【クイズ】同じようで意外と違う?!犬と猫の体のつくり
今回は、犬と猫の体のつくりの違いをクイズ形式でご紹介します。
それではさっそく、犬と猫の違いのクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 犬と猫の「目」について、正しいのは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「猫は瞳孔が縦長になることがある」です。
猫の瞳孔は、明るい場所では丸く、暗い場所では縦長の細い線のようになります。犬は人間と同じで、丸い形のまま瞳孔の大きさが変わります。
視力については犬も猫も近眼傾向にあり、0.3程度しかありません。
動体視力は犬も猫も非常に優れており、人間の4倍以上の能力があると言われています。
暗視能力も人間より優れており、犬は人間の1/3、猫は人間の1/6の光量でも物体を認識できるとされています。
視力については犬も猫も近眼傾向にあり、0.3程度しかありません。
動体視力は犬も猫も非常に優れており、人間の4倍以上の能力があると言われています。
暗視能力も人間より優れており、犬は人間の1/3、猫は人間の1/6の光量でも物体を認識できるとされています。
Q.2 犬と猫の「歯」について、正しいのは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「臼歯は犬の方が多い」です。
口の先端に近い切歯と犬歯の数は両者とも同じ数が生えていますが、口の奥側の臼歯は犬の方が多く生えています。
猫の永久歯は30本あるのに対して、臼歯が多い分犬の永久歯は42本と猫より多く生えています。
歯の形については、猫は獲物を捕らえる際に首元に鋭く咬みつくため、歯は全てが鋭い形をしています。 一方で、犬の切歯と犬歯は尖っていますが、奥歯は猫と比べるとそれほど尖っていません。
猫の永久歯は30本あるのに対して、臼歯が多い分犬の永久歯は42本と猫より多く生えています。
歯の形については、猫は獲物を捕らえる際に首元に鋭く咬みつくため、歯は全てが鋭い形をしています。 一方で、犬の切歯と犬歯は尖っていますが、奥歯は猫と比べるとそれほど尖っていません。
Q.3 犬と猫の「爪」について、正しいのは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「犬と猫の爪の数は基本的に同数である」です。
基本的に犬と猫の爪の本数は同じで、前肢は左右5本ずつ、後肢は左右4本ずつあります。前肢後肢共に地面につく爪は4本で、前肢には地面につかない爪の「狼爪(ろうそう)」があります。
犬も猫も後肢に狼爪を持って生まれてくる場合があります。「グレート・ピレニーズ」という犬種は後肢に2本の狼爪があり、後肢には合計で6本もの爪があります。
爪の出し入れについては、基本的に猫は爪の出し入れができますが、出し入れするための筋肉が未発達な子猫や、筋肉が衰えた高齢猫は爪が出たままのことがあります。
犬の爪は、出し入れはできず常に出たままで、走る際にスパイクのような滑り止めの役割を果たします。ネコ科の動物でも、走って獲物を追いかけることに特化した「チーター」は犬と同じように爪が出たままです。
犬も猫も後肢に狼爪を持って生まれてくる場合があります。「グレート・ピレニーズ」という犬種は後肢に2本の狼爪があり、後肢には合計で6本もの爪があります。
爪の出し入れについては、基本的に猫は爪の出し入れができますが、出し入れするための筋肉が未発達な子猫や、筋肉が衰えた高齢猫は爪が出たままのことがあります。
犬の爪は、出し入れはできず常に出たままで、走る際にスパイクのような滑り止めの役割を果たします。ネコ科の動物でも、走って獲物を追いかけることに特化した「チーター」は犬と同じように爪が出たままです。
問正解/
問中
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
猫にも狼爪がある?!知って楽しい犬と猫の体の違い
結果発表
問正解/
問中
猫にも狼爪がある?!知って楽しい犬と猫の体の違い
犬猫の「目」は良いのか悪いのか

狩りの方法の違いで目の機能が異なる
瞳孔の形や立体視野の違いは、狩りの方法の違いによるものです。猫は草むらなどに隠れて獲物を待ち伏せする方法で狩りをします。草の隙間から獲物を狙うため、縦方向にピントを合わせられる縦長の瞳孔と、獲物までの距離を把握できる広い視野が必要になりました。 一方、犬は走って獲物を追い詰める追跡型の狩りをします。隙間から狙うわけではないので縦長の瞳孔にはならず、猫ほど獲物までの距離をきっちり把握する必要もなかったため、立体視野も狭くなったと考えられます。視力は悪いが優れた能力も
視力については、犬も猫も近眼傾向にあります。犬の場合は犬種によって異なりますが、一般的には0.2〜0.3程度、猫の場合は0.3程度です。 また、犬猫共に人間と比べると、色を識別する能力は低く、赤や緑といった色をほとんど見分けられません。 しかしながら、暗視能力は人間より優れており、犬は人間の1/3、猫は人間の1/6の光量でも物体を認識できるとされています。 また、犬猫共に動体視力も非常に優れており、人間の4倍以上の能力があると言われています。犬と猫で「歯」の本数や形が違う?!

食べるものの違いで歯の本数が違う
犬の永久歯は42本ありますが、猫は30本しかありません。犬や猫を含む多くの哺乳動物は、「切歯」、「犬歯」、「前臼歯」、「後臼歯」の4種類の歯を持ちます。口の先端に近い切歯と犬歯の数は両者とも同じ数が生えていますが、口の奥側の臼歯は犬の方が多く生えています。 この違いは、肉食動物である猫は肉を切り裂くための鋭い犬歯が発達し、肉食に近い雑食動物である犬は臼歯が発達したためです。狩りの方法の違いで歯の形が違う
犬と猫は歯の形にも違いがあります。これは狩りの方法や獲物の大きさなどに違いがあるためです。 猫の歯は犬と比べると全てが鋭い形をしています。これは狩りの方法が、単独で短時間に小動物を捕らえる形式をとるためです。一瞬で確実に仕留めるため、獲物を捕らえる際には首元に鋭く咬みつきます。 犬の歯は猫と比べると奥歯はそれほど尖っていません。犬の場合は、集団で長時間かけて比較的大きな動物を対象に狩りをします。集団であるため一発で仕留める必要はなく、大型の動物は時間をかけて攻撃し、獲物の動きを鈍らせてから仕留めます。出し入れ可能な「爪」と狼爪(ろうそう)

出し入れできる猫の爪
猫の爪が出し入れできるのには主に二つの理由があります。一つは、獲物を捕らえるために爪を鋭く保つ必要があるためと言われています。もう一つの理由は、待ち伏せして獲物を狩るためには身を隠す必要があり、歩く音がしやすい爪は普段隠されています。 犬の爪は猫と異なり、出し入れはできず常に出たままで、走る際にはスパイクのような滑り止めの役割を果たします。 ネコ科の動物の中でも、ほとんどの種類が爪の出し入れが可能ですが、走って獲物を追いかけることに特化した「チーター」は犬と同じように爪が出たままです。また、爪を出し入れするための筋肉が未発達な子猫や、筋肉が衰えた高齢猫は爪が出たままのことがあります。「狼爪」とその役割とは
爪の本数は犬猫共に同数で、基本的に前肢は左右5本ずつ、後肢は左右4本ずつあります。前肢後肢共に地面につく爪は4本で、前肢には地面につかない爪の「狼爪」があります。 前肢に狼爪がある理由は、滑りやすくゴツゴツした岩場や急斜面を登るのに必要だったためと言われています。 また、犬をよく観察していると、ガムのような長い食べ物をかじっているときは、狼爪を器用に使って食べ物を支えているのがわかります。頭や顔のかゆいところを前肢で掻くときも、狼爪を使っている場合があります。 後肢には基本的に狼爪はありません。犬の場合、多くは生まれつきなかったか、ついていた場合はブリーダーなどによって生後すぐに切除されたかの、どちらかになります。出産に人間が関わらなかった犬の場合は、後肢に狼爪がついている場合があります。 例外的にピレネー山脈の傾斜地で活躍していた犬の「グレート・ピレニーズ」などは、後肢に狼爪を持つことが犬種の標準だとされています。グレート・ピレニーズの場合は後肢に2本の狼爪があり、後肢には合計で6本の爪がある個性的な犬種です。 猫の場合は犬ほど後肢の狼爪を持つ個体は多くありませんが、稀にいるようです。まとめ
