【クイズ】飼い主もびっくり!猫のトイレハイって何?

愛猫がトイレの際にいつもと違う行動をしたのを見たことはありますか?どんな行動にも理由があり、あまりに不自然な行動を取った場合は病気の可能性も考えられます。いつもと違う猫の行動に驚かないようにするだけでなく、病気の兆候を見逃してしまわないためにも、猫の行動の意味や原因を知っておきましょう。

今回は、猫のトイレハイについて、クイズ形式でご紹介します。

それではさっそく、猫のトイレハイクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫の「トイレハイ」はどんな行動のこと?
正解です!
不正解です!
正解は「トイレの前後に興奮した行動を取ること」です。
「トイレハイ」とは、排泄の前後に興奮した行動を取ることです。猫を飼っている方であれば、よく見かけるということも多いかもしれません。
トイレハイときは、以下の行動がよく見られます。
  • 大きな声で鳴く
  • 猛ダッシュで駆け回る
  • 勢いよく爪とぎをする
  • 高いところに登る
  • 物に噛み付く
  • トイレの砂を撒き散らす
Q.2 猫がトイレハイを行う理由としてもっとも「適切ではない」と考えられるのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「トイレをしたことを飼い主に知らせている」です。
猫は野生時代、天敵やライバルに自分の居場所がバレないように、自分の縄張りから離れたところで排便をする習性がありました。そのため、排便後は急いでその場から離れる必要があったことから、これがトイレハイの名残なのではないかと考えられてます。

また、排便中は副交感神経が優位に働くため、猫はリラックスした状態になります。しかし、用が済むと交感神経が働き始めるため、テンションが上がり活発に動いてしまうとも考えられます。

ちなみに、猫の排便にはマーキングの意味があります。しかし、排便をする際は無防備ですぐに動くことができないため、敵に襲われることなく無事にマーキングができたという安心感から嬉しくなってしまうという説もあります。
Q.3 トイレハイのように見える行動をする下部尿路疾患の説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「水分の過剰摂取が原因」です。
下部尿路疾患の予防には、水分の摂取が大切です。常に新鮮な水を用意し、ウェットフードなどの水分を含む食事を与えるように心がけましょう。なお、水を過剰に飲む場合は、腎不全や糖尿病の可能性もありますので、獣医師に相談してください。

下部尿路(膀胱から尿道の出口まで)に起こる疾患を下部尿路疾患と呼び、尿路結石や膀胱炎などが含まれます。

排尿の際に強い痛みが生じるため声を上げて鳴いたり血尿や頻尿、または尿が全く出ないなどの症状が表れます。
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今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
トイレの後に大興奮?猫のトイレハイの理由と病気の可能性を解説
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猫のマーキング「スプレー」ってなに?理由と対策もご紹介

犬だけでなく、猫にもマーキング行為は存在します。 猫のマーキングにはどのような行動があり、どのような意味があるのでしょうか? また、おしっこをかける「スプレー」は、飼い主さんが困ってしまうマーキングです。本能的にしているスプレーに対しては、叱ってやめせるのではなく、原因を見極めて対策を取ることが大切です。 今回は、猫のマーキングとスプレーへの対処法を詳しくご紹介します。

猫のマーキングって?

猫,マーキング,スプレー マーキングとは、自分の匂いをつけることで縄張りを主張する行為です。 縄張りを誇示するだけでなく、他の猫とのコミュニケーション、不安な時、リラックスしている時、自分をアピールしたい時などにも行われることがあり、その時の猫の気持ちや状況によって理由は様々です。 物だけでなく、飼い主にもマーキングすることがあります。

猫のマーキングの種類

猫,マーキング,スプレー 猫のマーキングにはいくつか種類があります。

1.スプレー

スプレーとは、壁や物などに通常よりも濃いおしっこをかける行為です。 尻尾を上にピンと立てながら、少量の尿をかけます。

2.爪を研ぐ

気分が盛り上がっている時、元気な時などに爪研ぎのマーキングをすることがあります。 肉球からフェロモンを出して、匂いをつけています。

3.頬や頭を擦り寄せる

物や人の足などに頬や頭を擦り寄せる行動も、マーキングのひとつです。 リラックスしている時によくみられ、頬や顎にある分泌腺からフェロモンを出して匂いをつけます。

スプレー(マーキング)と普通のおしっこの違い

猫,マーキング,スプレー 初めのうちは、マーキングのスプレーなのか、おしっこを失敗しているだけなのか、見分けがつかないことがあると思います。 マーキングのスプレーと普通の尿には、姿勢や尿の量、場所の違いが見られます。

スプレーの場合

マーキングのスプレーをするときは、立ったまま尻尾を上に立てた状態で、壁やカーテンなどの決まった場所の垂直面少量の尿をします。(中には座ったままスプレーする猫もいます。) 濃い尿のため、通常よりも匂いが強く独特なのが特徴です。 おしっこを失敗しているわけではないので、うんちはトイレを使用します。 家や部屋の入口、新しい家具、人や他の猫がよく通る通路などにすることが多いです。

普通のおしっこの場合

普通のおしっこをするときは、座ったまま多量の尿をします。トイレの場所が分かっていないため、うんちも同様に失敗することが多いです。

どんな時にスプレーをするの?

未去勢や多頭飼いのオス猫によく見られ、メス猫へのアピールや縄張りが脅かされそうな時に起きることが多いです。 しかし、中には去勢・避妊したオスやメスも行うことがあります。 また、縄張りが脅かされる時だけでなく、環境の変化や飼い主の不在などでストレスを感じている時にも起こります。

猫のマーキングの対処法

猫,マーキング,スプレー マーキング行為の中でも、爪研ぎと擦り寄せでつける匂いは、人間には分からないフェロモンのため特に問題がありません。 しかし、スプレーは濃い尿をかけるため匂いがきつく、困ってしまいますよね。 愛猫が室内でスプレーを繰り返す場合の対処法をご紹介します。

1.匂いが残らないようにする

まずは匂いを残さないことが大切です。匂いがついてしまうと、再び同じ場所にスプレーをすることが多いです。 早めに拭き取り、消臭剤などで匂いを取りましょう。 この際、猫を叱ることは控えましょう。本能で行っているため、叱っても収まるわけではありませんし、余計にストレスを感じさせてしまう可能性もあります。

2.適齢期に去勢・避妊手術をする

スプレーは去勢や避妊をすることで収まることが多いです。 スプレー行為は発情がきっかけになることも多いため、初めての発情期を迎える前(生後6ヶ月ごろ)に去勢手術をすることが、最も効果的とされています。 しかし、スプレーが癖になってしまっている猫は、手術後でも続くことがあります。

3.ストレスの原因を取り除く

ストレスが原因でスプレー行為をしてしまう猫は、原因を取り除いてあげましょう。 ストレスの原因は猫によって様々あり、はっきりと分からない場合もあります。愛猫の様子を観察をして、色々な解決策を試してあげてください。
【猫のストレスとして考えられる要因】 ・新しく同居する猫や人間との相性が悪い ・引越しなどで環境が変わる ・家の中に安心できるテリトリーが少ない ・寂しい思いをさせている
新しく迎えた猫が原因の場合は、慣れるまで待つしかないようです。しばらくは部屋を分けるなど、猫にとってなるべくストレスがかからない環境を模索してあげましょう。

4.トイレを清潔に保つ・場所を変える

猫にとってトイレはとても重要です。常に清潔に保ってあげましょう。 トイレが人や他の猫がよく通る場所、寝床・エサ場に近い場所にあると、気に入らずに別の場所にしてしまうことがあります。トイレの粗相がマーキングに繋がることがあるため気をつけましょう。 また、多頭飼育の場合は、トイレの数を猫の数より1つ多く設置することも考えましょう。同じ猫が複数のトイレ使用してしまうと、他の猫がトイレを使えずストレスに繋がることがあります。

5.動物病院に行く必要がある場合も

下部尿路疾患や膀胱炎にかかると、猫は立ちながら排尿をすることがあります。 頻繁に尿をしたり、尿に血が混じったり、排尿時痛そうに鳴いたりといった症状も同時に見られます。その場合は、すぐに動物病院に行きましょう。

まとめ

猫,マーキング,スプレー 猫のマーキング行為には3種類があり、猫の気持ちや状況によって様々な理由があることがわかりました。 特にスプレーは臭いや汚れが気になるため、困っている飼い主さんも多いでしょう。猫の様子をよく観察しながら、ご紹介した方法を実践してみてください。 スプレーを確実に止めさせる方法はないので、叱ったりせず、根気よく様々な対策を試してみることが大切です。

【猫クイズ】水飲み場も重要!秋・冬に気をつけたい猫の下部尿路疾患

猫の水飲み場はなんとなく餌の横に置けば良いと思っていませんか?それ、もしかしたら猫が水を飲まない原因かもしれません。

秋冬こそ特に気をつけたい、猫の下部尿路疾患や飲み水対策について、クイズ形式でご紹介したいと思います。

それではさっそく、秋冬の猫の下部尿路疾患クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 下部尿路疾患の説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「冬より夏に増加する傾向がある」です。
猫の下部尿路疾患は、暑い夏に比べて、寒い季節に増加する傾向があるようです。確かな原因はまだ不明ですが、秋冬の寒い時期は、活動量が低下することや、空気が乾燥しているために水分不足になりがちなことなどから、発症しやすくなるのではないかと推測されています。
Q.2 下部尿路疾患の症状として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「血便が出る」です。
下部尿路疾患は尿道や膀胱に関する疾患の総称であるため、血便は関係ありません。

尿が出なくなることもあれば、排尿の回数が増えることもあり、その時によって症状はさまざまです。ほかにも排尿時に痛みから鳴き声をあげることもありますので、もし普段と違う様子を頻繁に見かけるようであれば、獣医さんに相談しましょう。
Q.3 猫の飲み水について誤っているのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「常に家族の視界に入る場所に設置すると良い」です。
猫の水飲み場の設置場所として以下がオススメです。
  • 猫が休息する場所
  • 猫のお気に入りの場所
  • 人の行き来が少ない場所
  • トイレから離れた場所
水飲み場は食事皿の隣にのみ設置しているという方も多いと思いますが、自然の環境の中では、よく訪れる水飲み場が一箇所だけしかないということはあまりなく、また、食事場所と水飲み場が隣接しているとも限りません。食事場所に既に水飲み場がある場合は、それに加えて猫がリラックスできるような場所にも置いてあげましょう。

さらに、猫は清潔で新鮮な水を好むため、水が汚れてしまうと取り替えるまで飲まなくなってしまう可能性があります。飼い主さんの手間は少し増えてしまいますが、愛猫のためにも水飲み場は複数箇所に設置してあげてください。
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今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
寒くなる秋冬、猫の下部尿路疾患にご注意?水飲み場対策で予防しよう
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