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人類初の宇宙飛行の裏側、「宇宙飛行犬」の感動物語。

BY シェリー編集部2018年5月31日 更新
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  • 1番初めに犬が宇宙へ行っていた
  • 人類初の宇宙飛行成功の裏側
  • 星になった宇宙飛行犬、ライカ

みなさん、宇宙に飛びだったのは人間だけだと思っていませんか?

実は、私たちの愛するペット、犬も宇宙に行っていたんです。その名も宇宙飛行犬。

この記事では、宇宙飛行に大きく貢献した「宇宙飛行犬」について取り上げていきます。

宇宙飛行犬とは

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実は、宇宙飛行の成功は、犬の存在無しには語れません。

1961年、人類で初めて宇宙飛行を成功したとして有名になったユーリイ・ガガーリン。成功の要因の1つに、犬の存在があったと言っても過言ではないでしょう。

初めて宇宙に行った生物は犬?!

美しい宇宙
みなさんは、旧ソ連が宇宙開発に力を入れていたことはご存知ですよね。昔、米ソ宇宙開発競争と呼ばれる競争があり、アメリカ合衆国とソ連は宇宙開発の進歩を巡って競い合っていました。

冷戦中の1957年から1975年の約18年間に渡って続いた、世界中がハラハラドキドキした戦いです。

宇宙開発競争の最終目的は、人類を宇宙に送り出し帰還させること。その目標を掲げ、ソ連は国家をあげて宇宙開発に取り組んでいました。

宇宙飛行テストのために。

flight-sky
実はその時、研究材料として抜擢されたのが「犬」でした。なんと、地球上の生物で最初に宇宙に飛び立ったのは犬だったのです。

当時、犬を使って、人類が宇宙に行く前の宇宙飛行テストをしていました。残酷な言い方をすれば、動物実験でした。しかし、人類が安全に宇宙飛行をするためには、生き物を使って実験せざるを得ない状況だったのです。

人類で初めて宇宙に旅立ち帰還した人は、ソ連の軍人「ユーリイ・ガガーリン」ですが、彼の成功の裏には犬がいたのです。実験に命で貢献した犬のおかげで、今私たちは宇宙について知ることができています。

宇宙飛行犬、ライカ

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初めて宇宙に飛び立った犬はライカ(ロシア名:クドリャフカ)。

クドリャフカとはロシア語で「巻き毛ちゃん」という意味だそうです。とても小柄なメス犬で、もともと野良犬でした。しかし、彼女はとても賢くおとなしかったため、宇宙訓練も難なくクリアしてしまいました。

また、とても健康な犬で、どんな訓練を受けても体調に異変は現れませんでした。そのような素晴らしい能力と体を持っていたので、ソ連の宇宙開発チームの間では期待の犬でした。

「星になった犬」

宇宙空間
そして1957年、時がきて、ライカはついに宇宙へ旅立つこととなりました。

彼女に与えられた宇宙船は、総重量約18kgの小型カプセル型宇宙船で、内室は身動きが取れないほどの狭い空間があるだけでした。その宇宙船には10日間分の食料と水が備わっており、自動供給式でした。

当時、片道宇宙飛行にかかる日数は約10日間。ということは…そうです。

彼女には“帰還”という選択肢は初めからありませんでした。

当時のソ連の研究状況では、宇宙船発射はできても、大気圏突入ができるほどの宇宙船をつくる技術は無かったのです。つまり、帰還できるほどの設備が整った宇宙船ではなかったということです。

もちろんライカは地球に帰還することはなく、宇宙開発の最初の犠牲者になりました。巷では、「星になった犬、ライカ」として有名です。

初めて宇宙からの帰還に成功した生物も犬

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ソ連の宇宙開発はさらに進歩を見せました。ライカを失ったことは、ソ連にとって心痛い出来事でしたが、彼女のおかげで宇宙開発への技術が進歩しました。

1960年、ソ連はとうとう生物の地球帰還に成功しました。世界で初めて成し遂げた偉業です。その1960年の宇宙飛行に抜擢されたのが、雑種犬のベルカとストレルカでした。

ベルカとストレルカ

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ベルカとストレルカは雑種の野良犬でした。2匹はメス犬で、体重7kg以下の小型犬だったと言われています。

宇宙船には、彼女たちが宇宙に行って帰還できるほどの、十分な食料と水が備わっていました。つまり、今回の宇宙開発実験は地球帰還を目的とした実験でした。

2匹は約1日間宇宙に滞在し、無事体調不良もなく地球に帰還に成功しました。ソ連の宇宙開発は見事に成功したのです。

ベルカとストレルカが地球に帰ってきて約8ヶ月後、後の人類初となる、ガガーリンの宇宙飛行が行われました。

最後に

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「宇宙開発の成功は、犬の存在あっての出来事だった」ということができます。輝かしい成功の裏には、涙ぐましい犠牲があったことを、忘れてはなりません。

私たちが今日宇宙のことを勉強できるのも、宇宙飛行士や技術者のおかげだけではないということです。

「私たちの愛する犬のおかげでもある」ということです。

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