PETAのビルボード「あなたのヨガパートナーは動物保護施設にいます」
動物の倫理的扱いを求める人々の会(PETA)は、国際ヨガデー(6月21日)に、地元の動物保護施設やレスキューグループから、遊び好きな猫や犬をヨガのパートナーとして迎え入れるよう、可愛らしいビルボードキャンペーンを打ち出しました♡
PETA上級副会長のJason Bakerは次のように言います。「“下向きの犬 (Down Dog) のヨガポーズをとったときに、動物が自分の下に走り込んできたことがあるよ!”という人なら誰でも、動物たちがおちゃめさや誠実さで私たちの生活を明るくしてくれることを知っていますよね。PETAは、必要な時間とエネルギーと住居の広さがある人みなさんに、レスキューグループや動物保護施設から猫(または犬)を引き取り、家族になることを強く勧めています。」
PETAは、犬や猫をブリーダーやペットショップから購入する人がいる度に、シェルターで待っている動物たちが里親を見つけるチャンスを失ってしまうと指摘しています。日本では、昨年だけでも23,000頭以上の動物が、一緒に暮らす家族が見つからないという理由で殺処分されています。ですので、PETAは養子縁組を提唱し、また保護者には伴侶動物の不妊手術をするよう促しています。
PETAは、そのモットーの一部「動物は、いかなる虐待のためにも存在しているわけではない」のもと、 人間至上主義的な世界観である種差別に反対しています。 詳しくは、PETAAsia.com をご覧いただくか、 Twitter, Instagram, Facebook, TikTok でフォローをお願いします。
初心者もおうちで簡単ヨガ!3つの犬・猫ポーズで運動不足を解消
「デスクワークで凝り固まった体をリフレッシュしたい!」「おうちで簡単に運動不足を解消したい!」
そんなとき、オススメしたいのがおうちで簡単にできる「ヨガ」です。
今回は、初心者でも簡単にできるヨガの「犬のポーズ」と「猫のポーズ」を、ワンちゃん・猫ちゃんの写真付きでご紹介します。
ペットを飼っている人は、ペットと一緒にポーズが取れるかも・・・!?
ヨガを始める前に
ヨガの効果は?
ヨガには、体と心を整える効果があります。
体の不調を改善する
デスクワークが続いたり運動不足になると、血流が悪くなり、冷え性や肩こりなどのさまざまな体の不調を引き起こします。
ヨガは、普段の生活で動かさない筋肉を動かしたりストレッチをしたりすることで、血行を良くし、こうした不調を改善するのに役立ちます。
筋力・シェイプアップ効果
「ヨガはストレッチ」というイメージが強いかもしれませんが、実は筋力アップの効果もあります。姿勢を改善し、シェイプアップも期待できます。
ハードな筋トレは続けられないという人も、レベルに合わせ、気持ちよくストレッチをしながら筋力を鍛えられるヨガは、継続して行いやすいでしょう。
心を整える
ヨガの動きは、深い複式呼吸に合わせて行うため、自律神経が整い、イライラや不安の解消や、深い眠りの促進に役立ちます。
どんな動きをするときも、常に呼吸に意識を向けましょう。
ヨガマットは必要?
ヨガといえば、「ヨガマットがないとできないのでは?」と思うかもしれません。
柔らかい床やカーペットなどの柔らかい素材の上であれば、座位・仰向けの簡単なポーズにはヨガマットがなくてもヨガはできます。ただし、マットがないと滑ってしまって上手にポーズできなかったり、衝撃が吸収されずに体に負担がかかってしまうことがあります。
安全に、効果的にヨガを行うためには、やはりヨガマットはあった方が良いでしょう。ヨガマットにはさまざまな厚さがありますが、初心者の方はまずは5~7mmを目安に選んでみましょう。
水を用意しておこう
ヨガを始める前に、血行の改善を促進して代謝をアップさせるため、水をこまめに飲めるよう準備しておきましょう。
ヨガスタジオでは、水素水を提供しているところもありますが、おうちでやるときは普通の水でもOK。ヨガの合間に、意識して少しずつ、こまめに水分をとりましょう。
それでは早速、犬・猫のヨガのポーズをみていきましょう!
犬のポーズ「ダウンドッグ」
まるで伸びをしている犬のように見える「ダウンドッグ」というヨガのポーズは、いろいろなポーズの間のつなぎや、休憩時のポーズとして取り入れられることも多いため、ヨガをやったことがある人なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。
ダウンドッグの主な効果
①全身のストレッチ
ダウンドッグは、体の背面全体をストレッチできます。特に、ハムストリングス(もも裏)やふくらはぎ、肩まわりや背中の伸びを感じられ、腰痛、骨盤の歪み、肩こりなどに効果的です。②全身の血液循環を促進
デスクワークなどで肩まわりや腰、脚に疲れが溜まりがちな時は、疲れが溜まったところだけでなく、全身をストレッチして血流をよくすることが重要です。ダウンドッグでは、全身をストレッチできる上に、頭を心臓よりも低い位置に保つため、血液の循環を促進できます。③筋肉を鍛え、姿勢改善にも
ダウンドッグでは、背骨、腰、太ももをつなぐ「腸腰筋」と、助骨と肩甲骨の前面を結ぶインナーマッスル「前鋸筋」を鍛えることができます。
腸腰筋を鍛えると、骨盤の歪みが解消されやすくなり、姿勢の改善が期待できます。歩き方がきれいになり、代謝アップにも効果的です。
また、前鋸筋を鍛えると、バスト位置をキープする効果があると言われています。
ダウンドッグは犬のこんなポーズをイメージしてやってみましょう。飼い犬と一緒にヨガも夢じゃないかも・・・?
ダウンドッグのやり方
- 四つん這いになる。両膝は腰の真下、両手のひらは開いて肩より少し前に置く。
- つま先を立て、息を吐きながらゆっくりとお尻、両膝を床から持ち上げる。
- 手のひらで床を押しながら、尾骨を骨盤の後ろから引き離すようにしてななめ上後方に引き上げる。この時、つま先は立てたままでよい。
- 両脇・背中に伸びを感じながら、ゆっくりとかかとを床に下ろす。
- 気持ちよく伸びるところを見つけたら、そのまま数回ゆっくりと呼吸をする。
ダウンドッグのコツ・ポイント
- かかとを床につけるとき、手のひらが床から浮いてしまうかもしれません。その場合、足の位置をキープしたまま、手のひらを少しずつ前にずらしてみましょう。手足の間隔を広げることで、気持ちよく伸びを感じられるところが見つかるでしょう。
- もも裏が硬いと、膝が曲がってしまうかもしれません。膝は曲げたままでよいので、背中が沿ったり丸まったりせず、まっすぐな状態を保つことを意識しましょう。やっていくうちに少しずつ膝が伸びてくるのを感じられるはずです。
犬のポーズ「アップドッグ」
下向きの犬「ダウンドッグ」の次は、「ウールドゥヴァ・ムカ・シュヴァーナーサナ(上を向いた犬のポーズ)」というヨガのポーズをご紹介します。
アップドッグの主な効果
①姿勢の改善
このポーズは、手首や腕を鍛え、背中、胸、肩のストレッチによる姿勢の改善に効果的。ダウンドッグでは体の後ろ側をストレッチしましたが、アップドッグでは体の前側をストレッチします。②腹部組織の活性化
お腹をストレッチすることで内臓組織を活性化することも期待できます。③リフレッシュ効果
リフレッシュして、疲労解消や軽いうつの改善にも役立ちます。
犬が後ろ足を引いて伸びをするときのこんなポーズをイメージしてやってみましょう。
アップドッグのやり方
- うつ伏せになり、脚を腰幅に、足の甲を床につける。
- 手のひらを胸の横に置く。脇をしめ、肘を天井に向ける。
- 息を吸って両手のひらと足の甲で床を押し、胸を持ち上げ、脚・恥骨を床から離す。
- 肩甲骨を開いて胸を腕より前に突き出す。
アップドッグのポイント
- 腰が外れてしまうと腰に負担がかかってしまうポーズなので、腹筋を使っておへそを背中の方に引き寄せ、腰が反らないようにしましょう。
- 手首から肩は床と垂直になるようにし、手のひらと足の甲で全身を支えましょう。
- 肩が耳に近づきすぎると首が詰まってしまうので、肩甲骨を尾骨の方に引き、肩を耳から離すことを意識しましょう。
猫のポーズ「キャット・カウ」
「猫のポーズ」もしくは、背中を丸めて上に大きく引き上げる「猫のポーズ」と、背中を反らせる「牛のポーズ」を合わせて、「キャット・カウ」と呼ばれるこのヨガのポーズは、初心者でも続けやすい簡単なポーズですが、やってみると見た目よりもしっかりと体の伸びを感じられるでしょう。
猫のポーズの主な効果
①背骨・肩甲骨の柔軟性アップ
背中を丸めるポーズと背中を反るポーズを組み合わせたヨガで、背骨や肩甲骨の周辺をしっかりストレッチできます。
柔軟性をアップさせ、筋肉をリラックスさせられるため、デスクワークで凝り固まった肩周り、背中をほぐすのに効果的なヨガのポーズです。②インナーマッスルを鍛える
このヨガをすると、腰回りの筋肉がほぐれ、腹筋・背筋の内側にあるインナーマッスルを鍛えられます。
インナーマッスルを鍛えると、内臓機能を活性化させ、ダイエット効果も期待できます。
猫のポーズは、猫が威嚇するときのこんなポーズを意識してやってみましょう。
猫のポーズのやり方
- 四つん這いになり、両手のひらは肩の真下、両膝は膝の真下に置く。足の甲は床に下ろし、背中はまっすぐ、ニュートラルな状態にする。
- 息を吐きながら背中を丸め、背骨を天井に引き上げていく。おへそに目線を向け、頭を下げる。この状態でゆっくり数回呼吸。
- 息を吸いながらゆっくりと背中を反らせ、お尻を天井に突き出す。目線は上に向け、肩甲骨が開くのを感じてゆっくり数回呼吸。
- 1〜3の流れを、5回ほど繰り返す。
猫のポーズのポイント・コツ
- 首に痛みを感じたら、頭を動かさず、首に負担がかからないようにしましょう。
- 呼吸とともにゆっくりと動き、痛いと感じたら少し体を緩めましょう。
まとめ
今回は、おうちで簡単にできるヨガのポーズ、「犬のポーズ」と「猫のポーズ」をご紹介しました。
どのポーズも、特に犬や猫を飼っている人は、「うちの犬/猫もよくこのポーズしてる!」とピンときた人も多いでしょう。
緊急事態宣言により自粛が制限されてストレスがたまっているかと思います。また、リモートワークにより運動不足にもなっているでしょう。気分もリフレッシュでき、運動不足も解消できるヨガは家でも簡単にできるのでおすすめです。
ぜひ、皆さんもペットの動きからヒントを得たヨガのポーズを試してみてくださいね。日頃からペットを観察していると、新しいポーズのヒントが見えるかもしれませんね。
「ネコヨガ」創始者のお一人、池迫美香先生にインタビュー!
日本でネコヨガを始めた、日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部の池迫先生とお会いすることが出来、私達シェリー編集部は、ネコヨガを実際に体験しました。
第二回目は、日本におけるネコヨガの創始者である池迫先生の人物像に迫りたいと思います。池迫先生は、どうしてネコヨガを考案され、始めようと考えられたのか?そして、動物愛護活動に対する想いを聞いてきました。
インタビュー
猫好きもヨガ好きも
他にも、猫と暮らしたいけれど事情により今は暮らせない方や、愛猫とお別れをしてしまい、まだ一緒に暮らす気持ちにはなれないけれど、猫とは触れ合いたいという方、そして猫を迎え入れようと考えている方、他にも様々な方がいらっしゃいます。
一人暮らしで飼うのが難しかったり、ペット不可の賃貸で暮らしていたり、猫が苦手な親と同居していたり…。本当に様々な境遇の方たちがいます。でも、無責任に飼うより、飼わないという勇気ある選択をし、ネコヨガを通じて保護猫さんたちを支援してくださったり、ネコヨガを応援してくださる方達ばかりですので、とても感謝しています。
幅広い年代が集まる
ニャンコ先生から学ぶ
身体は魂の乗り物という考え方がヨガにはあるのですが、乗り物を自分で痛めないようにしようってことなんです。なので、あくまで無理しないということが大事なんです。そういうのって、猫はよく知っていますよね。本当に上手。ニャンコ先生ですね(笑)
「私がなんとかしなくちゃ」
その時「なんとかしなきゃ」という想いが溢れ、色々と現状について調べるようになりました。どうしたら良いのだろうと模索しました。それがきっかけですね。
そこではワンラブアクションという考え方を進めていて、アクションするということに重きを置いていたんです。それで、「伝えたい」「どうしたら保護猫の存在を知ってもらえるだろう?」と考え、自分がどう行動するか、何をすれば良いかをずっと考えていました。そして、ここまできたという感じです。
実際には、自分が幸せな気分をもらったり、猫たちからいろんな知恵をもらっています。「のび猫ストレッチ」もそうです。猫たちが先生なんです。そして、猫たちをきっかけに生徒さんも来てくれるんですから、本当に感謝ですね。猫さまさま、本当に招き猫ですね(笑)
猫になりきるということ
猫を飼うようになり、そして猫の保護活動に目を向ける中で、「私の好きで得意なヨガと、猫ちゃんを掛け合わせられないかな?」と思って。日本ドッグヨーガ普及協会代表の大沼さんに「猫でもできる?」と聞いてみたところ、「できる」とおっしゃったので、それからネコヨガをやり始めました。
そんな時に、現代書林さんから「のび猫ストレッチ」という本の出版依頼が来て。掲載する猫のポーズを、大沼さんと二人で本格的に考案し、そのあとでネコヨガの方にも取り入れていきました。
私たちは、猫になりきることで、猫の考えを分かろうとするし、理解しようとするんです。他者の考えを分かろうとすることができます。猫ちゃんから、多くのヒントをもらいました。
全国に広まって欲しい
ネコヨガをすることによって、猫ちゃんやヨガから色んな気づきをもらうことができます。ヨガをすると、心に余裕ができて、自分にも他の人にも優しくなって。そして、動物にも優しくなれると思うんです。みんなの意識が変わってくれたらいいなぁって思います。
なかなか難しいですけれど、やらないことには始まらないですからね。猫ヨガを広めたいということだけではなくて、地球全てが良くなるように、優しい心が全国に広がってほしいなぁと思いますね。
むすびに
今回、ネコヨガを体験した後に池迫先生から貴重なお話をたくさん伺うことができました。
「一緒にヨガをする」という単純な話ではなく、保護猫の保護活動や動物愛護活動として、熱い想いを持ってネコヨガを広めていらっしゃる池迫先生。この素敵な活動が、全国に広まり、多くの人たちが優しい心で満たされる社会にしていきたいですよね。
今回取材を引き受けてくださった池迫先生を始め、取材場所の提供を頂きましたネコリパブリック池袋店の皆様、そしてネコヨガ中に私たちが写真を撮ることを快諾してくださったネコヨガ参加者の皆様、ご協力ありがとうございました!
- 日本ドッグヨーガ普及協会
- http://dogyoga-wan.com/
- 日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部
- https://www.facebook.com/nekoyoga/
- 日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部ブログ
- https://ameblo.jp/nyankoyoga/
- ネコヨガインストラクター養成講座生徒募集中!
- https://ameblo.jp/nyankoyoga/entry-12383690078.html
- ネコリパブリック東京池袋店
- http://www.neco-republic.jp/
画像素材 : iconpon.com
保護猫の支援をしながら自分もキレイになれる「ネコヨガ」ってなに?
ネコヨガの創始者である、日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部の池迫先生とお会いすることになり、私達シェリー編集部は、ネコヨガを体験してきました!
第一回目は、以下の疑問を解決しながら、実際にネコヨガ体験をしたシェリー編集部のメンバーが、ネコヨガを詳しくレポートします。
- ネコヨガとは何か?
- どこで行われているのか?
- どんな良い事があるのか?
場所は、東京都池袋のネコリパブリック東京池袋店さんで行われたイベントに参加してきました。
ネコヨガってなに?
猫のいる空間でやるヨガ
ネコヨガとは、「猫とヨガをすること」です。
これは、猫にヨガをさせるということではなく、猫のいる空間で、私達人間がヨガをするというものです。人間たちがヨガをしていると、猫たちが可愛い邪魔をしてきたり、身体に乗ってきたりします。
そういった猫ちゃんとの関わりも楽しみながら、ヨガをしていきます。
本格的なヨガ
ヨガのインストラクターの資格を持った方が、本格的なヨガを教えてくれます。ネコヨガというと、普通のヨガとは違い、少し変わった事をするのかな?と思われる方もいるそうですが、そんなことはありません。中身は本格的なヨガです。
そして、ヨガの中には、猫の動きからヒントを得たポーズも織り込まれています。猫の軽やかな心やしなやかな動きをイメージし、猫のようにヨガをすることで、今までとは違った視点でのヨガをすることもできます。
インストラクターが丁寧に指導してくれますので、初心者の方でも、ヨガを今までやってきた人でも、楽しく濃いヨガをすることができます。実際、私達も含め、今回も始めてという方がいらっしゃいました。
プログラム内容
はじめに猫ちゃんたちと仲良く戯れる時間があります。猫好きにはたまらない時間ですね。その後、70分間のヨガタイムです。猫たちと楽しみながら、しっかりヨガを行っていきます。
ネコヨガの終了後、30分ほどは猫たちとゆったり自由な時間を過ごすことができます。今回は、保護猫カフェでの開催でしたので、好きなドリンクを1本選び、少し渇いた喉を潤しながら、猫たちと楽しい時間を過ごしました。
他の参加者さんや、インストラクターの方とも交流をすることができ、新たな人の輪も作ることができます。何より、猫好きという共通点があるので、すぐに仲良くなれるのが良いですね。
そして、なんと!今回は、ネコヨガのインストラクターのお勉強をされている方が参加していました!猫達の事を想い、そして私たち自身の体の事を考え、将来のネコヨガについて熱く語られていたのが印象的でした。ネコヨガインストラクターの養成は2017年から始まったそうですが、2018年度も秋頃に開講が予定されています。同じ志を持つ仲間を現在募集中とのこと。
ネコヨガインストラクター養成講座生徒募集中!
https://ameblo.jp/nyankoyoga/entry-12383690078.html
ネコヨガ創始者のお一人
ネコヨガは、日本ドッグヨーガ普及協会代表の大沼さんと、日本ドッグヨーガ協会ネコ部部長である池迫さんによって始められました。そして、2014年2月22日に日本ドッグヨーガ協会ネコ部が立ち上がることとなりました。今では、TVやラジオ等、多数のメディアから取材が来るまでに発展しています。
今回、ネコヨガ創始者のお一人である、池迫先生にインタビューをすることが出来ました。
池迫さんは、猫の殺処分のTV番組を見たことがきっかけで、「私が何かしなくてはいけない」と感じ、そこから保護活動等の様々な活動を行ってきています。保護猫の支援になるこの活動に対し、とても熱い想いを持っていらっしゃる素敵な女性です。(詳しくは、後編記事をご覧ください。)
ネコヨガの当初は、ネコと一緒の空間でヨガをするというものでした。その後、「のび猫ストレッチ」の出版もあり、猫のポーズを考案。現在は、猫からヒントを得たポーズがたくさんあり、猫のしなやかさをイメージしながら、猫とともにヨガを行っています。
ネコヨガはどこで行われているの?
ネコヨガは現在、東京と神奈川の保護猫カフェを中心に開催されています。開催場所もどんどん増えており、将来的には全国に広がっていく予定です。2018年6月現在、ネコヨガを行っている場所は、以下の保護猫カフェです(順不同)。
東京
- 保護猫カフェたまゆら(※)
- Cat’s Meow Books(※)
- ネコリパブリック 東京お茶の水店
- ネコリパブリック 東京池袋店
- ネコリパブリック 東京中野店
- Miagolare
- えこねこ
- 猫縁
- にゃんくる蒲田店
神奈川
どうやって予約・申し込みをするの?
基本的には、こちらの予約システムから申し込みをすることができます。なお、上記開催場所のうち、(※)が付いているものについては、メールでの申し込みになっていますので、ご注意願います。
メールでのお申し込み
nyankoyoga@yahoo.co.jp
定期開催の場所もありますが、不定期で催されることもあります。日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部がお届けする公式ブログにも、ヨガの開催日時や場所が掲載されていますので、こまめにチェックすることをオススメします。
日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部事務局予約システム
https://www.reservestock.jp/page/event_calendar/18911
ネコヨガに参加するメリット
自分自身がキレイになる
ネコヨガに参加することで、心も体もキレイになることができます。ヨガのインストラクターの資格をもつ方が、丁寧に指導してくれますので、初心者でも安心です。そして、ヨガの動きはもちろんのこと、ヨガの考えや思想も学ぶことができます。
猫にも自分にも周りにも優しくなることができ、自分の健康面へも効果抜群です。
保護猫の支援になる
ネコヨガの収益の一部は、猫の保護活動へ使われます。
自分も健康になりながら、それが保護猫たちへの支援に繋がるなんて、一石二鳥ですよね。
保護猫の認識が広まる
ネコヨガが広まることで、保護猫たちの存在を日本中に知らせることができます。それは、ネコヨガが広まると同時に、ネコヨガの思い(保護猫たちを助けたい)も広まるからです。
ネコヨガは保護猫カフェを中心に開催しています。保護猫カフェに訪れてもらうことも、保護ネコの存在を知ってもらう一助になります。
ネコヨガが広まることで、保護猫の救いの輪が広がるのです。
実際にやってみて
最初は「ヨガってなんか敷居が高そうだなあ…。」なんて思っていたのですが、そんなことはなく、初めてでもリラックスして体験することができました。
ネコのように伸び伸びとリラックスできるようなプログラムが組まれているので、私のように体の硬い人でも(ほぼ)難なくこなすことができました。
また、自分のためにヨガをすることが、結果的に保護ネコたちの支援につながるという意味でも、とても良い経験をすることが出来ました。気軽に参加できるので、心も体も癒されたい人には是非おすすめです!
「猫のいる空間でヨガをする」というだけのものではない、ネコヨガ。是非みなさんも、参加してみてはいかがですか?
[米トレンド]セレブに人気沸騰中の「猫ヨガ」とは?
アメリカセレブの間で流行中
皆さんは、猫ヨガってご存知ですか?
猫ヨガは、カリフォルニア発のヨガの方法で、今カリフォルニアのセレブの間で大流行をしています。
カリフォルニアガールズの間では、自身のインスグラムに猫ヨガの様子を投稿するのがブームのようです。
今回は、そんなカリフォルニアで大注目の猫ヨガを紐解いていきます。
猫ヨガってなに?
猫ヨガとは米カリフォルニア、サンターバーバラで始まった新しいヨガスタイルです。
サンタバーバラといえば、超が付くほどのセレブタウンで有名です。ロサンゼルスから車で1、2時間ほどの場所にあり、ロサンゼルスで働く人たちのベッドタウンになります。
猫ヨガは、サンタバーバラにある猫カフェ、“Cat Therapy”で生まれたヨガの方法です。つまり、この猫カフェがこのヨガの発信源となっています。
このお店がセレブの間で大人気を呼び、今ではカリフォルニアの大都市だけではなく、米国中に猫ヨガブームが広がりつつあります。
日本では、2013年に猫ヨガが上陸したそうで、2014年から今日まで、毎月様々な保護猫カフェやシェルターで定期的に開催されています。若い女性たちの間で密かなブームになっています。
にゃんと!!YOGAブログ(日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部)
https://ameblo.jp/nyankoyoga/
日本ドッグヨーガ普及協会ネコ部Facebook
https://www.facebook.com/nekoyoga
紆余曲折あった「猫ヨガ」
初めは問題ばかりだった?!
実はこの猫ヨガ、最初は上手く行かなかったそうです。問題は何と言っても“猫”。
猫が、全く人馴れをしてくれないことが問題でした。
せっかく猫と一緒にヨガをする機会なのに、猫が人に近寄らなくては“ただのヨガ教室”になってしまいます。
猫ヨガではなく“ただのヨガ教室”になってしまった結果、お客さんの数は減り、猫ヨガは終わりを迎えようとしていました。
ですが、ある秘訣で猫ヨガはサンタバーバラで復活し、セレブ間で大人気のトレンドになりました。
猫ヨガ人気復活の「秘訣」とは
サンタバーバラの猫カフェ、“Cat Therapy”の創業者、カタリーナ・エステベスさんはお客さん「猫とのスキンシップ」をしてもらうことを思いつきました。
本来、カタリーナさんの経営する“Cat Therapy”は猫カフェです。猫カフェなら猫とお客さんのスキンシップは欠かせません。
このことをヒントに、カタリーナさんは原点に帰って、あるシステムを猫ヨガに設定しました。
それは「ヨガが始まる前と終わる前に、お客さんに猫と遊ぶ時間を30分ずつ設けること」です。
ヨガの前後に猫と遊ぶ時間をもうける利点は
- 猫が人の顔や臭いを覚える
- 人が猫の扱い方に慣れる
などが挙げられます。
特に猫が人の顔を覚えることは、猫が慣れてくれるために大事なプロセスです。
猫にとっても、安心できる環境を。
また、カタリーナさんは猫ヨガを会員制にし、猫にとって安心できる環境を作ることにしました。毎回同じ会員で同じメンバーで猫ヨガ教室を開催することで、猫が人馴れをしやすくなります。
また、人も猫の扱い方に馴れなくては猫ヨガはできません。人が猫と上手くコミュンケーションを取れなくては、猫と親密になってヨガをすることは難しいでしょう。
猫にとっても嬉しい「猫ヨガ」
保護猫の受け入れ
またこの猫ヨガは、私たち人間だけが得するヨガではありません。
“Cat Therapy”の創業者、カタリーナさんは、動物保護センターから猫を受け入れています。 動物保護センターでは、新たな飼い主さんに出会うことのできなかったペットたちが殺処分をされてしまいます。
カタリーナさんは、1匹でも殺処分される猫を減らそうと、積極的に動物保護センターの猫を引き取ることにしました。
動物保護センターでは、ペットショップでペットを購入するよりも安い値段で引き取ることができます。いくつかの条件はありますが、その条件を全てクリアすることができれば、受け入れることが可能です。
日本では、各自治体の動物保護センターが飼い主の募集を随時呼びかけていて、おおよそ1匹3000円程度で引き取ることができます。
犬・猫の譲渡に関することは、こちらの記事に詳しくまとめてあります。興味のある方は、参考にして見てください。
このようにしてカタリーナさんは、動物を保護しつつ、猫ヨガビジネスを成功させました。まさにWin-Win(ウィンウィン)なビジネス戦略です。
参加費の一部を寄付
カタリーナさんの活動は動物保護センターから猫を引き取ることだけでは終わりません。
カタリーナさんの目標は、たくさんの猫に幸せになってもらうことです。もともと猫カフェの経営者である彼女から、愛猫家な姿勢が伺えます。
そこで彼女は、会員の参加費の一部を、動物保護団体に寄付することにしました。つまり、猫ヨガで健康になりながら、動物保護に貢献をすることが出来ます。
ヨガ猫は、人にも猫にも嬉しいアクティビティです。私たちは健康になって、より多くの猫の命を救うことが出来ます。
プラスの効果がたくさん!
猫によってヨガの質が上がる
結局このヨガ教室で行うことは“猫と一緒に普通のヨガをすること”だと思っていませんか?
実はさらに特別なことがあります。
それは、バランスを取ることに集中しやすくなる。ことです。
猫は、ヨガ参加者がヨガ中だとしても、関係無しに近寄ってきてくれます。ヨガ参加者は猫の上に乗らないように必死にバランスを取ろうとします。
そうすることで緊張感が増します。普通のヨガよりも集中力を必要とし、質の高いヨガができます。
先ほども紹介した通り、この猫ヨガではヨガの前後に猫とのスキンシップの時間が設けられているています。そのため、猫との関係性が親密になるので、ヨガ中であっても近寄ってきてくれるのです。
新たな刺激を与えてくれる
また、ヨガ上級者は別の視点で猫ヨガを楽しんでいます。
普通のヨガに飽きてしまったヨガ上級者が、違う雰囲気でヨガを楽しみたい時に猫ヨガに参加するそうです。いつもヨガを行なっている人にとっても、新たな刺激を与えてくれる「猫ヨガ」であることがわかります。
まとめ
近年カリフォルニアのセレブの間で大流行中の猫ヨガについて紹介いたしました。
私たち人間だけが得するのではなく、猫も得するこのシステム。
最近では、テレビやラジオ等のメディアでも取り上げられているため、日本でも今以上に広がり、大ブームとなる日もそう遠くないかもしれません。