【クイズ】一年使える!来年の干支であるうさぎの雑学
今回は、うさぎに関わる雑学をご紹介します。うさぎを飼っている方も飼ったことのない方も、ぜひ挑戦してみてください。
それではさっそく、うさぎクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 うさぎの耳が大きい理由として最も適切なのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「敵の音を聞き取るため」です。
自然界にはうさぎの天敵がたくさんいます。攻撃手段を持たないうさぎは、天敵が近づく音を察知してすぐに逃げられるよう、耳を使って周囲の音を聞き取っています。さらに、左右の耳は別々の向きに変えられ、どの方向から天敵が近づいてくるかも探ることができます。
また、大きい耳には体温調節の役割もあります。うさぎは人のように汗をかくことができませんが、うさぎの耳には血管が張り巡らされており、耳の表面から熱を外に逃すことで体が熱くなるのを防いでいます。
また、大きい耳には体温調節の役割もあります。うさぎは人のように汗をかくことができませんが、うさぎの耳には血管が張り巡らされており、耳の表面から熱を外に逃すことで体が熱くなるのを防いでいます。
Q.2 うさぎの説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「寂しいと死ぬ」です。
かつて流行したドラマの影響により、「うさぎは寂しいと死ぬ」と言われることもありますが、科学的な根拠はありません。実際、野生のうさぎは単独行動をすることもあり、寂しさが原因で死ぬということは考えられません。むしろ、縄張り意識が強いため、多頭飼いする場合はケージを1羽に1つずつ用意しましょう。
うさぎには声帯がなく、犬や猫のような鳴き声を発することはありませんが、「ぷーぷー」や「ぶぅぶぅ」のような音を発することはあります。
また、歯は一生伸び続けます。伸びすぎると噛み合わせが悪くなってしまうことがあるため、普段の食事に硬めの牧草を取り入れて予防してあげましょう。
うさぎには声帯がなく、犬や猫のような鳴き声を発することはありませんが、「ぷーぷー」や「ぶぅぶぅ」のような音を発することはあります。
また、歯は一生伸び続けます。伸びすぎると噛み合わせが悪くなってしまうことがあるため、普段の食事に硬めの牧草を取り入れて予防してあげましょう。
Q.3 うさぎの妊娠について「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「発情期は年に4回程度ある」です。
ほぼ一年中発情期が訪れ、交尾排卵動物であるうさぎは、交尾をするとほぼ確実に妊娠する繁殖力が高い動物で知られています。
実際には妊娠していないのに妊娠しているような体の変化(偽妊娠)が起こることもあります。また、うさぎには子宮が2つあるため、妊娠中であるにも関わらずさらに妊娠(重複妊娠)する可能性もあります。
一回の出産では2〜10匹程度が一般的ですが、10匹以上生まれることも珍しくありません。
実際には妊娠していないのに妊娠しているような体の変化(偽妊娠)が起こることもあります。また、うさぎには子宮が2つあるため、妊娠中であるにも関わらずさらに妊娠(重複妊娠)する可能性もあります。
一回の出産では2〜10匹程度が一般的ですが、10匹以上生まれることも珍しくありません。
問正解/
問中
結果発表
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【クイズ】犬の避妊・去勢手術のメリットとデメリット
今回は犬の避妊・去勢手術について、メリットやデメリット、術後に気をつけたいことをクイズ形式でご紹介します。
それではさっそく、犬の避妊・去勢手術クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 犬の避妊手術を行うことで得られるメリットとして「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「腎臓病になりにくくなる」です。
避妊手術を行うと、エストロジェンなどのいわゆる女性ホルモンの分泌がなくなるため、子宮蓄膿症を始めとする子宮疾患、乳腺腫瘍、卵巣疾患、偽妊娠などのメス特有の病気を予防できます。特に子宮蓄膿症と乳腺腫瘍は命に関わることもあるため、予防できることは非常に大きなメリットです。
子犬を増やすことは、犬にとって負担になることはもちろん、飼い主にとっても生活環境の整備や経済面で大きな負担がかかります。妊娠を望まないのであれば、避妊手術は重要でしょう。
また、犬の発情は年に1〜2回やってきます。避妊をしなければ、発情期にホルモンの影響でソワソワしたり、不安になるなどのストレス行動が見られます。犬の避妊・去勢手術は「かわいそうだ」という意見もありますが、子犬を増やす予定がないのであれば、手術をしないことで逆に犬のストレスとなることもあるのです。
子犬を増やすことは、犬にとって負担になることはもちろん、飼い主にとっても生活環境の整備や経済面で大きな負担がかかります。妊娠を望まないのであれば、避妊手術は重要でしょう。
また、犬の発情は年に1〜2回やってきます。避妊をしなければ、発情期にホルモンの影響でソワソワしたり、不安になるなどのストレス行動が見られます。犬の避妊・去勢手術は「かわいそうだ」という意見もありますが、子犬を増やす予定がないのであれば、手術をしないことで逆に犬のストレスとなることもあるのです。
Q.2 避妊・去勢手術について「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「避妊手術では子宮を摘出する」です。
避妊手術では卵巣のみを摘出する「卵巣摘出術」、もしくは卵巣及び子宮を摘出する「卵巣子宮全摘出術」が行われます。どちらの方法でも卵巣は摘出しますが、子宮を摘出しない場合もあります。
避妊手術を行う場合、初回発情前だと乳腺腫瘍の予防効果は99%以上、初回発情と2回目発情の間でも約95%の予防効果が得られると言われています。しかし2回目発情後となると、その予防効果は約70%とガクッと落ちてしまいます。
一方で、去勢手術は時期によって病気の予防効果に差が出るわけではないので、焦らない飼い主さんが多いようです。物理的には生後2〜3ヵ月で手術は可能です。また、一般的には去勢手術の方が短時間で行われ、傷口も小さいことが多いです。
避妊手術を行う場合、初回発情前だと乳腺腫瘍の予防効果は99%以上、初回発情と2回目発情の間でも約95%の予防効果が得られると言われています。しかし2回目発情後となると、その予防効果は約70%とガクッと落ちてしまいます。
一方で、去勢手術は時期によって病気の予防効果に差が出るわけではないので、焦らない飼い主さんが多いようです。物理的には生後2〜3ヵ月で手術は可能です。また、一般的には去勢手術の方が短時間で行われ、傷口も小さいことが多いです。
Q.3 避妊・去勢手術で気をつけたいこととして「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「食事は術前と術後で急に変えない方がいい」です。
手術後は代謝エネルギーの減少によって、太りやすくなったり、ホルモンバランスの異常により尿結石になりやすかったりします。そのため、術後はフードを変えて、肥満や病気対策をしましょう。メーカーによっては「避妊・去勢後」用のフードを販売しているところもあります。
また、避妊・去勢手術は全身麻酔で行われます。全身麻酔は犬の体に負担がかかりますので、獣医師とよく相談して手術するようにしましょう。
また、避妊・去勢手術は全身麻酔で行われます。全身麻酔は犬の体に負担がかかりますので、獣医師とよく相談して手術するようにしましょう。
問正解/
問中
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
【獣医師監修】犬の避妊・去勢のメリットとデメリット
結果発表
問正解/
問中
【猫クイズ】耳を切られた猫がいる!喧嘩?虐待?そんな疑問を解決!
実は、耳の先がカットされた猫には、とある「意味」と「理由」があるのです。そんな意味や理由をクイズ形式で学びましょう。
それではさっそく、猫の耳クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 耳の先端をV字型にカットされた猫のことを何という?
正解です!
不正解です!
正解は「さくら猫」です。
猫の耳の先端がV字型にカットされた猫のことを「さくら猫」といいます。
さくら猫は次のクイズで出題する「とある目印」となるように、耳の先端がV字型にカットされています。一見、かわいそうな気もしますが、決して、動物虐待等によるものではありません。
さくら猫は次のクイズで出題する「とある目印」となるように、耳の先端がV字型にカットされています。一見、かわいそうな気もしますが、決して、動物虐待等によるものではありません。
Q.2 さくらねこの耳が切られている理由は?
正解です!
不正解です!
正解は「去勢・避妊済みの猫の印」です。
耳を桜型やV字に切ることで、喧嘩などで負った傷ではなく「人が切った」ということが分かるようにしています。
猫にとって、不妊手術を受けることで体に多くの負担がかかります。特にメスは、手術を受けたのかどうかを外見では判断することができません。そのため、何度も負担を与えるような手術をすることのないように印がつけられています。このような活動をTNR活動といいます。
なお、耳をカットすると痛いのでは?と思われるかもしれませんが、全身麻酔がかけられている不妊手術中にカットしますので、カットされた時点では痛くはありませんので、ご安心ください。
猫にとって、不妊手術を受けることで体に多くの負担がかかります。特にメスは、手術を受けたのかどうかを外見では判断することができません。そのため、何度も負担を与えるような手術をすることのないように印がつけられています。このような活動をTNR活動といいます。
なお、耳をカットすると痛いのでは?と思われるかもしれませんが、全身麻酔がかけられている不妊手術中にカットしますので、カットされた時点では痛くはありませんので、ご安心ください。
Q.3 猫の妊娠・出産について正しいものはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「交尾したらほぼ確実に妊娠する」です。
猫は交尾の刺激で排卵する「交尾排卵動物」であるため、交尾をするとほぼ確実に妊娠します。
また、産まれてきた子猫は、成長して6ヶ月で妊娠が可能になります。一度の出産で5〜7匹の子猫を産み、1年に2〜3回の発情期が訪れ出産することができます。つまり、最大で1年間に21匹を出産する可能性があり、ねずみ算式に野良猫が増えてしまいます。
賛否両論はありますが、TNR活動は「野良猫の望まれない繁殖」を確実に減らす解決策の一つなのです。
また、産まれてきた子猫は、成長して6ヶ月で妊娠が可能になります。一度の出産で5〜7匹の子猫を産み、1年に2〜3回の発情期が訪れ出産することができます。つまり、最大で1年間に21匹を出産する可能性があり、ねずみ算式に野良猫が増えてしまいます。
賛否両論はありますが、TNR活動は「野良猫の望まれない繁殖」を確実に減らす解決策の一つなのです。
問正解/
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今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
野良猫の耳が切られているのはなぜ?殺処分の問題に立ち向かうTNR活動とは。
結果発表
問正解/
問中
【獣医師監修】猫の避妊・去勢の4つのメリットと注意点
メリット① 望まない妊娠を回避できる

猫の繁殖能力
猫の発情期は日照時間によって決まり、日が長くなる2〜4月にやってきます。 一方で、猫は交尾排卵動物であり、交尾をすればほぼ確実に妊娠します。これは発情期に限らず、条件(栄養状態、人工光の状態、子育て中でないなど)が揃えば一年中妊娠できるということです。これがヒトや犬と大きく異なる点の一つです。猫の殺処分数
2018年度には全国で10,523頭の成猫と20,234頭の子猫が殺処分されました。これらの数字は、予期せぬ妊娠及び望まない妊娠の数を少なからず反映しています。また、増えすぎた地域猫の数も含まれるでしょう。さくら猫
自治体や公益財団法人どうぶつ基金により、地域猫の避妊や去勢の助成金の申請が行える場合があります。 街中で耳に切れ込みの入った猫を見かけたことはありませんか?これらの猫を「さくら猫」といい、右耳に切れ込みのある猫は去勢済みのオス、左耳に切れ込みのある猫は避妊済みのメスであることを表しています。 飼い猫や地域猫の避妊・去勢の助成金についてはこちらをご覧ください。あなたの町の助成金はいくら?【東京23区内の猫の去勢・不妊手術の助成金(2019年8月現在)】
あなたの町の助成金はいくら?【東京23区外の猫の去勢・不妊手術の助成金(2019年9月現在)】さくら猫についての詳細はこちらの記事もご覧ください。
野良猫の耳が切られているのはなぜ?殺処分の問題に立ち向かうTNR活動とは。
どうぶつ基金 https://www.doubutukikin.or.jp/
メリット② 発情期のストレスを軽減できる

メリット③ 発情期の行動を変えられる

大きな声で鳴くことを改善
発情したメス猫はオスを呼ぶために独特な大きな声で鳴きます。オス猫もまた、他のオスにこっちに来ないよう大きな声で鳴きます。 猫は夜行性なので特に夜に鳴くことが多くなり、一晩中鳴いていることもあります。これは生理的な行動なので、手術をしない限り、叱ってもしつけても直ることはありません。 また、精神安定薬やマタタビを使用することもありますが、猫の健康を考えるとオススメしません。特にマタタビは過剰に与えると呼吸困難に陥ることがあるため注意しましょう。不適切な排尿改善
マーキングのためにトイレ以外の場所で排尿することを減らせます。 特にオス猫は縄張主張のため、尿を後ろに撒き散らす「スプレー」と呼ばれる行動を取ります。ニオイもキツく、飼い主にとっては頭を悩ませる行動の一つですので、手術による改善が期待されます。放浪癖の改善
外にいる他の猫につられて外出することが減ります。 オス猫の場合は攻撃性も減少することがあるので、外に出たとしてもケンカの回数を抑えられるでしょう。メリット④ 生殖器系の病気の予防できる

避妊によって予防できる病気
性ホルモンが影響しているとされている乳腺腫瘍の発生を抑制できます。 また、手術によって卵巣や子宮を摘出するため、メス特有の病気である卵巣疾患や子宮疾患の確実な予防が可能です。去勢によって予防できる病気
精巣摘出によって、精巣腫瘍などの精巣疾患の予防が可能です。 また、性ホルモンによる前立腺疾患の発生率を下げることができます。避妊/去勢手術の推奨時期は?

避妊/去勢の手術について
手術は全身麻酔が必須です。健康な個体でしたら麻酔のリスクは少ないですが、それでも事故が起きる可能性があることは理解しておきましょう。 避妊手術に関しては、動物病院によっては腹腔鏡での手術が可能です。傷口が小さくなるメリットがあるので検討してみてはいかがでしょうか。また、マイクロチップを挿入するなら、麻酔をかけるこの機会に同時に行うことをオススメします。 マイクロチップに関する記事はこちらの記事をご覧ください。【獣医師監修】ペットのマイクロチップ装着を徹底解説!
避妊/去勢手術後の注意点

肥満になりやすくなる
発情にかかるエネルギーが無くなり、代謝が落ちるために太りやすくなります。肥満は糖尿病を始めとする多くの疾患のリスク因子です。 また猫の場合、高い所に飛び上がれなくなるなど、運動量の低下によって肥満が助長されるといったループに陥る可能性があります。 手術をした後は、カロリーを抑えた避妊・去勢後用のフードに変更しましょう。尿石症のリスクが上がる
腎臓や膀胱内で結石が形成され、泌尿器症状を呈するものを尿石症といいます。 特にオス猫では形成された結石が尿道に閉塞する可能性が高いです。さらに避妊・去勢によって内臓脂肪が付きやすい体質になっていると、脂肪で尿道が圧迫されて狭くなり、尿道閉塞のリスクがより高くなります。 避妊・去勢後用のフードには結石ができにくくなる成分が入っているため、肥満防止と同様にフードを変更しましょう。ベッツプラン (Vets Plan)
¥5,980
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まとめ

【獣医師監修】犬の避妊・去勢のメリットとデメリット
避妊によって得られるメリット

望まない妊娠の回避
多頭飼育や脱走の際に、意図しない妊娠を避けることができます。 子犬を増やすことは、犬にとって負担になることはもちろん、飼い主にとっても生活環境の整備や経済面で大きな負担がかかります。残念ながら、飼えないからと保護センターに子犬を持ち込む人もいます。 一方で、将来子犬を繁殖させたい、この子の子供を残したいと考えている人は避妊は考えないでしょう。できれば、犬を飼う前に家族で将来の展望を相談しておくと良いですね。メス特有の疾患の予防
エストロジェンなどのいわゆる女性ホルモンの分泌がなくなるため、メス特有の病気の発生を抑えることができます。 避妊によって予防できる病気は以下の通りです。- 子宮蓄膿症を始めとする子宮疾患
- 乳腺腫瘍
- 卵巣疾患
- 偽妊娠
行動に及ぼす影響
犬の発情は年に1〜2回やってきます。 発情期にはホルモンの影響でソワソワしたり、不安になるなどの行動が見られますが、避妊によってこれらが抑制され、ストレスの軽減が期待できます。避妊手術の推奨時期

避妊手術について
避妊手術は、以下の2つの方法に分けられます。- 卵巣のみを摘出する卵巣摘出術
- 卵巣及び子宮を摘出する卵巣子宮全摘出術
去勢によって得られるメリット

行動に及ぼす影響
テストステロンなどのいわゆる男性ホルモン分泌がなくなるため、 発情によるストレスの軽減や攻撃性の低減が期待できます。 一方で、去勢前と比較して元気がなくなった、大人しくなってしまったと相談を受けることもあります。性格に及ぼす影響には個体差があるため、手術前に予想することは困難ですが、多かれ少なかれ性格が丸くなることがあると覚えておきましょう。不適切排尿の改善にも効果あり?
オスはマーキング行為として、トイレ以外の場所で排尿することがあります。これは新しい家具・家族が増えたときや不安を覚えたときに、自分の存在をアピールするために行うとされています。 去勢によってこの不適切排尿が減る場合があります。しかし、犬によっては効果が得られないこともありますので、マーキングを無くす目的のみで去勢を行うとがっかりする結果になるかもしれません。オス特有の疾患の予防
去勢によって予防もしくは発生の低減ができる疾患は以下の通りです。- 精巣腫瘍などの精巣疾患
- ホルモンが関係しているといわれている前立腺疾患
- 肛門周囲腺腫
- 会陰ヘルニア
去勢手術の推奨時期

去勢手術について
全身麻酔をかけ、左右の精巣を摘出します。 メスの避妊手術と比較して時間が短く、傷口も小さいことが多いです。避妊・去勢後の注意点

肥満には特に要注意!
代謝エネルギーの減少によって、太りやすくなります。手術前と同じような食生活を続けるとあっという間に肥満の仲間入りです。 肥満は糖尿病や心臓病、腎・肝疾患、骨関節疾患などあらゆる病気の素因ですので、普通の食事と比べてカロリーが抑えられている避妊・去勢後用の食事に変更しましょう。 もちろん定期的な散歩も忘れずに行い、摂取カロリーと消費カロリーのバランスを考えましょう。尿石症にもなりやすい
避妊・去勢によって 尿石症が発生しやすくなります。 ホルモンバランスの異常によって膀胱が小さくなり、また肥満による脂肪のために尿道が狭くなります。ここで膀胱内に結石ができた場合、通常より狭い尿道に詰まりやすくなります。 尿路結石の形成には様々な要因が関与していますが、避妊・去勢後用のフードはこの結石を形成しにくくする成分が入っています。肥満の防止の他に、尿石症の予防のためにも術後のフード変更は必須です。まとめ

猫飼いさんなら知っておきたい。猫の妊娠から出産までの道のり
注意 いくら可愛い子だからと言って、自分で繁殖させることはオススメできません。多頭飼育崩壊は、このような無計画な繁殖により、どんどん頭数が増えてしまい、最後は自分では面倒が見きれなくなり、保護活動を行っている方のお世話になっているケースがほとんどです。あくまで知識として、知って頂くための記事であり、繁殖をススメている記事ではないことをご理解ください。
受精

いつまで妊娠できるの?
猫に閉経はないので、シニア猫でも妊娠は可能です。猫の年齢で10歳は人間の年齢の50代後半にあたりますが、それでも妊娠して出産することはできます。 人間の場合、高齢出産となると死産や母体への負担が大きいことは知られていますが、猫は、シニア猫になっても出産できるそうです。 しかし、それでも若い猫に比べるとリスクはあるので、シニア猫になっての出産はさせないほうが良いでしょう。受精の時期
基本的に猫の妊娠は発情期が重要な役割を果たしています。猫の発情期とは、春と秋の年2回起こる排卵期のことで、交尾して妊娠可能な時期のことです。 発情期に妊娠可能なため、年に2回出産することが可能です。一回の出産でおよそ4匹の子供を産みます。ですから、年間でだいたい8匹の子猫を出産します。 猫の妊娠期間は、約2ヶ月です。受精からおよそ9週間から10週間で出産します。妊娠初期

妊娠中期

出産準備

出産

飼い主さんがすべきこと
飼い猫が出産ともなれば、飼い主さんも心配で仕方がないですよね。しかし、基本的に飼い主さんは何もしなくて良いです。むしろ手を出さないようにしましょう。 これは、動物によく見られる現象なのですが、妊娠中もしくは出産後の親猫はとても敏感になり、攻撃的になります。これは、子猫を敵から守るための行動です。 いくら飼い主さんでも、出産したばかりの子猫に手を出そうとすると攻撃される危険があります。 また、逆の現象なのですが、飼い主さんが生まれたばかりの子猫に手を出すと、親猫が育児放棄をしてしまうケースもあります。 ですから、妊娠中や出産後は静かに見守ってあげる程度にしましょう。慌てないで!見守るだけで十分
