【簡単】ペットの抜け毛をキレイに取り去る洗濯方法【7ステップ】
毛が抜けやすいペットを飼っている人であれば、ペットの抜け毛問題には常に悩まされているのではないでしょうか。衣服についた毛を取るのは本当に面倒ですよね。
頑張ってコロコロで取っても、気づくとまたどこからかフワ〜っと舞ってきて付着してくるペットの抜け毛。
そんな厄介な抜け毛問題ですが、今回は、洗濯のコツに焦点を当ててご紹介します。
洗濯のコツをステップごとに確認
今回はペットを飼っている方にぜひ実践してほしい洗濯のコツを、7つのステップに分けてご紹介します。
それでは早速ステップごとに詳しく見ていきましょう。
簡単7ステップ① まずは洗濯物を分けて
まず、洗濯物を3つに分類して、別々のカゴに入れるようにしてください。
A. 毛のついていない人の洗濯物
B. 毛のついた人の洗濯物
C. ペットの洗濯物
以下のような縦型でカラーが複数あるランドリーボックスですと、省スペースで分別も分かりやすいですね。
ペットの服を人の服と一緒に洗ってしまうと、ニオイや菌が付着してしまうかもしれないので避けましょう。ペットのお洋服は、ペット服用の洗剤で洗うとすっきり良い匂いで清潔になるのでオススメです。
「A. 毛のついていない人の洗濯物」「B. 毛のついた人の洗濯物」は一緒に洗濯できますが、ひとつ注意があります。詳しくはステップ③でご紹介します。
簡単7ステップ② コロコロで毛を取る
カーペットにも、ソファにも、衣服にも、とにかく使えるのがコロコロクリーナーです。
「B. 毛のついた人の洗濯物」を、洗濯前にコロコロしておくだけで、洗濯がかなり楽になります。
さらに、洗濯前に毛を取り除くことで、洗濯機への負担も軽減できます。
粘着ロールタイプは毛羽立ちが気になりますが、ロールを替えなくてもよいエチケットブラシタイプのコロコロもおすすめです。
簡単7ステップ③ 洗濯ネットで分類
「A. 毛のついていない人の洗濯物」「B. 毛のついた人の洗濯物」は一緒に洗濯できます。ただし、「A. 毛のついていない人の洗濯物」は必ず洗濯ネットに入れましょう。
フェイスタオルなどに抜け毛がついてしまうと、顔に毛がついて取れないし、肌触りもよくないし、いくら愛するペットの毛とはいっても気持ちいいものではないですよね。
「A. 毛のついていない人の洗濯物」はまとめて目の細い洗濯ネットに入れて洗濯すると付着が軽減されます。目が荒すぎると簡単に毛が混入してしまうので注意してください。
このとき、間違って「B. 毛のついた人の洗濯物」の方を入れないように!洗濯ネットの中に抜け毛を閉じ込めてしまいます。
簡単7ステップ④ 柔軟剤を入れて
洗濯ネットに入れた「A. 毛のついていない人の洗濯物」と、そのままの「B. 毛のついた人の洗濯物」をまとめて洗濯機に入れたら、洗剤と一緒に柔軟剤も注ぎましょう。
柔軟剤を使うと、衣服の表面を滑らかに仕上げてくれるため、抜け毛が落ちやすくなります。
静電気防止効果で、ホコリや花粉もつきにくくなるので一石二鳥ですね。強い香りのついたものはペットが嫌がることもあるため、香料は控えめのものがおすすめです。
簡単7ステップ⑤ 洗濯ボールを投入しよう
洗濯している間に毛が落ちてくれればなぁ…。そんな願いを叶える便利グッズ、「洗濯ボール」をご存知ですか?
洗濯ボールの中には、洗濯物自体の絡まりを防止してくれるものや、洗剤を節約してくれるものもありますが、ここでは毛やゴミを絡めとってくれるスポンジタイプのものをご紹介します。
使い方は簡単!洗濯物と一緒に洗濯機の中に入れるだけ。ただし、効果を適切に発揮させるには、いくつか注意点があります。
- 縦式洗濯機で使うことが望ましい
- 大量の洗濯物には向かない
- 百均のものはすぐ砕けてしまうためおすすめしない
ここまで来たら、洗濯機を回しましょう。ほとんどの毛は取れてくれるはずです。
簡単7ステップ⑥ 軽くパンパンして
洗濯が終わったら、干す、または乾燥機に入れる前にもうひとつだけ。表面についた抜け毛を払い落とすように、 洗濯物をパンパンパンとはたきましょう。
洗濯前のコロコロも大事ですが、洗濯後のはたきにもちゃんと効果があります。
簡単7ステップ⑦ あとはお片付け
最後にお片づけです。次に使うときに毛が付着しないようにしましょう。といっても、洗濯機(と乾燥機)のフィルターを掃除して、洗濯ボールの毛を取って陰干しするだけ。これで完了です。
「7ステップも覚えられないよ」という方は、この記事を見ながら1、2回トライしてみてください。簡単なので、身体が勝手に覚えるはずです。
おまけの対策
ブラッシング前にちょっと一手間
いつものブラッシングのときに、あることをするだけで、部屋に散らかる抜け毛を楽に処理できるのです。そのあることとは、 濡れた布巾で撫でてあげるだけ。濡れ布巾の感触を嫌がる猫もいるので、手早く済ませてあげてください。
毛に湿気を含ませることで、ブラッシングのときにふわふわと舞い上がる毛を抑えることができるということです。ブラッシングは、ペットとの大事なコミュニケーションの時間でもありますので、ぜひこまめにやってあげてくさい。
おすすめブラシはこちらの記事でご紹介しています。
洗濯機、選ぶなら縦式か二層式
抜け毛対策としては断然、縦式洗濯機や二層式洗濯機がおすすめです。
その理由は、節水で叩き洗いが得意なドラム式に比べて、使用する水量が多いからです。たっぷりの水で洗濯した方が、衣服にからまった毛が浮いてきやすいのです。
抜け毛対策に適しているのは縦式洗濯機や二層式洗濯機ですが、環境やお財布への配慮も忘れずに洗濯機を選んでくださいね。
その他にも対策いろいろ
今回は、洗濯のコツのご紹介でしたが、その他の対策と合わせることでより抜け毛に悩まされる時間が減るでしょう。毛のつきにくい素材選びや、お部屋の掃除に便利なグッズなども合わせてぜひご覧ください。
また、抜け毛が少ないと言われている犬種もいます。これから犬を飼う予定がある方はぜひ参考にしてみてください。
カワウソと生活するための第一歩!〜カワウソの賢さと接し方のコツを知ろう〜
詳細につきましては、コツメカワウソとは?ペットで人気⇒絶滅危機で輸出入禁止への記事をご覧ください。
最近ペットとしての知名度も高まっているカワウソ。つぶらな目がとってもキュートですよね!「自分でも飼ってみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
今回はカワウソ初心者さん向けに、カワウソの賢さやカワウソとの生活のコツをご紹介していきます。
カワウソはチンパンジー並みにかしこい?!
カワウソは、社会的学習をする生き物だと言われています。このことを証明するために、イギリスの研究者たちが行った、あるカワウソの実験があります。
カワウソたちにエサの入ったさまざまな形のタッパーを与えます。フタが付いているだけのシンプルなものや少し複雑な形のものもあり、これを開けるのはカワウソにとってはかなり難易度の高い作業です。
しかし、あるカワウソがフタを開けると、その方法が仲間に共有・拡散されていきます。すると、他のカワウソたちも真似して開けられるようになり、比較的短い時間で全てのフタを開けることができました。
このような、「真似をする」という社会的学習は、ある程度以上の知能を持つ動物しか行わない行動です。その見た目からはとても信じがたいことですが、カワウソは、なんとチンパンジーと同じくらい賢いと言われています。
かしこすぎるカワウソのいたずら
先ほども述べたように、カワウソは非常に賢く、真似をして学習していく動物です。
こちらの動画では、カワウソのさくらちゃんが排水溝の網やお風呂の栓をあっという間に抜いてしまいます。さくらちゃんのおちゃめな表情がとてもかわいいですね!他のカワウソは、手の届かないドアを自分で台を運んで開けてしまったり、ネジを外してしまう子もいるようです。
そんな賢いカワウソと上手に生活していくコツは一体何でしょうか?ここから先は、上手にカワウソと生活する方法について、見ていきたいと思います。
まずは上下関係を確定させる
カワウソは飼い主の言うことはある程度は理解できます。しかし、自分のほうが飼い主よりも立場が上だ!と認識すると言うことを聞いてくれなくなってしまいます。どんなにかわいくても、カワウソが悪いことをしたら堂々とした態度で、きちんと叱ることが大切です。
犬も同様に、上下関係を確立することが重要だと日本では言われています。しかしながら、欧米では、これは迷信だと言われており、あまり信じられていません。カワウソも上下関係を気にしているかどうかは正直わかりません。
ですが、良いことはほめて伸ばし、悪いことは叱って行動の頻度を下げるということは、動物行動学の観点から決して間違ってはいないことだと言えるでしょう。ペットとはメリハリのある態度で接することが重要です。
ものはちゃんと片付けておく!
いくら賢くても、しつける前はカワウソにとっては知らないことばかりです。どれがかんではいけないものか、そんなことはわかりません。電源コードや洋服など、かまれたら困るものはきちんと片付けておきましょう。
犬や猫と生活をする際も同様です。飼い主にとって、取られてしまったり、かじられてしまったら困るものは、手の届かないところに置いておきます。ある程度しつけることはできますが、飼い主の目の届かないところでは、何をされるかわかりません。
ペットにとって危険なものや取られたら困るものは、必ず手の届かないところに置くようにしましょう。
真似されると困ることは見せない
例えば、ケージの鍵の開け方など、真似されると困っちゃうことは結構たくさんありますよね。そのような覚えて欲しくないことは、タオルなどで隠してそもそも真似できないようにしましょう。
カワウソだからといって、この特性を無視して暮らしていると、あとで取り返しのつかないことになるかもしれません。子供も親の真似をしますが、カワウソも同じように飼い主の行動を真似することがあります。
飼い主にとって、カワウソが覚えてしまうと困ることは見えないところでするようにしましょう。私たちが考えている以上に、カワウソは賢い動物なのです。
しつけ方は犬・猫と同じ!
先にも少し触れましたが、カワウソのしつけ方はほとんど犬や猫と同じです。犬や猫をしつける時のように、最初はおやつなどを用いてカワウソに飼い主さんの言葉や合図を覚えさせましょう。
チンパンジー並みの知能を持つカワウソのことですから、もしかすると犬や猫よりも物覚えが早く、びっくりしてしまうかもしれません。
まとめ
今回は意外と知られていないカワウソの賢さと、カワウソとの付き合い方のコツをご紹介しました。カワウソのことをよく理解し、すてきな関係を築いていってくださいね。
コツメカワウソについてはこちらの記事もあわせてご覧ください。
猫の抜け毛をとにかく対策したい。効果的なお掃除方法をご紹介!
猫を飼っている人の中で、ほぼ全員が悩むといっても過言ではない「抜け毛問題」。皆さんは、どのように「愛猫の抜け毛問題」に立ち向かっていますか?
この記事では、効果的な抜け毛のお掃除方法や、対策のコツをご紹介していきます。
お部屋のお掃除編
まずは、抜け毛に悩むお部屋のお掃除方法をご紹介していきます。
お金もかけない、簡単で効果的なお掃除方法もあるので、是非試してみてくださいね。
掃除の基本
抜け毛がたくさん落ちているお部屋。さて掃除しよう!と思っても、何から着手するのが良いのでしょうか。
掃除の基本は「上から下」です。そのため、まずは高いところに付いている猫の抜け毛からお掃除していきましょう。
短毛種などの猫の毛は、少しの人間の動作によって舞い上がって散ってしまいます。
そのため、天井や壁に猫の毛が付いていることもしばしば。「なんでこんなところに?!」という場所に付いていることもありますので、しっかりとお掃除していきましょう。
天井や棚の上などのお掃除に役立つのが「クイックルワイパー」です。素早く動かしてしまうと舞い上がってしまうことがあるので、ゆっくり拭き取っていきましょう。
また、天井などの高いところへは、長く伸ばせるタイプがおすすめです。
絶対にやってほしい「霧吹き」
掃除機をかける前に、必ずやってほしいことがあります。それは、「霧吹き」です。霧吹きの中身は、普通のお水。特別な液体ではありません。
霧吹きで空中にシュッシュとお水を撒いてください。地面に向けてではなく、空中に向かって何度か吹きかけてください。
先ほど落とした猫の抜け毛が地面にあると思うのですが、そのまま掃除機をかけてしまうと、排気で一気に舞い上がってしまいます。
そうならないために、霧吹きで空中を潤すことが大切です。
この作業をするかしないかで、抜け毛がどれだけ舞うかに、かなり差が出てくるので、今まで試したことのなかった方は、是非やってみてくださいね!
掃除機の下準備
ここで掃除機をかけても良いのですが、カーペットに猫の抜け毛がたくさん付いている場合には、事前にある程度除去しておくことをオススメします。
ヘッドが回転するタイプの掃除機ですと、抜け毛が詰まってしまう可能性もあります。
また、掃除機だけでは、抜け毛を全て取り除くことが難しい場合もあります。他の道具も使いながら、抜け毛を取り去っていきましょう。
「抜け毛が服にもソファにも!お掃除を楽にしてくれる便利グッズ」の記事では、テレビにも取り上げられた「一毛打尽」や「FurRemover」などをご紹介しています。
他にも、ごっそり抜け毛を回収してくれるこちらのグッズも人気です。
そのあとは、掃除機でしっかりお掃除をしてくださいね。
日頃の対策編
続いて、日々の猫ちゃんに対する抜け毛対策に付いてご紹介していきます。
ブラッシングがやはりミソ
猫の抜け毛に関しては、もちろんお部屋のお掃除も大切です。ですが、抜け毛が部屋に落ちないように、猫ちゃんから抜け毛をなるべく取ってあげることも大切です。
「当たり前じゃないか」と言われそうですが、やはり日々のブラッシングは重要です。毎日のブラッシングの有無によって、抜け毛の量がかなり変わってきます。
また、愛猫のブラッシングを行う際には、抜け毛が付いてもいい服か、もしくは抜け毛のつきにくい服装を着用することをオススメします。
割烹着のような格好を1枚用意しておくと良いかもしれません。
素材によっても抜け毛の付きやすさは変わってきます。興味のある方は、こちらの記事「猫の毛がつかない服はどれだ!抜け毛がつきにくい素材一覧!」もご参照ください。
濡らした手やタオルで拭く
ブラッシングだけでなく、濡らした手やタオルで猫を撫でてあげる(拭いてあげる)ことも大きな効果があります。
濡らしてあるので、毛の舞い散りを抑えることもできます。
空気清浄機を使う
空気清浄機は、空気中に浮遊している抜け毛をたくさん回収してくれます。
また、加湿機能によって、毛の飛散を抑える効果も期待できますので、効果バツグンと言えます。
ペット用の空気清浄機もありますので、綺麗な空気とお部屋を保つために検討してみるのも良いかもしれません。
最後に
猫の抜け毛問題は、どんな飼い主さんでも悩む問題なのではないでしょうか。
少しの工夫と手間で改善されることもありますので、今まで使ってこなかった便利グッズを使ってみたり、ご紹介した対策方法を取り入れてみると良いかもしれません。
飼い主さんも猫ちゃんも、快適で心地よい暮らしをすることが出来ますように。
正しく怒れてる?犬が悪さした時の怒り方のコツとは?
いくらカワイイ愛犬と言えども、「いたずら」や「いけないこと」をする時ってありますよね?
トイレを失敗した時に怒ってしまうのは、ご法度。でも、テーブルの上にあった人間用のご飯を食べようとしたり、仏壇のお供え物を持っていこうとしたり…。そのような、どうしても止めさせたい「いたずら」を止めさせるにはどうしたら良いのでしょうか?
今回はそんな叱り方のポイントについてお伝えしていければと思います。
注意
今までしつけも何もしてきておらず、特に人を噛むような問題行動が見られる犬にはこの方法は取らないでください。咬まれる可能性が高いです。
また、極度に怖がりな子に対しても、この方法は適していません。そればかりか、余計に人を怖がってしまう可能性があります。
必ず、愛犬の性格を見て、この方法が適しているか判断してから、実行するようにしてください。
怒ることはいけないこと?
かわいい愛犬に怒るのは気がひけることもあります。でも、ダメなものはダメなのです。ここで甘やかしてしまうと、「これはやっても良いんだ」と犬が記憶してしまい、そのままいたずらを続けるようになってしまいます。
また、あまりインパクトのない怒り方で、「ダメー」とか、ヘラヘラしながら「もう、悪い子ね!」等と言っても、効果はありません。そればかりか、追いかけ回したり、下手に手を出そうものなら、游んでもらっていると思われてしまうこともあります。
叱る時は、しっかり叱りましょう。しっかり叱ることができれば、1回叱るだけで、効果が出ることもあります。
それでは、各ポイントについて見ていきましょう。
1.すぐに叱る
犬は直前の出来事にモノゴトを紐付けて記憶する習性があります。コトが置きてから「3秒後」、「30秒後」、「60秒後」に怒ったのとでは、効果に雲泥の差が出ると言われています。そのため、イケナイことをしたら、すぐにその場で叱ることが大事です。
例えば、留守中だったり、飼い主の見ていない場所でいたずらしている場合、それを飼い主が見つけた時に叱っても、効果はありません。犬からすると、直前の出来事ではないため、どうして叱られているのか理解できないためです。
2.大きな声と迫力で叱る
相手にインパクトを残さないと記憶してもらえません。できるだけ大きな声で、「ゴルァ!!」としかりましょう。言葉は何でも大丈夫ですが、できれば同じ言葉を使えるように決めておきましょう。
また、大きな足音を立てるために、床を「バンっ!」と足で蹴って、声と一緒に音を立てるのも良いでしょう。少し恥ずかしいかもしれませんが、犬のように「うぅー!」と唸り声を上げるのも効果的です。
犬はボディランゲージで会話する生き物です。なるべく叱る時の体勢も迫力あるものにするため、少し前かがみになって威圧する姿勢をとっても良いかもしれません。
3.犬の目を見て逸らさない
大きな声と迫力を込めて叱った後は、愛犬の目を睨み続けます。
先に目を逸らしたほうが、「ごめんなさい、降参です…」という合図になりますので、相手が目を逸らすまでは、こちらも目を離してはいけません。
途中で目を離してしまうと、「私が勝った!またいたずらしてやれ!」と思われかねません。
でも、大丈夫です。1分も見続けていれば、ほとんどの子は犬の方から目を逸らしてくれます。
4.唸ってきても怯まない
叱っている最中に、唸ったり、歯を見せて威嚇してくる子もいます。このような時は、かなり慎重に行動しないと咬まれてしまうこともあるため、犬の行動をよく観察し、咬まれないようにすることが何よりも大切です。
目は絶対に逸らさない
この時も絶対に目だけは逸らさずに注意してください。こちらも唸り返しても良いかもしれません。また、何か近くにあった物を持って威嚇することも良いでしょう。
ただ、あまり威圧的な行動を取りすぎると、犬が追い詰められてしまい、咬むという最終的な行動に出るしかなくなることが考えられます。そのため、目だけは逸らさずに、少し唸りながら、じっと睨み続けるだけの方が安全で効果が高いこともあります。
危ないと思ったらプロにすぐ相談
特に、叱った時に愛犬の方から反撃体勢を取ろうとする場合は、ケースによっては対処が難しいこともありますので、プロのドッグトレーナーに相談してみると良いでしょう。
一度咬まれてしまうと、どんなに可愛くても、飼い主の方がどうしても引いてしまいます。これでは、飼い主が怪我をしてしまうことは勿論、正しいタイミングで叱りたくても叱れなかったり、犬からすると、咬めば叱られないと逆の学習をしてしまう可能性もあるため、咬まれないようにすることが何よりも大事なのです。
5.アフターフォローが大切
犬の方から目を逸したら、それ以上は追い詰めずに、もう叱るのはやめてください。怒り足りないと思うこともあるかもしれませんが、もう終わりにしましょう。そのまま、何事もなかったかのように、今までしていた作業に戻って構いません。
叱られた後に遊びだすのは反省していない証拠?
しっかり叱った後は、飼い主と愛犬との関係を修復していく必要があります。叱られた後の犬を見ていると、「しょんぼり」している子もいるのですが、何事もなかったかのように、また遊び出す子もいます。
でも、これは悪気があってのことではなく、嫌なことがあったので、楽しいことをして気分転換をしようとしているのです。なので、それを見ても、「反省していない!」とか思わず、それを理解して、優しく見守ってあげてください。
叱った後は関係修復を
また、「ごめんなさい」しようと、飼い主の方に近寄ってくる子もいます。叱られた後に遊び出す子もそうですし、近寄ってくる子もそうですが、叱った後は、何事もなかったかのように、愛犬と楽しく游んであげてください。
ここで、たくさん愛情を注いで関係修復をすることで、飼い主と愛犬との関係改善にもつながっていき、お互いの信頼関係はより強固なものになっていくでしょう。
叱っても叱っても全然効果がないという方、一度、叱り方を見直してみませんか?
猫に歯磨きは必要だった!嫌がる猫の歯を綺麗にする方法。
愛猫に歯磨き、していますか。実は猫にも歯磨きは必要だったのです。
「そんなことしたら、嫌がられてしまうよ!」という方、コツを抑えれば大丈夫です。
猫は虫歯になりにくい?!
猫は、虫歯になりにくいと言われています。猫の歯は人間と違って、はさみのように切り裂いてごはんを食べます。人間はすり鉢状になっているので、食べかすが残りにくく、虫歯になりやすいです。
また、猫の口内はアルカリ性で、これも虫歯ができにくい理由の1つとされています。アルカリ性の環境では、虫歯菌が動けないのです。ちなみに人間はというと、弱酸性の口内です。
しかし猫の8割は◯◯に侵されている
「虫歯にならないんだったら、歯磨きしなくていいじゃん!」
そう思った方も多いのではないでしょうか。しかし、それは違います。
猫は歯周病によって悩まされているのです!!!
なんと、ねこの8割は歯周病持ちとも言われています。歯周病が進行してしまうと、痛すぎてごはんが食べられない事態になってしまいます。
対策:歯磨き
歯周病の予防策は、歯磨きが最も効果的です。歯垢が溜まって放置してしまうと、「歯石」になります。こうなってしまうと病院で取り除いてもらわなければなりません。
そのままさらに放置されてしまうと、歯肉炎や歯周病へとなっていきます。
歯磨きは、できれば毎日行いましょう。難しければ、3日1日などにして、継続することが大切です。
歯磨きに慣れてもらう方法
歯磨きが嫌いな猫ちゃんも多いのではないでしょうか。
1.口周りを触る
いきなり歯ブラシを口の中に入れてしまうと、びっくりして嫌いになってしまいます。まずは、口の周辺を触ることから始めましょう。
慣れたら、口の中を触ってみましょう。歯や歯茎に触れ、慣れてもらいます
2.歯ブラシに歯磨き粉を塗って、舐めてもらう
猫用の歯磨き粉は、美味しい味がするようにできています。歯ブラシ・歯磨き粉と共に慣れてもらうために、ペロペロと舐めてもらいましょう。
「歯ブラシ=怖いもの」ではなく、「歯ブラシ=美味しいもの」と思ってもらうためです。
3.指or歯ブラシを口に含ませる
いきなり磨くというよりは、徐々に磨く動作に持っていきましょう。できれば、子猫のうちから歯磨きをはじめるのが一番です。成猫の場合は、徐々に焦らず慣れていってもらいましょう。
口内環境を整えて、長生きに!
人間もそうですが、歯というものは長生きに欠かせないものです。健康な歯があってこそ、美味しくごはんが食べられます。
毎日の歯磨きを面倒と思わずに、綺麗にしてあげてくださいね!
犬の留守番、どうすれば上手にできる?実は、外出時の「バイバイ」が逆効果かも。
外出時に、犬に「行ってくるね」と言ったり、バタバタと準備していませんか。実はそれ、愛犬を不安にさせているだけかもしれません。
今回は、出かける前にどのように過ごしたらいいのかを見ていきます。
別れの挨拶が不安を煽る
出かけるとき、思いっきり触って涙のお別れをしたい気持ちはよくわかります。ですが、それをやってしまうと、犬には「別れの挨拶」=「これから嫌なことが起こる」と記憶されてしまいます。
「いい子にしててね〜」という挨拶は、愛犬には「これから、辛くさみしいことがあるからね〜」と聞こえているかもしれません。
このように別れの挨拶をされることによって、余計に不安な気持ちが増してしまいます。
無言で出かけるのが◎
出かけるとき、「犬に気づかれないように出かける」を目指して、静かに出かけてください。もちろん「行ってきます」や、「いい子にお留守番しててね〜」は禁句です。
大好きな愛犬に一声かけたい気持ちは山々ですが、ここはグッとこらえましょう。
帰宅後、喜びの再会も逆効果
帰ってきてから、愛犬が元気にお出迎えしてくれた場合、喜んで一緒にはしゃぐ方もいるのではないでしょうか。実は、その喜びの再会も、いい子にお留守番してもらうことへは逆効果なんです。
人の出入りに敏感になってしまうといわれています。犬は数十分ほどで心の変動が落ち着くといわれているので、バッグを置いたり荷物の整理をしてから愛犬に会いに行く方が良いとされています。
何もない日に、出かけるフリをする
出かける前に、外出の準備をする様子も犬にとっては不安の材料になってしまいます。
化粧をする、服を着替える、部屋を片付けるなど、飼い主さんがバタバタと動く様子をみて「これから出かけちゃうんだな」と感じ取ります。そうなると、犬もソワソワしだして、不安になります。
そこでオススメなのが、特に何もない日にあえて出かけるフリをすることです。例えば、いつも出かける時に持っていくバッグを持って家の中を歩いてみる。休日だけど化粧をする、などです。
こうすることで、犬はいつ飼い主さんが出かけるのかわからなくなりますし、過度な心配がなくなります。
お留守番上手な賢い我が子になってもらおう!
お留守番が苦手な犬は、飼い主さん側に原因があることが多いです。わんちゃんには、「なんか飼い主さんお出かけしたみたいだけど、また帰ってくるし大丈夫だー」と思ってもらうことが大切です。そうすれば、飼い主さんが外出する時、悲しみのあまり叫び暴れることはなくなるでしょう。
何事もないかのように出かけて、帰ってくる。これができれば、お留守番上手間違いなしです。
愛犬のトイレの失敗は3つのポイントを抑えれば克服できる!
ペットを飼い始めて一番最初にしたい「しつけ」はトイレではないでしょうか?
最近では、ペットショップやブリーダーさんのところで、既にトイレトレーニングをしてくれていたりもしますが、環境が変わると飼い主さんも「しつけ」する必要に迫られます。自分の寝ているベッドや玄関マットにしていた…、なんていう話はよく聞きますよね。
そんな時、この3つのポイントに気をつければ、簡単にトイレのトレーニングをすることができるんですよ。
1. トイレのタイミングに気をつけよう
ペットが排泄する時、一定の周期があります。日常的にトイレのタイミングをメモしておくと、次のトイレのタイミングも分かってきます。とは言え、ずっと観察し続けるのは厳しいですよね。一般的に、良く見られるのは、以下の3つのケースです。
- 寝起き
- 食後
- 遊んだ後
ちょっと面倒ですが、このタイミングが訪れた時、ペットをよく観察してみましょう。まだトイレがどこかわかっていない子の場合は、以下のようにしてください。
- おやつを使ってトイレのある所に誘導(なるべく自分の足で移動させること)
- ソワソワしだしたら、目の片隅でペットを監視(じっと見られると、排泄できないので)
- 別のところへ行こうとしたら、おやつで再度トイレへ誘導
- ちゃんとトイレでしてくれたら、おやつをたくさんあげて、思いっきり褒めてあげます
- トイレでできるようになってからも、褒めてあげてください
最初から上手くできる子はなかなかいません。ちょっと外してしまっても決して怒るようなことはせず、根気よく続けましょう。
2. フカフカのトイレを作ろう
犬も猫も共通して言えることがあります。それは、とてもきれい好きということ。自分の足におしっこがかかることをとても嫌がります。
よくベッドやマットの上でトイレを失敗してしまいますが、それはこの習性のためです。ツルツルの場所におしっこをすると、それが流れてきて自分の足にかかってしまいます。それが嫌なので、フカフカの場所を選んでトイレするのです。
トイレには、トイレシートを何枚か重ねて吸水性がある場所にしてあげてください。できればトイレの後はあまり長時間放置せず、すぐに取り替えるようにしてください。こうすることで、居心地の良いトイレと認識してくれます。
3. トイレは複数用意しよう
大きな家の場合に起こります。特に小さなペットの場合、トイレの場所は分かっているのだけど、離れていてそこに行くまで我慢ができないことがあります。
もし、「廊下に置いてあるトイレにもするけど、たまにリビングで失敗してしまう」なんていう場合は、トイレを複数用意することを検討してみましょう。その場所に匂いが残っている可能性も高いですが、「いつも同じ場所で失敗している」という場合は、そこを勝手にトイレだと思いこんでいる可能性が高いです。
そんな時は、よく失敗してしまうところを一時的なトイレにします。徐々に場所を移動させて2つ目のトイレを作りましょう。「たくさんトイレを用意するのは…」と思う気持ちもわかりますが、トイレを複数設置するほうが、いつも失敗されるよりは良いですよね。
【番外編】絶対にしてはいけないこと
トイレを教えるにあたって、絶対にやってほしくないことがあります。それはトイレに失敗した時に怒ることです。
トイレに失敗したのに、どうして怒ってはいけないのでしょうか?それは、ペットが排泄行為自体がいけないことだと思う可能性があるからです。とは言え、トイレを我慢し続けることはできません。そこでどうするか?怒られたくないがために、飼い主に隠れてするようになってしまうのです。
「あー!」とか「うわぁ!」とか言ってしまいそうですが、もし、ベッドやソファにしてしまったとしても、何も言わず黙って片付けましょう。その子の性格にもよりますが、そういったことを言うだけで、「しちゃいけないことをしてしまったんだ…」と思う子もいるのです。
むすびに
いかがでしたでしょうか?今すぐにできることばかりですよね。善は急げ、今すぐにでもやってみましょう。
もっと高度になると、掛け声で排泄を促すこともできるんです。また、トイレの場所は認識しているんだけれども、ちょっとだけ外してしまうような子もいると思いますが、これらの方法を応用することで、そんな時の対策もできます。
まずは、ここでご紹介した基本を押さえるところから始めてみてください。