犬にも人にも優しいペットホテル・トレーニング施設「ポケット」さんにインタビュー!

この度、Cheriee編集部は、東京都八王子市で「犬と人の学び場ポケット」を運営する寺内雄司さんにインタビューをしてきました。ポケットは、ペットホテル、ペットシッター、ドッグトレーニングのサービスを提供しています。

「ペットホテルやしつけ相談したいけど、いろいろと不安が尽きない…。」そんな飼い主さんの悩みをできるだけ解消したい!という、寺内さんの熱い思いのもとに生まれたのがポケットという施設です。

主に行っている事業

pocket
犬のホテルからシッター、トレーニングに至るまで、すべてを行っているポケットさん。それぞれのサービスを独立して提供するのではなく、いろいろなサービスをまとめて提供するのがポケットさんの特徴です。

例えば、ホテルで預かっている間にワンちゃんに気になる行動があれば、その場でトレーニングを行うこともあるそう。ホテルをご利用の飼い主さんであっても、ワンちゃんをお返しするときに、気になるところがあれば、トレーニングに関するアドバイスをすることもあるんだとか。

これは、預ける飼い主にとってはとても魅力的な点ではないでしょうか?「ペットホテルとして」、「ペットシッターとして」というだけでなく、「預けるついでにトレーニングもしてもらう」という使い方ができるのです。

ポケットを始めたきっかけ

pokethouse
寺内さんは、小さい頃から犬が大好きで、将来は獣医師を目指そうと思ったこともあったそうです。

結局、訳あって、その夢は諦めたものの、犬が好きだという気持ちは変わることがなく、地元のクリニックで働きながら、プライベートでは自分の犬を何頭もトレーニングしていたそうです。その時に、近隣のドッグトレーナーや有名な訓練士の元に通って修行をしています。現在では、競技会で1席を取ることもしばしば。

現在まで、クリニックで働きながらも、犬に関わる仕事がしたいという気持ちが無くなることはなく、ずっといつかはと考えていたそうです。そして、ついに2018年、ポケットを開業するに至ります。

現在、ポケットは奥さまと2人+数人で切り盛りされており、とてもアットホームな雰囲気です。ペットシッターのお仕事は、寺内トレーナーが行くこともあれば、別のペットシッターさんが伺うこともあるようです。

小さな不安も解消したい

寺内さん
ペットシッターでも、ペットホテルでも、ワンちゃんを預かる際には、事前に飼い主さんと1時間〜2時間ほどの打ち合わせを行います。

飼い主さんの話をよく聞き、なるべく自宅と似たような環境に近づけることで、ワンちゃんの負担を少しでも減らせるよう心がけてくれるのが特徴です。

例えば、普段使っている敷物を持って行きたい、他の犬と遊ばせてほしい、というご要望から、ご飯をふやかす時間や散歩の回数に至るまで、どんな細かい要望にもできるだけ応えてくれるというのは、飼い主にとっては安心ではないでしょうか。

また、ワンちゃんをペットホテルに預けるのが不安な飼い主さまに少しでも安心していただけるように、毎晩ワンちゃんの様子を写真付きでメールしてくださるのだとか。飼い主にとって、ホテルに預けて、一番気になるのはホテルでの様子なのですよね。ご飯は食べているのかな?下痢はしていないかな?そんな心配はなくなるかもしれませんね。

「こんな細かい相談していいのかな…?」「愛犬の様子が心配!」といった不安を、飼い主さんの立場に立ってよく考え、少しでも緩和したい、それを一番大事にしてくれているのがうれしいですね。

いいところを引き出すトレーニングを

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壁にはぎっしりのトロフィーやメダルの数々。これまで数々のドッグトレーナーや警察犬訓練所などでドッグトレーニングを学び、経験を積んできたと語る寺内さん。

寺内さんは、犬の行動を強制的に正していく、いわゆる「強制トレーニング」も行ったことがあるそうです。ですが、現在は、犬が自発的にとる良い行動を褒め、犬自身のモチベーションを高めながら、問題行動が出ないようにする「陽性トレーニング」を主体としてトレーニングを行っているとのこと。

どちらの方法も知っていて、良いところと悪いところを理解されているのは安心です。

続けて、寺内さんはこのように話します。陽性トレーニングでは犬の自発性を引き出すため、じっくり観察しながら優しく教えるので、その分時間はかかります。しかし、厳しくトレーニングしてワンちゃんが嫌がってしまっては元も子もない。僕が目指すのはただワンちゃんの問題行動を直すトレーニングではなく、ワンちゃん自身が楽しく成長できるようなトレーニングなんです。

大好きな犬とたくさん関われる仕事

puppies
取材当日は、ワンちゃんの具合が悪いこともあって、見ることはできませんでしたが、プライベートでは、ご自身でボーダーコリーを2頭、ラブラドールレトリバー、アイリッシュセッター、柴犬の計5匹を飼っているそうです。

仕事でさまざまな種類の犬と関われるのは、それぞれの特徴や性格なども違って、とても楽しい、と語る寺内さん。

犬種による性格の違いを観察するのも、おもしろい。トレーナーとして、もっともっと成長できるように、今でも遠方までドッグトレーニングを学びに行ったり、講習会に参加して常にレベルアップをはかっています。

さいごに

handshake
ポケットの最大の特徴は、「親しみやすく、どんな要望にも応えてくれる柔軟な対応力」だと私たちは感じました。特に、ペットホテルで、ここまで細かい要望にもとことん応えてくれる事業者さんはそう多くはありません。

最後に、少しだけ奥さまからお話がありましたが、「犬のペンションにしたい」とおっしゃっていたのが印象的でした。ホテルのようなサービスではなく、ペンションのようなアットホームな温かいサービスを目指しているというのが、この言葉から伝わってきました。

また、トレーニングに関しても、長年に渡りご自身のワンちゃんをトレーニングしてきた実績、そして競技会などの表彰の数々。強制トレーニングもご存じで、陽性強化のトレーニングにも長けており、飼い主の皆さんも、このような方であれば安心して任せられるのではないでしょうか。

「トレーニングをお願いしたいけど、愛犬が怖がるのでは…」「愛犬を預けたいけど、ちゃんと面倒を見てもらえるか不安…」と感じている飼い主さんには、特におすすめしたい施設です。気になった方は、ポケットさんのホームページもチェックしてみてくださいね!

料金
レッスン4000円/40分
24時間宿泊 4,500円/小型犬1頭
※その他に、短時間のお預かりコースもあります
住所
八王子市川口町1956-5
TEL
090-5211-7125
詳しくは 犬と人の学び場|ポケット をご覧ください。

【苦手克服】怖がりな子の苦手を無くすためのポイント3つ

犬や猫はとても怖がりな動物です。幼少期は好奇心旺盛で色々なものを見たり、触ったりしますが、徐々に警戒心が増して行きます。警戒心が増していくと、新しく出会うものや初めて経験することにビクビクするようになっていきます。

そのため、別の記事でもお伝えしている「犬の社会化」が重要になってくるのです。

犬を飼って最初にしたいことは社会化教育

今回は、一度苦手になってしまったものを好きにさせる苦手克服法と、そのポイントを3つお伝えしていきます。

大人になっても苦手は克服できる

二頭の黒い犬
最も良いのは、「社会化期」と呼ばれる、生後3か月か4か月くらいまでの好奇心旺盛な時期に、色々な経験をさせ、人間社会に普通に存在するモノやコトに対して、「全然怖くないんだよ」ということを教えていくことです。

ただ、この社会化期を過ぎてしまった成犬であっても、苦手は克服することができるのです。

では、どうするか?

それは、人間の心理カウンセラーも利用する「系統的脱感作」と呼ばれる手法を用いて、徐々に苦手なものに対する「苦手意識」をなくしていくことです。この方法は、対人恐怖症を克服するためだったり、男性恐怖症を克服するためだったり、人間にも広く用いられている行動療法の方法論の1つです。犬や猫も小さな人間の子供と同じくらいの知能を持つ動物ですから、こういった人間と共通する方法で苦手を克服することができるのです。

系統的脱感作とは?

辞書、引用
系統的脱感作に関する説明は、Wikipediaから引用しました。

系統的脱感作法(けいとうてきだつかんさほう, Systematic desensitization )は、行動療法の一技法。考案者は南アフリカで戦争神経症の治療を行っていた精神科医、ジョセフ・ウォルピ。古典的条件づけを理論的基礎とする。不安の対象となる状況・モノに対して、それらを対象者の主観的刺激の強弱によって階層化する。また脱感作と呼ばれるリラクセーション(主に筋弛緩などを用いる)を学ぶ。そして十分にリラックスした状態で階層的に低い不安対象に暴露してゆく技法。

何やら、難しい説明ですね。重要な点としては以下の部分でしょうか。

十分にリラックスした状態で階層的に低い不安対象に暴露してゆく技法。

つまり、これを犬や猫に当てはめて考えると、「怖いものに対して、愛犬や愛猫の恐怖度合いによって、少し怖いなと感じる程度の段階から徐々に慣らしていき、最終的にそのモノやコトが怖くない状態に持っていきましょう」ということです。

例えば、人が怖いと感じている犬の場合、人は怖くないよということを教えていきます。

テレビや雑誌等で、ドッグトレーナーが犬に背を向けて、そして犬の目を見ないようにしながら徐々に近づいていく様子を見たことはないでしょうか?また、保護犬でよくありますが、最初は警戒心が強く、人の手からエサを食べることのなかった犬が、少しずつ人間の近くでエサを食べるようになり、そして最終的には人の手からエサを食べるようになったシーンを見たことはないでしょうか?

これは、いずれもこの系統的脱感作を用いて、犬や猫が「ちょっと怖いなー、でも大丈夫かな?」と感じるギリギリのラインから、徐々にハードルを上げていって慣らしていっているのです。

好きにさせるポイント

3つのポイント
さて、前置きが長くなってしまいましたが、苦手を克服し、そして好きにさせてしまうためのポイントです。

1.焦らずゆっくり少しずつ

重要なことは、「怖いと感じるか平気だと感じるかギリギリのライン」で慣らしていくことです。そのため、いきなりハードルを上げることはオススメできません。あくまでも徐々に、です。

先程の、人に対して警戒心を持っている犬のケースで考えてみましょう。

いきなり正面からズカズカと近づいていってしまっては、最初からかなり高いハードルを超えさせることになります。犬からすると、「怖い、怖い、来ないでー!」となってしまい、余計に人を怖いものだと感じさせてしまったり、場合によっては我慢の限界に達して、咬まれてしまいます。

この場合は、まずは遠くで目を合わせずに座っているところから始め、1分か2分だったら、半歩くらい近づいて…。というところから始めていきます。

2.終わったら必ずご褒美

苦手なこと、怖いことを経験させてしまった場合、その怖いことを超える良いことを経験させます。これにより、「怖い経験 < 良い経験」となり、最後は良い経験だけの記憶が残るようになるのです。

先程のケースの場合、人が近くに来たら、好きなものが貰えると印象づけることで、「人 = 好きなもの」へとすり替えられていきます。これには、本能に訴えかけるほうが効果的なため、まずは「おやつ(または、エサ)」が一番シンプルかつ強力なご褒美になります。

なお、人と遊ぶことが好きな場合は、「おもちゃで遊んであげる」こともご褒美になります。また、散歩がとても好きな場合は、「散歩に連れて行ってあげる」こともご褒美になります。ご褒美は、その犬や猫が大好きと感じていることであれば、何でも良いのです。

3.初めは同時、徐々にずらす

ご褒美をあげるタイミングは、最初は「怖いことの経験と同時」にしてあげましょう。これは、先程の「怖い経験 < 良い経験」を犬や猫の思考の中でより結びつけやすくするためです。

先程の、人に対して警戒心を持っている犬のケースだと、おやつをご褒美に使うケースがほとんどでしょう。そして、最終的には人間の手からエサを貰うようにしているはずです。これは「人の手 = おやつ」という印象を残すためなのです。こうすることで、人の手は良いものだという印象が残ります。人が苦手な犬の場合、まずはこの経験をさせて人の手は怖くない、むしろ良いものだということを教えてあげないと、その後、撫でることも抱き上げることも何もできないからです。

これに慣れてきて、完全に恐怖を克服できたら、ご褒美とその経験のタイミングが同時でなくても問題はなくなっていきます。最終的には好きなことが無くても、大丈夫になっていきます。ここまでくれば、苦手は克服できたことになります。

また、今回ご紹介した方法の具体的なケースとして、ブラシに慣れさせる方法もお伝えしていますので、こちらも併せてご覧ください。

愛犬がブラッシングを嫌がる!その理由と対処方法は?

むすびに

伏せをする犬
犬も猫も動物です。そして、また人間も動物です。ドッグトレーナーが行っているこれらの方法は、人間に適用されている心理学や動物行動学などに基いた科学的な方法で行われていることがお分かりいただけたと思います。

このように考えると、難しそうだけど、ちょっとは自分でもできるのではないかと思いませんか?もし、苦手なものがある犬や猫を飼っている方がいれば、早速試してみてください。少しでも苦手なものがなくなると、その子にとってもストレスの少ない生活ができるようになるでしょう。

愛犬の「しつけ」してもらったのにお家だと出来ない?その理由は「般化」にあった!

何でできないの…

見ざる聞かざる言わざる
犬のしつけに困っている方は、インターネットを使って、ドッグトレーナーさんやしつけ教室の事を調べているのではないでしょうか?

そして、その評判を見てみると、「実際に通ってはみたものの、家に帰ってきたら、元通りになっている」というレビューを目にして、「お金をかけても、意味がないのなら、行くのはやめるか…」なんて考えていたりするかもしれません。

本当に意味がないのでしょうか?

眠そうな柴犬
似たようなケースとして、このような話も良く聞くのではないでしょうか?

  • 旦那さんの言うことはよく聞くのに、私のいうことは聞いてくれない。
  • 息子のベッドには上がらないのに、私のベッドには上がってくる。
  • 家では名前を呼ぶと戻ってくるのに、外ではできない。

これらの理由、一体何だと思いますか?

質問するパグ

  • 私が犬に下に見られているからでしょうか?
  • 私のベッドに何が問題あるからでしょうか?
  • 愛犬がダメな子だからでしょうか?

いえ、違います。(但し、何かしらの環境に起因する問題があるかもしれないことは否めませんが)これらは「般化」が苦手だから生じることなのです。皆さんの飼っている愛犬は、皆優秀な子ばかりです。人間と同じように、ダメな子などいないのです!

「般化」って何?

サーフィンする犬
般化とは何でしょう?心理学の専門用語で、以下のように説明されています。

般化とは、初めに条件付けされた刺激や条件以外の、類似した別の刺激や条件においても、反応や学習効果を生じさせるようにすることです。具体例としては、「メガネをかけた医師に注射をされた子どもが、メガネをかけた男性なら誰を見ても泣く」といったことが挙げられます。
心理学用語集サイコタムより引用

そして、犬はこれが苦手なのです。少しわかりにくいので、犬目線で説明していきますね。

人から美味しいおやつを貰った

もし、それが人間の子供であれば、こう感じるのではないでしょうか。

  • ママの友達のAさんからおやつを貰った! → ラッキー!
  • ママの友達のBさんからおやつを貰った! → またか、やったぜ!!
  • ママの友達のCさんからおやつを貰った! → そうか、ママの友達はおやつくれるんだ

ママの友達のDさんに会いました。きっとその子供は、「ママの友達は皆おやつをくれるから、Dさんもくれるかもしれない」と思うのではないでしょうか。

犬の場合は違う!

犬の場合は、こう考えています。

  • ママの友達のAさんからおやつを貰った! → この人好き!
  • ママの友達のBさんからおやつを貰った! → この人好き!
  • ママの友達のCさんからおやつを貰った! → この人好き!

さて、散歩中にママの友達のDさんに会いました。愛犬は、どう思うでしょうか?

Dさんからもおやつを貰えることができたら、「Dさんもいい人なんだなー」と思うだけです。逆に、Dさんからおやつを貰えなければ、何も思わない。ただ、それだけです。
これが「般化」が苦手ということです。

しつけの場合も同じなんです

じっと見つめるボーダーコリー
犬のしつけの場合も、同じことが起きているんです。そして、さらに犬の場合は、屋内、屋外等、周りの環境に左右されるところが非常に大きいのです。

もしかしたら、こんなことを考えているのかもしれません。

  • トレーナーさんの言うことは聞かなきゃ
  • トレーナーさんのところでは静かにしなくちゃ
  • よし、お家に帰ってきたから伸び伸びするぞ!

でも、大丈夫!お家でもやれば良いのです

しつけが出来ているチワワ
そうなんです。「般化」が苦手というだけで、「般化」ができないというわけではありません!!

先程の、ママの友達からおやつを貰える場合であっても、これが何度も何度も起きると、次第に、「ママの友達はみんなおやつをくれるいい人!」と「般化」されるようになります。「苦手」というのは、何度も何度も繰り返さなければ覚えてくれないだけで、逆に何度も何度も繰り返し行うことで、自然と解消されていくことなのです。

また、先程触れた通り、環境にも大きく左右されます

ずっと家の中でおやつを貰っていれば、家に来た時だけくれると覚えます。しかし、家でも外でも、車の中でも、様々なところで同じ体験を経験させてあげれば、環境に左右されにくくすることは可能なのです。

だから飼い主さんも

飼い主からおやつを貰う犬
なので、是非飼い主さん自身もしつけにトライしてみてください。

もしかしたら、「しつけ=面倒くさい」と思っているかもしれませんが、実は、これは愛犬との絆を深めるための近道です。不思議と、次第に、愛犬が何を考えているのか感じ取ることができるようになっていくのです。

以下のペット施設の場合、飼い主さんにもしつけの方法を教えてくれることが大半です。

  • 出張ドッグトレーナー
  • しつけ教室
  • 犬の幼稚園、犬の保育園

もし、犬のしつけのことでお困りの方や、自分でもしつけをしたいという方、一度、近所のペット施設を検索してみてください!
ドッグトレーナーは、皆さんのサポートに徹してくれるはずです。

犬がうんちを食べてしまう行為、食糞の3つの防止法

自分の愛犬がうんちを食べているのを目撃してしまった。
そんな光景を目の当たりにしてしまったら、どんな飼い主でもショックを受けますよね。

でも、この食糞という行為、それほど珍しいことではないんです。
「うちの子がオカシイんじゃないか?」「誰かに相談したいけど、恥ずかしくて相談できない」なんて思っていた飼い主の皆さん、安心してください。普通です。

今回はその食糞の原因と、食糞の防止法についてご紹介します。

なんで食べるの?

美味しそうな食事
犬がうんちを食べるのには、諸説あります。
どれが原因なのかは、育てられた環境やその犬の健康状態等によって変わりますが、大きくは以下の3つと言われています。

  • 単純にお腹が空いている(食事の量が足りていない)
  • うんちから美味しそうな匂いがする
  • 飼い主に見つからないようにうんちを隠そうとしている

他にもストレスが原因だったり、幼犬の時は食べていたけど、成犬になって、ある時を境に一切食べなくなったということも普通にあるのです。

健康に問題はないの?

薬ばかり
自然界においては、うんちを食べるということは、あまり珍しいことではありません。

昆虫だとフンコロガシが有名ですよね。
哺乳類だと、ウサギやコアラが有名です。
特に、ウサギの場合は、食糞はごく自然な行為なため、止めさせるべきではないと言われています。

犬の場合もあまり問題ではないと言われていますが、寄生虫がいる場合は病気になることもありえます。
また、食糞した後に、飼い主の顔を舐めてきたりしたら、あまり衛生的ではありません。
そのため、あまり過敏になる必要はありませんが、できることなら直しておきたいと言えます。

どうしたら止めるの?

先に挙げた3つの原因別に防止法をご紹介します。1つ1つ見ていきましょう。

お腹が空いている場合

空腹を満たす
まずは、うんちをするタイミングを見てみましょう。
食前でしょうか?食間でしょうか?食後でしょうか?
食事の量は十分に足りているでしょうか?

愛犬をよく観察してみて、うんちや食糞をするタイミングから、原因を推測します。
もし、食後のうんちの時は食べないけれど、食前や食間に食糞をすることが多いのであれば、単にお腹が空いているだけかもしれません。

うんちから美味しそうな匂いがする場合

いい匂いがする
飼い主にうんちの匂いを嗅いでくれと言っているわけではありませんが、観察はしてみてください。
うんちは排泄物であるため、そのまま消化されずに食べ物が出てきてしまうこともあります。

ドッグフード等が消化されずに出てくる場合は、水でふやかしたドッグフードをあげるなどの対策をしてあげることで、食糞を防止できる可能性があります。

また、ドッグフードには様々な添加物が含まれているものもあります。
特に、安いドッグフードに多いのですが、犬の食欲増進のため、肉の匂いをつけていることが多いです。

ドッグフードって臭くないですか?あの匂いですが、添加物で作られている場合も多いのです。
そのため、ドッグフードをグレードの高いものに変えることで、食糞が無くなる場合もあります。

うんちを隠そうとしている場合

隠れる子犬たち
トイレトレーニングに失敗してしまったことが原因かもしれません。
例えば、トイレ以外の場所でうんちをしてしまった時に、怒ってしまったことはありませんか?

トイレトレーニングにおいて、叱ることは厳禁です。
排泄行為自体を悪いことだと勘違いしてしまったり、うんち自体がいけないものだと勘違いしてしまうことがあるからです。
その場合は、「うんちしちゃった…。見つかると叱られるから食べて隠してしまおう!」と思ってしまうことも十分にありえます。

この場合は、正しいトイレトレーニングを行うのと並行して、犬が食糞をする前に、うんちを片付けてしまってください。
食糞に関しては、実はこれが最強の防止法です。

ずっとうんちするかどうか観察していなきゃいけないの?という声が聞こえてきそうですが、その必要はありません。
排泄にはタイミングがありますので、それを参考に、そのタイミングの時だけ気をつけるようにし、すぐに片付けるようにすれば良いのです。

トイレトレーニングについては、以下でご紹介していますので、こちらを参考にしてみてください。

愛犬のトイレの失敗は3つのポイントを抑えれば克服できる!

それでも直らない場合

自由気ままに
食糞をしているのが幼犬の場合、放っておいても成犬になると止めるようになることがあります。
大きな害もないのであれば、なるべく気にしないようにして放っておくことも1つの手です。
但し、不衛生ではあるため、排泄したものをずっと放置するのではなく、きちんと片付ける等、最低限の防止はしましょう。

飼い主のストレスは、実はそのまま犬にも伝わっています。
そう、犬は空気を読む力に長けているのです。
そのストレスは、そのまま犬に伝わり、それが食糞に至る原因になっていることも考えられるのです。

気にしないようにしていると、意外とあっさり食糞しなくなった、なんてことも十分にあるのです。

愛犬に噛まれた!噛み癖を定着させない暮らし方とは?

あなたは愛犬に噛まれたことがありますか?実は、犬の噛みは、お悩みトップ3に入るくらい多くの飼い主さんが困っている問題行動なんです。自分の愛犬に噛まれたなんて恥ずかしくてなかなか相談できないと思っているかもしれませんが、そんなことはないんです。今回は、その噛みの中でも特に難しい本気噛みと、その予防法について見ていきましょう。

なぜ噛むのか?そのサインは?

止めてのサイン
犬が噛むという場合、それは犬が嫌がっている、怯えているのにどうしようもなく行われる行為だと言われています。窮地に立たされた犬が今の状況から逃れたいという一心で噛んでくるのです。
犬は、噛むという行為に至る前に、いくつかのサインを出してきます。犬の攻撃行動は既にこの時から始まっています。

  • 「うー」と低い声で唸る
  • 唸りながら歯(牙)を見せてくる
  • 見を低くして、攻撃体勢に入る
  • 噛む

犬によっては、一瞬だけ唸ってすぐに飛びかかるようなケースもありますが、上記のうち、噛む前の行為が見られたら、すぐに今している行動を止めてください。事が起きてしまってからでは遅いのです。

原因を探る

原因を探る
愛犬はどういう時に、噛んできましたか?寝ている時でしょうか?それとも、ブラッシングをしている時でしょうか?それとも食事中?

噛むシチュエーションはその犬によって異なります。怯えたり怖がる対象が違うからです。まずは、どういった状況に攻撃行動をとるのかよく観察してみてください。もし、特定のパターンがあるのであれば、治していくことも必要ですが、まずはそういった状況を作らないようにしましょう。
以下は、一般的に聞くことが多い噛まれる状況です。

寝ている時に噛んでくる

もし、一緒に寝ている時に、何かにびっくりして噛むようであれば、一緒に寝るのをやめましょう。例えば、犬をクレートに入れて寝かしつけることで、犬が噛むという行為は絶対にできない環境になります。

猫でもできる?犬を飼ったら最初に教えたいクレートのしつけ

ブラッシングをしている時に噛んでくる

ブラッシングが嫌いな可能性が高いです。ブラシも種類によっては難しく、犬が嫌いになってしまうものがあります。その時は、以下の記事を参考に、犬が嫌がらない段階から徐々に慣らしていく必要があります。

愛犬がブラッシングを嫌がる!その理由と対処方法は?

犬の食事中に近寄ると噛んでくる

食事を取られると思っている可能性があります。自分の物に対する執着心が強いのかもしれません。食事が終わったら、すぐに食器を片付けてしまうこともそうですし、食事している時には近寄らないようにしましょう。根本治療としては、玩具を使って執着心を無くしていく(人が来ても、あなたの物を奪わないよ)トレーニングが効果的です。

独占欲の強い犬に効果的!犬の所有欲を抑制する玩具遊びの方法

なるべく早くトレーナーに相談

トレーナーに相談
犬が噛むという行為を放置していると、それは徐々にエスカレートしていく可能性があります。人を噛むことで、犬が嫌がる行為や怯える行為がなくなったことにより、噛めば止めてもらえると学習してしまうためです。

大惨事に至る前に、ドッグトレーナーさんに相談して、どのようにトレーニングしていけば良いのか一緒に考えましょう。ドッグトレーナーは、飼い主さんのお悩みを一緒に解決してくれる良き相談相手であり、良きパートナーです。大怪我をしてしまったり、他人を怪我させてしまう前に、是非相談してくださいね。

問題行動ワースト1!吠えをやめさせる3つの方法

近所の人が通る度に家の窓から吠えて困る、なんてことはありませんか?無駄吠えなんて言われることがあるこの行為。ご近所さんとの仲まで険悪になったりして、困ったものですよね。今回は、この番犬吠えをやめさせる方法をご紹介します。

無駄な吠えなんて犬にはない

玄関から訪問者
玄関のチャイム(ピンポン)が鳴ると、狂ったように吠えるワンちゃんがいます。また、近所の人が庭先を通っただけで吠えるワンちゃんもいます。これらは、吠えという行為の中でも番犬吠えと言われる類のもので、ワンちゃんは何の悪気もなく吠えているものです。

元々、犬の祖先であるオオカミはあまり吠えることをしませんが、犬はそうではありません。それは、進化の過程において、人間が自らその特性を磨き上げてきたからに他なりません。仲間(この場合は、飼い主)に侵入者の存在を知らせているだけなのです。今となっては、これは無駄吠えと言われ、問題行為とされています。ですが、歴史的に見ると決して無駄な行為ではなく、その昔まではその行為は人間が知らせて欲しいからやらせていたことなのです。

1. 同時にフセ・マテをさせる

フセ・マテをする犬
フセ・マテが完全にコントロールできる状態であれば、ピンポンが鳴ったり、外を人が通って吠えている最中にいつもより豪華なおやつを見せて、「フセ」の合図を出します。その後「マテ」の合図で待機させます。こうすることで、ピンポンが鳴った場合でも、ワンちゃんを待たせてから来客に応対することができますし、外を通る人に対して吠えることもなくなります。

ただ、この方法はとても効果的な反面、「フセ」と「マテ」が完璧に仕上がっていなければ成立しません。無駄吠えが多いワンちゃんのケースで、これが完全に仕上がっているケースはとても少ないのではないでしょうか。

2. 吠えを止める訓練をする

無駄吠えを止める訓練中
番犬吠えをするワンちゃんの場合は、吠えることと静かにさせることを覚えさせるのが近道だと言われています。では、ステップを見ていきましょう。

  1. 「吠えろ!」と言って、犬に吠えさせます。合図の後にピンポンを鳴らすと良いです。
  2. 「静かに!」と言って、静かにさせます。合図の後に特別豪華なおやつを見せると良いです。
  3. ここで吠えるのを止めたら、数秒待って褒めます。そしておやつをあげます。
  4. もし吠え止まない場合は、おやつの匂いだけ嗅がせて、おやつに注目させてください。
  5. これをひたすらに繰り返します。最低でも数十回はやらないといけません。

できることなら、訓練中は暫くピンポンをオフにしておき、来客がない状態を作り出し、飼い主が意図しないタイミングでのピンポンを鳴らさないようにした方が良いです。こうすることで、短期で決着する可能性が高まります。辛抱強く、そして徹底的に繰り返すことが肝心です。前に述べた通り、過去からずっと引き継がれてきた習性のため、簡単には治すことができないのです。

合図だけで、吠える行為と吠え止む行為ができるようします。こうなれば、ピンポンの音をオンにして、実生活の中で応用していきましょう。1回で出来なかったとしても、何度も繰り返しやることで、飼い主が番犬吠えをコントロールできるようになるはずです。

3. 最後の手段

吠えに悩む飼い主
ご近所さんが押しかけてきて苦情を申し立ててきたり、飼い主が追い詰められてしまった場合の方法です。なるべく、そうなる前の幼犬の時から、吠え止むトレーニングを積んでおきたいところです。

  1. プロのドッグトレーナーにお願いする
  2. 罰を使う

信頼できるドッグトレーナーであれば、色々と相談に乗って、最も適切な対応を提案してくれることと思います。ドッグトレーナーに関しては、最後の手段ではなく、何か犬のしつけで困ったことがある場合は、最初から選択肢の1つとして利用して欲しいところです。

後者は、バークコントローラと言われるものを使います。吠えた時に、ワンちゃんにとって嫌なことをして、無理やり吠え止ませる商品を使う方法です。ただ、この方法は効果がある場合と、そうでない場合があります。また、これを使って吠え止んだら、しっかり止めたことを褒めてあげて、吠え止むという行為を定着させる必要があります。何もしないでおくと、この装置を常時起動させていないといけなくなってしまいます。そして、いずれ刺激に慣れてしまい、最悪の場合は元の状態に戻ってしまいます。

最後に

ご紹介した内容とほぼ同じですが、動画を見つけましたので、ご紹介します。

吠えを止めさせることはとても難しいことですが、きちんと教えることができれば、とても役に立ちます。辛抱強くトレーニングして、配送員さんやご近所さんへ迷惑をかけることがなくなれば、今よりもっと幸せな飼い主さんが増え、幸せなペットライフを送ることができる家庭が増えることと思います。

上手にお留守番できない!そんな時に使える知育玩具とは?

上手にお留守番ができるかな?ペットを飼い始めたばかりの頃は、心配で外出もままならないですよね。そんな時に活躍するのが、知育玩具(ちいくがんぐ)と呼ばれるおもちゃです。使い方もご紹介しますので、もし知らなかった方は一度使ってみてください。

知育玩具って何?

知育玩具とは?
知育玩具とは、遊びながらにして頭を使い、色んなことを学ぶことができるおもちゃのことです。人間の子供向けだとレゴやパズルのような商品が思い浮かびますよね。実は犬用にもあるんです。おもちゃの中におやつを仕込んで、それをワンちゃんが頑張って取り出すタイプのものが多く販売されています。

コング

知育玩具と言えばこれ!というくらい有名な商品です。サイズはS、M、Lとあるので、ワンちゃんに合ったサイズを選んでください。トイプードルやミニチュアダックスフンドのような小型犬であれば、Sサイズで大丈夫です。

どうにも不思議な形をしていますが、後ろにある穴から、専用のおやつ(チューブ)を塗り込んで使います。ワンちゃんは、どうにかしてそれを食べようと、必死にペロペロします。夏は凍らせたりすると、長持ちして良いですよ。

ビジーバディ

こちらは専用のおやつではなく、固形のドッグフードや、キューブタイプのおやつを詰め込んで使います。上下を回すと分離できるので、そこにおやつを入れて、上下を重ね合わせて締めて使います。締めを調整することで、難易度の調整が可能です。

穴からおやつが出てくるので、ワンちゃんはビジーバディを突いてみたり、回してみたり、噛んでみたり…。色々な方法で取り出そうと頑張ります。穴からおやつの匂いがしてくるので、匂いの強いおやつを入れてあげると、ワンちゃんも必死になります。

バスターキューブ

前2つの商品と比べると、ちょっとお値段が張ります。デンマークの獣医師考案のおもちゃで、こちらも中におやつを入れて使います。

転がしたり噛んでみたり。ビジーバディと同じように、かなりワンちゃんが頑張ります。こちらも匂いの強いおやつの方が、ワンちゃんのやる気を引き出せます。

他にもたくさん

知育玩具は色々なメーカーから、色々な種類が販売されています。代表的なものは、上記の3つですが、他にもお留守番に使えそうなものがたくさんありますので、一部をご紹介します。

どうやって使うの?

どう使うの?
基本的には、どの商品も中におやつを詰め込んで使います。おやつを必死に取り出そうとする姿は、見ていて愛らしいものがあります。

最初からおやつが入っていることはわからないので、以下のステップで使うようにします。

  1. まずは難易度を低くして、中のおやつをすぐに取り出せるようにして、知育玩具を与える
  2. 何度か繰り返し、徐々に難易度を上げていく
  3. 途中で飽きてしまうようであれば、難易度を下げてあげ、適切な難易度を探る
  4. 短時間のお留守番の時に、おやつを詰めて与えてみて様子を見る

あまり難易度を上げてしまうと途中で諦めてしまいますし、難易度が低すぎるとすぐに食べ終わってしまいます。適切な難易度設定と、中に魅力あるおやつを入れてあげることが、お留守番成功へのポイントになってきます。

噛んだり壊したりするのが大好きな犬種の子に与えると、誤飲の恐れがあるため、気をつけてください。特に、そういった子がお留守番する時に与えてしまうと、そのまま誤飲してしまっても、誰も気づいてあげることができません。ご自分のワンちゃんの性格を見て、判断するようにしてください。

むすびに

ボールで遊ぶ
おもちゃを使うことで、ワンちゃんの運動不足やストレスの解消にもなります。何より飼い主も一緒に楽しむことができ、ワンちゃんとの仲も一層深まることは間違いありません。雨の日に散歩が難しい場合は、家の中で一緒におもちゃ遊びをして、運動不足を解消することもできます。

知育玩具をきっかけに、そういったおもちゃにも興味を持って頂けると幸いです。

犬のしつけをする前に知っておきたい2つの訓練法

はじめてのワンコを家にお迎えして、その後直面するのが、しつけの問題です。
インターネット上を探せば、たくさんの情報が見つかりますが、怒ったほうが良いと書いてあったり、怒ってはいけないと書いてあったり。。一体、どれが正しいの?と迷ってしまいますよね。

でも、ご安心を。少し勉強してみると、どうして真逆のことを説明するのかがわかるようになります。

叱って止めさせるか、褒めて伸ばすか

哀愁漂うワンコ
「犬は言葉が通じないんだから、悪いことをしたら体で覚えさせないといけない」とは、昔から言われてきました。私の周りでもそういう人が結構います。偏見かもしれませんが、お年を召した方に多い気がします(ごめんなさい!)。
それもそのはず、ここ日本では、15年〜20年くらい前までは、この考え方しか存在しなかったと言っても過言ではないからです。ただ、最近になって、犬にも優しいトレーニング方法が登場しました。

厳しくしつける

強制訓練と言われています。強制というと少し怖い感じがしますね。それほど間違ってはいません。「厳しい」トレーニングを行い、犬を「服従」させます。
イメージしやすいと思うので、「おすわり」を例にします。

  • 「おすわり!」という
  • 犬のお尻を押して座らせる
  • 嫌がって立とうとしても、「おすわり!」と言ってお尻を押して座らせる
  • この後に「ご褒美のおやつ」をあげる

取らせたい行為を人間が強制的に犬に対して実行します。指示に従わない場合は「罰(犬が嫌がったり苦しむこと)」を与え、言うことに従うまで強制的に実行します。
警察犬の訓練や軍用犬の訓練等に用いられることが多い方法です。

優しくしつける

良い行動を行ったら、褒めて伸ばします。モチベーショントレーニングとも言われます。「優しい」トレーニングを行い、犬になるべく負荷をかけずに良い行動へと持っていきます。
同様に、「おすわり」を例にします。

  • 「おすわり!」と言ったあと、犬が自発的に座るのをじっと待ちます
  • 最初は座らないので、エサを見せびらかします(頭上に持っていくと、エサを見上げる形になり、大抵は自分から座ります)
  • 偶然にも座ったら褒めて「ご褒美」をあげます
  • これを繰り返して覚えさせます

飼い主がやってほしい行動が現れた時に褒めて、これをすると良いことがある、という刷り込みをします。基本的に無理やりやらせたり、叩いたり、怒ったりすることはありません。これを何度も何度も繰り返すことで行動を定着させて、できるようになります。
動物園やイルカショー等を見ると、ご褒美を貰っているのがわかると思います。あれと同じ原理です。

色々な方法がある

しっかりとマテができるワンコ
実際は、厳しい寄りだが、優しさも取り入れる方もいれば、優しい寄りだが、厳しさを少し取り入れる方もいますし、トレーナーによって様々です。
しかしながら、こういう2つの違いがあるということを覚えていれば、ネットの情報を見ても惑わされることはなくなると思いますので、取り上げました。

私も勉強する前は、ネットで情報収集して、怒ってみたり優しくしてみたり試行錯誤しました。これだけ両極端なことを飼い主がしてしまっては、犬のほうもどうして良いか戸惑ったことでしょう。

インターネットで調べる時はもちろん、実際にトレーニングをお願いする場合も、そのトレーナーさんがどちらの方法を得意としているのか、自分のワンコに合った訓練方法はどちらなのか、を念頭に置きながら調べてみてくださいね。