フェレットをお風呂に入れたい!方法と注意点を徹底解説
フェレットを飼っているみなさん、フェレットをお風呂に入れたことはありますか?
フェレットは独特なにおいを持っているため、お風呂に入れたいと思う飼い主さんも多いでしょう。
しかし、「ペットショップでのお風呂サービスだとコスト的に…」と躊躇してしまいがちではないでしょうか?
そこで、今回は、お家でフェレットをお風呂に入れる方法と、その注意点についてご紹介していきます。
フェレットをお風呂を入れる時に必要なもの
バスタブ
まずはフェレットを入れる浴槽を用意しましょう。
人間用のバスタブでもいいですが、粗相をしてしまうこともあるため、後処理の簡単なペット専用のものをお勧めします。
また、体格によっては風呂桶や洗面器程度の大きさでも大丈夫です。
シャンプー
次に、フェレット用のシャンプーを使用しましょう。
当然のことですが、人間用のものはフェレットにとって有害な成分が含まれていたり、刺激が強かったりするため使わないようにしてください。
中には、コンディショナー入りや保湿効果があるものも売られているため、ぜひ探してみてください。
フェレットをお風呂に入れる方法
1. 浴槽にお湯を張る
まずは浴槽にぬるま湯を張りましょう。温度は36〜38℃程度で、溺れてしまわないよう少なめにします。
2. フェレットをゆっくりお湯につける
フェレットが驚かないよう、足の方からゆっくりとお湯につけてあげましょう。その後、徐々に全体をお湯につけていきます。暴れないよう、しっかりと固定した方が安全です。
3. 汚れを浮かす
フェレットがお湯に浸かったら、体をゆっくりと撫でながら、毛についた汚れを落とします。
フェレットは毛量が多いため、お湯を身体中にしっかりと行き渡らせることで、毛の下の汚れを浮かせましょう。
4. 体を洗う
シャンプーをつけるときは、お湯で温めてからにしましょう。
軽く洗ってシャンプーを流すのを、2回ほどに分けて繰り返しましょう。
特に尻尾は汚れが溜まりやすいため、重点的に洗います。また、この時に顔に水がかかってしまわないよう、注意してください。
洗い流す際には、シャワーを直接当てるのではなく、浴槽に張ってあるお湯をかけるようにしてください。
5. 乾かす
お風呂から出たら、風邪をひかないようすぐに乾かしましょう。基本的にはタオルドライで乾かします。
ある程度、体の水を取ったら、タオルで体を撫でて水気を取ります。
タオルドライとは?
濡れた毛の水分を乾いたタオルで拭き取り半渇きの状態にすること。
ケージの中にタオルを入れておくと、フェレットが自分で体をふいてくれますが、特に冬場などは風邪を引きやすいため、飼い主さんが拭いてあげましょう。
フェレットのお風呂で気をつけること
フェレットをお風呂に入れる際には何点か注意すべき点があります。安心してお風呂に入れてあげられるよう、いくつかご紹介します。
体調が良い時にお風呂に入れよう
人間でも同じですが、具合が悪そうだったり様子がおかしい場合には、お風呂は控えましょう。
体が濡れてしまうと体が冷えてしまうため、フェレットの様子を確認し、問題がなさそうだと判断してから入れてあげてください。
前もってトイレに行かせよう
お風呂の最中に粗相をしてしまうと処理が大変です。また、トイレに行きたいがために暴れてしまう子もいます。
そのため、トイレに行った後のタイミングでお風呂に入れると、そういった心配をせずにすみます。
顔に水をかけない
目や耳に入ってしまうと炎症を引き起こしてしまう可能性があるため、お湯をかけるときは絶対に顔にかからないようにしましょう。
特にシャンプーを流している際には注意が必要です。
頻繁に洗うのはNG
フェレットをお風呂に入れる頻度は、一般的に2週間〜1ヶ月に1回程度とされています。
あまり頻繁にお風呂に入れてしまうと、皮脂が落ちすぎて肌が乾燥しやすくなってしまいます。その結果、炎症が起きたり痒くなってしまったりするため気をつけましょう。
お風呂を嫌がるフェレットにはどうすればいい?
猫とは違い、それほどお風呂を嫌がらないフェレットですが、中には苦手だという子もいます。このような子をお風呂に入れる場合にはどうすればいいのでしょうか。
お風呂場やお湯に慣れさせる
お風呂を嫌がる子の中には、お風呂場やお湯そのものに慣れていない子もいます。
そのため、遊び好きな性格を利用し、おもちゃを持って行ったり、遊ばせてあげるだけで「お風呂場=楽しい場所」と学習し、お風呂に対する苦手もなくなります。
おやつを使う
おもちゃの他にも、おやつやバイト(噛むおもちゃ)なども有効です。
「お風呂に入るとおやつをもらえる」と学習すれば、おやつ目当てでお風呂に入りたがるようになるでしょう。また、バイトを使えば、お風呂に入る時も比較的暴れることなく入れられます。
仰向けに入れる
フェレットの頭をもち、仰向けにゆっくりお風呂に入れると暴れずに入ってくれます。耳にお湯が入らないよう指などでおさえ、顔にお湯がかからないよう気をつけましょう。
まとめ
今回は、フェレットのお風呂の入れ方と注意点、そしてお風呂に入りたがらない子への対処法をご紹介しました。
お風呂に入れることで、臭腺を持つフェレットの独特のにおいを軽減させることができますが、頻度が多くなりすぎないよう注意が必要です。
また、フェレットの体調にも注意して、お風呂に入れてあげるようにしましょう。
活発なフェレットらしく、慣れればお風呂もふれあいの場です。入れ方を学んで、安全に楽しくお風呂を楽しみましょう。
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