ペットテックとは?犬猫の世話や健康管理だけじゃない!サービス7選

近年、多くの人がペットを家族の一員として大切に思い、その健康管理やストレス軽減に関心を寄せています。そして、そのニーズに応えるため、最新のIoTやAI技術を活用したペットテック製品が相次いで登場しています。

この記事では、注目を集めるペットテックの成長背景や、おすすめの製品・サービスを紹介いたします。ぜひ、参考にしてみてください。

ペットテックとは何か

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近年、ペットとテクノロジーが融合した「ペットテック」が注目を集めています。ペットの見守りカメラや自動給餌器などは身近なペットテック商品であり、利用している方もいらっしゃるでしょう。この分野は、飼い主とペットの健康や幸せに暮らすこと目的として、最新のテクノロジーを活用しています。

ペットテック市場は今後さらなる拡大が見込まれており、世界的にも多くの企業が参入しています。日本においても、さまざまな企業やデータ調査会社がペットテック市場に注目しています。この市場は今後大きく発展し進化することが予想される、見逃せない分野です。

注目のペットテック製品・サービス7選

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ペットとの生活がより楽しく、安心できるように支援するペットテック製品・サービスが増加しています。今回は、特に注目を浴びている7つの製品・サービスをご紹介いたします。

1.GPS付きの首輪

GPS付きの首輪は、ペットの行動範囲をリアルタイムで把握できる便利なアイテムです。首輪に取り付けられたGPSデバイスが、ペットの位置情報をアプリに送信し、スマートフォンで確認が可能です。万が一、ペットが迷子になってしまった場合でも、GPSデータを元に捜索が容易になります。

2.ペットの見守りカメラ

見守りカメラは、自宅にいる愛犬の様子を専用のアプリを使って確認できます。中には会話ができたり、おやつを与えられるタイプの製品や、おもちゃを動かして遊べる製品もあります。

※ペットの見守りカメラについては、こちらの記事をご覧ください。

【本音レビュー】話題のペット用カメラ!Furbo(ファーボ)を使ってみた感想
https://cheriee.jp/entertainments/5327/

3.ウェアラブルデバイス

スマートウォッチを使って自身の健康管理をする人が増えてきましたが、同様に、ペットもウェアラブルデバイスを用いた健康管理が可能です。主に、トイレの回数、食事・飲水の回数、活動量、直腸体温(推定)などが計測できます。

こうしたデータがあれば、ペットが体調を崩した際に獣医師との情報共有がスムーズに行えます。

※犬のウェアラブルデバイスについては、こちらの記事をご覧ください。

健康も心も「見える化」!?犬のウェアラブルデバイスについて徹底調査!
https://cheriee.jp/dogs/15918/

4.アプリによる健康管理

ペットの体調を記録するアプリを活用することで、ペットの健康管理がより簡単になります。具体的には、アプリにペットの体重や食事量、排泄の状態などのデータを記録し、それを病院と共有することで、獣医師から適切なアドバイスを受けられます。

また、データを確認することで、ペットの健康状態が悪化する前に病院へ行く必要があるかどうかを判断できるため、早期発見・早期治療につながります。

※猫のトイレを使って健康管理をする製品については、こちらの記事をご覧ください。

スマホで管理する最新猫トイレ「toletta(トレッタ)」を利用者目線で徹底レビュー、そこから見えてきたこととは?
https://cheriee.jp/cats/16517/

5.自動給餌器・自動トイレ

自動給餌器や自動トイレは、ペットのストレスを軽減するために役立ちます。自動給餌器は、一定の時間や量でペットに食事をあげられるため、飼い主がいない間でもペットは安心してごはんを食べられます。

また、自動トイレはペットが用を足した後に自動で排泄物を処理してくれるので、飼い主が不在でもトイレが清潔に保たれます。これにより、ペットのストレスが軽減され、健康維持につながります。

自動給餌器や自動トイレを利用することで、飼い主の手間も減り、ペットとの生活がより快適になります。これらの製品は、スマート家電の進化に伴い、種類や機能がますます増加しており、飼い主のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

6.スマートトイ

スマートトイはペットのおもちゃのことで、運動不足やストレスを軽減する効果が期待できます。例えば、犬や猫が追いかけたくなるような動きをするスマートトイを使って、ペットは遊びながら運動不足を解消します。

また、一部の機種ではペットの運動量や行動パターンを記録し、飼い主はそのデータをもとにペットの運動不足やストレスの原因を把握し、適切な対策をとることが可能です。

スマートトイの活用によってペットの運動量が増え、健康状態の向上やストレスの緩和が期待できるため、ペットのQOLを高められる可能性があります。

7.オンライン診療

近年、オンラインで獣医師と相談ができるサービスが増えてきています。これにより、飼い主はいつでも簡単に専門家の意見を聞くことができます。例えば、病院に連れて行くほどではないけれども気になる症状や、ペットの食事や運動についての相談が可能です。

このようなサービスは、獣医師のいない地域に住む飼い主にとって非常に便利です。また、極度に神経質な子が通院するようなペット側の負担や、寝たきりの大型犬など移動が難しいペットの飼い主の負担も軽減できます。

日本のペットテック市場が急成長する背景

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日本のペットテック市場は拡大の一途をたどっており、今後も様々な企業や製品が登場し、イノベーションが期待されています。その背景には以下のような理由が考えられます。

ペットの家族化・価値観の変化

近年では、多くの人がペットを家族の一員として捉えています。そのため、飼い主はペットの健康や幸福に今まで以上に重きを置き、同時に新たな商品やサービスも注目されています。

飼い主自身の健康管理への関心の高まり

スマートウォッチや健康管理アプリの普及などにより、飼い主は自身の健康を把握しやすくなり、健康やストレスに関する関心が高まっています。そして、それがペットの健康に対する関心にも波及していると考えられます。

スマートデバイスの普及とペット業界への導入

スマートデバイスの急速な普及により、ペット業界にもその波が押し寄せています。IoTやAI技術を活用した商品やサービスが次々と登場し、家族の一員であるペットのケアを効果的に行えるようになりました。

まとめ

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ペットテックは、ペットとその飼い主がより幸福な生活を送るために活用できる、最新のテクノロジーを指します。

様々な製品やサービスが存在しますが、今回はその中から7つをご紹介しました。

ペットテック市場は今後も拡大が予測されており、時代の変化に合わせて製品やサービスも進化していくことが期待されますので、注目していきましょう。

犬が食べてはいけないNG食材リスト【魚介類・肉類・飲料編】

健康で充実した日々を過ごすために、食事は大切な要素の一つです。それは私たちと共に暮らす犬にとっても同様です。しかし、普段私たちが口にする食材の中には、犬にとって害となる物があることをご存じでしょうか。

この記事では、犬にとって有害な魚介類や肉類、飲料について解説します。犬に与えてはいけない食材を学び、大切な愛犬の健康を守ってあげましょう。

犬が食べてはいけない魚介類

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魚介類には良質なタンパク質やDHAなどが含まれ、好んで食べる犬も多いでしょう。しかし、食材によっては犬の健康を害する恐れがあります。特に、生食に関しては十分な注意が必要です。

イカ

生のイカには「チアミナーゼ」という酵素が含まれ、ビタミンB1を破壊する可能性があります。また、寄生虫の「アニサキス」が寄生していることもあります。そのため、犬に与えてはいけません。

また、加熱したイカも消化しづらく、嘔吐や下痢の原因になるため、あまりおすすめできません。

タコ

イカと同じく生のタコも「チアミナーゼ」によるビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。

加熱したタコも消化に悪く、身の硬さから大きさによっては喉に詰まらせて窒息する恐れがあるため、注意が必要です。

エビ

生のエビも同じくビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。

加熱したエビも消化しづらいため、与えすぎないようにしましょう。また、甲殻類アレルギーを持つ犬には、絶対に与えてはいけません。

カニ

生のカニも同様にビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。また、エビと同じく甲殻類アレルギーを持つ犬には与えてはいけません。

さらに、落ちた甲羅を犬が食べてしまうケースもあります。硬い甲羅は、口や消化器官を傷つけるため、人間の食事中や調理中も注意しましょう。

貝類

生の貝類も「チアミナーゼ」を含んでいるため、大量に摂取するとビタミンB1欠乏症に陥る可能性があります。

また、春の時期である2月から5月にかけて、貝が毒素成分を体内に溜め込むため、毒性が高まります。この時期に摂取すると、皮膚炎などを引き起こす「光線過敏症」のリスクが増大します。そのため、未加熱・加熱済みに関わらず、犬には与えないようにしましょう。

ウニ

ウニもビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。また、犬の腎臓に負担がかかる「リン」を多く含んでいるため、犬に与えてはいけません。

犬が食べてはいけない肉類・卵

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犬は人との暮らしの中で肉食から雑食へ進化しました。とはいえ、人間よりもはるかに肉食傾向が強い動物ですので、多くの犬は肉類を好んで食べます。しかし、中には注意が必要な肉類や卵もあります

生の肉

サルモネラ菌や大腸菌などの食中毒を引き起こす原因となる菌が付着しているため、新鮮かつ安全が保障されているもの以外は、加熱してから与えましょう。特にサルモネラ菌は人間にも感染する可能性があるため、注意が必要です。

生の卵白

「アビジン」という成分が含まれ、ビタミンB群の一種である「ビオチン」の吸収を妨げることによって、ビオチン欠乏症が引き起こされ、皮膚炎や脱毛などの症状が現れる可能性があります。

ただし、アビジンは熱に弱いため、加熱すれば与えても問題ありません。

鶏の骨

成分的には全く問題はありませんが、鶏の骨は折れる際に縦に割け、折れ口が鋭くなります。それを犬が食べてしまうと、内臓が傷つく可能性があり、非常に危険です。

犬が飲んではいけない飲料

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犬の飲み物といえば、基本的に水でしょう。水以外の飲み物を常飲することはあまりないと思われますが、次のような飲み物は犬にとっては危険なので、誤って飲まないように気をつけましょう

アルコール

犬はアルコールに含まれる「エタノール」を分解する酵素を持っていません。そのため、ごく少量でもアルコールを摂取すると、急性アルコール中毒を発症し、命に関わる危険性があります。犬の体格により摂取量に差がありますが、小型犬であれば少量でも中毒になることがあります。

アルコール飲料に加え、アルコールを含むウエットティッシュや除菌スプレー、加工食品などの扱いにも注意しましょう。

※アルコールの危険性については、こちらの記事をご覧ください。

お正月に死の危険!?犬がアルコールを摂取したときの危険性
https://cheriee.jp/dogs/5300/

コーヒー・緑茶・紅茶

「カフェイン」を含む飲み物を摂ると、中毒により興奮などの神経症状が現れ、心臓に異常を引き起こす可能性があります。

犬は人間よりもカフェインに対する感受性が非常に高いため、わずかな量でも危険な状態に陥ります。最悪の場合、死に至る可能性もあるので、絶対に与えてはいけません。

また、飲み物以外にも、コーヒーや紅茶が使われているお菓子や茶葉にもカフェインが含まれているため、十分な注意が必要です。

※緑茶の危険性については、こちらの記事をご覧ください。

ペットが緑茶を飲んでしまった!その危険性とは?
https://cheriee.jp/cats/14618/

ココア

ココアの原料であるカカオに含まれる成分の「テオブロミン」が、中毒症状を引き起こす可能性があります。最悪の場合は死に至ることもありますので、犬には与えないようにしましょう。

牛乳

犬は牛乳に含まれる「乳糖(ラクトース)」を分解する酵素が少ないため、人間用の牛乳を飲むと下痢や嘔吐といった消化器官のトラブルを起こすことがあります。

与える場合は、あらかじめ乳糖が分解された犬用の牛乳を選ぶようにしましょう。

犬に与えていい食材でも注意が必要

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ここまで、犬に与えてはいけない食べ物をご紹介しましたが、犬が食べても大丈夫な食材でも注意が必要です。

食材の大きさ

犬に食材を与える場合は、細かくカットするようにしましょう。

例えば、りんごは犬が食べても大丈夫な食材ですが、大きさによっては犬が丸呑みして喉に詰まらせ、窒息してしまう事例も多く報告されています。食いしん坊や早食いの癖がある犬の場合は、特に注意が必要です。

与える量

いくら食べても大丈夫な食材であっても、そればかり食べていては栄養バランスが崩れたり、肥満になったりする可能性があります。

栄養のバランスを考えた手作りの食事を与えるのであれば別ですが、おやつや食事のトッピングとして与える場合は全体の食事量の1割程度にとどめておくようにしましょう。

まとめ

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今回は、犬が食べてはいけない魚介類や肉類、飲料について解説しました。

愛犬の健康を守るために、食事は重要な要素の一つです。正しい知識を身につけておきましょう。

犬が食べてはいけないNG食材リスト【野菜・果物・菓子編】

犬は今や家族の一員として深く愛されていますが、ヒトとイヌという異なる種族であるため、その食性も異なります。人間が食べても問題ない食材でも、犬にとっては危険なものが存在します。

この記事では、犬にとって有害な野菜や果物、菓子類について解説します。正しい知識を身につけ、愛犬の食の安全と健康を守るために、学んでいきましょう。

犬が食べてはいけない野菜

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犬は基本的に肉が好きな動物であり、その食性は肉食性が強いと言えますが、野菜が好きな犬も世の中にはたくさんいます。ただし、野菜の中には犬にとって毒になる成分が含まれるものがあるため、注意が必要です。

玉ねぎ・ネギ・にら・にんにく

血液中の赤血球を破壊して、溶血性貧血を引き起こす「アリルプロピルジスルフィド」が含まれています。食べた量にもよりますが、最悪の場合は死に至ることもあります。

アボカド

果肉や皮に含まれる「ペルシン」という成分は、人間が食べても問題はありませんが、犬が食べると中毒症状を引き起こすことがあります。また、アボカドの種を丸呑みすると、のどに詰まらせて窒息する危険性もあります。

※アボカドの危険性については、こちらの記事をご覧ください。

犬にアボカドを与えてはダメ?丸呑みやアレルギーにも注意しよう!
https://cheriee.jp/dogs/37299/

ぎんなん

ぎんなんには、犬が中毒を起こす可能性のある「メチルピリドキシン」が含まれており、これが原因で痙攣や意識障害に陥る可能性があります。また、台所や食卓だけでなく、道端に落ちているぎんなんにも注意が必要です。散歩中などに拾い食いしないように気をつけましょう。

ゆり根

ネギ類のようなユリ科の植物は、犬が中毒症状を引き起こす有毒な植物ですが、その球根であるゆり根も犬が食べると危険な食材です。

ふきのとう

アクに含まれる「ペタシテニン」は、肝障害などを引き起こす可能性のある物質です。地域によっては自生している場所もありますので、拾い食いにも注意が必要です。

わさび・唐辛子・山椒

刺激が強い食材のため、嘔吐や下痢、胃のけいれんなどの症状を引き起こす可能性があります。

長いも・山芋

粘り気のあるいも類には、「シュウ酸カルシウム」が含まれています。この成分の結晶がかゆみやかぶれの原因となるため、与えないようにしましょう。

犬が食べてはいけない果物

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猫は甘味を感じませんが、犬は感じるため、甘いものが好きな犬も多くいます。フルーツを好む犬もいますが、次のような食材が犬にとって有害ですので、与えないようにしましょう。

ぶどう・干しぶどう

中毒の原因物質は解明されていませんが、腎臓に何らかの障害をきたす可能性が知られています。腎臓に持病がある犬の場合、重篤な症状を引き起こすこともあります。

プルーン

カリウムを豊富に含むため、「高カリウム血症」につながる恐れがあります。また、プルーンの毒性は乾燥する過程でより強くなるため、特にドライフルーツは危険です。

いちじく

皮や葉、果肉に中毒性のある「ソラレン」や「フィシン」といった成分を含んでいます。これらの成分は口内の炎症や嘔吐を引き起こす可能性があります。

柑橘類の外皮

グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類の外皮部分には、嘔吐や下痢の原因となる成分が含まれています。

※犬に柑橘類を食べさせる際の注意点は、こちらの記事をご覧ください。

犬はみかんを食べられる!ただし6つの注意点を絶対に守ろう
https://cheriee.jp/dogs/23578/

ドライフルーツ

糖度が高く、豊富な食物繊維により軟便や下痢の原因となる可能性があるため、食べても大丈夫なフルーツであっても、ドライフルーツになっている場合は与えない方がよいでしょう。

マカダミアナッツ

中毒の原因物質は解明されていませんが、マカダミアナッツを摂取した犬が中毒症状を起こしたという報告は多数あります。万が一のことを考え、与えない方が安心です。

菓子類

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人間用の菓子類で犬に与えて良いものはありません。おねだりされても与えないようにしましょう。その中でも次の食材は命にかかわる危険性があるため、盗み食いなどには特に注意が必要です

チョコレート・ココア

チョコレートやココアに含まれる「テオブロミン」という成分は中毒性があります。死を招く危険があるため、絶対に与えてはいけません。

※チョコレートの危険性については、こちらの記事をご覧ください。

ペットがチョコレートを食べてしまった!致死量と対処法について
https://cheriee.jp/column/18951/

キシリトール

急激な低血糖を発症し、意識の低下やけいれん、肝障害を起こす可能性があります。最悪の場合は、死に至ることもあります。

だんご・もち

上新粉や白玉粉などの原材料に中毒性はありませんが、のどに詰まりやすいため、与えない方がよいでしょう。

盗み食いや誤食してしまったら

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上記のような食材を犬に与えないように気を付けていても、盗み食いされたり、間違って与えてしまったりすることもあるかもしれません。そんな時は、まずかかりつけの動物病院に連絡しましょう。

その際、慌てずに「いつ」「何を」「どのくらい」食べたのか伝え、獣医師に判断を仰ぐようにしてください。

中毒症状が出てから病院へ行くというのでは、遅い場合があります。自己判断で様子見をせず、専門家に相談しましょう。

最後に

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読者の中には、「これまで愛犬に与えていた!」という食材があったという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「これまで食べていたから大丈夫!」と食べさせ続けるのは避けましょう

その犬の体質や体格、食べた量などで症状が出ていなくても、今後中毒症状などが現れる可能性もあります。また、犬は体調が悪くても、それを隠す習性があるため、実際には具合が悪いのを飼い主が見落としているかもしれません。

基本的に飼い犬は飼い主が与えたものしか食べられません。大切な家族の一員である犬の健康は、飼い主が守る責任があることを心に留めておきましょう。

準備はできてますか?春に忘れてはいけない犬の病気予防

春は何かと忙しくなる時期ですが、犬を飼っている方であればなおさらかもしれません。しかし、忙しいからと愛犬の病気予防を後回しにしてしまうのは良くありません。愛犬の健康のためにも病気予防は計画的に行いましょう。

今回は、この時期に忘れてはいけない狂犬病ワクチン、フィラリア症やノミ・ダニの予防について解説していきます。いろいろな方法を紹介していますので、ご自身や愛犬に合った方法を、ぜひ見つけて下さい。

狂犬病ワクチン接種

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狂犬病ワクチンは飼い犬の所有者が毎年一回受けさせなければならないと、法律で定められています。多くの自治体では3月頃に狂犬病予防注射の案内ハガキが届き、集合会場の場所や日程などが記載されています。

対象は生後91日齢以上の全ての犬で、接種できる場所は次の2つがあります。

接種場所①集合会場

近隣の多くの犬が集まり、順番に接種していきます。

集合会場で接種するメリット

  • 犬の登録や住所変更などが同時にできる
  • 案内ハガキを紛失してしまった場合でも注射を受けられる

犬を飼い始めた時は自治体に犬の登録をしなければなりません。また、引っ越して住所を変更した場合も変更手続きをしなければなりませんが、こちらは忘れてしまう場合もあるでしょう。多くの自治体の接種会場で、こういった手続きを注射と同時に行えます。(犬の登録申請手数料は、注射とは別に3,000円程度かかります。)

集合会場で接種するデメリット

  • 咬傷事故などのトラブル
  • 多くの犬を見たり、鳴き声を聞いたりして、自分の犬が過度に興奮したり怯えたりすることがある

特に費用の支払いをしたり手続きをしたりしている間は、犬から注意がそれてしまいトラブルの元になる可能性があります。

他の犬と十分に間隔を空けて並ぶ、二人がかりで連れていき一人は犬のトラブルを防ぐことに専念するなど、他の犬と接触しないような対策を取りましょう。キャリーケースやドッグストリングを使った方が安全な場合もあります。

接種場所②動物病院

かかりつけの動物病院でも狂犬病ワクチンは接種可能です。

動物病院で接種するメリット

  • 混合ワクチンの接種が終わっていない子犬の場合、獣医師と相談しながら進められる
  • 持病や老齢で健康に不安がある場合、ワクチン接種が免除されることもある
  • 集合会場の場合とは違い、日時の指定がない

子犬の場合は、「狂犬病ワクチン」とは別に、様々な病気を予防する「混合ワクチン」も短い期間で数回接種しなければなりません。(成犬になってからの混合ワクチンは年に一回です。)どちらを先に接種すればよいのか、ワクチンの間隔をどのくらいあけるのかなどは、かかりつけの獣医師に相談しながら進めていきましょう。

また、重度のアレルギーを持つ犬や重い病気を患っている犬、高齢のために体力や免疫力の低下が著しい場合などは、獣医師から「狂犬病予防注射猶予証明書」を発行してもらえる場合があり、狂犬病のワクチン接種を免除されます。健康に不安がある犬の場合は、動物病院で獣医師に相談した方が良いでしょう。

「狂犬病予防注射猶予証明書」の注意点として、一度発行されれば一生免除されるものではありません。毎年獣医師が健康状態を診察した上で発行しますので、忘れずに受診しましょう。また、ワクチン接種の免除を判断できるのは獣医師に限られています。自己判断でワクチンの接種をしていないと法律に反しますので絶対にやめましょう。

動物病院で接種するデメリット

  • 狂犬病ワクチンの案内ハガキがない場合は接種できない
  • 自治体が委託していない動物病院の場合、自ら届け出をする必要がある

自治体が委託している動物病院の場合、注射後にその場で狂犬病予防注射済票の交付が受けられます。この場合は市の窓口で手続きする必要はありません。狂犬病予防注射済票の交付手数料も、動物病院での支払いが可能です。

自治体が委託していない動物病院の場合は、獣医師から「狂犬病予防注射済証」が交付されます。この証明書と、自治体から送られてきた案内ハガキに加え、必要な手数料(1件550円)をあわせて、自治体の窓口に持参し、狂犬病予防注射済票の交付を受ける必要があります

自治体によっては、ホームページに委託している動物病院が掲載されていることがありますが、記載がない所も多いため、動物病院に問い合わせした方が確実です。

フィラリア症、ノミ・ダニの予防

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春はフィラリア症の元となるが出始める季節であり、春から秋にかけてはノミやダニの活動が活発になります。愛犬の健康のためにはこれらを予防しなければなりません。フィラリア症やノミ・ダニの予防は次のような方法があります。

錠剤を飲ませる

食物アレルギーがある犬や、皮膚がデリケートな犬でも安心して使え、比較的安価というメリットがあります。一方で、味覚が鋭く薬を吐き出してしまう犬や、薬を飲ませるのが苦手な飼い主には難易度が高いかもしれません。

チュアブル錠を食べさせる

口の中で噛んでから飲み込む錠剤で、薬剤が練り込まれていますが、おやつのように嗜好性が高い薬です。喜んで食べてくれる犬が多くいます。ただし、食物アレルギーがある犬や食餌療法を行っている場合は注意が必要です。かかりつけの獣医師に相談しましょう。

滴下薬を塗布する

首の後ろあたりに駆虫成分が入った液体を塗布して使用するタイプの薬です。薬を飲むのが苦手な犬や食物アレルギーがある場合でも安心して使用できます。

デメリットは、臭いに敏感で神経質な犬の場合、塗られた場所を布などにこすりつけて成分を取ろうとします。また、多頭飼いでペット同士が舐め合うことがある環境では、薬を舐めると危険なため滴下薬は向いていません

注射で予防する(フィラリア症のみ)

動物病院での皮下注射でもフィラリア予防ができます。効果が12ヶ月間続くものもあるので、薬の飲み忘れを防止できるのが最大のメリットです。ただし、注射する際の体重によって薬の量が決まるため、体重が大きく変化する成長期の犬に使うことはできません。

オールインワンタイプの飲み薬もある

フィラリア症とノミ・マダニの両方の予防効果を持つ薬もあります。それに加えて、体内寄生虫(回虫・小回虫・鉤虫・鞭虫など)をまとめて駆除できるオールインワンタイプの薬もあります。いろいろな予防が一度に行えて便利な半面、薬自体の値段は高くなります。

まとめ

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春は寒暖差が大きく、飼い主の生活環境の変化も起きやすい季節のため、犬にとってはストレスが溜まりやすく、体調を崩しがちになることもあるでしょう。
また、ダブルコートの犬は大量の抜け毛に困らされたりと、犬にいろいろと手がかかる時期でもあります。

しかし、暖かくなり犬の散歩やお出かけが楽しくなる時期でもありますので、病気予防やお世話をしつつも、犬との暮らしを楽しんでいきましょう。

愛犬と一緒に運動不足を解消しよう!おすすめスポーツ4選

犬を飼っている方の多くが、毎日犬の散歩でウォーキングをされていると思います。しかし「ウォーキングだけでは運動量が足りない」、「ジムに行ってダイエットしたいが、その後犬の散歩に行くのは面倒」と感じることもあるのではないでしょうか。

いわゆるドッグスポーツの中には、犬がメインで動き、あまり飼い主の運動にならない競技もありますが、今回は飼い主の運動にもなり、犬と一緒に楽しめるスポーツを4つご紹介していきます。

ジョギング

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いつものお散歩で物足りない場合は、ジョギングを取り入れてみましょう。

あると便利なグッズ

リードを手に持たずにショルダーリードで「たすき掛け」にすると、両手が空くので走りやすくなります。

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飼い主の腰にリード巻く、ウエストタイプのリードで犬とジョギングをする方を見かけますが、犬が興奮して急に引っ張った場合などに、飼い主がバランスを崩しやすく転倒の恐れがあります。特に力の強い大型犬の場合は注意が必要です。

必要なしつけ

普段の散歩の時に、飼い主の横について歩けることが最低限の条件になります。

また、人間は歩いている時より走っている時の方が、強い力が加わるとバランスを崩しやすくなり、転倒する可能性が高くなります。他の犬や自転車・バイクなどに興奮して急に引っ張る癖がある犬の場合は、興奮する癖を直すか、走らず早歩きにするなどの対策をとりましょう。

ある程度走ったら「マテ」のトレーニングをするのもおすすめです。犬も疲れているので、動かないトレーニングの成功率が高くなります。

気温とコースのコンディション

夏の暑い時期を避けるのはもちろんですが、冬も注意が必要です。道路の凍結や融雪剤の影響で肉球を痛めてしまう可能性があります。

アスファルトよりも土や芝生がある柔らかい地面の方が、肉球だけでなく体全体の負担が少ないのでおすすめです。

家族や友人とジョギング

ジョギングする場合は、手に何も持たずに走るのが理想ですが、犬と一緒の場合はトイレ処理グッズや水など、どうしても持ち物が増えてしまいます。

家族や友人と一緒に散歩に出て、走りたい人は犬と一緒に走り、歩きたい人が荷物持ちやトイレ処理を担当する、というように役割分担している方もいます。二人で役割を交代して、交互に走るのもいいですね。

登山・ハイキング

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犬を連れて登山やハイキングに出かけるのも、いい運動になります。普段とは違う場所を歩くことで、犬も人間も気分がリフレッシュされますし、犬にとっては群れで移動することによって、群れの意識や飼い主との信頼関係を深める効果が期待できます

登山・ハイキングの注意点

犬を連れての登山やハイキングの場所選びには注意が必要です。
山道やハイキングコースでは、法律的には「犬を放つこと」は禁止されていますが、「(リードを付けて)持ち込むこと」自体は禁止されていません。

参考:
Q&A(よくある質問にお答えします。) | 自然環境・生物多様性/環境省

しかし、実際に山に入ろうとすると「犬を連れての入山はご遠慮ください」という看板を時々目にします。さらに厄介なことに、そういった情報はあまりネットに載っていないので、現地に着いてから入山出来ないと知ることもあるでしょう。

「犬友達と情報交換する」、「SNSなどで実際に犬と登山やハイキングをした人の発信を参考にする」、「登山が趣味の人に聞いてみる」などの事前準備が必要になります。

その他の注意点などはこちらの記事をご参照下さい:
愛犬と登山やハイキングを楽しむ方法。5つのリスクとその備えとは?

アジリティ

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ドッグスポーツの王道とも言えるアジリティは、簡単に説明すると犬の「障害物競走」です。単に犬の運動不足を解消するだけでなく、指示役の飼い主も一緒に走るため人間の運動量も多くなります。

こちらの動画は本格的な大会の模様ですが、運動不足を解消することが目的であれば、遊び適度に楽しんでやってみることをおすすめします。
他にもアジリティには次のようなメリットがあります。

  • 楽しい遊びを一緒にすることで、犬と飼い主の信頼関係が向上する
  • 慣れないことに挑戦し、成功する体験を積むことで、犬のメンタルキャパシティが向上する
  • 犬が本来持っている、作業意欲を満たすことが出来る
  • 犬の得意なこと、不得意なことがわかるため、しつけやトレーニングの参考に出来る
  • 飼い主が指示をしながら行うため、飼い主に注目しやすくなる

アジリティが出来る場所①犬の訓練所

アジリティ初心者で犬に教える方法がわからない方や、本格的に大会に出てみたい方は、直接ドッグトレーナーに教えてもらえる訓練所での練習をおすすめします。

アジリティ設備のある訓練所
公認訓練所/一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

アジリティが出来る場所②ドッグラン

犬に教える方法がわかる方や、気楽にアジリティを試してみたい方はドッグランでの練習がおすすめです。

アジリティ設備があるドッグランを検索できるサイト
全国のドッグラン一覧/ DOGFUL(ドッグフル)

アジリティの注意点

アジリティはジャンプしたり障害物に登ったりと、犬の体に多くの負荷がかかるため、以下のような犬種は注意が必要です。

  • 椎間板ヘルニアになりやすい犬種
  • 股関節形成不全の大型犬
  • 膝蓋骨脱臼になりやすい小型犬
  • 鼻腔狭窄を患う短頭種

このような犬種の場合は、かかりつけの獣医師にアジリティを行っても大丈夫か、事前に確認しましょう。

ドッグヨガ

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あまり活動的ではない犬や、犬に激しい運動をさせることに不安がある場合は、ドッグヨガをやってみてはいかがでしょうか。
ドッグヨガでは、犬と呼吸をあわせて、ポーズをとったり瞑想をしたりします。

犬と飼い主が一緒にリラックス

犬に無理やりポーズをとらせたり、ストレスになるようなことはせず、自然体の犬を全身全霊で感じていくと、今までにない犬との一体感を感じられるようになります。

もし、「ヨガをするのに犬が邪魔をしてくる」、「犬が迷惑している」と感じたら、犬に触れながらゆっくりと呼吸だけをしてみましょう。

運動が苦手な人でも楽しめる

犬に負担をかけないように、しっかり支えながらゆっくり動くため、インナーマッスルが鍛えられ、代謝もアップします。

参考:
ドッグヨガについて/日本ドッグヨーガ普及協会

まとめ

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犬と一緒に運動することで、「犬と人のストレス解消」、「犬と人の運動不足解消」、「絆や信頼関係を深める」といった効果が期待できます。

また、「ジムに行ってから、犬の散歩をする」というように犬と人が別々に運動するより、一緒に運動した方が、忙しい毎日の中で時間の節約にもなるでしょう。

ぜひ、愛犬と共に健康な生活を目指してみて下さい。

【獣医師監修】これって効果ある?気になる犬の熱中症対策Q&A

多くの犬は暑さに弱いため、愛犬の夏場の熱中症について日頃から気をつけている方も多いのではないでしょうか。人間と同様に犬の熱中症も、重症化すると命の危険もある恐ろしい病気です。

今回はそんな犬の熱中症対策について、読者の皆様に代わって筆者が気になる熱中症対策について獣医師である相澤啓介先生に質問をしました。それぞれの対策が有効なのかどうか、Q&A方式でご紹介していきます。

氷を使った対策

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犬に氷を食べさせる

Q:動物園のニュースを見ていた時、熱中症対策で動物たちに氷を食べさせていました。犬にも食べさせて大丈夫ですか?

A:水道水で作った氷、市販の氷であれば問題ありません。スーパー等にある保冷用の氷などは衛生面に不安があるのでやめましょう。また、氷を食べすぎると一時的に下痢を起こす可能性があるので、与えすぎには注意が必要です

犬に氷水を飲ませる

Q:暑い日に飲食店に行くと氷水を出してくれるので人間は涼めるのですが、犬が暑そうにしている時に同じように氷水を飲ませても大丈夫ですか?

A:氷水を与えることに問題はありません。ただし、おなかが冷えると下痢を起こす可能性があるので、与える量には注意が必要です

氷を使った対策のまとめ

氷を使った対策は有効だと言うことがわかりました。人間も同じですが、与えすぎには要注意!
犬種や体重、年齢などによっても適正量は異なるので、与える場合は少量からはじめて、毎日の便や体調を見て判断するようにしましょう。

体を水で濡らす対策

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犬に霧吹きで水をかける

Q:インコを飼っている友人が熱中症対策で霧吹きをかけてあげていました。犬にも効果はありますか?

A:水が気化するときに熱を奪うので、一定の冷却効果はあるかもしれません。ただし、濡れすぎると被毛と皮膚の通気性が悪くなり、皮膚病のリスクが上がります。ちなみにインコに霧吹きも、水の粒子が細かすぎるのであまりよくないという意見もあります。

犬の体を濡れたタオルで拭く

Q:お散歩の後、暑そうにしているので、足を拭くタオルで全身も拭いて濡らしてあげています。その時、蒸れて皮膚病にならないか心配ですが、大丈夫ですか?

A.濡れた体を長時間放置すると、痒みなどの原因になることが考えられます。特に毛が長い犬種や毛が密な犬種では注意したほうがいいでしょう。

体を水で濡らす対策のまとめ

体を水で濡らす対策は、有効性が怪しいばかりか、別の疾病を招く恐れもあるようです。
あまりおすすめできる対策ではありませんので、別の熱中症対策を行ったほうが良いでしょう。

熱中症対策グッズ

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保冷剤の材料について

Q:保冷剤とバンダナを使って自作のネックカラーを作る際、「吸水ポリマー」の保冷剤は誤食しても安全だが「エチレングリコール」の保冷剤は危険と聞きましたが、本当ですか?

A:どちらも誤食すると危険な素材です。誤食によって吸水ポリマーは胃破裂や腸閉塞、エチレングリコールは中毒を起こす可能性があります。飲食物でない以上、誤食には注意しましょう。

最近では食品添加物にも使用される「ゲル化剤」が使われている保冷剤もあるようです。使用している保冷剤の成分を把握しておくのも、万が一の時のためには重要です。

ネックカラーの重さについて

Q:お友達のチワワが自作の保冷剤ネックカラーを使っていたんですが、体格に対する保冷剤の重さから体調を壊したそうです。超小型犬は自作のネックカラーは危険ですか?

A.超小型犬や小型犬は頸椎に生まれつき不安定症を持っている子も多く、保冷剤の重さが首に負担になることがあります。

例えば、体重2㎏の子が20gのものを首に下げた場合、体重50㎏の人間に換算すると首から500mlのペットボトル1本をぶら下げているのと同じですから、かなり重たく感じるでしょう。重さが不安な場合は、着るタイプのクールウェアなどを利用すると安心かもしれません。

大型犬は筋肉もしっかりしていますし、ネックカラーを使用してもそこまで負担にはならないのではないでしょうか。

熱中症対策グッズで体が冷える可能性

Q:熱中症対策をしすぎて、逆に体が冷えてしまうことはありませんか?ネックカラーやクールウェアなどは犬が自分で外すことが出来ないので心配です。

A:犬も人間と同じように、体が冷えすぎることで体調を崩すことがあります。気温や湿度などを把握し、愛犬の様子を十分に確認しましょう。
散歩のときはネックカラーなどを使用し、家にいるときはクーラーや扇風機を使用した方が良いでしょう。

経口補水液について

Q:人間の熱中症対策では水よりもスポーツドリンクや経口補水液の方が良いとされていますが、犬にもあげた方がいいですか?人間用の経口補水液が良くない場合、代わりに与えると良いものは何かありますか?

A:脱水の改善や、効率的な水分補給には経口補水液が有効です。しかし、人間用の経口補水液やスポーツドリンクは糖分や塩分が多く入っているため、犬には適していませんので、犬用の経口補水液を使用しましょう。

経口補水液を常に与えるのではなく、普段は普通の水を飲ませ、「外出後に経口補水液を飲ませる」というような使い方をしましょう。

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冷却ジェル枕について

Q:家を不在にする時エアコンを付けて外出するんですが、停電やエアコンの故障で犬が熱中症になる場合を考えて、冷却ジェル枕を置いています。誤食してしまう不安があるんですが、食べても体に影響はないですか?もし危険な場合、代わりに使える良いものはなんでしょう?

A:お使いのジェル枕に何の素材が使われているかは判断できませんが、基本的に誤食は避けたいところですよね。留守中ですぐに対応ができないかもしれないことも考えると尚更です。

ジェル枕の代わりにアルミプレートを使ってみてはいかがでしょうか。放熱性がよく意外とひんやりしているので好む子も多いですよ。

他にもアルミシートや冷感シートなども利用できます。ただし、これらはいたずらで咬んでしまうこともあるので、いたずら好きな性格の犬であれば、プレートタイプの物の方が安心です。

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犬用の帽子ついて

Q:犬の熱中症対策グッズを探していたら「犬用の帽子」というものがありました。逆に暑いんじゃないかと思いましたが、効果はありますか?

A:まったく効果がないということはないと思います。ただ犬の場合、考えるべきは上からの太陽光線よりも、アスファルトなど下からの放射熱です。特に小型犬だとその影響を顕著に受けることになります。帽子は熱中症対策というよりも紫外線などから眼を守る意味合いが強いように感じます。

熱中症対策グッズのまとめ

現在は本当に多くの熱中症対策グッズが販売されています。その中には良いものから効果に疑問のあるものまで様々です。
誤飲や誤食しても問題ないものが使われていること、自分の愛犬、愛猫の体重に合ったものであることなど、謳い文句に惑わされることなく、きちんと判断して購入するようにしたいですね。

どうしても効果や使われている素材などに不安な場合は、かかりつけの獣医師に相談してみると良いでしょう。

冷房病(クーラー病)対策

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犬の冷房病(クーラー病)について

Q:ニュースで人間は熱中症だけでなく冷房病(クーラー病)にも注意が必要だと言っていました。犬にも冷房病(クーラー病)はありますか?

A:あります。人間と同じようにクーラーの効きすぎによる体の冷えや、室内と外気の温度差で自律神経が狂うことが原因となるようです。クーラーの設定温度は高めでも、空気を動かすことで体感温度は下がりますので、扇風機やエアーサーキュレーターを有効に活用したいですね。

冷房病(クーラー病)対策のまとめ

動物もクーラーの効きすぎによって体調不良を起こす可能性があることがわかりました。
留守中などは体調不良に気づいてもすぐに対処ができないため、他の熱中症対策はもちろんのこと、日頃から快適に過ごせる温度設定やサーキュレータの配置などを考えておきたいですね。

最後に

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犬の熱中症は命に関わることもあり、対策は欠かせません。今どき、短時間であっても車の中に放置するような飼い主がいらっしゃるとは思えませんが、毎年35度を超えることが普通になってしまった日本の夏は家の中も車の中と同様、気を抜くことはできません。

そんな背景もあってか、たくさんの熱中症対策の商品が販売されるようになった一方、それらの便利グッズを使うことで場合によっては体に負担がかかったり、誤食の原因になってしまったすることもあるので、飼い主が素材やその効果についてよく調べ、取り扱いや使用には注意するようにしましょう。

まだまだ暑い夏は続きますので、熱中症対策をしっかりし、犬も人間も元気に過ごしましょう。

ペットが生きがいを与えてくれる!高齢者への良い影響と問題点

ペットと暮らしていると、さまざまな恩恵を受けていると感じている方は多いでしょう。実際、「人と動物との関係学(anthropology)」という人間と動物の相互関係を研究する学問があり、飼い主はペットからさまざまな健康面での恩恵を受けていることが研究により分かっています。

そこで今回は、超高齢化社会に突入していく日本で注目されている「ペットが高齢者に与える影響」についてご紹介していきます。

ペットの飼育は高齢期の生きがいになる

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医療技術の発達による平均寿命の延伸に伴い顕在化してきたのが、高齢期における「生きがい」の再獲得の問題です。

高齢期は、仕事をリタイア・子育ての終了・親や兄弟、友人との死別など、今までの立場・役割・人間関係の喪失を経験する時期です。そのため、これまでの生活と密に関わっていた生きがいも同時に喪失し、新しい生きがいを獲得しなければならない時期でもあります。

そんな超高齢化社会に突入していく日本において、「ペットの飼育」が注目されています。

ペットが高齢者に与える心理的効果

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「アニマルセラピー」という言葉があるように、ペットとの関わりは飼い主に対して良い心理的な影響を与えます。

生きがいが得られる

今までの人間関係や役割を失った高齢者にとって、ペットとの関わりが新たな生きがいになります。

幸福感が増す

ペットは飼い主が何者であるかに関係なく、「無条件の愛」を与えてくれます。
科学的にも、ペットと触れ合うことで「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトシン」が分泌され、幸せを感じることがわかっています。

孤独感が減る

身近にペットがいるため、日々の生活で感じていた孤独感を感じにくくなります。
また、ペットを通して近隣住民との会話が増えることで、ペットの話題を通じた自然で良好な人間関係を築くことができます

行動範囲が広くなる

ペットを飼う前までは家に篭りがちであっても、ペットと暮らすことで散歩やおでかけなどで、出かける機会が増えるでしょう。
また、飼い主同士の繋がりにより、地域交流が増え、地域活動への参加が促される傾向があります。

ストレスが減る

ペットを飼ってから家族間の会話が増えたという話もよく聞きますが、ペットを飼うことで、家族や友人とのコミュニケーションが円滑になり、ストレス軽減にもつながります。

ペットが高齢者に与える身体的効果

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ペットを飼っている人は、散歩や世話をする事で生活にリズムができ、健康面においても良い影響を受けています。

運動量が増える

特に犬を飼育している高齢者は、犬の散歩に行くことから運動量が多くなり、運動機能も高くなるという報告があります。

健康的になる

運動機能が高くなることで、肥満が少なくなる傾向もあります。また、平常時の心拍数と血圧は、ペットを飼っている人の方が明らかに低い傾向があり、ストレス下でも心拍数や血圧は上昇しにくいことがわかっています。

これらにより健康寿命が長くなり、医療機関の利用回数が少なくなるともいわれています。

ペットと暮らす高齢者の問題

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高齢者がペットと共に暮らす場合、もっとも問題視されるのが高齢者自身の健康や寿命です。

実際、一人暮らしの高齢者が病気になったり亡くなったりすることで飼育放棄されるペットがいたり、ペットがいることで子ども家族との同居、施設への入居、病院への入院が出来ない高齢者がいます。

これの問題を解決するためにも、普段から家族や地域とペットを通じた交流を行い、万が一の時でもスムーズに託せるようにしておくことが大切です。

ペットと一緒に暮らせる介護付き高齢者施設やサービス

最近は、ペットとの触れ合いが高齢者の心理的・身体的健康に良い影響を与えることが広まってきたことから、ペットと一緒に暮らす事ができる介護付き高齢者施設やサービスが増えてきました。

しかし、一般的な施設よりも入居費が高く、入居者がペットより先に亡くなった後の世話をしてくれる場所はまだ少ないのが現状です。

海外では柔軟な対応も

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オーストラリアでは、里親を探すまでの間や、週末などのシェルターが閉まるとき限定の一時預かり先として、高齢者に預けられることがあるそうです。

また、アメリカでは、100歳を超える男性が保護犬の引き取りを希望した際に、年齢の懸念があることから、譲渡ではなく長期間の一時預かりという形での対応となりました。これであれば犬の所有権は保護団体にあるため、男性が飼えない状態になってしまっても、スムーズに団体が引き取ることができます。

人手不足の日本で同様のことを行うのは、現実的ではないかもしれません。しかし、今後日本でもこのような柔軟な対応ができていけば、さまざまな問題の一解決案になるかもしれません。

まとめ

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高齢者がペットと暮らすことは、心理的・身体的・社会的に大きな利点があり、認知症や孤独死、ストレスなどの問題を解決する一助になる可能性もあるでしょう。

しかし、簡単に「高齢者はペットを飼った方が良い」とも言えないのが現状です。超高齢化社会に突入していく日本において、社会の理解が進み、ペットを社会システムにうまく取り込んでいける仕組みが整備されていくことを願います。

納豆は犬が食べても大丈夫!与え方と注意点をご紹介

納豆は、人間だけではなく犬の健康にも良い食品です。血液をサラサラにしたり、免疫力や老化防止に役立ったりする効果があります。

また、納豆の独特な匂いやネバネバの食感を好む犬が多く、嗜好性の高い食品です。しかし、与えすぎや大豆アレルギーなど、注意をする点がいくつかあります。

今回は、納豆を犬に与えるメリットや与え方、注意点についてご紹介します。

適量なら犬に納豆を与えても大丈夫

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健康や美容に良いと言われる発酵食品の納豆。犬の健康にも役立つ栄養素がたくさん含まれますが、犬にとって危険な成分は含まれていません。
そのため、基本的に犬に納豆を与えても大丈夫です。

納豆の発酵した独特な匂いは、犬にとっては良い匂いと感じることも。ネバネバの食感は好みが分かれるかもしれませんが、愛犬が進んで食べるようであれば、犬の普段のフードのトッピングやおやつとして取り入れても良いでしょう。

納豆の与え方

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人間用の納豆をそのまま与えることができます。その際、たれなどで味付けしてはいけません。

どの粒の大きさでも食べることは可能ですが、小粒やひきわりの方が消化に良いです。胃腸が弱い犬や初めてあげる際は、必ず小粒やひきわりを選んであげましょう。

犬用のおやつとして、フリーズドライの納豆も販売されています。

与える量

納豆を与える際は、あくまでフードのトッピングやおやつの範囲内にとどめましょう。
おやつの適量は、1日の必要摂取カロリーの10%程度です。

納豆は1パック50gで約100kcalなので、5g=10kcalで計算してみることをおすすめします。

納豆に含まれる栄養素とメリット

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原料である大豆に含まれる栄養素に加え、納豆菌の発酵により生成される栄養素が含まれるため、納豆は犬の健康にさまざまな良い効果をもたらしてくれます。

ナットウキナーゼ

発酵過程で生成される酵素のひとつであるナットウキナーゼは、血栓の成分を溶かし、血液をサラサラにするため、脳血栓や脳梗塞予防に効果があると言われています。

ナットウキナーゼは主に人間での効果しか研究結果が出ていませんが、犬にも同じ血液凝固のメカニズムがあるため、犬への効果も期待されています。

大豆サポニン

大豆に含まれる大豆サポニンには、抗酸化作用、免疫力向上、血流改善などの効果があります。愛犬の老化を防ぎ、健康的な生活をサポートしてくれます。

ビタミンK

ビタミンKはカルシウムの吸収を促進するため、骨を丈夫にしてくれます。また、出血した際に血液を凝固させる作用もあります。

タンパク質

タンパク質は筋肉、皮膚、臓器などを維持し、エネルギー源にもなります。
犬にとって植物性タンパク質は動物性タンパク質より吸収されにくいと言われますが、納豆菌による発酵過程である程度分解されるため、大豆そのものを食べるよりも吸収が良いそうです。

食物繊維

納豆には、スムーズな排便を促す不溶性食物繊維が多く含まれています。
また、食後の血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを排出したりする効果のある水溶性食物繊維も含まれています。

マグネシウム

マグネシウムは心臓の健康維持骨・歯を作るのに必要な栄養素です。
しかし、過剰摂取するとストルバイト結石を形成しやすくなってしまいます。

犬に納豆を与える際の注意点

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納豆は栄養豊富な食品ですが、犬に与える際にはいくつかの注意点があります。

1. 大豆アレルギーの有無

大豆アレルギーのある犬には与えてはいけません。アレルギーがあるかわからない場合は、まずは少量から与えてみてください。
納豆を与えた後に以下の症状がみられた場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。

  • 皮膚の痒み
  • 目の充血
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 元気消失

2. 口周りの汚れ

納豆はネバネバしているため、口周りが汚れやすいです。
口周りの毛が長い犬種は特に、食後は口をよく拭いてあげる納豆をかき混ぜすぎないなどの対策を行ってあげると良いでしょう。

3.たれなどを混ぜないで

納豆には付属のたれやからしが付いていますが、犬に与える際は絶対に入れないようにしましょう。塩分過多や消化器へ負担がかかります。

4.与え過ぎには注意

どの食材にも言えることですが、与え過ぎには注意しましょう。
納豆にはマグネシウムやタンパク質を豊富に含んでいますが、尿石症の既往がある・治療中の犬や、腎臓や肝臓の病気を患っている犬には、これらの過剰摂取は注意が必要です。

病気の治療中や薬を飲んでいる場合は、納豆を食べても大丈夫か獣医師に相談しましょう。

まとめ

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納豆は犬の健康に良い栄養素が含まれており、嗜好性も高いです。
しかし、与えすぎやアレルギーなど注意をしなければ、体調の悪化につながることもあります。

既往症や治療中の病気には気をつけながら、適量をトッピングやおやつとして納豆を楽しんでみてはいかがでしょうか?