犬を多頭飼いする家で「Levoit 空気清浄機」を使ってみた
長年犬を多頭飼いしており、常にニオイや抜け毛対策をしていた我が家ですが、空気清浄機は電気代やフィルター代が気になってしまい、使っていませんでした。
今回、アメリカでベストセラーを受賞している「Levoit Vital 100S」という空気清浄機を使う機会に恵まれたため、その効果や使い勝手などをレビューしていきたいと思います。
ペットを飼っている方で、空気清浄機の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
Levoitの空気清浄機とは
Levoit(レボイト)とは、アメリカ発の小型家電メーカーVeSync(ウィーシンク)社のブランドの名称です。ブランド内でも「Levoit 空気清浄機」は非常に人気がある商品で、今回はその新製品の「Levoit Vital 100S 空気清浄機」を10日間使用してみました。
「Levoit Vital 100S 空気清浄機」の詳細はこちらの記事をご覧ください
アメリカにてベストセラーを受賞した空気清浄機 『Levoit Vital 100S 空気清浄機3月20日より販売開始!』~深呼吸できる空気を届ける~
ニオイが気になる和室で
まずは、普段犬のニオイが気になる和室で5日間使用してみました。我が家の和室は犬が出入りできるようにしてあるため、床にはカーペットが敷いてあり、こたつやクッションなどの布製品を多く使っています。また、犬たちが過ごす時間も比較的長いため、ニオイが気になる部屋です。
通常であれば消臭剤や換気で対策していますが、今年は特に黄砂が多く、窓を開けたくありませんでした。
使用条件
- 朝7時から夜10時までの15時間
- ペットモードで使用
最初の数十分の使用で、ニオイが全く気にならなくなりました。長年犬を飼っていたため、ニオイの変化には自信がありませんでしたが、すぐにわかるほどニオイが軽減されました。
抜け毛が気になるリビングで
次に、普段犬たちの抜け毛が気になるリビングで5日間使用してみました。使用条件は先述の和室の場合と同じです。
製品紹介には「U字型の空気吸い込み口デザインにより、あらゆる角度からペットの毛皮を効果的に捕獲する」と記載されていたので、掃除してもしばらくすると落ちているような抜け毛に効果があるか試してみました。
その結果がこちらの画像です。(3層フィルターの一番前面にある「プレフィルター」の画像)
こちらは本当に驚きでした。使用期間中も毎日掃除機をかけていたので、正直ここまで抜け毛やホコリが取れているとは思っていませんでした。
個人的な考察として、掃除機で舞い上げてしまった毛やホコリを吸い込んだほか、犬たちがワンプロやボール遊びなどで動き回った時に抜けた毛やホコリを吸い込んだ可能性もあります。普段は落ちている毛がほとんど無くなっているとは思っていましたが、本当に驚きでした。
「Levoit Vital 100S 空気清浄機」の良いところ
先に犬のニオイと抜け毛に対する効果をご紹介しましたが、その他に実際に使用してみて感じた「Levoit Vital 100S 空気清浄機」の良い点をご紹介します。
運転音の小ささ
おやすみモードでは、耳をそばだてないと聞こえないほど音が小さいため、就寝中だけでなく、仕事に集中したい時などにも役立ちました。
SMART機能
VeSync公式アプリを利用して、スマホでの設定や状況の確認が可能です。スマホを使用するため、操作がわかりやすく、取扱説明書もあまり必要ありませんでした。
オトクな電気代
最大風量モードのⅣで稼働させた場合でも、1時間あたりの電気代は0.86円。15時間使用しても、一日12.9円と非常に経済的です。(※新電力料金単価27円/kWh(税込)で計算しています。)
プレフィルターは水洗い可能
三層フィルターの一番前面にあるプレフィルターは、簡単に取り外しができ水洗いが可能なため、衛生的かつ環境やお財布にもやさしいのがうれしいポイントです。
「Levoit Vital 100S 空気清浄機」の気になった点
ペットがいる家で利用する場合、少し気になる点もありました。
最大風量モードの音の大きさ
自動モードやペットモードで利用した場合、状況に応じて自動で最大風量モードに切り替わることがあります。その場合は、風や音がかなり大きくなります。
我が家の犬たちは全く平気でしたが、神経質な犬や猫は気になるのではないかと感じました。 敏感なタイプの子は、音が一番小さいおやすみモードから慣らしていく方が良いかもしれません。
ペットがいる家に空気清浄機は必要?!
ここまでは飼い主の視点から空気清浄機の良かった点を語ってきましたが、ここからはペットの病気予防の観点から空気清浄機の有効性を見ていきましょう。
ペットにも花粉症がある
あまり知られていませんが、犬や猫にも花粉症はあります。ペットの花粉症は人間の症状と異なるため、飼い主が気付いていないことも考えられます。実際に花粉症にかかっているペットは意外に多いのかもしれません。
アンケートによるとペットにも花粉症があることを知っている人のうち、何かしらの対策をしていると回答したのは70.7%で、そのうちの45.7%が花粉症対策に空気清浄機を使用しています。そして、空気清浄機を購入した人のうち約9割が自身やペットの花粉症に対する効果を実感していることが明らかになりました。(VeSync社「ペットの花粉症に関する実態調査」より)
このことから、ペットの花粉症予防と対策のために空気清浄機を使用することは、有効な手段の一つであると言えます。
空気中の菌にペットの皮膚病のリスクがある
空気中にはペットの皮膚病の原因となる菌が浮遊していますが、一般的にはあまり知られていません。空気中の菌のリスクを知っている人にアンケートを取ったところ、多くはその対策を実施しており、「ブラッシングをする」(55.2%)、「シャンプーをする」(48.1%)、「空気清浄機を利用する」(44.8%)という結果になりました。(VeSync社「ペットの花粉症に関する実態調査」より)
リスクを知っている人の約半数が空気清浄機を利用しており、皮膚病対策に取り入れられていることがわかりました。
最後に
長年空気清浄機とは縁がない暮らしをしていましたが、実際に使ってみると部屋の空気がとても清々しく感じられ、とても心地よいと感じました。さらに、犬たちの花粉症や皮膚病予防にも役立ち、まさに一石二鳥です。
また、「Levoit Vital 100S 空気清浄機」は本体価格が手頃なのも嬉しい点です。
これを機に、犬にも人にも優しい空気清浄機を生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 製品ページ:https://vesync.jp/products/levoit-airpurifier-vital-100s
- Amazon Levoit 公式店舗:https://www.amazon.co.jp/stores/page/FA0B1B30-0C0D-4864-8524-96F4B845F834
- 楽天 VeSync公式店舗:https://www.rakuten.ne.jp/gold/vesync/
- VeSync Store:https://jp.vesync.com/
外飼いで迷惑をかけてない?猫の安全のためにも室内飼育を検討しよう
もともと猫は外で飼われていましたが、時代の変化とともに室内で飼われることが多くなっていきました。一方で、いまだに屋外で飼われていたり、外へ自由に散歩できる猫も少なくありません。
猫はとてもかわいい生き物ですし、愛猫が何をしても許せてしまうという飼い主さんは多いでしょう。しかし、他人の家の猫だったらどうでしょうか。
この記事では、猫が屋外を散歩するときに起こりうる危険について解説していきます。愛猫を危険にさらさないためにも、室内飼育への切り替えを検討しましょう。
愛猫が迷惑をかけているかもしれない
猫の飼い主の皆さんは、猫が普段何をして過ごしているか知っていますか?室内で飼育している場合はある程度は把握できている方も多いでしょう。しかし、外で飼っている猫がどのように過ごしているか把握できている飼い主さんは少ないのではないでしょうか。
猫はその身軽さから、どこにでも行けてしまいます。公園や林ならまだしも、他人の家の庭や畑などに自分のお気に入りの場所を作ることもあります。しかし、そのお気に入りの場所で排泄をしたり、畑を掘ったりするなど、他人に迷惑をかけていませんか?
猫が好きな人であれば、ある程度許せるかもしれません。しかし、たとえ猫が好きであっても、このような行為は受け入れられない人がほとんどでしょう。
危険な猫よけグッズもある
猫の侵入に困っている家では、以下のようなグッズを敷地内に設置している場合があります。物理的な危害はなくても、猫にとっては危険ですので注意が必要です。
光や音が突然出るもの
猫が近づくと赤外線センサーで検知し、大きな音が鳴ったり、強い光を出したりして、猫を追い払う装置があります。猫に対して直接的な危害を加えるわけではありませんが、びっくりした猫が壁にぶつかってしまったり、道路に飛び出して車に轢かれたりする危険があります。
また、精神的なショックを受けてしまうこともあります。
市販の忌避剤
手軽にできる対策として、市販の忌避剤を利用する人もいます。しかし、猫が誤って食べてしまうと、健康上の問題が出る可能性があるため危険です。
猫にとって安全な猫よけアイテム
もし、猫が敷地内に入って来て困っている方は、以下の方法で猫が入ってくるのを防止するのがおすすめです。上記の装置や忌避剤と比べると、時間がかかったり猫によっては効果がイマイチなこともありますが安全に猫よけができます。
- 柑橘類…猫は柑橘類のにおいが苦手です。みかんやレモン、ゆずなどの皮を置いたり、柑橘類の香りのするものを散布すると効果的です。
- ハーブ…ローズマリー、レモングラス、ペパーミント、ラベンダー、ユーカリなど、強いにおいがする植物を猫は嫌がります。該当箇所に直接植えるか鉢植えを置きましょう。アロマなどの香料でも構いません。
- コーヒーやお茶の出がらし…コーヒーやお茶は猫が嫌がるにおいがします。出がらしを撒くことで消臭効果もありますが、持続時間は短めです。
水を入れたペットボトルは効果なし!
水を入れたペットボトルを置いておくと、日光が当たり強い光が反射することで猫が寄り付かなくなるとされていますが、実際にはほとんど効果がありません。すぐに慣れてしまう上に、猫がやってくるのは太陽の出ている時だけではありませんので、猫の侵入を防ぐのは難しいでしょう。
それだけでなく、晴れた日に水を入れたペットボトルを屋外に置いておくと、収斂(しゅうれん)火災を起こしてしまう可能性もあります。収斂火災とは、ペットボトルが虫眼鏡のような作用をして太陽光が一点に集まり、火災が発生する現象です。
もし、猫よけのために水を入れたペットボトルを屋外に置いている場合は、効果がないだけでなく火災を起こす可能性もあるため撤去したほうが良いでしょう。
悪意のある人間による危害
音や光で驚かせて猫を追い払う程度であればまだマシかもしれませんが、悪意を持って危害を加える人もいます。時々ニュースに取り上げられるくらい、外で暮らしている猫にとって身近に危険があると考えていいでしょう。
毒餌
庭や公園などに毒入りの餌が撒かれている可能性があります。猫は毒物とも知らずに平気で食べてしまいますが、それを食べてしまったら最後です。
外で飼っている猫を常に監視することはできませんので、毒入りの餌を食べないようにするのは難しいでしょう。しばらく帰ってこないなと思っていたら、自宅前で愛猫が泡を吹いてうずくまっていたこともあるそうです。
虐待
愛猫が実際に悪いことをしてなくても、無差別に猫が狙われ、虐待を受けてしまうこともあります。虐待の対象になってしまったら、ひどいケガを負い、時には命を奪われてしまうこともあります。
愛猫が外で自由に散歩できると、虐待を受けるリスクも高まります。
誘拐
猫はとてもかわいい生き物ですので、ちょっとした出来心で猫を連れて帰ってしまうこともあるかもしれません。SNSなどに写真をアップしていると、かわいさのあまり計画的に狙われてしまう可能性もあります。
また、散歩中に首輪が取れてしまい、野良猫だと勘違いされて他の家で飼われるケースもあります。その際、マイクロチップがついていないと、飼い猫であることを証明するのは難しくなってしまうでしょう。
まとめ
今まで外で暮らしていた猫をいきなり室内に閉じ込めておくのはかわいそうという意見も理解できます。しかし、屋外では交通事故以外にも、猫を驚かせることによるトラウマを植え付けられてしまったり、人の悪意により命を落としてしまう可能性もあります。
たくさんの危険から愛猫を守れるのは飼い主さんだけです。もし、猫を外で飼っているのであれば、少しずつでも室内で過ごせるようにしていくことをおすすめします。
犬のタオルの臭いとおさらば!上手な洗濯の4つのポイントとは?
みなさんは、犬のタオルをどのように洗濯していますか?
「私たちの洗濯物と一緒に洗うのはなんだか気になる」「犬特有の臭いが残ってしまう」など、犬のタオルの洗濯には悩みがつきもの。
今回の記事では、そんな犬のタオルや衣類・毛布を洗う際にオススメの洗濯方法など、4つのポイントをご紹介します。
ポイント①犬と人間の洗濯物は分けて洗おう
犬の洗濯物には、臭いや被毛、菌などが付着してるため、人間の洗濯物とは分けて洗うのが望ましいです。
洗濯物を分けて洗うには、「同じ洗濯機でタイミングをずらして洗う」と、「そもそも別の洗濯機を使う」という2つの方法があります。詳しく見ていきましょう。
1. タイミングをずらす
基本的には、タイミングをずらせば人間と同じ洗濯機で洗っても問題はありません。
ただし、その場合には、洗濯機に被毛や臭いが残ってしまわないように、このあとご紹介する被毛の除去や洗濯前のつけおきなどをより一層丁寧に行う必要があります。
2. 小型洗濯機を犬専用にする
人間の洗濯物と同じ洗濯機で洗うのが嫌だという方は、犬専用の洗濯機を別に用意することをおすすめします。
小型洗濯機なら狭いスペースにも置けますし、お値段もお手頃です。
【洗濯機のサイズに注意!】
洗濯機は、洗濯物を詰め込みすぎてしまうと水流が発生せず、本来の機能を十分に発揮することができません。
そのため、小型洗濯機を用意する際には、普段洗う犬の洗濯物の量に見合ったサイズのものを選ぶか、洗濯を何回かに分けて行う必要があります。
ポイント②洗濯前にあらかじめ被毛を取り除こう
洗濯物に付着した被毛は、洗濯をする前にできるだけ取り除きましょう。
被毛がたくさんついたまま洗濯をしてしまうと、洗濯機のフィルターに被毛が詰まってしまったり、あとで洗った他の洗濯物に被毛が付いてしまう原因となります。
日頃からこまめにブラッシングを
抜け毛が衣類につかないようにするには、日頃から犬のブラッシングをこまめに行っておくことが大切です。
ただ、それでもやはり犬が使うタオルにまで毛がつかないようにするのは難しいです。できれば洗濯をしない日でも毎日タオルの被毛を取り除く習慣をつけて、予防をしておきましょう。
ポイント③犬専用の洗濯物用洗剤を使おう
犬の皮脂は、その80%が「ワックスエステル」と呼ばれるロウのような固形油で、普通の洗剤ではきれいに落とすことができません。
また、この皮脂に菌が繁殖することで独特の臭いが発生してしまいます。何度洗濯しても犬の洗濯物だけ臭いが落ちないのは、このような犬の皮脂の特徴が関係しているからなのです。
犬の皮脂や皮脂についた菌に対応できる「ペット専用の洗剤」を使って、しっかりと洗浄しましょう。
汚れや臭いがひどい場合はつけおきを
汚れや臭いが強い場合には、そのまま洗濯機で洗っても落ちない可能性があります。
そんな時は、軽く手洗いをした後に、漂白剤につけおきをしておくことをおすすめします。
漂白剤がない場合は、濃いめの洗剤液を洗面器に作り、1、2時間ほどつけおきしても良いでしょう。
【漂白剤の選び方】
漂白剤には、大きく分けて「塩素系」と「非塩素系」の2種類があります。
塩素系漂白剤は殺菌力・消臭力が強い漂白剤ですが、使える繊維の種類が限られていて、通常は白い繊維だけに使用できます。
色物や柄物の衣類の色落ちを防ぐためには、非塩素系(酸素系など)を使用しましょう。
なお、漂白剤は犬が誤飲してしまうと大変危険なので、使用するときは犬が部屋に入れないようにし、普段は犬の手が届かないところに保管しておきましょう。漂白だけで終えず、そのあとしっかり洗濯機ですすぎ洗いをすることも重要です。
ポイント④洗濯後も気を抜かないで!
フィルターチェック
犬のタオルなどを洗濯した場合には、くず取りフィルターや乾燥フィルターに被毛が詰まりやすいです。そのままの状態で洗濯を続けてしまうと、排水管の詰まりや洗濯機の故障の原因となります。
洗濯前になるべく被毛を取り除くことが重要ですが、それでも完全に取り除くことはできないので、やはり洗濯後のフィルターのお手入れは大切です。
洗濯物をすぐに乾かす
犬の洗濯物に限らず、濡れた状態で長時間そのままにしてしまうと、臭いや菌の繁殖につながります。風通しのいい場所に干す、洗濯物同士の間隔を十分に取るなど、すぐに乾く工夫をしましょう。
また、犬の洗濯物を洗うのはなるべく天気の良い日にしましょう。
まとめ
犬のタオルなどには、犬特有の皮脂によって臭いや菌が発生しやすくなっています。
完全に取り除くのは難しいかもしれませんが、色々な工夫をすることで、洗濯効果を高められます。
犬の洗濯物がきれいになると、飼い主さん自身も嬉しいですよね。さっぱり清潔なタオルと共に、愛犬との健やかな毎日を過ごしましょう。
これでフェレット臭とおさらば!フェレットのにおい対策6選
フェレットは、散歩も要らず、一人暮らしの方でも飼いやすいペットとして知られています。
一方で、フェレットを飼おうと思った時、におい問題が気になる方も多いかもしれません。
また、フェレットをすでに飼っている方の中にも、そのにおいをどうすれば軽減できるのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
今回は、フェレットのにおいの原因と対策方法などについてご紹介していきます。
フェレットのにおいの原因とは?
そもそも、フェレットのにおいは一体どこからきているのでしょうか。
マーキングに使う「臭腺」のにおい
イタチの仲間であるフェレットには、「臭腺」という器官があります。
これはマーキングの際に使われるもので、激しいにおいを発生させます。
皮脂のにおい
加えて、フェレットの皮脂自体も独特なにおいをしており、よく「じゃこう」などに例えられます。
ちなみに、じゃこうとは、ジャコウジカから得られる分泌物を加工したものであり、香料などに使用されていました。加工前のにおいは強烈で苦手な人も多いでしょう。
フェレットも、加工前のじゃこうに近い獣臭がしており、特に発情期にそのにおいが強くなります。
ペットショップのフェレットはにおい対策済み?
一般的にペットショップで購入できるフェレットは、ほぼ全てが臭腺を摘出されています。
また、去勢、避妊手術も施されており発情期がなくなっているため、皮脂のにおいも抑えられています。
臭腺の除去、去勢・避妊手術はお早めに
臭腺が除去されていない、もしくは去勢・避妊手術がされていないフェレットを迎えることになったら、早めに病院に連れていき、手術を行いましょう。
成長するとにおいがさらに強くなってしまうほか、交配できないのに発情期に入ってしまうと、フェレットが病気にかかりやすくなってしまうので、早めの手術が必要です。
フェレットのにおい対策
基本的に、ショップで買ったフェレットは、臭腺摘出手術や去勢、避妊手術がされているため、比較的においは弱いです。しかし、それでも独特のにおいはします。
そこで、具体的なにおい対策についてご紹介していきます。
1.お風呂に入れる
フェレットの体を洗ってあげることで、フェレット自身のにおいを軽減することができます。
2週間に1回程度の頻度で入れてあげましょう。濡れタオルなどで体を拭いてあげるのも効果的です。
ただし、あまり頻繁にお風呂に入れてしまうと、体の皮脂が落ちすぎてしまい、病気にかかりやすくなってしまいます。
洗い過ぎによって、かえって皮脂が増えてしまうこともあるため、においが気にならないうちはお風呂に入れずに、体を軽く拭くだけでもよいでしょう。
2.耳かきをする
耳垢がたまるとにおいの原因になります。
週に1回ほど、専用のイヤークリーナーと細い綿棒を使い、傷つけないよう丁寧に掃除してあげることでにおいを軽減できます。
3.ケージの掃除
フェレットが1日の大半を過ごすケージは、においの原因の一つです。
おしっこやフンが飛び散っていたり、ご飯の食べ残しが落ちていたりするので、できれば毎日、ケージ内の掃き掃除・拭き掃除をしてあげましょう。
ケージ内の環境が悪いと病気の原因にもなってしまうため、少なくとも週に1回はしてあげる必要があります。
4.ハンモックの交換
フェレットの寝床でもあるハンモックには、フェレットのにおいが染み付いています。
部屋の中全体をフェレット臭にする最大の要因の一つでもあるので、週に1回程度ハンモックを洗濯し、交換してあげましょう。
複数枚あると、交換の際に便利です。
5.消臭剤
あまりにもにおいがきつい時や来客があり、においを軽減したい時には消臭剤もおすすめです。
フェレット用の消臭剤もあり、比較的安心して使用できます。
ただし、芳香剤などのにおいが強いものは使わないようにしましょう。フェレットがストレスを感じてしまい、病気や体臭の原因ともなってしまいます。
6.脱臭機
空気中に浮遊している、目には見えない毛などのにおいの原因対策に有効です。空気清浄機も合わせるとさらに良いでしょう。
しかし、ものによっては音がうるさかったりするため、フェレットにストレスを与えない場所に置くなどの工夫が必要です。
フェレットのにおいは賃貸でも大丈夫?
ペット可の賃貸住宅に住んでいる方の中にも、フェレットを飼いたいと思っている方はいるのではないでしょうか。しかし、その独特なにおいが部屋に染み付いてしまわないか、という懸念もあるかと思います。
結論から言うと、賃貸住宅で飼うことは可能です。
ペットを飼っている以上引っ越しの際に原状回復として消臭費はかかってしまいますが、しっかりと上記の対策をすることで、フェレットだから高額、などといったことから免れることができます。
むしろ、爪研ぎもせず、鳴き声も小さいため、賃貸でもとても飼いやすいペットだと言えます。
もちろん、ペット不可の賃貸住宅ではフェレットでも飼育は不可です。お住まいの賃貸住宅の規約が不明な場合は必ず管理会社や大家さんに確認をしましょう。
まとめ
今回は、フェレットの代名詞とも言えるその独特なにおいが、一体どのようなものなのか、そして、どのように対策できるのか、についてご紹介しました。
フェレットを飼う以上、ある程度のにおいは仕方ないところもありますが、きちんと対策をすれば、そのにおいもかなり軽減できると思います。
また、これから飼おうと思っている方の中で、フェレットのにおいがどれほどのものなのか不安だ、という方は、ぜひ一度、フェレット専門店に足を向けてみてください。ショップに売られているフェレットは手術によりにおいも軽減されているため、想像していたよりもにおいが弱かった、などということもあるかもしれません。
猫飼いさんライフハック!お家のメンテナンスに便利なグッズ7選
筆者は実家で猫を飼い始めて、4年ほど経ちました。家にいる時、なんだか家の中があちこちボロボロ…と、ふと感じるような状態です。猫を飼うのは家族全員始めてだったので、飼うにあたって最低限のアイテムは揃えたものの、トラブル対策が甘かったのですね。
今回は、自身のそんな経験も踏まえて、猫飼いさんのお家メンテナンスという面に絞り、便利なグッズを7つ紹介していきたいと思います。
既に傷ついてしまった箇所の補修に
対処が遅れて既にボロボロ!という方に、次の張り替えや買い替えまでの応急処置に最適なグッズを2つ紹介します。
小さな穴に合わせて補修「網戸補修シート」
猫が網戸に爪をひっかけて登ったりして、破れてしまったところはありませんか?
網戸補修シートは、まだ張り替えれるほどじゃないけれど、応急処置として小さな範囲の破れや穴を塞ぎたいときに使えます。
貼るだけで大丈夫?と最初は心配ですが、粘着が割としっかりしているので、それほど気にすることもないようです。
定番!障子紙補修シール
定番中の定番、障子紙補修シール。桜のシルエットが可愛く、糊付けが不要です。さらに切り抜きなしのシールも入っているので、アレンジして別の形に切り抜くこともできます。
今綺麗な状態を保ちたい、トラブル予防に
猫を飼い始める前や、障子を張り替えるタイミングなど、これからなるべく綺麗な状態で長持ちさせるために役立ちそうなものをピックアップしてみました。
破れない障子紙!?プラスチック障子
破れない障子…そんな猫飼いさんにとっては夢のような商品が、このプラスチック障子紙です。
薄いプラスチックのシートを紙で挟む構造になっており、見た目には普通の障子と変わらず、風情を失うこともありません。
接着は両面テープ式、アイロン式などがありますが、どちらも貼り付けるときに普通の障子紙を貼るのとは違ったコツがいるようです。
障子に窓ガラスシートで、ガラス窓風アレンジ
障子紙の代わりに窓ガラスシート(フィルム)を貼るのも良いでしょう。
タイル模様入りのものや曇りガラス風のものから、しっかりと色がついていてあまり透けないものまであります。
もちろん紙より破れにくいし、部屋のインテリアとしても映えますね。シートの裏紙を剥がさずに使用するのがポイントです。
貼り方はこちらのリンク先で紹介されています。
http://shibu-kawa.jp/feature/f000052.html
壁対策も!爪とぎ対策「ペット壁保護シート」
爪とぎで壁が傷つくのを防ぐペット壁保護シート。
元の壁紙ともマッチしやすいつや消しの半透明タイプです。あまり光沢がない分、「ここだけいかにも貼ってます」という感じを軽減してくれます。
粘着の弱いもの、貼ってはがせるタイプであれば、賃貸物件にも向いているアイテムです。
床対策の記事はこちら。
ニオイのトラブルに!役立つ小物3アイテム
部屋がどことなく臭うのは、飼い猫のトイレ周りが原因かもしれません。ここでは、トイレのニオイに役立つ小物を3点、ご紹介します。
密閉ゴミ箱・消臭袋ダブル対策
猫の排泄物のゴミ、どうやってまとめていますか?
猫の排泄物は独特の強烈なニオイがあります。「徹底的にニオイを断ちたい!」という方には密閉ゴミ箱・消臭袋のダブル対策がおすすめです。
ゴミ箱選びのポイントは、蓋つきで、密閉性が高いこと。上に紹介したゴミ箱は、蓋のフチの部分にゴムパッキンが付いているため、より隙間なくピッタリ閉まるようになっています。
消臭袋は一回の掃除ごとに一袋では消費量が激しいので、クリップイットで一旦止めておくなどして有効活用すると良いかもしれません。
トイレ周りのお掃除には除菌も兼ねた消臭剤で!
飼い猫の粗相のお掃除には、ペット消臭剤・除菌剤カンファペットがおすすめです。
ペットが舐めても無害な成分で作られており、消臭剤にも除菌剤にもなります。部屋全体の気になるニオイには、脱臭機もおすすめです。
諦めないで!猫のいる生活をもっと快適に
「猫と暮らす」って、食事やトイレなど基本的なお世話以外にも、気にしなければいけないことが案外あるものです。
猫との生活の中で、お互いに嫌な思いをしないよう飼い主自身で工夫していくことが、猫と心地よく生活するための秘訣かもしれません。
お家の中で気になるところがあったら、ぜひ試してみてください。
お部屋が「猫臭く」なってるかも?臭いの対策7つ
「最近、猫ちゃんが臭くなったかも」と感じている方も多いのでは?しかし、実は猫ちゃんに体臭はないようです。
では、一体どこから臭っていて、その謎の臭いはどうすれば良いのでしょうか。この記事では猫臭いお部屋の原因と対策についてまとめてあります。
猫臭さを軽減させる「7つのポイント」
①トイレ掃除は最低1日1回
猫ちゃんのトイレ、こまめにお掃除できていますか?「排泄物があってもほったらかしにしがち」という方は要注意です。そこから臭いがきている可能性があります。
また、猫ちゃんはとっても綺麗好きな動物なので、トイレが汚いままだと、トイレを嫌ってトイレからはみ出しておしっこをしたりします。
猫ちゃんにきちんとトイレしてもらうためにも、こまめなお掃除は欠かせません。
②猫砂を変える
猫砂を丸ごと変えると、臭いがかなり軽減されることがあります。猫砂ごとに特徴が異なり、例えばそのままトイレに流せる紙タイプなどです。
さらに、猫の好みの問題もあるので、愛猫とよく相談をして決めましょう。猫ちゃんの性格に合わない猫砂である場合は、トイレでしてくれないことがあります。好みを見て、変えてあげましょう。
③トイレ本体を定期的に洗う
猫のトイレの容器本体を一週間に1回程度洗って天日干しすることで、雑菌の繁殖が抑えられ、臭いを抑えることができます。
また、システムトイレは普通のトイレより消臭効果が期待できるようなので、使用してみるのも良いかもしれませんね。
④シャンプー
被毛が多い猫ちゃんは、排泄物が毛についてしまったり、皮膚から出る油で毛が固まってしまうことがあります。そういう場合はシャンプーが必要です。
しかし、シャンプーをしすぎると毛が痛んだり、皮膚トラブルを引き起こす原因になってしまうので、頻度は多くても2ヶ月に1回程度にしましょう。
また、口内炎や歯周病の場合やスプレー行為(いつもより濃いおしっこをかけるマーキング)をした後、臭いが気になるようであれば、シャンプーや、濡れたタオルで体を拭いてあげると臭いを抑えられます。
お湯やシャンプーが苦手な猫の場合、ドライシャンプーが良いかもしれません。ドライシャンプーを使用する場合は、猫ちゃんは体をなめるので害のないものにしましょう。
⑤餌の放置はやめる
餌を放置すると、餌の腐敗臭などが部屋に残ってしまいます。また、置きエサは臭いだけでなく、肥満や病気の元になることもあります。
こちらの記事では置きエサのリスクをまとめてありますので、興味のある方はご一読ください。
⑥スプレー行為の対策をする
猫ちゃんが家の中でスプレー行為をした場合はこまめに拭き取ると、臭いを軽減できます。
頻繁に同じ場所にする場合は、撥水加工のシートを貼ると、楽になります。
⑦脱臭機を使用する
脱臭機は臭いの元から分解してくれるもので、その効果は絶大だと言われています。
臭いを芳香剤などで誤魔化さずに消臭したい方にはオススメです。ペット専用の脱臭機もありますよ。
猫は綺麗好き。
猫ちゃんは綺麗好きな動物ですから、もし臭ってきたら、人の手で清潔にしてあげることで改善されるはずですよ。
猫には体臭がないので、急に体から臭ってきたり、対策しても改善されない場合は病気である可能性もあります。一度、獣医さんに診てもらうと安心です。
散歩中、匂いを嗅ぐのはやめさせるべき?犬にとって一番良い方法とは。
犬が散歩中に、あたりの匂いを嗅ぐことに対して、皆さんはどうお考えですか?「あまり良い印象じゃないから、リードを引っ張ってやめさせる」という人も多いんじゃないでしょうか。それ、逆効果な上に、犬の気持ちを無視しているかもしれません。
犬にとって「匂いを嗅ぐ」とは。
「犬にとって匂いを嗅ぐとはどういうことなのか」を理解することが大事です。わかって散歩をすれば、匂いを嗅いでる最中に「もぅ!行くよ!!!」とイライラしなくなるでしょう。
犬の嗅覚は人間の1億倍?!
犬の嗅覚は、なんと人間の最大1億倍とも言われています。
「え!そしたら鼻がへし折れるほど強く匂いを感じてるの?!」と思うかもしれませんが、それは違います。臭いを強く感じるのではなく、嗅ぎ分ける能力に長けていたり、少しの臭いでも判断することができるということです。
犬は匂いで情報を得る。
犬は視覚より、嗅覚が優れています。つまり、人間が目でモノを見て情報を得ているように、犬は鼻で匂いを感じて情報を得ているのです。
また、犬にとって匂いを嗅ぐというのは強い欲求であると考えられています。確かに、私たちだって目でモノを見て、情報を得て暮らしていますよね。そう考えると、犬が匂いを嗅ぐのを少しは理解できるではないでしょうか。
- つまり、無理に匂い嗅ぎをやめさせなくて大丈夫。
よく言われる問題点
犬が匂い嗅ぎをして歩くことに不安を抱いている飼い主さんが多いような気がします。一体何がそんなに問題なのでしょうか。
拾い食いの原因になるじゃん!
これはよく言われますが、拾い食いをしてしまうことは、飼い主さんがしっかりと見ていれば止められるはずです。匂いは目に見えませんが、落ちている食べ物などは見えるはすです。
犬の言う通りになってしまう…
犬に自由に匂いを嗅がせることで、「犬が飼い主の言うことを聞かなくなってしまうのではないか」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。確かに、飼い主さんの言うことを聞くことも大事です。そのため、匂いを嗅いではいけない時にはしっかりと飼い主さんの横に戻ってくるよう、しつけをする必要があります。
- ずっと自由に匂いを嗅がせるのも、考えもの。メリハリ、そのためしつけが必要です!
リードを引っ張ってやめさせるのはNG!
よくやりがちなのが、リードをぐいっと引っ張って匂い嗅ぎをやめさせようとすることです。しかしこれはNG。なぜなら、リードを引っ張ってしまうと、反射的に犬は逆に引っ張ろうとします。しかも、引っ張られることにより、首輪等が締まり、一種の興奮状態に陥ることで、問題行動が発生しやすい状況を作ってしまいます(タイトリードシンドロームと言います)。
ツイテ(ヒール)のしつけをする
ツイテ(ヒール)は飼い主の左側にピッタリつくことを言います。言葉の合図で、飼い主さんの横に戻るようにするのです。こうすることで、人が来ても、何かが落ちていても、急に引っ張ってどこかに行くことは無くなります。
こちらがツイテ(ヒール)のトレーニングを詳しく紹介しているので、参考にして見てください。
http://www.koinuno-heya.com/shitsuke/heel.html
「クンクン自由ゾーン」と「真っ直ぐ歩くゾーン」を設定する
好奇心旺盛に周りの匂いを嗅ぎたいわんちゃんも多いと思います。
そのため、自由に匂いを嗅いで良い場所と、真っ直ぐ歩く場所をしっかりと分けることをオススメします。こうすることで、しっかりと散歩を楽しみつつも、飼い主さんとの信頼関係を築くことのできるお散歩タイムとなるでしょう。
犬にとっても、飼い主さんにとっても楽しい散歩に!
犬の本能や、欲求、犬の気持ちをわかってこそ、怒らずに適切な行動を取ることができます。飼い主さんにとってもわんちゃんにとっても、楽しいお散歩にしましょう!