【2021年】保護猫を譲り受けるには?東京のおすすめ保護猫カフェ
東京にはたくさんの保護猫カフェがあることをご存知ですか?保護猫カフェでは、飼育崩壊など何らかの事情で飼われなくなった猫たちが一時的に保護されています。
一般的な猫カフェとは異なり、保護猫カフェは、保護猫たちと触れ合えるだけではなく、もし「一緒に暮らしたい」と思える子がいたら家族として迎え入れることも可能です。
今回は、保護猫カフェのシステムと、東京にあるおすすめの保護猫カフェをご紹介します。
保護猫カフェの仕組み
保護猫カフェには、一般的な猫カフェと同じように保護猫と触れ合えるだけのカフェと、保護猫を一時的に預かり、譲渡を目的にしているカフェの2種類があります。お家に迎え入れる猫を探したい場合は、譲渡可能な保護猫カフェを探しましょう。
なお、保護猫カフェに気に入った猫がいたからといって、その日にすぐにお迎えできるわけではありません。店舗によっては、書類が必要だったり、トライアル期間を設けていたりするところもありますので、焦らずゆっくりと家族になる猫を探しましょう。
保護猫カフェの譲渡の条件と費用
保護猫カフェの譲渡条件や費用は、店舗ごとに異なっており、実際に店舗に行かないと教えてもらえない場合も多いですが、譲渡費用はだいたい30,000〜50,000円と見積もっておくといいでしょう。
保護猫カフェの譲渡条件例
保護猫カフェの譲渡条件にはどのようなものがあるのでしょうか。譲渡型の保護猫カフェ「Miagolare」の譲渡条件を例にご紹介します。
- 家族として終生責任をもって大切に可愛がってくださる方
- 完全室内飼いにしてくださる方(ケージ飼い・紐飼いはお断りします)
- 猫ちゃんを飼育可能な住宅環境であること(身分証の提示が必要)
- ご家族全員の同意が得られていること
- 60歳未満の方であること(要相談)
- 未成年のみの世帯でないこと
- 猫ちゃんの体調不良時やワクチン接種(年1回)にきちんと病院へ連れて行くこと
(引用元:譲渡型の保護猫カフェ「Miagolare」)
譲渡条件を見てわかるように、保護猫カフェから譲り受ける条件はそれほど厳しくありません。
しかし、里親になるには譲り受け希望者の性格や猫との相性も大切です。猫を大切に育てられるかを判断するために、条件に加えて事前にスタッフとの面談が行われる場合もあるようです。
保護猫カフェの譲渡費用例
「Miagolare」の保護猫の譲渡費用は以下の通りです。
- オス:27,300円
- メス:31,300円
譲渡費用には、これまでにかかった飼育管理費、ワクチンの接種、ノミ・ダニ駆除、寄生虫除去、不妊手術費などが含まれます。
気になる猫がいたら、まずは保護猫カフェのスタッフに聞いてみてください。
東京の保護猫カフェおすすめ5選
それでは、東京にあるおすすめの保護猫カフェを5ヶ所ご紹介します。
利用料や保護猫の譲渡の有無などの情報もまとめていますので、保護猫カフェ選びの参考にしてくださいね。
なお、衛生面と猫の健康管理のため、保護猫カフェを訪れる際はマスクの着用と、靴下を履くのを忘れないようにしてください。
1.【五反田】Meooow!
五反田駅から徒歩約18分のところにある保護猫カフェ「Meooow!(ミャーオ)」。
ボランティアで運営されていて、17匹もの可愛い保護猫たちが新しい家族を待っています。(2021年1月現在)
保護猫は写真と自己紹介つきでサイトからチェックできます。
Meooow!「在籍猫のご紹介」
土日祝日は予約制なので、事前にサイトから予約しましょう。
料金:1時間1,000円(1ドリンク付き)
営業時間:13:00~20:00(水曜定休)
住所:〒142-0063 東京都品川区荏原1-12-6
保護猫の譲渡:◯
HP:https://meooow-cat.com/
2.【新宿】いやし亭ほご猫茶屋
新宿駅から徒歩約10分のところにある保護猫カフェ「いやし亭ほご猫茶屋」。
今は6匹の保護猫が里親を待っています。(2021年1月現在)
和風な空間にまったりと癒されて心地よく、料金の中にはワンドリンクと駄菓子食べ放題まで付いています。
在籍猫はこちらから写真付きで確認できます。
ねこスタッフ紹介
ほっと一息つくのにもぴったりな保護猫カフェです。
料金:1時間1,500円(1ドリンク付き・駄菓子食べ放題)
営業時間:12:00〜21:00
住所:〒105-0004 東京都新宿区西新宿7丁目20-16 ダイカンプラザシティⅡ 6階
保護猫の譲渡:◯
HP:https://iyashitei-hogonekochaya.com/
3.【御茶ノ水】ネコリパブリック東京お茶の水店
御茶ノ水駅から徒歩約6分にある保護猫カフェ「ネコリパブリック東京お茶の水店」。
18匹の保護猫が里親を待っています。(2020年12月現在)
「東京お茶の水店/在籍ねこ」
畳が敷いてあり、昭和レトロな雰囲気が漂う空間にとても癒される保護猫カフェです。
また、ネコリパブリックは東京に「御茶ノ水・池袋」の2店舗があります。
完全予約制の保護猫カフェなので、行く前に必ず予約しましょう。
予約はこちら
料金:平日 1時間1,500円・土日祝 1時間1,700円
営業時間:平日15:00〜20:00、土日祝11:00〜18:00(木曜定休)
住所:〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目1-9 CRANEビル4階
保護猫の譲渡:◯
HP:https://www.neco-republic.jp/shop/shop-necorepublic-ochanomizu/
4.【中野】Miagolare
中野駅から徒歩15分のところにある保護猫カフェ「Miagolare(ミャゴラーレ)」。
13匹の保護猫が里親を待っています。(2021年1月現在)
「Miagolareのメンバー紹介」から保護猫のプロフィールや写真が見られます。
ドリンクバーがあるので好きな飲み物を飲みながら、まったり猫たちと触れ合うことができます。
予約は当日に電話でのみ可能ですので、保護猫カフェへ行く前に電話予約すると安心です。
料金: 1時間1,200円(ドリンクバー付き)
営業時間:11:30〜21:30(木曜定休)
住所:〒164-0012 東京都中野区本町4-30-26 第二藤尾ビル3F
保護猫の譲渡:◯
HP:https://www.miagolare.org/
5.【駒沢】保護猫カフェ駒猫
駒沢大学駅から徒歩10分のところにある「保護猫カフェ駒猫」。
モダンでお洒落な空間に15匹の猫たちが自由に過ごしています。(2021年1月現在)
駒猫にいる保護猫たちはこちらから写真付きで確認できます。
駒猫であなたをお待ちしているにゃんず
土日祝日は予約が必要ですので、注意しましょう。
ご来店予約カレンダー
料金:大人1時間1,200円
営業時間:12:00〜20:00(水曜定休)
住所:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢4-12-22 ティファーレ駒沢4F
保護猫の譲渡:◯
HP:https://koma-neko.com/
まとめ
今回はご紹介した保護猫カフェはほんの一部です。まだまだ東京にはたくさんの保護猫カフェがあります。
「保護猫」と聞くと少しとっつきにくいイメージがあるかもしれません。しかし、保護猫カフェでは、猫と触れ合った上で気に入った猫をお迎えすることができます。これがペットショップにはない保護猫カフェの魅力なのです。
今まで保護猫カフェに行く機会がなかった人も、ぜひ一度一度足を運んでみてください。素敵な出会いがあなたを待っているかもしれません。
犬がストレスを感じやすいのは春だった?!5つの理由とその対処法。
様々な変化が訪れる春。飼い主さんの中にも、新たな環境で新生活を始める方もいらっしゃるのではないでしょうか。
新しい職場や新しい人間関係などは、とてもワクワクする反面ちょっと精神的に疲れを感じるときもありますよね。
実は、犬にとっても春はストレスを感じやすい季節なのです。その理由をしっかりと知り、愛犬の健康を守りましょう。
春における、ストレスの原因
では一体、春のどんなことが犬にとってストレスになるのでしょうか。愛犬のストレスを解消してあげたい!と思っても、その原因が分からなければ対策も立てられないですよね。
ここでは、代表的な5つのストレス原因をみていきます。
家族の変化
春になると、家族の中で進学や就職、転職をされる方もいるのではないでしょうか。家族が増えたり減ったりするこの時期は、犬にとっても心が落ち着かない季節です。
大好きな家族が突然いなくなるというのは、犬にとっても大きなストレスになります。このショックから、食欲がなくなったり、元気をなくしてしまうわんちゃんもいます。
引越し
1年の中で最も引越しが多くなるのは春ですよね。犬を連れて引越しをした場合、今まで普通に出来ていた排泄などが、突然出来なくなることがあります。
新しい環境に適応できるまでの間は、ストレスを感じやすい日々になるでしょう。
また、犬にとっては「引越し」ということが理解できません。引越しをする理由は事情、そのプロセスなどを犬は知らないのです。
人間は、心の準備をしておくことができますが、犬にとっては突然の理解不明な環境変化です。それを飼い主さんが理解してあげ、愛犬を気遣う必要があります。
気温の変化
人間と同じですが、気温の変化は体にも大きな負担をかけてしまいやすいです。犬は7℃前後の寒暖差があると、体調を崩しやすくなると言われています。
春になるこの時期は、短期的に見ても寒暖差が激しい日々が続きます。愛犬の体調にも気遣いをして、急激な気温の変化を感じないような対策が必要となるでしょう。
花粉症(アレルギー)
花粉症の人にとって、春は辛い季節だと思います。実は犬にも花粉症は存在します。犬の花粉症は、人間の症状と少し違い、皮膚に炎症が起こるといった形で現れます。
また、そう言った体の不調からストレスも感じるといえるでしょう。気になる場合には、動物病院に行くなどをして、ケアをすぐにしてあげるようにしましょう。
犬の花粉症について、その症状や理由、花粉の対策方法などが書かれています。
発情期
避妊をしていないメス犬は、1年に2度の発情期があり、春と秋に迎えるのが一般的です。(近年、季節とは関係なく、ある一定の周期で発情期を迎えるわんちゃんもいるようです)
この時期のメス犬は、心身ともに変化が起こる場合が多いです。「食欲がない」「落ち着かない」などの目に見える愛犬の変化を感じるかもしれません。また、ホルモンバランスが崩れているため、精神的もストレスを感じやすくなっています。
繁殖を望まない場合は、避妊を早めにしてあげるのも方法の1つです。そうすることで、発情期の不安定な時期を迎えなくて済むようになります。避妊によるデメリットも存在しますので、調べた上で納得のいく判断をするようにしましょう。
ストレスを受けるとどうなるの?
犬がストレスを感じた場合、カーミングシグナルと言って、以下のような変化が現れることがあります。
- 体を舐める
- 体を掻く
- あくびをする
- 同じ場所を行ったり来たりする
- 排泄など、今まで出来ていたことが出来なくなる
また、体調の変化として、以下のような症状が出ることもあります。
- 食欲がなくなる
- 食欲が急激に増える
- 嘔吐する
- 下痢になる
- 攻撃的になる
ストレスサインを見逃さない!
愛犬の問題行動や体調不良が起きた場合、その原因がストレスだと分からないことがあります。
特に、問題行動などは「しつけがきちんとできていないのかな?」と、むしろ愛犬に強く当たってしまうことがあります。
春は犬にとってもストレスを感じやすい季節であると理解し、すぐに対処することが大切です。ストレスサインを見かけたら、放っておくのではなく、適切な対応をしましょう。
ストレスを解消するためには?
犬によって、ストレスの原因も違ければ、その解消法にも個体差があるでしょう。 絶対に治る!という訳ではありませんが、良さそうなものを見つけたら早速試してみるのも良いでしょう。
運動、お散歩、遊び
犬にとっても、運動は大切な時間です。そもそも、運動不足が問題行動を引き起こすこともあります。
飼い主さんと、楽しんでお散歩に行くことは愛犬にとって、とてもリフレッシュできる時間となるでしょう。知らない道を散歩したり、思いっきり走ったりと、愛犬の心ゆくまで運動ができると良いですね。
また、知育玩具などの頭を使う遊びも効果的です。あまり聞きなれない方も多いかもしれませんね。こちらに詳しく記載されていますので、よろしければ参考にして見てください。
犬と触れ合う
春の忙しい時期には、愛犬とゆっくり過ごす時間がとれていないかもしれません。愛犬のためにも、また自分のためにも、愛犬とゆったり触れ合う時間を持ってみてください。
ブラッシングやマッサージなどを行い、愛犬と触れ合うことで、コミュニケーションをとってみましょう。お互いに日々のストレスで高まった緊張感がほぐれ、疲れが癒されることでしょう。
動物病院に行く
愛犬の体調不良時には、動物病院で適切な判断と処置をしてもらうことが大切です。「病院に行くのはまだちょっと早いかな…」と思わず、困ったらすぐに相談をするのが基本です。
適切な処方により、愛犬の健康が少しでも早く回復できるように最善を尽くしましょう。
身も心も幸せな春に!
人間同様、愛犬もストレスを感じやすい春。それを分かって、愛犬の健康を気遣える飼い主さんでありたいですよね。
飼い主さんにとっても、愛犬にとっても、幸せ満開な春となりますように。