【クイズ】猫のマーキングの原因や対策法を知ろう!

犬だけでなく、猫にもマーキング行為は存在します。では、猫のマーキングはどのような行動で、どのような意味があるのでしょうか?

今回は猫のマーキングとその中でも飼い主の悩みの種になりやすいスプレー行為についてクイズ形式でご紹介します。

クイズを解きながら、猫のマーキングについて学んでいきましょう!
Q.1 猫のマーキングの説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「しっぽの先からフェロモンを撒き散らしている」です。
しっぽの付け根にはフェロモンを出す分泌腺がありますが、しっぽの先端にはありません。

マーキングとは、自分の匂いをつけることで縄張りを主張する行為です。また、縄張りを誇示するだけでなく、他の猫とのコミュニケーション、不安な時、リラックスしている時、自分をアピールしたい時などにも行われることがあり、その時の猫の気持ちや状況によって理由はさまざまです。

気分が盛り上がっている時、元気な時などに爪研ぎのマーキングをすることがありますが、これは肉球からフェロモンを出して匂いをつけています
Q.2 猫のマーキングの一種であるスプレーとはどのような行為のこと?
正解です!
不正解です!
正解は「通常よりも濃いおしっこをかける行為」です。
スプレーとは、壁や物などに通常よりも濃いおしっこをかける行為です。スプレーをするときは、立ったまま尻尾を上に立てた状態で、壁やカーテンなどの決まった場所の垂直面に少量の尿をします。(中には座ったままスプレーする猫もいます。)

初めのうちは、マーキングのスプレーなのか、おしっこを失敗しているだけなのか、見分けがつかないことがあると思います。スプレーの場合は、尿が濃いため通常よりも強く独特な匂いで、うんちはトイレを使用します。場所は、家や部屋の入口、新しい家具、人や他の猫がよく通る通路などに行うことが多いです。
Q.3 猫のマーキングの対処法として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「マーキングをしたらその場ですぐに叱る」です。
マーキングは本能的に行っているものであるため、叱ってもおさまるわけではありません。むしろ、余計にストレスを感じさせてしまう可能性もあるためやめましょう。

スプレーは去勢や避妊手術をすることで収まることが多いです。スプレー行為は発情がきっかけになることも多いため、初めての発情期を迎える前(生後6ヶ月ごろ)に手術をすることが、最も効果的とされています。しかし、スプレーが癖になってしまっている猫は、手術後でも続くことがあります。

同じ場所にマーキングをすることが多いため、においを残さないことが大切です。早めに拭き取り、消臭剤などでにおいを取り除きましょう。

また、汚れていたりするどの理由でトイレが気に入らないと、トイレ以外の場所に粗相をするようになり、それがマーキングに繋がることもあります。トイレは常に清潔に保ち、設置場所も適切かどうか確認しましょう。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
猫のマーキング「スプレー」ってなに?理由と対策もご紹介
結果発表
問正解/ 問中
友達に教えてあげましょう!

猫が口を開けて目を見開いている…とっても不思議なフレーメン反応を解説します

猫がクンクンとにおいを嗅いでいると思ったら、突然ポカーンと口を開けて目をまん丸にした…。 このような光景、見たことある方はいませんか?実は猫のこの行動、「フレーメン反応」と呼ばれる本能的な反応なんです。 今回の記事では、とっても不思議なこの行動を解説しています。あなたの猫がこのような行動をとる理由についてお伝えします。

フレーメン反応とは?

猫鳴 まずは、フレーメン反応がどのような時、どのようなもので起こるのかを見ていきましょう。

フレーメン反応はどのようにして起こるか

猫の口の中には、フェロモンを感じ取る器官であるヤコブソン器官というものがあります。 フェロモンが混じっているかもしれない臭いを嗅ぎ取ると、口を半開きにして臭いをヤコブソン器官へと取り込み、フェロモンを分析します。これがフレーメン反応です。 猫が口をポカーンと開けてマヌケ(失礼かな?)な顔をするのは、変な臭いを嗅いでびっくりしたからではなく、フェロモンを分析するための反応、「フレーメン反応」だったのです。

他にフレーメン反応を起こす動物もいる

猫に見られがちなこのフレーメン反応ですが、実は他の動物も同じような反応を見せます。 例えば、ウシ、ヒツジ、ウマ、ゾウ、コウモリなどの動物です。残念ながら、ヒトにはヤコブソン器官はありません。 同じフレーメン反応でも、これらの動物全てが猫と同じように口をポカンと開けるわけではありません。トラは口角を上げて下をペロリと出しますし、ウマは唇をまくり上げて笑うようなしぐさを見せます。

フレーメン反応を起こすものとは?

猫はフェロモンに対してフレーメン反応を起こすと先述しましたが、実は他の匂いに対してもフレーメン反応を見せます。 それらの一例としては、まず人間の足や靴下の臭いです。人の足の臭いを嗅いだ猫が口を開けてのけぞるところを映した動画、見たことがある人は多いのではないでしょうか。 また、ほかにもマタタビやキャトニップと呼ばれるハーブ、洗剤や石鹸(せっけん)にも反応しやすいと言われています。

フレーメン反応をする理由

猫と花

フェロモンを嗅ぎ取るため

猫がフレーメン反応をする理由のひとつめは、フェロモンの微細な粒子を嗅ぎ分けるためです。 猫はオスもメスも、発情期には「性フェロモン」を分泌します。 この時期には、異性に自分のフェロモンを嗅ぎ取ってもらうために、さまざまな場所で排尿したり、異性の性フェロモンを嗅ぎ取るためにお尻に鼻を近づけたりします。 猫はより多くのフェロモンを嗅ぎ取るために、発情期には普段よりも高い頻度でフレーメン反応を起こすことが知られています。

初めての臭いを調べるため

飼い主以外の人や、初めて会った動物などの臭いを嗅いで、フレーメン反応を起こすことがあります。 この場合、性フェロモンを嗅ぎ取ろうとしているのではありません。フレーメン反応を起こして臭いを緻密に分析し、対象が自分にとって害のないものであるかを判断しようとしています。

危険性がないか確かめるため

自分の縄張りの中に今までに嗅いだことのない強烈な臭いがした場合に、それらが安全であるかどうかを確認するためにフレーメン反応をすることがあります。 ヒトも見慣れない植物や毒々しい見た目のものはよく観察し、注意するようにしますが、猫はその対象が危険でないかどうかを臭いを嗅いで詳しく調べます。

縄張りを確認するため

猫は、他の猫に自分の縄張りを主張するためにマーキングを行います。猫が家の中におしっこをかける行為や、ガリガリとツメを研ぐ行為、頰や耳を飼い主にすり寄せる行為も、マーキングの一種です。 他の猫の尿に含まれているフェロモンや、肉球から出たフェロモン、頬から出るフェロモンを嗅ぎ分け、その場所が誰の縄張りであるかを認識するための手段としてフレーメン反応を起こすこともあるのです。

余談

威嚇する茶トラ猫 ところで、人間の足の臭いを嗅いでフレーメン反応が起こるのはなぜでしょうか? 猫が飼い主の足の裏の臭いを嗅いだり、靴下の臭いを嗅いだりして口をポカーンと開けて気絶しそうな顔を見せる映像、結構ありますよね。これは、あまりの臭さに気絶しそうになっているわけではありません。 人間の足の裏から分泌される臭いは猫のフェロモンの匂いに似ていると言われており、猫は動物的な本能でチェックしているのだと考えられています。これも上述した理由に該当していますよね。
マタタビとフレーメン反応
マタタビに含まれている成分のマタタビラクトン、アクチニジンがヤコブソン器官を刺激すると、猫はクラクラして酩酊状態になってしまうと言われています。猫が酩酊状態になる植物は、マタタビの他にもキャットニップというものがあります。こちらはヤコブソン器官ではなく嗅球と呼ばれる脳の一部で感知しているようです。

まとめ

とっても不思議なあの現象の理由は、フレーメン反応という猫の本能的な反応だったのですね。 フレーメン反応が起こる様子を動画で見かける機会は多いと思いますが、とても面白かったです。実際に猫を飼っている方は、自分の靴下のにおいを嗅がせたこともあるのではないでしょうか?フレーメン反応について知った後にこの行動を見ると、また新しい発見があるかもしれませんね。