猫にはおもちゃや遊びが必要!狩猟本能を刺激してストレス解消を
「うちの猫はあまり遊ぶのが好きではない」と感じている飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。しかし、猫には遊びやおもちゃが必要です。
猫はもともと狩りをする動物。飼い猫にも、狩猟本能が備わっています。
狩りたい気持ちが満たされないままだと、粗相など問題行動が発生する可能性もあるのです。
今回の記事では、猫におすすめのおもちゃや遊び、注意点について解説します。
猫におもちゃや遊びが必要な理由
猫にとって遊びは、狩猟本能を満たし、ストレスを解消するものです。運動不足を解消するメリットもあります。
1. 狩猟本能を満たしてストレス解消
猫には狩猟本能があります。子猫も「狩りをしたい」と思っているのです。愛らしくじゃれついているように見えますが、実は狩りの練習をしています。
とはいえ、本物の動物で狩りをさせるのは困難ですから、遊びやおもちゃで本能を満たす必要があるのです。
狩りたい本能が満たされないままだとストレスがたまっていき、人の手を咬む、粗相をするなど問題行動の原因にもなりかねません。
2. 運動不足の解消
家の中で過ごす飼い猫は、どうしても運動不足になりがちです。要求すればフードを好きなだけもらえる生活をしていると、太ってしまう猫もいます。
肥満は、心臓病や糖尿病など、様々な病気の元になります。さらに、肥満になると足腰に負担がかかるので、さらに運動不足になってしまいます。
日頃から、遊びで猫の運動不足を解消しましょう。
3. 脳への刺激
高齢になると猫も人間と同じように、認知症(高齢性認知機能不全症候群)になる可能性があります。15歳以上の猫の50%に、認知症のような行動変化がみられるという報告もあるほどです。
遊びによる刺激で、認知症の進行を緩やかにする効果が期待できます。猫が何歳になっても、遊びは必要です。
4. 飼い主さんとのコミュニケーション
猫は飼い主さんが大好きで、「一緒に遊んでほしい」「相手をしてほしい」と思っています。5分でもいいので、一緒に遊んであげると猫は満足するでしょう。
毎日コミュニケーションを取っていると、「元気がない」「いつもと様子が違う」など、猫の体調の異変にも気付きやすいのもメリットです。
猫の遊びにおすすめおもちゃ
猫の遊びにおすすめのおもちゃや遊び方を解説します。猫それぞれ好みがあるので、いくつか用意して様子を見てください。わざわざ買いにいかなくても、紙袋や段ボールで作れるおもちゃもあります。
トンネル
トンネルは猫が隠れて遊んだり、おもちゃを隠して探させる場所としても使えます。
紙袋の底を切って、つなげたり、段ボールをつなぎ合わせたりしてもいいでしょう。ボロボロになったら、すぐに捨てられます。
猫じゃらし
定番のおもちゃです。しなる棒の先に、羽など猫が興味を持ちそうな飾りが付いています。
揺らすだけでも猫は興奮して飛びついてくるでしょう。
猫じゃらしを箱やトンネルに隠しつつ動かすと、狩りの臨場感が出て猫は一層喜びます。飼い主さんとの楽しいコミュニケーションにもなりますね。
蹴りぐるみ
猫が抱きかかえて、後ろ足でキックするおもちゃです。咬みながらキックする猫もいます。
かさかさと音がするタイプは、猫の興味を引くでしょう。飼い主さんは、蹴りぐるみを生きているように動かしてあげるといいですね。
釣り竿おもちゃ
釣り竿のような棒に紐が取り付けてあり、紐の先に羽やネズミの人形などが付いているおもちゃです。
ゆらゆら揺らして遊ばせます。猫じゃらしと同様、コミュニケーションにも役立ちます。
ボールや小さな人形
飼い主さんが転がしたり、投げたりしたおもちゃを猫が捕まえて遊びます。ボールなら、猫が自分で転がして遊ぶのも可能です。
おすすめのひとり遊び
飼い主さんが忙しいときや、仕事で留守番させるときも、ひとり遊びができるようにしておきましょう。フードやおやつが入れられるものを利用するとよく遊んでくれます。
宝物探し
小さなお皿にフードを入れて、部屋のあちこちに置いておきます。キャットタワーの上や、段ボールの中に入れてみてください。
獲物を探すような気分で遊べるでしょう。高いところに置く場合は、安全なプラスチックのお皿などにしてください。
ペットボトルで狩り気分
いらないペットボトルのサイドに、ドライフードが出るくらいの穴をあけます。フードを何粒か入れたら、しっかりふたをして転がしてください。猫はフードが食べたくて、ペットボトルを転がします。狩った獲物を食べるような気分が味わえるでしょう。
筆者が17歳の猫に与えた動画です。ペットボトルを転がしてフードを食べています。
猫の遊びのコツ
楽しく遊ぶには、ちょっとしたコツも必要です。
1. 無理強いはしない
猫と遊びたいからといって、かまいすぎてしまっては多くの猫が嫌がります。
しつこく名前を呼んだり、追いかけたりしないようにしましょう。
あえて猫の顔を見ず、しらんぷりしつつ後ろ手で猫じゃらしを振ってみるのもおすすめです。
2. 夕暮れから夜に遊ぶ
猫が薄明薄暮に活動する動物なので、活発な時間は明け方と夕方です。明け方は飼い主さんが大変なので、夕暮れから夜にかけて遊びに誘ってみてください。
3. フードを与えて達成感
猫じゃらしなど、フードを使わないおもちゃで遊んだあとは、少しフードやおやつを与えましょう。
狩りが成功した達成感を味わえて、遊びを催促する猫もいます。
4. 目で追ってくれただけでもよしとする
おもちゃを目で追うだけでも、猫は十分遊んでいるようです。特に高齢の猫にとっては、十分な刺激になります。
積極的に遊ばなかったとしても、「猫は楽しんでくれた」と納得しましょう。
猫と遊ぶときの注意点
猫が楽しく安全に遊ぶためにも、いくつか注意点があります。
1. 猫専用のおもちゃを選ぶ
市販のおもちゃを利用する際は、猫向けに作られたおもちゃを選んでください。誤飲などの危険があるので、人間の子どものおもちゃなどは与えないようにしましょう。
2. 終わったらおもちゃは片付ける
遊び終わったら、おもちゃは猫の届かない引き出しなどに片付ける習慣をつけてください。
紐やおもちゃのパーツを誤って食べてしまうと、腸閉塞などを起こす恐れがあります。命に関わるケースもあるので、注意が必要です。
また、留守番中のおもちゃには紐状タイプを使わないようにします。どんなに猫が好きなおもちゃでも、ほころびや傷ができたら捨ててください。
3. 人の手をおもちゃにしない
おもちゃがないからといって、人間の手をおもちゃにするのはやめましょう。人間が狩りの対象になってしまうため、咬まれる恐れもあり大変危険です。
まとめ
猫の狩猟本能を満たすためにも、遊びやおもちゃは大切です。ストレスや運動不足を解消し、脳を刺激するメリットもあります。飼い主さんとのコミュニケーションにも役立ちます
猫じゃらしや釣り竿タイプ、蹴りぐるみなど、数種類のおもちゃを用意して、猫を遊ばせてください。段ボールやペットボトルでも猫のおもちゃが作れます。飼い主さんと一緒に遊ぶのはもちろん、ひとり遊びも欠かせません。
おもちゃの誤飲には十分注意して、遊びで猫の心を満たしてあげましょう。
猫の甘咬み・じゃれつきは放置しないで!落ち着かせる方法を解説
猫の甘咬みや、激しいじゃれつきに悩んでいませんか?
甘咬みやじゃれつきそのものは、捕食本能がある猫にとっては正常な行動。
しかし、「痛いけどかわいいからまあいいか」と思って放置していると、エスカレートして飼い主さんがケガをする恐れもあります。
今回の記事では、猫の捕食本能を満たしながら、人への甘咬みやじゃれつきを落ち着かせる方法を解説します。
猫が人に甘咬みやじゃれつきをする理由
ずばり、猫が「人を獲物」だと思っているからです。原因の多くは、人の何気ない行動。
知らず知らずのうちに、人が猫の獲物になって甘咬みやじゃれつきを誘導しています。
1. 手をひらひらさせる、手にじゃれつかせる
猫の反応が面白くて、手を猫の前でひらひらさせていませんか?寝っ転がって、足をわざと動かす人もいるでしょう。
ひらひら動いているものは、猫にとって目の前に獲物が現れたも同然。捕食本能を刺激します。
とくに子猫は、必死にじゃれついてくるはずです。咬もうとする子猫もいますが、その姿がかわいいため多くの人がやってしまいます。
咬まれまいと、手足をさっと引っ込める場合もあるでしょう。このとき、猫は「取り逃がしてしまった、今度はうまく狩るぞ」と思っているはずです。
2. 追いかけさせる
「おいで!」といいながら、猫に自分を追いかけさせた経験はありませんか?追いかけさせる行動も、狩猟行動を誘発しています。
ちょこちょこ走ってついてくる猫はかわいいですよね。足にじゃれついてくるかもしれません。一生懸命飛び掛かっている姿も愛らしいもの。
しかし、猫にとっては獲物を追いかけているつもりなので、激しくなって飼い主さんがケガをしてしまう恐れがあります。
3. 大声で騒ぐ
甘咬みをされて「キャー」「痛い」など大声で騒ぐのも、猫の狩猟本能を刺激します。猫は声を聞いて「獲物に手ごたえがあった」と感じるのです。
4. 上から撫でる
猫を撫でようとして猫の頭の上で手を動かす行動も、「顔の近くで何かが動いた」と、狩猟本能にスイッチを入れる原因です。
甘咬みやじゃれつきをやめさせた方が良い理由
人に対する甘咬みやじゃれつきは、人が狩りの対象になるのを避け、ケガを予防するためにやめさせた方が良いです。
子猫のうちは弱くても、成猫になれば力もあります。猫が本気で仕留めようとすれば、大ケガをする可能性もあるのです。
また、触ろうとするたびに咬まれると、動物病院に連れて行って診察をしたり、災害時に避難したりが困難になる恐れもあります。
撫でたり抱っこしたりも恐る恐るでは、寂しいですよね。猫とのコミュニケーションをしっかり取るためにも、甘咬みやじゃれつきはやめさせましょう。
人への甘咬みやじゃれつきを落ち着かせるには?
猫を変えるのではなく人が変わる必要があります。ケガをしないためにも、猫と良好な関係を築くためにも徹底しましょう。
1. 自分から挑発行動をしない
頭を上から撫でる、猫の前で手足をひらひらさせるなど、猫の狩猟本能を刺激する行動はやめましょう。
意図せずに猫がじゃれついてきても、相手にしません。大声も出さず、静かに立ち去りましょう。
撫でる際は、猫の背後から手を出しましょう。
2. 猫の挑発に乗らない
人が誘発行動をやめると、今度は猫の方から仕掛けてくる場合があります。物陰に隠れて待ち伏せをし、人が通ると足をひっかくなどの行動です。大騒ぎすると、猫の思うつぼ。待ち伏せできないように、物を置くなどして対処します。
待ち伏せしている猫を見つけたら、おもちゃなどで気をそらしましょう。
3. おもちゃを用意してたっぷり遊ぶ
おもちゃでたっぷり遊ばせます。猫の関心をおもちゃに向かせて、狩りの対象を変えるのです。
手足でじゃれつかせるのでなければ、一緒に遊んでも問題ありません。むしろ一緒に遊んで、コミュニケーションを取りましょう。大好きな飼い主さんが相手をしてくれるのは、猫にとってうれしいものです。
猫じゃらしや蹴りぐるみなど、複数用意して好みを探りましょう。フードを入れたおもちゃは、「狩って食べる」が満たされるのでおすすめです。おもちゃはペットボトルでも簡単に作れます。
4. 叱らない、怒鳴らない
「コラ!」などと大きな声で叱るのは絶対にやめましょう。叩くのは論外です。
叱ってしつけをするのは難しく、タイミングが少しでも違うと猫はなぜ叱られたのかわからず、恐怖を感じるだけ。信頼関係も崩れてしまうでしょう。
そうなると、ますます攻撃的になったり、粗相などの問題行動を起こしたりする原因にもなります。
まとめ
猫の人への甘咬みやじゃれつきを、放置してはいけません。飼い主さんや家族が、ケガをする可能性が高くなります。
人が猫の狩りの対象になるのは、そもそも人の行動が原因です。まずは、猫の目の前で手をひらひらする、大騒ぎするなど誘発行動をやめます。
甘咬みやじゃれつきは猫の狩猟本能からくるもので、正常な行動です。狩猟本能を満たすためにも、猫と遊ぶときは、おもちゃを使用しましょう。
どうしてもうまくいかない、治らない場合は専門の獣医師への受診を検討してください。
ハムスターが運動できる環境作りとは?おすすめおもちゃもご紹介
あなたのお家のハムスターは、毎日どのくらい運動をしていますか?
ハムスターは1日の大半をケージの中で過ごしますが、走ったり遊んだりするおもちゃがないと、運動不足から肥満やストレスにつながることがあります。
今回の記事では、ハムスターが運動しやすい環境作りの方法、種類別のおもちゃの特徴、おもちゃ選びのポイントをご紹介します。それぞれのハムスターに合ったおもちゃで、楽しく運動をさせてあげましょう。
ハムスターはたくさん運動が必要
野生のハムスターは本来、餌を求めて1日に10~20kmほどを動き回ります。そのため、狭いケージの中では運動不足に陥りやすいです。
運動不足になると肥満になったりストレスが溜まったりしてしまい、さらには病気につながることもあります。
また、動き回ることで爪を適切な長さに保つことも出来ます。
ハムスターの健康的で快適な生活のためにも、運動を十分にさせてあげることはとても重要です。
ハムスターが運動できる飼育環境にあるかチェックしよう
ハムスターが活発に運動をするために、まずは環境を整えてあげる必要があります。
環境に慣れさせる
ハムスターを家族に迎え入れたばかりの頃は、新しい環境に慣れるまであまり活発に動き回りません。警戒心が強い子だと1~2ヶ月ほどかかることも。
慣れるまでは、必要最低限のお世話にとどめ、むやみに触ったりケージを覗いたりすることは控えましょう。
夜は部屋を暗くする
ハムスターは夜行性のため、昼間はほとんど動かず夜から活発になります。
夜になっても部屋が明るいままだと、ハムスターはまだ昼間だと勘違いしてしまい、動き出す時間を逃してしまうことがあります。
夜の時間帯には、ハムスターがいる部屋は暗くしておきましょう。
【ハムスターのおすすめおもちゃ①】回し車
最もポピュラーで運動不足が効率的に解消できるのは回し車。
ケージの壁に固定するタイプと、自立するスタンドタイプがあります。
体の大きさに適したサイズ選ぶことが大切です。小さいと無理な体勢で走ることになってしまいますので、成長に合わせて変えてあげましょう。
また、基本的にハムスターは夜に動き回るため、寝ている時に音が気になることも。その場合は、サイレントホイールのものを選ぶと良いでしょう。
【ハムスターのおすすめおもちゃ②】トンネル
狭いところを好む習性のあるハムスター。トンネルやパイプの形をしたおもちゃは好まれやすいです。
サイズや形状などたくさん種類があるため、繋ぎ合わせてカスタマイズしてあげることも出来ます。
また、意外と知られていない習性ですが、ハムスターは穴掘りをして身を隠すことがあります。床材を厚めに敷いてあげることで穴掘りができる環境を作ってあげても良いでしょう。
【ハムスターのおすすめおもちゃ③】かじり木
ハムスターの歯はずっと伸び続けますが、ペレットなどの硬めの餌を食べたり、かじり木をかじったりすることで自然と摩耗していきます。
かじり木は、歯を適切な長さに保つだけでなく、ストレス発散にもなりますので、積極的にケージに取り入れてください。
かじり木には、木製タイプ、クッキータイプ、コーンタイプなどがあります。
木製の中にも、りんごの木やももの木などさまざまな素材があります。お家のハムスターが興味を持ってかじってくれるものを探してみてください。
【ハムスターのおすすめおもちゃ④】ハウス
遊び場所にも隠れ場所にもなるのがハウスタイプのおもちゃです。アスレチックのように階段や滑り台がついており、デザイン性が高いものが多いです。
木で出来ていてかじることができるものもあります。
ハウスの中に食べかすや糞などの汚れが溜まりやすいため、定期的に掃除をしましょう。また、万が一ハムスターが落下しても怪我をしない程度の高さのものを選びましょう。
ハムスターのおもちゃを選ぶ際のポイント
ハムスターのためのおもちゃを選ぶ際に、考慮しておきたいポイントを3つご紹介します。
1.素材選び
ハムスターのおもちゃはさまざまな素材から出来ているものがあります。安全に遊べて消臭効果もある天然素材や、壊れにくいプラスチックや石膏など、それぞれに特徴があるので好きなものを選びましょう。
寒い冬場は保温性の高い布素材、暑い時期はひんやりした陶器など、季節に合わせて変えてあげることも出来ます。
2.手作りおもちゃの場合
市販のものではなく手作りする際は、接着剤やインクなどの匂いの強いものや害のある素材を使うことは避けましょう。
ハムスターの手足は非常に小さいため、少しの隙間や凹凸が怪我に繋がりかねません。定期的におもちゃの様子を確認すると良いでしょう。
3.お手入れのしやすさ
トンネルやハウスなどのおもちゃは、中に汚れが溜まりやすくなります。定期的に掃除をする必要があるため、お手入れのしやすいものを選ぶことも大切です。
プラスチックのものは水洗いがしやすいです。また、トンネルのおもちゃなどは、分解できるタイプだと中をしっかり掃除できるためおすすめです。
まとめ
ハムスターが活発に動いている様子を見ると、微笑ましく嬉しいですよね。ハムスターが自ら運動できるように環境を作ってあげることが大切です。
今回ご紹介したタイプ以外にもさまざまなおもちゃが発売されています。本記事を参考に、あなたのお家のハムスターに適したおもちゃ選びをしてみてはいかがでしょうか?
猫が夜中に騒いで眠れない!原因と対策を解説
夜中の猫の運動会に悩まされていませんか?
布団の上を走り抜け、餌をねだる猫。多頭飼いの猫たちは、追いかけっこやじゃれ合いで大騒ぎ。これでは、とても寝ていられません。猫は夜に活動するものだと割り切って、耐えるしかないのでしょうか?
今回の記事では、猫が夜中に騒ぐ原因と対策を解説します。
猫は夜行性ではない
猫は夜行性だと思っている方が多いですが、実はちょっと違います。
猫は夕方と明け方に活動する「薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)」の動物で、「クリパスキュラ」とも呼ばれます。
獲物の活動時間に適応した
なぜ猫は夕方と明け方に活動するのでしょう?
それは、猫の獲物である小鳥やネズミ類が活発になるのが、夕方や明け方だからです。
安全な夜中に行動する野良猫たち
しかし、「夜中に騒いだり、町中でゴミをあさったりしている野良猫たちがいるけれど、夜行性じゃないの?」と思うかもしれません。
夜中は車も人もあまり通らないため、野良猫たちは危険な目にあう確率が減ります。そのため、多くの野良猫は、やむを得ず夜行性のような暮らしをしているのです。
夜中に家の猫が暴れる5つの原因
では、野良猫ではない飼い猫が、毎晩のように騒いで飼い主さんを起こしてしまうのはなぜでしょうか?ここでは5つの原因をご紹介します。
1. 昼間の刺激が少なすぎる
飼い主さんが学校や仕事に行ってしまい、おもちゃもない、刺激もないとなると、猫は昼寝をするしかありません。
たとえ飼い主さんが在宅でも、テレワークなどで忙しいことも多いでしょう。そのため、夜は体力が有り余って活発になるのです。
2. 寒さを感じている
特に、高齢の猫は筋肉量が減るため、代謝が低下して体温も低くなりがちです。腎臓疾患の猫も、低体温が見られることがあります。
3. トイレが汚い
猫はきれい好きなので、汚れたトイレで排泄したくありません。
夜中にトイレが汚れていれば、何としても飼い主さんを起こして掃除をしてもらいたいのです。特に多頭飼いの場合、トイレが汚れるのは早いため頻繁に起こされる羽目になります。
4. お腹が減ってしまう
お腹が減った猫は、フードが出てくるまで起こし続けます。猫が空腹を我慢して寝ることは、ほとんどないでしょう。
5. 飼い主さんが起こすと起きるから
夜中でも飼い主さんが起きると知ってしまった猫は、起きてほしい事態があれば何度でも起こしにきます。
つまり、猫は飼い主さんの反応を見て学習しているのです。「高い声で鳴いてみたら起きた」「棚の上から飾ってあるものを落としてみたら、飼い主さんが飛び起きた」と学習すれば、高い声で鳴き、物を落として起こすようになります。
夜中に猫に寝てもらうには?
寝不足は、飼い主さんの体調に影響します。夜中は、猫も飼い主さんもしっかり眠れるよう対策しましょう。
1. 昼間の退屈解消
仕事や家事が忙しく、昼間は猫に構っていられない飼い主さんも多いはず。
そこで、おもちゃを上手に使って猫の退屈を解消しましょう。
- 猫の通り道やキャットタワーに、ゆらゆら揺れるおもちゃをぶら下げる。
- 転がすとおやつが出てくるおもちゃを部屋中に置く。トンネルの中に隠しておくのも◎
- 窓辺にキャットタワーやハンモックを置いて、外の景色を眺められるようにする。
- 定期的におもちゃを変更し、飽きさせない。
おもちゃは、誤飲の危険がない丈夫で安全なものを選びましょう。
また、窓際にキャットタワーを置いた際、近所の犬が吠える、怖いボス猫が通るなどの場合、かえってストレスになるので注意してください。
2. 猫の寝床を確認
隙間風が入りやすい窓辺は、特に冬場は寒くて猫が眠りにくいかもしれません。
寝床の位置をずらす、温かい敷物を敷く、カバーをかけるなどの対策をしてあげましょう。
3. トイレは複数設置
トイレ掃除に起こされる飼い主さんは、掃除をしなくても済むようにトイレを複数置いておきましょう。
4. フードのおねだり対策
夜もおやつやフードをおもちゃに仕込むのは大変です。タイマー付き自動給餌器を利用しましょう。
明け方まで給餌できるようにしておけば、飼い主さんは安心して眠れます。多頭飼いの場合は、猫の数だけ用意してください。
5. 猫の要求に反応しない
毎回猫の要求に反応すると、猫は学習して何度も飼い主さんを起こすようになります。トイレやフード、寝床なども対策をしたら、猫がどんなに鳴いても起きないようにします。
ただし、猫が体調不良や具合の悪い場合は、対応してください。
6. 猫との触れ合いタイムを増やす
遊んでほしくて騒ぐ猫には、寝る前に意識して触れ合うようにします。
1日1回は猫と遊ぶ時間を取りましょう。ブラッシングやマッサージもおすすめです。
こんなときは動物病院へ
猫が夜中に活発だと、元気が有り余っているように思えますが、実はなんらかの病気が隠れていることもあります。
次のような場合は、早めに動物病院を受診してください。
- やたらと活発になって、夜中でもご飯を食べたがる
- 水をたくさん飲んで、尿の回数も多い
- トイレの場所がわからなくて、粗相が増えた
- 排泄のたびに鳴き叫ぶ
- 高齢の猫で、急に夜やたらと鳴くようになった
そのほか、少しでも心配なことがあったら受診しましょう。
まとめ
夜中に騒ぐ猫を、「夜行性だから」とあきらめている飼い主さんは多いと思います。しかし猫は本来、夕方と明け方に活発になる動物です。
夜中に騒ぐ原因は、昼間の退屈や飼い主さんの反応、トイレの汚れや空腹、寝床の寒さなどが考えられます。飼い主さんが反応して起きてしまうのも実は原因のひとつです。
昼間の退屈を解消するだけでも、静かに寝てくれるかもしれません、猫の様子を見ながら対策を行ってください。ただ、夜中に騒ぐ行動の陰に病気が隠れていることもあります。いつもと違うと思ったら、動物病院を受診しましょう。
インコにおもちゃは必須!性格に合わせた5つのおもちゃタイプとは
インコは頭がよく活発なため、おもちゃで遊ぶことが大好きです。
一日中ケージの中にいるとインコは退屈してストレスが溜まってしまいます。そのため、おもちゃを使って一緒に遊んであげることがとても大切なのです。
今回は、インコにとっておもちゃ遊びが必要な理由、おもちゃのタイプ、安全に遊ばせるための注意点をご紹介します。
ぜひ、お家のインコの性格に合ったおもちゃを選んであげてください。
インコにおもちゃが必要な理由
ストレスの発散
お留守番が長くて遊んでもらえないことが増えると、退屈でストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まると呼び鳴き(大きな声で飼い主を呼ぶ行動)や毛引き(自分の羽毛を抜いてしまう)などの問題行動を取ってしまうことも。
飼い主さんが遊んであげたり、おもちゃをケージに入れたりすることで、ストレス発散をさせることができます。
知育の発達・運動・クチバシや爪の研磨にも
頭を使う遊びは知能を発達させることができます。
また、遊ぶことで運動になり、クチバシや爪を自然に削り、伸びすぎを防ぐことができます。
インコのおもちゃのタイプ5つご紹介
インコのおもちゃには様々な種類があります。好みや性格に合ったおもちゃを選んであげましょう。
今回はインコのおもちゃを5つのタイプ別に分けてご紹介します。
1. ブランコ・はしごタイプ
ブランコやハシゴの形をしたおもちゃで、ぶら下がったり動かしたりすることでしっかりとした運動ができます。
【こんなインコにオススメ!】
日常的にケージ内でぴょこぴょこと飛ぶインコなど、活発な子に向いています。
2. 鈴タイプ
ボールやブランコに音の鳴る鈴がついているタイプのおもちゃです。インコの聴覚を刺激し、気に入ると自分で音を鳴らす姿も見られるかもしれません。
注意点として、詳しくは後述しますが、**鉛や亜鉛、銅が使われた一般の鈴をおもちゃとして使うことはやめましょう。
**鉛・亜鉛・銅は体内に蓄積しやすく中毒を起こす危険性があります。なお、市販のインコ用のおもちゃは、素材に配慮がなされたものが多いですが、念の為、材質を確認すると良いでしょう。
【こんなインコにオススメ!】
音楽が好きなど、音による刺激を好む子に向いています。
3. かじり木タイプ
かじり木タイプのおもちゃをかじることでストレス発散やクチバシの研磨の効果が期待できます。
素材は、木製・コルク・ロープなどです。噛みちぎった破片を誤飲する可能性があるため、壊れにくいものを選び、誤飲すると危険なプラスチック素材は避けましょう。
【こんなインコにオススメ!】
普段から、ケージや人の手をかじってしまう子におすすめです。
4. 脳トレタイプ
脳トレタイプのおもちゃは、ボールの中におやつを入れて遊ぶのが主流です。
時間をかけて遊ぶことができるため、留守の時間に与えてあげと退屈や寂しさを感じることが少なくなるでしょう。
飽きないように、簡単すぎず難しすぎないものを選んだり、だんだんレベルをあげてみましょう。
【こんなインコにオススメ!】
頭がよく、好奇心旺盛な子に向いています。
5. 鏡タイプ
鏡に写った自分を仲間と認識し、遊んだり安心感を得たりすることができます。
ただし、鏡に写ったインコの姿が発情を促してしまう場合があります。無駄な発情は負担となり病気の原因にもなるので、そのような時は外しましょう。
【こんなインコにオススメ!】
鏡タイプについては、試してみないと好みが分かりませんが、ひとりぼっちを嫌う社交的なインコに向いているかもしれません。
インコにおもちゃを与えるときの注意点
インコにおもちゃを与える際は、以下4つの点に注意してください。
1.鉛・亜鉛・銅中毒に注意
鉛や亜鉛、銅はインコの体内に蓄積しやすく、少量の摂取でも中毒を起こすことがあります。
市販のインコ用のおもちゃは、中毒にならないように配慮されていることがほとんどですが、部屋に放している時は注意してください。
カーテンのおもりや硬貨、古いケージやインテリア用の鳥かご、亜鉛メッキのおもちゃの鈴、電源コードなどに気をつけましょう。
2.様子を見ながら
新しいおもちゃを与える際は、まずケージの外から見せて、興味を持ったことを確認してからケージ内に入れてあげてください。
インコにとってケージの中は落ち着ける空間でもあります。活発に遊ぶタイプのおもちゃが常に近くにあると、おもちゃと戦ってしまったり、嫌いになってしまいストレスに感じてしまったりすることがあります。
様子を見ながら置く場所や時間帯などを決め、興味を示さず遊ばない場合は取ってあげましょう。
3.発情してしまったら取り除く
おもちゃが要因で発情しやすくなる場合があります。
発情すると、メスでは無精卵ができてしまい、卵巣や卵管の病気や卵づまりを引き起こします。オスでは、求愛によるエサの吐き戻しやお尻を木などに擦り付けて怪我をする恐れがあります。
無駄な発情を繰り返してしまうと大きな負担となるので、その場合はおもちゃを取り除くようにしましょう。
まとめ
おもちゃで遊ぶことは、インコのためにとっても大切なことです。
ストレスフリーで楽しい日々を送ってもらうために、様々な種類のおもちゃで遊んであげましょう。気に入ったおもちゃで一生懸命遊ぶ姿が見られるはずです。
鉛・亜鉛・銅を避けるなど安全性に配慮しながら、インコの性格に合ったおもちゃを見つけてあげましょう。
犬のおもちゃは雑菌まみれ!あなたはできる?おもちゃの正しい洗い方
愛犬が毎日遊んでいるおもちゃを長い間放置してしまっている…なんてことはありませんか?
犬のおもちゃは雑菌が繁殖しやすく、定期的に洗わないと不衛生な状態になってしまいます。
今回は、犬のおもちゃの洗い方や洗剤についてご紹介します。愛犬に安全に遊んでもらうために、おもちゃの管理を見直してみてはいかがでしょうか?
犬のおもちゃは雑菌だらけ!
ボール、ぬいぐるみ、ロープ…愛犬それぞれにお気に入りのおもちゃがありますよね。
犬の唾液自体に多くの雑菌が潜んでいるため、口にくわえたり、噛んだり、なめたりして唾液がついたおもちゃをそのまま放置すると菌がどんどん繁殖し、カビや悪臭の原因になります。
また、汚れたおもちゃで遊ぶことで愛犬が雑菌を口にしてしまい、体調を崩してしまうことも考えられます。
人間にも害となる
ペットのおもちゃや食器など、ペット関連の物は家の中で最も雑菌が繁殖しやすい物の1つです。
清潔にしておかないと、一緒に暮らしている人間、特に免疫力の弱い子供や高齢者などに影響を及ぼすことがあります。
特に、ぬいぐるみなどの布製のおもちゃは唾液が奥まで染み込んで乾きにくいため、雑菌の温床になりやすいです。
おもちゃに限らず、ペット関連の物は定期的に洗うことが大切なのです。
犬のおもちゃを洗う頻度や、オススメの洗剤は?
おもちゃを洗う頻度
理想を言えば、犬がおもちゃで遊ぶ度に洗うことが最も清潔です。
特に、よだれが多い犬種や外で遊んだ場合、雑菌の繁殖が起こりやすい夏場は、その都度洗浄することが望ましいです。
毎日洗うのは大変でも、週に1度ほど洗うことを心がけましょう。
オススメの洗剤
通常の人間用の洗濯洗剤でも洗えますし、ペット用の洗剤を使うと皮脂汚れが落ちやすくなります。ただし、合成洗剤を使用する場合は、水でしっかりとすすいで洗剤が残らないようにしましょう。
おもちゃは犬が口に入れるものですから、重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダなどの天然成分由来のものを選ぶと特に安心して使えます。
おもちゃの洗い方①ぬいぐるみなど布製の場合【水洗い編】
1. 洗濯機を使う場合
ぬいぐるみやロープなどの布製のおもちゃは、洗濯機で洗うと簡単です。
ぬいぐるみの洗濯表示を確認してから、洗濯するようにしましょう。
その際に以下の2点に気をつけてください。
- 香りの強い洗剤を避けること
- おもちゃに洗剤が残らないように、しっかりすすぎをすること
2. 手洗いをする場合
洗濯機が使えないおもちゃや少量のおもちゃをこまめに洗う場合には、手で丁寧に洗いましょう。
今回は、重曹水での洗い方をご紹介します。
- 風呂桶などに重曹水(水1リットルに大さじ4の重曹が目安)を入れ、おもちゃをつける。熱いお湯は縮みの原因となるが、ぬるま湯を使うと重曹が溶けやすいのでおすすめ。
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汚れがひどい場合はもみ洗いをしてから、水を入れ替え、再度重曹水を作る。
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おもちゃを重曹水に30分〜1時間ほどつけ置きしたのち、しっかりとすすぐ。洗濯機の手洗いコースですすぎと脱水をすると手軽。
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ぬいぐるみは内部に水分が残りやすいため、しっかりと陰干しをして乾燥させる。ネットに入れてから干すと型崩れを防ぐことができる。
おもちゃの洗い方②ぬいぐるみなど布製の場合【ドライクリーニング編】
洗濯機や手洗いができない場合は、ドライクリーニングをおすすめします。型崩れや色落ちを防ぎ、ふわふわ感をキープできます。
実は、重曹を使えば家でのドライクリーニングが可能です。
- ビニール袋にぬいぐるみを入れて、重曹をまんべんなくふりかける。
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袋の口を結んで、振ったり揉んだりして、ぬいぐるみ全体に重装を馴染ませる。その後15分〜30分ほど放置。
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ぬいぐるみを袋から取り出し重曹を大まかに落とす。この際、気になる汚れがあればかたく絞ったタオルで拭き取る。
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重装を掃除機で吸い取る。周りに飛び散りやすいので、あらかじめ新聞紙を敷くか屋外で行うと良い。
また、ロープのおもちゃは定期的に洗っていても、結び目の奥に汚れや雑菌が溜まりやすいです。古くなったと感じたら買い替えてあげるようにしましょう。
おもちゃの洗い方③ゴム製・樹脂製の場合
ゴム製や樹脂製のおもちゃを手軽に洗う場合は、水洗いをした後、タオルでよく拭き乾燥させておくと良いでしょう。
噛むと音がなる笛が入っている場合は、内部に洗剤が残らないようにするために、手やテープで穴を塞ぎながら洗います。
汚れがひどく付いている場合は、水で洗い流した後、重曹水で拭き取るとよりしっかりと汚れや匂いを取ることができます。
スプレーで毎日手軽にお手入れしよう
毎日おもちゃを洗剤で洗うのは手間が掛かりますよね。
汚れが少ない場合には、重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をスプレー容器に入れておき、遊び終わったらおもちゃにスプレーをするだけでも、雑菌の繁殖を抑えることができます。
自分で作るのが難しければ、市販のものを探してみても良いでしょう。
ゴム製・樹脂製のおもちゃを選ぶと手間いらず!
ゴム製や樹脂製のおもちゃは水で簡単に洗え、乾かす手間も省けます。これから新しいおもちゃを買う場合、アレルギー等がなければゴム製・樹脂製のものを選ぶとお手入れが楽になるのでおすすめです。
おもちゃを洗う際に破損もチェックしよう
飼い主さんは雑菌繁殖に加え、おもちゃの破損にも注意を向ける必要があります。
遊んでいるうちにおもちゃが欠けたり破けたりすると、口を傷つけたり、誤飲をしたりしてしまう危険があります。
おもちゃを洗う際に、破損している箇所がないか確認することが大切です。
危ないと思ったら、新しいものに買い替えてあげましょう。
まとめ
おもちゃで遊ぶことは、ストレスや運動不足の解消、飼い主とのコミュニケーション、問題行動の軽減など多くのメリットがあります。
愛犬には清潔なおもちゃで安全に遊んでほしいですよね。
そのために、こまめに洗うことと破損の確認を忘れないように心がけましょう。
【初心者必見】フェレットと遊ぼう!おすすめのおもちゃや注意点
フェレットはとても好奇心旺盛で遊び好きな動物です。
1日に、少なくとも1時間以上はケージから出して、遊ばせてあげたほうが良いと言われています。
1日の大半をケージの中で過ごすフェレット、せっかくなら遊びの時間はとことん限り楽しませてあげたいですよね。
今回は、フェレットとの遊び方と注意点、そしてフェレットが喜ぶおもちゃについてご紹介していきます。
フェレットとの遊ぶ前に
フェレットが遊ぶスペースを確保しよう
フェレットと遊ぶ際には、ケージから出して広いスペースで遊ばせてあげましょう。
ペットガードなどもいいですが、隙間があったり、登れる素材だとすぐに脱走してしまうため注意が必要です。
余裕があれば、フェレットが遊ぶための部屋などがあると、脱走の心配もなく安心です。
危険なものは別室に移動させておこう
フェレットは好奇心が強く、周りにあるものはなんでも遊びに使おうとします。
そのため、危険なものや傷つけられたくないものなどは、別の部屋などフェレットが触れないところにおきましょう。
遊びはコミュニケーションの一環!
遊ぶのが大好きなフェレットは、実はひとりでも遊んでくれます。
ですが、飼い主さんと一緒に遊ぶことも大好きです。コミュニケーションも兼ねて、ぜひ一緒に遊んであげてください。
フェレットはどんなおもちゃが好き?
フェレットはどんなものでもおもちゃにしてしまいますが、やはり安全面から見ても、ペット専用のおもちゃで遊ぶのが一番です。そこで、どんなおもちゃが人気なのか、フェレットが喜ぶのはどんなおもちゃなのかご紹介していきます。
ボール
フェレットにボールをあげると、前足で持って自分のお気に入りの場所まで持って行きます。
両手で抱えられる程度の大きさのボールだと、誤飲の心配もなく、ちょうど良いサイズだと言えます。
また、音が鳴るものだと、フェレットも喜んで遊んでくれます。
ぬいぐるみ
フェレットはぬいぐるみをかじったり、手に持って転がったりと、シンプルなものでもとても喜んでくれます。
ぬいぐるみも、ボールと同じように音が鳴るものだと、フェレットがより気に入ってくれます。
ぬいぐるみと遊んでいるフェレットは非写真映えもしますし、遊び疲れてぬいぐるみの横で眠るフェレットの可愛さは筆舌に尽くし難いです。
猫じゃらし
習性も猫と似ているフェレットですが、猫じゃらしも大好きです。
目の前で動かしてあげると、捕まえようと一生懸命追いかけます。
捕まえた後はかじったりするので、できるだけ飾りのないシンプルなものがいいでしょう。
ボールプール
ボールを敷き詰めたプールはフェレットの格好の遊び場になります。
ボールの下に潜って移動し、顔をひょっこりと出す姿はとても可愛らしいです。
また、狭いところが好きなフェレットにとって、ボールに囲まれるのが落ち着くのか、ボールプールの中で眠ってしまうこともあるようです。
プレインスターチ
プレインスターチは、でんぷんと水でできた、発泡スチロールのようなおもちゃです。水に溶けるため、誤って食べてしまっても大丈夫という特徴があります。
実際、夢中になってかじって遊ぶ子もいるようです。しかし、食べすぎてしまうと便秘になってしまうため、遊ばせる際には目を離さないようにしましょう。
また、フェレットはおもちゃをお気に入りの場所に持って行く習性があります。
そのため、気づいたら部屋がプレインスターチまみれ、ということもあるので、ボールプールのようにプールに敷き詰めて遊ばせましょう。
トンネル
フェレットのおもちゃの代表格といっても過言でないのが、ジャバラ式のトンネルです。
狭く細い場所が大好きなフェレットにとってトンネルは最高の遊び場であり、大興奮でトンネルの中を走り回ります。
繋げて長くしていくタイプが多いので、使わないときは分解してしまうこともできまし、買い足せばもっと長いトンネルを作ることも可能です。
また、ジャバラ式なら長さの調節も簡単です。
フェレットと遊ぶ際の注意点
フェレットにとって遊ぶ時間はとても重要であり、同時に飼い主さんにとっても癒しの時間となるのではないでしょうか。ですが、フェレットと触れ合う中で気をつけなければならない点も存在します。
おもちゃの誤飲
誤飲しやすい小さなおもちゃは使わないようにしましょう。
また、フェレットはおもちゃをかじってしまうため、壊れやすいものは使わないようにしてください。
遊んでいるうちに徐々に壊れていってしまうこともあるため、遊ぶ前に毎回、おもちゃの状態を確かめることが大事です。
決まった時間に遊ばない
フェレットは賢いため、決まった時間に遊んでいるとそのことを学習します。
ですが、その時間帯に遊んでもらえないとストレスが溜まってしまうようになるのです。
そのため、できるだけ決まった時間に遊ぶのではなく、さまざまな時間にケージから出して遊んであげるのが良いでしょう。
隙間や家具の裏
フェレットは狭いところを好むため、遊んでいると家具の裏や押し入れ、机の下などに入り込みたがります。
そのため、気づかないうちに家具を動かしてフェレットを怪我させてしまったり、閉じ込めてしまう危険性があります。
遊ぶときは家具がないところで遊ばせるか、もしくはどこにいるのかを常に把握するようにしてください。
また、ひとりで遊ばせるのではなく、一緒に遊んで、フェレットから目を離さないことが大事です。
まとめ
今回は、フェレットとの遊び方と注意点、そしてフェレットが喜ぶおもちゃについてご紹介しました。
活発で遊び好きのフェレットにとって、遊ぶ時間はとても大事な時間です。
フェレットと楽しく遊ぶためにも、適切なおもちゃを使い、安全な場所で遊ばせてあげてください。
【クイズ】春は犬のストレスが溜まりやすい!原因や発散方法をご紹介
本記事では、犬が春に受けやすいストレスの原因や発散方法についてクイズ形式で解説していきます。
それではさっそく、犬が春に受けやすいストレスクイズにチャレンジしてみましょう!
また、人間と同様に犬も花粉症になり、体の不調からストレスを感じます。犬の花粉症は皮膚炎が多く見られるため、気になる場合は動物病院へ連れていきましょう。
犬は環境の変化に敏感です。家族の増減や引越しなどで環境が変わると、新しい環境に慣れるまでの間はストレスを感じやすくなります。飼い主さんは愛犬のケアをしっかりしてあげてください。
なお、オス犬には定期的な発情期はありませんが、メス犬同様に去勢手術によってストレスを減らすことができます。
犬のストレスを発散させるには、お散歩や知育玩具などのおもちゃを使って遊んであげてください。また、飼い主さんとのコミュニケーションも効果的です。日々のブラッシングやマッサージを通して愛犬とコミュニケーションをとり、ストレスを発散させてあげましょう。
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
犬がストレスを感じやすいのは春だった?!5つの理由とその対処法。