愛犬がブラッシングを嫌がる!6つの理由と対処法

愛犬の健康を保つためにも、定期的に行いたいブラッシング。犬種によっては、毎日ブラッシングが必要な場合もあります。

しかし、ブラッシングが好きな犬もいる一方で、嫌がってなかなかさせてくれない犬が多いのも事実です。
では、犬がブラッシングを嫌がるのにはどのような理由があるのでしょうか?

今回の記事では、犬がブラッシング嫌いになる6つの原因と、その対処法をご紹介します。

ブラッシング嫌いの理由①頻度が足りず毛が絡まる

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しばらくブラッシングをしていないと、毛質によっては毛玉ができてしまう犬もいます。

人間でも、絡まった髪の毛を梳かすときに引っかかって痛みを感じますよね。
犬も同じように、長い間放置されていた毛を久しぶりにブラッシングすると、ブラシが毛玉に引っかかり、「痛い!」と感じてしまいます。

そうなると、「嫌がるのでたまにしかブラッシングをしない→さらに絡まってしまう→梳かすと痛い→さらに嫌いになる」という悪循環に陥ってしまいます。

対策

ブラッシングの頻度は毛質によって異なるので、愛犬の種類に合った適切な頻度を把握しておきましょう。
例えば、「毎日全身をやるのは大変」という場合は、今日はお腹、明日は手足というように、部位ごとに分けて少しずつブラッシングをすることで、犬のストレスも軽減できます。

ブラッシング嫌いの理由②触られるのが苦手

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犬によっては、信頼している飼い主さんであっても、手足や尻尾などの部位を触られるのを嫌がる場合があります。

ブラッシングの際には、そうした部位に触られることが多いため、ブラッシングそのものを嫌いになってしまう原因になります。

対策

最初はブラシを使わずに、手足や尻尾などを触られることに慣れさせましょう。
例えば、「尻尾を触らせてくれたらおやつをあげる」ことを繰り返すと、尻尾を触られることに対して良いイメージを持つようになり、次第に嫌がらなくなります。

慣れてきたら、今度はブラシを使ってみて、少しでもブラッシングをさせてくれたらおやつをあげてみましょう。

ブラッシング嫌いの理由③ブラッシングがトラウマになっている

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ブラッシングで痛い思いをしたり、気分が乗らないのに長時間拘束されたりした経験があると、ブラッシングそのものにトラウマを感じて嫌がってしまいます。

対策

ブラッシングが嫌なものだというイメージを払拭するために、おやつを使って少しずつトレーニングをしましょう。
まずは、ブラシを見せるだけでおやつをあげます。そして、ブラシで体に触れたらおやつ、ブラシの背で体を撫でたらおやつ、少し梳かしたらおやつ、というように、犬の様子を見ながら徐々に慣れさせていきます。

ブラッシング嫌いの理由④ブラシを正しく使えていない

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ブラシにも様々なものがあります。先が尖っているスリッカーブラシや、柔らかい素材のラバーブラシなど、多種多様です。
それぞれ特徴があり、犬種や毛質によって使うべきブラシが変わってきます

例えば、ショートコート(短毛)のコーギーにスリッカーブラシを使ってしまうと、痛すぎて皮膚を傷つけてしまうため、ラバーブラシがオススメです。

また、力の入れすぎも痛みの原因になります。例えばスリッカーブラシは、鉛筆持ちをして優しく表面を撫でるようにして使うのがコツです。
ブラシごとで性質によって力加減も異なるので、適切な使い方を覚えることが重要です。

対策

愛犬の種類に合ったブラシを選ぶことが重要です。よく分からない場合は、専門店やトリマーさん、獣医師さんなどに相談してみると良いでしょう。

ブラッシング嫌いの理由⑤ブラシをおもちゃと間違えている

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ブラッシングをするときに、ブラシに噛み付こうとする場合は、ブラッシングを嫌がっているのではなく「遊んでもらっている」と勘違いしている可能性があります。
怒って噛み付いているのか、楽しそうに遊んでいるのか、愛犬の様子を観察しながら見極めましょう。

対策

ブラッシングは、愛犬が眠そうにしているときなど、できるだけ落ち着いた状態のときにゆっくりと行うようにしましょう。
愛犬を刺激しないように、動作はゆっくりと、落ち着いた声で話しかけながらブラッシングをしてあげると良いです。

ブラッシング嫌いの理由⑥病気や怪我

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病気や怪我によって、触られると痛い部位にブラシが当たると、怒ったり鳴いたりすることがあります。
「今までブラッシングを嫌がらなかったのに急に嫌がるようになった」「特定の部位を触ったときに痛がる」という場合は、身体に不調を抱えている可能性があります。

ブラッシングによって、腫瘍や皮膚病のほか、痛むところを見つけられるので、定期的なブラッシングは病気の早期発見のためにも重要です。

対策

病気や怪我が疑われる場合は、なるべく早めに動物病院に連れて行きましょう。

まとめ

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定期的なブラッシングは、愛犬の健康を保ったり、愛犬とコミュニケーションをとるためにとても重要です。
犬がブラッシングを嫌がる場合は、その原因を考えて、適切な対策を取りましょう。

ブラッシング嫌いを克服して、ブラッシングの時間が飼い主さんにとっても愛犬にとっても楽しいものとなると良いですね。

モルモットを飼うなら最低限知っておきたい3つの知識

動物園のふれあいコーナーでおなじみのモルモット。ずんぐりとした体型とまん丸な目が愛らしく、一度は飼ってみたいと思ったことがある方も多いのではないでしょうか?

今回はそんなモルモットを飼うにあたり、最低限は知っておきたい3つの知識をご紹介します。

【知識1】モルモットの基本情報

モルモット
まずはモルモットの基本情報から。

モルモットは、げっ歯目テンジクネズミ科に分類されます。キャラクターの”カピバラさん”で人気のカピバラは近縁種で、サイズは全く違うものの、姿形は良く似ています。原産地であるペルーでは、なんと食用として家畜化されていましたが、ヨーロッパに持ち込まれ、愛玩動物として飼育されました。

体長は25〜35cm、体重は300〜700gで、ハムスターよりは大きく、ウサギよりは小さい動物です。耳は小さくて丸く、尻尾はありません。

モルモットの性格

黒いモルモット
モルモットはとても穏やかな性格をしています。しかし、臆病で警戒心が強いため、小さな物音でもびっくりして全力疾走で逃げていきます。

慣れてくると、なでられながら寝てしまったり、名前を呼ぶ声に反応したりと、飼い主とコミュニケーションが取ることができる動物です。お腹が空いたときは甲高く「キュイーキュイー」と鳴いておねだりします。

【知識2】飼育に必要なもの

エサを食べるモルモット
モルモットを飼育する際に必要なものをご紹介します。

ケージ

ケージは幅60cm、高さ40cm程度のものがおすすめです。モルモット専用のケージはあまり売られていないので、ウサギ用のケージを代用しても大丈夫です。

ただし、ウサギ用の金網の床材をモルモットが使用すると、足が床材に挟まりケガの原因になってしまうため、床材については、必ずモルモット用の床材を用意しましょう。

床材

ケージの下には牧草か「すのこ」を敷いてあげてください。

すのこを敷くことで糞尿が下に落ちていくため、掃除を行いやすくなります。ただし、隙間の大きいすのこだと、先述の金網と同様に足を挟んでケガをしてしまうこともあるので注意してあげてください。

牧草は、掃除しにくいことが難点ですが、自然の環境に近くモルモットにとっては過ごしやすいでしょう。また、餌として食べることもでき、冬には保温の役割も果たします。

どちらを利用するにせよ、掃除を怠ると不衛生で病気の原因になりますので、十分注意しましょう。

エサ入れと給水ボトル

エサを入れる食器と給水ボトルを用意します。

モルモットは食器をしばしばひっくり返してしまうので、重さのある陶器製のものがおすすめです。給水もエサと同様の食器でも構いませんが、フンが混じってしまうこともあり不衛生なため、ボトルタイプのものを選ぶと良いでしょう。

エサ

モルモットに与えるエサには、不可欠な栄養が含まれていたり、歯が伸び続けるのを防ぐ役割があります。その役割をしっかり理解してモルモットにエサをあげましょう。

モルモットに与えるべきエサは以下の3種類があります。

  • モルモット用のペレット
  • 牧草
  • 野菜

ペレット

ペレットとは、ペット用に加工された固形のエサのことです。

モルモットは人間と同じように自分でビタミンCを合成できません。そのため、モルモット用のペレットには、モルモットには欠かせないビタミンCが含まれています。

ペレットは、動物の種類によって含まれているものが大きく違うので、一緒に飼っている他の動物のペレットをあげることのないよう注意してくださいね。

牧草

牧草は繊維質が多く、こちらもモルモットの食事には欠かせません。

モルモットは歯が一生伸び続けます。通常は上下の歯がうまくかみ合わさることですり減りますが、かみ合わせが悪くなることにより歯が伸びすぎてしまい、食事が難しくなってしまいます。このことを不正咬合(ふせいこうごう)といい、一度治療が終わっても完治が難しいため、これを防ぐためにも牧草などの固いエサを与えることが大切です。

野菜

野菜には、ビタミンAやビタミンCがなどの栄養素がたくさん含まれているので、新鮮な野菜を毎日あげてください。

モルモットはレタス、キャベツ、小松菜、チンゲンサイ、パセリなどを好んで食べます。ニンジンは与えても大丈夫ですが、ビタミンCを破壊する働きがあるため、少し加熱すると良いでしょう。なお、犬や猫と同様に、玉ねぎ、ネギ、ニンニク、ニラなどは絶対に与えてはいけません。

ブラシ

モルモットは春と秋の年二回、全身の毛が抜け変わります。毛を飲み込んでしまった場合、体内で消化できず、猫のように吐き出すこともできないため、ひどい場合は手術が必要な場合もあります。

飲み込む毛の量を減らすため、毛の抜け変わる時期はこまめにブラッシングしてあげることが大切です。モルモットの皮膚は敏感なため、柔らかい豚毛かゴムのものを使用しましょう。


【知識3】飼育時に気をつけたいこと

あくびをするモルモット
モルモットは体が小さいこともあり、非常にデリケートな生き物です。飼育時には以下に気をつけましょう。

飼い始めは近づきすぎない

モルモットは環境の変化に敏感です。お迎えしたばかりの時はあまり触ったりせず、数週間かけて少しずつ距離を縮めましょう。すぐに撫で回したくなってしまいますが、まずは環境に慣れてもらうことを優先し、見るだけにしておきましょう。

温度調節

モルモットは暑さにも寒さにも弱い動物です。夏は暑すぎないよう、冬は寒すぎないよう、飼い主が家にいないときも冷暖房は付けっ放しにして、室温を保ちましょう。

かみ癖

部屋でお散歩をさせていると、家電製品のコードをかじってしまうことがよくあります。電気が通っていると感電してしまうことがあり大変危険なので、コードをモルモットの届かないところに置くか、お散歩中は目を離さずに見ていてあげましょう。

最後に

正面モルモット
臆病で警戒心が強いモルモットは環境の変化に大変敏感です。ちょっとした物音でもストレスになってしまうため、モルモットが安心して穏やかに過ごせるよう環境を整えてあげてください。

慣れてきてコミュニケーションが取れるようになると、ますますかわいらしい面が見られます。焦らず少しずつスキンシップを取って距離を縮めていきましょう!