キャットフードの保存容器、おすすめ5選!酸化を防ぐ効果的な方法。
袋のままの保存、危ないかも?
「キャットフードは買ってきた袋のまま」と言う方、実は猫にとって悪影響を及ぼしているかもしれません。
袋のまま保存をしていると、キャットフードが酸化してしまう可能性が高いからです。
その危険性については、「袋のままはNG!キャットフードの保存方法、場所とは。」にて解説されています。
そこで、保存におすすめの容器を5つ厳選いたしました。
【アイデア①】 楽ちんなフードストッカー
おそらく一番簡単な保存方法でしょう。袋のまま容器に入れ、蓋の裏側に乾燥剤を貼ります。
フードストッカーのメリットは、
- 袋まま入れられるものはラク
- 密閉できる
- 袋の遮光効果などとダブル効果
- 匂いが部屋に漏れない
- 虫が来ない
などが挙げられます。
また、フードストッカーの中に乾燥剤を入れておくことで、密閉状態+乾燥によって、湿気を防ぐことができます。袋をそのままおいてある..という方は、ぜひフードストッカーを使ってみてください!
【アイデア②】 真空にできる容器
今は、真空にできる容器があり、簡単に空気を抜くことができます。キャットフード用の真空容器もあり、見た目もおしゃれです。
「そのままカリッとした状態をキープできた」という声も聞きますので、試す価値ありです。
【アイデア③】 小分けにして乾燥剤を入れる
一番手間がかかってしまいますが、一番良いとされている方法になります。
一日分(または一食分)ごとにジップロックへ小分けにし、空気を抜いて常温保存します。この時に、乾燥材も一緒に入れることで、さらに効果UPを狙います。
これが一番空気に触れず、酸化を防ぐことができます。しかしやはり小分けにするのは手間なので、そこは飼い主さんの考え次第といったところでしょう。
冷凍庫への保存はNGかも
小分けにしたキャットフードを、冷凍庫に保存する方もいますが、これには賛否両論があります。
確かに酸化を防ぐことはできますが、解凍に注意しなければなりません。余計に劣化をする危険性があるからです。
キャットフードは温度の変化に弱いとされています。また解凍時に結露が溶けることで、腐敗の原因になりかねません。
【アイデア④】 おしゃれなディスペンサー
海外でシリアルやスナックを入れるのに使われるディスペンサー。これをキャットフード入れに使っちゃいましょう!
見た目がおしゃれなのはもちろんのこと、毎回お皿に取り出すときも楽チンです。
ディスペンサーに移した後は、ハンドルを回すだけで出て来るため、空気に触れる回数を減らすことができます。
【アイデア⑤】 便利な自動給餌機
自動給餌器はとても便利です。保存容器を買おうとするなら、自動給餌器の購入を検討するのもありかもしれません。特に、留守がちな飼い主さんにおすすめです。
そのままの使用では、今までご紹介してきたような方法よりも、酸化を止める効果は見込めないでしょう。
より効果を高めるために、自動給餌器の中に乾燥剤を貼り付けたり、クリップで挟んだ乾燥剤を中に吊り下げたりする方法があります。
こちらの動画(ティーバッグ方式で自動給餌器にシリカゲル(乾燥剤)を設置します!猫の餌を湿気や酸化から防ぐ方法!)で詳しく紹介されています。
こちらの記事(「猫をお留守番させるときに気をつけるべきこと3つ」)でも取り上げていますので、よかったら参考にして見てください。
保存容器までこだわってこそ、猫の健康を守れる!
恐ろしいキャットフードの劣化を防ぐためには、保存までこだわることが大切です。人間のご飯だって、1ヶ月も外に放置していたら美味しくないのは当たり前ですよね。
しっかり管理して、美味しくて安全なキャットフードをキープしましょう!
袋のままはNG!キャットフードの保存方法、場所とは。
「買ったまま」に、してない?
「大袋で買ってきて、袋からすくってドライフードをあげている」
そんな方も少なくないと思います。でもその方法だと、猫ちゃんが食べる時には既に美味しくないかもしれません。もしかすると、健康に害を与えてしまっている可能性もあります。
保存には「酸化」がキー
キャットフードは、開封してお皿に出した半日後には、もう酸化が始まっていると言われています。酸化をしてしまうと、味が損なわれることはもちろんのこと、健康に悪影響を及ぼしかねません。
キャットフードに含まれている脂肪分が変質し、最終的に悪玉コレステロールになってしまいます。そしてこれらは、動脈硬化やガンの原因になると言われています。
だから、酸化に気をつけて保存しないと、猫の健康を損なう原因になってしまうのです。
おすすめ保存方法3つ
小分けにして、乾燥剤を入れて保存
手間はかかりますが、今のところ1番酸化を防ぐことができるといわれている方法です。
一日分や一食分に小分けにして、空気を抜いて乾燥材を封入。常温で保存します。常温ではなく、冷凍で保存をし、あげる前日に冷蔵庫で解凍して挙げているツワモノもいるそうです。冷凍保存の方が酸化しなくて良いという考え方もありますが、キャットフードは温度の変化に弱いので、常温保存でも大丈夫だと考えられます。
小分けにして、それぞれに除湿剤を入れるのは効果的ですが、大変。そこは飼い主さんの考え方次第といったところでしょう。
フードストッカー+乾燥剤
おそらく一番簡単な保存方法です。袋のまま容器に入れ、蓋の裏側に乾燥剤を貼ります。この乾燥剤がポイントです。
フードストッカーの中に乾燥剤を入れておくことで、密閉状態+乾燥のダブル効果を狙えます。いつも、袋のまま置きっぱなしだ..という方は、ぜひフードストッカーを使ってみてください!
真空にできる容器に入れる
真空にできる容器を使えば、簡単に空気を抜くことができます。キャットフード用のものもあり、見た目もおしゃれです。
「そのままカリッとした状態をキープできた」という声も聞きますので、試す価値ありです。
冷凍?冷蔵?常温?どれがいいの?
酸化をしないように、と考えた場合、冷凍保存が良さそうですよね。でも、冷凍保存はいくつかデメリットがあります。
- キャットフードは温度変化に弱い
- 自然解凍ならまだしも、電子レンジでの解凍をすると味が落ちる
- 解凍の時に結露ができてしまって、腐りやすくなってしまう
キャットフード会社は、飼い主さんが冷凍・解凍をすると思って作っていないので、対応していないことが考えられます。
飼い主さんごとに納得のいくやり方が違うとは思うのですが、常温保存で良いと言えるでしょう。
ウェットフードの保存
ウェットフードは生モノだと考えてください。70パーセント以上が水分のため、長期の保存は難しいです。そのため、保存は基本的にできないと思っていて良いでしょう。
余ってしまった場合、お皿に移してラップをかけて、冷蔵庫で保存をしましょう。
翌日には食べきるようにし、それでも余ってしまったら捨ててください。
ドライフードの期限は1ヶ月
ドライフードを大袋で買う人も多いのではないでしょうか。しかし、いつまでも保つ訳ではありません。開封したドライフードは、1ヶ月を目安に食べきることが推奨されています。
キャットフードの会社も「1ヶ月で食べきるだろう」と見越して作っているため、それ以上残しておくのは避けましょう。
キャットフードの保存はしっかり!
猫の健康を考えている人でも、案外見落としがちなのが、「キャットフードの保存方法」だったりします。一度酸化をしてしまうと、もとの状態に戻すことができません。酸化対策をしっかりして、猫ちゃんにいつまでも健康でいてもらいましょう!