【クイズ】今こそ再確認!愛犬にドッグフードを正しく与えてる?

愛犬が健康的に生きていくために必要不可欠なのがドッグフードです。しかし、いつものルーティンだからとなんとなく与えているだけでは、かえって犬に負担がかかってしまうかもしれません。ドッグフードの与え方に問題がないか、改めて確認してみましょう。

今回は、ドッグフードについて、クイズ形式でご紹介します。

それではさっそく、ドッグフードクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 「総合栄養食」と呼ばれるドッグフードの説明はどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ドッグフードと水だけで健康を維持できる」です。
ドッグフードを目的別に分類すると、「総合栄養食」「間食」「療養食」「その他」の4つに分けられます。

「総合栄養食」とは、毎日の主要な食事として与えることを目的としており、これと水だけで健康を維持できるようなバランスのとれたフードのことです。
Q.2 ドッグフードを与える際に注意したいこととして「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「毎日決まった時間に与える」です。
ドッグフードを毎日同じ時間に与えている場合、いつもの時間に食事が摂れないと犬はストレスを感じます。また、時間が決まっていると、その時間の前からそわそわし始めてしまうため、意識的に時間をバラした方が良いでしょう。

一度にたくさんのフードを摂取すると胃腸に負担がかかってしまうため、一般的には1日に2回以上に分けて与えるのが望ましいとされています。子犬や老犬は3〜5回など、さらに回数を増やすのがおすすめです。

置きエサをすると、犬はいつでもご飯を食べられると思い、思ったように食べなくなってしまうことがあります。また、ずっと置いておくことでフードが酸化し、劣化してしまうため、30分ほどしたら片付けましょう。その際、残したフードの量をチェックしておき、次の食事の時に多く与えて一日の摂取量を変えないようにしてください。

犬は腸拡張や腸捻転を起こしやすいため、運動の前後1時間は食事を避けましょう
Q.3 ドッグフードを変更するときに気を付けることとして「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「前のフードを完全に食べ切ってから一気に変更する」です。
食べ慣れたフードを突然変えてしまうと、犬が食べてくれなくなったり、消化器系に負担がかかったりする場合があります。フードを切り替える場合は、今まで使っていたフードに新しいフードを混ぜて使うようにし、少しずつ新しいフードの割合を増やしていきましょう

犬は、成長過程によって必要な栄養やエネルギーが異なります。ライフステージに合わせてフードを選択してあげてください。

食べないからといって頻繁にフードの種類を変えてしまうと、「食べなければもっと美味しいご飯を食べられる」と学習してしまいます。フードの変更は慎重に行いましょう。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
その方法は間違っているかも!正しいドッグフードの与え方とは?
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ドッグフードの酸化に要注意!病気のリスクと対策方法とは

1度開封したドッグフードは、食べ切るまでに何日間かかっていますか? 2週間以内という方もいれば、1ヶ月以内、中には4ヶ月以上かかるという方もいるかもしれません。 大容量のドッグフードは割安なのが魅力的ですが、その反面、「酸化が進んでしまう」というデメリットがあります。 酸化したドッグフードを与え続けてしまうと、下痢や嘔吐の原因や、時には大きな病気の原因になってしまうこともあり、侮れません。 今回の記事では、ドッグフードが酸化しやすい理由や、病気のリスク、酸化を防ぐ方法などをご紹介します。

そもそも食品の「酸化」とは

ドッグフード,酸化,病気,保管 一般的に「酸化」とは、「電子を失う反応」と説明されます。 いまいちピンとこないかもしれませんが、クギやコインが錆びるのも酸化の一例で、結構身近にあるものです。 食品の酸化は、食品に含まれる油分やフレーバー成分などと空気中の酸素が反応することで起こり、風味が落ちるだけでなく、健康に悪影響を及ぼすこともあります。

ドッグフードが酸化しやすい理由

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ドッグフードの成分

ドッグフードには、特に酸化しやすい油分が多く含まれています。また、種類にもよりますが、ドッグフードに含まれることが多いタンパク質やフレーバー成分も酸化しやすいため、全体的にドッグフードは酸化しやすいものと考えましょう。 特に、トウモロコシなどの原料を使用したフードは価格が安い反面、酸化しやすいです。 また、健康に配慮してオメガ3脂肪酸を含んだドッグフードを選ぶ飼い主さんも多いようですが、サーモンオイルなどの脂肪酸も酸化しやすい成分です。

酸化防止剤は危険?

ドッグフードの酸化を抑えるため、酸化防止剤を使用しているものもありますが、化学合成酸化防止剤は継続的に摂取すると「がん」になりやすいとされているので、注意が必要です。 ローズマリー、トコフェロール(ビタミンE)、アスコルビン酸(ビタミンC)などの天然酸化防止剤であれば安心ですが、特にトコフェロールは酸化を防ぐ効果が弱いことに留意しましょう。 また、特に素材にこだわった高級ドッグフードでは、酸化防止剤を使用していないものもあるため、保存方法等に十分配慮する必要があります。

海外製のドッグフードに注意

素材の品質や栄養面を考慮して、海外製のドッグフードを選ぶ飼い主さんも多いでしょう。 もちろん、フードそのものの品質は良いものも多いでしょうが、湿度の高い日本の気候を配慮したパッケージでないと、すぐに酸化が進んでしまう恐れがあります。 海外製のドッグフードを与える場合は、開封後は密閉容器に移し替えるなどの工夫をした方が良いかもしれません。

酸化したドッグフードが愛犬の健康に及ぼす影響

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酸化したドッグフードを食べ続けると

酸化が進んだドッグフードを継続的に与えてしまうと、嘔吐や下痢、腹痛、食欲不振など、消化器系の症状が現れることがあります。 さらに症状が進むと、肝機能低下や膵炎、腎泌尿器障害、動脈硬化、アトピー性皮膚炎などの病気のリスクが高まります。

酸化によって栄養が損なわれる

「総合栄養食」と書いてあるドッグフードは、ドッグフードと水を与えていれば、それで必要な栄養が基本的には全て補うことができます。 しかし、ドッグフードの酸化が進むと、栄養素が損なわれてしまい、犬が栄養不足に陥ってしまう恐れがあります。

ドッグフードの酸化を防ぐ方法

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1. 長くても1ヶ月で食べきれる量を購入する

ドッグフードは、大容量のものを選ぶと割安ですが、何ヶ月間も開け閉めを繰り返すとどんどん酸化していってしまいます。 少し高く感じてしまうかもしれませんが、ドッグフードはできれば2週間以内、長くても1ヶ月以内で食べ切れるサイズのものを選びましょう。 少しずつ小分けになっているドッグフードを選ぶのもおすすめです。

2. 冷暗所で保管する

ドッグフードは、直射日光の当たらない冷暗所で保管するのが鉄則です。 ただし、たとえ夏場であっても、冷蔵庫にドッグフードを入れておくのはNGです。これは、冷蔵庫内と外の温度差が大きいために保存容器に結露が発生しやすく、カビが生えたり、フードが劣化しやすくなるからです。 なお、ウェットフードの場合は、開封後は冷蔵庫で保管し、数日以内に使い切る必要があります。

3. 容器はしっかり密閉する

ドッグフードは、密閉容器に入れたり、小分けにしたりして、空気に触れる時間を極力減らすことが重要です。 ドッグフード専用の保存容器でも、中には密閉性が低いものもあります。 ゴムパッキング付いているものや、真空保存ができるものなど、密閉性の高いものを選びましょう。
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まとめ

ドッグフード,酸化,病気,保管 愛犬の健康のために、品質の高いドッグフードを選ぶ飼い主さんは増えています。 その一方で、ドッグフードの酸化にも気をつけないと、せっかくこだわって選んでも結果的に愛犬の健康を害してしまうリスクが高まってしまいます。 できるだけすぐに食べ切れるサイズのドッグフードを選び、保管方法を工夫することで、ドッグフードの酸化を防ぎ、愛犬の健康を守っていきましょう。

その方法は間違っているかも!正しいドッグフードの与え方とは?

毎日愛犬に与えているドッグフード、正しく与えられているでしょうか?誤った与え方をすると、思うように食べてくれなかったり、肥満に繋がってしまったりすることもあります。 この記事では、ドッグフードの正しい与え方についてご紹介します。あまり深く考えてこなかった方も、ちゃんと考えているという方も、ぜひご一読ください。

ドッグフードの種類

犬,ドッグフード,餌,種類,総合栄養食,ライフステージ,カロリー,おやつ,早食い,肥満 ドッグフードを目的別に分類すると、以下の4つに分けられます。
・総合栄養食:毎日の主要な食事として与えることを目的とし、これと水だけで健康を維持できるようなバランスのとれたフード ・間食:おやつなど、限られた量を与えるフード ・療養食:栄養的な補助が必要な犬に合わせて、栄養成分の量や比率が調整され、治療を補助する目的で用いられるフード ・その他:上3つに該当せず、特定の栄養の調整やカロリー補給、嗜好性増進を目的に与えるフード
今回は、この中でも「総合栄養食」「間食」についてお伝えします。

ドッグフードを与えるときの8つのポイント

犬,ドッグフード,餌,種類,総合栄養食,ライフステージ,カロリー,おやつ,早食い,肥満 普段何気なく与えている毎日の食事。誤った与え方をしてしまうと、犬に負担をかけてしまいます。 ここでは、ドッグフードを与える際に気をつけたいポイントを解説していきます。

1. 1日の給餌量を守る

愛犬が欲しがるからと、1日の給餌量を超えて与えてしまうと肥満の原因になってしまいます。肥満は万病の元ですので、犬の健康のためにも多く与えることはやめましょう。 その分、一緒に遊んだりマッサージをしたりするなどして、別の部分で欲求を満たしてあげましょう。

2. 1日に2回以上に分けて与える

犬種やライフステージにもよりますが、一般的には1日に2回以上に分けて与えるのが望ましいとされています。 一度にたくさんのフードを摂取すると、胃腸に負担がかかってしまいます。また、犬にとって食事は楽しみな時間ですので、1日に複数回あったほうが喜んでくれるでしょう。

3. なるべくバラバラの時間に与える

食事の時間が毎日きっちり決まっていると、仕事などで帰宅が遅くなりいつもの時間に食事が摂れないと犬はストレスを感じます。 また、時間が決まっていると、その時間の前からそわそわし始めてしまいます。そうなると、例えば朝起きて餌を要求する時間がどんどん早くなって飼い主さんが寝不足になってしまうこともあります。 意識的に時間をバラすように心がけましょう。

4. 置きエサはしない

いつでも食べられるようにと、ドッグフードをお皿に入れっぱなしにするのはよくありません。 置きエサをすると、犬はいつでもご飯を食べられると思い、思ったように食べなくなってしまうことがあります。また、ずっと置いておくことでフードが酸化し、劣化してしまいます。 食べ残していても、30分ほどしたら片付けましょう。その際、残したフードの量をチェックしておき、次の食事の時にいつもより多く与えて一日の摂取量を変えないようにしてください。

5. ライフステージに合わせたフードを

犬は、成長過程によって必要な栄養やエネルギーが異なります。現在飼育している犬のライフステージに合わせてフードを選択してあげてください。 また、食事を与える回数も重要です。胃が小さく少しずつしか食べられない子犬は1日4回〜5回成犬は2回、消化機能が衰えてきたシニア犬は3〜4回を目安に、食事回数を調整してあげてください。

6. フードを変更するときは時間をかけて

先ほど、ライフステージに合わせてフードを選択するとお伝えしましたが、食べ慣れたフードを突然変えてしまうと、犬が食べてくれなくなったり、消化器系に負担がかかったりする場合があります。 フードを切り替える場合は、前のフードに新しいフードを混ぜて、少しずつ新しいフードの割合を増やしていきましょう。犬にもよりますが、完全に新しいフードに切り替えるには一週間ほどかけてゆっくりと慣らしてあげることをおすすめします。

7. 運動の直前・直後は避ける

犬は腸拡張や腸捻転を起こしやすいため、運動の前後1時間は食事を避けましょう

8. おやつをあげすぎない

おやつは、1日の総摂取カロリーの20%を超えないように気をつけましょう。 おやつをあげすぎると、ドッグフードを食べなくなり栄養も偏りますので、おやつはあくまでおやつとして与えて下さい。1日分のおやつをタッパーなどにいれて保管しておくと与えすぎを防げます。

こんなときはどうする?

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犬が太ってきた/痩せてきた

ドッグフードのパッケージの裏などに書かれている給餌量を目安に与えましょう。しかし、あくまで参考値のため個体差はあります。 体重が増えた、もしくは減った場合は、給餌量が適切ではない可能性があるため、獣医師に相談しましょう。また、病気が原因で体重が増減した可能性もあります。

早食いをしてしまう

食欲があるのはいいことですが、早食いは食べ過ぎて肥満に繋がったり、消化不良を引き起こしたりするなど、良いことはありません。 常習的に早食いをしてしまう場合は、ドライフードをふやかして与える、一日の給餌回数を増やす、フードの粒を小さくするなどして対策しましょう。 また、中に凹凸がある餌入れを活用することで早食いを防止できる上、トレーニングにもおすすめです。

今まで食べていたフードを食べなくなった

原因は以下が考えられます。
  • 季節の変化に追いついていない
  • ストレスで食欲がない
  • 口の中が痛い
  • 食べなければもっと美味しいエサが出てくると思っている
  • 歯が弱り、フードが噛めない
急に食べなくなった場合は、体調不良が疑われますので、動物病院に連れて行きましょう。 食べないからといって頻繁にフードの種類を変えてしまうと、「食べなければもっと美味しいご飯を食べられる」と犬が学習してしまいます。フードの変更は慎重に行いましょう。

まとめ

犬,ドッグフード,餌,種類,総合栄養食,ライフステージ,カロリー,おやつ,早食い,肥満 食事は犬が健康的に生きていくためにもっとも大切なことです。しかし、飼い主の不注意や不適切な管理でストレスを与えてしまったり、肥満になってしまったりすることもあります。 愛犬の成長過程に合わせて、適切なフード、量、回数を考慮し、健康でいられるようしっかり管理してあげてください。

犬はキャットフードが好き?常食化がNGな理由とは

犬はキャットフードを好んで食べることを知っていますか? 犬と猫の両方を飼っている方は、犬がドックフード以上にキャットフードや猫缶に興味を示す様子を見たことがあるかもしれません。 しかし実は、犬がキャットフードを食べ続けると、中長期的に健康への悪影響をもたらしてしまうのです。 今回は、犬がキャットフードを好む理由、犬と猫の必要な栄養素の違い、犬にキャットフードをあげ続けてはいけない理由をご紹介します。

犬がキャットフードを好む理由

犬,キャットフード,NG 犬はなぜキャットフードを好む傾向にあるのでしょうか?実は、キャットフードには美味しく感じる要素が2つあるのです。

1.嗜好性が高く作られている

一般的に猫は食に対する好き嫌いが多く、偏食しやすいと言われています。 猫の味覚は人間や犬に比べて弱く、特に甘味はほとんど感じられないのですが、代わりに嗅覚はとても発達しています。 猫の好みに対応するため、キャットフードは魚などの香りが強いものが多くなっています。

2.タンパク質とナトリウムが豊富

猫は犬に比べて、必要とするタンパク質とナトリウムの量が多いため、キャットフードにはそれらが多く含まれています。 タンパク質を構成するアミノ酸は甘味や旨味がするものが多く、また、ナトリウムは塩味がするため、キャットフードは犬にとっても味が濃く美味しいと感じられるのでしょう。 ちなみに、猫は甘味をほとんど感じませんが、犬は甘味に敏感だと言われています。

犬と猫、必要な栄養素の違いとは?

犬,キャットフード,NG キャットフードにはドッグフードよりも多くの栄養素が含まれています。では、犬と猫で必要な栄養素にはどのような違いがあるのでしょうか?

タンパク質

肉食動物である猫は犬よりも高タンパク・高脂質の食事を必要とします。 猫は常に体内で一定のタンパク質をエネルギーに変えています。そのため、必要とするタンパク質は犬の2倍程あると言われています。

猫特有の必須栄養素

また、猫には犬と違って、体内で作れない栄養素が存在します。 具体的には、タウリン(アミノ酸の一種)アラキドン酸(脂肪酸の異種)ビタミンAです。これらは食事から摂取する必要のある必須栄養素となります。
  • タウリンは網膜、心臓、神経、生殖、免疫調節などに重要な栄養素です。
  • ラキドン酸は重要なエネルギー源となる他、腎機能や皮膚の健康に関連します。
  • ビタミンAは皮膚や被毛、視力の健康を保ちます。

犬がキャットフードを食べ続けると…

犬,キャットフード,NG 猫は犬よりも必要な栄養素が多いため、キャットフードには多くの栄養が含まれることがわかりました。しかし、栄養豊富だからといって犬にも食べさせて良いというわけではないのです。 犬が食べてはいけないものは入っていないため、少量であれば食べても問題はありません。しかし、日常的に食べ続けてしまうと、少しずつ体に変化が現れます。 以下では犬がキャットフードを食べ続けることによる、4つのリスクをご紹介します。

1.栄養バランスが偏る

犬は猫よりも、犬種や成長によって体の大きさにばらつきが出ます。キャットフードではその犬に合った栄養を十分に補えません。 そのため、犬種や体格に合ったフードでないと、栄養不足・栄養過剰による健康への影響が懸念されます。

2.腎臓への負担

腎臓は、取りすぎた栄養を体の外へ排出する機能があります。 キャットフードはドッグフードと比べて、タンパク質・脂質・塩分の量が多いため、日常的に摂取すると腎臓に負担がかかってしまいます。 その結果、慢性腎臓病・腎不全のリスクが高まります。

3.肥満になりやすい

高タンパク・高脂肪のキャットフードを食べ続けると、肥満に繋がります。 肥満は関節炎や糖尿病など、様々な病気の原因になるため気をつけましょう。

4.ドッグフードを食べなくなる

犬が一度嗜好性の高いキャットフードの味を覚えてしまうと、ドッグフードを食べなくなり偏食につながる可能性があります。 興味本位であげてみる、といったことはしないようにしましょう。

逆に猫がドックフードを食べるとどうなる?

犬,キャットフード,NG 反対に、猫がドックフードを食べてしまうとどうなるのでしょうか? ドックフードは猫にとっての嗜好性は低いため、好んで食べる猫はあまり多くないと考えられます。万が一食べてしまっても少量なら問題ありません。 しかし、日常的に食べ続けると以下のように健康を損ねる可能性があります。

タウリン不足

猫が食事から摂取する必要のあるタウリンは、ドッグフードには多くは含まれません。 タウリン不足の状態が続くと、網膜に障害が起き視力低下を引き起こし、最悪、失明の恐れもあります。また、心筋症や免疫機能不全のリスクもあります。

ビタミンA不足

猫が体内で生成できないビタミンAは、ドッグフードには含まれないことが多いです。 ビタミンAが不足すると、皮膚疾患、夜盲症や繁殖障害が起こります。

ウェットフードは消化できない

食材がそのまま入っているような犬用のウェットフードなどは、猫が消化できない可能性があるため注意が必要です。

まとめ

犬,キャットフード,NG 犬にとって魅力的なキャットフードですが、栄養の過剰摂取による疾患や偏食の恐れがあるため、進んであげることはしないようにしましょう。 食欲が減退した犬にキャットフードをトッピングしてあげてみる、ということもあるようですが、偏食や栄養の偏りなどのリスクを十分に理解した上で、一時的・少量にとどめてください。 食欲減退の原因が何らかの疾患である場合、栄養が偏ると悪化する恐れがあるため、まずは獣医師に相談することをお勧めします。 犬・猫別のフードにすることを大前提に、愛犬・愛猫それぞれに合うごはんを探してみてくださいね。

皆が悩むドッグフード選び、ペット栄養管理士が推奨する選び方って?

ドッグフードは種類が大変多く、インターネット上にも情報があふれているため、選択に迷ってしまいますよね。購入してからも、「本当にこれでいいのかな?」と不安になるかもしれません。 愛犬の元気と健康のためにも、納得できるドッグフードを選びたいですよね。この記事では、ペット栄養管理士でもある筆者がドッグフードの選び方の5つのポイントと注意点を解説します。

ドッグフードの選び方①主食は犬用総合栄養食を選ぶ

犬,ドッグフード,選び方,栄養,ライフステージ,機能性, まずは、「総合栄養食」と表示されたドッグフードを選びましょう。 総合栄養食とは、「そのフードと新鮮な水」だけで特定の成長段階において犬が必要とする栄養を満たし、健康を維持することを目的としたものです。 総合栄養食は、ペットフード公正取引協議会が設定する基準をクリアしたフードのみに記載されます。また、「AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たしています」などと表記しているドッグフードもあります。 ドッグフードには、総合栄養食のほかに「おやつ」「一般食」「副食」などがありますが、それらだけでは、犬にとって必要な栄養が摂れないので注意しましょう。

ドッグフードの選び方②犬のライフステージやスタイルに合わせる

犬,ドッグフード,選び方,栄養,ライフステージ,機能性, 犬のライフステージは、大きく「成長期」「成犬期(維持期)」「老齢期(高齢期)」の3ステージに分けられます。 「全ステージ対応」は、ステージごとに給与量で調節して与えるドッグフードです。

成長期(グロース)

子犬の筋肉や骨、内臓などの機能が成長する大切な時期です。 しかし、胃も小さく、消化・吸収力も未熟です。そのため、消化・吸収しやすく、少量でもカロリーや栄養素が摂れるドッグフードを選びましょう。

成犬期(アダルト)

バランスの取れた栄養で体重を維持する時期です。高カロリーのドッグフードを食べすぎると肥満になってしまいます。

老齢期(シニア)

運動量や食欲が徐々に低下し、消化や吸収能力も衰えていく時期です。 多くの犬は7歳ごろから老齢に入ります。様子を見ながら、少しずつ老犬用のドッグフードに切り替えていく必要があります。
成長や老化のスピードは、犬種やサイズによって異なります。愛犬のライフステージがわかりにくい場合は、獣医師に相談しましょう。

ドッグフードの選び方③機能性ドッグフードを選ぶ

犬,ドッグフード,選び方,栄養,ライフステージ,機能性, 特に健康面で気になることがある場合は、「避妊・去勢犬」「太りやすい犬」「皮膚の健康サポート」「アレルギーに配慮」などの機能性ドッグフードを選んでみましょう。 ただし、機能性ドッグフードで病気を治療することはできません。体調不良や病気の心配がある場合は、動物病院を受診し、療法食や薬で治療をしましょう。

ドッグフードの選び方④犬のサイズや犬種によって選ぶ

犬,ドッグフード,選び方,栄養,ライフステージ,機能性, メーカーによっては、「小型犬用」「大型犬用」など、犬のサイズによってドライフードの粒の大きさや形が異なるものがあります。 「ダックスフンド用」「プードル用」など、犬種別ドッグフードもあります。これらは、かかりやすい疾患など、犬種それぞれの特徴に配慮して作られたドッグフードです。愛犬の犬種に合った製品があれば、試してみてもよいでしょう。

ドッグフードの選び方⑤ドッグフードの形状で選ぶ

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ドライフード

水分が10%以下なので腐りにくいことが特徴です。比較的安価で、購入しやすいこともメリット。効率よく栄養が摂れます。

ウエットフード

嗜好性が高く軟らかいため、子犬から高齢犬、病中病後の犬も食べやすいドッグフードです。水分も同時に摂れるので、水をあまり飲んでくれない犬にも向いています。コストはやや高めで、開封後は腐敗しやすいのがデメリットです。

セミモイスト

水分が25〜35%でしっとりしているため、食べやすく嗜好性が高いドッグフード。湿潤調整剤を添加しています。湿潤調整剤は、犬にはまったく害はありませんが、猫が食べると中毒を引き起こすことがあるため、猫も飼っているおうちでは注意が必要です。

ドッグフードの原材料を確認しよう

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原材料の見方

最初に表示されている原材料が、一番多く使われていることが基本です。ただし、動物性のタンパク質源である肉や魚が複数ある場合は、ほかの原材料の後に表示されます。

「ミートミール」「チキンミール」って何?

「ミートミール」は主に豚肉や牛肉、「チキンミール」は鶏肉を粉状にしたものです。水を含まないので腐敗しにくく、加工しやすいという特長があります。重量に対して栄養価も高いこともメリットです。 「得体の知れないもの」と不安になるかも知れませんが、基本的に市販されているドッグフードは全て「ペットフード安全法」で安全が保証されているので過度な心配は必要ありません。

穀物は食べても良い?

穀物は、犬の便通を整える役割があり、原材料に使われていても問題はありません。 ただし、穀物アレルギーを持つ犬や、穀物を消化するのが苦手な犬には、イモ類などを炭水化物源としている「グレインフリーフード」を与えましょう。

添加物は危険?

「酸化防止剤」や「保存料」に抵抗があり、「無添加」という言葉に惹かれるかもしれません。 しかし、脂肪分を含むドッグフードは酸化しやすいため、酸化防止剤など添加物は必要です。もちろん安全な添加物が使用されていますが、どうしても気になる場合は「ローズマリー抽出物」などの天然酸化防止剤を使用したフードを選ぶといいでしょう。 また、着色料が入っていても害はありませんが、犬は見た目で食欲をそそられることはないので、見た目にこだわる必要はありません。

ドッグフード選びで注意したい3つのポイント

犬,ドッグフード,選び方,栄養,ライフステージ,機能性, 続いて、ドッグフードを選ぶときに知っておくと便利なポイントを解説します。

1.お店の保管状態を要チェック

お店でのドッグフードの保管状態や陳列方法も要チェックです。例えば直射日光が照りつける店頭で安売りしているドッグフードは、未開封でも酸化が進んでいる可能性があります。 きちんと管理されていて、ペットフード販売士など専門家がいるお店での購入がおすすめです。

2.お徳用特大ドッグフード、食べきれる?

犬のサイズや食べるペースに合った量のドッグフードを選びましょう。愛犬が小型犬1匹なのに、特大のお徳用を購入すると食べきるまでに時間がかかってしまいます。 一度開封すれば、密封してもドッグフードの酸化を食い止めることは困難です。まとめ買いをする場合は、小分けタイプを選びましょう。

3.愛犬に合っているか「便」で確認

どんなに評判がよく、信頼できるブランドのドッグフードだとしても、愛犬に合わないこともあります。便が軟らかすぎる、便が多い、ニオイがきついときはドッグフードを見直したほうがいいでしょう。 また、吐く、下痢をする、かゆがるなどの症状が見られたら、与えるのをすぐに中止して動物病院を受診してください。 愛犬がそのドッグフードをよく食べ、便の状態が良好で健康であれば問題ありません。定期的に動物病院で健康状態をチェックし、食べているドッグフードを獣医師に確認してもらえばさらに安心です。

まとめ

犬,ドッグフード,選び方,栄養,ライフステージ,機能性, ドッグフードは種類が大変豊富で、飼い主さんが迷うのも当然です。大切なのは、栄養バランスが良く、愛犬の成長や体質、健康状態に合っているドッグフードを選び食べさせること。 選ぶポイントをひとつひとつ押さえて、比較検討しましょう。どうしても選べない場合は、動物病院で相談することをおすすめします。

【獣医師監修】犬猫の手作りごはんのメリット・デメリットとは

ペットを飼っているみなさんは、ペットにどのような食事を与えていますか? 市販のペットフードを与えている方もいれば、自宅で手作りしたごはんを与えている方もいるでしょう。 手作りごはんをペットに与えるのはメリットもありますが、一方で注意しなければならないこともあります。 今回は、犬猫の手作りごはんについて、メリットとデメリットを獣医師が詳しく解説します。 すでに手作りごはんをあげている方も、これからあげようと考えている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。

手作りごはんのメリット

犬,猫,健康,手作りごはん,フード,料理,栄養,カロリー ペットフードの改良が進んでいる中で、手作りごはんが根強い人気を誇るのは、何かしらのメリットがあるからです。 では、手作りごはんにはどんな利点があるのでしょうか。

①添加物に配慮できる

手作りの食事を与えている多くの方が、食品添加物を懸念しています。ペットフードの中でも、天然素材やオーガニックを謳っているものはやはり人気があるようです。 その点、材料を選べる手作りならペットに安心・安全なものを与えることができます。 また、ペットフード会社によっては海外の工場で作られているものもあり、そこに不安を覚える方もいるようです。

②ペットが喜んでくれる

動物にも当然、食べ物の好き嫌いはあります。市販のペットフードがペットのお気に召さない場合、食事を手作りすることが選択肢として浮かんできます。 食べることは健康に直結します。元気でいてもらうためにも、モリモリ食事を摂ってほしいですね。

③メニューのアレンジが可能

ペットフードと言うと、「味気ない」「いつも同じもの」というイメージが付きまといます。実際、その味に飽きてしまう犬や猫もいるようです。 一方で、手作りの食事だと、食事のマンネリ化が解消できます。 また、栄養の多い旬の食材を使ったり、材料を一部変えることで、飼い主さんも同じものを食べられます。

④飼い主の充足感

家族のために何かしてあげている感じがするのが、手作りごはんの魅力でもあります。 自分が作った食事をペットが喜んで食べてくれたら嬉しいですよね。

手作りごはんのデメリット

犬,猫,健康,手作り食,フード,料理,栄養,カロリー 一方で、手作りごはんにはデメリットもあります。 食事はペットの体調を大きく左右するものであるため、注意点もきちんと把握しておきましょう。

①栄養バランスの考慮が必要

食事を手作りする上で最も頭を悩ませるのは、栄養のバランスについてです。 手作りごはんをあげるなら、動物における栄養学の知識がある程度要求されます。 また、ライフステージに合わせた食事の変更、犬種や猫種によっても食事内容を調整するなど、考えることはたくさんあります。 ペットの体調を気にしすぎるあまり、手作りごはんが飼い主さんの負担になってしまうこともデメリットのひとつと言えるでしょう。

②特に幼犬、幼猫の場合は要注意

成長のための栄養がたくさん必要となる子犬や子猫の時期は、食事にも特に気をつけなくてはなりません。 ここで栄養のバランスが乱れると、正常な成長ができなくなる可能性があります。 幼少期にきちんと栄養を摂取していない場合、骨関節の異常や歯の異常などが現れることがあります。

③カロリー過多に注意

単にたくさん食べさせればいいのかと言うと、もちろんそうではありません。 猫や小型犬のような体の小さな動物が必要とするカロリー量は、皆さんが思っている以上に少ないのです。 フードを手作りする際は、それぞれの材料のカロリーを把握する必要があります。 摂取するエネルギー量を抑えつつ、必要な栄養を十分に摂ることが大切です。

④他のペットフードを食べなくなる可能性もある

病気によっては、治療のために療法食を食べて欲しい場面があります。 しかし、手作りごはんに慣れてしまうと市販の療法食を食べなくなってしまうことがあります。 味や食感が関与していると考えられますが、いざという時のためにたまには市販のペットフードを食べたり、手作りごはんに混ぜておき、市販のものにも慣れさせておくと安心です。

手作りごはんを作る際のポイント

犬,猫,健康,手作り食,フード,料理,栄養,カロリー ここまで手作りごはんの長所と短所について説明してきました。では、実際に食事を作るにはどうしたらいいのでしょうか。

①基本はタンパク質と野菜

食事のメインとなるのは、やはりタンパク質です。犬や猫は元々肉食の動物ですので、食事中のタンパク源である肉や魚は重要です。 他にもミネラルやビタミン類の補充役として野菜が選択されます。これらを蒸すなどして手作りごはんとすることが多いです。

②野菜にもカロリーはある

ここで注意したいのは、野菜にもカロリーがあることです。 「食欲が旺盛だからキャベツやサツマイモをお肉の代わりにたくさんあげてます」なんて話もよく聞きますが、結局それは肥満の元となります。 栄養とカロリーのバランス、これを徹底的に意識しましょう。

③加工食品には注意

人間が食べるような加工食品、例えばカツオ節などには想像以上に塩分やカロリーが含まれています。 手作りごはんの素材は、あくまでも加工していないものから選択するようにした方がよいでしょう。

④トッピングだけでも立派な手作りごはん

一から全て自分で食事を用意するだけが手作りごはんではありません。 バランスのよいペットフードにトッピングとして肉や野菜をプラスすれば、ペットが喜んで食べてくれるかもしれません。

まとめ

犬,猫,健康,手作り食,フード,料理,栄養,カロリー ペットは家族という位置づけになってきましたが、その愛情表現の一つとして手作りごはんを選ぶ人もいます。 しかし、手作りごはんにはメリットが多くある反面、デメリットや注意点も少なからずあります。 どちらを選択しても間違いではありません。大切な家族であるペットが健康に過ごせるよう、精一杯の愛情を注いであげてください。

【獣医師監修】ペットの肝臓疾患に必要な食事管理について

心臓や腎臓と同様に、肝臓や胆嚢の疾患でも食事管理が必要であることをご存じでしょうか? もしかしたら、肝胆疾患と食事管理が結びつかない方もいるかもしれません。しかし、肝臓の働きや、肝機能低下によって体に起こる事柄を理解することで、いかに食事管理が重要な役割を担うかが分かるでしょう。 今回は肝胆疾患における食事管理について、獣医師が詳しく解説していきます。

肝胆疾患における食事管理の必要性

肝臓疾患,病気,ペット,犬,猫,食事,療法,管理,ペットフード,市販,手作り,タンパク質 肝臓は、タンパク質の代謝によって発生する毒素の分解や、糖の代謝/貯蔵などの様々な役割を担っている臓器です。 肝臓の病気によってこれらの機能が低下すると、以下のようなことが起こります。
  • タンパク質の代謝によって産生される毒素(アンモニア)の蓄積
  • タンパク質(アルブミン)の産生低下による腹水や胸水の貯留
  • 血液凝固因子産生の低下による血液凝固障害
  • ビリルビン処理能低下による黄疸の発現
ここで注目したいのは一番上の項目、「タンパク質の代謝によって発生する毒素が蓄積」されていくことです。 食事の材料によってはタンパク質が含まれ、何も考えずに食事を続けていると大変なことになると想像がつきます。 また多量のタンパク質の摂取によって、弱っている肝臓に無理な処理を強いることにもなります。 食事を変更することで、肝臓に優しい生活にしていくことが必要なのです。

肝胆疾患における食事に求められること

肝臓疾患,病気,ペット,犬,猫,食事,療法,管理,ペットフード,市販,手作り,タンパク質 では実際に、肝胆疾患における食事に必要なこととは何でしょうか。 タンパク質への配慮はもちろんですが、他にも気を付けたいことがあります。

1.タンパク質の選択

毒素の産生を抑制するためにも、与えるするタンパク質は良質なものを選択します。良質なタンパク質とは、アミノ酸がバランスよく含まれているタンパク質のことで、肉や魚などの動物性植物と大豆が当てはまります。 犬や猫での報告はありませんが、ヒトではBCAA(分岐鎖アミノ酸:バリン、ロイシン、イソロイシン)の添加が推奨されています。

2.銅の制限

銅は体内に微量に存在し、必要不可欠な必須微量元素です。銅は普段の食事から少しずつ体内に取り込まれ、肝臓から胆汁を経て便として排泄されます。 通常は異常に銅が体内に蓄積されることはありませんが、肝機能不全によって胆汁の合成能が低下すると銅が過剰になり銅中毒が引き起こされます。

3.カルニチンの添加

カルニチンは肝臓で生合成されるアミノ酸で、脂肪燃焼に関与しています。またヒトでは、カルニチンがアンモニアの分解を促進することが報告されており、肝不全における高アンモニア血症の治療に使用されています。

各メーカーの肝胆疾患療法食

肝臓疾患,病気,ペット,犬,猫,食事,療法,管理,ペットフード,市販,手作り,タンパク質 肝胆疾患は薬物療法のみでは管理しきれない側面があり、自宅での補助療法も重要です。そのため、療法食も各メーカーで様々な工夫が凝らされています。

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肝不全に必要な栄養分の調整や制限はもちろん、ビタミンEやオメガ3脂肪酸などの抗酸化成分を配合しています。 さらにBCAA(分岐鎖アミノ酸)も配合されています。
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自作する際の注意点

肝臓疾患,病気,ペット,犬,猫,食事,療法,管理,ペットフード,市販,手作り,タンパク質 自宅での管理が必要な分、食事を自作される方も多くいます。 しかし、カロリーが低いものや脂肪が低いものなどを適当に混ぜても、それは肝胆疾患に最適な食事とは言えません。

必要な栄養素と食材

たくさん摂取すれば良いという訳ではありませんが、食べさせる食材を選ぶ時の参考にしてください。
  • 良質なタンパク質:ササミ、赤身の肉、魚など
  • カルニチン:赤身の肉(鹿>>牛=馬>豚>鶏)、魚
ここで優先したいのはカルニチンの含有量よりも、脂肪分の少なさや消化のしやすさです。 その意味ではカルニチン含有量が最も多い鹿肉を常食とするよりも、脂肪の少ない鶏肉を常食として選択した方がいいかもしれません。他にも野菜や炭水化物などをバランスよく与えましょう。

控えるべき食べ物

手作り食を作る上で注意したい食材は以下の通りです。
  • 粗タンパク質:ジャーキーなどのオヤツなど
  • 脂肪:肉の脂身など
  • :イカ、タコ、牡蠣、エビなどの魚介類
絶対に与えたらダメというわけではありませんが、ぜひ意識してみてください。

食事で肝胆疾患を予防できる?

肝臓疾患,病気,ペット,犬,猫,食事,療法,管理,ペットフード,市販,手作り,タンパク質 高コレステロール血症や肥満、糖尿病が胆嚢疾患(胆嚢粘液嚢腫や胆石症)のリスクとなることが知られています。 健康な状態でも脂肪分などには注意しましょう。

肝不全と散歩

食事とは関係ありませんが、肝不全に陥ってしまったら積極的に散歩をしましょう。 筋肉はアンモニア代謝も行っているため、肝機能不全によってアンモニア代謝能が落ちている時には筋肉量を維持すると良いです。 ただし過度の運動は逆にアンモニアの生成を促進するため、注意が必要です。 何事も程々にしておくのが良いみたいですね。

まとめ

肝臓疾患,病気,ペット,犬,猫,食事,療法,管理,ペットフード,市販,手作り,タンパク質 肝臓の異常はなかなか表に出ることがないため、気付くのが遅れてしまうこともよくあります。そのためにも普段から健康に気をつけた生活を心がけましょう。 健康診断で肝臓や胆嚢に異常が見られた場合は、この記事で紹介したような肝臓に配慮した食事に変更してみてはいかがでしょうか。

下痢や嘔吐の原因?ペットの消化器を休める食事管理とは

嘔吐や下痢といった消化器症状は、動物の体調不良の理由として一般的です。 これらの症状は肝臓や腎臓などの病気でも見られますが、基本的には消化管(胃、腸など)での異常が原因となります。 また消化管は食べ物が通過する道でもあり、消化管の機能が弱っている時には食事の内容にも気を使う必要があります。 そこで、今回は、消化器疾患における食事管理についてご紹介します。

消化器疾患における食事管理の必要性とは?

犬,猫,消化器,嘔吐,下痢,食事管理,健康 犬や猫に消化器症状が認められている場合、消化管の運動低下や消化吸収の機能低下が起こっていると考えられます。 そんな状態のところに、さらに脂っこいものや消化に悪いものが入って来たら、何となく大変だというイメージがありますよね。 弱っている消化管に鞭を打つような真似をすれば、病気はますます悪くなります。 また、消化器疾患には、症状として食欲不振が現れることも多くあります。 食欲が無くても食べたくなる、その上でお腹に優しい食事が必要となります。

消化器疾患における食事に求められること

犬,猫,消化器,嘔吐,下痢,食事管理,健康 では、実際に消化器疾患の時の食事に必要なこととは何でしょうか。 ここでは、特に注意したい項目を挙げてみます。

高消化性(消化に良いもの)

消化性に優れている食物は、消化管に対する負担が少なく、食事中の栄養素を十分に吸収できます。 また、未消化の食物は悪玉菌の餌となることもあるため、しっかりと消化することはとても大切です。 ここで言う高消化性の食べ物とは、良質なタンパク質や良質な脂肪分を含む食品のことです。

高エネルギー(少量でもエネルギーが得られるもの)

活動をするためにはエネルギーが必要です。 しかし、エネルギーを得るために食べ過ぎてしまうと、消化管への負担となります。 少量でもしっかりとエネルギーが得られる食事を選択しましょう。

高嗜好性(ペットの食欲をそそるもの)

食欲不振の症状が見られる場合に、食べる気力を起こさせることも大切です。 確かに食べ過ぎは消化管に負担をかけますが、食べないことには体力が落ちてしまいます。 病気に打ち勝つためにも、ペットには良いものを食べてもらいたいのです。

食物繊維のバランス

食物繊維と聞くと、何となくお腹に良いような印象がありませんか? 確かに食物繊維は消化管の運動を促進し、体内の毒素を排泄するのを助けるはたらきがあります。 しかし、一方で、食物繊維は消化に悪いため、食事に配合しすぎると消化器症状を悪化させることもあります。 消化管のどこに異常があるのか、現在の症状は何が現れているのかなどを評価した上で、適切な量の食物繊維量を考えていきましょう。

水分

嘔吐や下痢によって体内の水分は失われています。脱水状態は循環血液量を減少させ、各臓器に悪影響を及ぼします。 また、食欲不振のせいで水を飲むのも気持ち悪い状態であることも考えられます。 そんな時に食事と一緒に水分を摂れるよう、缶詰タイプの食事や、ぬるま湯でフードをふやかすなどの工夫が必要です。

食事の量

ここで言う食事量は、カロリーベースの食事量のことです。 嘔吐や下痢が見られているのに、普段と同じ量を与えても消化管に負担を与えるだけです。 消化管を休めるためにも、いつもより少ない量から徐々に普段の量に戻していくなどの工夫が求められます。 例えば1日で1,000kcal必要な動物に嘔吐が見られた時には、まずは1日200kcal、徐々に増やしていって3~5日かけて1,000kcalの量に戻していくなどです。「消化管に休みを与える」ことが最優先となり、食事量が少ない時にもしっかりと栄養が摂れる食事が必要となります。

各メーカーのペット用おすすめ消化器疾患療法食

犬,猫,消化器,嘔吐,下痢,食事管理,健康 消化器症状は、犬猫で最も一般的に見られる症状であると言っても過言ではありません。 そのため、各メーカーでも消化管に配慮した様々な療法食を販売しています。

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消化器疾患を呈しているペットや、栄養要求性が高まっている動物に向けての療法食です。 消化性の高い原材料を使用し、少ない食事量でも十分なカロリーや栄養を摂取できるように調整されています。 さらに、健康的な腸内細菌バランスに考慮し、可溶性食物繊維を配合しています。 また膵炎などの脂肪を制限したい疾患の時には低脂肪タイプのものもあります。
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高消化性と消化ケアに適した栄養素性を実現しているフードです。 この高消化性は、自然由来の可溶性繊維と不溶性繊維の適切なバランス配合によります。 また、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸を配合することで、免疫系や皮膚被毛の健康も同時にサポートします。
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ごはんを手作りする際の注意点

犬,猫,消化器,嘔吐,下痢,食事管理,健康 添加物や自然由来にこだわる方は、食事を自作するかもしれません。 そんな時に気になるのは、「お腹に優しいとは具体的にどういうことなのか」でしょう。 そこで、手作り食を与える際に注意したいことについてご紹介します。

必要な栄養素と食材

消化管に配慮するなら、以下のような食材をベースに食事を作ります。
  • 良質なタンパク質:鶏ムネ肉、脂身の少ない肉、白身魚など
  • 食物繊維:サツマイモ、キャベツ、オカラ、カボチャなど
食物繊維は、異常が大腸にあるか、胃や小腸にあるのかで配合すべき量が異なります。そのため例え下痢をしているとしても、自己判断で食事を変更するのはむしろ逆効果になることもあります。 消化器症状が見られている場合には一度動物病院を受診し、食事についても獣医師に指示を仰ぐとよいでしょう。

控えるべき食べ物

消化管に負担を与えるような食材はNGです。
  • 脂っこいもの
  • 大きくカットした野菜(野菜は細かく切りましょう)
基本的に消化しづらいものは与えないようにしましょう。 自分が気持ち悪い時に食べたくないものは、動物も食べたくありません。

まとめ

犬,猫,消化器,嘔吐,下痢,食事管理,健康 消化器疾患の治療には、内科療法と同時に食事の指導をすることがほとんどです。 求められる栄養やカロリーは、その子の年齢や体重、健康状態に左右されるために計算は複雑です。 わからないことがあれば、かかりつけの獣医師に相談してみることをおすすめします。