ペット先進国、アメリカでペットと旅行を楽しむ秘訣
海外旅行ってワクワクしますよね?
旅行中はもちろん、旅行の準備をする時も楽しいですよね。
海外旅行で一番人気なのは、やはりハワイやグアムでしょう。
でも準備中に、飼い主の皆さんが一番気になる事ってなんですか?
おそらくペットの事ではないですか?
ほとんどは友達や実家に預けたり、ペットホテルに預けているのではないでしょうか。
しかし、みなさんは、愛するペットを連れて、旅行をさせてあげたいと思いませんか?
今回は、そんな飼い主さんのために、ペットとアメリカ旅行をする際に知っておきたい事をご紹介します。
アメリカで広まりつつある、飛行機にペット連れ込みOK!
みなさんは、アメリカ旅行と言えば、どこを想像しますか?
ハワイやグアムにいってビーチでゆったりしたり、ロサンゼルスやニューヨークに行ってショッピングを楽しむのもよし。
もしくは、グランドキャニオンに行って雄大な自然をたのしんだり、サンフランシスコやシアトルにいってアメリカのシーフードを楽しむのも通ですよね。
一緒に飛行機に乗ろう
アメリカを旅行する場合、日本からはアメリカの飛行機会社、例えばユナイテッドやデルタ航空を利用される方が多いかと思います。また、アメリカ国内を飛行機で旅行する場合は、アメリカの航空会社の利用が必須になってきます。
もちろん、飼い主のみなさんが、ペットと一緒にアメリカを旅行するとなったら、当然、ペットと一緒に飛行機に乗らなくてはなりません。
“でも規制があって厳しんじゃないの?”って思った方!最近のアメリカでは、ペットに関する規制が緩和されてきているのをご存知でしょうか?
“ペットフリー”という考えがトレンド化し、多くの施設や会社で、ペットも人間と同等の扱いがされるようになってきたのです!ペットフリーについて、もっと知りたい方は、以下の記事も一緒にご覧ください。
ペットの具合が悪くなったら?
多くのアメリカの国際空港もペットフリーの姿勢を積極的に見せています。
主要都市のほとんどの国際空港、例えばロサンゼルス国際空港、ヒューストン国際空港、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港には、
ターミナル内にペット救援エリアが設けられており、ペットの介護をすることができます。
だれでも利用をすることができるので、ぜひ活用しましょう。
ここ日本でも、羽田空港などの一部の空港にはペットホテルが併設されるようになってきました。こういう流れはどんどん進んでいって欲しいですよね。
必ず事前確認を
もちろん、注意しなければいけないことがいくつかあります。
ペットと一緒に飛行機に乗る際には、きちんと利用する航空会社に連絡をしましょう。
ウェブサイトを使って、オンラインだけで完結してしまう場合もありますが、電話連絡をしなくてはならない場合もあります。英語が話せないとだめじゃん!
また、ペットの健康状態や種類によって、飛行機に搭乗できない場合もあるので、きちんと確認を取っておきましょう。海外旅行上級者でないと、ちょっと難しいこともあるかも…。
アメリカのホテルでも“ペットフリー”
移動が便利になっても、泊まるところがなければ旅行はできませんよね。
そう、飛行機や空港がペットフリーになってきているので、ホテルもどんどん変わってきているのです。
ホテルでもペット歓迎
飛行機がペットにして柔和な姿勢を見せているのですから、もちろんホテルだってペットの連れ込みに関して前向きな姿勢を見せています。
例えば、ホテルインディゴ、エースホテル、ベストウェスタン、ヴァージンホテルなどはホテルのペットフリー化のパイオニアで、積極的に、飼い主さんのペットと一緒の滞在を受け入れています。
このように、最近のアメリカでは、ペットと一緒の滞在を快く歓迎してくれるホテルが非常に増えてきました。社会全体で飼い主をサポートしてくれる動きが出てきているのは、私たち飼い主にとって、とてもありがたい事ですよね。
お金がかかる?
多くの施設で、ペットの受け入れ準備が整っている一方、ペットを連れ込むには、お金がかかります。
飛行機に乗せる場合は、1匹あたり約100ドルから150ドル(日本円で約1万5千円から2万円)かかります。日本でも電車にペットを乗せる場合は、追加料金が必要ですから、さすがにタダというわけにはいきません。
また、ホテルの場合は1匹あたり約200ドル(日本円で2万5千円から3万円)かかるようです。うん、人間並みの立派な追加料金…。
これらの追加費用かかることもきちんと考慮に入れて、ペットとの旅行の計画を立てましょう。
こちらも事前確認を
飛行機同様、ホテル予約の際には、きちんと事前確認をしておきましょう。
ホテルに滞在する時、その場で申し出をした場合は滞在不可になる可能性があります。こうなっては、泊まる場所がなくなってしまいます。
また、ホテルによっては、“ペットを部屋の外に連れ出さないで下さい。”と規制をしているホテルもあるので、滞在の際には、ホテルマンの注意事項を聞いてきちんと守るようにしましょう。
他のお客さんもホテルに滞在しているので、お互いが気持ちよく過ごせるように配慮することが大事です。折角のいい流れがあるのですから、皆が気持ちよく利用したいですよね。
ペットと一緒に海外旅行を
いかがでしたか?
アメリカって実は飼い主さんにとってとても旅行しやすい国なんです。
これを機会に、次のゴールデンウィークや夏休みの旅行計画をアメリカにしてみるのはいかがですか?
あなたのペットも一緒に楽しんで旅行ができるかもしれませんよ。生涯忘れられない思い出になることは必至です!
【ペットフレンドリー】進化するアメリカの職場、ペットと共に働ける環境とは?
お仕事をされている皆さんは、ペットが家で何をしているか気になりませんか?危ないことをしていないか、事故はないか、等など。
あなたが飼っているペットと一緒に出勤できたらいいのに、と思ったことはありませんか?アメリカには、ペットフレンドリーと呼ばれる考え方が一般的なのはご存知でしょうか?
今回はそんなアメリカ、ニューヨークのペットトレンドを紹介します。
アメリカ大都市で浸透する、”ペットと一緒に通勤”という考え
最近では、特にニューヨーク市の職場にペットを連れてくるのが一般的です。
大手企業、Google、Mashable、Amazonなどでは”Pet Friendly(ペットフレンドリー)”と呼ばれる方針があります。
ペットフレンドリーのメリット
ここでご紹介するように、ペットフレンドリーには、たくさんのメリットがあります。
仕事の疲れやストレスを軽減させる
愛犬、愛猫と一緒に仕事ができるって幸せですよね。ちょっと一息つきたい時や休憩時間に、ペットに癒されちゃうわけです。
仕事もはかどっちゃいますよね。
ペット好きな仲間が職場で見つかる
それから、職場での会話も増えること間違いなしです。
アメリカの研究ではとても面白い研究結果が出ています。
ある研究では、犬と一緒にグループワークをしたチームのほうが、犬がいない通常のチームよりも、チームの雰囲気がより協調的でコミュニケーションが多かった。と発表されています。
ペットの話題から会話が増える
また、飼い主さん同士、犬や猫の飼い方、しつけ方、ペットと一緒に遊べるオススメのスポットなどの情報交換ができるかもしれませんね。
ペットにとっても、他の犬や猫と一緒に遊ぶことができるので、社会化の観点からのとても良いことなのです。忙しい飼い主さんにとっては、まさに良いことづくめです。
仕事探しの項目に“ペット同伴出勤OK”?
アメリカの就活や求人情報誌に、日本では見かけない項目があります。それは“Pet Free(ペットフリー)”という項目です。
これは、”職場がペットフレンドリーである”ということです。
ペットフリーという項目は、大都市部の求人情報誌で多く見られます。やはり、大都会に住む飼い主さんの多くは、マンションやアパートの一人暮らしが多いみたいです。
マンションやアパートだと、ペットを室内で管理しなくてはならないので、家の中で何をしているか、余計に気になりますよね。ペットシッターや散歩代行を利用するにも、お金がかかりますし、不安もあります。
こうしたペットフリーの条件のおかげか、近年では、“ペットフリーにしたら求人応募者が増えた”という会社も多いらしいです。就職の際に、こんなありがたい条件があったら、一人暮らしの飼い主さんにとっては、安心ですよね。
ひとり暮らしの方でも、ペットを飼いやすくするための環境が整えられているのです。
ペットフレンドリーの課題
こうして、職場のペットフレンドリーがトレンド化する中、様々な問題点も出てくるようになりました。
たとえば、ペットアレルギーのある人やペット恐怖症のある人、ペットが嫌な人にとっては、社内で安全に健康的に仕事をすることができません。ペットフリーが設けられているにも関わらず、ペットフリーの問題に対する解決方法が設定されていない会社も多くあるのが実情です。
企業がペット所有者の仕事や生活のニーズを満たす場合、私たちペット所有者は何をしなくはならないでしょうか?
衛生面の配慮
私たちができる一般な配慮としては、衛生面の管理です。
飼い主である私たちが積極的に掃除を行ったり、会社の室内に空気清浄機を設けることが必要になってくるでしょう。また、トイレ等の排泄のしつけをきちんと行っておくことも求められてきます。
徹底的な衛生管理が、ペットを職場に連れ込む際に求められます。
ペットフレンドリーなルールの確立
ペットフレンドリーな社内環境を作るために、以下のようなガイドラインやルールなどを確立することが重要です。
- ペットのワクチン接種の証明書の提出
- ペットによって引き起こされた損害または傷害の責任を誰が負うか
- 一般の顧客や訪問者の苦情の対処
- 持ち込めるペットの種類を設定する
- もしペットが社内で病気になった場合の対処
- 会社で獣医を雇う必要はあるのか
ペットフレンドリーは、一見、飼い主さんにはありがたい方針ですよね。しかし、企業にはまだたくさんの課題があります。
日本にもペットフレンドリー?
こうしたアメリカの職場のあり方が、日本で見られる日もそう遠くはないかもしれません。ペットにとっても、飼い主さんにとっても、安心安全な生活を過ごしたいですよね。
世界では、ペットと飼い主さんが共存できる環境が、職場にまで広がっています。
今後の発展が楽しみです。