愛犬と一緒に旅行へ行こう!宿泊時にも役立つ持ち物チェックリスト

近年、犬と一緒に泊まれるホテルやコテージなどが増え、愛犬との旅行がしやすくなっています。しかし、初めて犬と旅行する場合、何を持って行ったら良いのか悩むこともあるでしょう。

そこで、犬との泊まりがけの旅行に必要な持ち物のチェックリストを作成しました。旅行の準備の際に、ぜひお役立て下さい。

持ち物チェックリスト

お出かけ,チェックリスト,ドッグカフェ,ドッグラン,ホテル,商品紹介,宿泊,持ち物,旅行,犬
リストの四角いボックスにチェックが入るようになっています。準備できた物からチェックしていきましょう。
★は持ち物の重要度を表しています。(★★★=絶対に必要、★★=あると安心、★=必要に応じて)

飲食に必要なもの

いつも食べているフードを準備しましょう。一食分をチャック付きのポリ袋に分けて入れておくと便利です。

車やキャリーケースの中は予想外に高温になることもあるため、涼しい時期の旅行でも、こまめに水分補給しましょう。

意外に忘れがちな食器。いつもの食器でも構いませんが、折りたためる食器は持ち運びに便利です。


もし忘れてしまってもコンビニなどで買えますが、いつも食べているおやつの方が旅先でも安心です。

いつも飲んでいる薬やサプリメントがあれば、旅行の際も忘れずに持っていきましょう。

車に酔いやすい犬の場合は事前に準備しておきましょう。

犬の身の回りのもの

旅先で飼い主とはぐれてしまっては大変です。飼い主の連絡先がわかる鑑札や迷子札を必ず装着しておきましょう。

飼い主と歩くときは普通のリード、広い場所で遊ぶときは伸縮リードなどと使い分けるとより楽しめます。

滞在先での毛の飛散防止に役立ちます。普段服を着ない子も、換毛期の場合は着た方が周囲の迷惑になりません。

ドッグランではトラブルを防ぐために使用禁止の場所もあります。使用可能か確認し、他の犬がいない時だけ使うなど、状況に合わせて対応しましょう。

車移動する場合、犬を固定せずフリーにするのは非常に危険です。場合によっては道路交通法違反になります。滞在先でも役立つクレートやキャリーケースに入れて移動しましょう。
クレートなどが苦手な場合はドライブボックスを試してみてください。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
¥5,048 (2023/06/04 21:47:06時点 Amazon調べ-詳細)

混雑する場所でも安全に移動できるため便利な半面、素材によっては熱がこもりやすいため熱中症に注意が必要です。

トイレ関連のもの

犬と外出する時には欠かせないアイテムですね。消臭効果がある袋やポーチを使うと、車の中でも臭いがこもりにくくなります。ウンチを入れて車のボディに貼れるケースも臭い対策には有効です。

ドンパック (don-pac)
¥1,902 (2023/06/04 21:47:07時点 Amazon調べ-詳細)

トイレに使うのはもちろんですが、水を飲む時にこぼさないように下に敷くなど、いろいろな場面で役立ちます。

慣れない環境だと粗相してしまうこともあるので、ホテルやカフェなどの屋内ではつけた方が良い場合もあります。

衛生用品

ブラッシングすることで、体についたゴミや汚れを取ったり、ノミやマダニ、傷などの発見につながったりします。

きちんと歯磨き習慣が出来ているのであれば、外泊先でも欠かさず行いましょう。

汚れ物を入れたり、敷物代わりにしたりと何かと重宝します。

通称「コロコロ」。犬の毛が服について気になる場合や滞在先で抜け毛が出てしまった場合などに使います。

車内や服の臭いが気になる時や、車酔いで犬が嘔吐してしまった時などに役立ちます。

犬の汚れを取る場合も考えて、ペットにも使えるタイプがおすすめです。

タオルはいろいろな使い方が出来るので複数枚持っていくのをおすすめします。普段使っているお気に入りのタオルやマットがあれば、旅先でも落ち着きやすくなります。


暑さ対策だけでなく、初期の熱中症の応急手当てにも使えます。水を入れたペットボトルを凍らせた物でも代用できます。

人間用のスプレーではなく、犬には犬用の虫除けスプレーを使って下さい。

証明書類

ホテルやドッグランなどで提示を求められることがあります。旅行中は常に持ち歩いた方がよいでしょう。

最後に

お出かけ,チェックリスト,ドッグカフェ,ドッグラン,ホテル,商品紹介,宿泊,持ち物,旅行,犬
愛犬との旅行はとても楽しく、良い思い出になりますが、犬にばかり気を取られて周りが見えなくなり、他者に迷惑をかけてしまうこともあります。

公共の場には犬が苦手な人やアレルギーの人がいることを念頭に置いて、鳴き声、抜け毛、臭いなどには十分に気を使いましょう。

最低限のマナーを守りつつ、愛犬と楽しい時間を過ごしてくださいね。

【現地レポート】アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳に行ってきた

先日、ドッグイベント「第8回アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」に行ってきました。

出展ブースやイベントがメインのドッグイベントが多い中、「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」は犬と一緒に様々なアウトドアのアクティビティを楽しめるのが特徴です。

今回は、そんな「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」の現地レポートと、ドッグイベントに参加するメリットなどをご紹介していきます。

アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳とは

youtube,アウトドア,アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳,イベント,お出かけ,メンタルキャパシティ,犬,社会化
今年で8回目となる「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」。毎年9月の第3土曜日、日曜日に行われています。

イベント最新情報
開催概要|【八ヶ岳】アウトドアドッグフェスタ2023

会場は標高1000mを超える自然豊かな長野県の富士見高原リゾート。「愛犬とのそとあそびを思う存分に楽しむ」がコンセプトのイベントです。

イベントを満喫できるコンテンツが盛りだくさん

youtube,アウトドア,アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳,イベント,お出かけ,メンタルキャパシティ,犬,社会化
アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳ではさまざまなイベントや体験会が楽しめます。

アウトドア系

  • キャンプの達人がレクチャーしてくれる「デイキャンプ(日帰りキャンプ)」
  • 手ぶらで参加出来る「キャンプ宿泊」
  • ガイドが八ヶ岳の動植物を教えてくれる「ネイチャーハイク」
  • パワースポットの”不動清水”を目指して歩く「トレッキング」
  • インストラクターのレクチャーが受けられる「カヤック」
  • 安定感のあるゴムボートで水上移動出来る「パックラフト」
  • 愛犬の名前入り搭乗証明書がもらえる「熱気球」
  • 愛犬と森の木陰でのんびり「ハンモック」

「そとあそび」がコンセプトのイベントだけあって、アウトドア系のイベントはかなり充実しています。

スポーツ系

  • 愛犬と森の中を走って競う「トレイルランニング」
  • 課題曲に合わせて犬と踊る「ドッグダンス」
  • 初心者にも出来る技を教えてもらえる「ドッグダンス体験会」
  • ディスクドッグの第一歩に挑戦「ディスク・チャレンジ」

愛犬と一緒に出来るスポーツもたくさん。失敗してしまうのもご愛嬌です。

イベント系

  • 犬と一緒に水鉄砲で水遊び「ウォーターガン」
  • 本物のシカの角でクラフト体験「キーホルダー作り」
  • いかに早くKONGにおやつを詰められるか「KONG早詰め大会」
  • 愛犬と迷路を脱出「わんわんラビリンス・チャレンジ」

多種多様なイベントがありました。参加するのもオススメですが、飼い主の所に行かなければいけないのに、ハイテンションで走り回ってしまう犬がいたり、飼い主と一緒に走らなければいけないのに、スタッフのお姉さんの所にしっぽを振っていってしまう犬がいたりと、見ているだけでも十分に楽しめます

フォト系

  • プロが可愛くオシャレに写真を撮ってくれる「ペトグラファーによる愛犬撮影会」
  • 犬の写真を可愛く撮るコツをプロが教える「お花畑で愛犬とフォトレッスン」
  • 犬が宙に浮いた写真が撮れる「宙犬(そらいぬ)撮影体験」
  • 可愛い写真が撮れる小物がいっぱい「フォトブース」

普段よりレベルの高い写真が撮れて、SNSにアップしたり、思い出作りをしたりするのにいいですね。

他にも楽しいイベントやブースがたくさん

ご紹介しきれなかったイベントもまだまだあり、選ぶのが大変なほど盛りだくさんでした。
もちろん、犬のフードやおやつ、グッズの出展ブースも多数あり、人間用の屋台も充実していました。

イベントの喧騒に疲れたら山頂へ

youtube,アウトドア,アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳,イベント,お出かけ,メンタルキャパシティ,犬,社会化
イベント会場にずっといると、大きな音や人の多さに少し疲れを感じることがあります。そこで、自動運転のカートで200mほど山を登り、絶景の山頂へ向かいました。このカートはペットも乗ることが出来ます

山頂の1周約20分のハイキングコースは犬も人も少なく、ホッと一息つくのに最適なスポットです。

ドッグイベントは犬の社会化に最適

youtube,アウトドア,アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳,イベント,お出かけ,メンタルキャパシティ,犬,社会化
ドッグイベントは愛犬を連れてイベントで楽しめるのはもちろんですが、

  • 人混み
  • 多くの犬
  • 大きな音楽
  • マイクで喋る司会者の声

など、普段見慣れない、聞き慣れない状況に馴らすことで、犬の社会化やメンタルキャパシティを強化させる効果が期待できます。特に今回の「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」では、カヤックや熱気球など、貴重な体験をすることが出来ます。

慣れない状況・体験は犬にとっては初めはちょっと怖いかもしれません。しかし、ちょっと怖い体験に馴れていくうちに、「初めは怖かったけど大丈夫だった!」と犬に自信をつけてあげることが出来ます。自信がある犬(メンタルキャパシティが大きい犬)は、怖い物や状況の対象が少なくなるため、問題行動が起きづらく、犬自身ものびのびと暮らしていくことが出来ます

臆病な犬の場合に気をつけたいこと

元々臆病な性格の犬の場合は、いろいろな刺激に少しずつ馴れていくように心がけて下さい。

イベントの会場で怖がってしまう場合は、会場内のなるべく静かな場所に馴れることからはじめ、犬の様子を見ながら少しずつ賑やかな場所へ移動することをおすすめします。小型犬の場合は抱っこしながら馴れさせ、落ち着いてきたら歩かせる方が良いかもしれません。

また、飼い主の許可を取らずに犬同士を挨拶させてしまう飼い主もいます。普段は犬に慣れている子の場合でも、刺激の多い場所でナーバスになっている可能性もありますので、犬同士のケンカが起こらないように、特に気を配ってあげることが重要です。

最後に

youtube,アウトドア,アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳,イベント,お出かけ,メンタルキャパシティ,犬,社会化
ドッグイベントに参加する時によく感じるのは、こういったイベントに来られているのは犬に対する意識が非常に高い方が多いということです。もちろん例外はありますが、しつけが出来ている犬、マナーの良い飼い主が多いように思いました。

そして、飼い主の皆さんがご自身の犬を、とても愛されていることが良く伝わってきます。そんな幸せな犬たちが、もっと増えていくことを願いながら、会場を後にしました。

改訂履歴
2023/03/13 イベントの情報を追加
2022/10/23 初版公開

【行ってみた】人も犬も楽しめる「わんわんカーニバル2022」

先日、東京都渋谷区にある代々木公園で行われたドッグイベントわんわんカーニバルに行ってきました。

今回は、初めて犬向けのイベントに参加した筆者の目線から、ドッグイベントの面白さと、愛犬のために気を付けたいことをお伝えします。

わんわんカーニバルとは?

わんわんカーニバル,犬,イベント

わんわんカーニバルは、代々木公園で年に1回開催される、ワンちゃん大好きな方が愛犬と一緒に1日中楽しめる入場無料の都心最大級のドッグイベントです。(HPより抜粋)

実際に行ってみると、約70店舗の犬関連グッズ、約10店舗の人用ごはんが出店されていました。当日は晴天でおでかけ日和、そしてコロナウィルス感染拡大により2年ぶりの開催ということも相まってか、多くの犬や人で溢れていました。

わんわんカーニバル
https://wanwancarnival.com/

わんわんカーニバルの見どころ

わんわんカーニバル,犬,イベント

①味見で満腹

SNSでチェックしていたお店やペットショップで見かける高級ごはんのブースが出店していました。そこでは、多くのお店で愛犬向けに味見のサービスや、サンプル配布を行っていました。

愛犬からしたらパラダイスですね。普段食べ付きの悪い子であれば、いろいろ食べ比べさせて好きなものを見つけてあげることもできるかもしれません。

②かわいいグッズや便利グッズを一気見

気になっていた犬グッズや知らなかった便利グッズなどを見ることができます。自分好みのものや、愛犬に似合いそうなものを探すのはとてもワクワクしますね。

また、今回多く見られたのがペットカートです。特徴や価格帯も様々ですが、このようなイベントによく参加する場合は、一台あると便利だなと感じました。

実際に、来場されている多くの犬たちがペットカートに乗っていました。ゴールデンレトリバーもカートに乗っており、落ち着いて乗っている姿はかわいく、また、大型犬も乗れるカートがあることに驚きました。

③珍しい犬種に遭遇

普段街ではなかなかお目にかかれない、超大型犬や珍しい犬種たちをたくさん見ることができました。今回遭遇した中で一番大きい子はグレートデンで、間近で見ると迫力満点!犬種の知識も深まるかもしれません。

また、人が大好きで撫でてアピールをしてくれる子にも遭遇し、思いがけず癒しの時間を過ごすこともできました。ドッグイベントは犬好きの人にも、パラダイスです。

④犬向けサービスも多め

犬関連商品の出店に加え、犬のトイレや犬の水飲み場なども設置されていました。

また、イベントの一環として、写真撮影サービスや、ペット関連の専門学生によるお悩み相談などもありました。こういった機会に気軽に試せるのは良いかもしれませんね。

⑤人のごはんも負けてない

お祭り感を出すのに一役買っている人用ごはんの出店。お昼時は犬グッズに負けないくらい、長蛇の列ができていました。

代々木公園は非常に広く、イベントエリアを離れれば、日陰で落ち着いて食べられそうな場所も多くありました。愛犬の休憩も兼ねて、少し静かな場所で食べるのがオススメです。

イベント参加時の注意点

わんわんカーニバル,犬,イベント
楽しいイベントですが、愛犬のために気を付けたいこともあります。これはどんなイベントにも共通して言えることですので、ぜひ今後の参考にしてください。

熱中症に要注意

20度くらいから熱中症の発症率が上がるというデータがあります。イベントに参加した日は4月初旬にも関わらず、最高気温は26度で、人でも汗をかき、疲労を感じる暑さでした。

地面から近く、皮毛もしっかり生えている犬なら、熱中症や肉球の火傷にもなり得る気温です。参加している犬たちの多くがハアハアとパンティングをしており、その様子からも暑いということがわかりました。

熱中症は命の危険もあるため、以下の点に気をつけてしっかり対策しましょう。

  • 20度を超える日はイベント参加を短めにする
  • 新鮮な水を頻繁にたっぷりあげる
  • 体を冷やすための保冷剤を用意する(使用時はタオルなどを巻く)
  • できるだけ日陰を歩く
  • 日陰でこまめな休憩をとる

人混みは抱っこやカートで

混雑時、人は自分の足元が見えにくいですよね。特に小型犬は人の視界に入りにくく、蹴られたり、踏まれたりという可能性が高くなります。

実際に、飼い主さんは全く気付いていませんでしたが、蹴られてしまったチワワがいてとてもかいわいそうになりました。

犬たちにとって、混雑したイベントは恐怖と痛みを伴う場になりかねませんので、どうか人や犬が多い場では、抱っこやカートを利用し、愛犬の安全を確保してください。

ゴミは指定の場所に捨てる

ゴミを指定の場所に捨てるのは当然のことですが、犬たちが集まるイベントとなればより一層注意しましょう。理由は拾い食いをする子が誤飲をするリスクを減らすためです。人のごはんのゴミでも、犬からすれば恐らく良い匂いがし、気になるものです。

ゴミが発生したら、犬が食べられないように決められた場所に捨て、愛犬だけでなく、参加しているすべての子の安全を守りましょう

味見はほどほどに

味見や試食は少量ではありますが、食べすぎると下痢になったり、普段食べていない食材を食べて、アレルギー反応が起こる可能性もあります。無料で食べられるのはうれしいですが、何をどれくらい食べたかを把握し、味見はほどほどにしましょう。

犬同士の距離感にも要注意

犬が苦手な子からすれば、犬が多いイベントはストレスになる可能性があります。意図せずとも混雑していると、犬同士の距離感が近くなってしまうこともあり、咬傷事故が起こる可能性はゼロではありません。

愛犬が犬が得意でない場合は、カートに乗せる、抱っこをする、壁側を歩くなど直接的に他の犬と接触しなくて済むように対応をしてあげましょう。

<犬同士を挨拶させたい場合は飼い主の許可をとってから>
愛犬を他の犬と挨拶をさせたい場合は、相手の子が犬が苦手な可能性もあります。距離を取った状態で飼い主さんに挨拶して大丈夫か了承を得てから近づけましょう。

ただし、飼い主さんが快諾しても犬自身は嫌がることもあります。相手の子が逃げたり嫌がる様子があれば、深追いしないことをオススメします。

まとめ

わんわんカーニバル,犬,イベント
犬が好きな人にとってはきっと楽しい犬のイベント。たまに行くと刺激的で、年に一回くらいはこういったイベントに行きたいなと筆者は思いました。

ただし、飼い主さんだけが楽しむのではなく、愛犬の得意・不得意や気候、体調などもしっかり考慮し、愛犬にとっても良い経験となるよう配慮してあげましょう。

無理に愛犬を連れて行かずとも、飼い主さんだけで参加をしても楽しめるということも、頭の片隅に入れておいてくださいね。

ペットカートのメリットとは?愛犬に合った選び方と注意点もご紹介

昨今、カートに乗っている犬を見かけることが多くなりましたよね。
皆さんの中には、「犬にカートって必要なの?」「歩かせた方がいいのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

実際のところ、犬用のカートにはどのような役割があるのでしょうか。今回は、ペットカートのメリットと注意点、選び方のポイントを徹底解説します!

ペットカートとは?

犬,ペットカート,メリット,注意点
ペットカートは、犬や猫などのペットをお出かけや病院に連れて行くために使われます。ベビーカーのような見た目で、コット部分に犬や猫を入れ、商品によっては荷物を入れるスペースもあります。
別名「ペットバギー」とも呼ばれています。

多頭飼いの方シニア犬、病気や怪我をしている犬でも気軽に外出ができるため、近年多くの飼い主さんが利用しています。

ペットカートを使う6つのメリット

犬,ペットカート,メリット,注意点
ペットカートを使うことで、様々な場面でメリットがあります。詳しく見ていきましょう。

1.混雑する場所でも安全に移動できる

混雑する場所で犬を歩かせると、踏まれたりリードが引っかかったりと危険が伴いますが、ペットカートを使えば安全に愛犬を移動できます。

2.慣れない場所でも安心できる

初めてのお出かけ先他の犬と交流する際にも、カートという慣れた居場所があることで愛犬を安心させてあげられます。

3.多頭飼いのお出かけがスムーズに

一人の飼い主さんが複数の愛犬を一度に連れ出すのはとても大変でしょう。
病院やお出かけなどの際に多頭飼育用のカートを活用することで、複数の愛犬をスムーズに移動させることができます。

4.シニア犬や歩行困難な犬の散歩に

老化や病気・怪我で歩くことが困難な愛犬でも、カートに入れながらのお散歩をすれば外の空気や匂いに触れてリフレッシュできます。

5.子犬の散歩準備に

初めての散歩をさせる前やまだワクチンを打っていない場合に、カートを利用することで少しずつ外の環境に慣れさせてあげられます。

6.災害時の備えになる

災害時、ペットカートがあれば愛犬を素早く避難させることができます。コット部分が取り外しできるタイプであれば、避難先での愛犬のケージとしても活用できるためとても便利です。

また、荷物入れに愛犬の避難グッズを入れておくのも良いでしょう。

ペットカートを使う際の注意点

犬,ペットカート,メリット,注意点
便利なペットカートですが、使用する際に気をつけたいことが4つあります。

1.人混みでの利用マナー

ペットカートがあればお出かけ先の幅が広がります。しかし、混雑している場所では他人の迷惑とならないよう、顔が出ないようにするカートが邪魔にならないようにするなどを気をつける必要があります。

2.熱中症に注意

ペットカート内は気温が上がりやすいため、熱中症に気をつけましょう。
定期的に窓を開け空気を入れ替える凍らせたペットボトルなどを入れておくなどの対策をしながら、常に様子を確認してあげてください。

人混みなどで犬が顔を出さないようカートの蓋を閉めてしまうと、夏場は特に熱中症になる可能性が高くとても危険です。
そのため、空いている時間に出かける無闇に人混みに連れて行かないなどの対応をすることをおすすめします。

3.利用できる公共交通機関が限られている

ペットカートのままでは乗車できない公共交通機関が多くあることを覚えておきましょう。

電車やバスは基本的に、キャリーバッグに入れている場合のみ乗車が可能です。
そのため、カートからコット部分を取り外し、カート部分は折りたたまなければいけません。

4.カートから飛び出さないよう注意

何かの拍子で犬がカートから飛び出してしまうことがあります。
飛び出しによる事故や宙吊りになることを防ぐためにも、状況に応じて蓋を閉じたり落ち着かせたりしましょう。

ペットカートを選ぶ際のポイント

犬,ペットカート,メリット,注意点
ペットカートにも様々な種類があります。
愛犬にぴったりのペットカートを選ぶための4ポイントをチェックしましょう。

1.愛犬のサイズ・重さに合うものを

愛犬のサイズに合うカートを選びましょう。
カートの内部が狭すぎると窮屈で通気性が悪く、逆に広すぎても落ち着けません。

大きすぎるものを購入してしまった場合は、タオルを入れてちょうど良い広さを作ってあげるなどの工夫をしてあげましょう。

また、耐荷重を確認することも大切です。複数の愛犬を入れる予定なら、合計のサイズ・体重で確認しましょう。

2.必要な機能をチェック

ペットカートが持つ機能は商品によって異なるため、購入前にしっかりと確認しておきましょう。

ペットカートには、三輪タイプと四輪タイプがあります。


  • 三輪タイプ:小回りが効いて狭い場所でもスムーズに操作できます。タイヤの数が少ないため振動が伝わりにくく、段差も登りやすいです。
  • 四輪タイプ:安定性が高いため倒れにくく、でこぼこした砂利道などでも押しやすいです。

他にも、軽量のもの、コンパクトに畳めるもの、ブレーキングを重視しているものなどがあるため、飼い主さんと愛犬の使いやすいカートを探してみてください。

3.利用する場所を想定

どんな場所へ行く際にペットカートを利用することが多いか、想定してから選ぶと良いでしょう。
以下に、お出かけパターンとおすすめのカートのタイプの一例をご紹介します。

  • 車で出かけることが多い → コット部分が取り外せてキャリーバッグになり、本体は折り畳み可能なタイプ
  • 人通りの多い場所へ行くことが多い → コンパクトで小回りがきくタイプ、三輪タイヤ
  • アウトドアのシーンで使う → タイヤやフレームがしっかりしたタイプ、四輪タイヤ

4.本体の大きさ・重さを確認

保管場所、持ち運びの際のことを考え、本体の大きさや重さもチェックしましょう。車のトランクに入るかどうか、折り畳んで楽に持ち運べるかなども重要です。

ペットカートは、愛犬と飼い主さんの負担を軽減することが大きな利点なので、大きさや重さもしっかり確認しましょう。

まとめ

犬,ペットカート,メリット,注意点
移動手段、居場所づくり、安全の確保など、様々な利用方法ができるペットカート。特に、シニア犬や多頭飼いの家庭にとっては重宝されるアイテムです。

メリットがたくさんある反面、守るべきマナーや愛犬が快適に過ごすための注意点にも気をつけましょう。
愛犬にとってベストなペットカートで、一緒の時間を楽しんではいかがでしょうか。

【危険】紫陽花(アジサイ)には毒!犬が食べたときの中毒症状と対処法

梅雨の時期、外を歩いていると、きれいな紫陽花を目にすることがありますよね。ですが、実はあの紫陽花には毒が含まれています。

人間であってもそれを知らずに誤って食してしまうことがあり、食中毒の事例も報告されています。犬の散歩をしているときや猫を外で放したときには、紫陽花を食べさせないように注意しなければなりません。

それでは、紫陽花の毒の危険性について詳しく見ていきましょう。

紫陽花とは

きれいな紫陽花ですが…
6〜7月にかけて開花し、白や青紫などのひらひらが華やかな紫陽花。鎌倉の紫陽花は有名ですので、梅雨の季節に見に行ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。

実はあのかわいらしいマリのような部分は、花弁ではなくて発達したガクです。樹高はおよそ1〜2メートルほどに成長します。

紫陽花の危険性

紫陽花の危険性は確かだが原因は未だに不明
梅雨の時期に道路を映えさせる紫陽花は、犬を散歩しているとよく目につくのではないでしょうか。しかし、きれいな花には「毒」があるように、紫陽花も毒を持っています。

紫陽花には「青酸配糖体」という成分が含まれていると言われており、食べると消化器官で猛毒の青酸に変化します。体内に取り込まれた青酸は、下痢やおう吐、まひなどさまざまな症状を引き起こし、犬・猫が食べると最悪の場合、死に至ることもあります。

紫陽花の葉・茎・つぼみなどに毒があるとされ、特につぼみは毒性が高く、少し口に含んだだけでも命に関わることがあるので注意しましょう。

注記
過去には、厚生労働省からも紫陽花の喫食による青酸食中毒の喚起が行われていましたが、現在の見解では、青酸配糖体が含まれているのか否かは定かではなく、毒性成分については未だに不明とされています。しかし、実際に食中毒が起きることは確認されており、危険であることは紛れもない事実です。
自然毒のリスクプロファイル:高等植物:アジサイ

人間への影響

人間が少量食べた場合には命に関わることはありませんが、おう吐などの体調不良を引き起こします。厚生労働省からも紫陽花の食中毒についての注意喚起がされているため、万が一、料理に添えられていても食べないように気をつけましょう。

アジサイの喫食による食中毒について
先般、飲食店で料理の飾り用として提供されたアジサイの葉を喫食したことによる食中毒事例が発生しました。
本事案では、飲食店施設等に植えられているアジサイの葉を採取し提供していましたが、アジサイの葉、花等の有毒植物が料理の飾り用として市場に流通していることが確認されています。
引用:アジサイの喫食による食中毒について

犬・猫が食べたら…

少量摂取の場合、元気がなくなったり落ち込んだ様子を見せる他に、おう吐や下痢が見られます。そして、紫陽花を大量に摂取してしまうと、心拍数と呼吸数の増加、まひなどが起こり、こん睡状態に陥ります。最悪の場合には死に至ることもあります。

人間にも影響を与える紫陽花ですから、人間より小さな犬や猫、小動物が食べてしまった場合には、さらに深刻な影響を与えることでしょう。

もし食べてしまったら

愛犬や愛猫が紫陽花を食べてしまった場合の対処
万が一、散歩中に愛犬が食べてしまったり、猫が口に含んでしまった場合には、一刻も早く処置してあげることが必要です。

取り上げて洗い流す

これ以上、犬・猫が毒を摂取してしまわないように、まずは口の中に残っている紫陽花を取り除いてください。また、前足でつかんでいるものも取り上げましょう。水があれば、前足と口をさっと洗い流してください。

動物病院に連絡・急行する

すぐにでも吐き出させなければいけないので、急いで最寄りの動物病院に連絡し、犬・猫を連れて行ってあげてください。動物病院では胃洗浄などの処置を行います。

情報を揃えておく

これは紫陽花に限った話ではありませんが、食べてはいけないものを犬や猫が食べてしまった場合、動物病院で診察を受けるときには「いつ・どのくらい・何を食べたのか」を伝えることがとても重要です。きちんと把握しておくようにしましょう。

可能であれば、食べてしまった植物の一部を持っていくと診察の参考になる場合があります。できる限りの情報を正確に伝えられるようにしてください。

事故を予防する

紫陽花を食べてしまう前に事故を予防しましょう
これらの事故は、未然に防ぐことがとても重要です。以下を参考に、きっちり対策しておきましょう。

普段からしつける

出された食事以外のものは口にしないようにしっかりと普段からしつけをしておきましょう。特に、一度拾い食いをして美味しい思いをしている場合は、既に成功体験が出来てしまっているため、きちんとトレーニングをしないと、また落ちているものを食べてしまう可能性が高いので、直しておきましょう。

加えて、散歩中に飼い主のそばから離れないようにしつけておくことも重要です。

部屋や庭には極力置かない

部屋に紫陽花を飾るのは避け、どうしても飾りたい場合は、絶対に犬や猫が誤食しない場所に置くようにしましょう。特に、猫は胃にたまった毛玉を吐き出すために植物を食べる習性があるため、置く場所には十分注意してください。

視界に入れない

犬・猫が散歩中にどうしても紫陽花に興味をひかれてしまう場合には、散歩コースを変えた方が良いでしょう。飼い主さんの注意がそれる瞬間をうかがっているかもしれません。

最後に

紫陽花には毒があるので絶対に食べないように気をつけましょう
毎年少なからず、紫陽花の葉を食べてしまったことによる食中毒の事故が報告されています。人間が少量を食べただけでも吐き気やおう吐を引き起こすことから、体格の小さい犬や猫が食べてしまったときにはより気をつけなければなりません。

犬は散歩中に草を食べることがあります。また、猫も同様に、植物を食べる習性があります。飼い主さんが目を離している隙に、不意に紫陽花を食べてしまうことがないよう、十分に気をつけましょう。

初詣に愛犬を連れて行けない3つのポイントとは?

もうすぐ初詣の時期。犬の飼い主さんの中には、「犬の健康も神様に祈願したい!犬も初詣に連れて行きたい!」と考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、果たして犬を神社に連れて行っても良いのでしょうか?その答えは、基本的にはNGです。その理由は、宗教的な理由、マナー的な理由、犬への負担など、様々な理由があります。

大切な家族の一員として犬を初詣に連れて行きたい気持ちはよくわかりますが、今回は、なぜ初詣に犬連れで行くのがよくないのか、その理由を考えていきましょう。この記事の最後には、ペットの同伴が可能な神社もご紹介していますので、ぜひご参照ください。

1. 宗教上の理由でNG

初詣で神社に参拝をする女性

4足歩行の「獣」は「不浄」という考え方

神道では、犬などの4足歩行の動物は、「穢れている・不浄である」と考えられてきました。そのため、犬に限らず、獣が神社に入ることは禁止されているところも多いようです。

神様の動物と相性が悪い

犬は、その神社で祀られている動物と相性が悪いという理由からも、避けられてきました。

例えば、稲荷神社では、狐が神様の使いであり、犬と相性が悪いとされています。狐が犬を警戒し、怖がるからと言われています。日吉神社・日枝神社では、「猿」が神様と人間をとりもつ存在として大切にされています。犬と猿は「犬猿の仲」で有名なぐらいですから、相性がよくありません。

ですから、どんなにお行儀の良い犬でも、そもそも犬が神社に入ること自体に宗教的な問題があるのです。

2. 人混みがトラブルの原因になるのでNG

初詣の際の神社の混み方は尋常ではない

そもそも人混みは犬にストレス

お正月シーズンの神社は大変混み合います。犬にとって、慣れない人混みはとても大きなストレスになります。人が多く、誤って踏まれてしまったり、ぶつかってしまう危険性もあります。

たくさんの知らない人、混み合った慣れない場所、出店や鐘の音のような大きい音などは相当なストレスになってしまい、咬傷事故に繋がる可能性もあります。お正月からトラブルは避けたいところです。

また、初詣で怖い経験をしてしまった犬は、それがトラウマで攻撃的になったり、散歩嫌いになってしまうかもしれません。場合によっては、恐怖から何かの拍子で逃げてしまい、そのまま迷子になってしまうなんてことも。犬の幸せを祈ろうと来た初詣でそんなことになってしまっては元も子もありません。

誤飲・誤食の恐れもある

人混みの中では、下に何が落ちているかもわかりません。お正月シーズンは屋台が出ていることも多く、犬が落ちている食べ物や飲み物を口にしてしまう可能性もあります。

焼き鳥についているようなネギ、焼きそばなどに入っている玉ねぎなどのネギ類やビールや日本酒などのアルコール類まで。初詣では、犬が口にすると最悪の場合、死に至る危険性がある食品が扱われていることも多いため、連れて行く場合は十分に注意しなくてはなりません。

3. 公共のマナー問題からNG

初詣にフレンチブルドックを散歩がてら連れて行く

排泄の問題

普段外で排泄をする犬はもちろん、普段室内でしか排泄をしない犬も、慣れない環境に興奮して排泄をしてしまう可能性があります。近年では、犬が室外で排泄をすることに関して様々な議論がありますが、特に神社の境内で排泄してしまうのはマナー的によくないでしょう。

犬が苦手な人もいる

全員が犬が好きというわけでもないという点も理解しましょう。犬好きだと忘れてしまいがちなのですが、昔追いかけ回されたなどのトラウマがあり、犬へ恐怖心を抱く人もいます。また、犬アレルギーを持っている人もいます。

どんなにおとなしい犬だとしても、犬が怖い人からしたら恐怖の対象でしかなく、犬を連れてこないでほしいと感じるでしょう。一人のマナーの良い犬の飼い主として、全員が快く参拝できるように配慮をすることが、犬を愛する立派な愛犬家ですよね。

犬連れOKの神社もある!祈祷してくれるところも

神社によくある御神木のしめ縄

それでも愛犬と一緒に初詣に行きたい

以上のことを理解した上で、それでも愛犬を初詣に連れて行きたいのなら、必ず犬連れOKな神社に行きましょう。都内にもいくつかありますので、犬の飼い主の方はぜひチェックしてみてください。

【都内】愛犬と初詣に行こう!犬連れOKな神社【お参り】

愛犬への祈祷をお願いできる神社も!?

愛犬と一緒に初詣に行くのであれば、「犬同伴可能」なだけではなく、「犬が祀られている」「犬に祈祷をしてくれる」神社も存在しているので、思い切ってそういったところに行くのも良いでしょう。

神社にもよりますが、お守りをもらえたり、犬の健康祈願をしてくれたりするところもあります。お正月や七五三シーズンでは、袴・晴れ着を着た犬がいる事もあるので、せっかくの機会に衣装を用意して行ってもいいかもしれませんね。

犬連れOKな神社にペットと初詣に行く際のマナー・準備

初詣に犬連れOKな神社に一緒に行く風景

犬連れOKな神社であっても、愛犬家としてのマナーはきちんと守りましょう。境内で排泄をしないように、前もってトイレを済ませてから連れて行くようにすることも大事です。また、他の人や犬に迷惑がかからないように、絶対にリードは離さないよう注意してください。

特に、お正月シーズンは、人が多く訪れ犬にもストレスがかかるので、長時間の滞在は避けることをおすすめします。誤って他の参拝者に蹴られてしまうことも考えられるので、小型犬は人混みでは抱っこしている方が良いでしょう。

また、愛犬の様子を常に観察し、怯えたり怖がっていたりするようであれば、諦めて帰るようにすることも大事です。

自分だけの基準で判断しないこと!

おしゃれでガーリーすぎる鏡餅

今や愛犬や愛猫などのペットは大切な家族の一員です。とはいえ、初詣に犬連れで行くのにはどのような問題があるのかを考えました。

神社側の宗教上の問題、マナーの問題だけでなく、日常生活ではあまり遭遇することのない人混みは、どうしても犬にストレスを与えてしまいます。神社に犬連れで行って良いかは、自分だけの考えや周りもやっているからといった理由だけで判断しないほうが良いでしょう。

どうしても犬連れで初詣に行きたい方は、神社が犬同伴可能かどうかをよく確認し、排泄や誤飲などのトラブルが起きないように十分注意して行くようにしましょう。

【特集】犬とお泊まりできる場所のまとめ

「愛犬とお泊まり旅行がしたい!」そう思われている方も多いはず。ですが、犬を連れて行ってもOKな宿泊施設はなかなかありませんよね。

今回は、Cheriee編集部がおすすめする犬とお泊まりできる宿泊施設をご紹介している記事とともに一挙にご紹介!今後、お出かけする際の参考にしてください。

【那須】dog’s pension しゃのんち

犬 宿泊
とってもアットホームな雰囲気な「dog’s pension しゃのんち」の宿泊レポートです。

まだオープンしたばかりということもあり、すごくキレイで、快適に過ごすことができそうです。着いたらすぐに、看板犬であるボーダーコリーの「しゃのん」がお出迎えしてくれます。これは犬好きにはたまりませんね。

「しゃのんのおうち」こと「しゃのんち」。愛犬と一緒にお邪魔してみてはいかがでしょうか?楽しい時間を「しゃのん」と一緒に過ごせることは間違いありません。

愛犬と一緒に泊まれる那須高原のドッグペンション「dog’s pension しゃのんち」宿泊リポート

【那須】アニマーレプレミアム in 那須

ペンション 犬
愛犬とお泊まりできるだけでなく、豪華な内装とその世界観、那須周辺へのアクセスのしやすさ、そしてオーナーさんのお人柄の良さなど、さまざまなおすすめポイントがあります。

ドッグランや犬用のお風呂もあり、その充実したペット施設に愛犬がリラックスすることは間違いありません。ペットと一緒にゆったりとした時間を過ごしてみませんか?

愛犬と一緒に宿泊するなら「アニマーレプレミアム in 那須」がおすすめな理由とは

また、こちらの記事では、「アニマーレプレミアム in 那須」に関してだけではなく、愛犬と一緒に楽しめる、那須高原の観光スポットもたくさんご紹介しています。どれもおすすめのペット同行可の施設やショップですので、那須観光の参考にしてみてください。

愛犬と出かける、1泊2日の「那須高原」旅行のすすめ【前編】

愛犬と出かける、1泊2日の「那須高原」旅行のすすめ【後編】

ペットフレンドリーな那須高原、愛犬と一緒に楽しめるおすすめスポット6選

【軽井沢】キャンプ場スウィートグラス

キャンプ 犬
「キャンプ場スウィートグラス」は、浅間高原にのびのびと広がるキャンプ場です。

「愛犬とキャンプ、行ってみたいけど大変そう…」なんて考えている方にも安心の充実した設備があります。ログキャビンにはなんと、プライベートドッグランがついているんだとか。愛犬とのびのび遊べる、大満足のキャンプになりそうです。

愛犬と一緒にキャンプ!憧れを叶える夏にしよう

犬と宿泊するときに準備すること

犬 準備
犬と宿泊するときに、確認しておきたいことや、持ち物の準備についてなど、はじめて犬を連れて宿泊する時にはわからないことがたくさん。

そんな不安を解消するために、こちらの記事を読みながら、準備を整えてみましょう。これさえ読んでおけば安心の旅行になること間違いなし!愛犬と旅行するときは、ぜひこちらをチェックしてみてください。

愛犬と一緒に旅行がしたい!いったい何を準備すればいいの?

最後に

犬 旅行
宿泊施設によって、一部屋にお泊まりできるペット数や、ペットの体重の上限など、決められているルールがたくさんあり、そのルールもさまざまです。

犬も人間も、みんなが快適に過ごせる旅行にするために、お出かけの際は、必ず宿泊先のホームページなどを確認して、万全の準備をしましょう。「実際に行ってみたら入れなかった」なんてことがあっては、せっかくの休日も台無しに…。

愛犬と一緒に旅先でゆったり過ごす時間、そんな貴重な時間をもっともっと充実した時間にするために、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。

愛犬の足を守ろう!犬用の靴・靴下のすすめ。

いよいよ梅雨の時期が近くなってきましたが、雨の日のお散歩はわんちゃんの足がぐしょぐしょになってしまって、きれいにするのが大変ですよね。また、これからますます暑くなり、熱いアスファルトで肉球にやけどをしてしまうかもしれません。

今回は、そんなわんちゃんの肉球の心配に備えるべく、わんちゃん用の靴や靴下をご紹介します!靴や靴下を履かせることができれば、飼い主さんにもわんちゃんにもメリットが大きいですよ。

なお、これからの季節の散歩で気をつけたいことは、こちらでも紹介していますので、併せてご覧ください。

夏の散歩は「肉球の火傷」に要注意!おすすめの時間帯や対策とは?

犬に靴や靴下を履かせるメリット・デメリット

犬 雪 シューズ
「犬に靴を履かせるって、ちょっと違和感が…。」と思う方もいらっしゃると思います。まずは、犬に靴を履かせるメリットとデメリットを知ることから始めましょう。

メリット

  • 肉球が傷つかない
  • 足のケガを防げる
  • やけど・しもやけ防止
  • フローリングなどで足が滑るのを防ぐ

デメリット

  • 履くことによるストレス(履くことを嫌がる)
  • 爪や肉球で踏んばれないため、足を滑らせる
  • 靴の中の蒸れや汚れで雑菌が繁殖したり、炎症がおこる

暑い季節にはなるべく涼しい時間帯にお散歩するのがベストですが、それでもアスファルトの温度は予想以上に熱いものです。また、地震などの災害で、地面に危険なものが散らばっている状態で避難をすることがあるかもしれません。犬用シューズを常備し、日頃から履かせる練習をしてみるてはいかがでしょうか。

犬に靴を履かせることに関しては、さまざまな意見があるとは思います。ただ、デリケートな部分である肉球を保護する役割を持つ靴や靴下ですので、状況に応じて使い分けられるようにしておくのは良いことではないでしょうか。履かせられるように準備しておき、履かない選択をするのは、何の問題もないでしょう。

足のサイズを確認しよう!

メジャー
足に合わない靴や靴下を履かせてしまうと、脱げてしまったり、足をケガさせてしまう可能性があります。犬用シューズを購入する前に、まずはわんちゃんの足のサイズを測ってみましょう!ただし、正確に計測する必要があります。

測り方

愛犬を立たせて、もっとも足に体重をかけさせた状況で、足の地面についている部分の横幅の一番広いところを測ります。

ほとんどの商品は横幅が重要ですが、縦幅も必要な場合があるので、足のつま先から肉球の外側までの長さも測っておくと良いでしょう。

おすすめ犬用靴3選

犬用シューズ
さて、わんちゃんの足のサイズがわかったら、いよいよ購入です!おすすめの犬用シューズ3つをご紹介します。わんちゃんにぴったりの靴を見つけちゃいましょう!

ポウズ(PAWZ)ラバードッグブーツ

ポウズ (PAWZ)
¥1,790 (2023/06/04 17:03:54時点 Amazon調べ-詳細)

こちらは風船のようになっている靴で、ゴムになっているので脱げづらいのが特徴です。汚れてもゴム製なのできれいにしやすいです。かさばらないので、災害袋に念のため入れておくのもおすすめです。

Mud Monsters (マッドモンスターズ)


メッシュ素材で作られているのでムレにくく、靴底がゴム素材で足にフィットし、違和感が少なくなるのだとか。わんちゃんへのストレスが軽減できる靴です。

Grip Trex (グリップトレックス)

頑丈で分厚い靴底が特徴の靴で、アウトドアスポーツをしたり、山道や砂浜などを歩かせる時におすすめです。
洗濯機で選択できるのも便利ですね。

おすすめ犬用靴下3選

犬用靴下
続いて、おすすめの犬用靴下3つをご紹介します。靴より、靴下のほうが柔らかいため、履かせやすいと言えるでしょう。いきなり靴を履かせるのではなく、靴下から徐々に慣らしていくことをおすすめします。

犬用靴下 Skitter

日本のメーカーが獣医師と共同開発した靴下として有名な Skitter です。足裏にはジグザクの滑り止めがついているため、床がフローリングであっても滑りにくくなっています。獣医師監修と言われると、安心感がありますよね。

犬用靴下 SPORT PAWKS

屋内・屋外ともに使用できる万能な靴下です。つま先上部から足裏にかけての幅広いシリコン加工の滑り止めで、フローリングや階段、畳の上での滑り予防アイテムとしておすすめです。

Loobani 犬用パッド

「靴下ではないじゃないか!」という意見はさておき。こちらの商品は、足の裏に貼り付ける形になっています。そのため、湿気がこもったり、雑菌が発生するかも、といった心配をする必要がありません。接着剤も低アレルギーのものを使用しているので安心です。

靴下にも慣れてくれない場合、全体を覆わないこういった商品から慣らしていくと良いかもしれません。

犬用シューズでわんちゃんを守ろう!

犬
最近では、散歩中に靴を履いているわんちゃんを見かけることも増えてきました。しかし、靴や靴下の向き・不向きは、そのわんちゃんによって全く違います。紹介した商品以外にもたくさんの種類の靴・靴下があるので、わんちゃんにぴったりのものが見つかるまで、辛抱強く、いろいろな種類を試してみてくださいね。

人間の生活環境は、熱くなったアスファルトやゴミなど、わんちゃんの足にとって危険なものであふれています。また、室内飼いが増えたにも関わらず、フローリングの床が増えていることにより、何も対策をしていない場合は、足の関節にも負担をかけるようになっています。

犬用の靴や靴下でわんちゃんの足を危険から守ることができればうれしいですよね。靴や靴下に慣らすのは難しい場合もありますが、わんちゃんにとって敷居の低いものから始め、徐々に慣らしていくことができれば、足にかかる負担も減っていくかもしれません。これを機会に、犬用の靴や靴下にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?