モルモットがうんちを食べる理由とは?軟便が続く場合は要注意!
モルモットを飼っている方は、モルモットの食糞を見たことはありますか?「食糞をするのは知っているけど見たことはない」という方もいるかもしれません。
では、もしモルモットの食糞を見かけたら、やめさせたほうがいいのでしょうか?それとも、特に気にする必要はないのでしょうか?
そこで今回は、モルモットが食糞をする理由についてご紹介します。
食糞とは
食糞とはその名の通り、「うんちを食べること」です。人から見ればなかなか衝撃的なことですが、自然界では特別珍しいことではなく、家庭で飼育している犬でも見られることがあります。
以下の動画では、モルモットが食糞しているシーンを見ることができます。モルモットのうんちが登場しますので、苦手な方は注意してくださいね。
毛繕いをしているようにも見えますが、確かに肛門から直接うんちを食べているところが見えたと思います。このようにモルモットは、床に落ちているうんちを食べるのではなく、肛門から出て来た特別なうんちを食べています。
モルモットが食糞をする理由
草食動物であるモルモットは、必要な栄養素を草から摂るしかありません。しかし、草は栄養価が低く、さらにその栄養も十分に吸収できるわけではありません。そのため、うんちとして体の外に出て来た栄養を、食糞することで効率的に体内に取り込んでいます。
食糞はモルモットが健康的に生きていくために大切な行為ですので、やめさせる必要はありません。無理してやめさせようとすると、栄養が不足したり、ストレスになったりするため注意しましょう。
ちなみに、先ほどご紹介した動画の通り、基本的には肛門から直接口に入れて食べるため、あまり見る機会はないかもしれません。「うちの子は食糞しない」という方もいるかもしれませんが、飼い主の見ていないところで食べていると思われます。
食糞用のうんち
食糞用のうんちは「盲腸便」と呼ばれ、普通のうんちと比べると水分を多く含みやわらかいです。
盲腸便には盲腸内にいる細菌の働きで合成されたビタミンB群やタンパク質が多く含まれており、モルモットの健康維持に重要な意味があります。モルモットはこの盲腸便を1日に150〜200個程度食べているとされています。
普通のうんちを食べている場合は
もし、モルモットが盲腸便ではなく床に落ちているうんちを大量に食べている場合は、エサの量が足りていない可能性があります。頻繁に見かけるようであれば、獣医師に相談して指示に従いましょう。
普通のうんちが柔らかい場合は要注意
盲腸便はもともと水分が多く軟便であるため特に心配する必要はありません。しかし、通常のうんちが軟便であったり下痢をしている場合は注意が必要です。
モルモットは体調が悪くてもそれを隠すため、気づいた時には症状が進行してしまっている可能性もあります。うんちはモルモットの健康のバロメーターともいえますので、普段からよく観察しておき、違和感に気づいたら動物病院に連れて行きましょう。その際はうんちも忘れずに持っていくようにしてくださいね。
ビタミンC欠乏症
モルモットは自分の体内でビタミンCを合成することができず、不足すると食欲不振、軟便や下痢などを引き起こします。
一般的なモルモット用のペレットにはビタミンCが含まれているため、必ずモルモット用のものを与えてあげてください。なお、保存状態が悪かったり、開封してから時間が経っている場合は、ビタミンCが含まれていても劣化してしまうため注意が必要です。
また、ペレット以外にも牧草や野菜・果物をバランスよく与えてあげることで予防できます。
寄生虫感染
コクシジウムやクリプトスポリジウムなどの寄生虫の感染が原因で軟便や下痢になることがあります。
ケージの中は常にきれいにしてあげ、定期的に便の検査をすると安心です。
水分の摂りすぎ
生野菜の与えすぎが原因で軟便になることもあります。特に小さい頃は下痢の原因となることが多いため、様子を見ながら調整してあげてください。
ストレス
モルモットは大変臆病な動物で、環境の変化が起こると大きなストレスを感じ、軟便や下痢を引き起こしてしまうこともあります。
もしストレスの原因となるものがあれば取り除いてあげましょう。引っ越しなど環境が大きく変わる場合は、なるべく気をつけてあげる必要があります。特に、お迎えしたばかりの子は特に体調を崩しやすいため、あまり構いすぎないように注意しましょう。
最後に
モルモットの食糞は健康上とても重要な役割がありました。人間からするとびっくりしてしまう行動ですが、その意味をしっか理解し、やめさせないようにしてあげてくださいね。
食糞するうんちは「盲腸便」と呼ばれ、通常のうんちとは異なり栄養や水分が多く含まれています。しかし、盲腸便でないのにも関わらずやわらかいうんちが続く場合は体調不良を疑いましょう。
モルモットは体調が悪くてもそれを隠す動物です。気づいた時にはすでに症状が進行している場合もありますので、少しでも気になることがあれば獣医師に相談しましょう。
外飼いで迷惑をかけてない?猫の安全のためにも室内飼育を検討しよう
もともと猫は外で飼われていましたが、時代の変化とともに室内で飼われることが多くなっていきました。一方で、いまだに屋外で飼われていたり、外へ自由に散歩できる猫も少なくありません。
猫はとてもかわいい生き物ですし、愛猫が何をしても許せてしまうという飼い主さんは多いでしょう。しかし、他人の家の猫だったらどうでしょうか。
この記事では、猫が屋外を散歩するときに起こりうる危険について解説していきます。愛猫を危険にさらさないためにも、室内飼育への切り替えを検討しましょう。
愛猫が迷惑をかけているかもしれない
猫の飼い主の皆さんは、猫が普段何をして過ごしているか知っていますか?室内で飼育している場合はある程度は把握できている方も多いでしょう。しかし、外で飼っている猫がどのように過ごしているか把握できている飼い主さんは少ないのではないでしょうか。
猫はその身軽さから、どこにでも行けてしまいます。公園や林ならまだしも、他人の家の庭や畑などに自分のお気に入りの場所を作ることもあります。しかし、そのお気に入りの場所で排泄をしたり、畑を掘ったりするなど、他人に迷惑をかけていませんか?
猫が好きな人であれば、ある程度許せるかもしれません。しかし、たとえ猫が好きであっても、このような行為は受け入れられない人がほとんどでしょう。
危険な猫よけグッズもある
猫の侵入に困っている家では、以下のようなグッズを敷地内に設置している場合があります。物理的な危害はなくても、猫にとっては危険ですので注意が必要です。
光や音が突然出るもの
猫が近づくと赤外線センサーで検知し、大きな音が鳴ったり、強い光を出したりして、猫を追い払う装置があります。猫に対して直接的な危害を加えるわけではありませんが、びっくりした猫が壁にぶつかってしまったり、道路に飛び出して車に轢かれたりする危険があります。
また、精神的なショックを受けてしまうこともあります。
市販の忌避剤
手軽にできる対策として、市販の忌避剤を利用する人もいます。しかし、猫が誤って食べてしまうと、健康上の問題が出る可能性があるため危険です。
猫にとって安全な猫よけアイテム
もし、猫が敷地内に入って来て困っている方は、以下の方法で猫が入ってくるのを防止するのがおすすめです。上記の装置や忌避剤と比べると、時間がかかったり猫によっては効果がイマイチなこともありますが安全に猫よけができます。
- 柑橘類…猫は柑橘類のにおいが苦手です。みかんやレモン、ゆずなどの皮を置いたり、柑橘類の香りのするものを散布すると効果的です。
- ハーブ…ローズマリー、レモングラス、ペパーミント、ラベンダー、ユーカリなど、強いにおいがする植物を猫は嫌がります。該当箇所に直接植えるか鉢植えを置きましょう。アロマなどの香料でも構いません。
- コーヒーやお茶の出がらし…コーヒーやお茶は猫が嫌がるにおいがします。出がらしを撒くことで消臭効果もありますが、持続時間は短めです。
水を入れたペットボトルは効果なし!
水を入れたペットボトルを置いておくと、日光が当たり強い光が反射することで猫が寄り付かなくなるとされていますが、実際にはほとんど効果がありません。すぐに慣れてしまう上に、猫がやってくるのは太陽の出ている時だけではありませんので、猫の侵入を防ぐのは難しいでしょう。
それだけでなく、晴れた日に水を入れたペットボトルを屋外に置いておくと、収斂(しゅうれん)火災を起こしてしまう可能性もあります。収斂火災とは、ペットボトルが虫眼鏡のような作用をして太陽光が一点に集まり、火災が発生する現象です。
もし、猫よけのために水を入れたペットボトルを屋外に置いている場合は、効果がないだけでなく火災を起こす可能性もあるため撤去したほうが良いでしょう。
悪意のある人間による危害
音や光で驚かせて猫を追い払う程度であればまだマシかもしれませんが、悪意を持って危害を加える人もいます。時々ニュースに取り上げられるくらい、外で暮らしている猫にとって身近に危険があると考えていいでしょう。
毒餌
庭や公園などに毒入りの餌が撒かれている可能性があります。猫は毒物とも知らずに平気で食べてしまいますが、それを食べてしまったら最後です。
外で飼っている猫を常に監視することはできませんので、毒入りの餌を食べないようにするのは難しいでしょう。しばらく帰ってこないなと思っていたら、自宅前で愛猫が泡を吹いてうずくまっていたこともあるそうです。
虐待
愛猫が実際に悪いことをしてなくても、無差別に猫が狙われ、虐待を受けてしまうこともあります。虐待の対象になってしまったら、ひどいケガを負い、時には命を奪われてしまうこともあります。
愛猫が外で自由に散歩できると、虐待を受けるリスクも高まります。
誘拐
猫はとてもかわいい生き物ですので、ちょっとした出来心で猫を連れて帰ってしまうこともあるかもしれません。SNSなどに写真をアップしていると、かわいさのあまり計画的に狙われてしまう可能性もあります。
また、散歩中に首輪が取れてしまい、野良猫だと勘違いされて他の家で飼われるケースもあります。その際、マイクロチップがついていないと、飼い猫であることを証明するのは難しくなってしまうでしょう。
まとめ
今まで外で暮らしていた猫をいきなり室内に閉じ込めておくのはかわいそうという意見も理解できます。しかし、屋外では交通事故以外にも、猫を驚かせることによるトラウマを植え付けられてしまったり、人の悪意により命を落としてしまう可能性もあります。
たくさんの危険から愛猫を守れるのは飼い主さんだけです。もし、猫を外で飼っているのであれば、少しずつでも室内で過ごせるようにしていくことをおすすめします。
しっぽで分かるうさぎの気持ち!引っ張ると取れてしまうって本当⁉︎
うさぎを飼っている方は、うさぎのしっぽについてどれだけ知っていますか?
実は、うさぎのしっぽはとても重要な役割を担っています。また、かわいらしいしっぽについ触ってみたくなる気持ちは分かりますが、うさぎのしっぽは繊細なので、取り扱いには注意しなければなりません。
今回の記事では、うさぎのしっぽの役割や、しっぽから分かるうさぎの気持ち、しっぽの扱いの注意点やお手入れ方法についてご紹介します。
うさぎのしっぽの真実
うさぎのしっぽは丸くない!?
うさぎのしっぽといえば、丸いポンポンのような形のイメージがあるかもしれません。
しかし実際には、スプーンのような形(種類によります)をしており、丸くはないのです。
また、しっぽには「尾椎(びつい)」という骨が通っています。
しっぽの裏はたいてい白い
しっぽの形や毛色は種類によって違いますが、どの種類のうさぎでもたいていはしっぽの裏側が白くなっています。
しっぽはあまり触らないで!
ここまでで、自分のうさぎのしっぽを調べてみたくなった方もいるかもしれません。しかし、しっぽを触られるのを嫌がるうさぎは多いですし、しっぽ自体も脆いので、あまりいじったり引っ張ったりしないようにしましょう。
うさぎのしっぽの役割
多くの犬や猫に比べて短いうさぎのしっぽですが、実はとても大切な役割があります。
1. 仲間とコミュニケーションをとる
うさぎは声帯を持っていないので、基本的には鳴くことがありません。そのため、鳴き声以外のコミュニケーション手段として、「しっぽ」が大活躍するのです。
例えば、オスがメスに求婚するとき、しっぽを上げてメスに裏側の白い部分を見せるなどの行動が見られます。
2. 仲間に危険を知らせる
うさぎは、天敵を察知して身の危険を感じたときにも、しっぽの裏側を見せることがあります。裏側の白さはよく目立つため、仲間も気付きやすい色なのです。
そして、しっぽをあげているのを見た仲間のうさぎは、他のうさぎにも危険を知らせるため、次々としっぽを上げて伝達していきます。
体が小さく力も弱いうさぎにとっては、大きな耳としっぽの伝達によって少しでも早く危険から逃れることこそが、自然界で生き抜くための戦略なのでしょう。
しっぽがサイン!うさぎの気持ちを読み取ろう
1. しっぽをぐいっと上げている
怒っているときの他、興奮したり何かに強い興味をもっているときに、しっぽを上げることがあります。
しっぽを上げるときの例
・おやつやごはん、おもちゃに興奮しているとき
・怒ったり興奮したりして足ダン(地面を足で鳴らす行為)をしているとき
・部屋の中や外で周りのものに興味をもって散策しているとき
・まだ家に来たばかりで警戒しているとき
2. しっぽが下がっている
うさぎのしっぽが下がっているのは、リラックスをしているサインです。
しっぽを下げるときの例
・眠くてうとうとしているとき
・撫でられて気持ちが良いとき
3. しっぽを振っている
犬も嬉しいとしっぽを振りますが、これはうさぎも同じです。
しっぽを振るときの例
・おやつを前にして興奮しているとき
・ケージから出してもらって遊んでもらえるとき
しっぽを引っ張ると取れるって本当⁉︎
うさぎは、天敵に襲われそうになるとしっぽを置いて逃げることがあるそうです。
このことから、「うさぎのしっぽは取れやすい」と聞いたことがあるかもしれませんが、少し触っただけで取れてしまうことはあまり考えられません。「取れた!」と思っても、よく見たら大きな毛玉が落ちただけだったということもあります。
強く引っ張ると取れることはある
しかし、そうは言ってもうさぎのしっぽは犬や猫のしっぽよりも脆いので、強く引っ張ったり、誤って踏みつけてしまったりすると、根元から取れてしまうことはあるようです。
うさぎのしっぽは極力触らないようにし、なんらかの原因で万が一取れてしまった場合は、早急に動物病院へ連れて行ってください。
うさぎはしっぽを触られるのが嫌い
しっぽを触られても気にしないうさぎもいますが、基本的にしっぽやお尻はうさぎにとって触られたくない部位だと考えましょう。
しっぽのお手入れ
うさぎは自分でしっぽのお手入れができるので、基本的には飼い主さんが拭いてあげなくてもキレイに保つことができます。しかし、下痢をしている場合や、うんちやおしっこの上を通ってしまった場合に、しっぽが汚れしまいます。
おしっこやうんちなどでしっぽが汚れてしまったときは、次のようにお手入れしてあげましょう。
- ぬるま湯につけて絞ったタオルやガーゼなどで、汚れをやさしく拭き取る。
- 汚れが取れにくい場合は、ブラシを使って毛をほぐしながら拭き取る。
また、トイレは常に清潔に掃除し、うさぎの下痢が続くようならなるべく早く動物病院に連れて行きましょう。
まとめ
今回は、うさぎのしっぽについて詳しくご紹介しました。
うさぎのしっぽの重要性や、扱い方のポイントを理解していただけましたか?
鳴き声を出さないうさぎは感情が分かりにくいこともありますが、だからこそ備わっている大切なしっぽを見て、うさぎの気持ちを読み取るヒントにしてみましょう。また、しっぽはとても繊細なので、なるべく触ったり引っ張ったりしないようにして、大事に扱ってあげてくださいね。
ペットのウンチが自然を壊す?「ふん害」が及ぼす影響とは
「ふん害」ってご存知ですか?日本に限らず海外でも、自治体に寄せられるペットの苦情の中で「糞尿」が占める割合はとても多いのです。
あまり知られていませんが、ふん害による悪影響は、人間の生活だけでなく、自然環境にも及んでいます。
今回は、ペットのウンチが自然環境に与える影響、そして世界で行われている様々な取り組みをご紹介します。
ふん害とは?
ふん害とは、飼い主が犬や猫のふんを適切に処理せずに、路上や公園などの公共の場、あるいは個人の敷地に放置し、汚したり臭いを発したりする害のことです。
住宅街や街の中のふんの放置は、悪臭、公共物や私有物への汚れの付着、景観の悪化、片付ける手間など、そこに暮らす人にとってはとても迷惑です。
飼い主へのマナーの周知や、便利な散歩グッズのおかげで、昔と比べてペットのふんの放置はかなり減少していますが、それでも路上でふんを見かけることは少なくありません。
ぺットのウンチが自然環境に与える影響
ペットのふんは完全に自然で分解されない
山や森など自然環境の中であれば、ふんを放置しても、雨風や時間の経過によって消えたり分解されるから大丈夫だ、と思っている人も多いかもしれません。
しかし、自然のサイクルの外で暮らすペットのふんには、ペットフードの防腐剤などの化学物質が含まれており、分解されずに残ってしまいます。
また、犬のふんに含まれている回虫や大腸菌などの一部の微生物は、処理しなければ最大で4年間、土の中で生き続けてしまいます。
過剰な栄養素が水質や土質を変化させる
ペットのふんには過剰な栄養素が含まれています。総合栄養食であるペットフードを食べているペットの糞尿には、大量の窒素やリンなどが含まれており、その栄養素が土の中の微生物や植物の分布を変化させてしまいます。
また、ふんに含まれていた余剰栄養分が、雨水などで小川や海洋環境に流れ込むことによって、水生生物が過剰に成長したり、藻類が異常発生したりして、アオコや赤潮の原因にもなります。さらに、それらの藻類が腐敗すると、魚やその他の水生生物の生存に不可欠な酸素が枯渇することにもつながります。
とはいえ、数匹分のふんで自然環境が変わってしまう訳ではないので、過度に神経質になる必要はありませんが、自然のサイクルにとってペットのふんは部外者である、ということを理解することで、自然を尊重することができるのではないでしょうか。
ペットのウンチが感染源に
ペットのふんには、さまざまな細菌、病原体、寄生虫が含まれている可能性があり、直接的・間接的に人間を病気に感染させることがあります。例えば犬のふん1グラムには約2,300万個の大腸菌群が含まれており、人間の排泄物の2倍の量に相当します。
放置されたふんは、例え少量であっても雨風で周辺に広がり、病原体が様々な場所に付着してしまいます。それだけでなく、近くの海や川に流れ込んでしまうと釣りや遊泳、飲料水に影響を及ぼす可能性もあります。
また、都市部ではネズミなどのげっ歯類がペットのふんを餌にすることがあります。そしてそのネズミの排泄物が、様々な感染症を引き起こしてしまいます。
国内の各自治体・世界各国の取り組みをご紹介
ペットのふん害は世界共通の問題です。このふん害を減らそうと、世界各国で様々な取り組みが行われています。
京都府・宇治市考案の「イエローチョーク」
京都府宇治市の職員が考案し、今では全国の自治体に広がっている「イエローチョーク作戦」。どのような作戦かというと、まず放置されているふんの周りを黄色のチョークで円で囲み、発見日時を書き込みます。ふんは片付けずにそのままにしておきます。
後日同じ場所を確認し、なくなっていたら「なし」と確認した日時を書き込み、まだ残っていたら再度確認した日時を書き込みます。これをふんがなくなるまで繰り返します。
住民の積極的な協力がカギとなるこの作戦ですが、低コストで簡単に効果が出ると評判となっています。ふんを放置をした人に、街から「見られている」と意識させることで、飼い主の自発的な回収を促すことができるという仕組みです。
ドイツ・ベルリン市内の「罰金」と「公共ゴミ箱」
ドイツのベルリン市内では、条例によりふんの放置には罰金が科されます。
また、ベルリンの市内には公共ゴミ箱が至る所に設置され、郵便ポストよりも数が多いそうです。ポストにはイラストでふんを捨てる袋の絵が描かれており、ペットのふんを捨ててもOKとのことです。
なお、神奈川県茅ヶ崎市、岡山県倉敷市など、日本でも罰金を科している自治体があります。
イギリス・ロンドン市内の「犬のふん専用ポスト」
イギリスのロンドン市内の犬がよく集まる公園内には、「犬のふん専用ポスト」が設置されていることがあります。日本にも公園内に似たようなポストが設置されているところがあります。
イギリス初「犬のウンチ発電」を発明
イギリスのブライアン・ハーパー氏は、犬のふんから発電する機械を発明しました。ハッチに犬のふんを入れハンドルを回すことで、微生物がふんを分解してメタンと肥料を生成し、ライトに電力を供給するという仕組みです。
また、インドでは牛糞から燃料用のガスを得るための機械が一般的なようです。排泄物のエネルギー利用はこれから注目が集まるかもしれませんね。
メキシコの「PooWi-Fi」
犬のふんを入れると一定時間無料でWi-Fiを使うことができる「PooWi-Fi」。インターネット会社のTerraは2012年、メキシコシティの10ヵ所の公園内にこの「PooWi-Fi」を試験的に設置しました。
アイデア性と話題性があり、ふん害対策にクリエイティビティを持って取り組んでいることが分かりますね。
まとめ
今回は、飼い主がふんを処理しなければならない理由として、「社会的責任」だけでなく「環境的責任」もあるという話をご紹介しました。一度だけ…と放置してしまったふんが、目に見えないところで環境に悪影響を与え、人間の健康にも害を及ぼす可能性があります。
特に都市部では、ドッグランや散歩コースなど、多くの犬が集まる場所が集中しやすく、ふん害が起こりやすくなります。
世界中でペットのふんを放置させない様々な取り組みが行われています。ペットの飼い主とそうでない人たちが快適に過ごすためだけでなく、環境を守るためにも、アイデアを出し合ってふん害をなくすよう意識していきましょう。
犬のウンチ始末、どうしてる?防臭・水に流せるエコエチケット袋でお悩み解決!
犬の散歩を行う場合、どこでトイレを済ませるかは、特に都心部においては非常に重要です。都心部では、今やトイレは家の中で行い、外ではさせないというのが常識になりつつあります。しかし、今まで外でトイレを済ませていたのに、急に家の中で済ませるようにしつけを行うことは、かなり大変です。人間だって、公衆トイレがない世の中を想像すると恐ろしくなることでしょう。外出の途中でお腹を壊すことだってありえます。
今回は、そんなまだ家の中でのトイレをすることに慣れきっていない犬のお散歩や、ちょとした外出に犬を連れて行く際に所持しておきたいエチケット袋をご紹介します。犬が外でウンチをした時は、普通のビニール袋に入れて持ち帰るという方もいらっしゃると思いますが、匂い漏れを防ぐ袋や、袋ごと簡単にトイレに流せるものがあるのです。
臭いトラブルやプラスチックゴミを減らして、近隣の人や地球環境に優しいペットライフを送りましょう!
犬のトイレ始末、お悩みあるある
散歩中に犬がウンチをした際、みなさんはどのように処理していますか?そのままにするという答えをする方は、愛犬家であればいないと信じています。拾うというのが最低限のマナーではありますが、実はいろいろな悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ウンチの臭い漏れ
持ち帰ったウンチをゴミ箱に入れてゴミの日まで保管しておくと、臭いが漏れてしまうことがあります。ゴミ箱は外に置いていることも多いと思いますが、自分では気にならなくても近隣の人たちの迷惑になっているかもしれません。
手が汚れる
トイレットペーパなどでウンチをつかもうとすると、失敗して手が汚れてしまう、という悩みもあるかもしれません。帰ってから手を洗えば良いのですが、手が汚れたまま散歩するのはあまり気持ちの良いものではありませんよね。
ゴミが増える
毎日ウンチを取って捨てていれば、ゴミが増えるのは当然です。トイレに流すタイプのエチケット袋を使っていても、取り外したポリ袋をゴミとして捨てている方も多いのではないでしょうか?
悩みを解決!オススメのエチケット袋をご紹介
これらの悩みを解決するために、オススメのエチケット袋をご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
「驚異の防臭袋」と称される袋「BOS」
生ゴミや赤ちゃんのオムツなど、あらゆる臭いを抑える効果のあるゴミ袋です。
サイズ展開も充実しているので、小さいものを毎回使うこともできれば、持ち帰ったウンチを大きい防臭袋にまとめて入れておくこともできます。
災害時など、なかなかゴミが捨てられない時にも重宝するでしょう。そうしたときのためにいくつか保管しておくのもいいかもしれませんね。
袋ごと流せる!わんちゃんトイレッシュ
持ち帰ったウンチをすぐにトイレに流してしまえば、ゴミの日まで保管しておく必要もなく、臭いの悩みもなくなります。ポリ袋やフィルムと紙がセットになっているので、ポリ袋側からウンチを取って入れれば、手が汚れることもありません。
ポリ袋と紙袋がセットになった散歩用のエチケット袋は他にもたくさんありますが、大抵のエチケット袋は、トイレに流す際にポリ袋を外す仕様になっています。
今回ご紹介するこちらのエチケット袋は、常温で溶ける水溶性フィルムと水分散性の紙が使われているため、フィルムごとトイレに流すことができます。「トイレに流れたフィルムは水に溶け、最後にはバクテリアに分解されます。また水分散性の紙も分解崩壊します。トイレが詰まる心配はありません。」(Amazon商品説明より)
毎日ウンチを持ち帰るとなると、使用するビニール袋の量はかなり多くなってしまいます。プラスチックゴミ削減の動きが高まってきていますし、そのうち日本でもビニール袋製品の製造・使用に規制がかかることが予想されます。他のエチケット袋と比べると値段は少し張りますが、環境への優しさを考えたら十分に価値のある商品ではないでしょうか。
プラスチックゴミを減らすためにも、トイレに全部流せるタイプのエチケット袋を選んでみてはいかがですか?
人にも環境にも優しいトイレライフを
冒頭でも申した通り、まだ室内でトイレをするようにしつけをしていないのなら、まずは家の中でのトイレトレーニングを始めてみましょう。人の多い住宅地や都会では必須になりつつあります。
その移行過程において、外でトイレをしてしまった場合は、必ずあと始末を徹底して、できるだけ匂いなどが残らないようにしましょう。そのときに、持ち帰ったウンチをゴミの日まで放置してしまうと、臭い漏れによって近隣に迷惑がかかることがあります。ご近隣トラブルを起こさないためにも、今回ご紹介したような臭いの漏れにくい袋を用いたり、都度トイレに流すなどして、近隣へも配慮したいものです。
犬の散歩用のエチケット袋はたくさんありますが、環境への優しさを考えるなら、全てトイレに流せるタイプのものがベストでしょう。トイレ始末は毎日のことですから、個人のちょっとした行動が周りの人や地球環境に影響をもたらします。犬の飼い主として、人にも地球にも優しい選択をしたいですね。
犬がうんちを食べてしまう行為、食糞の3つの防止法
自分の愛犬がうんちを食べているのを目撃してしまった。
そんな光景を目の当たりにしてしまったら、どんな飼い主でもショックを受けますよね。
でも、この食糞という行為、それほど珍しいことではないんです。
「うちの子がオカシイんじゃないか?」「誰かに相談したいけど、恥ずかしくて相談できない」なんて思っていた飼い主の皆さん、安心してください。普通です。
今回はその食糞の原因と、食糞の防止法についてご紹介します。
なんで食べるの?
犬がうんちを食べるのには、諸説あります。
どれが原因なのかは、育てられた環境やその犬の健康状態等によって変わりますが、大きくは以下の3つと言われています。
- 単純にお腹が空いている(食事の量が足りていない)
- うんちから美味しそうな匂いがする
- 飼い主に見つからないようにうんちを隠そうとしている
他にもストレスが原因だったり、幼犬の時は食べていたけど、成犬になって、ある時を境に一切食べなくなったということも普通にあるのです。
健康に問題はないの?
自然界においては、うんちを食べるということは、あまり珍しいことではありません。
昆虫だとフンコロガシが有名ですよね。
哺乳類だと、ウサギやコアラが有名です。
特に、ウサギの場合は、食糞はごく自然な行為なため、止めさせるべきではないと言われています。
犬の場合もあまり問題ではないと言われていますが、寄生虫がいる場合は病気になることもありえます。
また、食糞した後に、飼い主の顔を舐めてきたりしたら、あまり衛生的ではありません。
そのため、あまり過敏になる必要はありませんが、できることなら直しておきたいと言えます。
どうしたら止めるの?
先に挙げた3つの原因別に防止法をご紹介します。1つ1つ見ていきましょう。
お腹が空いている場合
まずは、うんちをするタイミングを見てみましょう。
食前でしょうか?食間でしょうか?食後でしょうか?
食事の量は十分に足りているでしょうか?
愛犬をよく観察してみて、うんちや食糞をするタイミングから、原因を推測します。
もし、食後のうんちの時は食べないけれど、食前や食間に食糞をすることが多いのであれば、単にお腹が空いているだけかもしれません。
うんちから美味しそうな匂いがする場合
飼い主にうんちの匂いを嗅いでくれと言っているわけではありませんが、観察はしてみてください。
うんちは排泄物であるため、そのまま消化されずに食べ物が出てきてしまうこともあります。
ドッグフード等が消化されずに出てくる場合は、水でふやかしたドッグフードをあげるなどの対策をしてあげることで、食糞を防止できる可能性があります。
また、ドッグフードには様々な添加物が含まれているものもあります。
特に、安いドッグフードに多いのですが、犬の食欲増進のため、肉の匂いをつけていることが多いです。
ドッグフードって臭くないですか?あの匂いですが、添加物で作られている場合も多いのです。
そのため、ドッグフードをグレードの高いものに変えることで、食糞が無くなる場合もあります。
うんちを隠そうとしている場合
トイレトレーニングに失敗してしまったことが原因かもしれません。
例えば、トイレ以外の場所でうんちをしてしまった時に、怒ってしまったことはありませんか?
トイレトレーニングにおいて、叱ることは厳禁です。
排泄行為自体を悪いことだと勘違いしてしまったり、うんち自体がいけないものだと勘違いしてしまうことがあるからです。
その場合は、「うんちしちゃった…。見つかると叱られるから食べて隠してしまおう!」と思ってしまうことも十分にありえます。
この場合は、正しいトイレトレーニングを行うのと並行して、犬が食糞をする前に、うんちを片付けてしまってください。
食糞に関しては、実はこれが最強の防止法です。
ずっとうんちするかどうか観察していなきゃいけないの?という声が聞こえてきそうですが、その必要はありません。
排泄にはタイミングがありますので、それを参考に、そのタイミングの時だけ気をつけるようにし、すぐに片付けるようにすれば良いのです。
トイレトレーニングについては、以下でご紹介していますので、こちらを参考にしてみてください。
それでも直らない場合
食糞をしているのが幼犬の場合、放っておいても成犬になると止めるようになることがあります。
大きな害もないのであれば、なるべく気にしないようにして放っておくことも1つの手です。
但し、不衛生ではあるため、排泄したものをずっと放置するのではなく、きちんと片付ける等、最低限の防止はしましょう。
飼い主のストレスは、実はそのまま犬にも伝わっています。
そう、犬は空気を読む力に長けているのです。
そのストレスは、そのまま犬に伝わり、それが食糞に至る原因になっていることも考えられるのです。
気にしないようにしていると、意外とあっさり食糞しなくなった、なんてことも十分にあるのです。