災害に備えてペット用品もローリングストックを考えよう!

災害大国である日本は、普段から非常食などを備えておく必要があり、実際に防災グッズを用意している家は多いでしょう。しかし、なかなか使う機会がないと、いざという時に賞味期限が切れていたなどのトラブルが起こる可能性があります。

そこで近年取り入れられているのが「ローリングストック」という方法です。

この記事では、ペット用品のローリングストックについて解説していきます。平常時こそ、防災意識を高めて災害に備えましょう。

ローリングストックとは

ローリングストック,防災,非常食,避難,ドッグフード,キャットフード,ミネラルウォーター
ローリングストックとは「回転させて備蓄する」という意味があり、災害に備えて食品を長期間備蓄するのではなく、定期的に消費しつつ買い足していくという方法です。

最近はローリングストックという考え方が浸透しているため、すでに行っているという家庭も少なくないかもしれません。しかし、ペットのためのローリングストックはできているでしょうか。

ペット用品をローリングストックすることで、いざ必要になったときに賞味期限が切れてしまっていたり、保管している間にペットの嗜好が変わって食べなくなってしまったということを予防できます。また、定期的に場所を確認することになるため、どこに置いたかわからなくなってしまったということもなくなるでしょう。

ローリングストックを推奨するもの

ローリングストック,防災,非常食,避難,ドッグフード,キャットフード,ミネラルウォーター
では、主にどんなものをローリングストックしていけばいいのでしょうか。具体的には以下のものが挙げられます。

  • フード
  • おやつ

生きるために必要不可欠な消耗品は、ローリングストックの対象と考えて良いでしょう。賞味期限が短かったり、嗜好が変わりやすいフードだけでも効果的です。

ローリングストックのやり方

ローリングストック,防災,非常食,避難,ドッグフード,キャットフード,ミネラルウォーター
普段与えているフードを多めに購入しておき、日常的に餌を与えて減った分を新たに購入して補充していきます。購入するタイミングが遅くなるとローリングストックではなくなってしまいますので、ストックを常に切らさないことが重要です。こうすることで賞味期限が切れてしまうことなく安心して備蓄できます。

大きなパックのフードは、災害時に持ち運びやすいように、少量のパックも用意しておくと便利です。

フードは何日分用意すればいい?

環境省によると、5日〜7日分程度は必要とされていますが、できれば3週間分くらいあると安心です。

なぜなら、2011年の東日本大震災の初期にはペット用の物資を運ぶ車が緊急車両として認められず、ガソリンが不足していたなどの理由も重なり、避難所によっては半年ほどペット関連の物資が届かなかったところもあったためです。

首都直下型地震が発生した場合、物流が麻痺してしまい、支援物資が何日も届かないことが想定されています。

特殊な環境だからこそ食べ慣れているものを

もしペット用の支援物資がすぐに届いたとしても、食べ慣れていないものだと、ペットが食べないことも考えられます。避難所に届けられるのは安価なフードの場合もあり、普段から良いフードを与えているとグレードの低いフードは喜びません。

場合によっては、フードが合わずお腹を壊してしまうこともあるでしょう。

避難所生活はそれだけでも大きなストレスです。大変なときだからこそ、食べ慣れたものを与えて安心させてあげてください

特殊なフードは多めにストックを

通常のフードであれば、どうにかしてまかなえるかもしれません。しかし、子犬やシニア用、療養食などの少し特殊なフードを与えている場合、非常時には手に入りにくいため、特に多めに備蓄しておくことをオススメします。

また、常備薬については主治医と相談してみましょう。

ミネラルウォーターに注意

非常用の水としてミネラルウォーターを備蓄している方も多いでしょう。しかし、硬水と軟水をしっかり意識していますか?

硬水のミネラルウォーターにはカルシウムやマグネシウムなどが多く含まれており、飲み過ぎると尿結石症を引き起こす原因にもなります。一時的であれば大きな問題はありませんが、尿結石症を患っている子は症状を悪化させてしまう可能性もあります。

また、日本の水道水は軟水であるため、硬度の高いミネラルウォーターでは嫌がって飲まないこともあります。

もしすでに備蓄してあるミネラルウォーターがあれば今一度確認しておきましょう。これから購入するという方は、ぜひ軟水を選んでください。

最後に

ローリングストック,防災,非常食,避難,ドッグフード,キャットフード,ミネラルウォーター
いつ起こるかわからないからこそ、普段から防災意識を高める必要があります。どのように避難するか、何を持っていかなければいけないかなどを日頃から考えておくのも飼い主の責任です。特に多頭飼育をしている場合は、しっかりシミュレーションしておきましょう。

避難所生活はペットにとっても大変なストレスがかかります。そんな中で食べ慣れていないフードは食べられないかもしれませんし、療養食や薬がないとペットの健康に関わってくるため、事前の準備がとても大切です。

ペットのためにも、無駄を出さず気軽にできるローリングストックを始めてみてはいかがでしょうか?

【衝撃】猫にミネラルウォーターはあげちゃダメ!最適な水はまさかの○○だった。

毎日当たり前のように用意している、猫が飲む水。なんと、ものによっては病気を引き起こすかもしれないってご存知でしたか?

毎日摂取する水だからこそ、愛猫の健康を守るために考え直してみましょう。

ミネラルウォーターは危険?

草の前でボトルを持つ手
「ペットの健康は、何よりも大事だわ!」と言って、より良い食べ物・飲み物を探し求めている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

「毎日飲む水だからこそ、良いものにしよう」と思って、ミネラルウォーターをあげていた場合、それは逆効果になっているかもしれません。

ミネラルの過剰摂取が問題

猫、花瓶と共に。
硬水などに多く含まれるミネラル成分は、美容健康に良いとされていますよね。しかし体の小さい猫の場合だと、摂り過ぎになってしまい、体に悪影響を及ぼしてしまうんです。

猫は尿路結石ができやすい動物です。マグネシウムなどが多く含まれているミネラルウォーターは、尿路結石になってしまう可能性を高めますので避けるようにしましょう。

実は、水道水が◎だった。

注いでいる水
実は、水道水が猫にとって優れていると言われているんです。「水道水はカルキ臭いからかわいそう」と思っていた方には、驚きの内容かもしれません。

  • 水道水には塩素が含まれているため、水中の雑菌が繁殖しにくい
  • 日本の水道水の多くは、(地域差はあるが)軟水のため基準クリア

基本的に、水道水をあげていれば問題はないでしょう。

他にもこれはOK!

ウォーターボトル

ペット用の水

今は、ペット用の水も発売されています。これなら間違いはないですよね。

硬度60以下のミネラルウォーター

  • 硬度60以下の軟水(低い値が◎)
  • ミネラル成分をほとんど含まない、ピュアウォーター(純水)

もし、ミネラルウォーターをあげる場合には、硬度に注意して選ぶようにしましょう。例えば、比較的飲みやすい「エビアン」でも硬度304。女性に人気の「コントレックス」に至っては硬度1468となっています。猫にとっては危険ですね。

マグネシウムを添加する浄水機があるらしい

猫 後ろ姿
「塩素があるのはかわいそう」と思って、浄水器を通した水をあげている方もいるのではないでしょうか。猫は「マグネシウム」が多い水がダメだと先ほど書きましたが、なんと浄水機の中には「マグネシウムを追加してくれちゃう」ものがあるのです。

人間にとって嬉しい機能ですが、猫にとっては危険です…

気になった方は、お使いの浄水器はどのような機能があるのか、一度確かめてみてくださいね。

毎日飲むからこそ、配慮したい。

眠そうな猫
摂取したもので私たちの身体ができているように、猫の身体も同じです。特に、水は毎日欠かさず摂取するものですよね。もし逆効果のあるものを飲ませ続けていたら…と考えたら恐ろしいですね。

猫は、人間のように自分で口にするものを選ぶことは基本できません。私たち飼い主が、しっかりとした知識を持って、猫の食に気を配る必要性があるのではないでしょうか。