一人暮らしのペットにハムスターがおすすめの理由と注意点
一人暮らしをしていると、「ペットが飼いたい!」と思うことがあるかもしれません。でも、犬や猫は時間やお金の制約があって、一人で飼うのは少しハードルが高いと感じる人も多いでしょう。
そんな一人暮らしの人のペットには、「ハムスター」が人気です。今回は、ハムスターが一人暮らしの人のペットとして向いている理由と、注意しなければならない点をまとめてお伝えします。
一人暮らしにハムスターが向いている理由
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一人暮らしをしていると、「寂しいからペットが家にいてくれればなあ」と感じる人も多いでしょう。
しかし、ペットを飼うのにはお金や時間がかかります。長時間家を空けてしまうことが多ければ、犬や猫などのペットを飼うのは難しいでしょう。
そんな一人暮らしには、ハムスターがオススメです。しかし、当然ですが、ハムスターであればお世話を怠っていいというわけではありません。飼い主であるあなたが最低限のお世話をできる環境にあるかをしっかり考えた上で、飼うか飼わないかの決断はくれぐれも慎重にしてくださいね。
ここからは、ハムスターが一人暮らしにオススメの理由と、一人暮らしならではの気をつけたい点をまとめていきます。まずは、一人暮らしでハムスターを飼うことのメリットを見ていきましょう。
メリット①部屋が狭くても大丈夫
「一人暮らしの家は1Kで、広さがあまりない」という方も多いかもしれません。一人暮らしの人がペットを飼う場合には、スペースの問題を考慮する必要があります。
犬や猫は体も大きく、行動範囲も広いので、部屋が狭い場合は飼うのが難しいでしょう。
対するハムスターは、手乗りサイズの大きさでケージも場所を取らないため、狭い家でも飼うことが出来ます。
メリット②手がかからない
もちろん全く世話が必要ないというわけではありませんが、犬や猫に対してハムスターは手がかからないと言えます。
ハムスターは、自分で遊んだり寝たりと過ごしているので、スキンシップの時間は比較的短くて済みます。また、散歩の必要もなく、何かと忙しい一人暮らしでもお世話をすることが出来ます。
さらに、意外かもしれませんが、ハムスターにもトイレを覚えさせることが可能です。そのため、掃除が楽とも言われています。
メリット③ごはんのお世話が少ない
ハムスターの場合、水やごはんは1日1回補給してあげれば大丈夫です。夏場の水は、1日に2回交換することをオススメします。
メリット④音の心配が少ない
ハムスターは大きな声で鳴くことがなく、足音も響かないので、ご近所さんにも迷惑がかかりません。
犬や猫を飼っていると、無駄吠えや夜泣きが原因でご近所トラブルに発展することもあるため、騒音問題がないのはハムスターを飼うことの大きなメリット言えるでしょう。
ただ、夜行性なので、自分が寝ている時に回し車を回す音が気になるかもしれません。
メリット⑤お金が多くかからない
ハムスターは初期費用も、毎月の費用も比較的安く済みます。
飼育に必要なケージや給水機など、用意するものはいくつかありますが、犬や猫に比べたらかなり費用が抑えられます。
毎月のかかるエサ代も、千円程度です。
一人暮らしでハムスターを飼う際の注意点
注意点①長時間家を空けるのは望ましくない
ハムスターは比較的お留守番が得意なペットですが、あまり長いこと家を空けるのは避けましょう。
一般的に、1日〜2日程度であればお留守番はできると言われています。ケージを清潔にして、多めにエサを用意してからお出かけをしましょう。それ以上の期間のお留守番は、体調不良を起こして死んでしまうこともあるので、ペットホテルに預ける必要があります。
注意点②ケージの衛生環境を保つ必要がある
ケージの中に汚れがたまっていると、汚れが体に着き、その汚れがさらに食べ物等に付着してしまいます。汚れがついた食べ物を口にして体調不良を起こしてしまうこともあるので、ケージの中は常に清潔に保ちましょう。
具体的には、ケージのなかをしっかり掃除したり、床材を定期的に新しいものに取り替えたりするなどのお世話が必要になります。
注意点③温度管理をする必要がある
ハムスターの飼育には、温度管理が重要です。ハムスターは、暑すぎるのも寒すぎるのも苦手です。
一般的に、ハムスターにとっての快適温度は20℃〜26℃と言われています。
夏はエアコンをつけるなど、熱中症にならないような工夫が必要です。また、冬は寒さから冬眠に入ってしまうことがあるのですが、こうなってしまうとそのまま目を覚まさずに死んでしまうことがあります。住居環境を変えるなど、室温を暖かく保つ対応が必要です。
注意点④賃貸によっては飼育不可
ハムスターといえど、やはり、ペット不可の賃貸で勝手に飼育をするのはよくないでしょう。
ただし、ペット不可の契約で入居した場合でも、「大家さんに相談をしたら許可をもらえた」という場合もあるそうです。
相談せずに勝手に迎え入れてから、「飼うのはだめです!」と言われてしまっては、ハムスターも困ってしまいますよね。ペット不可の物件でハムスターを飼いたいと思ったら、一度大家さんにしっかり相談してみましょう。
注意点⑤繁殖しやすい
ハムスターは繁殖力が高い動物として知られています。
オスとメスで多頭飼いをしてしまうと、1回の出産で4匹〜8匹産まれるため、あっという間に子供が増えてしまい、結果的に飼えなくなってしまうことがあるのでくれぐれも注意が必要です。
2匹以上を同時に飼いたいのであれば、同性のハムスターを飼うことをおすすめします。
注意点⑥家の中のものをかじられることがある
ハムスターは、色々なものをかじりたがる習性があります。
注意しないと、家の中の柱や電源コードをかじられてしまうということもあり得ます。特に電源コードの場合、ハムスターが感電死してしまったり、火事になってしまったりします。
基本的にはケージの中で飼育し、ケージから出すときはハムスターから常に目を離さないようにしましょう。
一人暮らしの生活にも癒しを
一人暮らしをしていると、ペットからの癒しが欲しいと感じることも多いと思います。
もちろん気をつけるべきことはたくさんありますが、一人暮らしでも比較的飼いやすいのがハムスターではないでしょうか。
注意点をきちんと理解した上で、しっかりお世話できる環境にあると判断したら、ぜひハムスターのいる一人暮らし生活を楽しんでくださいね。
一人暮らしでもペットは飼えるの?知っておきたい、住居に関するデメリットを紹介
仕事から疲れて帰宅した時、「ペットが出迎えてくれたら」と考えたことがある人も多いのではないでしょうか?
「新たにペットとの暮らしをスタートさせたい」と思った場合、ペット可の賃貸マンションを検討する方がほとんどかと思います。
しかし、ペット可の賃貸であっても、賃貸である以上、いくつかのデメリットがあります。今回はそのデメリットをご紹介します。
「一人暮らしは寂しいからペットを飼おう!」と安易に新たなスタートを切ってしまったことにより、不幸な思いをする方が一人でも減ればと思って、この記事を作成いたしました。
この記事ではデメリットを多く挙げていますが、「一人暮らしをしている社会人はペットが飼えない、という主張ではない」ということは、ご理解いただけたらと思います。
一人暮らしの社会人はペットを飼えるの?
はじめに、仕事に励んでいる社会人の方が一人で暮らしている場合、ペットを新たに家族として迎えることで起きる大変なこととは何でしょうか。
旅行に簡単に行けない
ペットと暮らす中で、注意しなければならないのは、長期間家を空けることができないという点です。
長期休暇があっても、海外旅行などに行くことは難しくなります。
ペットの世話を、ホテルやペットシッターさんに頼んだり、両親やお友達などの知り合いにお願いをしないと、旅行には行けない場合が多くなるでしょう。
出張で家を空ける時どうする?
社会人の方ですと、急に地方や海外に出張が入ることも考えられます。そういった場合、対応が大変です。
出張の多い方ですと、そもそもペットを飼うこと自体がとても難しいと言えるでしょう。
帰りが遅いなど、世話ができない
お仕事を頑張っている社会人の方の中には、帰りが遅かったり、出勤時間が早い方も多いのではないでしょうか。
その場合、お散歩に行く等、「ペットとスキンシップをとる時間」が思うように取れません。スウェーデンなどの動物先進国では、ペットをお留守番させる時間が6時間を越えると違反という罰則規定があります。
ペット可の賃貸のデメリット
ここからは、ペット可の賃貸マンションに住む場合のデメリットをあげていきます。
賃料が高め
ペット可の賃貸は、お金が通常より多くかかる場合があります。ペットを飼うということは、そもそもお金がかかります。そこに、ペットと住むための居住費までかかるというのは大変ですよね。
ペットを飼うことのできる賃貸マンションは、「ペット対応」と「ペット可」の2種類に分けることができます。
ペット対応の賃貸の場合、ペットに対応した建物・お部屋となっているので、その分のお金がかかっています。ですから、家賃もそれ相応のお値段です。
対して、ペット可の賃貸では、部屋自体は通常の部屋と変わらないため、毎月の賃料はさほど変わらない場合が多いようです。
しかし、初期費用や退去時に多くのお金がかかる場合が多いです。
初期費用で支払う「敷金」は、部屋を退去時に原状回復させるための費用として、入居前にあらかじめ支払っておくお金のことですが、基本的には、修復にかかった費用が差し引かれた分のお金が戻ってきます。
しかし、ペットと住んだ場合、この敷金が帰ってこないことも多いです。また、加えて、クリーニングや消臭のためということで、プラスでお金を徴収されることもあります。
シェリー編集長はペット可の賃貸マンションに住んでいますが、礼金が一月分上乗せ、家賃も通常より一万円上乗せとなりました。ただ、ペット対応のマンションで、かつペット可なので、周りにも同じように犬を飼っている方が多く、嫌がる方がいないというメリットもありました。
物件数が少ない
JR山手線沿いの物件を調べてみました。SUUMO JR山手線から探す賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報 検索結果によると、全部で124,354件の物件があることが分かりました。その中で、ペット相談の条件に当てはまったのは、30,490件でした。(2018年9月28日現在)
一昔前に比べ、だいぶペット可の物件も増えてきましたが、それでもやはり数は多くはありません。また、この中で条件を厳しくして行くと、さらに減って行きます。
LIFULL HOME’S JR山手線の家賃相場情報によると、JR沿いで一番高い平均賃料の恵比寿は、家賃相場が13.83万円です。(2018年9月28日現在)
そこで、検索条件の賃料を12万円以下まで下げて検索してみると、11462件になりました。(SUUMO JR山手線から探す賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報 検索結果より)(2018年9月28日現在)
ここからさらに徒歩○分以下といった条件を入れて行くと、さらに厳しくなることでしょう。
お手頃なお値段や交通の便利さなど、複数の良い条件下でペットと暮らすというのはまだまだ難しい部分がありそうです。
またしてもシェリー編集長の例になります。彼は、物件を探し始めて決まるまでに半年かかりました。条件にもよりますが、納得のいく物件が見つかるまではかなりの時間がかかります。
ペットが苦手な人もいるかも
ペット可の賃貸の場合、そのマンションに住んでいるからといって、全員がペット好きとは限りません。
ペットが苦手な人も住んでいますし、ペットに対する知識や理解がある人たちばかりではないかもしれません。
ペットと暮らしていても、音に気をつけて生活するなど、伸び伸びとした生活は難しいこともあるでしょう。
ペットと暮らす住居空間として整ってない
ペット可の賃貸の場合、ペット対応の賃貸とは違って、ペットと暮らすための環境が整えられている訳ではありません。
様々な不便や近隣住民からの苦情等があることも考えられます。
終わりに
ペット可の賃貸を借りる場合でも、考えなくてはならないことがあるとご紹介いたしました。
ペット可だからと言って、不自由が何もないという訳ではないんですね。
ただ、一人暮らしでもペットが全く飼えないという訳ではありません。ペットの種類を考えたり、飼い方を考える等様々な工夫の仕方はあります。
また、一人暮らしでなくとも、賃貸の場合はお金も時間もかかると言えるでしょう。特に不動産関係の話はペットと一緒に住みたいとお考えの方には当てはまることが多いと思います。
最近ではペットと暮らすことを前提とした物件も増えてきており、理解が進んできているように思います。キチンとした下調べと覚悟をすることにより、不幸な思いをすることなく、ペットと過ごす幸せな時間を満喫して頂ければと思います。
一人暮らしでも猫は飼える?必要な対策とは
一人暮らしでも、猫を飼いたい!
でも、猫に負担をかけてしまわないだろうか?どんなことに気をつけたらいいのか?色々心配事が出てきますね。
これからお迎えする猫ちゃんのためにも、飼い主さんに必要な心構えや具体的な対策について、まとめてみました。
最適な部屋とは?
ペット可の物件を探そう
まず大事なことは、そもそもペットを飼っても良い物件かどうかということです。
動物を飼うということは、自分だけの都合で決めていいことではありません。
ペット不可のところでこっそり飼って、トラブルを起こすことは、人間のみならず猫にとっても不幸なことになりかねません。
相談によっては可というところもあるため、まず猫を飼い始める前に、よく確認しておくことが重要です。
広さよりも、猫が上下移動できる工夫をしよう
一人暮らしとなると、猫を飼うには部屋が狭すぎるのでは?と心配されることがあるかもしれません。
間取りは最低2部屋あることが望ましいでしょう。
しかし、猫の暮らしにとって重要なのは広さだけではありません。
猫は高いところに登るのが好きです。
猫が思う存分遊べるように、上下移動できるような工夫をしてあげると良いですね。
キャットタワーを設置するスペースが確保できない場合、本棚やタンスの上を空けておくだけでも十分です。基本的に落ちたら危ないものなどを置かないようにしてあげましょう。
室内飼いだからこそ増える、猫の事故リスク!
- 電気コードによる感電
- ヒーターなどによる低音やけど
- お風呂の水による事故
- 高層階からの転落
一人暮らしとなると、心配なのは留守中の事故。
室内飼いだから大丈夫…と油断はできません。人間の生活の中では、うっかりすると猫を危険な目に合わせてしまうものが意外とたくさんあります。
しっかり対策をしてあげることで、外出時の心配を少なくしておきましょう!
電気コードにはカバーをしよう
猫からすれば、電気コードは格好のおもちゃになってしまうことがあります。
コンセントに繋がれた電気コードにじゃれたり、噛んだりすることで、口の中を火傷をしたり、酷いときは感電してしまいます。
事故を防ぐためにも、電気コードにはガードをつけましょう。
使わないものは外出時こまめに抜いておくのも良いと思います。
太さも数種類あるため、コードを数本まとめて覆うことも可能。
必要な分だけカットできるチューブもあります。
ヒーターや電気カーペットは、人間がいる時だけON
冬は毛皮に覆われた猫だって寒い!
ヒーターやストーブが着いているときに、ついつい近づきすぎて火傷をしてしまうことがあります。
熱源に直に触れないようなものを使うか、ストーブガードをつけてあげましょう。
猫が寒いだろうと外出時にカーペットなどを付けっ放しにしておくのも危険です。その上で長時間眠って低温やけどを引き起こすこともあります。
暖房器具などは、スイッチオフにしてから外出しましょう。
お風呂の水は抜いておく
人間にとってはなんでもない場所でも、猫にとっては危険になり得る場所というのが、お風呂場です。
お風呂にたまった水を飲もうとして、浴槽に落ちてしまうことも…。
お風呂の水は不要時は抜いておく、蓋をきちんと閉めるなどの対策をしましょう。
転落に注意
物件探しの段階で、できれば1階の部屋を選んだ方が良いでしょう。
2階以上の部屋で飼う場合、窓を開ける際は必ず網戸を閉める、窓の開いた部屋に入らせないようにするなどの工夫が必要です。
ベランダの手すりに「網カーテン」を取り付けることで、二段構えで脱走や転落を防止すると、さらに安心です。
網カーテンの取り付け方は、YouTube等を使えば動画で簡単に見ることができます。
いざという時の預け先の確保
何かの用事で長期間家を留守にするときなどに、猫を預かってくれる人を予め確保しておきましょう。
緊急の用事の場合、猫のことまで手が回らない可能性もあります。
普段から話を通しておけば、預ける方も預かる方も、お互いに無理なく協力し合えるはずです。
外出から帰ってきたら
一人暮らしの飼猫は、寂しく過ごす時間が長いです。
猫がストレスを溜めないように、仕事や学校で疲れていても、家にいる間はできるだけかまってあげてください。
飼猫が無邪気にじゃれている愛らしい姿を見れば、あなたの疲れも吹っ飛んでしまうことでしょう。
最後に
猫と過ごすなかで大変な思いをすることもあるかもしれませんが、正しい知識と猫への愛があれば、一人暮らしでも猫を飼うことはできます。
ぜひ、参考にしてみてください。
猫を飼いたい気持ちはあるけれど、決心がつかない…という方には、「猫付きマンション」もおすすめです。
https://cheriee.jp/life/knowledge/1788/
気になる方は
これから猫を飼う方必見の情報もあります!こちらも、併せてご覧ください。
猫飼いさん必見!賃貸マンションを借りる時に気をつけること5選
猫との生活、いいですよね。「次の家では、ペット可マンションに住んで猫を飼いたい!」と思っている方も、多いのではないでしょうか。
しかし、ペット可のマンションを探してみると、「何が愛猫にとって良いマンションなのかわからない」という壁にぶつかります。
猫も人も満足するマンションを、一緒に探していきましょう!
ペット可マンションが少ない問題
「ペット不可マンションでこっそり…」はNG
猫と住む賃貸を探すなら、絶対にペット可マンションを探しましょう。
中には、「完全に室内飼いだから大丈夫!」といって、ペット不可のマンションで飼おうとする方がいらっしゃいます。これはやめましょう。
もし大家さんに通達が言った場合、「即退去」もしくは「猫を手放すか」の選択を迫られることになります。
また、もしバレなかったとしても、存分に猫との生活を楽しめず、良心の呵責に悩まされながら生活するのは嫌じゃないですか?
必ず、ペット可のマンションを探しましょう。
相談・交渉でOKになることも
大家さんに相談をしてみたら、OKをもらえる場合もあるそうです。「敷金を◯万円上乗せすればOK」「完全室内飼いなどの条件を守るのであればOK」など、交渉で承諾が得られる場合も。
「無断でこっそり飼う」というのが一番良くないので、潔く相談するのが一番でしょう。
賃貸マンションを探す際に気をつけること5選
1. 高層階は避けよう
完全室内飼いをしていても、猫ちゃんがスルッとベランダに出てしまうことがあります。「洗濯物を取り込むために、ベランダに出ようとしたら、隙間から出てしまった」ということもあります。
高層階に住んでいると、もしも猫が転落をしてしまった際に大変危険です。漫画などで、猫は高いところから落ちても大丈夫というイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実際は危険です。
できるだけ、1~3階までに住むのが安全と言えるでしょう。
2. 音が気になる人には1階がおすすめ
猫がジャンプをした着地音が気になる、という方には1階がおすすめです。また、転落の心配もないため安全です。
賃貸マンションでの防音に関しては、こちらも併せてどうぞ。
3. キャットタワーやトイレの置く場所をイメージする
【猫にとっては上下運動が大事】
賃貸マンションで猫を飼う場合、完全室内飼いがおすすめです。「運動不足が心配」という方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、猫にとって必要な動きは上下運動です。
猫と暮らすのであれば、キャットタワー/キャットウォークを設置したいところ。スリムタイプのキャットタワーも販売されていますが、賃貸を借りる前に、イメージトレーニングを行うと良いでしょう。
設置できるスペースがあるのかなど、事前に置き場所を考えておくとGOODです。
【トイレは場所が大事】
猫を飼う上で、トイレのトレーニングは必ず必要です。
大家さんや近隣住民が猫飼いさんに気になることは、「音」と「臭い」です。猫はもともと綺麗好きで臭いはそんなにしませんが、トイレがきちんとしつけられないと臭いトラブルが起きてしまいます。
猫は大変綺麗好きなため、トイレは場所が重要です。
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[トイレの場所選びのポイント]
・ ごはんやお水から離れている
・ 物音があまりしない
・ 人通りが少ない
猫のトイレを置くスペースがあるかチェックしましょう。
また、トイレに関しては、こちらに載っていたので併せて読んでみると理解が深まります。
4. 動物病院が近くにある(できれば複数)
猫を飼った際に、動物病院が通える距離にあるというのは大事です。これからずっとお世話になるので、近くに頼れる病院があることは重要。
できれば複数の動物病院がある地域の方が良いです。もしも、猫ちゃんに合わない病院だった場合に変えることができるからです。
病院も様々あり、行ってみてから別の病院に変えるということはよくあることです。
5. ペット可は犬可なのか猫可なのか
「ペット可」とされているマンションであっても、よくよく聞いてみたら「小型犬だけの適用だった」という場合があります。猫と住むことを考えているのであれば、ペット可の範囲を必ず調べましょう。
今までは犬の飼育頭数の方が猫よりも上だったため、犬を念頭に置いたペット可物件が多かったように思います。猫飼いに対して悪いイメージを持っている大家さんもいるため(音や臭い、脱走など)、双方が納得の上で入居することが良いでしょう。
ペット可でも要注意!
ペット可の物件だからといって、必ずしも猫ちゃんにとってぴったりのお家とは限りません。犬と猫では適したお家が異なりますし、建築する側の人も皆猫に精通しているわけではないからです。
猫ちゃんとのライフスタイルが良いものとなるように、家選びは慎重に行いましょう!
【ペット可でも注意】賃貸マンションで猫を飼うなら、フローリング対策を。
賃貸マンションで猫を飼う際に気になるのは、「部屋が傷だらけになってしまう」「猫の音が響く」などではないでしょうか。
持ち家ならまだしも、賃貸ですと退去時の部屋の綺麗さが重要になってきますよね。ボロボロの状態では、「敷金が全額返ってこない!」「高額の復元料金を請求された!」なんて場合もあります。
しっかりと対策をして、綺麗なお家を保ち、快適に暮らしましょう!
賃貸でフローリングを注意する理由
傷がつきやすい
フローリングは滑りやすいため、猫ちゃんの爪で傷がつきやすくなっています。
賃貸マンションの場合、退去時に修繕費を払わなくてはいけなく(もしくは敷金が返ってこなく)なってしまいます。
音が響く
猫の足音や、ジャンプ・着地音、走り回る音などは近隣のお家まで響きます。
フローリングのままですと、音を吸収してくれるものがないため、響く音が原因でトラブルになることもあります。
対策:床材を敷く
フローリングの傷対策には、床材を敷くことがおすすめです。床材にもいくつか種類があり、好みや用途に合わせて選ぶことをお勧めします。
クッションフロア
ビニール素材の上に、木目柄などがプリントされているものになります。ビニール素材のため、拭き掃除なども楽チンです。
ちょうど良いクッション性で、猫の足腰にも優しく、音も吸収してくれます。問題点としては、安っぽく見えてしまうものがあることです。
コルクマット
コルクマットは、水洗いができる/滑りにくい/保温性がある/防音力があるなどのメリットがあります。
しかし、フローリングの木目感を消してしまい、ものによっては子供部屋のような見た目になってしまうことも。
また、吸水性があるので粗相をしてしまった時の処理が大変だったり(ジョイント式のものは捨てるなどの処理を)、コルクがボロボロになってきて交換しないといけないことも難点としてあげられます。
カーペット
インテリアとしても、おしゃれに活躍してくれるカーペット。値段の幅も広く、予算に応じて選ぶことができます。難点は、簡単に洗うことができず、掃除が大変なことです。
床対策をしっかりと!
フローリングのままは確かにおしゃれですが、猫の爪で傷だらけになってしまったり、音が下の階まで響いてしまいます。
賃貸マンションの場合は、内装の綺麗さを保つことや、近隣住民とのお付き合いも考えなくてはなりません。
床にも気を配って、快適に猫と暮らしていきましょう!
あなたの匂い、猫は嫌いかも。猫と暮らす部屋は特に注意!
猫の健康に害までも。
猫の鼻はとても敏感で、人間よりも優れています。猫が嫌う匂いというのがあって、気をつけないと猫がストレスを溜める原因になってしまいます。
また、単純に嫌いというだけでなく、なんと猫の健康に被害の出る匂いもあるんです。こういったことを飼い主が知らなければなりませんよね。
猫が嫌う匂い
猫が苦手な匂いというのは、ざっくりいうと「酸っぱい匂い」と「刺激が強い匂い」です。
猫の嫌いな匂いは、私たちが生活する中で普通に使っているものに使われていたりだったりします。
猫が嫌いな匂い7つ
柑橘系
猫が嫌いな匂いの代表格といっても良いかもしれません。柑橘系の匂いが苦手なため、これらを使ったものすべて(洗剤、芳香剤など)猫が避けていきます。
猫がこういった酸っぱい匂いを嫌うのには理由があります。それは、酸っぱい匂い=腐っている、毒があると認識しているからと言われています。野生の中で生きていた猫は肉食であったため、腐った肉を食べないように適応したと考えられます。
また、柑橘系の食べ物(レモン、オレンジ、みかん)は猫にとって有害です。柑橘類に含まれる「リモネン」という成分を、猫は分解することができません。
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・柑橘系の洗剤で洗った食器に、ご飯や水を入れていませんか?
・柑橘系のボディクリームなどを使っていませんか?
香水・クリーム(フローラル)
フローラル系の匂いも苦手です。といっても花の匂いが嫌いなわけではありません。
フローラル系の匂いを作り出すために、調合香料「メチルノニルケトン」が使われており、これが苦手なのです。芳香剤、石鹸、柔軟剤に入っていたりするので、購入前に確かめてみることをオススメします。
また、香水などに含まれる「中鎖トリグリセド」という成分も猫が嫌います。猫を飼っている方は、香水を使うのは控えた方が良いでしょう。匂いが強いものを避け、猫にとなるべく無香料を選んだ方がストレスなく過ごせると思います。
芳香剤・消臭剤類は避けるのが無難です。猫にとっては刺激が強く、嫌いな子も少なくないからです。
ハッカの匂い
湿布やかゆみ止め、冷えピタや歯磨き粉など、ハッカ(メントール)の匂いがするものは沢山ありますよね。これ、猫が苦手な匂いなんです。身体中に塗り薬を塗ったら、猫が噛み付いてきたという事例もあります。
※好みによって好きな猫ちゃんもいるようなので、一概には言い切れません。
夏場に活躍のハッカ油も、猫にとって有害(健康を害する)なので注意が必要です。
ハーブ・アロマの匂い
アロマセラピーで使われる精油は、猫の健康を害すると言われています。嫌いという次元ではなく、「使ってはいけない」の部類に入ります。
猫は人間とは違う肝臓の作りをしています。肝臓は解毒に関して大きな役割を担っていますが、猫は精油に含まれる成分を解毒することができません。実際、アロマを毎日たいていた部屋で過ごした猫ちゃんが、検査によって肝臓の値がとても高かったというケースも報告されています。
猫はハーブの匂いも苦手で、猫よけとして植えている人もいるぐらいです。猫が苦手な(健康に害を与える)植物も多く、観葉植物であっても気が抜けません。
猫が大丈夫な植物はこちら。
ペッパーなどの香辛料
刺激が強い、胡椒や唐辛子・タバスコなどの匂いも苦手です。こういった香辛料に含まれる成分を誤って摂取してしまうと、健康被害も出てしまいます。
たとえ単体ではなく料理に入っていたとしても、舐められてしまわないように注意しましょう。
タバコ
タバコの煙は、人間だけでなく猫も、嫌いかつ健康に害が及びます。
なんと、猫が副流煙による受動喫煙をした場合、発がん物質は最大で130倍という結果が出ています。癌になりやすいなど、様々な悪影響が出てきます。外で吸うようにするなどをして、猫に煙を吸わせないように気をつけましょう。
男性の汗
男性の皆さんごめんなさい…猫から逃げられてしまうとしたら、あなたから発せられる「男の汗臭さ」が原因かもしれません。なんとこの件については、論文まで出されているのです。学会から「あなたは臭い」と言われるのは辛いですね。
「Nature Mathod」に発表されたカナダの論文で、哺乳類に「男性の体臭には、動物たちに強い生理ストレスを発生させる」ということが発表されました。
猫に好かれるためにも、清潔に、いい匂い(といって香水とかはNGですよ!)にしましょうね(^^)
猫が嫌いな匂いを知って、対策をしよう!
私たちは、知らず知らずのうちに、猫に匂いの面でストレスとを与えているかもしれませんね。
猫が快適に過ごし、飼い主さんと一緒に楽しく暮らしていけますように。
ひとり暮らしにオススメ!お世話がしやすくて癒されるペットとは?
一人暮らしをしていると、何だか寂しい…と感じることはありませんか?でも、一人暮らしでペットを飼うのっていろいろと不安ですよね。
「ペットは飼いたいけれど、犬みたいに毎日散歩させるのは大変。旅行も行きたいから、お留守番もできる子じゃないと飼えないよ〜!」という方も多いと思います。また、一人暮らしの方のほとんどは、アパートやマンションにお住いのはず。そんな中、ペットを飼うときはご近所さんに迷惑がかからないかも気になりますよね。
一人暮らしの方がペットを飼うときに気になるであろう「なつきやすさ・性格」「鳴かない・吠えないか」「臭いがきつくないか」の3点に着目し、お散歩が必要なくお留守番も得意と言われている、うさぎ・デグー・猫の中でも、特に飼いやすい種類をそれぞれピックアップしました。
うさぎ
可愛く、一人暮らしでも飼いやすいペットとしてオススメなのがうさぎです。
「うさぎは寂しいと死んじゃうんじゃないの?」という心配は無用。それは都市伝説です。2日くらいなら、お留守番も我慢できるよう。ですが、うさぎはたくさん水を飲むので留守の間も綺麗な水を十分な量用意できるようにしないとなりません。
ストレスによって食欲不振になってしまい、そこから病気を引き起こすこともあるのでご注意を。初期費用:1~3万円
飼育費用(月々):5000円前後
うさぎに関しては、こちらの記事もご参照ください。
オススメのうさぎの種類
ネザーランド・ドワーフ
ネザーランド・ドワーフは、小さくまるっとした体が特徴的なうさぎです。頭がよく、トイレもすぐに覚えてくれるため、一人暮らしの方には向いていると言えるでしょう。
とても人懐っこく、触ったり、抱っこをしてもあまり嫌がりません。
うさぎは、声帯がないため犬や猫のようには鳴きません。しかし、怒った時は鼻を鳴らして「ウー」と言ったり、足を「ダン」とふみ鳴らすことがあります。
においは、うさぎは草食動物なので、肉食動物に比べてにおいは少ないようです。しかし、おしっこのにおいが強いので注意が必要です。
ダッチ
別名「パンダうさぎ」とも言われるダッチ。その名の通り、白と黒のパンダのような模様が愛らしいです。
太ると病気になりやすくなってしまうので、エサの量や運動には気を使わなくてはなりません。
ダッチは温和、従順で賢く、人懐っこい性格です。ネザーランド・ドワーフ同様、声帯がないため鳴きません。
また、においについても、トイレの場所を覚えさせ、こまめに綺麗にすれば問題ありません。
デグー
まだまだ日本での認知度は低いですが、ヨーロッパではポピュラーなペットです。一人暮らしのペットとしてじわじわ人気上昇中のデグー。べったりとしたコミュニケーションを望む方にオススメ!
デグーはエサの量を十分入れておけば、長めのお留守番もできるようです。
初期費用:1万円前後
飼育費用:5000円前後
デグーは、ネズミの仲間ではありますが、うさぎやリスっぽさもありとても可愛らしいです。また、これから紹介するようにデグーにも複数の種類があり、同じ種類でもそれぞれ顔が違うのでぜひ比べて見てください!
デグーの飼い方をもっと知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。
オススメのデグーの種類
デグーは、毛色で種類が分けられます。
アグーチ
アグーチは、デグーの野生種です。野生種は品種改良されていない種類のことです。そのため他色のデグーに比べ体が強く育てやすいようです。
アグーチだけでなく、デグーは共通して賢く、人懐っこいです。
デグーは、ハムスターなどに比べて、鳴き声で感情表現をすることが多くあります。特に、仲間を呼ぼうとしているときや不安があるとき、警戒しているときに比較的大きな声で鳴くようです。
また、フンや、食べ残し、水の飲み残しなどが原因でにおいが強くなることがあります。そのため、においを抑えるには食べ残しが無い量のエサを与えたり、ケージなどを清潔に保つ必要があります。
ブルーパイド
ブルーパイドは、ブルー色でぶち柄のデグーです。「パイド」とは、色ではなく、「ぶち柄」を表しています。
ほとんどの特徴はアグーチと変わりませんが、ブルーパイドの方がおとなしく穏やかな性格です。しかし、体が弱いので、アグーチよりも上級者向けかもしれません。
猫
犬に比べると毎月の飼育費は安いのですが、それでも小動物に比べるとやはりかかってきます。毎月5000円〜10000円ぐらいです。また、避妊手術の際に25000円ほどかかります。
しかし、一人暮らしで寂しさを感じたときはこの可愛さで癒やしてくれるでしょう。ペットとしての存在感はありつつ、比較的飼いやすいかと思います。飼い主さんが家を留守にすることになっても、しっかりと準備をしていけば3日程度なら大丈夫なんだそう。
オススメの猫の種類
ラグドール
おっとりとしていて、優しく、抱っこをしてもいやがらない温和な性格です。
他の猫に比べて成長スピードがゆっくりなので、長い時間を一緒に過ごすことができない飼い主さんでもその成長をよく見守ることができるのではないでしょうか。体は大きくなりますが、騒がしく動き回ることがないのでアパートでも安心して飼うことが出来るでしょう。毛が長いため、においがこもりやすくはありますが、家の中で飼う分には気にならないと思います。
シンガプーラ
シンガプーラは世界一小さな猫の種類であるとされています。短毛種なのでケアがしやすいでしょう。
甘えん坊な性格で、とても人懐っこいです。鳴き声も小さいので、おとなしい猫ですが、神経質なのでストレスがたまらないようにしてあげないといけません。
ひとり暮らしなら押さえておきたい5つのポイント
ペットを選ぶ際に気をつけたいところは
匂い
鳴き声
飼育費
散歩の有無
留守が得意か
の5点です。
一人暮らしをしていると、やはり寂しさを感じることもありますよね。ペットを飼いたいと思っても、今まではそのお世話の大変さから諦めていた方も多いのではないでしょうか。一人暮らしであれば全部ひとりでやらなくてはいけないわけですから、それなりに負担はかかるでしょう。もちろん、どんな動物であれ、飼い主としての責任はしっかり持って飼育しなければなりません。もし一人暮らしの方でも「今回ご紹介したようなペットなら飼育ができそう!」だと思ったら、これを機に諦めずに自分にぴったりのペットを探してみてはいかがですか?