犬の体の臭い、気になる?「犬の体臭原因6つ」と「対策」
犬の臭い、気になってる?
最近、わんちゃんの匂いが気になることはありませんか?加齢で多少体臭がきつくなることはありますが、若い犬でも臭いがしている時があります。
それはもしかしたら、わんちゃんの衛生管理ができていないからかもしれません。この記事では、犬の体臭原因6つをまとめました。
犬の体臭の原因6つ
①汗
犬には「アポクリン腺」という汗腺が全身にあります。アポクリン腺から分泌される脂質やタンパク質、皮脂を含む汗が原因で、犬の体臭がきつくなることがあります。
特に皮脂を含んだ汗が酸素に触れて酸化し、雑菌が繁殖して体臭がきつくなってしまいます。
月1、2回程度の定期的なシャンプーをすることがオススメです。
- シワの多い犬種は、シワに皮脂や汚れがたまりやすいので、特に注意!
- ウェットタオルやティッシュで優しく拭き取ってあげましょう。
②汚れ・抜け毛・ゴミ
たとえ室内で飼っていても、毎日ホコリなどで少しずつ被毛が汚れてしまったり、被毛が抜けたりします。
そのようなわんちゃんについた汚れや抜け毛、ゴミなどは雑菌が繁殖しやすいので、臭いを発する原因となります。定期的なブラッシングで取り除いてあげましょう。
③口臭
犬も口臭がきつくなることがあります。口の中に残った食べかすで歯垢がたまり、歯石になり、それが溜まって菌が繁殖してしまうためです。
犬の歯のケアは、本来なら毎日すべきことですが、できていない人も多いようです。犬の歯が黄色かったり茶色かったら要注意。黄色いのが歯石です。
歯磨き以外にもおもちゃやガムなどで口内環境を清潔に保ってあげましょう。
④目やに・爪・耳
目やにや耳垢、爪をお手入れせずに放置すると、雑菌が繁殖してしまい、そこが臭いの元になってしまいます。
特に耳のたれた犬種は、耳の中が蒸れやすく、雑菌が繁殖しやすいので、こまめにお掃除してあげましょう。
⑤腸内バランスを崩す食べ物
犬に食べさせるものが、タンパク質や脂質多く含んだものであるなら要注意です。腸内バランスが崩れ、体臭がキツくなる原因になる場合があります。
わんちゃんのお手入れを頑張っているのに体臭が気になるようであれば、食物繊維が豊富な食物、消化に良い食物を摂取させるなど、食生活を変えてみましょう。
食物繊維が豊富な食べ物は、体臭を抑えるだけでなく、便の臭いも軽減することができますよ。
⑥肛門腺に溜まった分泌物
犬には「肛門腺」と呼ばれる、クサイ臭いを溜めるための袋が肛門の左右にあります。この肛門腺にたまっている分泌物が、強烈な臭いを発します。
本来、排泄時に一緒に出るものですが、犬によっては排出し切れない子もいます。それがふとした時に排出され、強烈な臭いを放つことがあります。
飼い主さんが定期的に肛門線を絞り、分泌物を出してあげることが必要です。こうすることで、臭いを抑えることができます。
具体的に犬のお手入れってどうすればいいの?
何をどれぐらいやれば良いのか、わかりやすくまとめてある「犬のお手入れ」記事はこちらです。ぜひご参照ください↓
愛犬が清潔=健康!
清潔に保つこと、食生活を変えることは体臭のためだけではなく、健康にも繋がっています。わんちゃんのために、ケアは欠かさないであげてくださいね。
「もしかしたら、部屋も臭ってしまっているかも・・・?」と気になった方は、こちらも参考になると思います。「部屋に染み付いてしまった犬の臭い」に関する消臭対策の記事もどうぞ!↓
お部屋が「猫臭く」なってるかも?臭いの対策7つ
「最近、猫ちゃんが臭くなったかも」と感じている方も多いのでは?しかし、実は猫ちゃんに体臭はないようです。
では、一体どこから臭っていて、その謎の臭いはどうすれば良いのでしょうか。この記事では猫臭いお部屋の原因と対策についてまとめてあります。
猫臭さを軽減させる「7つのポイント」
①トイレ掃除は最低1日1回
猫ちゃんのトイレ、こまめにお掃除できていますか?「排泄物があってもほったらかしにしがち」という方は要注意です。そこから臭いがきている可能性があります。
また、猫ちゃんはとっても綺麗好きな動物なので、トイレが汚いままだと、トイレを嫌ってトイレからはみ出しておしっこをしたりします。
猫ちゃんにきちんとトイレしてもらうためにも、こまめなお掃除は欠かせません。
②猫砂を変える
猫砂を丸ごと変えると、臭いがかなり軽減されることがあります。猫砂ごとに特徴が異なり、例えばそのままトイレに流せる紙タイプなどです。
さらに、猫の好みの問題もあるので、愛猫とよく相談をして決めましょう。猫ちゃんの性格に合わない猫砂である場合は、トイレでしてくれないことがあります。好みを見て、変えてあげましょう。
③トイレ本体を定期的に洗う
猫のトイレの容器本体を一週間に1回程度洗って天日干しすることで、雑菌の繁殖が抑えられ、臭いを抑えることができます。
また、システムトイレは普通のトイレより消臭効果が期待できるようなので、使用してみるのも良いかもしれませんね。
④シャンプー
被毛が多い猫ちゃんは、排泄物が毛についてしまったり、皮膚から出る油で毛が固まってしまうことがあります。そういう場合はシャンプーが必要です。
しかし、シャンプーをしすぎると毛が痛んだり、皮膚トラブルを引き起こす原因になってしまうので、頻度は多くても2ヶ月に1回程度にしましょう。
また、口内炎や歯周病の場合やスプレー行為(いつもより濃いおしっこをかけるマーキング)をした後、臭いが気になるようであれば、シャンプーや、濡れたタオルで体を拭いてあげると臭いを抑えられます。
お湯やシャンプーが苦手な猫の場合、ドライシャンプーが良いかもしれません。ドライシャンプーを使用する場合は、猫ちゃんは体をなめるので害のないものにしましょう。
⑤餌の放置はやめる
餌を放置すると、餌の腐敗臭などが部屋に残ってしまいます。また、置きエサは臭いだけでなく、肥満や病気の元になることもあります。
こちらの記事では置きエサのリスクをまとめてありますので、興味のある方はご一読ください。
⑥スプレー行為の対策をする
猫ちゃんが家の中でスプレー行為をした場合はこまめに拭き取ると、臭いを軽減できます。
頻繁に同じ場所にする場合は、撥水加工のシートを貼ると、楽になります。
⑦脱臭機を使用する
脱臭機は臭いの元から分解してくれるもので、その効果は絶大だと言われています。
臭いを芳香剤などで誤魔化さずに消臭したい方にはオススメです。ペット専用の脱臭機もありますよ。
猫は綺麗好き。
猫ちゃんは綺麗好きな動物ですから、もし臭ってきたら、人の手で清潔にしてあげることで改善されるはずですよ。
猫には体臭がないので、急に体から臭ってきたり、対策しても改善されない場合は病気である可能性もあります。一度、獣医さんに診てもらうと安心です。