初めての猫!家の準備や用意するグッズ、心構えを解説
猫を初めて飼うときは、「家の中をどうすればいいのだろう」「何を用意すればいいの」と悩みますよね。今は情報が多い分、迷ってしまうでしょう。
今回は、猫を飼うときに準備することや用意したいグッズ、心構えについて解説します。準備や心構えは、子猫も大人の猫も基本的には同じですので、猫を飼う前によく確認しておきましょう。
家の中を整える
猫はひも類や小さなものに興味を示します。高いところも大好きなので誤飲やケガをしないように、家の中を「猫仕様」にします。
誤飲の危険があるものは片付ける
ひも類、糸、ヘアゴム、ボタンなど小さなものは誤飲の危険性がありますので、猫が届かない場所にしまってください。大人の猫でも油断できません。
猫は器用なので、ちょっとした扉や引き出しなどは開けてしまいます。頑丈な箱や引き出しに入れましょう。
観葉植物やお花は別の部屋に
観葉植物の種類によっては、猫が齧ると中毒を起こす恐れがあるものがあります。猫が過ごす部屋には飾らないでください。ユリの花は、活けた水を舐めただけでも危険です。お花も飾らないようにしましょう。
電気コード類にはカバーを
電気コード類を噛んで感電などしないようにカバーを付けておきます。
押し入れやクローゼット、洗濯機の扉に注意
猫は狭いところが好きなので押し入れやクローゼット、洗濯機などに入りたがります。飼い主が気付かないまま、閉め切ったり、洗濯機を動かしたりすると大変危険です。
扉は開けたままにしない、洗濯機のふたは必ず閉めるなどをしっかり心がけてください。
お風呂の水は捨てる
夏は涼しく、冬は残り湯があれば温もりがあるためお風呂が好きな猫がいます。
ふたの上で暖を取る姿はかわいいですが、滑って落ちるとおぼれてしまいます。残り湯は捨てるほうが安全です。
外には出さない
猫は外に出さず家の中で飼います。散歩は必要ありません。特に家に来たばかりの猫は、外に出ると戻れなくなる恐れがあるので十分注意してください。
身を隠す場所を作る
猫が入れるような段ボールに敷物を入れていくつか置いておくと、猫は身を隠せるので安心します。狭いところにいたいという欲求も満たせるのでおすすめです。
買っておきたい猫のためのグッズ
事前にペットショップやホームセンター、ネットなどで購入します。リストを作っておくと、買い忘れがありません。
フード
ブリーダーやペットショップで購入した場合、もしくは保護施設から来た場合は、そこで食べていたフードを用意します。野良猫を拾った場合は、猫の年齢に合った総合栄養食を与えましょう。
ドライフードとウエットフードの両方があると便利です。
食器と水入れボウル
どちらも陶器がおすすめです。猫は入れ物にもこだわりがあるので、複数用意しておきます。ひげが容器に当たるのを嫌がるので、猫専用を購入するほうが安心です。
猫用トイレ
猫用トイレは、大きさの十分にあるタイプを複数設置しましょう。最低でも1匹あたり2個は欲しいところ。大きさは猫の体長1.5倍が目安です。
猫砂にもこだわりがあるので、いくつか用意して様子をみてください。ペットシーツもあると、おしっこがこぼれたときなどに安心です。
爪とぎ
猫の爪とぎは本能なので、爪とぎの用意は必須です。段ボールタイプや麻ひもタイプなど、猫の好みに合わせて複数用意するといいでしょう。基本的にほとんどの猫が段ボールタイプを喜びます。
クレート
必ずクレートは用意してください。普段からハウスや落ち着ける場所として使えますし、動物病院の受診の際も便利です。災害時の避難にも役立ち、避難所にもそのまま持ち込める場合もあります。
素材は頑丈なプラスチック製がおすすめです。
キャットタワー
猫は高いところが大好きなので、キャットタワーを設置してあげましょう。しっかりした頑丈なものを選びます。窓の外を見られる場所に置いてあげるといいですね。
サークル
サークルは留守番や来客時に活躍します。猫の落ち着ける場所にもなるでしょう。高さがあり、スペースが三段ほどあるタイプなら上下運動ができます。ベッドやトイレも置いてあげましょう。
猫用ベッド
好きな場所でくつろげるように、ベッドも複数用意してあげましょう。出窓やリビングの隅、サークル内などに置いておきます。
おもちゃ
ひとり遊びができるおもちゃと、飼い主さんと一緒に楽しめるおもちゃを用意しましょう。転がすとフードが出てくるおもちゃは、猫の狩猟本能を刺激するのでおすすめです。誤飲を防ぐためにも、猫じゃらしは飼い主さんと遊んだら片付けてください。
首輪
猫のサイズに合った首輪を選びます。ケガや事故防止のためにも、何かにひっかかったら外れるタイプがおすすめです。
動物病院を受診する
猫を飼うことになったら、必ず動物病院を受診します。
健康診断を受け、ワクチンや避妊・去勢手術のスケジュールを立てましょう。猫の飼い方のアドバイスなどももらうと安心ですね。
猫を飼う=猫の命に責任を持つ
猫を飼うことは、最期の時まで責任を持って猫のお世話をすることになります。猫の平均寿命は室内飼いの場合15~16歳といわれています。つまり少なくとも15年は、毎日こまめに猫のお世話をする覚悟が必要です。
いたずらをされたり、ひっかかれたりなどのトラブルもあるでしょう。思い通りにならないこともあります。旅行にも行きづらくインテリアもおしゃれにはできないかもしれません。
しかし、猫がいる暮らしは、たくさんの喜びとかけがえのない幸せに満ちています。猫の習性をしっかり理解し、猫との暮らしを楽しんでください。
猫が爪とぎをする理由とは?爪とぎグッズ選びのコツや置き場所を解説
愛猫が家のあちこちで爪とぎをして、壁やソファなどをボロボロにしていませんか?
せっかく爪とぎを買って置いているのに、なぜか使ってくれない猫もいます。それは、もしかしたら好みの爪とぎではないのかもしれません。置き場所が間違っている可能性もあります。猫が思う存分爪とぎをできる場所を作れば、家もボロボロになりません。
今回は猫が爪をとぐ理由と、適切な爪とぎグッズ選びのコツや、置き場所について解説します。
猫が爪とぎをする5つの理由
猫の爪とぎの理由は、お手入れだったり、ストレス解消だったりとさまざまです。いくつか理由が重なっているときもあります。爪とぎを行うのは本能的なことなので、やめさせることはできません。
1. 爪の手入れ
猫は自分で爪のお手入れをします。猫の爪はたまねぎのような層構造をしており、バリバリと爪をとぐことで、古くなった一番外側の層をはがします。すると、鋭くとがった爪が再び出てきます。
2. ストレッチ
起きたときなどに前足を思いっきり伸ばして爪をとぐ「ストレッチ」の意味もあります。気分転換の意味もあるようです。
3. マーキング
マーキングのためにも猫は爪とぎをします。猫の爪の間には、強いニオイを分泌する腺があり、爪をといで壁などに自分のニオイを付けて縄張りを主張するのです。特に、後足で立ちながら体を伸ばして壁や柱をといでいるときは、マーキングの意味が強いでしょう。
多頭飼いなどの場合、爪とぎでできた傷を他の猫にアピールし、自分の縄張りを見た目でも主張する意味もあります。
4. 不安やストレスの解消
猫は不安やストレスを感じたときに、爪とぎで気持ちを落ち着かせようとします。突然の来客があったときなどにはよく行うでしょう。これを「転位行動」といいます。人間が、失敗したときに照れて頭をかくような行動です。
5. 注目を浴びるための爪とぎ
飼い主にかまってほしくて、爪とぎをするときもあります。爪とぎをしているときに、声をかけたことがきっかけで「爪をとぐと飼い主が注目してくれる」と猫が覚えてしまうのです。
爪とぎをして欲しくない場所でとぐと、飼い主はどうしても声をかけたくなるでしょう。そのため、どんどんエスカレートする可能性もあります。
適切な爪とぎグッズと爪とぎ場所を用意
爪とぎそのものをやめさせることはできないので、適切な爪とぎグッズを用意し、場所を作ってあげる必要があります。
まずは、爪とぎの好みを探りましょう。市販の爪とぎの素材には、ダンボール・麻・木材・カーペットなどがあります。いくつか用意して猫の好みを探りましょう。
ダンボール
多くの猫が好む素材です。値段も安くスーパーマーケットなどでも購入できます。シンプルな長方形の床置きタイプや、ベッドタイプ、猫が中に入れる「すりばち状」など形状もいろいろ。中に入って遊べるハウスのような爪とぎもあります。
ダンボールは、とぎクズが出やすい点と、すぐにボロボロになる点がデメリットです。軽いので、動かないように固定する必要もあります。
麻
麻縄をポールに巻いた爪とぎです。キャットタワーに付属している商品もあります。麻縄は丈夫で、とぎクズはほとんど出ません。力の強い猫がといでも長持ちするのもメリットです。やや高価な点と、猫の好みが分かれる点がデメリットです。
木材
外で暮らしていた猫が好む傾向があります。とぎクズもほとんどなく、丈夫で長持ちします。ただ、あまり商品の種類は少ないうえ、やや高価です。
カーペット
日頃からラグやカーペットで爪をとぎたがる猫に向いています。丈夫ですが、爪がひっかからないように注意が必要です。商品の種類が少ないのがデメリットです。
爪とぎの形状や大きさもチェック
床に置くタイプと水平タイプ
床で爪をとぐのが好きな猫、立ち上がってとぐのが好きな猫など好みが分かれるようです。好みがわからないときは、両方用意します。
しっかり安定する爪とぎ
爪をとぐたびに爪とぎが動くのを猫は好みません。
床に置くタイプは裏に滑り止めがついているものを、ポールタイプは猫が力を入れてもグラグラしない安定したものを選びましょう。
十分な大きさのある爪とぎ
猫が思いっきり体を伸ばしても使える大きさの爪とぎを選びます。壁に貼れるタイプは、前足が届く場所に貼って使えるのでおすすめです。
爪とぎの置き場所
すでに壁などでとがれて困っている場合は、そこに爪とぎを設置します。
他には、猫がいつも過ごす部屋の隅やドア近く、トイレに行くときの通り道など複数箇所に設置します。いろいろな場所に置いて、猫の様子を観察してみてください。傾向がわかってくるはずです。
爪とぎを使ってもらうコツ
新しい爪とぎでとがせるには、「匂い」を付けておくのが効果的です。壁についた爪とぎあとを布でこすります。その布で、新しい爪とぎを拭いて匂いを付けると簡単です。さらに、爪とぎにあらかじめ傷を付けて「よその猫が爪をといだ」風にしておきます。
してほしくない場所で爪をといでも叱らない
猫が不適切な場所で爪とぎをしていても声をかけたり、叱ったりしないでください。猫は「注目してくれた」と思うでしょう。そのため、ますます爪とぎをする悪循環に陥るかもしれません。壁にはシートを貼る、ソファにはカバーをかけるなどの対策を行いましょう。
なかなか爪とぎを使ってくれない場合は、素材や形状、置き場所を見直してみましょう。
まとめ
爪とぎは猫の本能です。猫が思う存分爪とぎができるように、猫の好みの爪とぎグッズを用意してあげましょう。いくつか用意して、好みを探るのもおすすめです。置き場所は、猫が普段過ごす場所や通り道などがいいでしょう。といでも動かないように固定することも忘れないでください。
壁など不適切な場所でといでも、叱らないことがポイントです。シートなどを貼るなどして対策をしましょう。
災害時の車中泊にも!犬が車内で快適に過ごせるお役立ちグッズ6選
愛犬とのドライブは楽しいものですが、犬の落ち着きがなかったり、シートににおいが染み付いてしまったりと、何かと困りごとが発生しがちです。
車の中で犬と快適に過ごせるようにしておけば、いざという時に車で避難する際にも役立つでしょう。
災害時には、状況によっては犬と一緒に車中泊をする可能性もあり、日頃から備えをしておくことが大切です。
今回の記事では、犬と車中泊をする際に役立つグッズをご紹介します。
犬を車に慣れさせておくと災害時に役立つ!
地震や洪水などの自然災害が多い日本では、日頃から災害への備えをしているという方も多いのではないでしょうか。
では、犬の災害対策はできていますか?
犬の災害対策を考える場合、いつでもキャリーケースに入れて運べるようにしたり、ドッグフードやトイレシーツ、犬用のお皿などを用意しておく必要があります。
また、避難所によってはペットと一緒に寝泊まりすることができない場合も多く、近所でペットと過ごせる避難所があるか事前にチェックしておくことも重要です。
車中泊という選択肢も
避難所がペットNGの場合や、犬が他の人や動物に吠えてしまう場合などには、車の中で避難生活を送る、いわゆる「車中泊」を選択する人もいます。
いざという時に車中泊で数日間を過ごすには、日頃から犬を車に慣れさせ、犬と快適に過ごせるような車内環境を整えておくことが重要です。
犬との車中泊で注意したいポイント
1. 車酔い
犬も人間と同じように、車に揺られることで三半規管に異常が生じ、車酔いをすることが少なくありません。
車酔いをすると次のような症状が出ます。
- ハァハァとパンティングをする
- ヨダレを垂らす
- 嘔吐
- 下痢
- 元気がなくなる
【対策】
夏はもちろん、冬でもあまり車内の温度が上がりすぎないように気をつけましょう。
また、少し窓を開け、外の空気を車内に取り込むと良いでしょう。
2. 熱中症
夏場の車内は温度が上がりやすく、熱中症に注意が必要です。
車中泊をする場合、就寝時にエンジンをかけっぱなしにすると一酸化炭素中毒になる恐れがあるので、四六時中エアコンをつけているわけにもいきません。
【対策】
エアコンをつけなくても夜をしのげるように、車内で役立つ熱中症対策グッズを用意しておきましょう。
後ほどおすすめのグッズをまとめてご紹介します。
犬との車中泊に役立つおすすめグッズ6選
1. ドライブシート
後部座席を覆うことのできるシートです。
防水仕様のものが多いので、犬が粗相をしてしまったり、泥だらけにしてしまっても安心です。また、ハンモック型のものなら、運転席や車外への飛び出しを防止することもできます。
災害時には、後部座席をフラットにして覆うことで、広々とした快適な空間になります。
2. ドライブベストハーネス
犬用のシートベルトの役割を果たします。
車についているシートベルトに繋げて使うことで、落下や、急ブレーキによる怪我等を防止してくれます。
また、災害時はリードに付け替えれば、そのまま車の外に連れ出してお散歩をすることも可能です。
3. 酔い止め薬
乗り物酔いしやすい犬には、酔い止め薬を用意しておいてあげましょう。
市販の犬用酔い止めシロップなどもありますが、獣医師さんに相談し、処方してもらうことをおすすめします。なお、自己判断で人間用の酔い止め薬を飲ませるのは危険ですのでやめましょう。
4. 窓用ネット
1日中車のエンジンをかけておくわけにもいきませんから、エンジン停止中には窓を開けて風通しを良くしたいもの。
しかし、窓を開けっ放しにしておくと虫が入ってきたり、プライバシーの面で気になる部分もあるかと思います。
そのような時のために、窓やトランクルームのドアにつけられるネットを積んでおくと便利です。
5. 扇風機
窓を開けるだけでなく、扇風機を上手に活用することで、車内の風通しをさらに良くすることができます。
持ち運びでき、コードがいらない小型の扇風機を用意しておくと良いでしょう。
6. 冷却シート
扇風機や窓用のネットに加え、敷くだけでひんやり冷たくなるシートを併用すると、特に夏場の車内で快適に過ごすことができます。
大きいサイズのものを買ったり、何枚かつなげて使うことで、飼い主さんも一緒に使えるので便利です。
まとめ
いざという時に犬が車内で快適に過ごせるようにするには、温度管理や体調管理がしっかりできるよう、事前にお役立ちグッズを備えておくことが大切です。
災害時に初めて車中泊をするのは大変なので、できれば犬と一緒に避難訓練をしたり、日頃から車でお出かけをして「車=楽しいところ」と学習させておくと良いでしょう。
なお、車が動いている時は、安全のため、座席に固定したクレートの中にいてもらいましょう。車が動いている最中に犬がフリーで車内にいると、道路交通法違反になってしまう場合があります。
この機会に、犬の避難グッズだけでなく、車で使えるグッズの見直しもしてみてはいかがでしょうか。
【クイズ】犬の早食いが良くない理由とは。病気を引き起こす可能性も!
本記事では、そんな犬の早食いについてクイズ形式で解説していきます。
それではさっそく、犬の早食いクイズにチャレンジしてみましょう!
また、早食いをすると、喉に食べ物がつまりやすくなります。喉に食べ物がつまると、犬は上手に呼吸ができなくなり、そのまま命を落としてしまうこともありえます。
さらに、早食いは消化器官に負担をかけます。特にドライフードを与えている場合、硬いままの粒をそのまま飲み込んでしまうと、消化不良を引き起こす可能性があります。
また、胃拡張・胃捻転にもなりやすくなります。「胃拡張」とは、一気に食べた大量のフードが犬の胃の中で膨らみ、胃が拡張してしまうことです。これによって胃の内容物が腸へ流れず、消化不良を引き起こし、嘔吐してしまうこともあります。
そしてその胃拡張が、胃がねじれる「胃捻転」を引き起こしてしまうこともあります。胃捻転は、発症から数時間で犬が死に至る恐れがある非常に危険な病気です。
ドライフードを水でふやかすと、水分により膨張し、満足感を得やすくなります。水分摂取量も増加するため、尿路結石のリスクも減らすことができます。また、1日に与える食事量は同じでも、小出しにして回数を増やせば早食いを緩和できます。
犬が餌を食べる際に、早食いできないように食器の内側にデコボコがついている早食い防止グッズも効果的です。知育玩具のようなものであり、ストレス解消にもつながります。
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
犬の早食いを防止!悪影響の理由と改善方法5つ
冬の寒さが命取りに!低コストでできるハムスターの寒さ対策8選
寒さは、命を落とす危険性さえある

寒さ対策は9月から対策を始めるって本当?

ハムスターの寒さ対策8選

1.温度計を設置する
これは寒さを改善するための直接的な対策ではありませんが、寒さ対策をする上でまず取り付けたいものです。 先述した通り、ハムスターが生活するには、20〜26℃の環境を保つことが大切です。寒さの感じ方は人それぞれですから、飼い主さんの感覚の他にも温度計を頼りにすることで正しい温度管理をしましょう。 温度計は、できればハムスターのケージとお部屋の2ヶ所に設置することをおすすめします。2.ケージの置き場所を変える
暖かそうだからという理由で、直射日光のあたる場所にケージを置くのはやめましょう。温度差に弱いハムスターは、寒暖差によって体調を崩してしまいやすいからです。 また、窓辺付近やドアの近く、床の上などの低い位置も冷たい外気が入りやすいので避けるようにしましょう。3.小動物用ヒーターを使う
小動物用ヒーターは、比較的安いものも多く効果が高いため、愛用している飼い主さんも多いようです。 様々な種類が出ておりますが、大きく分けて2つのタイプがあります。 1つは、ケージ下に敷くなどが出来る広範囲のパネルヒーター、もう1つはハムスターが中に入ったり上に乗ったり出来るようなドームタイプ、置くタイプです。①パネルヒーター
②ドームタイプ、置くタイプ
4.床材をたっぷり入れる
ハムスターのケージや寝床に、床材をたっぷり入れてあげましょう。夏場の3倍以上ぐらい、ハムスターが潜った時にすっぽりと隠れるほどの量を入れてあげることをオススメします。 ただし、綿の床材や綿製品は、ハムスターの手足に絡まってしまうおそれがあるだけでなく、誤って飲み込んでしまった場合に腸閉塞を起こしてしまうこともあり、大変危険なので避けましょう。5.エアコンをつける
王道の温度管理といえばエアコンですよね。 室内温度を一定に保つことができますし、年間を通じて適温を保つことができます。エアコンの設定温度は、22度〜24度に設定しましょう。6.ダンボールや毛布でケージを包む
部屋の温度を暖かく保ったり、ヒーターでケージの中を温める方法ももちろん有効ですが、ケージの中や周辺の環境に工夫を凝らせば、安いコストで温度管理ができます。 具体的には、次のような工夫ができます。まずは家にあるもので試してみるのも良いでしょう。- ダンボールでケージを包む
- 毛布や布をケージにかける
- 断熱シート、コルクマットを活用する
7.寝袋を作ってあげる
ハムスターのケージの中に、もこもこで暖かい寝袋を入れてあげましょう。 寝袋は専用のものを買っても良いですし、毛布などで作ってあげても良いでしょう。素敵なデザインの寝袋を選べば、ハムスターのケージもあっという間におしゃれな冬仕様に!8.ケージを変えてみる
通気性の良い金網型のケージの代わりに、プラスチック製や木製のケースを使用することで保温効果が高まります。ハムスターの寒さ対策の注意点

温度の逃げ場を作る
ヒーターなどをケージ全体に使用してしまうと、ハムスターが暑いと感じた時に逃げる場所がなくなってしまいます。 ケージの中に、ヒーターなどが当たらない涼しめの場所を作ってあげましょう。ホッカイロを直接入れるのは危険
ハムスターが寒くないようにと、ケージの中にホッカイロを入れる飼い主さんもいます。その際、ホッカイロを直接入れてしまうとかじられてしまい危険なので、もし使う場合には「ホッカイロケース」に入れてから使うようにしましょう。 ホッカイロは普段使いにはあまり向きませんが、本格的な寒さ対策へのつなぎや、ハムスターを病院に連れて行く時などに便利です。コードをかじられないように
ヒーターなど、コードがついたグッズを使う際にはハムスターにコードをかじられないように十分注意する必要があります。 コードがケージの中に入らないようにしたり、コードカバーで覆うなどの対策をしましょう。まとめ

雨の日でも快適に犬と散歩しよう!秘訣とおすすめグッズについて
実際みんなどうしてるの?

快適に散歩する方法とは

排泄物の処理
「お散歩のときに排泄をするようにしつけているから、雨の日でも行かなきゃ…」という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。でも、雨が降っているなか後片付けをするのは少し面倒ですよね。 重要なことはまず、処理グッズが濡れないようにすること。普段から防水バッグのなかに処理グッズを入れておけば、雨の日に濡れてしまって後悔することはありません。 また、ビニール袋で犬のうんちを掴むとどうしても袋が濡れてしまいます。濡れた袋は縛りにくいうえに、バッグのなかのものを汚してしまいます。そんなときは、別に大きめのビニール袋を用意しておき、その中へ入れてしまいましょう。どろんこにならないように
いつものお散歩で公園や舗装されていない道を通る方は、雨の日はルートを変えるようにしましょう。舗装されていて、車通りの少ない道がベスト。タイヤの水はねを受けずにすみますし、事故も避けられます。 また、いつもよりリードの長さを短くして、近くを歩かせましょう。これは、歩道の端の植木につっこんで行ったり、草地に入ったりすることを防ぐため。水たまりも極力避けてください。水たまりにはたくさんの汚れや病原菌が生育しており、肉球にできた傷に付いてしまうと感染症を引き起こすことがあります。雨具を用意しよう

レインコート
レインコートには大きく分けて「オーバーオール型」と「ポンチョ型」の2つのタイプがあります。 オーバーオール型は頭から脚まで全身をすっぽり覆うことができます。濡れるところが最小限で済みますし、泥汚れも軽減してくれます。ただし、着脱に手間がかかり、全身がゴワゴワしてしまうため、服を嫌がる犬には向いていないかもしれません。リード付きペット傘
レインコートを嫌がるわんちゃんにオススメの雨対策がこちら。リードの途中に傘が付いており、上から雨を防いでくれます。 とても画期的な商品ですが、あくまで上からの雨しか防げません。降りはじめてすぐや、小雨のときなら大丈夫ですが、どしゃ降りだと下から跳ねる雨水が多くあまり効果がないかもしれません。 また、大型犬を飼っている方は、サイズに注意しましょう。小さいと全身をカバーできません。レインブーツ
脚に汚れや雨水が付着するのを防いでくれるだけでなく、肉球を守ってくれるのがこのレインブーツ。 雨の日にお散歩をしていると肉球がふやけ、傷つきやすくなってしまいます。足元も見えづらく、何か鋭利なものを踏んでしまうかもしれないため、レインブーツを履かせてあげると良いでしょう。まとめ

朝晩の冷えに備えて犬の寒さ対策を。室内犬のための寒さ対策6選
犬は寒さに弱い?

犬が寒いと感じる温度
犬種や個々の犬によって多少異なりますが、一般的に犬にとっての適温は24度前後であると言われています。ですから、室内の温度は20度を下回らないように気をつけましょう。 冷気は床付近に溜まりやすく、犬の生活空間は室内の温度計が示す温度よりも低い場合があることに注意してください。寒がっている時のしぐさ
以下のようなサインが見られた場合は、室温が下がりすぎていないか確認してください。- 体を震わせている
- 鼻先を隠している
- 体を丸めて縮こまっている
- 水を飲もうとしない
- 下痢をしている
寒さに弱い犬の特徴
犬ぞりのイメージがあったり、シベリア等の極寒地帯で暮らす犬もいるため、犬は寒さに強いと思っている方も多いでしょう。半分は正解です。 寒冷地が原産の犬種や、厚いダブルコートに覆われている犬種は寒さに強いといえますが、そのほかの犬は寒さに弱いと思ってください。 特に寒さに弱い犬の特徴は、以下のとおりです。- 南国原産の犬種
- 小型犬
- シングルコートの犬種
- 短毛の犬種
- 子犬、老犬
室内犬の寒さ対策6選

1. 湯たんぽを使う
湯たんぽのメリットは、「熱い」「冷たい」と感じる時には犬が自らから離れ、適温の時にはくっついて温まることが出来るという点です。 しかし、湯たんぽに長時間触れていると、低温やけどをしてしまう危険性があります。 犬が気に入って長時間ずっとくっついているようであれば、最初から中に入れるお湯の温度を60度くらいにしておいて、低温やけどが起こるのを防ぎましょう。2. ペットヒーターを使う
ペットヒーターとは、ペットが座れるサイズに作られたホットカーペットのような商品です。 ペットヒーターをコンセントに繋いで温度を設定すると、その設定温度に合わせて加温し続けてくれます。3. 犬用防寒着を着せる
犬に洋服を着せることに対して抵抗のある飼い主さんもいらっしゃるかと思いますが、犬にとって快適ではない気温、気候の場合は、洋服を着せることがペットの健康を守ることにつながります。 洋服を着ることに慣れていない犬は、寒い日にいきなり着せようと思っても、嫌がるかもしれません。普段から少しずつ慣れてもらい、必要な時にしっかり着用できるようにしておきましょう。4. ケージの中の工夫
ケージは、なるべく窓際から離し、日当たりがよく暖かい場所に設置するようにしましょう。ただし、直射日光や直風が当たるような場所は避けてください。 また、冷たい床やプラスチックなどに、直接犬の肌が触れることがないよう、ケージの中の床には毛布などを敷いてあげると良いでしょう。5. 犬用ベッドを置く
犬用のベッドはたくさん売られていますが、冬場はもこもこで暖かいものを選んであげると良いでしょう。 シンプルなものから可愛らしいものまでたくさんのデザインがあるので、インテリアに合わせてお好みのものを選んでみてください。6. トイレは暖かいところに
トイレが廊下などの寒い場所に設置してある場合には、犬はその寒さを嫌がってトイレを我慢してしまうことがあります。 泌尿器系のトラブルを避けるためにも、トイレは暖かい場所に設置しましょう。犬の寒さ対策で注意すること

乾燥に注意
暖房をつけると、部屋が乾燥しやすくなります。温度だけでなく湿度の管理もしっかりし、犬の水がなくならないように注意しましょう。 常に水を飲めるようにしておいてあげれば、犬は自分で水を飲みに行きますが、それでも犬が水をあまり飲まない場合は、水分の多い食べ物を食べさせるなどして様子を見るようにしましょう。やけどに注意
ヒーターを使う際は犬がヒーターに近づきすぎないように柵を置くなどの対策が必要です。 また、犬用のヒーターマットや湯たんぽを使用する際には、長時間の使用をさせないなど、低温やけどをしないように気をつけましょう。 こちらも、犬が自分で離れられるようにしておくと、自分で移動して、快適に感じられるように調整してくれます。そのため、ハウスの中に入れっぱなしにして、逃げ場がなくなってしまうような置き方はしないようにしましょう。床暖房には注意が必要
冬の床はとても冷たいですから、床暖房は効果的な寒さ対策です。しかし、床暖房はその部屋の床全体が暖かくなるため、犬が暑いと感じた時の逃げ場がなくなりがちです。 犬が暑いと感じた時に逃げ込める避難場所として、床にすのこを置いたり、ソファにすぐに上がれるような工夫を施す必要があります。冬のお散歩の工夫

【秋・冬】寒い日のお散歩はどうする?愛犬のために気をつけたいこと。
最後に

- 改訂履歴
- 2020/02/26 情報を更新
- 2018/12/18 初版公開
ハリネズミは湿度に敏感!梅雨・夏に向けた湿度対策
ハリネズミを飼いたい!知っておくべき知識【飼い方編】
ハリネズミにちょうどいい温度・湿度は?

- 温度 26度前後
- 湿度 40〜60%
ハリネズミに与える湿度の影響とは?

冬眠・夏眠
ハリネズミは、気温が32度以上になると夏眠、20度を下回ると冬眠してしまいます。あまり聞くことがないかもしれませんが、夏眠とは、気温が高くなり、ハリネズミがぐったりとして動かなくなってしまう状態を言います。湿度が高いと、気温が基準より多少低くても夏眠に入ってしまうので注意が必要です。 「眠」という漢字が使われているとはいえ、夏眠・冬眠は仮死状態なので、非常に危険な状態と言えます。仮死状態中はエサを食べたりすることができないので、最悪の場合、衰弱死してしまうことも。 また、夏眠や冬眠は内臓に影響を与え、命に関わることもあります。気温や湿度をしっかり管理して、夏眠・冬眠はさせないようにしてあげてください。もしそのような状態になってしまった場合は、適切な方法で目覚めさせる必要がありますので、獣医師に相談するようにしましょう。湿性皮膚炎
湿度が高いと、「湿性皮膚炎」と呼ばれる皮膚病にかかってしまうこともあります。湿性皮膚炎は、皮膚の赤みやかゆみを引き起こし、さらに悪化すると脱毛や潰瘍になってしまうこともあります。 そのため、温度と湿度には十分気をつけなければなりません。ハリネズミがすごしやすい湿度にしよう!

湿度計
ハリネズミはとても繊細な生き物です。湿度にしっかり気を配り、ちょうどいい湿度にするためには湿度計は欠かせません。 吸盤タイプや、金属ケージなら磁石タイプだと、設置しやすくて良いと思います。ケージ
まずは、ケージを置く場所に気をつけましょう。陽の当たるところにケージを置いてしまうと、直射日光によりケージ内の温度が上がりやすくなってしまいます。また、水回りの近くに置くと、湿度が高くなり湿度のコントロールが難しくなってしまいます。ケージは直射日光の当たらない、風通しのいいところに置きましょう。 また、ケージは金網ケージにすると湿気がこもりにくくなりますが、風通しがよくなる分、今度は温度調節が難しくなってしまいます。冬の寒い時期などはケージにヒーターをつけたり、カバーや毛布をかぶせるなどして、寒さ対策を忘れずにしてくださいね。床材
ハリネズミは意外とおしっこの量が多いので、吸水性の悪い床材だと湿度が高くなってしまう上に不衛生です。ハリネズミの床材は、木材チップ、トイレ砂などさまざまですが、筆者は湿度対策には吸水性の良いペットシーツがおすすめだと考えています。除湿機
除湿機やエアコンの除湿機能も、もちろん大きな効果があります。ケージの中だけでなく、お部屋のお散歩をさせるときなど、これらを使ってお部屋全体を除湿してあげると良いでしょう。湿度は低すぎてもだめ!

ハリネズミに長生きしてもらうために
