同居のペットが亡くなったら注意したい犬・猫の「仲間ロス」とは

ペットが亡くなった時、私たちは悲しさでやる気が起きなくなったり、食欲が落ちたり、眠れなくなったりと、様々な症状が現れることがあります。

この所謂「ペットロス」ですが、実は同居していた犬や猫にも「仲間ロス」として起こり得ることをご存知でしょうか?

今回の記事では、犬や猫の仲間ロスについて、症状や対処法をご紹介します。

犬や猫にもペットロスはある?

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犬の場合

先祖のオオカミがそうであるように、犬はもともと群れをなして行動する動物で、仲間や家族を大切にする傾向があります。
人間である飼い主さんや同居しているペットに対しても思いやりや愛情を持ち、絆を築くことができます。

飼い主さんが長いこと出かけてしまったり、旅行に行ったりしてしまうと寂しがる犬も多いでしょう。

そんな愛情いっぱいの犬にとって、同居しているペットが亡くなってしまうというのはやはりとても悲しいことだと言えます。
2016年にWalkerらが発表した論文によると、その悲しみは亡くなったペットが自分と同じ犬であった場合も、その他の動物であった場合もほとんど変わらないといいます。

参考論文
Jessica K Walker, Natalie K Waran, Clive J C Phillips(2016).”Owners’ Perceptions of Their Animal’s Behavioural Response to the Loss of an Animal Companion”
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27827879/

猫の場合

猫はもともと単独で行動する動物なので、犬ほどは仲間に対する愛情を感じる傾向は少ないと言えるかもしれません。
確かに、猫の場合は同居ペットが亡くなっても「特に何も変わらなかった」という経験を持つ飼い主さんもいます。

一方で、同居ペットが亡くなってから体調を崩したり、急に甘えん坊になったりと、「仲間ロス」の症状を見せる猫もいるようです。

特に、もともと2匹だけを飼っていて、よく一緒に遊んだり喧嘩をしたりしていた場合には、急に相手がいなくなれば寂しくなってしまう可能性が高いと考えられます。

「仲間ロス」の症状

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Walkerら(2016)の論文によると、残されたペットの行動に変化が見られたのは、同居ペットが亡くなってから約6ヶ月の間でした。
そして、具体的な行動の変化の内容については、次のようなものが見られたとしています。

  • 亡くなったペットの匂いを嗅ぎ、その場から離れない。
  • 落ち着きなく室内を歩き回り、仲間を探している。
  • 飼い主から離れず、前よりも甘えん坊になる。
  • よく吠える。
  • 食欲がなくなる。
  • 体調を崩す。
  • 寝ていることが多くなり、つまらなそうにしている。

「仲間ロス」のペットに飼い主さんがしてあげられること

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ペットが亡くなれば、飼い主さん自身も「ペットロス」でとても辛いと思いますが、同じように「仲間ロス」を感じている犬や猫のことも気にかけてあげたいものです。

そうは言っても、亡くなったペットが帰ってくるわけではありませんから、人間のペットロスも、犬や猫の仲間ロスも、最終的には時が癒してくれるのを待つしかありません。

ここでは、時が癒してくれるまでの間に残されたペットにしてあげたいケアをご紹介します。

飼い主さんがたくさん愛情を注いであげる

仲の良いペットであれば、これまではペット同士で一緒に遊んだりじゃれ合ったりしていたことでしょう。
その相手がいなくなってしまったら、せめて飼い主さんがこれまで以上にたくさんペットとの時間を過ごしてあげることが大切です。

もちろん、乗り気でないのに無理に遊ばせる必要はありませんが、一緒におもちゃで遊んだり、気分転換に外で思いっきり走らせたりしても良いでしょう。

食欲の低下に注意する

仲間ロスの症状として、食欲が落ちることがあります。
短期間であればそこまで気にする必要はありませんが、あまり長いこと続くようであれば、健康を害する恐れがあります。

フードにペットが好きなものを混ぜたり、飼い主さんが直接手でごはんをあげるなどの工夫をしてみましょう。
長引くようであれば、獣医師さんに相談してみることをおすすめします。

飼い主さん自身が落ち込みすぎない

飼い主さんが悲しそうにしていると、特に犬の場合、犬自身も悲しい気持ちになってしまいます。
ペットが亡くなってから数日間は一緒に思い切り悲しんでも良いですが、あまり長期に渡って落ち込んでいると、その空気を察してペットはますます具合が悪くなってしまう恐れがあります。

悲しみを癒すのは大変ですが、せめてペットの前ではいつも通り、少し明るく振る舞ってあげるようにすると良いでしょう。

まとめ

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ペットの死は飼い主さんにとってもすごく辛いことですが、同居ペットも同じように落ち込んでしまっているかもしれません。

時が癒してくれるのを待つしかありませんが、急に甘えん坊になったペットには思い切り甘えさせてあげ、飼い主さんができる限りケアをしてあげたいものです。

また、長期的な食欲低下などは健康に良くないので、心配であれば動物病院に相談しましょう。

ペットが亡くなってしまったら、火葬が良いのか?土葬が良いのか?

「愛するペットが亡くなったらどうしよう」ペットが大好きな飼い主さんであれば、そんな時のことを一度や二度は考えたこともあるのではないでしょうか。

人間の場合、火葬やその後の埋葬などには、「墓地、埋葬等に関する法律」という法律があり、亡くなられたときにどうすればよいかは法律で定められています。しかし、ペットの場合、法律等はなく、特に定められていません。つまり、どのように葬儀を行うか、供養をするかは飼い主次第なのです。

今回は、火葬する場合はどうしたら良いの?自宅の庭に土葬しても良いのか?今回はそんな葬儀の疑問にお答えします。必ず訪れてしまうその日に備え、事前に概要だけでも覚えておいて頂ければと思います。

火葬と土葬、どちらが良いのか?

ペットの葬儀は火葬しても土葬してもどちらでも良い
冒頭でも申しましたが、火葬を行うか、または土葬を行うか、これらは飼い主みなさんの自由です。特に定められていませんので、宇宙葬でも構いません。愛するペットのために、どの方法が1番良いかを考えましょう。

火葬が増えた背景

昔はペットが亡くなったら、遺体をそのまま自宅の裏庭に埋める土葬を行うことが多かったのではないでしょうか。

今でこそ、自治体も動物炉というペットを火葬する専用の焼却炉を設けるなど、動物愛護の観点からペットの火葬には慎重になりつつありますが、昔は自治体に引き取ってもらって火葬(焼却)するなると、基本的には廃棄物とみなされ、一般ゴミ等と同じ扱いをされていました。そのため、飼い主の心情としては、自治体で火葬をしてもらうということ自体に抵抗感があったと考えられます。

そういった背景もあってか、ペットを手厚く葬ってあげたいと考える飼い主が増えたことにより、葬儀業者での火葬が年々増加しています。また、マンション等の住宅事情により自宅で土葬できない方が増えていることもその要因の1つと考えられます。

様々な火葬のスタイル

火葬を行うといっても、お願いする業者によって、対応や費用も全く違ってきます。事前に確認し、ご自身と愛するペット双方に合った方法を選ぶことが大切です。

火葬される場合に考えられるスタイルについては、こちらに詳しく書いております。

ペットが亡くなったら?知っておきたい遺体の扱い方と葬儀の仕方

土葬を行うには

土葬は費用がかからない一方で注意点も多い
土葬とは、遺体を焼かずにそのまま土の中に埋葬する方法のことです。

自宅の庭に土葬を行えば、いつでも好きな時にペットに手を合わせることができます。また、費用があまりかからないというメリットもありますが、どこでも好きな場所に土葬して良いというわけではありません。

土葬の注意点

ペットは、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律第2条第1項、第2項」により、「一般廃棄物」として位置づけられています。他人の土地や公共の場に埋めることは、軽犯罪法(1条27号)に抵触します。

そして、土地は売却や譲渡などで他人の手に渡る可能性もあります。そのため、自宅の庭に土葬する場合であっても、将来のことを考えて、葬送方法を考えたほうが良いと言えます。

土葬できる場所

自分に権利のある自己所有の私有地であれば、ペットの遺体を土葬しても、法律に抵触することはありません

ただし、いくら自己所有の私有地であっても、隣家との境に土葬したり、明らかに他の人の目に触れるような場所は後々トラブルになってしまいかねないため、避けた方が良いでしょう。

また、いくら土が多くても、誰の所有物かわからない裏山だとか、公共の場所である公園等にペットを土葬してはいけません。見つかった場合、掘り起こされる可能性もあるため、あなたが愛するペットが一番かわいそうな思いをすることになります。

土葬する方法

土葬する場合は自然素材のものを使い地中深くに埋葬してあげましょう
ペットの土葬を行う場合は以下のものがあると便利です。

  • 綿や麻100%のタオル
  • シャベル
  • 軍手
  • 手向け用の花
  • 墓標用の板

安らかに眠ってもらうためにはいくつか気を付けておくべきポイントがあります。

深く掘る

動物の死体は、時間が経ってくると腐敗が進み、独特の臭いが漂うようになってきます。

埋める場所が浅ければ、臭いを嗅ぎつけてやってきたカラスや野良犬などに掘り返されてしまうかもしれません。遺体に湧いた虫が地表に露出してしまうことも考えられます。最低でも1メートルほど掘り、余裕を持って埋葬しましょう

タオルを巻く

遺体を包む時は、綿や麻、絹など100%自然素材のものを選びましょう。

土にも還りにくく、湿気を中に封じ込めてしまうおそれがあるため、ポリエステルなどの化学繊維はNGです。同様に、ビニールに入れたり、化学繊維製のシートに包むのもよくありません。

埋め戻す土は高く

遺体を埋めた後、土をかぶせることを「埋め戻す」と言います。

この埋め戻しをする時は、いくら土を固めて盛っても、次第に減っていってしまうためこんもりと高く盛るようにしましょう。

土葬後の注意点

土葬後のことも考えて葬儀方法は考えましょう
土葬した遺体は、すぐに土に還るとは限りません。条件がそろえば、土の中でミイラ化して長時間そのまま残る場合もあります。土葬された遺体は、数十年かけて土へと還っていくため、その間周りの土は触らない方が良いでしょう。

また、「土葬の注意点」でも述べましたが、土地は譲渡したり売却したりして、ほかの人の手に渡る可能性があります。将来新しくその土地に住んだ方が、家庭菜園をしたり、増築工事などをしたりして、ペットを埋めた場所を掘りかえすことのがあるかもしれません。

火葬とは違い、土葬にはそのようなリスクがあることも知っておきましょう。

最後に


今回は、ペットの葬儀方法として一般的な火葬とは別の葬儀方法である土葬についてご紹介しました。

土葬は自宅の庭にペットを埋葬できるため、亡くなったペットをとても身近に感じることができるかもしれません。しかし、土地の売買や引っ越し等でお参りできなくなるというデメリットもあります。土葬は火葬と比べて、費用を抑えられることが最大のメリットですが、土葬はデメリットも多く存在するのです。

筆者も5歳の時、ハムスターを亡くして自宅の庭に土葬を行いましたが、結局その土地から引っ越してしまいました。現在は他人の家なので会いに行くこともできず、とても後悔しています。

そのため、費用感だけで葬儀方法を決めるのではなく、ご自身の生活スタイルに合った最善の方法を飼い主が考えておく必要があります。いざ、その時が来ても焦らず対応できるように、日頃から大切なペットを思い出してあげることができる方法を考えておきたいですね。

ペットが亡くなったら?知っておきたい遺体の扱い方と葬儀の仕方

飼い主にとって、ペットは家族と同じようにとても大切な存在ですよね。
しかし、考えたくないかもしれませんが、そんな大好きなペットとも必ずお別れの時がやってきます。

お別れの時がきてしまったら、一体どのように供養すれば良いのでしょうか。
今回は愛するペットが亡くなってしまったら何をすれば良いか、その後の葬儀はどうしたら良いのか、実経験を交えながらご紹介していきたいと思います。
愛するペットのために何をしてあげられるか、前もって考えておきましょう。

まずは遺体を整え、清める


ペットが亡くなってしまったら、まずは遺体をきれいで自然な状態にしてあげます。

用意するもの
・タオルやガーゼ
・ペットシーツや新聞紙
・硬く絞ったタオル

死後硬直は約2時間で始まる

人間の体と同じく、ペットにも死後硬直が起こります。
ペットの大きさ、季節や気温にもよりますが硬直は早く、死後2時間ほどで始まります。

悲しんでいるうちに硬直が始まると、目が開いたままの状態や体が伸びきった状態で固まってしまいます。

ペットを自然な姿で供養するためにも、できるだけ早めに体の状態を整えてあげましょう。

表情や体勢を自然な状態に整える

口や目が開いていたら、閉じてあげましょう。
手足が伸びきっている場合は、優しく手足を曲げて寝ている時のような状態にしてあげてください。

体をきれいにしてあげる

また、死後硬直によってリンパ管や血液が破裂し、顔や体の穴から体液や排泄物が出てくる場合があります。薄いピンク色の体液が出てくる場合がありますが、自然なことなので、慌てずティッシュやタオルなどで拭き取ってあげましょう。

事前にペットシートなど吸水性のあるものの上に寝かせてあげると良いかもしれません。
そして、固く絞ったタオルなどで体を拭き、毛並みを整えてあげます。水分量の多いタオルで拭いてしまうと遺体の腐敗の進行につながるので注意しましょう。

遺体を安置する

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用意するもの
・毛布
・ダンボールや箱など遺体を寝かせられるもの
・保冷剤や氷など冷やせるもの
・タオル

涼しい日陰に安置

直射日光が当たらず、涼しく風通しの良い場所を選び安置します。ペットの大きさにあった遺体を寝かせられるものを用意し、そこにペットシーツやタオルなどを敷いて寝かせてあげましょう。

すぐに手に入るものであれば段ボール箱などが良いでしょう。筆者の愛犬が亡くなった時は、いつも寝ていたベットに寝かせてあげました。
最近では、ペット用の棺も販売されているので、段ボールに寝かせることに抵抗のある方はチェックしてみてください。

遺体を冷やす

そして、自宅にある保冷剤や氷などで頭とお腹を重点的に冷やします。保冷剤を遺体に直接つけてしまうと、保冷剤の周りに水滴が発生し、それが遺体の腐敗進行につながるので、タオルなどに包んでから当てます。

さらに、その上から遺体を毛布やタオルなどで包むと保冷効果がアップします。

遺体とお別れまでの間にすること

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まずはペットの愛用品を一緒にお別れするものとして準備しておきましょう。火葬を考えている場合、副葬品として一緒に火葬できるものと、できないものがあるので注意しましょう。火葬場によっても異なるため、ペットと一緒に火葬できるものについては、スタッフに確認をすると良いでしょう。以下は、一般的な例です。

ペットと一緒に火葬できるもの
・手紙や写真
・好きだった食べ物(ご飯やおやつなどの容器は一緒に火葬できません)
・お花

ペットと一緒に火葬できないもの
・洋服、首輪・リード、クッション・タオル
・おもちゃ
・火葬場まで遺体を入れていた、段ボールや箱ベットなど

お線香を焚いたり、お気に入りのおもちゃやおやつ、お花などをお供えし、たくさん話しかけてあげます。なかなか気持ちが癒えることはありませんが、ペットロス症候群の予防にもなるため、家族や友人とたくさんペットの思い出をお話すると良いでしょう。

ペットの火葬は自治体か業者に頼もう


人間の葬儀とは異なり、ペットの葬儀には、定まった形式や習慣はありません。
基本的に、法律上はペットの遺骸は可燃ごみに分類されるので、各市町村が指定する可燃ごみの処理の方法に従えば、廃棄物処理業者が処分してくれます。

しかし、心情的に廃棄物処理業者に頼むのは辛いものです。その場合、以下の方法もありますので、参考にしてみてください。

自治体による火葬

自治体によっては、亡くなったペットの遺体を火葬してくれるところがあります。
衛生課や清掃センターが窓口になっていたり、専用の施設があったり、自治体によって異なりますので、自分の自治体に問い合わせてみると良いでしょう。

費用に関しては、数千円程度で、民間のペット葬儀業者より安いことが多いですが、その自治体の住民しか利用することができない場合も多いようです。また費用を安く抑えるため、複数のペットの遺体と一緒に火葬する「合同葬」の形式をとっていることが多く、火葬に立ち会うことができなかったり、遺骨を回収できないことがあります。

ペットの葬儀業者による火葬

2016年の統計ではペットの葬儀を行う業者は2300社もあり、その市場規模は300~500億円とも。
ペット葬儀業者では、お客のニーズに応えて様々なオプションが用意されています。本格的な豪華祭壇、また通夜や読経まで行われるプランもあり、人間の葬儀並みのサービスも可能です。

費用については、個別葬で1㎏以内が1~2万円、1~5㎏で1.5~2.5万円、5~20㎏で2~4万円、20~40㎏で3.5~6万円、40㎏以上で5~10万円が相場です。

火葬にはどんなスタイルがあるの?

葬式

合同葬

他のペットの遺骸と一緒に火葬してもらいます。

費用は個別葬より安く抑えられますが、遺骨の判別が困難になるため、 返骨はできず多くは共同墓地への納骨となります。当然ですが、共同墓地へお墓参りにいくことができます。

一任個別葬

合同葬とは違い、個別に火葬を行ってもらえます。

ペット葬儀業者によって葬儀が行われた後、火葬後のお骨拾い骨壷への収納、お墓や納骨堂への納骨は全て業者に任せるプランです。希望によって、ペットの遺骨を返骨し、持ち帰ることも可能です。

立ち合い個別葬

多くの飼い主が行うのが、立ち合い個別葬です。

人間の葬儀と同じように、業者の火葬場に行って、ペットをお見送りしてから火葬を行います。
火葬後の遺骨も、人間を火葬した時と同じように家族でお骨拾いをします。そして、その後は遺骨を持ち帰るか、業者の霊園や納骨堂に納骨します。

自宅葬

業者によっては火葬炉を搭載した車で自宅まで来てもらい、その場で火葬をしてもらえるサービスもあります。

わざわざ業者の火葬場まで行かずに、葬送も立会い個別葬と同じように自宅で行なえます。
体が不自由となり移動が困難になった方や、ペットを運ぶための手段がない方には最適な方法と言えます。

最後に


筆者は2年ほど前に14歳の愛犬を亡くしましたが、母が飼っていた愛犬がお世話になった自宅近くの民間の葬儀業者にお願いし、立ち合い火葬を行いました。その業者のペット霊園の個別納骨堂に一年ほど遺骨を預け、その後は寂しくないようにと共同墓地に遺骨を移しました。

インコや犬、猫を飼っていましたが、霊園ではどの葬儀の際も親切にして頂き、今でも安心して愛犬の遺骨を預けられています。火葬の前に足型を残してくれるメモリアルサービスもあり、そういったサービスを利用して写真立てを作ってもらったこともあります。業者によっては、遺骨入れるペンダントを販売していたり、思い出を形に残せるよう、さまざまなサービスが考えられています。

しかし、一方で悪徳業者の話も耳にするようになりました。お別れの方法を決めるときは、そういった面も考え、安心できる方法がどうかを実際に自分の目で確かめて決めることが必要になっています。

決してお金をかければ良いというものでもありません。例え、どのような方法のお別れだったとしても、亡くなってからも愛するペットのことを思い出してあげることが1番の供養になるのではないでしょうか。

大切な家族を失った人たちを救う!ペットロスカウンセラーとは?

皆さんの中にも家族を失ったときの深い悲しみと喪失感を経験したことがある方がいらっしゃるかもしれません。ペットを飼う以上、逃れることのできない問題である「死」。その悲しみを共有し、ケアしてくれる職業がペットロスカウンセラーです。

今回の記事では、世間ではまだあまり知られていないペットロスカウンセラーという職業について詳しく紹介していきます!

ペットロスって何?

部屋の窓

ペットロス症候群とは

ペットロスは直訳すると「愛玩動物喪失」となる精神疾患で、大切な家族である愛するペットを亡くしてしまったことで感じる大きな喪失感や深い悲しみが原因で起こります。ペットを失えば誰でも悲しみにくれてしまうと思いますが、その程度が重いようならば精神疾患と診断されるのです。

ペットロスに当てはまりませんか?

最近ペットを失った方で、もし以下の条件に当てはまるならば、あなたもペットロスかもしれません

  • 食欲がなく体重が大きく減少した。
  • 何をするにも無気力である。
  • 自殺願望がある。
  • 自傷行為を繰り返す。

もし、一つでも当てはまり、すぐに回復しないようであれば、あなたも以下で紹介するペットロスカウンセラーにかかった方がいいかもしれません。

ペットロスカウンセラーとは

ベッドの上で食事

どんなことをするのか

ペットロスカウンセラーとは、ペットが亡くなり、、精神的に病んでしまったり、その悲しみから深く落ち込んでしまった飼い主に適切に対処し、そこから抜け出すためにカウンセリングするお仕事です。飼い主の辛くて苦しい状況を、無理せず話せる範囲でゆっくりと話してもらい、心を健康な状態に戻す手助けをします。

どうすればなれるのか

ペットロスカウンセラーになるためには、ペットロスに関する基礎的な知識はもちろんのこと、相談者に安心感を与えたり、相談に対して適切なアドバイスを送るスキルなどが必要となります。

知識やスキルを持っている証明となる資格があれば、より相談者から信頼してもらえたり、相談者に安心感を与えることができるでしょう。ペットロスカウンセラーになりたいと考えているかたは、是非資格取得も検討してみてください。

必要な知識

ペットロスカウンセラーは、ペットロスに関する基礎知識はもちろんのこと、動物医療ソーシャルワークやカウンセリングに関する知識も習得していなければいけません。また現在老齢ペットを買っている人のために、ペットの死に対する心の準備のお手伝いもできる必要があります。

活躍できる場所

ペットロスカウンセラーは、まだまだ世間的な認知度の低い職業であるため、本業としての給餌を見つけるのは容易ではないことが多いです。しかし、ペットの葬儀会社やペットショップ、動物病院などと契約してフリーとして働いている方は少なくないようです。

現在ペット人口は増加の一途を辿っているので、今後徐々にペットロスカウンセラーに対する需要が高まり、雇用先が増えていくのではないでしょうか。

ペットロスカウンセラーの資格の種類

犬の本
ペットロスカウンセラーに関する資格は現在5つ存在します。ここでは、それらについて紹介します。

ペットロス・ハートケアカウンセラーTM

メンタルケア学術学会認定の資格です。資格試験を受けるには指定の講座受講が必要となります。

アニマル・ペットロス療法士TM

ペットロス・ハートケアカウンセラーTMの上位資格となります。喪失感と悲しみを乗り越えた飼い主さんが、次のステップに進む手助けをするために必要なことを学びます。

ペットロス検定

ペットの別れに関しての全般的な知識や考えについて問う検定で、どなたでも受けることができます。1〜4級が存在します。

ペットロス・パラ(凖)カウンセラー養成講座

日本ペットロス協会認定の養成講座です。講座を受講し終えると、ペットロス・パラカウンセラー4級証が交付されて、本協会準会員として登録可能です。

ペットロスケアアドバイザー

日本ペット技能検定協会が主催する資格です。ペットロスを正しく理解し、相談者とその周囲への対応を適切に行うことができる者としての証明になります。協会指定のカリキュラム終了後に受験可能です。

避けては通れないこと


ペットという家族との別れは、ペットを飼う限り、避けては通れない道です。ペットの死後、飼い主を悲しみの淵から救う職業は、必ず必要とされるはずです。また、それによって救われる方が多く存在するのも事実です。もし、ペットだけではなく、飼い主さんや飼い主さんのその後についても興味が湧いたなら、ペットロスの勉強を行うだけでなく、資格の取得まで目指してみてはいかがしょうか?

たった写真1枚で愛犬が3Dフィギュアに!思い出を形に残そう。

「この愛らしい愛犬の姿を、永遠に形として残せないのだろうか」飼い主さんなら一度は考えたことがあるのではないでしょうか。もしくは、「以前飼っていた愛犬の姿をもう一度見たい」と、そんな夢を考えたことがあるのではないでしょうか。

なんと現代技術により、たった写真1枚から愛犬の姿を3Dフィギュアにして、復活・保存させることができるようになりました。自分へ、家族へのプレゼントとしていかがでしょうか。

3Dフィギュアはどこで買えるの?

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今回は、最先端の3D技術を駆使してサービスを展開する3DPetshopさんの3Dフィギュアを例に、愛犬の3Dフィギュアについて見ていきます。「どんなメリットがあるの?いくらかかるの?どれぐらいで作れるの?」など、気になる疑問を解決することができます。

クリエイターの技術の賜物

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3Dフィギュアというと、データを取り込んですぐに出来上がるイメージがあるかもしれません。実は、クリエイターの職人技によってこのような愛犬そっくりなフィギュアが作られています。

写真1枚では、写っていない部分や影になってしまって機械では再現できない部分が多くあります。クリエイターの方が、その才能と想像力とを使って、細かい部分までこだわった作品が出来上がります。

愛犬のフィギュアですから、飼い主さんにとっては細かい部分まで気になります。それは、感覚的なものも含まれます。そういった部分もクリエイターの力によって再現され、本物そっくりのフィギュアが完成します。

3Dフィギュアのメリット4つ

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(1)今の可愛い姿を、永遠に。

犬と少女
犬の成長はとても早いですよね。子供の時の可愛さも、大人になってからの可愛さも、その時々で違います。「今のこの可愛さを、とどめておきたい!」と思ったことは、誰しもがあるのではないでしょうか。

その「止めたい時」を、フィギュアにして永遠に残しておくことができます。可愛さも、いつでも見ることができるようになります。

(2)遠く離れて暮らす家族へのプレゼント

家族写真
上京や単身赴任、離れて暮らす両親などへ、大好きなペットの3Dフィギュアのプレゼントはいかがでしょうか。様々な理由により遠く離れて暮らすことになったけれど、本当は今すぐにでも帰って会いたい…そんな気持ちを持ったご家族は、とても喜んでくれること間違いなしです。

サイズも様々な種類から選ぶことができますので、デスクの上に飾って毎日眺めるのも楽しいはずです。

(3)成長記録を形として残す。

爆笑する子供と犬
愛犬の成長記録をフィギュアで残しておくのはいかがでしょうか。3Dフィギュアは、ミニサイズでの注文も可能です。様々に変化する愛犬の様子を、フィギュアとして並べて置いたら、絶対に可愛いと思いませんか?

写真として残すのももちろん良いですが、形にして残す記録も素敵です。

(4)今は亡き愛犬の姿を、再び。

天使のような女の子と犬(チャウチャウ)
今は亡き愛犬。思い出の品も昔に撮ったわずかな写真しかなく、寂しさを感じることがあるのではないでしょうか。

そんな時、「たった1枚の写真からでも愛犬の形を復元できるというのならば、やって見たい」と思う人も少ないと思います。

3Dフィギュアは、今飼っているわんちゃんだけでなく、かつて飼っていた愛犬をフィギュアにすることができます。「はじめは自分用にと思って作ってもらったけれど、両親も欲しいというので同じものをプレゼントした」という話も聞きます。

思い出の品として、また思い出を蘇らせてくれるものとしていかがでしょうか。

どうやって注文するの?

女性がクレジットカードでお買い物

  • 1. 写真を1枚送る
  • ・様々な角度からの写真があれば、なお精密に作ることができる
    ・紙でもデータでもOK!昔の写真1枚でもあれば、作ることが可能。

  • 2. 注文!
  • 3. 3Dデータを作成
  • 4. 3Dデータを飼い主さんが確認
  • ・可能な限り、希望に答えて修正をしてもらうことが可能

  • 5. 3Dプリント
  • ・安心の国内生産!

  • 6. お届け!

このような手順を経て、手元に届くことになります。

注文状況によっては制作に2週間以上かかることもあるようですが、「◯日までに絶対に欲しい!」などの希望がある場合には、それをデザイナーさんに伝えることができます。プレゼントなどで急ぎの場合にも、ありがたいですね。

いくらで購入できるの?

男性がお金を握っている
現在、様々なショップから3Dフィギュアを注文することができるため、お店によっても値段が変わってきます。今回取り上げた3DPetshopさんでは、3サイズでの展開が基本となっております。希望があれば、最も大きいサイズよりもさらに大きいものを注文することが可能だそうです。

  • Sサイズ
  • (長辺6〜7センチ。iphone6の半分ぐらいの大きさ):40000円(税込、送料込み)

  • Mサイズ
  • (長辺9〜10センチ。iphone6の7分めぐらいの大きさ):55000円(税込、送料込み)

  • Lサイズ
  • (長辺12〜13センチ。iphone6と同じぐらいの大きさ):70000円(税込、送料込み)

  • Lサイズ以上
  • (最大20センチまで可能):電話かフォームにてご相談

愛犬の可愛さを、手元に、永遠に。

3DPETSHOPさん(@3dpet)がシェアした投稿

3Dフィギュアの制作方法は様々あります。実際にお店で写真を撮ってもらうやり方や、データを送るやり方など多岐に渡ります。今回は写真やデータから作る方法を紹介しましたが、ご自分にあう方法を選ばれると良いかと思います。

愛犬の姿を、形として残す。現代技術が、かつての夢を可能にしました。究極の愛犬グッズ、一度検討してみてはいかがでしょうか。

【ペットロス】ペットロス症候群の飼い主への接し方と3つのポイント

ペットを失うこと、それは経験したことのある人にしかわからない、とても辛いことです。

周りにペットロスの方がいる時、私たちはどんな言葉をかけてあげるのが良いでしょうか?ペットロスを経験したことがない方には、ペットロスの方にどう接するのが良いのか全くわからないですよね?良かれと思ってかけた言葉でも、逆効果になってしまうこともあります。「死」というのはそれほどまでにデリケートな問題なのです。

今回は、そんな方のために、ペットロスの方への正しい接し方をお伝えしたいと思います。

ペットロスとは?

ペットロスに苦しむ飼い主
ペットロスの方は、大切な家族を失いました。今まで当たり前のようだった存在が、突然いなくなってしまったのです。その喪失感無力感は私たちには想像もできません。この状態が長く続き、なかなか元の生活に戻れないことをペットロス症候群と言います。

もっと詳細に、ペットロスとは何か?ということを知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。

【ペットロス】ペットロスを予防するために日頃から行う3つのこと

こちらの記事では、「抑うつ状態」になってしまう重症のペットロス症候群にならないようにするためのヒントをご紹介しています。ペットロスの方の気持ちを理解することで、この記事の本題でもある「ペットロスの方にどう接したら良いか」のヒントにもなると思います。

【ペットロス】愛するペットが旅立った際に行いたい3つのこと

他と比べない、励まさない

二人でゆっくり語り合おう
1つ目のポイントは、「他人と比べたりしない」ということでしょう。例えば、「ペットは生き物なんだし、ペットの飼い主であれば、誰もが経験することだよ」とか、「息子や娘がなくなったほうが辛いんだよ」などです。

犬や猫などのペットと、飼い主の方の関係性は唯一無二のものです。10年から15年、長ければ20年近くの歳月をかけて築き上げた信頼関係があるのです。それは第三者である私たちには想像もできないものです。他人や他の事柄と比較したところで、「そんなことはわかっている、でも、私とあの子は違うんだ」と反感につながってしまいます

私たちが父親や母親を亡くした時、周りの人に、「誰もが経験することなんだ」などと言われたら、腹が立ちますよね。もし、どうしても励ましたいと思うのであれば、そのような時、自分だったらどうして欲しいかを考えれば、自ずと結論が見えてくると思います。

黙って話を聞いてあげよう

愛しいペットとの思い出に浸る
2つ目は、ペットとの出会いや楽しかった思い出など、亡くなったペットと飼い主のお話をたくさんしましょう。飼い主も、一人で写真を見たり、どんなことをしたのか振り返るよりも、実際に誰かと話をした方が、うちに溜め込まないため、気が紛れてきます

上でも言いましたが、下手な励ましは逆効果です。また、反感をかってしまうと、良かれと思ってしたことが恨まれて、お相手の方との関係性まで悪化してしまうこともあります。決まり文句で励ますのも避けたほうが良いでしょう。私たちができることは、黙って相手の話を聞いてあげることの他ないと言えるでしょう。

それでも、無理に話を聞こうとはせず、飼い主が亡くなったペットとのことを話しだしたら、「うん、うん」と共感しながら、黙って話を聞いてあげることがベストです。あくまでもペースは飼い主に合わせます。

できるだけ一人で考えさせる

ペットを失い止まってしまった時間
3つ目は、できるだけ一人で考える時間を与えるということです。気分転換をさせてあげようと、映画などに誘い出すのはあまり得策ではありません
立ち直りかけている方であれば、問題ないのですが、ペットロス真っ只中の方にとっては、そのような気持ちになることはできません。悲しみの海に沈んでおり、楽しむことはもちろん、何もやる気がない状態なのです。

逆に、ペットとの別れを悲しむ時間を作るよう、そっとしておいてあげるほうが回復が早くなるでしょう。

また、「いつまでも悲しんでいると、亡くなったペットが浮かばれないよ」などと、周りがとやかく言うのも良くありません。このような状態の時は、できるだけ感情を表に出して、大声で泣き、たくさん亡くなったペットのことを思い出し、そして偲ぶことが早期の回復につながるのです。

こちらの記事でも触れていますが、ペットロス症候群から抜け出すかそうでないかは、残念ながら飼い主自身にあります。じっくりと時間をかけて、飼い主が亡くなってしまったペットのことを悼み、自分の気持ちに区切りをつけることが重要です。

【ペットロス】愛するペットが旅立った際に行いたい3つのこと

いつ訪れるかわからない

ペットを思い出に残そう
ペットロスの方の気持ちを理解することは将来に備える上でも大事なことです。自分の愛するペットが亡くなった時の備えにもなります。また、そのような方の支えになることもできます。

病気で亡くなるかもしれません。事故で亡くなるかもしれません。寿命で亡くなるかもしれません。でも、それは思い掛けないタイミングで訪れるものです。不測の事態であればあるほど、精神的ショックは大きなものとなります。

だからこそ、今を大事に、そして思いっきり愛するペットに愛情を注いであげてください。
私のオススメは、動画を撮っておくことです。今では、スマートフォンで簡単に動画を残すこともできます。写真や動画をたくさん残しておくと、形に残る思い出になるので、愛したペットは、いつまでも私たちの心の中で生き続けることができるのです。

【ペットロス】愛するペットが旅立った際に行いたい3つのこと

愛するペットが亡くなってしまった。これだけは、避けたくてもどうしても避けることのできないことです。
そんな時、重いペットロス症候群にならないようにするため、飼い主である私たちが行いたい3つのことをご紹介します。

ペットロス症候群にならないように、日頃から気を付けておきたいことは、こちらにまとめてありますので、もし興味がありましたら、併せてご覧ください。

【ペットロス】ペットロスを予防するために日頃から行う3つのこと

悲しみのプロセス

喪失のプロセス
まず始めに、悲しみのプロセスを理解するのが良いでしょう。自分がどの段階にあるのか、少しでも冷静になって考えることができれば、この重苦しい感情は何なのか、いつ抜け出せるのか、その先が見え、少し楽になるかもしれません。

この悲しみのプロセスですが、ドイツの精神科医である、エリザベス・キューブラー・ロスが悲しんでいる人の感情のプロセスを分析し、喪失の5段階というものを発表したことによります。これによると、悲しみは以下の5つのプロセスから成り立っています。

  • 否認
  • 怒り
  • 取引
  • 抑うつ
  • 受容

否認

最初は受け入れることができず、何が起きたのかわからず、ぼーっとするような状態が続きます。これは急に過度なストレスが自分にかからないようにする人間が持つ正常な作用です。これ以上、私たちの心が壊れてしまわないようにしているのです。

怒り

徐々に怒りがこみ上げてきます。それは第三者に対するものもあれば、自分に対するものもあります。時には、相手によるものもあります。一番強いのは、自責の感情かもしれません。「どうして、あの時こうしてあげられなかったのだろう?」そのような後悔の念もこの類のものです。

取引

その後、神との取引を考え始めます。「良い子にするから、あの子を戻してください」、「私の◯◯はどうなっても良いから、あの子を返してください」という感情です。特に、この感情から抜け出せない時に、霊感商法等の悪徳業者に騙されることがあるため、気をつける必要がありますが、このプロセスを経過することで、徐々に死というものを受け入れていくことができるようになってきます。

抑うつ

そして、愛するあの子が戻ってこないという事実を受け入れた時、最も辛いのがこの「抑うつ」のプロセスです。誰とも会いたくなく、何もやる気がしない。これは、亡くなったあの子を悼むプロセスですので、大切なあの子の死を嘆き悲しみ、思う存分涙を流し、悲しみ、そして苦しむことが抑うつから離れられる唯一の方法です。この最も辛いプロセスを乗り切るのは、思いっきり泣き、思いっきり悲しむ他にありません。

受容

死を受け入れざるを得ないことに気づき、愛するあの子がいない現実を受け入れ、新しい自分の人生を歩いていこうと決意する状態です。愛する子が自分に残してくれたこと気づき、どんなペットの人生だったか、あの子が自分をどれだけ愛してくれたのか、そして、これからもあの子との思い出はずっと胸の中にあることに気づきます。そして、その愛と共にこれから一緒に生きていこうと決意していくのです。

思いっきり泣き、悲しむこと

思いっきり悲しむ赤ちゃん
愛する我が子との別れで、最も辛いのが悲しみのプロセスでいう「抑うつ」の段階です。ここからうまく抜け出すための方法をご紹介します。残念ながら、この段階が最も辛く、悲しい、そして辛いプロセスです。そして、ここから抜け出すためには、それを思いっきり経験する他にないのです。

特に男性に多いのは、恥ずかしがって思いっきり泣くことができず、心の中のモヤモヤがずっと残ってしまうことです。悲しみの感情を自分で抑圧してしまい、これがペットロスを長引かせることになります。もし、どうしても人前で泣くことが恥ずかしい場合は、人目に付かないところで大声で泣けば良いのです。思いっきり泣く、思いっきり悲しむというプロセスはペットロス症候群の予防には必須なのです。

涙が止まらない場合は?

涙が止まらないことがあるかもしれませんが、無理に止める必要はありません。とにかく泣きましょう。あの子を愛していたその分だけ、涙を流すのが良いでしょう。無理に泣かないようにすると、悲しみの感情が内にこもってしまい、逆に辛くなります。悲しい時は思う存分泣くことが必要です。

思いっきり泣き、思いっきり悲しむことで、そして時間が経過することで、徐々に心の整理ができるようになってきます。できるだけ、ペットとの楽しい思い出を振り返ることで、自然と涙は止まるようになってきます

生活リズムを変える

生活リズムを変える
ペットと一緒に暮らしていると、いつのまにか固定されたルーティンができてしまうことがあります。例えば、「家に帰ってきたらすぐにペットと遊ぶ」とか、「毎朝、会社に行く前に30分散歩する」等です。こうした決まりきった行動パターンを繰り返してしまうと、ペットとの思い出を思い出して、また悲しみに暮れてしまうことがあります

これをずっと繰り返していると、悲しみが長引き、それが癖となってしまうため、日常の生活リズムを変えていく必要があります。まだ悲しみのプロセスから抜け出せていない場合は、一旦、ペットとの思い出の品を全て目の見えない所に隠してしまうことも大事です。また、生活リズムそのものを変えて、散歩していた時間をラジオ体操に変えてみたり、新しいことにチャレンジして、生活そのものを変化させていくことも有効です。

仲間と話す、思い出話をする

仲間と話する
自分と同じようにペットを失った経験がある人と会話をすることはとても有意義です。また、飼っていたペットのことを知っている友人たちと一緒に、思い出話をすることも良いでしょう。

仏教徒が多い日本では、お通夜や葬儀を通じ、たくさんの縁のある人達が集まり、思い出話をします。これはある意味で、悲しみのプロセスから抜け出すための良い手段だと思います。皆で集まり、思いっきり話しをして、思いっきり悲しむことで、抑うつ状態から抜け出すことができるからです。

また、ペットを失った人たちの集まりに出向き、「悲しんでいるのは自分一人だけでは無い」、「同じ経験をした人がいるんだ」という事実に気付くだけでも、ずいぶんと安心できます。インターネットで検索しても良いですが、この場合は、経験のない人の心無い発言を見て落ち込んでしまうこともあるため、あまりオススメはできません。同じような境遇の人達と一緒に話しをした方が、不用意な発言も少ないため良いでしょう。

自分も労ってあげて

希望の光
ペットも私たち人間と同じように家族です。家族を亡くしたのですから、その悲しみの深さは計り知れません。
ただ、残念ですが、これは事実で、受け入れるか受け入れないかは全て私たち飼い主自身にあります。

それほど大切な存在だったからこそ、じっくりと時間をかけて亡くなってしまったペットのことを悼んでください。そして、同時に、自分自身も労ってあげてください

世の中には予期せぬ出来事も起きます。でも、それはあなたのせいではないんですから。

【ペットロス】ペットロスを予防するために日頃から行う3つのこと

ペットを飼っている方がいずれ直面しなければならない悲しい事実、それはその子の死です。

人間でも同じですが、生物には遠かれ早かれ、必ず死がやってきます。とても悲しいことですが、これは避けられないことです。とは言え、ペットロスが怖いからということで、ペットを飼うことを諦めてしまうことは、ペットのいる素敵な生活を自ら手放してしまっており、とても勿体ないことでもあります。

今回は、ペットロス症候群を予防するため、日頃から注意すべきことについて、ご紹介します。

ペットロスとは?

ペットを失い悲しむ少年
「ペットロス」とは、自分が飼っているペットを亡くしてしまった後に感じる悲しみのことです。

人によって悲しみの期間は異なります。1ヶ月程度で元通りになる方がいる一方で、半年、一年経っても落ち込んだままの状態の方もいます。後者のように、悲しみが長引いてしまい、「うつ」状態になってしまうことをペットロス症候群と言います

世間一般でいう「ペットロス」という言葉は、「ペットロス症候群」のことを指していることが多いと考えられます。私たちがペットを飼っていて最も恐ろしいのが、このペットロス症候群に陥ってしまうことかもしれません。

それでは、ペットロス症候群にならないようにするため、日頃から気を付けておきたいポイントについて、解説していきます。

不慮の死を避ける

突然の訪れる死
最愛のペットが不慮の死を遂げた時、飼い主は自責の念に苦しめられることになります。

それは、飼い主の不注意による交通事故かもしれませんし、誤飲等によるものかもしれません。特に、飼い主の不注意で起きた場合は、寿命で亡くなった時に比べると、何倍も何十倍も自責の念にかられてしまうでしょう。

安全な生活を送れるように

これを予防するため、常日頃からペットが安全に生活できるように工夫しておくべきです。

例えば、万一、リードが離れてしまったとしても、いきなり飛び出していかないように2重リードにすることが考えられます。また、生活空間にある重たい落下物を事前に取り除いておいたり、薬などの絶対に口にしてはならないものは、ペットの手が届かないところに置くなど、環境面でも工夫できることはたくさんあります。

しつけを徹底する

犬の場合は、しつけを徹底しておくことで、安全な生活を送ることができます

例えば、いざと言う時に、きちんと「呼び戻し」ができるようにしつけを徹底しておくことは重要です。万一、リードが外れてしまったり、ドアや窓から飛び出てしまったとしても、すぐに戻って来させることができるからです。

健康面にも配慮する

肥満や病気等も飼い主の不注意により悪化させてしまった場合は、同じように自責の念にかられることがあります。

日頃からペットの体や動作を観察しておき、病気の兆候がないかを確認することも重要です。また、定期的な健康診断を受けさせるのも良いでしょう。ドッグフードなどに気を付け、ペットに会ったフードを探したり、手作り食を作ってみるなど、工夫するのも良いでしょう。

ペットに依存しすぎない

愛犬と愛犬が大好きな少女
犬や猫などのペットは、知能指数も高く、ずっと年を取ることがない小さな人間の子供のようです。だからと言って、ペットをわが子のように扱い、生きがいにしてしまうと、ペットロス症候群に陥る危険度が増します。生きがいを突然失うことになるからです。

24時間365日、何をするにも、どこへ行くにもペットを連れて行くというのは、ペットロスを予防するという観点からはあまり望ましいことではありません。また、趣味や楽しみがペットしかないというのも問題です。

ペット以外の趣味を持つことは、ペットロスの対策として有効です。どうしても、ペット以外に趣味を持てない場合は、もう1頭、別のペットを飼うのも有効な方法です。1匹に依存するよりも、2匹に依存したほうが、リスクが分散できるためです。

ペットの死に目に会う

モニタに映る私の愛犬
人間でも同じですが、ペットの死に目に会えなかった場合や、ペットの遺体を見ることができなかった場合は自責の念にかられてしまうことがあります。ペットを放置してしまい、その結果、死なせてしまったと思ってしまうからです。

ペットの死の瞬間には、なるべく立ち会った方が良いでしょう。ただ、お仕事をしているような場合、余程ペットの具合が悪く、今にも亡くなってしまいそうということでもない限り、死の瞬間に傍にいてあげるというのは難しいかもしれません。

それでも、ペットの遺体を見てあげることは、できることが多いので、すぐに火葬するのではなく、冷却剤を敷いた安置ボックスに入れて少し保管するなどして、ペットの遺体を見られるように工夫すると良いでしょう。こうすることで、家族の皆が、愛するペットの死を見て、受け入れることがしやすくなります。

まとめ

私が飼っている愛犬チワワ
いかがでしたか?少しお役に立つことができましたでしょうか?

今回は、飼い主の皆さんが重いペットロス症候群にならないようにするため、日頃から注意できるポイントについて整理しました。
次回は、愛するペットが亡くなってしまった時に、行うと良いポイントについて整理していきます。