短時間でも依頼楽々!ペットシッター仲介アプリ「ぱうわん」をご紹介

ペットを飼育する家庭が増えている一方で、共働きや、飼い主の高齢化などにより、ペットのお世話のお手伝いをしてくれる「ペットシッター」の需要は高まってきています。

しかし、大切なペットのお世話をお願いするペットシッターを探すのは意外と大変です。ちゃんとお世話をしてくれるのか?散歩中に他の人や犬にかみついて怪我をさせてしまわないか?など、心配なことも多いでしょう。

今回は、ペットシッターやペットの送迎、獣医師の往診などを気軽に依頼できるオススメのアプリ「ぱうわん」をご紹介します。

「ぱうわん」はどんなサービス?

ペットシッターアプリの「ぱうわん」
「ぱうわん」は仕事や家事、介護などで忙しい犬や猫の飼い主とプロのペットシッターをつなぐアプリです。プロフィールやレビューを見て依頼するペットシッターを選べるため、より自分に合った人を選ぶことができ、安心して大切なペットを預けることができます。

登録されているペットシッターには第一種動物取扱業登録証などの証明書の提出が求められている上、ほとんどの方が現役のトリマーや動物看護師であり、ペットに関する仕事の経験があります。ペットの扱い方の知識を十分持っているプロがお世話をしてくれることは、飼い主にとっては安心でしょう。

「ぱうわん」で何ができるの?

「ぱうわん」で何ができるの

全てをアプリで完結できる

「ぱうわん」ではペットシッターの検索から依頼、決済まで、すべてを1つのアプリ内で完結できます。

アプリを通してのやりとりなので、高額請求などの心配もありません。

リアルタイムでペットの情報を確認できる

単にペットシッターを依頼できるだけでなく、アプリに搭載されているGPS機能により、ペットシッターとペットの現在地がリアルタイムで確認できます

また、食事や水を飲んだ回数、排泄回数などの情報もリアルタイムで共有されるため、心配性な飼い主にとってうれしい機能が盛りだくさん。

ペットシッターに預けている間は不安なことが多いと思いますが、これならペットの様子がその都度把握できるので、安心して仕事や旅行ができます。

獣医師の往診サービスもスタート

2020年1月から東京23区内限定ではありますが、獣医師の往診サービスも開始されました。

通院や受診でストレスを感じてしまうペットにとって、住み慣れた自宅で受診できるのはありがたいです。大型犬が動けなくなっているような場合は、特にありがたいサービスではないでしょうか。

「ぱうわん」の使い方

「ぱうわん」でペットシッターを依頼する

アプリをダウンロード

まずはアプリをダウンロードしましょう。なお、2020年1月現在、Android版アプリは開発段階であり、利用できるのはiOS版のみとのことです。

https://apps.apple.com/jp/app/%E3%81%B1%E3%81%86%E3%82%8F%E3%82%93/id1438198863?mt=8%3Fpetokoto

ユーザー登録

「ぱうわん」でユーザー登録をする
初めて利用する方はユーザー登録が必要です。

ペットシッターの依頼をしたい方は「飼い主様」を選択し、「続行」を押します。表示された入力フォームに必要事項を記入すれば登録完了です。

日付からペットシッターを依頼する

「ぱうわん」で日付を指定してペットシッターを依頼する
下部のメニューの「カレンダー」を押すと、希望の日付を選んでリクエストを作成できます。

特に希望のペットシッターはいないという方はこちらから依頼を出します。

ペットシッターのプロフィールを見て依頼する

「ぱうわん」でペットシッターのプロフィールを見て依頼する
いくら資格証明書が提示されていても、どんな人なのか分からないと不安という方も多いでしょう。

そんな方にオススメなのが、「シッターさん一覧」から気になるペットシッターのページに行き、直接リクエストを出す方法です。個別のページに職歴や動物に対する想いが書かれているので、フィーリングの合う人にお願いできるでしょう。

リクエストを作成する

「ぱうわん」でペットシッターを依頼するためのリクエストを作成する
リクエストでは、日付や時間、依頼内容、引き取り場所などを細かく指定できます。「サービス種類」に「一時預かり・お散歩」や「ホテル利用の送迎」などの項目があり、依頼したい内容を選択します。

全て入力が完了したら「提出」を押して返信が来るのを待ちましょう。

シッターさんをレビュー

お仕事の依頼が完了したら、お願いしたペットシッターのレビューを書きましょう。

単にお礼だけでも構いませんが、自分がペットシッターを選ぶ際に参考にしたように、良かった点や気になった点などを書いてもいいですね。

「ぱうわん」の利用料金

「ぱうわん」の利用料金
「ぱうわん」のペットシッターは30分から依頼可能で、延長は15分単位で可能です。

価格が明瞭かつ依頼時に把握できるので、金銭的なトラブルも起こりません。

ペットシッターの料金
3,000円/30分〜
15,000円/3時間〜(3時間以上のお預かりはお得になります)

2020年1月から始まった獣医師往診サービスは、時間に関わらず一律料金で、薬代等は往診時に獣医師に支払います。

獣医師往診サービスの料金
8,000円/一律

「ぱうわん」をオススメするポイント

「ぱうわん」のオススメポイント
「ぱうわん」をオススメできるポイントは以下の通りです。

  • アプリで簡単に予約から支払いまで完結
  • お散歩だけ、病院の送迎だけなど、必要な時に必要な分だけ依頼可能
  • GPS機能で愛犬のいる場所を常に把握できる
  • 獣医師の往診も依頼できる(現在は東京23区内限定)
  • トラブルが起こった時は東京海上日動火災保険株式会社の提供する賠償責任保険が適応

賠償責任保険の適応対象は以下の通りです

  • 預かっているペットを散歩中に、ペットが第三者にかみつきケガをさせた。
  • 飼い主からペットと一緒に預かっていた備品を、サービス提供者個人の不注意で損壊させた。

なお、動物自身の怪我や病気は対象外のため、万が一のことを考えて、他のペット保険に加入しておいた方が安心でしょう。

最後に

「ぱうわん」のペットシッターを使って不便を解消しよう
ペットシッターにペットのお世話を依頼するのは何も共働きの家庭や旅行中だけとは限りません。

最後まで責任を持って、飼い主がペットの世話をすることが大前提ではありますが、怪我や病気、飼い主の高齢化により散歩ができなくなってしまったりと、ペットシッターの力を必要とするシーンは様々です。

家事や仕事に疲れてしまい、どうしても散歩に行けない人もいるでしょう。そういう人たちがペットシッターを気軽に利用できるようになれば、飼い主にとってもペットにとっても幸せなことではないかと思います。

少しの時間だけペットの世話をお願いしたいと思ったら、「ぱうわん」を利用してみてはいかがでしょうか?

会社概要
株式会社ぱうれんつ
本社所在
〒106-0047
東京都港区南麻布3丁目20番1号 Daiwa麻布テラス5階
アプリURL
https://apps.apple.com/jp/app/ぱうわん/id1438198863

欲しかったをカタチに!クラウドファウンディング発のペット用品3選

クラウドファウンディング(Crowdfunding)は、群衆(Crowd)と資金調達(Funding)を組み合わせて生まれた言葉で、「こんなことやってみたい!」「こんなものが欲しかった!」というアイディアを形にするために、インターネットを介し、アイディアに共感してくれる人から少額ずつ資金を調達する活動のことを言います。

クラウドファウンディングの普及によって、共感してくれる人さえいれば誰でも新しいことが気軽に始められるようになりました。

ペット関係の分野においても、クラウドファウンディングによりアイディアを形にしている人・企業がいます。今回は、最近注目されているクラウドファウンディングから生まれた、ペットとの暮らしを豊かにする商品を3つほどご紹介します。

猫の健康管理をデータで行う「Catlog」

特徴

Catlogは、猫の活動を情報化・可視化し、猫の健康管理を効率的に行うために生まれたグッズです。猫に首輪型のウェアラブルデバイス「Catlog Pendant」を装着すると、猫の運動量、食事回数や睡眠時間など、猫の活動収のデータがクラウド上で分析され、健康管理に役立ちます。また、飼い主は外出中でも専用アプリを通して猫の行動を見守ることができます。

Catlogは大手クラウドファウンディングサイトの「Makuake」にて、目標金額を30万円に設定して資金調達を始めましたが、結果として457万円を超える多額の資金が集まりました。
これだけ多くの資金が集まったということは、猫の健康管理に関心のある飼い主がそれだけ多く、需要が高かったと言えるでしょう。

開発したIoTベンチャーの「RABO」は、利用者の増加と共にデータ化できる行動の幅をさらに広げ、集まったたくさんのデータを世界中の猫のために活用するなど、さらなるサービスの向上を目指しています。

シェリー編集部のコメント

インターネットとスマートフォンが普及したことにより、犬や猫などのペットにIoTデバイスを装着し、活動量を計測する商品がたくさん登場しています。CatlogもそんなIoTデバイスの1つです。今は活動量の計測だけですが、今後さらに機能が追加され、また日々のデータが蓄積されることで、猫の予防医学の発展にも貢献するかもしれません。もし、それらに加えてGPSなどを利用して位置情報がわかるようになれば、近い将来、ペットの迷子を防げる世の中が訪れるかも。

猫の生活をテクノロジーで見守る。首輪型ウェアラブルデバイス『Catlog』

ペットのエサやりを遠隔で「FRESH ELEMENT」

特徴

仕事などが忙しく、どうしても長時間家に帰れないことのある飼い主は、「ペットがお腹を空かせているはず…」と心配になってしまいますよね。フレッシュエレメントは、そんな忙しい飼い主の方が外出先でも遠隔操作でペットに新鮮なごはんをあげられるようにと開発された商品です。

フレッシュエレメントは2018年4月、クラウドファウンディングサイト「machi-ya」にて、ペット関連商社のBEM PARTNERが目標金額を30万円と定めて資金調達を始め、2ヶ月で約83万円もの資金が集まりました。

フレッシュエレメントを使えば、飼い主は専用アプリを通していつでもどこからでもペットにエサをあげることができます。また、事前に1週間のエサやりプランを設定しておくことも可能で、設定した時間に設定した量のエサが提供されます。さらに、独自の技術により、ドライフードを湿気から守り、おいしさや安全性を保つ機能も兼ね備えています。

シェリー編集部のコメント

ペットと一緒にいる時間をなるべく増やしてあげるのがベストではありますが、急な会議や残業などでどうしても帰れないとき、外出先からいつでも新鮮なごはんがあげられるフレッシュエレメントは、忙しい飼い主の強い味方となってくれるでしょう。
自動給餌器といえば、一緒に外に連れ出しにくい猫の飼い主の方にとってはおなじみの商品かもしれません。しかしながら、遠隔操作ができるという点が、他の自動給餌器とは大きく異なる点でしょう。

ペットにいつでもフレッシュな食事を。スマホ管理できる給餌機「FRESH ELEMENT(フレッシュエレメント)」

気になる臭いを自然の力で除去する「Rinenna#3」

特徴

Rinenna#3は、天然成分100%の安心安全な消臭スプレーです。Rinenna#3は、ペットの臭い問題に悩む飼い主のために、ペットに害のない優しい消臭スプレーを開発しようと、2018年8月に大手クラウドファウンディングサイト「Campfire」にて資金調達を開始。目標金額は20万円でしたが、1ヶ月で目標の2倍を超える46万8000円が集まりました。

「優しいスプレー」と聞くと、その分効力が弱いのでは?と思ってしまいますが、Rinenna#3は病原菌である大腸菌や黄色ブドウ球菌などに作用するそうです。日本食品分析センターでの検査では、インフルエンザウイルスA型(H1N1)が99.9%不活性化、また、大阪市立工業研究所(現、大阪産業技術研究所)の検査では、大腸菌O-157が1分後に100%の除去されるとの報告も。

また、悪臭を分解して中和する作用もあり、イヤな臭いをしっかり消し去ります。その秘密は、消臭効果、除菌効果、リラックス効果といった、植物が発する、特別な力をもつ物質「フィトンチッド」にあり、この100%植物由来の天然成分のおかげで、強い除菌・消臭効果を持つ一方で、目や口に入っても安心・安全が実現しました。

シェリー編集部のコメント

今まではペットの臭い対策といえば、脱臭機が第一の選択肢として挙げられていました。しかし、安心して利用できるスプレータイプの消臭スプレーが開発されれば、家中ピンポイントで使用できるなど、利用シーンはさらに広がります。「強い消臭効果のあるスプレーが欲しいけど、ペットの健康に害がありそうで心配…」というお悩みをかかえていたペットの飼い主も、このスプレーなら安心して利用できそうです。

植物成分100%。安心安全でごっそり悪臭がおちるスプレーができました。

クラウドファウンディングで、「こんなものが欲しかった!」が形になる

アイディア
いかがでしたか?今回は、クラウドファウンディングで実際に商品化したペット関連商品を3つご紹介しました。

クラウドファウンディングでは、「こんなもの欲しかった!」という共感者が多いほど、集まる資金も多くなります。実際に商品化に踏み切る前に、実際に需要はあるのか?どれだけ需要が多いか?を把握することができるため、比較的低いリスクで始められるのがクラウドファウンディングの強みと言えるでしょう。

ペット関連のクラウドファウンディングに成功している商品は、ペットの健康を考えたものが多いように感じます。これはおそらく、共働きによりペットと過ごす時間が減っていることや、「ペットは家族の一員」と考える人が多くなり、ペットの健康に対する意識が高い飼い主の方が増えてきていることが関係しているのかもしれません。時代に合わせた商品が注目されるようになっています。

今回はクラウドファウンディングに成功した商品をご紹介しましたが、もちろん、現在資金調達中のグッズもたくさんあります。もし「自分もこんな商品が欲しかった!」と共感できるグッズを見つけたら、みなさんも支援してみてはいかがでしょうか。

老犬ホームってどうなの?サービス内容や費用、選び方をご紹介!

「老犬ホーム」という場所をご存知でしょうか。簡単に言うならば老人ホームの犬版ですが、「詳しくはよくわからない」と言う方もいるのではないでしょうか。

犬も寿命が長くなり、人間と同じように痴呆などの症状も見られるようになってきました。今記事では、老犬ホームについて解説し、そのサービス内容や費用など、知っておきたい情報をご紹介いたします。

老犬ホームとは


老人ホームの犬版と言える「老犬ホーム」は、様々な事情で愛犬を施設に預けたい場合に、飼い主さんの代わりに面倒を見てくれる施設です。

老犬ケアに詳しいプロの方が、愛犬の毎日のお世話(食事、排泄、散歩、ケア)をしてくれます。

期間やプランは様々で、施設によっては、出張面会や往診などを行ってくれるところもあります。

また、犬だけに限らず、老猫の受け入れを行っているところもあります。

犬の長寿化、需要の高まり


医療技術の進歩やドッグフードの改良などの結果、平均寿命がこの30年で約2倍にも伸びたとも言われています。

このように、近年犬が長生きをするようになった結果、介護が必要な犬も増えたと言うことができます。

老犬ホームのサービスの登場は比較的最近ですが、年々その需要が増えていると言っても過言ではありません。

老犬ホームの利用理由


「飼うと決めたからには最後まで自分で面倒を見る」「やっぱり最期まで一緒にいたい」と思っているけれど、「現状、どうやってもこのまま面倒を見るのは難しい…」と言う方がいることも事実。

では、どんな理由で老犬ホームを利用される方が多いのでしょうか。

  • 自分が高齢で面倒が見れない、最後を看取れるか不安
  • 自分が入院をすることになり、世話が難しい
  • 老犬介護による疲れや限界を迎えている
  • 痴呆による夜泣き等があり、近隣住民からの苦情が来ている
  • 愛犬が寝たきりになり、自分の仕事の都合上、愛犬の介護が難しい

このように、様々な事情により、老犬ホームが利用されています。

愛犬が老化を迎え、そして自分の手に負えそうにないと思った時、一度、老犬ホームに相談をするのも選択肢の1つでしょう。なにか解決の糸口が見つかるかもしれません。

サービス内容とは


長期だけでなく、短期での利用も可能な施設があります。また、デイサービスや訪問介護、介護に関するサポートやレクチャーなど、様々なプランがある施設もあります。

食事や排泄の介助や、ドッグランでの運動など、愛犬がのびのびと自由に生活が出来るように手厚くサポートしてくれます。

但し、これも愛護団体等と同様、悪徳業者も存在しますので、事前に下見をしたり、評判をチェックするなど、よく調べてから利用するようにしたいところです。

費用はいくらぐらい?


施設によって費用は異なって来ます。サービス内容やプランによっても変わりますし、老犬ホームの立地によっても値段が変わってきます。

料金は本当にマチマチで、入居するのに30万円代から入れるところもあれば、100万円以上かかる施設もあるなど、様々です。

なお、東京23区内でアクセスしやすい場所にある施設は、高額になる傾向にあります。

老犬ホームの選び方3つ

1.事前見学

老犬ホームがある場所は郊外から都内と様々ですが、全国的に増えてきています。愛犬の入る老犬ホームを決める際には、複数箇所を事前に見学することをオススメします。

今の時代、ネットで見て決めることもできますが、やはり自分の目で見て決めた方が良いでしょう。

また、そこで働く人たちと話すことで、「ここは安心して愛犬を任せられるのか」などの疑問を払拭することが出来るはずです。

2.愛犬に適しているのか

値段やサービスも施設によって様々ですので、複数の候補からきちんと吟味して選びましょう。

安さだけで決めるのではなく、愛犬に最適なサービス・環境であるのか等、検討しましょう。

自分で面倒が見られない以上、愛犬の幸せを考え、一番楽しく過ごせる施設を選びたいですよね。

3.老犬ホームの立地・場所

老犬ホームは、郊外と都市のどちらにあるのかで値段が変わってきます。

「愛犬と面会をしたい」「頻繁に会いに行きたい」という場合には、アクセスのしやすさが重要になってきます。

自分の家や勤務先の場所、交通の便などを考慮し、先のことまで考えて決めるようにしましょう。

最後に


人間の介護と同様、愛犬の介護も、社会問題になりつつあります。また、「最後まで一緒にいると決めたから」という強い気持ちにより、老犬ホームの利用を考えたことがない人も多くいるそうです。

動物を飼うということは、命を預かるわけですから、最後まで責任を持って飼うべきです。しかしながら、無理に老犬の介護を続けて、自らの体調を崩してしまうような結果は、愛犬も悲しむのではないでしょうか。

家庭ごとに事情は違いますし、できることなら自分で面倒を見てあげたほうが良いとは思います。非常に難しい判断を迫られることになりますが、ケースによっては老犬ホームという選択肢がベストな場合もあるかと思います。

これを機に、ご家庭の問題が解決され、少しでも飼い主さんとわんちゃんにとって、日々の生活が豊かになることを願っています。

猫のお留守番が安心・便利に!助け合いサービス「nyatching」ってなに?

猫の飼い主さん同士のマッチングサービス「nyatching」は、とても画期的なサービスです。飼い主さんの抱える「旅行中のお留守番問題」を、テクノロジーの力で解決してくれます。

そんな猫飼いさんにオススメの「nyatching」ですが、具体的にどんなサービスなんでしょうか。

「nyatching」とは?

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「nyatching」とは、ご近所の飼い主さん同士でシッターをし合うなど、猫のお世話を助け合えるサービスです。

猫飼いさんの多くが頭を抱える、「長期のお留守番問題」。それが、このサービスによって解消されること間違いなし!

一般的な「お留守番」の大変さ

一般的に、長期間家を留守にする場合には、猫をペットシッターにお願いしたり、ペットホテルに預けたりすると思います。

これらに対し、「お金がかかる」「安全なのかが分からない」「知らない人にお願いするのは怖い」と言った声を聞きます。

多頭飼い

カゴに猫がいっぱい
多くの猫ちゃんを飼っているご家庭では、特にペットホテルの利用は難しいと考えている方もいると思います。例えば5匹の猫ちゃんを飼っている場合、そもそもそんなに多くの猫ちゃんをホテルまで連れて行くことも大変です。

ペットホテルでは、猫1匹につき1泊3000円ほどが相場のようです。つまり2泊3日の旅行に行く場合、3000円/1日×2日×5匹=30000円もかかってしまいます。こうなってしまうと、気軽に旅行に行くのは難しいですよね。

猫は環境の変化に弱い

猫は、特に環境の変化に弱い動物だと言われています。引越しなどは環境が大きく変わるため、多大なストレスを猫にかけてしまうと言われています。

そのため、猫をだれかの家に預けたり、ペットホテルに泊めることは、環境が大きく変化してしまうためあまりよろしくありません。

猫ちゃんのことを考えるのであれば、環境が変わらない自宅で、よく知っている人や猫について理解がある人がお世話をすることが望ましいとされています。

シッターやホテルを探す手間

突然、家を空けなければならない用事が入ることもあるでしょう。そんな時に、空きのペットホテルを探したり、世話を頼める人を探すことは大変です。

ペットシッターさんに頼む場合も、いつもお願いしている方がいるわけではない場合、誰に頼んで良いのか悩んでしまうかもしれません。

「nyatching」のメリット

創業者の方が大の猫好きということもあって、今まで飼い主さんが抱えていた悩みが、解決されるように仕組みが作られています。

経済的である

お金に関するポスター
この「nyatching」は、基本的に無料で利用することができます。飼い主さん同士が、信頼のできるご近所さんを探し、互いに猫を預ける仕組みになっており、そこでの手数料は発生しないようです。

「『お金をもらえるから』という理由で飼い主に使われるサービスを作りたくなかったからです」 と、創業者の方が話されており、愛を感じます。

安心して任せられる

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このサービスでは、ネット上で信頼のできる飼い主さんを探し、会って見て、信頼関係を気づいた上で世話のお願いをします。そのため、「この人に、本当に安心して預けられるのだろうか?」という心配をなくしてから、お願いをすることができるのです。

また、猫を飼っている人同士で築くコミュニティなので、猫のお世話に関しては皆詳しい人たちです。

猫を飼っていない知人に頼む場合、きちんと世話ができているのか不安に思うかもしれません。また、猫を飼っている知人となると、一気に母数が減ってしまい、お願いできる人を探すことが難しいですよね。

猫を飼っているもの同士、分かることがたくさんあるはず。何か気になることがあったら、すぐに報告してもらうことができます。

手軽に使える

携帯を使い女の子
知人にお願いをする場合、気軽にお願いすることがなかなかできないですよね。「断りづらいからいいよって言ってくれてるだけかな?」なんて思ったりも。

猫の世話に慣れている人からすれば簡単なことも、飼っていない人からすると分からなくて大変に思うこともあるかもしれません。

「nyatching」は、猫飼いさん同士でのやり取りなため、気軽にお願いすることができます。また、お互い様の関係なので、気軽にお願いし合うことができます。

使い方

  • 1.登録をする
  • 2.検索する
  • 3.実際に会ってみる

と、いたってシンプルで分かりやすいです。自分の猫ちゃんを登録し、ご近所の飼い主さんを探して、会ってみる。こうして信頼関係を築き、信頼できる方にお世話をお願いするという使い方です。

猫との生活が豊かに!便利に!

飼い主さんの多くが頭を悩ます「留守番」。旅行に行けないのがネックで猫が飼えないといった声も聞きます。

一人でも多くの飼い主さんが、猫ちゃんとの生活を楽しみ、1つでも多くの悩みが解消されることを願っています。

 
https://nyatching.info/

保護団体から犬猫を譲渡してもらうためにすべきこと5つ

家族の一員として犬や猫を迎えようと考えた時、皆さんはどのような選択をするでしょうか?ペットショップやブリーダーさんから購入?あるいは、知り合いからの譲渡や、保護犬・猫を受け入れるという選択肢もあります。

今回は、保護団体さんからの譲渡について、飼い主さんが取るべき行動や準備すべきことについてまとめました。

まずは調べよう

Googleで調べる
一口に保護団体と言っても、様々な場合があります。個人単位で行っているケースもあれば、大規模なシェルターで多くのわんちゃんを保護しているケースもあります。

まずは近隣の保護団体について調べてみましょう。保護団体にもよりますが、実際に「この家庭に譲渡しても大丈夫なのかな?」と、家まで訪ねてくる場合もあります。また、譲渡後も、様子を見に来てくれたり、連絡を取ったりすることもあります。

遠方の場合は、保護団体の方に負担をかけてしまうこともありますので、少し注意したいところです。

どうやって探す?

ほとんどの団体がホームページを持っています。まずは、GoogleやYahoo等のインターネットの検索サービスを使って調べてみましょう。例えば、以下のようなキーワードが良いかもしれません。

東京 保護犬 譲渡 団体
東京 譲渡会 NPO

あまりにも遠いと、譲渡が難しい場合があります。同じ都道府県内の団体であれば、地域を理由に断られることは少ないと考えられるため、近隣の団体から探して見ましょう。

都道府県の動物愛護センター

最近では、各自治体の動物愛護センターでも、譲渡に関する情報を積極的に発信しています。中でも東京都と横浜市は積極的で、譲渡会の開催日程等も公開されています。まずは、動物愛護センターのサイトを調べてみるのも良いでしょう。

ただし、動物愛護センターは、譲渡をする場ではなく、一時的に迷い犬や猫を保護する場でもあります。そのことを忘れないようにしましょう。

東京都動物愛護センター
http://wannyan-tokyo.jp/
横浜市動物愛護センター
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/genre/douai/

保護犬猫の検索サービス

現在、様々なベンチャー企業が、積極的に保護犬猫の譲渡を促進するためのサービスを開発しています。以下のサービスが代表的なものになります。ここを取っ掛かりにして、まずは譲渡を考えている犬や猫が近所の団体や個人が保護していないか探してみるのも手です。

ペットの里親募集情報 :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】
http://www.pet-home.jp/all/
保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)
https://omusubi-pet.com/
ペットの命|可愛い犬・猫の里親募集&迷子情報サイト
https://satooya.wancat.info/

実際に会いに行こう

近くの保護団体で気になる場所が見つかったり、譲渡を受けたいという犬猫がいた場合、実際に見に行ってみましょう。

シェルターに会いに行く

たくさんの種類の犬たち
保護団体の場合は、直接メール等で連絡を取り、日時の調整をすれば、シェルターを見に行くことが出来る場合があります。団体によって、規定が異なりますので、必ずホームページで調べてから連絡するようにしましょう。

いきなり行くことは避けるようにしましょう保護団体は、ボランティアの方々だけで運営していることが多く、ギリギリの人数で切り盛りしていることがほとんどです。そのため、連絡のない、突然の訪問は迷惑になってしまいます。

譲渡会に参加

飼い主を見るたくさんの犬たち
直接、団体への訪問が許可されていない場合でも、譲渡会への参加は自由なことが多いです。譲渡会の日程は、各団体のホームページに記載されていることがほとんどです。半月前くらいには掲載されていることがほとんどのため、今月、来月の予定を予め確認することができます。

大規模な譲渡会の場合、動物愛護センターのウェブサイトでも公開されていることが多いので、こちらも併せてチェックすることをオススメします。可能であれば、家族全員で参加した方が良いでしょう。

もし、譲渡を考えている犬猫が決まっている場合は、譲渡会に行く前に、団体へメール等で確認をしておきましょう。譲渡会にどの犬猫を連れて行くかは、その日の犬猫の状態によって決めることがあります。譲渡会に参加しない犬猫もいますので、受け入れを考えていることを事前に伝えておいたほうが、譲渡会当日に会える確率が高まります。もし、インターネット上のサービスを使っている場合は、そちらでやり取りしている方の指示に従います

注意したいこと

注意したいこと
受け入れたい犬・猫を決めてから譲渡会に行く場合には、事前に以下の事を済ませておきましょう。

  • 家族全員で話し合い、合意しておく
  • 日々、長時間の留守番がないように計画する
  • マンション等の場合は、飼えるかどうか確認する
  • 経済的な余裕があることを確認する
  • 何があっても最後まで飼う決心をする

実際に、犬や猫と触れ合い、譲渡を希望した段階から、審査が始まります。生き物であることをよく考え、天変地異や病気など、どんなことがあってもきちんと最後まで飼えるように、ありとあらゆる事に気を配る必要があります。一時的な感情で譲渡を希望することは、保護団体の方にも迷惑をかけてしまいます。そして何より、その犬や猫が、幸せになるはずの譲渡を遅らせることにもなるのです。

また、この頃から保護団体の方と頻繁に連絡を取り合うようになってきます。これ以降、話が進んで行った段階でお断りすることはできないと言っても過言ではありません。

トライアル

cat-looking
ほとんどの場合、2週間から1か月程のトライアル期間が設けられています。譲渡を希望し、保護団体との話し合いや契約が済んだら、実際に一定期間、一緒に住むことになります。この期間に、自分たちの生活に溶け込めるか、犬や猫自身が安心して落ち着いて暮らすことができるか の確認をします。

このトライアル期間は、犬や猫たちに、私たち飼い主自身も審査されているのです。とは言え、犬好き、猫好きの方なら、愛情持って普通に生活していれば、気にすることはないでしょう。特に、先住犬がいたり、小さな子どもがいる場合は、その子たちとうまくやっていけるかどうかを確認する期間でもあります。

購入ではなく、寄付

貯金箱とお金
トライアルが上手く行けば、晴れて譲渡が決定します。その日から、その愛する犬や猫たちは、あなたの大切な家族の一員となります。寄付金(譲渡金)の額は設定されている場合とされていない場合がありますが、去勢・避妊手術、予防接種、トレーニングにかかる人件費などを含め、だいたい3〜4万円が相場とされています。

特に、ブリーダー崩壊や悪徳業者の現場から救出されたような犬猫の場合は、大きな病気にかかっていたり、怪我、極度に人間を怖がっていたりすることがあります。保護団体から犬猫を引き取るのは「タダ」だと思っている方も多いかもしれませんが、譲渡ができるようになるまでには、相当な時間と労力、そしてお金がかかっており、それらは全て寄付で賄われています。元気な犬猫を引き取れるのは、先に寄付をした方々のおかげでもあり、今後保護される犬猫のためにも寄付金は重要な役割を果たすことをふまえて、寄付金の支払いに理解を求めてもらえるよう、多くの団体が呼びかけています。

個人的な意見にはなりますが、少し多めの金額を寄付してあげると良いと思います。病気や年齢の問題もあり、譲渡の段階まで進めない犬や猫達も数多くいます。少しだけ多くの寄付をすることで、その子達の生活費に充てることができます。

迷惑をかけないために

我が家に来た犬
もしかしたら、ペットショップに行き、一目惚れで犬や猫を飼う方が簡単かもしれません。「譲渡」という選択肢は、購入に比べると、少し多くの手間がかかります。何故なら、保護団体の人たちは「この先、もうシェルターに来る必要がない、そんな幸せな生活をずっと送ってほしい」と心の底から思っているからです。

その分、私たち飼い主に、覚悟が求められます。でも、本来、動物を飼うということはそういうことではないでしょうか

よく考え、検討した末であれば、保護団体の側も間口を広げて、待ってくれています。もし、犬や猫を飼おうと真剣に考えている方がいるなら、譲渡を選択肢の一つに加えてみてください。幼犬や幼猫ばかりではないかもしれませんが、愛情深く育てることで、より幸せな生活が待っていると思います。

【ケース別活用法】犬の飼育サービスを知っていますか?(忙しい人向け)

こんなにたくさん

実は、犬に関する飼育サービスがたくさんあるんです。でも、あまりご存知ない方も多いハズ。
今回は、共働きの方、ひとり暮らしの方等、日頃忙しい人が利用できる以下のサービスをご紹介します。

  • 犬の幼稚園、保育園
  • ペットシッター
  • 散歩代行

犬の幼稚園、保育園

幼稚園、保育園
犬関係の施設は日本にはまだまだ少なく、都市部にしか存在していませんが、犬の幼稚園や保育園に通わせることは、忙しい方にはオススメの選択肢です。
使い方は、子供を幼稚園や保育園に預けるのと同じ。会社に行く前に預けて、帰りがけに迎えに行きます。

何をしてくれるの?

基本的にはプロのドッグトレーナーが他の幼犬たちと一緒にお世話してくれます。

どれも基本的な生活の一部ですが、最後の「基本的なしつけ」はとても大きいです。また、自宅で飼っている時に問題行動だと思うことがあれば、それも相談することで矯正してくれるのです。

  • ペットの餌やり
  • お散歩
  • トイレ管理
  • おもちゃ遊び
  • 基本的なしつけ

気になるお値段は?

丸1日面倒を見てくれるため、高額にはなってきますが、幼犬の時に色々な経験をさせられることと、基本的なしつけが身につくことを考えれば、それだけの価値は十分にあると言えます。

チケット制になっていることが多いため、一概に言えませんが、お値段はざっと以下の通りです。

  • 20〜30回コースで25万円から35万円
  • 週3日コースを3か月で25万円から35万円

このお値段には、自宅で飼い主と共に行う出張トレーニングのサービスも含まれていることが多いので、詳細はお問い合わせしてみてください。

ペットシッター

犬と猫
意外と知られていないペットシッター。ベビーシッターのペット版と思って頂ければ大丈夫です。
飼い主が留守の間にお家に来てくれ、その間にお願いしていた犬のお世話をしてくれます。

何をしてくれるの?

ペットシッターさんにお仕事の依頼をすると、まずは打ち合わせ。その後、家の合鍵をお渡しします。
打ち合わせでは、以下の調整を行います。

  • ペットの餌やり (時間や何をあげるか等細かくお願いできます)
  • お散歩 (お散歩コースの確認や時間等、こちらも細かくお願いできます)
  • トイレ掃除 (ペットのトイレを清潔に保ってくれます)
  • おもちゃ遊び (普段使っている玩具で)
  • その他 (雨戸の開け閉めや郵便物の取り込み程度ならお願いできます)

ペットシッターは、犬だけでなく、猫やうさぎ等も対応してくれるところが多いです。
特に、猫の場合は、環境の変化を嫌うので、ペットホテルよりもペットシッターにお願いしたほうが、猫にかかるストレスも最低限に抑えられます

筆者も1日2日程度留守にすることがあり、その時に利用したことがあるのですが、ペットシッターさんによっては、雨戸の開け閉めや暖房や冷房のオンオフもしてくれるので、とても助かりました。

気になるお値段は?

調べてみたところ、料金設定やサービス内容の幅が大きいため、直接近所のペットシッターさんにお問い合わせしましょう。

大体、1泊の旅行だと、1万円ほど見ておきたいところです。
もちろん、午後だけ出かけるので、1時間だけお願いしたいという使い方もできるため、ちょっとした外出でも安心ですね。

  • 1時間あたり3000円程度
  • 1泊2日で6000円〜10000円程度

散歩代行

犬をなでてくれる人
ペットシッターは散歩以外にも、様々なお世話をしてくれることが多いですが、散歩代行の場合は散歩のみを提供するサービスです。

何をしてくれるの?

ペットシッターさんが兼ねていることも多いのですが、基本的には家の合鍵を渡しておき、決まった時間に愛犬を散歩に連れ出してくれます

担当する方によっては、動物愛玩の資格を持っていたり、動物看護師の資格を持っていたりすることもあるので、安心できる方かどうかは確認した方が良いでしょう。

  • お散歩
  • トイレ掃除

共働きなどで、家をずっと留守にしている方にはとても便利なサービスです。
犬が寂しがってしまうため、毎日定期的に同じ時間に来てもらえると、犬も安心しますし、運動不足の解消にもなります。

ペットシッターのサービスと兼ねていることも多いため、お互いにここで信頼関係を築いておけば、いざという時にもお願いしやすくなるでしょう。

気になるお値段は?

ほぼペットシッターと同じです。
お願いする会社によっては、ペットシッターのみならず、家事代行も行ってくれるところもありますので、本当に共働き世帯には便利なサービスだと思います。

  • 1時間あたり3000円程度

筆者は未婚ですが、犬を一人にさせることが多くなってきたら、是非使いたいサービスです。

まとめ

リードを付けて散歩するブルドック
これらのサービスが提供される地域は、どうしても都市部に限られてしまいますが、都市部にお住まいで一人暮らしをしている方や共働きの方にはとっても使いやすいサービスではないでしょうか?

このようなサービスがどんどん普及することにより、ペットにとっても住みやすい世の中が実現されるのではないでしょうか。