犬が食べてはいけないNG食材リスト【野菜・果物・菓子編】

犬は今や家族の一員として深く愛されていますが、ヒトとイヌという異なる種族であるため、その食性も異なります。人間が食べても問題ない食材でも、犬にとっては危険なものが存在します。

この記事では、犬にとって有害な野菜や果物、菓子類について解説します。正しい知識を身につけ、愛犬の食の安全と健康を守るために、学んでいきましょう。

犬が食べてはいけない野菜

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犬は基本的に肉が好きな動物であり、その食性は肉食性が強いと言えますが、野菜が好きな犬も世の中にはたくさんいます。ただし、野菜の中には犬にとって毒になる成分が含まれるものがあるため、注意が必要です。

玉ねぎ・ネギ・にら・にんにく

血液中の赤血球を破壊して、溶血性貧血を引き起こす「アリルプロピルジスルフィド」が含まれています。食べた量にもよりますが、最悪の場合は死に至ることもあります。

アボカド

果肉や皮に含まれる「ペルシン」という成分は、人間が食べても問題はありませんが、犬が食べると中毒症状を引き起こすことがあります。また、アボカドの種を丸呑みすると、のどに詰まらせて窒息する危険性もあります。

※アボカドの危険性については、こちらの記事をご覧ください。

犬にアボカドを与えてはダメ?丸呑みやアレルギーにも注意しよう!
https://cheriee.jp/dogs/37299/

ぎんなん

ぎんなんには、犬が中毒を起こす可能性のある「メチルピリドキシン」が含まれており、これが原因で痙攣や意識障害に陥る可能性があります。また、台所や食卓だけでなく、道端に落ちているぎんなんにも注意が必要です。散歩中などに拾い食いしないように気をつけましょう。

ゆり根

ネギ類のようなユリ科の植物は、犬が中毒症状を引き起こす有毒な植物ですが、その球根であるゆり根も犬が食べると危険な食材です。

ふきのとう

アクに含まれる「ペタシテニン」は、肝障害などを引き起こす可能性のある物質です。地域によっては自生している場所もありますので、拾い食いにも注意が必要です。

わさび・唐辛子・山椒

刺激が強い食材のため、嘔吐や下痢、胃のけいれんなどの症状を引き起こす可能性があります。

長いも・山芋

粘り気のあるいも類には、「シュウ酸カルシウム」が含まれています。この成分の結晶がかゆみやかぶれの原因となるため、与えないようにしましょう。

犬が食べてはいけない果物

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猫は甘味を感じませんが、犬は感じるため、甘いものが好きな犬も多くいます。フルーツを好む犬もいますが、次のような食材が犬にとって有害ですので、与えないようにしましょう。

ぶどう・干しぶどう

中毒の原因物質は解明されていませんが、腎臓に何らかの障害をきたす可能性が知られています。腎臓に持病がある犬の場合、重篤な症状を引き起こすこともあります。

プルーン

カリウムを豊富に含むため、「高カリウム血症」につながる恐れがあります。また、プルーンの毒性は乾燥する過程でより強くなるため、特にドライフルーツは危険です。

いちじく

皮や葉、果肉に中毒性のある「ソラレン」や「フィシン」といった成分を含んでいます。これらの成分は口内の炎症や嘔吐を引き起こす可能性があります。

柑橘類の外皮

グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類の外皮部分には、嘔吐や下痢の原因となる成分が含まれています。

※犬に柑橘類を食べさせる際の注意点は、こちらの記事をご覧ください。

犬はみかんを食べられる!ただし6つの注意点を絶対に守ろう
https://cheriee.jp/dogs/23578/

ドライフルーツ

糖度が高く、豊富な食物繊維により軟便や下痢の原因となる可能性があるため、食べても大丈夫なフルーツであっても、ドライフルーツになっている場合は与えない方がよいでしょう。

マカダミアナッツ

中毒の原因物質は解明されていませんが、マカダミアナッツを摂取した犬が中毒症状を起こしたという報告は多数あります。万が一のことを考え、与えない方が安心です。

菓子類

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人間用の菓子類で犬に与えて良いものはありません。おねだりされても与えないようにしましょう。その中でも次の食材は命にかかわる危険性があるため、盗み食いなどには特に注意が必要です

チョコレート・ココア

チョコレートやココアに含まれる「テオブロミン」という成分は中毒性があります。死を招く危険があるため、絶対に与えてはいけません。

※チョコレートの危険性については、こちらの記事をご覧ください。

ペットがチョコレートを食べてしまった!致死量と対処法について
https://cheriee.jp/column/18951/

キシリトール

急激な低血糖を発症し、意識の低下やけいれん、肝障害を起こす可能性があります。最悪の場合は、死に至ることもあります。

だんご・もち

上新粉や白玉粉などの原材料に中毒性はありませんが、のどに詰まりやすいため、与えない方がよいでしょう。

盗み食いや誤食してしまったら

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上記のような食材を犬に与えないように気を付けていても、盗み食いされたり、間違って与えてしまったりすることもあるかもしれません。そんな時は、まずかかりつけの動物病院に連絡しましょう。

その際、慌てずに「いつ」「何を」「どのくらい」食べたのか伝え、獣医師に判断を仰ぐようにしてください。

中毒症状が出てから病院へ行くというのでは、遅い場合があります。自己判断で様子見をせず、専門家に相談しましょう。

最後に

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読者の中には、「これまで愛犬に与えていた!」という食材があったという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「これまで食べていたから大丈夫!」と食べさせ続けるのは避けましょう

その犬の体質や体格、食べた量などで症状が出ていなくても、今後中毒症状などが現れる可能性もあります。また、犬は体調が悪くても、それを隠す習性があるため、実際には具合が悪いのを飼い主が見落としているかもしれません。

基本的に飼い犬は飼い主が与えたものしか食べられません。大切な家族の一員である犬の健康は、飼い主が守る責任があることを心に留めておきましょう。

【獣医師監修】猫の尿外観異常で考えられる疾患とは

皆さんは、愛猫の尿を毎日観察していますか?トイレの掃除は面倒かもしれませんが、尿には愛猫の健康状態が反映されています。

特に尿の色は、しっかりと毎日チェックしておくべき健康のバロメーターです。猫で多く見られる腎臓や膀胱の異常が、尿色の異常となって現れることがあるためです。

今回は猫の尿異常、特に尿色の異常で考えられる疾患について解説します。

赤色尿

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尿が赤い原因としては、血液の混入、あるいは血色素の混入が考えられます。血尿は膀胱や腎臓からの出血、血色素尿は赤血球の破壊によって起こります。

明らかに赤い尿であれば気付くのも容易かもしれませんが、薄い赤色の場合はよく観察しないと見落としてしまう可能性もあります。

尿石症

【症状】
血尿、頻尿、排尿時疼痛、トイレ以外での排尿など。結石が形成される部位によっては閉塞を起こし、無尿、急性腎不全(嘔吐、流涎、発作、低体温、ショックなど)を引き起こすこともある。
【原因】
食事などから起こるミネラルバランスの乱れや、細菌感染によって尿のpHが変化することで結石が形成される。遺伝的に結石ができやすい猫種(ヒマラヤン、アメリカンショートヘアー、スコティッシュフォールドなど)も存在する。
【備考】
尿pHをコントロールするフードにする、常に飲水できる環境にするなどで予防は可能。避妊去勢後は結石が出来やすいので注意。特に雄は尿道が非常に細く、尿道閉塞を起こしやすいので要注意。

特発性膀胱炎

【症状】
血尿、頻尿、排尿時疼痛、トイレ以外での排泄など。
【原因】
原因は明らかになっていないが、ストレスが関与していると言われている。結石や感染、腫瘍などによる膀胱炎の所見がない場合に本疾患が疑われる。
【備考】
引っ越し、近隣の工事、帰省による人の出入りなどによって発症することが多い。

膀胱腫瘍

【症状】
血尿、頻尿、排尿障害、失禁など。
【原因】
移行上皮癌、扁平上皮癌などが膀胱に発生することで起こる。
【備考】
猫における膀胱腫瘍の発生は稀と言われているが、高齢猫で血尿などの泌尿器症状が現れた場合にはしっかりと鑑別する必要がある。検査には超音波検査や造影X線検査が用いられるが、いずれも無麻酔での処置が可能。

タマネギ中毒

【症状】
嘔吐、下痢、食欲不振、貧血、血色素尿(赤〜赤黒い尿)、頻呼吸、頻脈など。
【原因】
タマネギ、ネギ、ニンニクなどの誤食によって、赤血球が破壊されることによる。
【備考】
タマネギ中毒を引き起こす量については個体差が大きい。そのため少量でもタマネギ類を誤食した可能性があれば動物病院に相談する。

淡黄色尿

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漢字で書くと難しく感じられますが、尿がいつもより薄い色の状態を指します。薄い尿が見られる時の多くは、飲水量および尿量の増加も認められます。

猫砂や新聞紙などトイレの形態によっては観察しにくいところではありますが、水の量やトイレに行く回数などと併せて観察するといいでしょう。

腎不全

【症状】
多飲多尿、尿色が薄い、食欲不振、元気消失、嘔吐、脱水、貧血、発作など。
【原因】
腎臓における炎症、微生物(細菌やウイルスなど)の感染、免疫異常、結石などの尿管や尿道への閉塞などが原因となる。
【備考】
腎不全において最初に症状が現れるのは尿である。尿量および尿色に留意することは腎不全徴候の早期発見に繋がる。

甲状腺機能亢進症

【症状】
多飲多尿、嘔吐、下痢、活動性亢進、食欲増加、体重減少、脱毛など。
【原因】
甲状腺腫瘍や過形成によって、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで症状が現れる。
【備考】
7歳齢以上の高齢猫では、半年に一度の健康診断によって血液中の甲状腺ホルモンを測定すると、本疾患の早期発見に繋がる。

糖尿病

【症状】
多飲多尿、嘔吐、下痢、脱水、便秘、低体温、体重減少など。感染症(皮膚感染症、膀胱炎、子宮蓄膿症など)や白内障を引き起こすこともある。
【原因】
猫は肉食動物であり、蛋白質からグルコースを産生する代謝系が活発で、容易に血糖値が上昇する。インスリン分泌も低く、肥満、ストレス、感染症などの血糖値を下げられない因子が関わると糖尿病状態になりやすい。
【備考】
オスはメスの1.5倍発症しやすい。過体重、老齢、膵炎、腫瘍、感染症も危険因子となることから、定期的な健康診断は重要となる。

濃黄色尿

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尿がいつもより濃いと感じる時は、肝胆道系に異常があるかもしれません。

ここで気をつけたいのは皮膚や粘膜の黄疸があるかどうかですが、尿の濃黄色化は黄疸より先立って起こることが知られています。重症化する前に病気を発見することも可能であるため、しっかりとチェックしましょう。

胆管閉塞

【症状】
胆石や胆嚢炎による閉塞では腹痛、嘔吐、黄疸などが見られ、軽度、一過性であることが多い。しかし重度胆嚢炎や胆嚢破裂が起きている場合には重篤となる。また膵炎や腫瘍による肝外胆管閉塞では、これら疾患の症状も同時に見られる。
【原因】
胆石、胆嚢炎、膵炎、十二指腸や膵臓などの腫瘍によって胆管が閉塞することによる。
【備考】
胆嚢内に胆石が存在しても、必ずしも症状を呈するわけではない。

まとめ

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愛猫の毎日の排泄物は、何となく片付けているだけでは病気のサインを見落とす可能性があります。神経質になる必要はありませんが、ふとした時に健康状態の確認をするのは良いことかもしれませんね。

いつもと違うところがあれば、まずは動物病院に相談しましょう。

犬にアボカドを与えてはダメ?丸呑みやアレルギーにも注意しよう!

栄養価が高く「森のバター」とも呼ばれるアボカドは、美容にも効果的で、サラダや食事などにもよく用いられる人気の食材です。

しかし、このアボカドを犬に与えると健康に害を及ぼす可能性があることをご存じでしょうか?

この記事では、犬にアボカドを与えてはいけないとされる理由についてご紹介します。

犬にとってアボカドは毒?

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アボカドの危険性が言われるようになったのはここ十数年ほどです。かつて日本では人もアボカド自体を食べる習慣がなく、ペットに与える機会もほとんどなかったことから、犬にアボカドを与えてはいけないということを知らない飼い主も少なくありません。

アボカドの毒性については疑問視するする声もありますが、実際にアボカドが原因で犬が体調不良になることもあるため、愛犬の健康を考えるのであれば与えない方が良いでしょう。

また、アボカド入りのドッグフードやおやつ、オイルなども販売されています。これらは問題ないとされていますが、心配ならば極力避け、免疫力の高くない子犬やシニア犬には与えない方が安心です。

犬にアボカドを与えてはいけない4つの理由

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犬にアボカドを与えてはいけない理由はいくつか考えられます。「うちの子には毎日少量のアボカドを与えているけど、特に問題ないから大丈夫」と考える飼い主もいるかもしれません。

しかし、アボカドの何か良くないかをしっかり把握し、愛犬の健康を害することのないように気をつけてあげる必要があります。

1. アボカドに危険な物質が含まれている

アボカドにはペルシンという成分が含まれており、犬が摂取すると中毒症状を引き起こす可能性があります。ペルシンは、アボカドの葉や果肉、種に多く含まれています。

ペルシン中毒の症状

ペルシンは消化器系や心臓に悪影響を及ぼす可能性があり、以下の症状が見られます。

  • 嘔吐
  • 下痢

ペルシン中毒の症状はすぐには出ず、摂取してから1日〜3日後に出ることが多いようです。悪化すると呼吸困難やけいれんを引き起こすこともあります。

2. 窒息の危険がある

アボカドの種は大きくて固いため、犬が誤って飲み込むと窒息する危険があります。特に小型犬や口の小さい犬では注意が必要です。

窒息の症状

  • 何かを吐き出そうとする
  • 苦しそうにしている
  • 舌が白くなる

犬がアボカドの種を飲み込んでしまった場合、ただちに動物病院に連絡して処置をしてもらわないと命に関わります。愛犬が苦しそうにしていると飼い主もパニックになってしまうかもしれませんが、そんな時こそ冷静かつ迅速に対応しましょう。

3. アレルギーを起こす危険がある

アボカドはアレルギーを起こす可能性がある植物です。リスクを回避する意味でも与えない方が良いといえるでしょう。

アレルギーの症状

  • 皮膚の強いかゆみ
  • 皮膚炎や湿疹
  • 嘔吐
  • 軟便や下痢
  • 元気がなくなる

アレルギー体質の子は特に注意が必要です。

4. 高脂肪、高カロリー

人間にとって栄養価が高いものであっても、体が小さい犬にとっては栄養が過剰になってしまう可能性があります。

過剰な栄養は肥満の原因となったり、消化器官に負担をかけてしまい、下痢や膵炎を引き起こす原因にもなってしまいます。

膵炎の症状

  • 食欲不振
  • 嘔吐
  • 下痢

膵炎が起こると、膵臓の消化液が膵臓や他の臓器を損傷し、強い痛みが生じます。重症化すると多臓器不全などを引き起こし、命に関わる場合もあります。

犬の誤飲を防ぐためには

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いくら飼い主がアボカドを与えないようにしていても、ちょっとした不注意で、愛犬がアボカドを口にしてしまう危険があります。愛犬の安全のために、以下の点に注意しましょう。

  • ゴミ箱を漁らせない
  • 犬の手が届くところに放置しない
  • キッチンに入らせない

普段から、ゴミを漁らせない、食卓に上らせないなど、しっかりとトレーニングを行い、誤食をさせないように気をつけましょう。

犬がアボカドを食べてしまったら

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どんなに注意を払っていても、飼い主の目を盗んで犬がアボカドを食べてしまうこともあるかもしれません。アボカドに含まれるペルシンによる中毒の場合、食べて3日後に症状が現れる場合もありますので、油断せずに動物病院へ連れて行くことをおすすめします。

食べた量を確認する

まずは、犬がどのくらいのアボカドを食べたのか確認しましょう。床に落ちた切れ端を食べたのか、丸ごと食べたのかで対処法も異なってきます

特に、種を飲み込んでしまった場合は、早急に取り出さないと命に関わります。まずは、冷静に周りの状況を確認しましょう。

動物病院に連れて行く

犬によっては少量のアボカドを食べたくらいでは問題ない子もいます。実際、おやつ感覚でアボカドを与えている飼い主もいるそうです。しかし、少量だから大丈夫だと自己判断してしまうのはよくありません。

まずは動物病院へ連絡し、なるべく早く獣医師に処置してもらいましょう。

最後に

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人にとってはおいしくて健康にも良いとされるアボカドですが、犬や他の動物にとっては毒性があり与えるべきではありません。

アボカド以外にも、人には無害であっても動物にとっては有毒なものがたくさんあるため、「人が食べても問題ないから」と安易な気持ちで与えるのはやめましょう。

ドッグフードは栄養も十分摂れ、特別なアレルギーがない限りは安心して与えられます。その上で、愛犬に美味しいものを食べてもらいたいと手作りご飯を与える場合は、しっかりと知識をつけて安心して食べられるものを作ってあげましょう。

【クイズ】食欲の秋!知っておきたい犬がOKの味覚とNGの植物

真夏日が減り、犬もお散歩や運動がしやすい時期になってきました。それと同時に暑い夏に減っていた食欲も増してくる季節です。今回は犬が食べられる秋の味覚と、気を付けたい秋の植物について、クイズ形式でご紹介します。

それではさっそく、秋の味覚クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 犬に与えてOKの秋の味覚はどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「松茸」です。
松茸のみならず、キノコ類には食物繊維、ビタミン、ミネラルや、免疫力の維持に役立つβグルカンが含まれています。

他にも栗や柿などの秋の味覚は犬も食べられます。柿には、ビタミンC、β-カロテン、食物繊維などが多く含まれており、約8割が水分でできているため、シニア犬にもオススメです。

栗も水分を多く含んでいるため、水分補給としても優秀な食べ物です。食物繊維やミネラルも豊富で、栄養満点ですが、炭水化物が豊富でカロリーの高い食べ物ですので、与えすぎには注意しましょう。

ブドウ、イチジク、プラムは絶対に食べさせてはいけません。中毒により、様々な身体症状が引き起こされてしまいます。

Q.2 秋の味覚を犬に与える時の注意点として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「人間用に調理したものをあげる際は薄味にして与える」です。
家庭で薄味にして作ったおかずも、味付けをしている場合は犬にとって塩分・糖分過多となる場合が多いです。素材の味を生かし、余計な味付けはしないようにしましょう。

多くの植物の芯や種には有毒成分を含んでいるため、必ず除去し、根菜や木の実、キノコなどは生のままでは消化しづらいため、基本的には加熱して柔らかくしてからあげてください。

また、初めてあげる植物はアレルギーが起こる可能性もあります。あげる量やあげた後の犬の様子もしっかりチェックしましょう。

Q.3 犬に与えて問題ない秋の植物はどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「キクラゲ」です。
キクラゲは貧血予防や便秘解消にも効果があり、食べてOKです。

他のシクラメン、ヒガンバナ、ギンナンには、いずれも犬にとってよくない成分が含まれており、食べると下痢や嘔吐、場合によっては死に至ることもあります。

秋は、お散歩時間も増えて様々な植物に触れることも多いと思いますが、これらに愛犬が近づかないよう注意してあげましょう。

万一口にしてしまった場合には、すぐに動物病院に連れて行き、「いつ・何を・どれくらい食べたか」を伝えましょう。可能であれば食べてしまった植物を持参すると、より診察時に役立ちます。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
食欲の秋は愛犬と一緒に楽しもう!与えていいもの・いけないもの
結果発表
問正解/ 問中
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【獣医師監修】犬の発作の原因は?慌てないために知っておきたい疾患

発作という言葉は「病気の症状が突発的に起こること」を指し、一般的に『てんかん発作』、『喘息発作』、『心臓発作』などのように使用されます。 今回は、突然の意識障害や痙攣が起こる『てんかん発作』や『てんかん様発作』と呼ばれる症状についてご紹介します。 犬の発作は意外と多く、特に小型犬ではよく見られます。発作が見られた時にどんな疾患が考えられるのか、詳しくご紹介します。

脳の異常

獣医師監修,てんかん,発作,意識障害,痙攣 発作の症状が現れた場合、まず最初に考えるのは脳の疾患です。脳の疾患は確定診断にCTやMRIなどの全身麻酔が必要な検査を行うことが多く、時間や費用がかかることも少なくありません。 また、疾患によっては好発犬種も存在するので、愛犬が当てはまるかどうかは確認しておきましょう。

水頭症

【症状】 成長とともに見られる行動変化、視覚障害、ふらつき、発作など。 【原因】 脳脊髄液(頭蓋骨内を満たす液体)の循環異常(吸収障害、循環路の閉塞、腫瘍)によって頭蓋内圧が上昇することによる。 【備考】 先天的に脳脊髄液の循環不全が起きている場合もあれば、原因不明の後天的水頭症も発生することがある。

ウイルス性脳炎

【症状】 発作を始めとする種々の症状が、原因ウイルスによって現れる。 【原因】 狂犬病、ジステンパーなど。これらはワクチンによる予防が可能。 【備考】 これらの感染症は感染力も高く非常に危険であるため、ワクチンによる予防は必須となる。

肉芽腫性髄膜脳脊髄炎(GME)

【症状】 運動失調、麻痺、発作、頸部痛、突然の失明など。 【原因】 中枢神経系の自己免疫疾患と考えられている。これによって大脳、小脳、脳幹、脊髄に肉芽腫性炎症が起こることによる。 【備考】 MRI検査と脳脊髄液検査によって高精度に診断が可能であるが、これらの検査には全身麻酔が必要。

壊死性髄膜脳炎(NME)

【症状】 発作、運動失調、視力障害など。症状は1~数日で急激に悪化し、進行すると意識障害が引き起こされる。 【原因】 中枢神経の自己免疫疾患と考えられており、これによって大脳皮質の炎症と壊死が起こる。 【備考】 比較的限られた小型犬種(パグ、チワワ、ペキニーズ、シーズー、ポメラニアン、パピヨン、マルチーズ)に好発する。特にパグで発症率が高く、パグ脳炎とも呼ばれる。

脳腫瘍

【症状】 発作を始めとした種々の症状が、腫瘍の発生部位によって現れる。 【原因】 前頭葉、頭頂葉、大脳辺縁系に腫瘍が発生した場合、発作の発生率が高い。 【備考】 脳腫瘍の発生率は10万頭に14.5頭と低い。血管肉腫やリンパ腫などの脳転移(二次性脳腫瘍)も見られる。

代謝性疾患

獣医師監修,てんかん,発作,意識障害,痙攣 頭部に直接的な原因がなくても、他の内臓疾患によって発作が引き起こされることもあります。腎臓や肝臓の異常によって体内に毒素が蓄積し、脳にダメージを与えるためです。 これらは血液検査によりわかることがあります。

尿毒症

【症状】 発作、神経過敏、食欲不振、嘔吐、下痢、口内炎、貧血など。 【原因】 腎機能不全によって、尿中に排泄されるべき代謝老廃物などが血液中に蓄積されることによる。 【備考】 何が原因で腎不全が起きているのかを究明する必要がある。

肝性脳症

【症状】 発作、沈うつ、食欲不振、流涎、ケージの壁などに頭を押し付ける(ヘッドプッシング)、呼びかけに応じない徘徊など。 【原因】 門脈体循環シャント、肝硬変、慢性肝炎、肝不全などが原因となる。消化管で発生するアンモニアが肝臓で代謝されなくなるために神経症状が現れる。 【備考】 主な原因は高アンモニア血症だが、肝臓で代謝されるべきアミノ酸が代謝されず、体内で高濃度になることも肝性脳症の原因となりうる。

低血糖症

【症状】 活動性の低下、性格の変化、ふらつき、失禁、嘔吐、下痢、痙攣、昏睡など。 【原因】 糖尿病治療におけるインスリンの過剰投与、インスリノーマ、アジソン病(副腎皮質機能低下症)など。 【備考】 重度の低血糖では脳に障害が残ることや、最悪の場合、命に関わることもあるため、早急の処置が必要となる。

低カルシウム血症

【症状】 発作、筋肉痛、知覚過敏(顔面を引っ掻く、四肢端を舐めるなど)、神経質、攻撃性など。 【原因】 原発性上皮小体機能低下症、産褥テタニー(出産後の授乳によるカルシウムの喪失)、急性または慢性腎不全、急性膵炎などが原因となる。 【備考】 臨床症状は重度の低カルシウム血症の時に見られる。

高ナトリウム血症

【症状】 元気消失、衰弱、行動異常、運動失調、発作、昏睡など。 【原因】 尿崩症、熱中症、高アルドステロン血症などが原因となる。 【備考】 高ナトリウムは脳の萎縮も引き起こし、脳出血、血栓、脳梗塞などが見られることもある。

その他の原因

獣医師監修,てんかん,発作,意識障害,痙攣 病気以外の要因でも発作が起こることがあります。 特に多いのは特発性てんかん(原因不明のてんかん)で、犬で見られる発作の大部分がこれだと言われています。

中毒

【症状】 発作を始めとした種々の症状が原因物質によって見られる。 【原因】 重金属(鉛など)、有機リン、エチレングリコール、チョコレート、キシリトールなど。 【備考】 チョコレートおよびキシリトールの誤食による来院は多いが、神経症状が見られるほど重度のものは少ない。

特発性てんかん

【症状】 発作(安静時や睡眠時に多い、通常数分以内に収束)、前兆としての不安や恐怖など。発作後には一時的な失明や不全麻痺が見られることもある。 【原因】 不明。脳に異常があることが考えられるが、検査によって異常が検出されない。 【備考】 1~5歳で発症することが多い。群発発作や重積発作が起こると命に関わる。

まとめ

獣医師監修,てんかん,発作,意識障害,痙攣 発作の症状を目の当たりにした時、ほとんどの人は驚くと思います。しかし、このような病気の可能性があることを知っておくだけで、少しは冷静に対処できることもあるでしょう。 慌ててしまったり、どうしたらいいかわからなかったとしても、まずはなるべく早く動物病院を受診してください。

犬にゆずはNG?ゆず風呂に浸かるのもよくない理由とは

爽やかな香りで料理に彩りを与えてくれる「ゆず」は、私たち人間にとっては健康にも良いイメージがありますよね。寒い季節になると、ゆず風呂に入るのが好きな方も多いでしょう。 では、犬にゆずを食べさせたり、ゆず風呂に入れさせても良いのでしょうか? 結論から言うと、ゆずは犬になるべく与えないほうが良い食べ物で、過剰摂取すると重症化する恐れがあります。 今回は、犬にとってゆずが危険になり得る理由や、犬をゆず風呂に入れても良いのかどうかなどを、詳しく解説していきます。

犬にゆずを食べさせてもいいの?

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基本はNGと覚えておこう

少量のゆずを犬が食べてしまっても、特に問題ないか、少し体調を崩す程度で済む場合がほとんどです。 しかし、大量に摂取してしまうと中枢神経系の抑制や皮膚炎などを起こし、重症化する恐れがあるため、基本的には食べさせないほうが良いです。 積極的に与えないのはもちろんのこと、犬が誤って食べてしまうことのないよう、ゆずは犬の届かないところに置いておきましょう。

ゆずのどんな成分が危険なの?

犬の中毒症状を引き起こすのは、ゆずに含まれる「クエン酸」「エッセンシャルオイル(精油)」で、果肉部分、茎、葉、種、皮など、全ての部分に含まれています。 クエン酸は、人間が摂取すると疲労のもととなる「乳酸」を素早く分解し、疲労回復の効果があります。さらに、胃液の分泌を促進することで、胸焼けや胃痛などを解消する効果があるとも言われています。 ゆずの精油も、血行促進、免疫活性、疲労回復、鎮痛作用などがあり、日本人に特に人気です。 一方で、これらの物質を犬が摂取すると、少量であればお腹の調子が悪くなる程度で済みますが、過剰に摂取すると中枢神経系の抑制や炎症などを起こします。

外皮には特に注意!

ゆずなどの柑橘類の外皮には、「ソラレン」という物質が多く含まれており、犬が摂取すると皮膚の炎症を引き起こすことがあります。 口からの摂取だけでなく、皮膚に触れても炎症を起こしてしまう可能性があります。

犬は酸っぱいものが嫌い?

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犬の味覚は人間と違う!

犬には、味を感じ取る「味蕾(みらい)」という器官が人間の5分の1程度しかなく、人間とは味の感じ方が異なります。 そんな犬の味覚は、「甘味」と、腐った食べ物を見分けるため「酸味」に対して特に敏感です。

同じ柑橘類でも甘味の強いものを好む

同じ柑橘類でも、甘味の強いみかんなどは好んで食べる犬も多いようですが、「酸味=腐ったもの」と認識しやすい犬にとって、ゆずのように酸味の強いものはあまり好きではない可能性が高いです。 なお、みかんも少量であれば問題ないですが、過剰摂取や外皮を食べてしまうと危険なので注意しましょう。

料理に入っていると誤食の危険性が高まる

ゆずは犬にとって美味しいものではないですから、ゆずそのものを好んで食べる犬は少ないでしょう。 しかし、肉料理や魚料理など、犬が好きな食べ物にゆずが含まれている場合は、犬が誤って食べてしまう可能性が考えられます。 特に、ゆずの皮を使って香りづけをした料理などを食べる際は、犬が食べてしまわないように注意してくださいね。

犬にゆず風呂はOK?

犬,ゆず,ゆず風呂,ゆず胡椒,危険 日本では、「冬至の日にゆず風呂に入ると1年中風邪をひかない」などと言われ、寒くなると柚子風呂に浸かってゆっくりするのが楽しみだという方も多いでしょう。 普段からお風呂に入るのが好きな愛犬がいると、「うちの子にもゆず風呂に入らせてあげたい」と思うかもしれません。 しかし、先述したように、ゆずの外皮に含まれる「ソラレン」は、皮膚に触れるだけでも炎症を起こしてしまう可能性があるため、犬にゆず風呂はやめておいたほうが良いでしょう。

柚子胡椒は絶対NG!

犬,ゆず,ゆず風呂,ゆず胡椒,危険 ゆずそのものは、果肉部分を少量食べてしまうくらいであれば問題ない場合が多いですが、柚子胡椒には唐辛子と塩分がたくさん入っているため、少量であっても犬に与えてはいけません。 犬が好む味ではありませんが、肉料理についていたりすると、誤って口にしてしまうことがあるので十分注意してください。

まとめ

犬,ゆず,ゆず風呂,ゆず胡椒,危険 人間にとっては健康に良い効果のあるゆずですが、犬には危険になり得る食べ物なので、飼い主さんは愛犬がゆずを口にしてしまわないよう注意が必要です。 犬が好む味ではないので、ゆずそのものを積極的に食べてしまうことはあまりありませんが、肉や魚などの料理に入っていると口にしてしまいやすいので気をつけましょう。 また、口からの摂取だけでなく、ゆずの外皮に含まれる「ソラレン」は皮膚に触れただけで炎症を起こすことがあるため、犬をゆず風呂に入れるのはやめておきましょう。

猫はみかんを食べられるけど好きじゃない?与える際の注意点とは

寒い時期にはこたつがよく似合う猫。では、こたつとセットのイメージがあるみかんを、猫に食べさせても大丈夫なのでしょうか? 結論から言うと、みかんの果肉部分だけを適量食べる分には問題ありませんが、皮の部分や、みかんの加工品を与えるのは好ましくありません。また、みかんを好んで食べる猫はあまり多くないことも知られています。 今回の記事では、猫にみかんを与える際に注意したいポイントや、猫がみかんなどの柑橘系を好まない理由をご紹介します。

みかんの果肉はOK

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果肉は適量なら食べられる

みかんの80%は水分でできており、その他には繊維質やビタミン類、ミネラル、炭水化物、βカロチン、ビタミンCなどが含まれています。皮を剥いた果肉の部分だけなら、適量であれば猫が食べても大丈夫です。

水分摂取に効果的かも?

ヒトと違って猫はビタミンCを体内で合成できるため、みかんなどの果物は必須ではありません。 ただし、水分量が多いため、みかんを好んで食べる猫であれば、水分不足による熱中症や、冬場に起きやすい脱水症状の防止に役立つかもしれません。

他の柑橘系も基本的には変わらない

みかんの他にも、オレンジ、デコポン、はっさく、きんかん、ポンカンなど、他の柑橘系の果実も基本的には食べても大丈夫です。 いずれも皮を剥き種は除いて、適量を与えるようにしてください。

みかんの皮は剥いてあげよう

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皮には有害な成分が含まれている

みかんの皮には「リモネン」という成分が含まれていますが、猫はこれを分解することができないため、皮を食べすぎてしまうと、嘔吐や痙攣などの中毒症状を引き起こすことがあります。 誤って少量を口にしてしまった程度ではそこまで心配する必要はありませんが、故意に皮ごと与えてはいけません。

皮は消化に悪い

みかんの皮は硬くて消化に悪いため、食べてしまうと猫によっては消化不良で下痢や嘔吐を引き起こすことがあります。 中の白い筋や房も消化しにくいですが、そのまま食べてしまっても問題ない場合が多いです。消化能力は猫によって異なるため、猫の様子を見ながら少量ずつ与えましょう。

農薬がついていることもある

みかんの皮には農薬がついている可能性があることも、皮を与えないほうが良い理由の1つです。 みかんの場合は皮を剥いてしまえば良いですが、皮を剥かない野菜や果物を与える際は、よく洗ってから与えるようにしてください。

みかんが嫌いな猫は多い

猫,みかん,食べられる,嫌い,柑橘類 ここまで、皮を剥けば猫にみかんを食べさせても良いことをお伝えしましたが、実は、みかんなどの柑橘類を好んで食べる猫は多くありません。それどころか、飼い主さんがみかんを食べ始めたり、柑橘系の香水をつけただけで、嫌がって逃げてしまう猫もいるようです。

なぜ柑橘類が嫌いなの?

理由ははっきりしていませんが、肉食動物である猫は、酸味に対して、食べ物が腐った味だと認識するためではないかと考えられています。さらに、猫は甘味を感じないため、ただの酸っぱい食べ物だと感じてしまうのでしょう。

アレルギー症状に注意しよう

猫,みかん,食べられる,嫌い,アレルギー,柑橘類 多くの猫はみかんの果肉部分を食べても大丈夫ですが、中には柑橘系の果物にアレルギーを持っている猫もいます。アレルギー症状には、下痢、嘔吐、皮膚のかゆみ、脱力、目の充血などがあります。 みかんに限らず、初めての食べ物を猫に与える際は少しずつ様子を見ながら与えるようにしましょう。また、食べさせた後にはしばらく様子を観察していた方が安全なので、初めてのものを与える場合は、丸一日家にいられる日の午前中にしましょう。

みかんの加工品は食べても大丈夫?

猫,みかん,食べられる,嫌い,柑橘類 生のみかん果肉は食べても大丈夫ですが、みかんジュースやみかんゼリーなど、みかんの加工品を猫に与えても大丈夫なのでしょうか? 結論から言うと、市販の加工品は糖分などを多く含むため、猫には与えない方が良いです。

与えるなら手作りのものを

猫にみかんジュースなどを与えたいのであれば、お家で絞ったりミキサーにかけたりして、手作りしたものを与えるようにしてください。 ただし、先述した通り、猫は柑橘系のものをあまり好まない場合が多いので、頑張って手作りしても食べてくれない可能性が高いことは頭に入れておきましょう。

まとめ

猫,みかん,食べられる,嫌い,柑橘類 猫にみかんの果肉部分を与えるのは、適量であれば問題ありません。一方、みかんの皮をたくさん食べてしまうと中毒症状や消化不良を起こしてしまうため注意が必要です。 また、猫はみかんなどの酸味が強い食べ物を嫌う傾向にあるため、無理に食べさせようとはしないでください。 中には、飼い主さんが柑橘類を食べていたり、柑橘系の香水やアロマを使っているだけで嫌がる猫もいるので、その場合はなるべく猫のいないところでみかんを食べたり、柑橘系の香料の使用を控えるようにしましょう。

猫にはキャットフードを!「ねこまんま」がNGな3つの理由

現在では多くの猫の飼い主が、当たり前のようにキャットフードを与えていますが、少し前までは人間の食事の残りを猫の餌として与えていたことも珍しくありませんでした。 しかし、いわゆる「ねこまんま」と呼ばれる食事は、複数の観点から猫に与えるべきではありません。 この記事では、猫に「ねこまんま」を与えてはいけない理由を詳しく解説していきます。人間の食事と同じものを与えているという人は、この記事を読み、キャットフードへの切り替えを検討しましょう。

関東と関西のねこまんま

猫,ねこまんま,かつお節,味噌汁,ネギ,塩分,腎臓病,尿路結石,アレルギー,中毒,米,キャットフード 「ねこまんま」と聞くと、どのような食べ物を想像するでしょうか?実はねこまんまは、関東と関西では作り方が異なります。
関東風のねこまんま:ご飯にかつお節をまぶしたもの 関西風のねこまんま:ご飯に味噌汁をかけたもの
白米をベースに、家に常備されているかつお節や、余った味噌汁が用いられており、作り方は非常に簡単です。 なお、埼玉生まれ埼玉育ちの筆者は、関西風のねこまんましか知りませんでした。逆に、関西出身だけど関東風のねこまんましか知らなかったという方も多いようです。

ねこまんまを猫に与えてはいけない3つの理由

ねこまんまは関東風と関西風の2種類あることがわかりましたが、どちらも猫に与えるのはよくありません。では、実際にねこまんまのどのような点がいけないのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

理由①かつお節がダメ

猫,ねこまんま,かつお節,味噌汁,ネギ,塩分,腎臓病,尿路結石,アレルギー,中毒,米,キャットフード 猫の好物でもあるかつお節は、たんぱく質やビタミンが豊富で、香りが良く、食欲のない猫には食欲増進の効果が期待できるでしょう。しかし、ミネラルが豊富に含まれているため、摂取しすぎると腎臓に負担がかかり、腎臓病や尿路結石を引き起こす可能性もあります。 ミネラルには、カルシウム、マグネシウム、ナトリウムなどがあり、マグネシウムを摂りすぎると、結石の原因であるストラバイトが発生する確率が高まると考えられています。 かつお節には100gあたり70mgのマグネシウムが含まれており、10gのかつお節を食べると7mgのマグネシウムを摂取することになります。体の小さな猫にとって、7mgでも結構な量でしょう。どうしても与えたい場合は、1g程度の少量をフードにふりかけるようにしてあげてください。 また、人間用のかつお節には塩分が含まれているため、与えてはいけません
ことわざ:猫に鰹節 「猫に鰹節」ということわざを聞いたことはありますか? これは、猫のそばに好物の鰹節を置くと盗み食いされてしまうことから、「油断できないこと」「危険であること」を意味しています。

理由②味噌がダメ

猫,ねこまんま,かつお節,味噌汁,ネギ,塩分,腎臓病,尿路結石,アレルギー,中毒,米,キャットフード 味噌は、大豆や米などの穀物に、塩と麹を加えて作られる発酵食品です。たんぱく質やアミノ酸、ビタミン類も豊富に含まれていることから「医者殺し」と言われるほどの栄養価があります。 しかし、味噌には大量の塩分が含まれています。人間であれば汗をかいて塩分を外に排出できますが、ほとんど汗をかかない猫が過剰に塩分を摂取すると、腎臓などの臓器に負担がかかります。 人間が食べる味噌汁は、猫にとってみると過剰な量の塩分が含まれています。猫はもともと腎臓病になりやすい動物であり、腎臓に負担をかける塩分の摂取には気をつけなければいけません。 また、味噌の原料である大豆がアレルギーを起こす可能性もあります。

理由③味噌汁の具がダメ

猫,ねこまんま,かつお節,味噌汁,ネギ,塩分,腎臓病,尿路結石,アレルギー,中毒,米,キャットフード 味噌汁の定番の具として、長ネギや玉ねぎがあります。これらのネギ類を猫が食べてしまうと、赤血球に含まれるヘモグロビンが酸化し、赤血球が破壊されてしまいます。場合によっては、命を落としてしまうこともあるため、猫には絶対に与えてはいけません。 ネギ類を食べると、以下のような中毒症状が現れます。
  • 貧血
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 歩行不安定
  • 食欲不振
  • 呼吸困難
これらの症状は食べてから半日〜数日後に現れることが多く、誤って食べてしまった場合は、症状が現れなくてもすぐに動物病院に連れて行きましょう

米は与えても問題ない?

猫,ねこまんま,かつお節,味噌汁,ネギ,塩分,腎臓病,尿路結石,アレルギー,中毒,米,キャットフード 生米のまま猫に与えると消化不良を起こしてしまいますが、炊いた米であれば問題ありません。 しかし、肉食動物である猫は、本来穀物を食べる習慣がありません。そのため、糖の消化や代謝を十分には行えないことから、猫に米を積極的に与える必要はありません。 猫が好んで食べる場合は、主食にはせず、スプーン1杯程度に留めましょう。

やっぱりキャットフードが一番

猫,ねこまんま,かつお節,味噌汁,ネギ,塩分,腎臓病,尿路結石,アレルギー,中毒,米,キャットフード キャットフードも年々進化していき、栄養バランスを考えられたものはもちろん、病気に特化したものや、年齢に応じたものなど、バリエーションもさまざまです。猫にもフードの好き嫌いはありますが、愛猫が喜んで食べるフードを見つけてあげてください。 私たち人間が普段何気なく食べているものでも、他の動物にとっては害となるものがたくさんあります。手作りのご飯を与える場合は、食材や摂取カロリーには十分気をつけましょう。 また、腎臓病になりやすい猫にとって塩分は大敵です。日頃から猫の健康に気をつかい、猫にとって安心で安全な食事を選択してあげてください。