう、野生では生きていけないなどの理由でしばらく飼育を続けていたそうですが、再度通知が届き、最終的には手放したとのことです。

一時的であれば合法的に飼育できる可能性がある

では、ケガしたスズメを見かけたらどうすれば良いのでしょうか?これまで、スズメの飼育は法律で禁止されているとお伝えしてきましたが、実は都道府県知事の許可があれば飼育ができることもあります。

ケガをしたスズメを見つけた場合は、まずは地域の環境課などに連絡し指示を仰ぎましょう。場合によっては、指定の獣医師に診察してもらうように案内され、獣医師の指示により治療と保護飼育が合法的に行えることがあります。

ただし、基本的には放鳥するよう指示が出る可能性が高いため、飼育を前提とした捕獲はやめましょう

死亡したスズメを見つけた場合

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道端で死んでしまったスズメを見かけたら、環境省か地域の保健所等に連絡しましょう。鳥インフルエンザや寄生虫などに感染している可能性もあるため、素手で触るのは危険です。

万が一、スズメが鳥インフルエンザに感染していた場合、ペットの鳥類に感染させてしまう危険もあります。自宅で鳥類を飼育している方は特に注意し、帰宅後は手洗いや消毒をしっかり行いましょう。

まとめ

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スズメがかわいいという気持ちもわかりますし、保護してあげたいという気持ちもとてもわかります。しかし、私たち人間が介入することで間接的に影響を受けている動物がいるということも忘れてはいけません。

もしケガをしているスズメを見かけたら、まずは環境省や地域の環境課などに連絡をして指示を仰ぎましょう。特別な許可が下りれば違法にはなりませんし、堂々と世話をしてあげることもできます。

身近な存在だからこそ無闇に捕獲などせず、どうかそっと見守ってあげてください。

【クイズ】この動物の鳴き声、海外ではなんて表現されてる?

日本では犬の鳴き声は「ワンワン」、猫の鳴き声は「ニャーニャー」というのが一般的です。しかし、海外では日本語とは少し異なった表現をしており、共感できるものもあれば、疑問に感じるものもあるかもしれません。

そこで今回は、海外での動物の鳴き声をクイズ形式でご紹介していきます。日本との違いや、似ている点なども考えながら解いてみてください。

それではさっそく、動物の鳴き声クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 その鳴き声を、タイ語では「フォンフォン」、英語では「バウワウ」と表現される動物は何?
正解です!
不正解です!
正解は「犬」です。
タイ語では「hoang hoang(フォン フォン)」、英語では「bow wow(バウ ワウ)」と表記し、どちらも犬の鳴き声を表しています。犬の鳴き声だとわかった上で改めてみると、どちらもなんとなくそんな気がしますよね。

ちなみに、中国では「wang wang(汪汪、ワン ワン)」といい、日本と同じような音で表します。
Q.2 その鳴き声を、ドイツ語では「クヴィーク」、英語では「スクイーク」と表現される動物は何?
正解です!
不正解です!
正解は「ネズミ」です。
文字列だけでは少し難しいかもしれませんが、どちらもネズミの鳴き声を表しています。

英語の「squeak」には「きしむ、キーキーと音を立てる」などの意味があり、声に出して発音してみると、少しネズミっぽく聞こえるかもしれません。
Q.3 その鳴き声を、英語では「トゥイー トゥイー」と表現される動物は何?
正解です!
不正解です!
正解は「鳥」です。
英語では鳥の鳴き声を表す動詞として「tweet」という言葉があり、実はこれはSNSのツイッターと同じ語源です。気楽に文章を呟く様子を鳥のささやきに喩えているということですね。そう考えると、ツイッターのつぶやきも少し可愛らしく見えてくるかもしれません。
問正解/ 問中
結果発表
問正解/ 問中
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癒しや安らぎが得られる!アニマルセラピーの種類と効果とは?

皆さんは、アニマルセラピーという言葉を聞いたことがありますか? 人間は動物との触れ合いによって心が癒されるというのはご存知かと思います。近年、外出自粛の影響でペットを飼う人が増えるなか、アニマルセラピーという言葉を耳にする機会が多くなった方もいるでしょう。しかし、どんなものなのかをご存知な方は少ないのではないでしょうか。 今回は、アニマルセラピーの種類と効果についてご紹介していきます。

アニマルセラピーとは

アニマルセラピー,心理学,動物介在,コミュニケーション 「アニマルセラピー」とは動物を用いた心理療法(セラピー)の一種で、世界各地で行われている科学に裏付けされた心理療法です。医療や介護、教育の現場などで活用されており、人と動物の触れ合いを通して症状の緩和・改善を目的に活用されています。 アニマルセラピーは大きく分けて以下の3種類があります。

動物介在活動(Animal Assisted Activity)

ボランティアなどを通して生活の質(QOL)や情緒的な安定を目的として行われる活動。 日本においてアニマルセラピーといえばこちらの意味が一般的で、医療従事者は介入しません。

動物介在療法(Animal Assisted Therapy)

病気や症状の治療を目標として医療従事者が主導し、動物を介在させて行う医療行為。 日本以外の国では、アニマルセラピーといえば一般的にこちらのことを指します。患者の状態に合わせて治療目的を設定して、心や身体、社会的機能の向上を目指します。

動物介在教育(Animal Assisted Education)

動物の育成などを通して、命の大切さや社会性、協調性、思いやりの心などを子供たちに学ばせる活動。 例としては、情操教育の一部としてペットを飼ったり、小学校で動物を飼うなどが該当します。

アニマルセラピーの歴史

アニマルセラピー,心理学,動物介在,コミュニケーション アニマルセラピーの起源は古く、古代ローマ時代に傷ついた兵士のリハビリに乗馬を用いたことだとされています。 現代的なアニマルセラピーの始まりは18世紀末で、イギリスのある施設において、動物を飼育することで精神障害者の治療効果が上がったという報告も存在します。 精神分析で有名な心理学者のフロイトは、患者の緊張を抑えるために、飼っていたチャウチャウを患者の傍で座らせていたことは有名でしょう。このようにアニマルセラピーは海外を中心に発展してきた心理療法であり、海外では動物介在活動だけでなく、動物介在療法も積極的に利用されてきました。

日本におけるアニマルセラピー

日本へは1970年代にドイツから乗馬療法が紹介されたのが始まりです。 日本におけるアニマルセラピーの歴史は浅く、長期の闘病や家族と離れて暮らさなければならない人の心に寄り添うことを目的とした動物介在活動を主としています。 動物介在療法の普及が遅れている理由としては、ペット同伴が可能な場所が少ないことや、飼い主のマナー意識がまだまだ低く、社会の理解を得られ辛いことなどが考えられます。

アニマルセラピーで得られる2つの効果

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1. 心理的効果

心理学や医学の世界では、幸福感の増大・孤独感の減少・ストレス軽減など、動物との関わりは人間に対して一定の癒し効果があることは昔から知られおり、それは「無条件の愛」を参加者に与えてくれるからと言われています。 動物は参加者が何者であるかに関係なく接してくれます。参加者は動物の前ではありのままの自分になることができ、その状態を受け入れてもらえることに喜びを感じます。 荒んだ心を穏やかにしたり、心を閉ざした人の心を開いたりと、動物は人間の心を癒して生きる希望を与えてくれるほか、身体の治療を目的とした癒しももたらしてくれます。

2. 社会的効果

動物を介してコミュニケーションを取ることができます。参加者同士や、家族・医療従事者との会話が増え人間関係が円滑になります。 特に、病院や介護施設を長く利用している方や、生き辛さを感じている参加者にとって、治療や世話を受ける側からブラッシングや散歩をしてあげる側になれる時間・経験は、前向きな気持ちになる動機づけになります。

アニマルセラピーを受けられる場所・施設

アニマルセラピー,心理学,動物介在,コミュニケーション 海外と比べるとまだあまり普及しているとは言えませんが、アニマルセラピーへの注目が高まるとともに、少しずつ取り入れる病院や老人ホームが増えてきました。

病院

長期入院をしている患者や、リハビリを必要とする患者に「動物の世話をする」という目的を与えることで、生きる希望を持たせたり、作業を通してリハビリを促したりします。 また、ターミナルケアの現場で活用されることもあります。

老人ホーム・グループホーム

高齢化が進む日本ではアニマルセラピーの認知症予防・改善効果に注目し、老人ホームやグループホームへの導入が広まっています。孤独な気持ちになりがちなホーム生活で、定期的なセラピードックとの接触は気持ちが前向きになり、やる気や意欲を高めてくれます

まとめ

アニマルセラピー,心理学,動物介在,コミュニケーション ペットを飼っている方は、アニマルセラピーの効果について共感できるところも多々あるでしょう。動物には不思議な力があり、大切な存在が私たちを癒してくれるというのはとても幸せなことです。 日本におけるアニマルセラピーは海外と比べると普及が遅れていますが、高齢者の健康増進効果を期待され、アニマルセラピーの導入が広まっていく流れが出来上がりつつあります。今後さらに人と動物の距離が近くなり、お互いに癒せる関係になれるといいですね。