【クイズ】ペットへのタバコの影響を改めて見直してみよう
今回は「ペットに対するタバコの影響」について、クイズ形式で紹介していきます。
それではさっそく、ペットに対するタバコの影響クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 タバコについて正しいのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「主流煙と副流煙では副流煙の方が有害である」です。
主流煙とは「タバコの吸い口から吸い込む煙」のことで、副流煙とは「タバコの先から出る煙」のことをいいます。吸い口には有害物質をカットするためのフィルターがついていますが、タバコの先端にはついていません。このことから、副流煙のほうが主流煙よりも有害であるとされています。また、タバコの煙は空気よりも重いため、有害物質は下方にたまります。
2020年4月に健康増進法改正により飲食店での喫煙が禁止されましたが、お店の規模によっては禁煙や分煙化の義務が課されないところもあります。
2020年4月に健康増進法改正により飲食店での喫煙が禁止されましたが、お店の規模によっては禁煙や分煙化の義務が課されないところもあります。
Q.2 タバコの犬への影響として誤っているものはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「鼻の長い種類の犬は鼻のガンにかかりにくい」です。
ミニチュア・ダックスフントやボルゾイなどの鼻の長い種類の犬は鼻のガンにかかることが多く、鼻の低いフレンチブルドッグやパグなどは肺ガンにかかることが多いといわれています。体内に取り込まれた発ガン物質がどこまで到達するか、ということが関わっているようです。
また、受動喫煙により、犬の「肺ガン」「鼻腔ガン」「副鼻腔ガン」の発生率が上がることが報告されており、気管支炎やぜん息などの呼吸器疾患やリンパ腫になるリスクも高まることがわかっています。
また、受動喫煙により、犬の「肺ガン」「鼻腔ガン」「副鼻腔ガン」の発生率が上がることが報告されており、気管支炎やぜん息などの呼吸器疾患やリンパ腫になるリスクも高まることがわかっています。
Q.3 タバコのペットへの影響として誤っているのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ペットのいない部屋で喫煙すれば問題ない」です。
「分煙すれば大丈夫」と考えている方もいるかもしれません。確かにペットがいる部屋で吸うよりはマシでしょう。しかし、それでも衣服や飼い主自身によって部屋の中に有害物質が持ち込まれてしまいます。タバコの有害物質は、おもちゃや毛布、ペットの被毛にも付着し、ペットがおもちゃを口にくわえたり、グルーミングを行うことで体内に入ってしまいます。これを三次喫煙といいます。
喫煙家と5年以上同居していると、猫のリンパ腫の罹患率が2〜3倍上がると推定されており、猫白血病にかかる確率が2倍になることもわかっています。また、人間よりも体格の小さな犬や猫はタバコの悪影響をより強く受けるため、ハムスターや文鳥、亀などのより小さなペットが家にいる場合は、より注意する必要があります。
喫煙家と5年以上同居していると、猫のリンパ腫の罹患率が2〜3倍上がると推定されており、猫白血病にかかる確率が2倍になることもわかっています。また、人間よりも体格の小さな犬や猫はタバコの悪影響をより強く受けるため、ハムスターや文鳥、亀などのより小さなペットが家にいる場合は、より注意する必要があります。
問正解/
問中
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
タバコはペットにも悪影響!動物の受動喫煙と健康被害について
結果発表
問正解/
問中
タバコはペットにも悪影響!動物の受動喫煙と健康被害について
受動喫煙のペットへの影響

副流煙がどれだけ有害なのか
それを知るには、まず主流煙と副流煙の違いについて説明する必要があるでしょう。 主流煙とはタバコの吸い口から吸い込む煙のことで、副流煙とはタバコの先から出る煙のことを言います。吸い口には有害物質をカットするためのフィルターがついていますが、タバコの反対側にはついていません。このことから、副流煙のほうが主流煙よりも有害であるとされています。 それでは、主流煙と副流煙には具体的にどれほどの違いがあるのでしょうか。 厚生労働省によると、副流煙には主流煙と比べて2.8倍のニコチン、3.4倍のタール、4.7倍の一酸化炭素が含まれているとされています。また、副流煙のなかにはそれとは別にベンゾピレンやニトロソアミンといった発ガン性の物質も含まれています。副流煙と動物
2010年、厚生労働省の研究班により、年間6800人ほどが受動喫煙の影響によって死亡していると発表されました。 この値はあくまでも対象を人に絞っての推計値です。一年にどれほどの数のペットが受動喫煙のせいで亡くなっているかの数値が政府から発表されたことはまだありません。しかし、人よりも体格の小さいペットのほうがタバコの副流煙の影響を強く受けることは想像に難くありません。 それに加えて、タバコの煙は空気よりも重いため、熱を帯びて上昇したとしても、最終的には下方に有害物質がたまります。床に近い位置で生活する犬や猫は、より大きな影響を受けてしまいますよね。三次喫煙とは
下降した有害物質は最終的にモノに付着します。壁紙やカーペットにつくのは言うまでもありませんが、おもちゃや毛布、さらにはペットの被毛にも付着します。 そうすると、ペットがおもちゃを口にくわえたり、飼い主の顔をなめたり、グルーミングを行うことでタバコの有害物質が体内に入ってしまいます。これを三次喫煙と言います。タバコによる健康被害

犬への影響
受動喫煙により、犬の「肺ガン」「鼻腔ガン」「副鼻腔ガン」の発生率が上がることが報告されています。 ミニチュア・ダックスフントやボルゾイなどの鼻の長い種類の犬は鼻のガンにかかることが多く、フレンチブルドッグやパグ、ボストンテリアなどは肺ガンにかかることが多いと言われています。体内に取り込まれた発がん物質がどこまで到達するか、ということが関わっているようです。 また、ガンだけでなく、気管支炎やぜん息などの呼吸器疾患やリンパ腫になるリスクも高まることがわかっています。猫への影響
もちろん、犬だけでなく猫も影響を受けます。特に、猫の場合は毛づくろいのためにグルーミングを行うので、被毛に付着していた発ガン性の物質が口腔内に入ります。これは猫の口腔ガンの発症要因のひとつとして考えられています。 また、リンパ腫の原因に関する研究では、除草剤に次いで二番目に大きな要因がタバコであると考えられています。喫煙家と5年以上同居していると、猫のリンパ腫の罹患率が2~3倍上がるという推定もあります。 さらに、タフツ大学の研究機関は、5年以上副流煙にさらされていた猫は猫白血病にかかる確率が2倍になると発表しています。最後に

猫のいる部屋は特に気をつけて!タバコが与える悪影響とは。
猫にとってタバコが良くないのはわかってるけど…

猫が影響を受ける理由
実は、人よりも犬よりも多くの悪い影響を受けてしまうのが猫なのです。1.体が小さい

2.低い位置で生活をしている

3. グルーミングをする

4.噛む・舐める

猫が受動喫煙をするとどうなるの?

禁煙したら猫の態度が変わった!

受動喫煙を猫にさせない!
