本当に飼って大丈夫?迎える前に知ってほしい犬を飼う大変さと責任

ペットショップにいるたくさんのかわいい子犬たち。目が合ったり、抱っこをすれば、「運命の子だ!連れて帰りたい!」と思う方もいるでしょう。

しかし、その衝動買いは要注意です。衝動買いでなくても、犬のことをよく知らずに飼うのは、犬も人も不幸になる可能性があります。

今回は、本当の意味で犬も人も幸せに暮らすために、飼う前に知って欲しい、飼育する上での大変さや現実的な部分を紹介します。飼う決断をする前にしっかりと考えてみてください。

知ってほしい犬と人の違い

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擬人化されやすい犬ですが、実際には、体の作りから生得的に備わった行動、言葉、全てが人と犬で異なります。具体的に知って欲しい違いをご紹介します。

1. 犬は人の言葉が理解できない

愛犬に話しかけると愛犬も嬉しそうにしてくれたり、お手・おすわり等ができると、通じ合っていると感じますよね。もちろん通じあっている部分もあると思いますが、大前提として、犬は人の言葉を理解できないということをしっかりと受け入れましょう。

「ダメと言ってるのに(ある行動が)直らない」「トイレと言っても違う場所で排泄をする」「静かにと言っても吠えやまない」といったお話を飼い主さんからよく聞きます。でもこれは当然のことですよね。

愛犬と通じ合うためには、日々の生活を通じて構築する良好な関係性と、適切なトレーニングが必要で、飼い主さんが愛犬を理解することも非常に大切です。

2. 人にとっての問題行動は犬にとっては普通の行動

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吠え、噛み、あらゆる場所での排泄、食糞、散歩時の引っ張りなどのお悩みになりやすい人にとっての問題行動は、犬からすれば、普通の行動またはその行動をとらざるを得ない状況になっていることがほとんどです。

それは、犬にとって適切な環境でなかったり、その行動を起こす環境になっていることが大きな原因であり、人間側に問題があります。犬を叱ったり、問題視する前に、原因を考え、人が環境を整えることが必要となります。

具体的に、問題行動としてよく挙がる行動、つまり、犬を飼ったら直面する可能性の高いお悩みとその原因・対策を見ていきす。

お悩み①吠え

【目的・原因】
犬は吠えることで自分の意思を伝えます。吠えるのは、何かしらの意思や要求があり、それらが満たされていないということなのです。

【対策】
なぜ吠えているのか、しっかりと原因を見極めることが非常に大切です。
・ストレスや運動不足の発散は十分か
・お散歩や飼い主さんとの遊びは十分か
・寒くないか、暑くないか
・体調は問題ないか
・排泄はできているか
・新鮮なごはん・水は足りているか
・家やサークル等は愛犬にとって安心して落ち着ける場所か
・留守番を連日させていないか
犬を叱る前にあらゆる原因を考え、対応してあげましょう。

お悩み②噛み

【目的・原因】
犬は噛むことで発散をしたり、その物を確かめます。さらには、歯や顎の形を整えたりもしていると言われています。
噛むという行動は犬にとっては日常的に必要で当たり前の行動です。犬は噛んでも良いものと噛んではいけないものの判断はできません。身の回りにあるすべてが噛む対象です。

【対策】
噛んでいいものをたくさん与え、噛んで欲しくないものは噛めない位置へ移動させるなど、環境を整えましょう。

お悩み③排泄

【目的・原因】
犬は人のようにトイレという概念がなく、寝床から離れた吸収の良い場所で排泄することを好みます。犬からすれば、人が決めた室内の数カ所でしか排泄が許されないというのは大変なことですし、覚えるのにも時間がかかることもよくあります。

【対策】
トイレトレーニングは気長に、そして失敗しても犬を叱ったりせずに、少しずつでも見られる成長をおやつで褒めて伸ばして、トイレを覚えてもらいましょう。

お悩み④お散歩や外で落ち着かない

【目的・原因】
犬にとって外は、自分より大きな人や物・車・自転車・様々な音、知らない犬などがたくさんいて、恐怖の場となってしまうこともあります。
そのため、吠えたり、そわそわしたり、散歩では歩かない、逆に引っ張る、カフェなどに行っても落ち着けないこともあります。

【対策】
外でも落ち着くトレーニングや、愛犬が何に対してどのように反応しているのかを把握し、それに徐々に慣れていく練習も大切です。

犬を飼えば人の生活も変わる(変えなければいけない)

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犬も生き物です。毎日の散歩、遊び、トレーニング、ごはん、排泄の処理…と多くの時間がかかりますが、それらは基本的に飼い主さんが対応しなければなりません。

仕事も含め外出が多く、お留守番ばかりさせていれば、犬には大きなストレスがかかり、それに伴い人が考える問題行動が多く見られるようになります。さらにひどくなれば、身体的、精神的な病気にかかってしまう可能性もあります。

犬は本来ひとりで過ごすことが苦手です。留守番に向いていない生き物だということを理解し、お留守番を減らせるかしっかりと向き合う時間が作れるか、それに伴い自分の時間が減っても大丈夫かを考えてください。

犬を飼えばお金もかかる

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時間だけではなく、病院代やトリミング代、ごはん・おやつ代、おもちゃ、トイレシーツ代、エアコン代、プロに預ければトレーニング代やシッター代、加入すれば保険代など、多くのお金もかかります。

アニコム損害保険株式会社によると、犬に関する費用として一年間で約34万円かかったという調査結果もあります。犬の一生を15年とすると、単純計算で510万円です。シニアになると病院に行くことも増えますので、さらに費用がかかることも予想されます。

適切なケアや治療をするためにも、金銭的な余裕も重要です。

参考:アニコム損害保険株式会社
「ペットにかける年間支出調査 2020」

犬を飼う前にチェックしたいこと

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これまで紹介してきたことを踏まえ、本当に犬を飼えるかどうか、以下の点をチェックしてみましょう。

  • お留守番は1日4時間未満かつ週2~3程度か
  • お留守番を長くさせる場合は、犬の保育園やペットシッターを利用できるか
  • 毎日愛犬のお世話をしっかりできる時間とお金があるか、それに伴い自分の為だけの時間とお金が減っても大丈夫か
  • 愛犬が病気になっても病院代を払えるか
  • 自宅が犬の飼育可の物件か
  • 旅行など一晩以上家を空ける場合は、愛犬をペットホテルに預けられるか
  • エアコンで適切な温度・湿度管理ができるか
  • 今後、結婚、出産、引越し、介護、転職、自分自身の高齢化などライフステージが変わっても一生飼い続けられるか
  • 同居家族も含め犬アレルギーの人がいないか
  • 犬の高齢化や病気など変化があってもお世話をする覚悟があるか
  • 犬が噛んだり吠えたりと大変なことがあっても飼い続ける覚悟があるか
  • 想定していたサイズよりも大きく成長しても飼える環境と覚悟があるか
  • 万が一、自分の身に何かあった際に、飼ってくれる人がいるか
  • どんなことがあっても一生大切にし、最期の時まで犬の尊厳を大切にし、過ごすことができるか

まとめ

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犬にも命があり、意思があり、尊厳があります。犬は飼われた以上、本来犬としてはあり得ない生活を、人の生活に合わせて行動することとなります。そのため、人との生活に慣れるには多くの時間がかかり、失敗もします。

どうかこれらの点を忘れずに、犬を飼うと決めたら、迎えたその日から最期の時まで責任を持って、愛犬の一番の理解者、味方となり、愛犬も人も本当に幸せな日々を過ごしてほしいなと思います。

そして「飼わない」という選択もとても大切であるということを改めて書いておきます。

【6/23開催】本当に知ってる?目から鱗の子犬が幸せになる飼い方

子犬が遊んでいると噛み付いてくる。シェットランド・シープドッグ(愛称:シェルティ)が自転車に吠える。ラブラドール・レトリバーがスリッパを咥える。

一見すると困った行動だと感じるかもしれませんが、これらは犬としては自然な行動です。
しかし、飼い主が「うちの犬は困った子だ」と思って、愛犬に「ダメダメ!」と叱ってばかりで関係性が悪くなってしまうケースがよくあるのです。

これは、私たち飼い主が犬はどのような行動をする動物なのかを知っていれば、どんな状況下でも落ち着いて対応でき、愛犬の行動を受容することもできます。

子犬らしい行動とは?その犬種らしい行動とは?

今回、「犬の幸せと自然な行動」をテーマにスウェーデン在住のカリスマ動物ライターがオンラインセミナーを行います。
今回はその中からほんの一部ですが切り取ってご紹介します。犬と飼い主が楽しく幸せに暮らすために、私たち飼い主ができることを学んでいきましょう。

動物福祉先進国から学ぶセミナー

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北欧は人間の福祉だけでなく、動物の福祉も先進国と言われています。

スウェーデン在住の動物ライターである藤田りか子氏がオンラインセミナーを開催し、犬が犬らしく幸せに生きるためにはどうあるべきなのかを、リアルな北欧のドッグライフを紹介しつつわかりやすく教えてくれます。

この記事を見て興味を持って頂けたら、ぜひこの機会に犬という動物について理解を深め、愛犬をもっと幸せにするためには何をしてあげたらよいのかを学んでみてはいかがでしょうか。

「犬の幸せと自然な行動、そしてノーズワーク」
開催日: 2021年6月23日(水)18:00〜21:00(見逃し配信あり)
開催方法: ZOOMによるオンライン形式
申し込み方法: メールによる申し込み後、参加費の振り込み
申し込み先メールアドレス: swedishnosework@yahoo.co.jp
参加費: 通常料金4,000円
https://dogresearch.jp/information/1066/

講師:藤田りか子
スウェーデンの森の奥にてカーリーコーテッド・レトリーバーのラッコ、ラブラドール・レトリーバーのアシカと暮らす。オレゴン州立大学を経て、スウェーデン農業科学大学の野生動物管理学卒業。生物学修士(M.Sc)、動物ライター。
主な著作「増補改訂 最新 世界の犬種大図鑑:原産国に受け継がれた犬種の姿形430種(誠文堂新光社)」

子犬らしい行動

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子犬は筋力や脳など身体が成長途中であるため、子犬特有の行動が見られます。

子犬特有の行動は通常、成長とともに緩和されていきます。しかし、飼い主の対応によってはその行動が酷くなったり、成犬になっても癖のように続いてしまう場合もあります。子犬の成長過程から出てくる自然な行動にはどのようなものがあるのかを理解し、大らかな気持ちで対応してあげましょう。

例1)遊んでいると噛みつく

子犬の視点で見ると、人間の手や足は自分の目の前に現れた不規則な動きをするおもちゃのような物体です。そのため、興味を持ってジャレついたり遊んだりしたい気持ちが湧き起こります。

そして、噛み付いてみると「痛い!」と甲高い声がしたり、さらに激しく不規則に動き出したりするものですから、子犬はさらに楽しくなって噛むようになるのです。

【対策】
子犬は動くものに興味を持って噛むものだということを頭に置きましょう。

子犬の前ではゆっくり動くように心がけ、声を出したりバタバタ動いたりしないことが重要です。噛まれても痛くないように厚手の靴下を履き、大きな声を出さないように気をつけましょう。

例2)あちこちにオシッコする

子犬は、興奮したり、運動したり、寝起きのときなどはオシッコをしたくなります。しかし、筋肉が未熟なため、オシッコを我慢したり排泄タイミングをうまくコントロールすることができません
そのため、トイレまで歩いて行けずに、その場ですぐに排泄してしまいます。

【対策】
こまめにトイレの場所まで誘導し、排泄できたら褒めてあげて、トイレの上で排泄をするようトレーニングしてあげましょう。筋力の成長とともに自分で歩いてトイレまで行って排泄できるようになります。

また、男の子の場合、生後5ヶ月を過ぎたぐらいからは、通常の排泄行動とは別にマーキングとしてオシッコをする行動も出てきます。
これは男性ホルモンに影響された行動ですので、早めに去勢をすることでなくなることがほとんどですが、去勢のタイミングが遅くなると、マーキング行動が習慣になってしまい去勢後も残ってしまう場合もあります。

例3)散歩中に葉っぱを食べる

子犬は好奇心が旺盛ですので、散歩中にさまざまな物に興味を持ちます。
そして、興味を持ったものの匂いを嗅いだりかじってみたりして情報を収集します。世の中にはいろいろな葉っぱが存在して、こんな匂いとこんな味がするのだと知っていくのです。

なお、犬の胃酸は強酸性で人間の胃酸と比べてかなり強い殺菌力があります。多少の葉っぱを食べてもお腹を壊したりすることはまずありません。農薬など有害物質がついている危険性がなければ自由に咥えたりかじったりさせてあげましょう

【対策】
植物の中には犬にとって毒になり得るものもあるため(例:チューリップ、アジサイなど)、それらに気をつけた上で、なるべく自由に行動させましょう。
どの植物が安全で、どの植物が危険かは、飼い主さんがしっかり判断できるようにしましょう。

シェルティの犬種らしい行動

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シェルティは、イギリス北部スコットランド原産の牧羊犬です。広い牧場を走り回り、羊を管理したり、野生動物が牧場に入って来ないように警戒するなどの仕事をするために作られました。そのため牧羊犬特有の行動がよく見られます

例1)自転車に吠える

牧場への侵入者などに吠えて追い立てる仕事をしていたため、散歩中に素早く走り去る自転車やバイクなどに反応して興奮して吠えることがあります。

車輪をめがけて追いかけて行ってしまうと、交通事故にあってしまう恐れがあるので注意しましょう。

【対策】
普段の生活から、名前を呼んだらこちらを見るアイコンタクトやお座りなどのトレーニングをしっかり行います。
散歩中に自転車に興奮して吠えても、すぐに名前を呼んでこちらに意識を戻して落ち着かせるようにしましょう。

例2)子供を追いかける

子供が複数人数で遊んで走り回っていると、牧羊犬の本能が刺激されて追いかけてしまうことがあります。その本能とは、群れから外れてしまいそうになった羊を追いかけて群れに戻し、動きを管理しようとするものです。

牧羊犬としてはとても良い行動なのですが、街中で子供を追いかけてしまうのは困ってしまいますよね。

【対策】
追いかけたくなる衝動を抑えるトレーニングを普段の生活の中でも繰り返し行い、衝動的に動かないように少しずつ改善させてあげましょう。

例3)ドッグランで柵沿いにひたすら走る

飼い主としてはドッグランに連れて来たら犬同士で遊んで欲しいかもしれませんが、シェルティは犬同士の遊びよりも、牧場を走り回るようにドッグランの柵沿いを走ったり犬たちに吠えて追い立てる行動が出やすい犬種です。

【対策】
そういう仕事のために作られた犬種であることを理解し、走り回ってエネルギー発散させてあげましょう。

ラブラドール・レトリバーの犬種らしい行動

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ラブラドール・レトリバーは、ニューファンドランド島(カナダ)原産の狩猟犬で、獲物を回収する仕事をしていました。網にかかった魚を咥えて陸にいる漁師のもとに運んできたり、打ち落とした鳥を見つけ出して咥えてきたりする役割をしていました。

性格は基本的に、人に対してフレンドリーで、人の指示を聞いたりコミュニケーションを取ることが好きな犬種です。

例1)スリッパを咥える

魚や鳥を咥えて人のもとへ運んでくる仕事をしていたため、丸みを帯びたものを咥えて嬉しそうに人のもとに持ってくることがよくあります。現代の自宅内ではスリッパが恰好の回収物となりがちです。

【対策】
普段からロープやボールなど、噛んでも良いものを投げて遊んであげ、回収欲を満たしてあげましょう。

例2)水たまりで寝転ぶ

水が大好きな犬種ですので、水浴びをしたり泳いだりすることに喜びを感じる犬が多いです。そのため、雨上がりの水たまりなどに積極的に入ったり、寝転がって泥だらけになってしまうこともよくあります。

【対策】
そういった行動をしがちな犬種であることを理解し、水たまりに入ってもらいたくない場合は、水たまりを回避しながら散歩するなどして防止しましょう。

犬が犬らしく暮らすためには犬の自然な行動への理解が必要

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犬として自然な行動をしている時、犬はイキイキしていますし、欲求が満たされて充実感や幸せを感じるものです。しかし、それらの行動を叱ったりして一方的に止めさせるだけでは犬はストレスを溜めてしまいます。

日本においては愛犬を連れて狩りに行ったりすることは簡単にできません。日常生活で犬らしい行動の欲求を満たしてあげるためにはどうしたらよいのでしょうか?ぜひ、この機会に考えてみてください。

もっと詳しく知りたい!そう思った方は、ぜひこちらのオンラインセミナーにご参加ください。

「犬の幸せと自然な行動、そしてノーズワーク」
開催日: 2021年6月23日(水)18:00〜21:00(見逃し配信あり)
開催日: 2021年6月23日(水)18:00〜21:00(見逃し配信あり)
開催方法: ZOOMによるオンライン形式
申し込み方法: メールによる申し込み後、参加費の振り込み
申し込み先メールアドレス: swedishnosework@yahoo.co.jp
参加費: 通常料金4,000円
https://dogresearch.jp/information/1066/

講師:藤田りか子
スウェーデンの森の奥にてカーリーコーテッド・レトリーバーのラッコ、ラブラドール・レトリーバーのアシカと暮らす。オレゴン州立大学を経て、スウェーデン農業科学大学の野生動物管理学卒業。生物学修士(M.Sc)、動物ライター。
主な著作「増補改訂 最新 世界の犬種大図鑑:原産国に受け継がれた犬種の姿形430種(誠文堂新光社)」

【ドッグトレーナー監修】愛犬家100人が挙げた困った行動トップ10と役立つ対処法とは?

私たちを幸せな気持ちにしてくれるかわいい犬たちですが、時には飼い主を悩ませる困った行動をすることがあります。

犬を飼っている人たちは実際に犬のどのような行動に頭を悩ませ、どのように対処しているのでしょうか?

今回は、東京都内在住者100人を対象にインターネットによる独自アンケートを実施しました。犬を飼っているみなさんのリアルな声をお届けします。

アンケート回答者情報

調査は、2019年9月10日にクロス・マーケティング株式会社が提供するセルフ型アンケートツール「QiQUMO」を使って実施し、同社のパネル会員で東京都内在住の犬を飼っている100人からの回答を集計しました。

回答者の飼っている犬種

このアンケートでは多頭飼いの方は1頭に限定して回答してもらいました。その前提で、回答者の飼っている犬種について、最も多かったのが「チワワ」で17サンプル、次いで「トイプードル」と「雑種・ミックス」が同数の13サンプル、「ミニチュアダックスフンド」が11サンプル、「柴犬」が10サンプルとなりました。

その他様々な犬種が並びましたが、全体の傾向として小型犬が多いのは東京都在住者ということから、その住宅事情が影響していると考えられます。
犬種

経験したことがある困った行動トップ10!上位は「吠え」

困った経験

犬について経験したことがある困ったことを複数回答形式で聞いてみると、1位は「ピンポンなどの音に吠える」が32%で全体の3人に1人以上の結果となりました。さらに2位は「人に吠える」が23%、3位「犬に吠える」が22%と上位3つは吠えに関する悩みが並びました。

人口が密集している都内では、来訪者が鳴らすピンポン音に吠えたり、来訪者に吠えたりしてしまうと近隣からのクレームにつながりやすいこともあり愛犬の吠えに悩んでいる飼い主さんが多いようです。

また、4位以下は、「人の食べ物を欲しがる」20%、「爪切りを嫌がる」17%、「散歩中に歩かなくなる」16%といろいろなジャンルの悩み事が並びました。

柴犬はお手入れがきらい?

犬種別

困ったことを飼っている犬種ごとに集計して違いを分析してみました。

トイプードルと柴犬の比較

今回のアンケートでは、犬種ごとのサンプル数が少ないため、洋犬代表としてトイプードル(13サンプル)、日本犬代表として柴犬(10サンプル)の2つの犬種のデータを見てみましょう。

トイプードルは全体でも多かった「吠え」に関する回答が多いのですが、柴犬では吠えよりも「シャンプーを嫌がる」「爪切りを嫌がる」という身体のケアに関して困った経験のある方が多くなっていました。

小さい頃からの経験で差が出ているのかも

トイプードルはトリミングが必要な犬種なので、幼い頃からトリミングサロンなどでシャンプーやカットをされていて慣れている子が多いと考えられます。これに対し、柴犬は頻繁なシャンプーやトリミングを必要としない犬種です。大きくなってから自宅でシャンプーや爪切りをしようとすると嫌がって暴れて困る飼い主さんが多いということかもしれません。

犬は社会化が重要とされており、幼犬のときから様々なことに慣れさせ、犬に自信をつけておくと、人間社会での生活に適応しやすくなる生き物です。トリミングを必要としない犬種であっても、どんな犬種もいずれ必要になるシャンプーや身体のケアは、安心してやらせてくれるように子犬の頃からトレーニングしておくと悩みを未然に防ぐことに繋がるのではないかと思います。

犬を飼って最初にしたいことは社会化教育

対応策をネットに求める時代

実際に
そんな愛犬の困った行動に対して、飼い主さんはどのように対処しているのでしょうか?

1番多かった対処法は「ネットのサイトで対応方法を調べる」で40%の飼い主さんが実際にしたと回答しました。次に多かった回答は、ネットではなくリアルな「動物病院の獣医に相談する」の18%でした。次いで「ネットの動画で対応方法を調べる」が13%、「犬を飼っている知人に相談する」が11%という結果になりました。

知人や獣医師に直接相談する人も結構いるようですが、やはりネットで調べる人の割合が群を抜いて多いことが分かります。これは、アンケート回答者がネットユーザーであるという特徴も影響しているでしょう。

本当に役に立つのはネットよりも人?

最も役にたったこと

ネットで調べる

やってみた事がある複数回答形式での回答数と、その中で最も役に立った事の単一回答形式での回答数を割り、『実際にやってみたけど最も役立ったのはコレだった』という割合を算出してみました。以下ではこの割合を分かりやすくするため「満足度」と表現します。

人への相談の満足度が高い

すると、94%もの高い割合で「動物病院の獣医に相談する」がトップの満足度でした。続いて、「犬を飼っている知人に相談する」が82%、「ドッグトレーナーに相談する」が80%となっており、人に相談した場合の満足度が高いことが分かりました。

これに対し、最も多くの人が対処法として挙げていた「ネットのサイトで対応方法を調べる」は63%と、満足度は低めの割合になりました。

これはインターネットの記事はどこの誰が書いているかわからない、断片的な情報が多く、正しいのか間違っているのかわかりにくいという特性が影響しているのかもしれません。また、犬の困った行動に対する対応は、その動物が置かれている環境やその性格なども影響してくるため、それらを事細かく伝えられる「対面でのコミュニケーション」の方が満足度が高くなるのは納得できます。

アンケート結果からわかること

愛犬の調査結果からわかること

東京都内在住という特性の下では、犬を飼っている人の多くは愛犬の吠えに悩んでいると言えます。一般的にも、「吠え」「咬み」「排泄」が犬の3大困った行動と言われていますので、このうちの「吠え」がクローズアップされたことは違和感のない結果と言えるでしょう。

犬を飼うということは、私たち人間とは違う種の動物と生活を共にするということです。インターネットも情報源としては有用ですが、実際の満足度が低いことからもわかる通り、インターネットでは一方向のコミュニケーションになりがちです。

実際のお困りごとや生活環境、個性やその行動が起きてしまう背景などを細かく共有できる「獣医」や「ドッグトレーナー」など、犬についての正しい知識や経験がある人たちに相談したほうが解決へは近道となりそうです。彼らの協力も得ながら、吠えやシャンプー等、犬特有の困った行動について適切に対処できるようにして、愛犬との潤いのある生活を過ごしていきたいですね。

愛犬の「かまって」を察知!甘えている時の行動とその理由とは?

毎日かわいい愛犬。皆さんは、そんな愛犬の「かまって!」に気づいていますか?

飼いはじめたばかりだと、どんな行動が甘えていると言えるのかわからないこともありますよね。

こちらの記事では、そんな初心者飼い主さんのために、わんちゃんが「甘えるときの行動とその理由」についてご紹介します。

愛犬が甘えている時の行動7つ

腕の中で眠るわんこ
愛犬は、甘えるときにどのような行動をするのでしょうか?一緒にみていきましょう。

①顎を乗せる

愛犬が、寛ぐ飼い主さんの足などに顎を乗せてきたら、甘えていると考えることができます。

ワンちゃん自身も安心してリラックスをしています。信頼している飼い主さんだからこそ、顎を乗せることができるのです。

もし顎を乗せてきたら、頭から身体を撫でてあげましょう。さらに安心し、喜んでくれるはずです。

また、撫でてあげるときにわんちゃんの目にも注目してみてください。もし眠そうな目であれば、そのまま安心できる飼い主さんの下で眠りたいのかもしれません。わんちゃんのリラックスした表情は、私たちの心も幸せにしてくれますよね。

②前足を乗せる

愛犬が飼い主さんの腕や足などに前足を乗せて、じっと見つめてきたら、甘えていると考えられます。飼い主さんの意識を自分に向けたいと思っているのです。

前足を乗せてくる前に、すでにたくさん遊んでいたら「まだ遊んで」という気持ちの表れかもしれませんし、ご飯を食べていたら「もっとご飯をちょうだい」という気持ちかもしれません。

この時、可愛いからと何でも言うことを聞いてしまわないように気を付けましょう。同じ事をしたらまた遊んでもらえる、またご飯をもらえると思い、要求が進んでいきます。

③お腹を見せる

愛犬が、ごろんとひっくり返ってお腹をみせてきたら、飼い主さんを本当に信頼しているということかもしれません。

お腹はわんちゃんの急所です。その弱点を見せているということは、心から安心していると考えられます。うれしいですよね。

ただし、気をつけたいこととして、これは「もうやめて!」という降参のポーズでもあります。愛犬がやめてほしいと思ってこのポーズを取っているのに、しつこく続けていると、最終的には噛まれてしまう事もあります。

単純にお腹を見せているから甘えているとも言えません。その時の状況を見て、総合的に判断しましょう。

④手や顔を舐める

顔や口の部分をなめるときは、飼い主さんの事がとにかく大好きで甘えているとも考えられます。

子犬が親犬にごはんをねだる時にする行為でもあるので、わんちゃんが飼い主さんを親犬のような存在だと思っているのかもしれませんね。

⑤飼い主についていく

愛犬が、金魚の糞のように、飼い主さんの後をついていくときは、飼い主さんと「離れたくない」「遊びたい」と思っている心の表れの可能性が高いです。

特に、甘えん坊なわんちゃんがする行動で、飼い主さんを必要としています。

ただついていくだけの場合は、「ごはんがほしい」「トイレに行きたい」という気持ちの事もあるので、前後の行動で判断する必要があります。

また、飼い主さんと離れることを不安に感じる気持ちが増大していくと、分離不安症に繋がる可能性もあるので、気を付けましょう。お留守番が難しくなってしまいます。

⑥「クンクン」鳴く

普段はワンワン吠えていても、クンクンと鳴くときがあります。これは、かまってほしいときにすることが多いでしょう。

わんちゃんが飼い主さんにかまってほしいと感じているので、近寄って様子をみてあげましょう。通常は、身体を寄せて、クンクンと鳴いてきたりするので、他の行動と一緒に行うケースが多いでしょう。

ただ、鳴いているからと言って、すぐに駆け寄るようにしていると、鳴くという行動が強化されて、愛犬が寂しいと思ったらすぐに鳴くようになっていきます。適度に様子を見てあげる事が大事になってきます。

⑦身体を寄せる

身体を寄せてくるときは、甘えていることが多いです。「甘えたい」「遊びたい」と感じていると考えられます。特に、背中を向けて、身体をすり寄せてくる時は、甘えていると言えるでしょう。

また、ベッドで飼い主さんが寝ている時に寄ってくることも甘えていると言えます。飼い主さんが大好きなので、ベッドの飼い主さんの香りに包まれて眠りたいのかもしれません。

どうして甘えるの?

狼の群れ
犬の祖先と言われている狼は群れで行動する動物です。そのため、1人の時間は寂しく感じてしまうと言われています。信頼できる飼い主さんは、その寂しさを取り去ってくれる大切な人なのです。

そんな飼い主さんが他のことをしているときに、「かまってほしい」と感じ、その結果として行う行動が以上のような行動なのです。

もし、本当に甘えているのかわからなかったり、不安に感じたら、獣医師やドッグトレーナーなどの専門家の方に相談することをおすすめします。

犬のボディランゲージはとても難しく、周りの状況や飼い主との信頼関係など、総合的に判断する必要があるためです。一見、甘えているのかな?と思えるような行動でも、実際はそうではなかったということもあるのです。

「甘やかしすぎ」に注意

ソファの上の人と犬
わんちゃんに甘えられると、その可愛さからついついかまいすぎてしまうことがあります。しかし、かまいすぎてしまうことは必ずしも良いことだとは限りません。

あまりにも過剰に甘えてくる場合は、飼い主さんに依存させないよう、無視することも大切になります。また、上記にも少し記載しましたが、愛犬の要求に従ってばかりいると、その行動が強化され、要求が過熱していく事があります。

その結果、飼い主さんの姿が見えないときに、鳴き続けたり、落ち着きがなくなったりと、問題行動へと発展していく場合が少なくありません。

すでにそのような行動をしており、困っている場合は獣医師やドッグトレーナーに相談することをおすすめします。

愛犬との素敵な時間を。

犬と女
わんちゃんに甘えられたり、信頼されているとわかると、とてもうれしい気持ちになりますね。

犬の気持ちに興味を持たれた方は、以下の「犬のボディランゲージ」に関する記事もおすすめです。ぜひご参照ください。

犬の気持ちを読み解くボディランゲージとは?

これからも愛犬との素敵な時間をたくさん過ごせますように。

犬がストレスを感じやすいのは春だった?!5つの理由とその対処法。

様々な変化が訪れる春。飼い主さんの中にも、新たな環境で新生活を始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。

新しい職場や新しい人間関係などは、とてもワクワクする反面ちょっと精神的に疲れを感じるときもありますよね。

実は、犬にとっても春はストレスを感じやすい季節なのです。その理由をしっかりと知り、愛犬の健康を守りましょう。

春における、ストレスの原因

では一体、春のどんなことが犬にとってストレスになるのでしょうか。愛犬のストレスを解消してあげたい!と思っても、その原因が分からなければ対策も立てられないですよね。

ここでは、代表的な5つのストレス原因をみていきます。

家族の変化

新しい一歩
春になると、家族の中で進学や就職、転職をされる方もいるのではないでしょうか。家族が増えたり減ったりするこの時期は、犬にとっても心が落ち着かない季節です。

大好きな家族が突然いなくなるというのは、犬にとっても大きなストレスになります。このショックから、食欲がなくなったり、元気をなくしてしまうわんちゃんもいます。

引越し

お引越し
1年の中で最も引越しが多くなるのは春ですよね。犬を連れて引越しをした場合、今まで普通に出来ていた排泄などが、突然出来なくなることがあります。

新しい環境に適応できるまでの間は、ストレスを感じやすい日々になるでしょう。

また、犬にとっては「引越し」ということが理解できません。引越しをする理由は事情、そのプロセスなどを犬は知らないのです。

人間は、心の準備をしておくことができますが、犬にとっては突然の理解不明な環境変化です。それを飼い主さんが理解してあげ、愛犬を気遣う必要があります。

気温の変化

青空に桜
人間と同じですが、気温の変化は体にも大きな負担をかけてしまいやすいです。犬は7℃前後の寒暖差があると、体調を崩しやすくなると言われています。

春になるこの時期は、短期的に見ても寒暖差が激しい日々が続きます。愛犬の体調にも気遣いをして、急激な気温の変化を感じないような対策が必要となるでしょう。

花粉症(アレルギー)

犬と猫
花粉症の人にとって、春は辛い季節だと思います。実は犬にも花粉症は存在します。犬の花粉症は、人間の症状と少し違い、皮膚に炎症が起こるといった形で現れます。

また、そう言った体の不調からストレスも感じるといえるでしょう。気になる場合には、動物病院に行くなどをして、ケアをすぐにしてあげるようにしましょう。

犬の花粉症について、その症状や理由、花粉の対策方法などが書かれています。

犬も花粉症になるの?症状と効果的な対策5つ!

発情期

待てをするビーグル
避妊をしていないメス犬は、1年に2度の発情期があり、春と秋に迎えるのが一般的です。(近年、季節とは関係なく、ある一定の周期で発情期を迎えるわんちゃんもいるようです)

この時期のメス犬は、心身ともに変化が起こる場合が多いです。「食欲がない」「落ち着かない」などの目に見える愛犬の変化を感じるかもしれません。また、ホルモンバランスが崩れているため、精神的もストレスを感じやすくなっています。

繁殖を望まない場合は、避妊を早めにしてあげるのも方法の1つです。そうすることで、発情期の不安定な時期を迎えなくて済むようになります。避妊によるデメリットも存在しますので、調べた上で納得のいく判断をするようにしましょう。

本当に去勢や不妊手術する必要あるの?メリデメと時期や費用は?

ストレスを受けるとどうなるの?

ポカポカの陽の中で眠る犬
犬がストレスを感じた場合、カーミングシグナルと言って、以下のような変化が現れることがあります。

  • 体を舐める
  • 体を掻く
  • あくびをする
  • 同じ場所を行ったり来たりする
  • 排泄など、今まで出来ていたことが出来なくなる

また、体調の変化として、以下のような症状が出ることもあります。

  • 食欲がなくなる
  • 食欲が急激に増える
  • 嘔吐する
  • 下痢になる
  • 攻撃的になる

ストレスサインを見逃さない!

ストレスを感じている女性
愛犬の問題行動や体調不良が起きた場合、その原因がストレスだと分からないことがあります。

特に、問題行動などは「しつけがきちんとできていないのかな?」と、むしろ愛犬に強く当たってしまうことがあります。

春は犬にとってもストレスを感じやすい季節であると理解し、すぐに対処することが大切です。ストレスサインを見かけたら、放っておくのではなく、適切な対応をしましょう。

ストレスを解消するためには?

犬によって、ストレスの原因も違ければ、その解消法にも個体差があるでしょう。 絶対に治る!という訳ではありませんが、良さそうなものを見つけたら早速試してみるのも良いでしょう。

運動、お散歩、遊び

dog girl
犬にとっても、運動は大切な時間です。そもそも、運動不足が問題行動を引き起こすこともあります。

飼い主さんと、楽しんでお散歩に行くことは愛犬にとって、とてもリフレッシュできる時間となるでしょう。知らない道を散歩したり、思いっきり走ったりと、愛犬の心ゆくまで運動ができると良いですね。

また、知育玩具などの頭を使う遊びも効果的です。あまり聞きなれない方も多いかもしれませんね。こちらに詳しく記載されていますので、よろしければ参考にして見てください。

上手にお留守番できない!そんな時に使える知育玩具とは?

犬と触れ合う

人間の相棒はいつも犬
春の忙しい時期には、愛犬とゆっくり過ごす時間がとれていないかもしれません。愛犬のためにも、また自分のためにも、愛犬とゆったり触れ合う時間を持ってみてください。

ブラッシングやマッサージなどを行い、愛犬と触れ合うことで、コミュニケーションをとってみましょう。お互いに日々のストレスで高まった緊張感がほぐれ、疲れが癒されることでしょう。

動物病院に行く

病院医者
愛犬の体調不良時には、動物病院で適切な判断と処置をしてもらうことが大切です。「病院に行くのはまだちょっと早いかな…」と思わず、困ったらすぐに相談をするのが基本です。

適切な処方により、愛犬の健康が少しでも早く回復できるように最善を尽くしましょう。

身も心も幸せな春に!

可愛い桜

人間同様、愛犬もストレスを感じやすい春。それを分かって、愛犬の健康を気遣える飼い主さんでありたいですよね。

飼い主さんにとっても、愛犬にとっても、幸せ満開な春となりますように。

【利用シーン別解説】犬のしつけ教室、果たしてどれに行くべき?

どんな種類があるの?

何があるのか見つめる犬
犬のしつけと言っても、様々なタイプのしつけ教室があります。正直、どれに行ったら良いのか迷うのではないでしょうか。
ざっと挙げるだけでも以下の通り。

  • グループレッスン
  • 出張ドッグトレーナー
  • 犬の保育園、幼稚園
  • 訓練所

どういうことをしたいのか?何を直したいのか?それによって、どこに行けば良いのか変わってきます。

今回の記事では、その判断基準をお伝えできればと思います。

無駄吠えやトイレを直したい

吠えるドゥードゥル
よくある犬の問題行動ですよね。そのため、どこにお願いしても対応してくれる内容です。筆者のオススメは、以下の2施設です。

  • グループレッスン
  • 出張ドッグトレーナー

グループレッスンや出張ドッグトレーナーの場合、飼い主自身が矯正の仕方を学び、それを実践します。決して、行けば直してくれるという類のものではないのです。

無駄吠えやトイレというのは、日常生活で頻繁に発生する出来事です。
そのため、飼い主自身がやり方を教わり、それを実践するほうが効果的だと考えるからです。

人や犬に慣れさせたい

街中を散歩する犬
こちらも無駄吠えの原因だったりしますので、よくある犬の問題行動の一つです。これもどこにお願いしても対応してもらえますが、筆者のオススメは、以下の2施設です。

  • グループレッスン
  • 犬の保育園、幼稚園

どちらも店舗型の施設のため、そこに行かなくてはならないという点は不便ですが、色々な飼い主や様々な犬達が集まってきます。

どちらもプロのドッグトレーナーが見てくれるので、犬同士の遊びがヒートアップして喧嘩に発展したり、その他のトラブルが発生した場合も適切に対処してもらえます。
何より、他との関わり合いが生まれるので、人慣れや犬慣れさせるには絶好の場所ということになります。

子供なので色んな経験を

輪っかをくぐるゴールデン
1歳未満の幼犬の場合、社会化させるために、是非、犬の保育園や犬の幼稚園に通わせてみてください。筆者のオススメは以下の1施設です。

  • 犬の保育園、幼稚園

社会化については、他の記事でも触れていますが、生後3か月頃までしかない貴重な時期に、様々な経験をさせることで犬の自信をつけさせることができるものです。

犬を飼って最初にしたいことは社会化教育

犬の性格は「ある3ヶ月」で決まる?パピーパーティが効果的な理由

人間の生活環境に慣らしていくことで、成犬になった時の問題行動を減少させることができます。
店舗型である犬の保育園、幼稚園には、同年齢の犬たちがたくさん集まってきますので、その中で一緒に経験を積んで成長していくことができます。

一芸を覚えさせたい

トリックするボーダーコリー
ニーズとしては多くはないかもしれませんが、犬に芸を教えることが可能です。カワイイ姿を動画に撮って、インスタやフェイスブックに公開も夢ではありません。筆者のオススメは、以下の2施設です。

  • 出張ドッグトレーナー
  • 犬の保育園、幼稚園

犬の保育園、幼稚園では、フセ、マテ等の基礎トレーニングと一緒に、バイバイやスピン等の一芸を教えてくれたりします。

出張ドッグトレーナーも、基本的な問題行動を解決すると同時に、一芸を教えてくれます。これは、飼い主と愛犬との絆の醸成に役立つからです。
飼い主と愛犬が一緒になって一つのことを成し遂げていく過程で、信頼関係が生まれ、関係改善にも役立つのです。

人を本気噛みする

本気で咬みつく犬
最上級レベルの問題行動の一つです。飼い主ならまだしも、他人を傷つけてしまうことは絶対に避けたいですよね?この場合、程度に差はあれ、早急に対処したいものです。筆者のオススメは、以下の2施設です。

  • 出張ドッグトレーナー
  • 訓練所

腕利きの出張ドッグトレーナーであれば、少しずつその犬の特性を見極めながら対処してくれることでしょう。

また、すぐに矯正する必要がある緊急時であれば、乱暴ではありますが、チェーンチョーク等を用いた強制訓練を行う訓練所に連れて行くことも考えたほうが良いかもしれません。
どちらの施設であっても丁寧に相談に乗ってくれると思いますので、まずは相談してみることをオススメします。

競技会に参加したい

競技会に参加する犬
ここまで来ると、飼い主自身にも相当な知識が求められることでしょう。筆者のオススメは、以下の2施設です。

  • 出張ドッグトレーナー

競技会に参加して、賞を狙うということは、飼い主自身と愛犬のコミュニケーションを究極レベルまで高めることが必要になってきます。

そのため、訓練所のように誰かにやってもらうのではなく、自分で学び、そして実践して、練習する必要があります。
出張ドッグトレーナーは1対1で指導してくれますので、まさに強力なパーソナルトレーナーになってくれるはずです。

まとめ

ボールと遊ぶ犬
いかがでしたか?犬のしつけと言っても、様々な要求レベルがあることに気付いて頂けたでしょうか。

家庭犬でのよくある問題行動の矯正から、かなり大きな問題行動まで、飼い主さん一人ひとり、抱える問題は様々です。
この記事を参考に、どの施設やどこに相談すれば良いかのヒントになれば、筆者としても嬉しいです。

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飼い主の皆さんが、愛犬と一緒により質の高い生活を送れるようになることを求めて、頑張ります。

猫のサイン見逃してない?「今のトイレ、気に入らない…」

トイレを気に入っているか、チェック!

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突然ですが、みなさんの猫ちゃんは、以下の行為をしたことはありますか?

  • トイレの縁に足をかけて排泄をする
  • 猫砂をいじらず、排泄後はトイレから急いで出ていく
  • トイレの壁などを引っ掻く
  • 空中をかいていることがある
  • トイレ以外で粗相(ウンチ・おしっこ)をする

1つでも当てはまることがあったら、猫ちゃんは今のトイレ環境に不満があるかもしれません。

猫ちゃんの中にはトイレに対するこだわりがとっても強い子もいます。

これを機に、トイレ環境を見直してみませんか?

見直そう!トイレ環境の5つのこと。

①トイレの大きさ

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猫の先祖は砂漠の生き物なので、広い砂の上でのトイレを好む傾向があります。

猫が一周回れるくらいの大きさは確保し、なるべく大きいトイレおすすめです。

②トイレの数・場所

ドア
トイレの数は、飼っている猫の数+1個以上必要だと言われています。

一箇所にまとめて置くのではなく、家の様々な場所に置くのが良いです。ただ、それぞれあまりにも遠すぎるのは逆効果。猫ちゃんの移動範囲に合わせた場所に設置しましょう。

一匹の猫ちゃんだけで安心して用を足せる環境が必要ですから、以下のような場所に設置するのがおすすめです。

  • 一方が壁
  • 見通しが良い
  • 人目につかない
  • 静か

③猫砂

猫なめ
猫砂を変えた途端に、”態度が変わる”、”トイレ以外で粗相をするようになる”というのは珍しくありません。

猫砂の好みがはっきりしている猫ちゃんには、飼い主さん側の都合があったとしても、猫ちゃんに合わせてあげる寛容さが必要です。

猫ちゃんの好む猫砂は、下記の記事も参考にしてみてくださいね。

愛猫にぴったりの猫砂はこれだ!【種類・特徴】

また、猫砂の量も重要です。砂の量は多すぎず少なすぎずが良いです。

少なすぎると、糞尿を隠せないと判断し、トイレを我慢してしまうことに繋がります。

④トイレのタイプ・形状

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屋根のあるドームタイプより屋根のないオープンタイプの方が、臭いがこもらないので、猫ちゃんが好む傾向にあります。

また、入り口は猫ちゃんの体長に合った高さのものが良いでしょう。子猫・高齢猫は特に低い入り口のものがおすすめです。

⑤掃除の回数

箒
猫はとても綺麗好きな動物です。糞尿の処理を怠れば、トイレに行かなくなってしまいます

猫ちゃんの健康管理のためにも、1日1回、糞尿の様子を確かめて、お掃除しましょう。

また、月に1度、トイレの本体丸ごとお掃除してあげ、猫砂も全て変えることをオススメします。

トイレのストレスは健康も脅かす

草むらにいる猫
猫ちゃんは使いづらいと感じると、トイレの中にも入らなくなり、我慢してしまうこともあります。これは病気を誘発してしまいますので、すぐにでもトイレ環境の見直しが必要です。

また、猫の中には、トイレ周りの家具の配置や、猫砂、トイレの本体を急に変えると、ストレスを感じてしまう子もいます

このストレスは、トイレ以外での粗相や、他の問題行動も引き起こします

良いトイレ環境は、猫ちゃんの健康を支えるのです。

寛容な心で。

猫と飲むスタバ
猫ちゃんの問題行動には、実はしつけよりも待遇改善が有効と言われています。

トイレ以外での粗相に悩まされていたら、トイレ環境を変えると治ることもあるんです。

ただ、猫ちゃんとの生活にトラブルはつきもの。

そんなわがままなところも愛らしいと思えるような、寛容な心で、猫ちゃんとの生活を楽しみましょう!

しつけ教室は意味がない?自宅に帰ってくると言うこと聞かなくなる理由

しつけ教室に通っている間はとても良い子になったが、家に帰ってくると元通り。そんな話、よく耳にしませんか?これは、飼い主さん自身に問題があるからなんです。飼い方自体を改善しないと、本来の効果が薄れてしまうので要注意です。

どうして元に戻るのか?

犬のしつけ教室
しつけ教室にいる時は大人しくて良い子にしているのに、家に帰ってきた途端に、もとのじゃじゃ馬さんに戻ってしまったなんてことはよくあることです。だからと言って、しつけ教室が意味ないのでしょうか?原因を探っていくことで、飼い主さん自身に問題があるということがわかってきます。

環境が違うから

人間の子供でも、知らない人の家に行った時は、(最初は)大人しくしていますよね?あれと同じで、犬は、その場の空気や雰囲気を敏感に感じ取っているのです。普段とは違う場所、普段とは違う人、普段とは違う騒音や匂い。こういったことから、犬はこの場所が普段とは違う特別な場所であることを理解しています。

先生がいるから

しつけ教室では、ドッグトレーナーがしつけを行います。しつけの方法はいくつもありますが、プロのドッグトレーナーが自ら行うわけですから、その人の言うことはすぐに聞くようになります。犬から見れば、「先生」とも言うべきドッグトレーナーが自宅にはいないので、言うことを聞いても何も良いことはないのです。それでは、なかなか言うことは聞いてくれません。

後にも続きますが、そうであれば、ドッグトレーナーと似たようなことを飼い主さん自ら行えば良いのです。

飼い主がいるから

犬の幼稚園でもよく見られる光景として、飼い主さんがいる時はワンワン吠えまくっているのに、飼い主さんが犬を預けていなくなった途端に静かになるということがあります。これは、飼い主さんが気がついていない間に、犬が問題行動を起こすように飼い主さん自身が犬の行動を強化してしまっているのかもしれません。ふとした仕草や話し方が、犬に対して「吠えろ!」と合図してしまっているのかもしれません。

しつけは飼い主がやるほうが効果的

犬をしつけする
「そんなこと言われても、プロでもないし、勉強したわけでもないからできないよー」と思われるかもしれません。そんなことはありません。しつけの方法にもいくつかありますが、ドッグトレーナーによっては、飼い主さんに自らやってもらっている方も少なくありません

なぜなら、犬と一緒に過ごす時間が一番多いのは、飼い主さんに他ならないからです。そうであれば、飼い主さんにコツを伝授し、普段から継続的に実践してもらった方が、問題行動の抑制には効果的だからです。人間も週に1回1時間勉強するよりも、毎日10分でも繰り返し勉強した方が覚えますよね?

しつけの仕方は色々ある

アイコンタクトする犬
詳細は以下の記事も併せてご覧ください。

犬のしつけをする前に知っておきたい2つの訓練法

何事もそうですが、しつけも例外ではなく、体系的なトレーニング手法が用意されています。一部のドッグトレーナーは飼い主さんにその方法を伝え、それを実践してもらうところまでをしつけ教室のメニューとして提供しているところもあるのです。お願いしようとしているしつけ教室のウェブサイトを良く見たり、説明会等で話を聞いてみてください。

この時、おやつを用いたモチベーション・トレーニングであれば、飼い主さんもやりやすい手法と言われています。簡単に言うと、おやつをエサに、犬が望ましい行動をした時に褒めてあげ、その行動を定着させていく方法です。

逆に、チェーンを用いた強制訓練などは素人が真似するには少々難しい方法となってきます。これは、犬が人間の言うことを聞かない時に、一貫性を持って叱りつけ、できた時には褒めてあげる方法です。一貫性を継続的に持ち続け、言うことを聞かせるということが、ずっと観察している必要があり、一般の方には難しくなってきます。

最低限知っておきたいこと

知っておきたいこと
トイレや吠え等のほとんどのしつけは、コツを覚えて継続していけば、それほど難しいことではありません。但し、人に危害を加えてしまうような極端な攻撃行動の場合は別ですので、すぐに専門家にお願いしましょう。

しつけの方法を飼い主さんにも教えてくれる良いドッグトレーナーに巡り合うことができ、飼い主さん自身にも学ぼうとする意欲があれば、比較的早い段階で問題行動を取り除くことができることでしょう。問題行動に悩む飼い主さんは、ここでお話した内容を活かして、しつけ教室で行うだけでなく、是非お家でも率先してしつけを行って頂ければと思います。