愛犬と一緒に旅行へ行こう!宿泊時にも役立つ持ち物チェックリスト
近年、犬と一緒に泊まれるホテルやコテージなどが増え、愛犬との旅行がしやすくなっています。しかし、初めて犬と旅行する場合、何を持って行ったら良いのか悩むこともあるでしょう。
そこで、犬との泊まりがけの旅行に必要な持ち物のチェックリストを作成しました。旅行の準備の際に、ぜひお役立て下さい。
持ち物チェックリスト
リストの四角いボックスにチェックが入るようになっています。準備できた物からチェックしていきましょう。
★は持ち物の重要度を表しています。(★★★=絶対に必要、★★=あると安心、★=必要に応じて)
飲食に必要なもの
いつも食べているフードを準備しましょう。一食分をチャック付きのポリ袋に分けて入れておくと便利です。
車やキャリーケースの中は予想外に高温になることもあるため、涼しい時期の旅行でも、こまめに水分補給しましょう。
意外に忘れがちな食器。いつもの食器でも構いませんが、折りたためる食器は持ち運びに便利です。
もし忘れてしまってもコンビニなどで買えますが、いつも食べているおやつの方が旅先でも安心です。
いつも飲んでいる薬やサプリメントがあれば、旅行の際も忘れずに持っていきましょう。
車に酔いやすい犬の場合は事前に準備しておきましょう。
犬の身の回りのもの
旅先で飼い主とはぐれてしまっては大変です。飼い主の連絡先がわかる鑑札や迷子札を必ず装着しておきましょう。
飼い主と歩くときは普通のリード、広い場所で遊ぶときは伸縮リードなどと使い分けるとより楽しめます。
滞在先での毛の飛散防止に役立ちます。普段服を着ない子も、換毛期の場合は着た方が周囲の迷惑になりません。
ドッグランではトラブルを防ぐために使用禁止の場所もあります。使用可能か確認し、他の犬がいない時だけ使うなど、状況に合わせて対応しましょう。
車移動する場合、犬を固定せずフリーにするのは非常に危険です。場合によっては道路交通法違反になります。滞在先でも役立つクレートやキャリーケースに入れて移動しましょう。
クレートなどが苦手な場合はドライブボックスを試してみてください。
混雑する場所でも安全に移動できるため便利な半面、素材によっては熱がこもりやすいため熱中症に注意が必要です。
トイレ関連のもの
犬と外出する時には欠かせないアイテムですね。消臭効果がある袋やポーチを使うと、車の中でも臭いがこもりにくくなります。ウンチを入れて車のボディに貼れるケースも臭い対策には有効です。
トイレに使うのはもちろんですが、水を飲む時にこぼさないように下に敷くなど、いろいろな場面で役立ちます。
慣れない環境だと粗相してしまうこともあるので、ホテルやカフェなどの屋内ではつけた方が良い場合もあります。
衛生用品
ブラッシングすることで、体についたゴミや汚れを取ったり、ノミやマダニ、傷などの発見につながったりします。
きちんと歯磨き習慣が出来ているのであれば、外泊先でも欠かさず行いましょう。
汚れ物を入れたり、敷物代わりにしたりと何かと重宝します。
通称「コロコロ」。犬の毛が服について気になる場合や滞在先で抜け毛が出てしまった場合などに使います。
車内や服の臭いが気になる時や、車酔いで犬が嘔吐してしまった時などに役立ちます。
犬の汚れを取る場合も考えて、ペットにも使えるタイプがおすすめです。
タオルはいろいろな使い方が出来るので複数枚持っていくのをおすすめします。普段使っているお気に入りのタオルやマットがあれば、旅先でも落ち着きやすくなります。
暑さ対策だけでなく、初期の熱中症の応急手当てにも使えます。水を入れたペットボトルを凍らせた物でも代用できます。
人間用のスプレーではなく、犬には犬用の虫除けスプレーを使って下さい。
証明書類
ホテルやドッグランなどで提示を求められることがあります。旅行中は常に持ち歩いた方がよいでしょう。
最後に
愛犬との旅行はとても楽しく、良い思い出になりますが、犬にばかり気を取られて周りが見えなくなり、他者に迷惑をかけてしまうこともあります。
公共の場には犬が苦手な人やアレルギーの人がいることを念頭に置いて、鳴き声、抜け毛、臭いなどには十分に気を使いましょう。
最低限のマナーを守りつつ、愛犬と楽しい時間を過ごしてくださいね。
愛犬と泊まれる千葉県「ASOVILA」宿泊レポート
先日、千葉県山武市にあるペットと泊まれる貸別荘「ASOVILLA」に行ってきました。愛犬と遊べるドッグラン付の一軒家で、愛犬も飼い主も存分に楽しめる施設です。また海も非常に近く、海辺のお散歩も可能な立地にあります。
今回はこの「ASOVILLA」の現地レポートと、愛犬と旅行をする際に注意したいことを紹介します。
ASOVILLAとは
ASOVILLAには愛犬が主役の遊べる(ASO)+貸別荘(VILLA)=「ASOVILLA(あそびら)」という意味があり、名前の通り貸別荘の中には天然芝のドッグランがあり、他の犬を気にすることなく存分に愛犬が走ったり、おもちゃ遊びができる空間が用意されています。
室内は広く清潔感もあり、愛犬とのリラックスタイムを楽しめるようになっています。また、排泄をベッドではしないことを条件に人用のベッドに愛犬も乗ることが可能です。
別荘は全部で3棟あり、筆者が宿泊した棟にドッグラン内にスラロームの用具や小さい山のようなものやトンネルもあり、アジリティを少し体験することもできるようになっています。
アクセス
都心からも比較的近いASOVILAは、車、公共交通機関の利用どちらでもアクセス可能です。
ASOVILAまでのアクセス
– 車でのアクセス
圏央道・千葉東金道路「東金I.C.」出口より約30分。
目安として東京駅より車で約1時間30分程。
– 公共交通機関でのアクセス
JR総武本線「成東駅」より、ちばフラワーバス(海岸線)「白幡納屋」バス下車徒歩5分。
ASOVILA HPより
犬想いの設備や備品
愛犬と泊まれる施設とあって、愛犬のために用意された設備や備品も多くありました。
- 敷地の出入口は二重扉
- うんちボックス
- 足ふきタオル
- 足洗場
- フードボール
- 水入れ
- 室内トイレ
- トイレシーツ
- 人間用のベッドに設置された犬用階段 ・・・など
また、掃除機やモップ、空気清浄機などもあり衛生面にも配慮されていました。
実際に宿泊してみて
愛犬が楽しそうに制限なく走っている姿はとても楽しそうで、一緒に来られてよかったなと思える瞬間でした。また、周囲を気にせず一緒に走ったり、外でのおもちゃ遊びなどを満喫できるのも貸し切りドッグランの醍醐味だと思います。
人気の施設でこれまでの利用者が多いこともあってか、一部故障していて使用できない設備もありましたが、愛犬と一緒に泊まれる施設としてはきれいで備品などの充実度は文句なしです。
チェックインが15時、チェックアウトが翌朝10時のため、1泊だと慌ただしく時間が過ぎてしまい、もっと満喫したかったなという気持ちもありますが、愛犬と楽しい時間を過ごすことができ、満足度の高い旅行となりました。
旅行は車がおすすめ
このASOVILAに限らず、旅行などある程度の距離の移動が発生する場合、車移動に慣れている子であれば車がおすすめです。
公共交通機関となると音や揺れ、人の気配など、愛犬への負担が多くなることが予想されます。そのため、飼い主とだけの空間となる車の方が安心感が得られやすいことに加え、排泄のタイミングの作りやすさや吠えた時の周りへの影響など、車移動の方が何かとメリットが多いためです。
犬とのお泊りの注意点
楽しい愛犬との旅行ですが、安全で楽しいものとするためには注意点もあります。
①安心して眠れる場所の用意
知らない場所で長い時間過ごすことは、愛犬にとっては緊張や戸惑いがあり、夜間もしっかり眠れない可能性もあります。そのため、普段愛犬が寝ているケージやクレートなど落ち着けるものを持参しましょう。
特に、新しい場所に慣れるのに時間がかかる子は前もってクレート練習をするなどして、愛犬がどこにいても落ち着けるようにしてあげましょう。
②いつも通りの食事
旅行に来ると食べ慣れていないものをごはんにあげることもあるでしょう。しかし、あげすぎには要注意です。食事や環境の変化が原因となって、下痢や嘔吐などの体調不良になってしまうこともあります。
食事は、いつも通りのごはんにプラスで特別なものをあげるくらいがちょうどいいでしょう。旅行中、愛犬に異変がないかのチェックもしっかりとしましょう!
③吠えは最小限に
貸し切りだからといって、吠えっぱなしはNGです。宿泊施設の近隣には、民家があったり他のお客さんが宿泊していることが多いはずです。
吠えている原因を探り、愛犬のためにも吠えずにいられる環境設定にしてあげましょう。
④トイレの失敗やマーキングも要注意
犬OKの施設でもトイレの失敗や過度なマーキングはできるだけ避けたいものです。マーキングが多い子やトイレがうまくいかない場合はマナーベルトの着用をしましょう。このような時のためにも、マナーベルトを付けることに日頃から慣れておくのも大切です。
トイレ以外の場所で排泄をした場合には、しっかりと処理をするのも飼い主としてのマナーです。同時に外で愛犬のカラダが汚れてしまった場合も、きれいにしてから部屋に入るなどの配慮も必要です。
⑤旅先で留守番はNG
人からすると旅先はリラックスの場所になりますが、愛犬からすると知らない不安な場所になることも少なくありません。そんな場所にひとりで留守番させられた場合、愛犬はさらに不安になってしまうでしょう。
愛犬がその場所によほど慣れている場合は別ですが、愛犬も一緒に行ける場所を探すなどして極力旅先では愛犬をひとりにさせる時間は作らないようにしましょう。
まとめ
愛犬とおでかけをするには良い季節になってきました。都内からもアクセスしやすい千葉には他にも多くの犬も宿泊OKな施設があるようです。
普段とは違う場所で、大好きな飼い主と思い切りカラダを動かし、良い刺激と疲れを得る時間も愛犬にとって良い時間になるでしょう。愛犬の安全、体調に注意しながら、愛犬と楽しい旅行をしてみてはいかがでしょうか。
「ASOVILA」公式サイト
https://www.asovilla-hotel.jp/
【特集】犬とお泊まりできる場所のまとめ
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今回は、Cheriee編集部がおすすめする犬とお泊まりできる宿泊施設をご紹介している記事とともに一挙にご紹介!今後、お出かけする際の参考にしてください。
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とってもアットホームな雰囲気な「dog’s pension しゃのんち」の宿泊レポートです。
まだオープンしたばかりということもあり、すごくキレイで、快適に過ごすことができそうです。着いたらすぐに、看板犬であるボーダーコリーの「しゃのん」がお出迎えしてくれます。これは犬好きにはたまりませんね。
「しゃのんのおうち」こと「しゃのんち」。愛犬と一緒にお邪魔してみてはいかがでしょうか?楽しい時間を「しゃのん」と一緒に過ごせることは間違いありません。
【那須】アニマーレプレミアム in 那須
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ドッグランや犬用のお風呂もあり、その充実したペット施設に愛犬がリラックスすることは間違いありません。ペットと一緒にゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
また、こちらの記事では、「アニマーレプレミアム in 那須」に関してだけではなく、愛犬と一緒に楽しめる、那須高原の観光スポットもたくさんご紹介しています。どれもおすすめのペット同行可の施設やショップですので、那須観光の参考にしてみてください。
【軽井沢】キャンプ場スウィートグラス
「キャンプ場スウィートグラス」は、浅間高原にのびのびと広がるキャンプ場です。
「愛犬とキャンプ、行ってみたいけど大変そう…」なんて考えている方にも安心の充実した設備があります。ログキャビンにはなんと、プライベートドッグランがついているんだとか。愛犬とのびのび遊べる、大満足のキャンプになりそうです。
犬と宿泊するときに準備すること
犬と宿泊するときに、確認しておきたいことや、持ち物の準備についてなど、はじめて犬を連れて宿泊する時にはわからないことがたくさん。
そんな不安を解消するために、こちらの記事を読みながら、準備を整えてみましょう。これさえ読んでおけば安心の旅行になること間違いなし!愛犬と旅行するときは、ぜひこちらをチェックしてみてください。
最後に
宿泊施設によって、一部屋にお泊まりできるペット数や、ペットの体重の上限など、決められているルールがたくさんあり、そのルールもさまざまです。
犬も人間も、みんなが快適に過ごせる旅行にするために、お出かけの際は、必ず宿泊先のホームページなどを確認して、万全の準備をしましょう。「実際に行ってみたら入れなかった」なんてことがあっては、せっかくの休日も台無しに…。
愛犬と一緒に旅先でゆったり過ごす時間、そんな貴重な時間をもっともっと充実した時間にするために、こちらの記事を参考にしていただければ幸いです。