ペットを飼う前に知っておくべきことまとめ
「ペットを飼う前にしておかなければならないことってあるの?」「ペットと暮らすってどういうどういうことなの?」そんな疑問を抱えている方は案外たくさんいるのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、今までCherieeで紹介してきた記事の中から、ペットを飼う前に知っておかなければならないことを動物ごとにまとめました。
犬の飼い主になる方へ
犬を飼い始める前にしておくべきこと、用意しておくもの、犬の選び方などをまとめたものが以下の記事です。家に迎え入れる前に、ぜひ一度確認してください。
また、犬を家に迎え入れてからしなければならないこと、やっておくべきことがは以下の記事にまとめられています。合わせてご覧ください。
初めての散歩
犬を飼い始めたからといって初日からすぐにお散歩に行くべきだとは限りません。それは年齢や性格など、考慮しなければならないことがあるからです。飼い始めてからどれぐらいたったら散歩に連れて行っていいのか、初めてのお散歩までにしておくべきことなど、以下の記事に詳しくまとめています。
犬のボディランゲージ
犬は人とは違って会話によるコミュニケーションができません。人間と犬が仲良く暮らしていくには、犬の気持ちを理解してあげることがとても重要です。こちらの記事を見て、犬のボディランゲージが何を意味しているのかを理解しましょう。
猫の飼い主になる方へ
猫と暮らす、ということはどういうことなのかを詳しく説明した記事です。ペットショップで一目ぼれしてしまった場合に備えて勉強しておきましょう。生き物を飼うということは大変なことです。衝動的に飼ってしまう前に、一呼吸することでしょう。
必要なものリスト
「猫を迎え入れる前に準備しておきたいものリスト」がこちらの記事で紹介されています。猫を迎えることに決めたら、しっかりと準備して、万全の態勢でお迎えしてあげてください。
猫の習性
猫を飼うのであれば、猫という動物が持つ習性を理解しておく必要があります。
何を考えているのか、どのようなことを好むのか、生活環境はどのようにセットアップするべきなのか、そしてどうやってしつけすればいいのかは、全て猫の習性からわかってくることです。こちらの記事は、猫の習性を理解するのにとても役立つでしょう。
ハリネズミの飼い主になる方へ
ハリネズミはそのかわいさからブームが起きている一方で、予想していた飼育方法と違いがあり、ギャップを感じてしまう方も多いようです。ハリネズミと一緒に暮らすためには、さまざまなことに注意しなければなりません。こちらの記事では、ハリネズミを飼う際に知っておくべき情報をまとめています。
デグーの飼い主になる方へ
じわじわと人気が上昇している草食動物、デグー。以下の記事ではそんなデグーについての基本情報を簡潔にまとめています。少しでもデグーに興味がある方がデグーについてを知るきっかけになれば幸いです。
亀の飼い主になる方へ
ペットショップなどで頻繁に見かける亀は、その見た目や動きにいやされることから根強い人気があります。以下の記事では亀の特徴やオススメの種類、亀との生活がどんなものなのかを紹介しています!
うずらの飼い主になる方へ
小さくかわいい鳥であるうずら生態についての情報から、飼い方に至るまでを簡潔にまとめています。うずらに少しでも興味が湧いたなら、ぜひ読んでみてください!
ウサギの飼い主になる方へ
動物園などでよく見かけるウサギは、もふもふした手触りが心地よく、ペットとしてとても人気がある動物なんです。「ウサギを飼ってみようかな」と考えている方は、まずこちらの記事をご覧ください。
まとめ
ペットを飼うというのは大変なこと。だからこそ、飼う前に悩んでしまい、なかなか踏ん切りがつかないことがありますよね。でも、それで良いのだと思います。気軽に飼うのはおすすめしません。
それでも飼いたいと考えている方は、そのペットに関する情報が載っているサイトや、自分と似た境遇の飼い主さんたちのブログをチェックするといいかもしれません。自分とそのペットとはうまく生活していけるのか、ペットを幸せにできるのか、きっとヒントがあるはずです。
じっくり考える時間が、その後の共同生活を充実したものにすることでしょう!そして、一緒に暮らそう!と心に決めた時、その時は入念にお迎えの準備をして迎えてあげましょう。
人気上昇中!デグーの飼い方や用意するものをご紹介
ここ最近ペットとして人気が急上昇中のデグー。臆病な性格もありますが、慣れると懐きやすく、愛嬌のある可愛らしい動物です。
本記事では、そんなデグーの基本的な飼い方や、書い始めるにあたって用意するべきものをご紹介します。
デグーの基本情報
デグーは、齧歯目(げっしもく)、デグー科、テグー属に分類される小動物で、原産はアンデス地方だとされています。
野生のデグーは、5~10匹前後の群れで山の岩場などに穴を掘って暮らしており、もともと社会性が非常に強いです。
そのため、余裕があれば多頭飼いをするのが好ましいと言えるでしょう。
平均寿命は5~8年と言われています。
暑さと寒さに弱い
高い湿度に加え、暑さや寒さにも弱いため、温度・湿度管理には特に気を使う必要があります。
デグーの大きさ
体長は約12~20cm、体重は約170~350gで、同じ齧歯目のゴールデンハムスターよりもひとまわりからふたまわり大きく、尻尾が長いのが特徴です。
特徴的な尻尾はデリケート
毛並みが滑らかな尻尾は、先の部分が広がっていることから「トランペット・テイル」と呼ばれたりします。
そんなテグーのチャームポイントのひとつでもある尻尾ですが、意外とデリケート。
引っ張ると切れてしまったりするので、絶対に引っ張らないようにしましょう。
デグーの性格
齧歯目(げっしもく)は臆病でデリケートな傾向にあります。
そのため、慣れるまでに時間がかかりますが、慣れるとだんだんなついてきます。
特に、デグーは齧歯目の中では知能が高い方で、優しく接すればよく懐くと言われています。
飼い始めは無理に接しようとせず、デグーの方から近づいてくるのを待ちましょう。
また、音にとても敏感なので、大きな音はなるべくたてないように気をつけましょう。
デグーを飼う前に用意するべきもの
ケージ
デグーの運動量はハムスターモルモットよりも多く、ジャンプ力もあります。そのため、高さと広さのあるケージが必要です。
ケージのタイプとしては主に、透明の水槽タイプと、金網製があります。ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
- 水槽タイプのメリット
- ・ケージをかじってしまう心配がなく、歯に優しい
- ・透明なので中の様子が見やすい
- ・音が静か
- ・保温効果がある
- 水槽タイプのデメリット
- ・ゲージの中のレイアウトが難しい
- ・掃除に手間がかかる
- 金網ケージのメリット
- ・ケージ内のレイアウトがしやすい、幅が広がる
- ・簡単に解体可能で、掃除がしやすい
- 金網ケージのデメリット
- ・通気性が良いが、その分保温効果に劣る
- ・おしっこがケージ外に飛び散ることがある
- ・水槽タイプよりも音が響きやすい
- ・ケージをかじってしまうことがある(塗装がされていないものを選びましょう。また、なるべくかじらないように対策をしましょう)
それぞれにメリットとデメリットがありますが、初心者には水槽タイプのものの方が飼いやすいかもしれません。
金網ケージにする場合は、ケージをかじるのを防ぐグッズを使ってみると良いでしょう。
かじり木
デグーはものをかじることが大好きなため、周りにあるものはなんでもかじりたがります。しかし、金属製ケージなど、金属をかじると不正咬合になってしまうことがあります。
そこで、かじる専用のものを与えることで、他のものをかじってしまうのを防ぎましょう。
巣箱
デグーが安心して眠れるよう、周囲が囲われた箱を用意してあげましょう。
冬場は保温効果も期待できます。
砂浴び用の砂と容器
デグーは砂浴びをすることで体の清潔を保ちます。臭い予防だけでなく、病気予防のためにも砂浴びは重要です。
砂が飛び散ることなく楽しく砂浴びができるよう、ある程度深さと大きさがある容器を選びましょう。
定期的な砂浴びが必要ですが、容器をケージに常に取り付けておくと容器内に汚物がたまってしまい不衛生です。
砂浴びを終えたらその都度取り外すか、常に取り付けて置く場合は定期的に清掃をしましょう。
容器はそれぞれのデグーの大きさに合ったサイズのものを選びましょう。砂の好みもデグーによって異なるので、お気に入りを見つけてあげたいですね。
回し車
運動不足解消のため、大きめの回し車を用意しましょう。
夜中に運動することも多いようなので、気になる方は回転音が静かな回し車を選びましょう。
給水容器
毎日新鮮な水を与えましょう。お皿型のものでも良いですが、ボトル型の方がひっくり返す心配はないです。
デグーのエサ
草食動物のため、肉や魚は食べません。牧草やデグー専用のフードを中心に与えましょう。
糖尿病になりやすいため、糖分の高いものは控えましょう。人間のおやつは糖分が高いですから、絶対にあげないようにしましょう。人間の食べ物を他の動物に与えることは望ましいことではありません。
デグーは手先がとても器用なため、エサを手で持って食べるかわいらしい姿を見られるかもしれません。
まとめ
デグーはゴールデンハムスターよりもひとまわり大きく、運動量も多く必要とします。そのため、ある程度スペースに余裕があることが求められます。
また、もともと臆病な傾向にあるため、始めのうちは無理に接しようとはせず、デグーが近づいてくるのを気長に待ちましょう。
しばらくして慣れてきたら、きっとよく人に懐いて、かわいらしい姿を見せてくれるでしょう!!
ひとり暮らしにオススメ!お世話がしやすくて癒されるペットとは?
一人暮らしをしていると、何だか寂しい…と感じることはありませんか?でも、一人暮らしでペットを飼うのっていろいろと不安ですよね。
「ペットは飼いたいけれど、犬みたいに毎日散歩させるのは大変。旅行も行きたいから、お留守番もできる子じゃないと飼えないよ〜!」という方も多いと思います。また、一人暮らしの方のほとんどは、アパートやマンションにお住いのはず。そんな中、ペットを飼うときはご近所さんに迷惑がかからないかも気になりますよね。
一人暮らしの方がペットを飼うときに気になるであろう「なつきやすさ・性格」「鳴かない・吠えないか」「臭いがきつくないか」の3点に着目し、お散歩が必要なくお留守番も得意と言われている、うさぎ・デグー・猫の中でも、特に飼いやすい種類をそれぞれピックアップしました。
うさぎ
可愛く、一人暮らしでも飼いやすいペットとしてオススメなのがうさぎです。
「うさぎは寂しいと死んじゃうんじゃないの?」という心配は無用。それは都市伝説です。2日くらいなら、お留守番も我慢できるよう。ですが、うさぎはたくさん水を飲むので留守の間も綺麗な水を十分な量用意できるようにしないとなりません。
ストレスによって食欲不振になってしまい、そこから病気を引き起こすこともあるのでご注意を。初期費用:1~3万円
飼育費用(月々):5000円前後
うさぎに関しては、こちらの記事もご参照ください。
オススメのうさぎの種類
ネザーランド・ドワーフ
ネザーランド・ドワーフは、小さくまるっとした体が特徴的なうさぎです。頭がよく、トイレもすぐに覚えてくれるため、一人暮らしの方には向いていると言えるでしょう。
とても人懐っこく、触ったり、抱っこをしてもあまり嫌がりません。
うさぎは、声帯がないため犬や猫のようには鳴きません。しかし、怒った時は鼻を鳴らして「ウー」と言ったり、足を「ダン」とふみ鳴らすことがあります。
においは、うさぎは草食動物なので、肉食動物に比べてにおいは少ないようです。しかし、おしっこのにおいが強いので注意が必要です。
ダッチ
別名「パンダうさぎ」とも言われるダッチ。その名の通り、白と黒のパンダのような模様が愛らしいです。
太ると病気になりやすくなってしまうので、エサの量や運動には気を使わなくてはなりません。
ダッチは温和、従順で賢く、人懐っこい性格です。ネザーランド・ドワーフ同様、声帯がないため鳴きません。
また、においについても、トイレの場所を覚えさせ、こまめに綺麗にすれば問題ありません。
デグー
まだまだ日本での認知度は低いですが、ヨーロッパではポピュラーなペットです。一人暮らしのペットとしてじわじわ人気上昇中のデグー。べったりとしたコミュニケーションを望む方にオススメ!
デグーはエサの量を十分入れておけば、長めのお留守番もできるようです。
初期費用:1万円前後
飼育費用:5000円前後
デグーは、ネズミの仲間ではありますが、うさぎやリスっぽさもありとても可愛らしいです。また、これから紹介するようにデグーにも複数の種類があり、同じ種類でもそれぞれ顔が違うのでぜひ比べて見てください!
デグーの飼い方をもっと知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。
オススメのデグーの種類
デグーは、毛色で種類が分けられます。
アグーチ
アグーチは、デグーの野生種です。野生種は品種改良されていない種類のことです。そのため他色のデグーに比べ体が強く育てやすいようです。
アグーチだけでなく、デグーは共通して賢く、人懐っこいです。
デグーは、ハムスターなどに比べて、鳴き声で感情表現をすることが多くあります。特に、仲間を呼ぼうとしているときや不安があるとき、警戒しているときに比較的大きな声で鳴くようです。
また、フンや、食べ残し、水の飲み残しなどが原因でにおいが強くなることがあります。そのため、においを抑えるには食べ残しが無い量のエサを与えたり、ケージなどを清潔に保つ必要があります。
ブルーパイド
ブルーパイドは、ブルー色でぶち柄のデグーです。「パイド」とは、色ではなく、「ぶち柄」を表しています。
ほとんどの特徴はアグーチと変わりませんが、ブルーパイドの方がおとなしく穏やかな性格です。しかし、体が弱いので、アグーチよりも上級者向けかもしれません。
猫
犬に比べると毎月の飼育費は安いのですが、それでも小動物に比べるとやはりかかってきます。毎月5000円〜10000円ぐらいです。また、避妊手術の際に25000円ほどかかります。
しかし、一人暮らしで寂しさを感じたときはこの可愛さで癒やしてくれるでしょう。ペットとしての存在感はありつつ、比較的飼いやすいかと思います。飼い主さんが家を留守にすることになっても、しっかりと準備をしていけば3日程度なら大丈夫なんだそう。
オススメの猫の種類
ラグドール
おっとりとしていて、優しく、抱っこをしてもいやがらない温和な性格です。
他の猫に比べて成長スピードがゆっくりなので、長い時間を一緒に過ごすことができない飼い主さんでもその成長をよく見守ることができるのではないでしょうか。体は大きくなりますが、騒がしく動き回ることがないのでアパートでも安心して飼うことが出来るでしょう。毛が長いため、においがこもりやすくはありますが、家の中で飼う分には気にならないと思います。
シンガプーラ
シンガプーラは世界一小さな猫の種類であるとされています。短毛種なのでケアがしやすいでしょう。
甘えん坊な性格で、とても人懐っこいです。鳴き声も小さいので、おとなしい猫ですが、神経質なのでストレスがたまらないようにしてあげないといけません。
ひとり暮らしなら押さえておきたい5つのポイント
ペットを選ぶ際に気をつけたいところは
匂い
鳴き声
飼育費
散歩の有無
留守が得意か
の5点です。
一人暮らしをしていると、やはり寂しさを感じることもありますよね。ペットを飼いたいと思っても、今まではそのお世話の大変さから諦めていた方も多いのではないでしょうか。一人暮らしであれば全部ひとりでやらなくてはいけないわけですから、それなりに負担はかかるでしょう。もちろん、どんな動物であれ、飼い主としての責任はしっかり持って飼育しなければなりません。もし一人暮らしの方でも「今回ご紹介したようなペットなら飼育ができそう!」だと思ったら、これを機に諦めずに自分にぴったりのペットを探してみてはいかがですか?