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コラム

健康な愛犬のための総合栄養食『Rhythm(リズム)』を販売するFanimalとは?

小嶋景人 シェリー編集部/愛玩動物飼養管理士

アメリカで約40年の歴史を持つペットフード「Wysong™(ワイソン)」の国内独占販売権の取得や、「ペットと人の健康」を考えるためのWebメディア「Fanimal」を運営する株式会社Fanimal。
http://fanimal.co.jp/

株式会社Fanimalは、2018年6月11日(月)から、愛犬のための総合栄養食『Rhythm(リズム)』の販売が開始しました。愛犬の理想的な体型維持をサポートする『Rhythm(リズム)』は、どのような想いで作られた商品なのでしょうか?

その熱い想いを聞き出すため、代表取締役会長の谷田大輔氏と、代表取締役社長の漆原秀一氏のお二人にお話を伺いました。

総合栄養食Rhythm(リズム)とは?


写真 : 株式会社タニタ前会長・株式会社Fanimal代表取締役会長の谷田大輔氏

昨今、ペットの家族化が進む中、ペットの食事はまだまだ進んでいません。人間は毎日異なるおいしい食事をしているのにも関わらず、ペットは一生ずっと同じペットフードを食べているというのが現状です。

飼い主さんとしては、本当は毎日違う食べ物を与えながら栄養管理をしたいはずです。それは時間やコストの面から考えても、全てのご家庭で実現するというのは難しいことでしょう。そのため、仕方なく、ずっと同じペットフードを与え続けてしまっているというのが実際のところではないでしょうか。

そこで、Fanimalが作るRhythm(リズム)は、以下の3つのこだわりを持って作っています。

  1. 美味しく食べられること
  2. 健康的な体型を維持し続けられること
  3. アレルギーに配慮すること

ペットオーナーの方にとって長く続けていただけるものを目指しています。そこで会長である谷田の実績でもある、タニタ食堂で培ったノウハウをFanimalでも取り入れ、体型維持というメッセージを取り入れたのが、今回のRhythm(リズム)という商品です。


写真 : 代表取締役社長の漆原秀一氏

ペットの健康も食事が大きく影響していると考えています。飼い主さんの生活習慣がペットにも直結します。

そこで、飼い主さんの日々の負担を減らしつつ、できるだけペットに美味しいものを食べてもらいながら、健康をキープすることを目指しました。

Rhythm(リズム)のラインナップ

Rhythm(リズム)には、2つの商品があります。

  • 体重維持用の「Healthy Weight(ヘルシーウェイト)」
  • 体重管理用の「Weight Controll(ウェイトコントロール)」

近年、日本のペットは肥満傾向にあると言われています。自分のペットが肥満傾向にあり、体重を落としたい場合は、「Weight Controll(ウェイトコントロール)」を続けてみてください。体重が落ちてきたら、「Healthy Weight(ヘルシーウェイト)」に変えていきます。

肥満の原因は、病気などが原因の場合もありますが、大部分はフードやおやつの食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣によるものと言われています。

飼い主さんの生活習慣がペットにも直結するため、Rhythm(リズム)には、「飼い主さんのサポートをしたい」という思いも込められています。

健康に対するこだわり

Rhythm(リズム)にはオメガ3脂肪酸が多く含まれています。これは、他社とは比較にならないほどたくさん含まれています。

日本の気候から、皮膚・被毛のトラブルに発展してしまうペットも多くいます。特に、和犬は痴呆になりやすいので、それを補うために魚由来のオメガ3脂肪酸を多く含むようにしました。

使用する原料としては、鳥などのアレルギーが多いものよりも、サーモンやトラウトを主原料にしています。また、穀物を使わないことで、アレルギーのあるワンちゃんにも使っていただけるようになっています。卵、ジャガイモ、サツマイモも使用していません。

生産に対するこだわり

私たちが信頼している工場で生産を行うようにしました。イギリスの工場では、合成の保存料などを使わない、「英国小売協会」が認める工場を使っています。

また、原産国にもこだわっていますし、卵を使わないようにするなど、原材料も自分たちが納得のいくものを選ぶようにしています。

特に最近では、アレルギーを気にされる飼い主さんが多いので、その部分もこだわって生産をしています。必要ないと思うようなものはなるべく使わず、本当にいいものだけを厳選して作り上げているのが、Rhythm(リズム)のこだわりです。

ペットフードの理想の与え方


例えば、自分がそば好きだからといって、365日ずっと同じそばを食べ続けていたいというわけでは無いですよね?それはきっとペットも同じだと思います。ずっと同じものを食べ続けたいわけはないですよね。

毎日食事の姿を見ている飼い主さんならそれを痛感しているでしょうし、私たちとしてもそういった視点で商品を作っていかなければならないと考えています。

そのため、理想的なペットフードの与え方として、Rhythm(リズム)にサプリメントや食材をトッピングすることをオススメしています。

同じペットフードや同じ食材をあげ続けるのではなく、たまには手作り食を作ってあげるということも良いかもしれませんね。

毎日手作り食を作り、それを与え続けるということは正直難しいでしょう。現代人は忙しいので、毎日それを続けるというのは疲れてしまうと思います。そこで、私たちが信頼できる商品を提供するので、それを使って欲しいと考えています。

基本的な栄養素はRhythm(リズム)で補えるので、それにトッピングというプラスアルファの形で、ペットに食の楽しさを伝えて欲しいと考えています。

真剣にペットのことを考えているWysong™(ワイソン)社

実は、Fanimalで輸入・販売させて頂いている「Wysong™(ワイソン)」というペットフードを作っているワイソン博士も、最終的には食事は手作りにしてくださいと言っています。

Wysong™(ワイソン)は、手作りに勝るものはないという考えのもと、犬の体組成に合わせた栄養バランスになるように考えられています。そして、出来る限りトッピングをしてくださいと言うメッセージを、フードメーカーであるにも関わらず発信しています。

私たちとしては40年の歴史がある会社が、あえてそういったメッセージを打ち出しているということ、そして、その思想が私たちの思想にも合うということで、日本で販売代理店を務めさせて頂いています。

Rhythm(リズム)で、犬の食事をより楽しく、健康に


人間の場合は自分で健康管理ができますが、ペットの場合は自分で管理することができません。つまり、飼い主さんがどれだけ知識を持っているかでペットの健康も変わってくるということです。

飼い主さんにペットフードの安全をきちんと伝えて、それを飼い主さんに知ってもらうことができれば、ペットフードは変わってくるのではと考えています。そして、ペットにも食の楽しさを味わってもらいつつ、健康で長生きをしてもらいたい。

愛犬によって様々なお悩みがあるということも分かっていますので、今後はそれぞれの事情に合わせてトッピングできるような商品を開発しようと考えています。

トッピングを開発する理由は、食の楽しさもそうですし、栄養素についてもそうですが、今まで足りなかったものを補うことができるということ、飼い主さんの事情に合わせて自由に組み合わせられるようにという思いからです。

そういった飼い主さんやペットの個別のオーダーに対し、自由に組み合わせることで最適なものになるよう、ペットフードの補助ができる商品を作りたいと思っています。例えば、栄養素の面でいうとサプリメントのようなものです。これができると、どんなワンちゃんでも長く健康でいられると思うのです。

まとめ

今回、ペットフードの事業者ならではのお話を谷田氏、漆原氏からたくさん伺うことができました。

また、お話を聞かせて頂き、犬の健康を第一に考えて活動して、それがペットの幸せに繋がるという思いにとても共感しました。

最近は、ペットフードに関してショッキングなニュースも多いですが、Fanimalさんのように真摯に飼い主さんやペットの健康と向き合っている会社さんがおられることも事実。こういった熱い思いを持って動物に接する人が事業者、消費者双方で増えることがペットの幸せにも繋がるのだと感じさせられました。

取材を引き受けてくださったFanimalの谷田氏、漆原氏、関係者のみなさま、ご協力ありがとうございました!

株式会社Fanimal
http://fanimal.co.jp/
Rhythm(リズム)
https://store.fanimal.jp/

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