犬が夢中で穴掘りをする4つの理由。困った時の対策もご紹介!

犬はよく土の地面で穴掘りをしたり、室内でもソファーやクッションなどをほりほりしたりしますよね。
夢中になって穴掘りをする姿は微笑ましいものですが、愛犬はどのような気持ちで掘っているのか不思議に思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?

また、愛犬の穴掘りで庭やソファをダメにされて困っている…という方もいるかと思います。

今回は、犬が穴掘りをする理由と穴掘りで困っている場合の対策をご紹介します。

【犬が穴掘りをする理由①】野生の習性の名残

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何かしらのきっかけで狩りモードにスイッチが入ってしまうと、獲物を探すように穴掘りを始め、それが習慣化することがあります。

地面に巣穴を掘って暮らすアナグマやキツネなどの小動物を捕まえる「狩猟犬」として活躍していた犬種は特に土を掘る本能が強いとされています。
ダックスフンドやテリア種、ボーダーコリー、ビーグルなどに見られることが多いです。

大切なものを隠すことも

また、犬が野生で暮らしていた頃は、とった獲物を隠したり貯蓄したりするために地面に穴を掘っていました。
この習性の名残で、掘った穴におもちゃやおやつなどを隠すことがあります。土だけでなく、ソファや毛布の間に隠すことも。

【犬が穴掘りをする理由②】安心できる巣穴・寝床作り

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犬が寝たり、リラックスしたりする前に、くるくると回りながら掘る様子を見ることがあると思います。
これは、自分にとって心地の良い寝床を整えているのです。寝る前のルーティーンのようになっている犬もいることでしょう。

また、犬の野生時代には、気温に応じて穴を掘り、暖を取ったり涼んだりすることがあったようです。掘ることでちょうど良い暖かさを求めているのかもしれません。

さらに、掘ることで好きなベッドの香りを舞い上がらせて、安心感を得ているのではないかとも言われています。

【犬が穴掘りをする理由③】遊びとして楽しいから

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遊びとして掘る行動をする犬もいます。
狩猟本能から始めた穴掘りが楽しいことに気がついて、繰り返し行うことがあります。

土の地面を掘って穴ができていく様子を楽しんだり、顔を突っ込んで匂いを嗅いだり、何かを見つけたりすることを純粋に楽しんでいるのでしょう。

【犬が穴掘りをする理由④】ストレスの発散

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眠る前や遊びとしてではなく執拗に穴掘りをする場合は、ストレスが溜まっていて発散をしている可能性があります。
不安な生活環境、運動不足、コミュニケーション不足などが原因のストレスがあり、気持ちを落ち着かせるために穴掘りをしているのかもしれません。

病気の疑いも

この状態を放置してしまうと、意味のない行動を繰り返す「常同障害」を発症する恐れがあります。

また、シニア犬がずっと穴掘りを繰り返す場合は、認知症の疑いもあります。認知症の場合は、他にも同じところをぐるぐる歩き回る、狭い場所に入って出られなくなるなどの症状が合わせて見られるかもしれません。
「やりすぎだ」「何かおかしい」と思ったら、すぐに動物病院に相談しましょう。

穴掘りに困っているときの対策

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穴掘りは基本的に本能や遊び目的のため、害がないようなら止める必要はありません。ただし、庭やソファなどを壊して困っている、あるいは犬自身の体を痛めてしまうような場合は対策を取りましょう。

庭やソファを荒らしてしまうとき

庭やソファを穴掘りで荒らされて困っている場合は、掘っても良い場所を別に設けてあげましょう。
庭の場合は柵から離れた場所に、室内の場合は強度の高い素材のクッションや布がお勧めです。

掘ってもいい場所を設けたら、おもちゃやおやつを半分埋めてみる、連れて行って掘ったら褒めてあげるなどを繰り返して、ここでなら掘っても良いと認識させましょう。

また、庭の場合、球根など犬が食べると危険な植物があるため、掘ってはいけない場所には立ち入れないような工夫をすると良いでしょう。

爪を痛める程に掘ってしまうとき

爪を痛める程にガリガリと掘ってしまうときは、まず原因を見極めることが大切です。ここでは、興奮しすぎている場合とストレスが原因の場合について考えます。

1.興奮しすぎて歯止めが効かなくなっている場合

子犬や元気のある犬は、遊んでいるうちに興奮しすぎてハイテンションになることがあります。穴掘りに夢中になりすぎて爪を傷つけてしまうことがあるかもしれません。
そういう場合は、おやつやおもちゃ、コマンドを使って注意を逸らしましょう。穴掘り遊びの時間を区切ることも1つの方法です。

2.ストレスが原因の場合

ストレスが原因と考えられる場合は、愛犬の生活を見直す必要があります。
十分な運動をさせているか生活環境は清潔・快適か飼い主とのコミュニケーションは十分か、などもう一度改めて考えてみましょう。

まとめ

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犬に穴掘りには狩猟本能、リラックス、遊び、ストレス発散など様々な理由から穴掘りをすることがわかりました。害がないようであればそっと見守ってあげましょう。

穴掘りで困っている場合は、犬の気持ちを汲み取りながら対策を取りましょう。
犬と一緒に暮らすと、どうしても家具などが壊れてしまうことがあります。避けられることは避けながら、愛犬のニーズも満たすことのできる解決策を見つけてあげられると良いですね。

うちの猫、毛づくろいしないけど大丈夫?その理由と対策をご紹介

猫は習慣的に毛づくろいをするものですよね。猫の毛づくろい(グルーミング)は本能行動で、起きている時間の30%以上を費やしているといわれています。

しかし、猫が突然毛づくろいをしなくなることがあるのをご存知でしょうか?また、中には元からほとんど毛づくろいをしない猫もいます。

その理由は何なのでしょうか?また、そのような場合に飼い主にできることは何でしょうか?今回は、猫が毛づくろいをしない理由とその対策についてご紹介します。

猫の毛づくろい(グルーミング)の役割

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身体を舐めて綺麗にするというイメージのある毛づくろいですが、それだけではなく様々な役割があります。

身体を綺麗に保つ

被毛を舐めることで抜け毛を除去し、毛並みを整え、毛玉を防いでいます。すでに毛玉がある場合は、舐めるだけでなく噛んで整えることも。
また、被毛に付いた汚れやノミダニなども取り除きます。

体温調節

夏場などの暑い時期は、唾液で被毛を濡らし蒸発させることで、体温を下げる効果もあります。

リラックス効果

毛づくろいには、気持ちをリセットしたりストレスを軽減したりする効果があります。
何か失敗した時や嫌なことがあった時などに、身体を舐めることで気持ちを落ち着かせます。
また、すでにリラックスしている時にも毛づくろいをします。

猫同士のコミュニケーション

猫同士で毛づくろいをする場合は、アログルーミングと呼ばれます。
主に自分では舐めることのできない頭や首、耳の後ろなどを舐めることで信頼や愛情表現をします。

今までしていたのに、急に毛づくろいしなくなった理由とは?

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「今までは毛づくろいをしていたのに突然しなくなった」という場合には、いくつかの原因が考えられます。

毛づくろいというのは猫にとって欠かせない日々の行動です。それをしなくなるということは、猫に何らかの異常が起きているサインである可能性があります。

1.老化

猫も歳を重ねるごとに体力が低下し、それまで頻繁に行っていたことをしなくなることがあります。その影響で、毛づくろいをすることが減っていると考えられます。
また、老化によって体に対して気を遣う余裕がなくなってしまうことも理由として挙げられます。

最近毛づくろいを見なくなったなと思う場合は、愛猫がシニア期に突入しているサインかもしれません。

2.肥満

太り過ぎが原因で、毛づくろいをしたくてもできなくなっている場合があります。
身体に脂肪が付きすぎてしまい、体を曲げて顔を舐めたい場所に近づけることが困難になってしまいます。

肥満は様々な病気の原因にもなるため、肥満気味の愛猫が毛づくろいをしなくなった場合は、健康的な食事や運動を心がけるようにしましょう。

3. 病気

老化だけでなく、病気による体力の低下や体調不良が原因の可能性もあります。

毛づくろいをしなくなる病気の1つとして、口腔内の何らかのトラブルが考えられます。感染症や歯周病による口内炎などが原因で、毛づくろいをしたくても口の中が痛くでできないことがあります。

4.ストレス

ストレスが溜まると、毛づくろいの回数が減ったり全くしなくなったりすることがあります。
猫はストレスが溜まると、脱毛や皮膚が赤くなるくらい毛づくろいをすることがありますが、中には逆にストレスによって毛づくろいをしなくなる猫もいるのです。

元から毛づくろいをしない猫もいる

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毛づくろいの頻度や長さ、上手さは猫によって個体差があります。毛づくろいはするけれど、部分的にしかしない猫もいるようです。

そして、稀ではありますが、中には元から毛づくろいをほとんどしない猫もいます。元から毛づくろいをしない猫はどのような理由が考えられるのでしょうか?

1.長毛種

短毛種より長毛種の方が毛づくろいの頻度が低い傾向にあります。これは、口の中で長い毛が絡まるのを嫌がるためだといわれています。

2.オス猫(未去勢・外飼い)

未去勢で外飼いのオス猫の場合、発情期に相手を探したりテリトリーのマーキングをしたりして放浪をする習性があり、その間はあまり毛づくろいをしないようです。

3.毛づくろいの習慣ができていない

早いうちから親猫と離れて暮らしていると、毛づくろいが習慣化しないことがあります。毛づくろいしてもらったり毛づくろいをしている猫を見たりする機会がなく、やり方を学ぶことがないためです。

毛づくろいをしない猫の対策

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それでは、毛づくろいをしない猫に対して、飼い主さんは何をしてあげられるでしょうか?

毛づくろいしなくなった原因を探る

病気や肥満、ストレスがないか考え、何か気になることがあれば動物病院に連れていきましょう。老化が原因の場合は、シニア猫のための住環境を整えるなどをしてあげましょう。

猫の代わり毛づくろいをする

病気などが原因で毛づくろいをしない場合も、元々毛づくろいをしない猫の場合でも、飼い主さんが代わりに身体を清潔に保ち、ブラッシングをしてあげることが必要です。

  • 排泄後や食後にお尻や口周りをペット用のウエットティッシュで拭く
  • 毛玉ができないようにこまめにブラッシングをする
  • 汚れや臭いがひどいようならシャンプーをする

毛づくろいができない愛猫の代わりに飼い主さんがケアをしてあげましょう。

毛づくろいを促す

元々毛づくろいをあまりしない猫に無理強いさせることはできません。しかし、身体を清潔に保つためにも、毛づくろいをしてもらうよう促すことはできるかもしれません。

他の猫が毛づくろいをしているのを見せる人肌程度の温かい濡れたタオルで身体を拭くなどを試してみると良いでしょう。

子猫の場合は、成長すれば自然とやるようになることもあります。新しくおうちに迎え入れたばかりの猫は、時間が経って環境に慣れてから毛づくろいを始めることもあります。

まとめ

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毛づくろいは猫にとってとても大切な習慣です。急にしなくなった場合は、何かしらの異常がある可能性があるため注意が必要です。

また、元々毛づくろいをしない猫の場合、無理にさせることはせず、気長に自然としてもらうまで待つようにしましょう。

どちらの場合でも、猫が自分から毛づくろいをしないと不衛生・毛玉の原因となってしまいます。飼い主さんが代わりに身体を清潔にし、ブラッシングをしてあげましょう。

猫が脱走する理由とは?今からでも遅くない猫の脱走対策をご紹介

現在では完全室内飼いの考え方が主流で、自由に外に出る猫は少なくなってきています。
しかし、完全室内飼いをしていても、ちょっとした好奇心に駆られ愛猫が脱走する可能性はゼロではありません。

外は事故や野良猫との喧嘩、感染症などの危険があるため、脱走のリスクは最小限に抑えたいですよね。

今回は、猫が脱走する理由と脱走対策をにお伝えします。
大切な愛猫を守るためにも、ぜひ今回ご紹介する対策方法を試してみてください。

猫はどこから脱走するの?

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猫は家のあらゆるところから脱走します。そのため、愛猫の行動範囲内のドアや窓にはしっかりと脱走対策をすることが必要です。

玄関のドア

出かける時や郵便配達など、ドアが開いた瞬間にするりと出て行ってしまう可能性があります。

ベランダや窓

高い所からでも着地ができる猫は、ベランダや窓から飛び出してしまう可能性があります。

網戸や窓を自力で開けることもあります。また、身体が柔軟な猫は少しの隙間からでもすり抜けてしまうので対策が必要になります。

猫が脱走したがる4つの理由

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猫はなぜ家から外へ脱走するのでしょうか?考えられる理由を4つご紹介します。

1. 好奇心から

室内外の猫は外の世界のものに刺激を受けます。
窓から鳥や虫、野良猫などを見かけて、追いかけたい・興味を惹かれるという思いから脱走を試みてしまうのです。

2. 縄張りのパトロール

一度外に出ると、自分の縄張りが外にもでき、縄張りのパトロールをするために脱走を繰り返すこともあります。

3. 発情期

避妊去勢をしていない猫の場合、発情期に異性の猫を求めて外に出てしまうことがあります。
猫の発情期は春から秋にかけて年に2~3回あり、普段とは違う鳴き声、落ち着かない様子などのサインが現れます。

未去勢のオスは、発情期に縄張りを広げようとして外に出てしまうことがあるので、特に注意が必要です。

4. 環境の変化によるストレス

引っ越し、同居する猫が増えた、保護したばかりの時など、急な環境の変化による不安やストレスが原因になることもあります。
また、新しい場所に連れて行く際も、不安や驚きから脱走してしまうことがあるので気をつけましょう。

脱走しやすい猫の特徴

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以上の理由を踏まえて、脱走しやすい猫の特徴を挙げてみます。

  • 元野良猫など外で暮らしたことのある猫
  • 好奇心が旺盛な猫
  • 避妊・去勢手術をしていない猫
  • 近所に野良猫が多い家の猫
  • 多頭飼いをしていて猫同士の相性が悪い場合

愛猫が上記の特徴に当てはまる場合は特に、しっかりとした脱走対策を心がける必要があります。

猫の脱走対策

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ドアや窓を開けっぱなしにしないという心がけだけでは、脱走を完全に防ぎ切ることはできません。
以下では、今からでも遅くない猫の脱走対策を4つご紹介します。

1.玄関や窓に脱走防止柵を設ける

玄関や廊下、窓に脱走防止柵を設けてみましょう。玄関用網戸でも大丈夫です。
オーダーメイドでぴったりのサイズを作れる他、ネットやホームセンター等で購入することもできます。

また、ベビーガードを2つくっつける、100円ショップのワイヤーネットや突っ張り棒、結束バンドを使うなどのアイディアでDIYもできます。

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2.網戸ロックをつける

猫が網戸を自力で開けてしまわないように、網戸ロックをつけておきます。
網戸が破れていないかも確認し、猫が網戸を破ってしまうのが心配なら強度のある網戸に取り替えましょう

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3.ベランダにはネットやフェンスを

ベランダでの日向ぼっこが好きな愛猫には、ベランダの柵の隙間の対策が必要になります。

隙間を塞げるように、ネットやすだれ、柵などを取り付けることをおすすめします。
ベランダに出す際は近くに人がいる時のみにするなどの心がけも大切です。


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4.マイクロチップ装着&首輪に迷子札

飼い主さんの対策不足ではなく、災害時など不測の事態下で愛猫が脱走してしまうこともあります。
地震の揺れや大きな音に驚いて逃げてしまったり、避難の最中などに脱走したりしてしまうことは少なくないです。

そのような際でもすぐに愛猫と再開できるよう、普段から迷子札をつけた首輪を付けておくと良いでしょう。万が一の時に備えてマイクロチップを装着しても良いかもしれません。

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もしも猫が脱走してしまったら

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もし猫が脱走してしまったら、すぐに捜索を始めてください。
室内猫は外の環境に怖がって隠れたりじっとしたりしていることが多いため、まずは家から半径100mの範囲内を目安として探してみてください。

暗く狭い隙間に入ってることがあるため、ご飯を置いてみる・飼い主さんが名前を呼んであげるなどして、徹底的に探すことが大切です。

また、近くの警察署や保健所、動物病院に保護されていないか確認をしてみましょう。SNSを使った迷子情報も効果的です。

まとめ

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今回は猫が脱走する理由とその対策方法をご紹介しました。
室内飼いの猫にとって外の世界は危険に溢れています。大切な愛猫を守るためにも、脱走の対策はしっかりと行いましょう。

愛猫が脱走を繰り返す場合、室内に何らかの原因があることも考えられるため、環境を見直してみることをおすすめします。

【犬の防災】命を守るために!今すぐ始めたいしつけと災害対策

自然災害の多い日本では、大地震、台風、水害などの災害が、いつ、どこで起こるのかわかりません。災害が起きたとき、犬を守れるのは飼い主さんだけです。

もし災害に遭ってしまったら?もし避難所で何日も過ごすことになってしまったら?飼い主の皆さんはきちんと考えられているでしょうか。

この記事では、防災グッズの用意以外の、今すぐ始めたいしつけや対策を解説します。

災害時でも日常でも役立つ5つの基本的なしつけ

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災害時においてしつけは特に重要です。普段からしつけをしておき、いざというときも落ち着けるようにしておきましょう。

1.「おいで」で来る練習

災害時に迷子になったときに、保護される確率を高めるため、名前を呼ぶだけではなく、「おいで」でも来るようにしつけます。

災害時に保護してくれる方は、ほとんどの場合、犬の名前がわかりません。首輪に名札がついていても遠くからでは見えないため、犬を呼び寄せるためには「おいで」と呼びかけるはずです。

日頃から「おいで」で犬を呼びよせ、ほめておやつを与える練習をやっておきましょう。友達や近所の人にも協力してもらうと効果的です。

2.「まて」で待つ練習

災害が起きたときは犬もパニック状態で、割れた窓から外に出ようとするかもしれません。避難中にリードが離れてしまう可能性もあります。そのとき役立つのが「まて」の号令です。

家の中だけでなく、公園や道路でも「まて」を練習しておきましょう。飛び出しや事故予防になります。ただしリードを離して練習すると、危険なので注意してください。

<普段の生活でも役立つ!>
散歩中に危険なものを食べようとしたときや、興奮したときにおとなしくさせることができます。

3.クレートトレーニング

クレートトレーニングとは、ケージより小さなサイズのケースの中で犬を落ち着かせるトレーニングです。

避難所では、犬はクレートやケージの中で過ごす時間が多くなります。クレートは本来犬にとって落ち着く場所ですが、慣れていない犬にとっては、ストレスになるため、普段から慣れさせておきましょう。

動物病院に行くときだけ使うのではなく、クレートの中で好きなおやつを食べさせる、ドッグランなど楽しい場所へのお出かけに利用するなど、楽しい思いをさせるのがコツです。クレートが大好きな犬にしましょう

<普段の生活でも役立つ!>
入院時など、普段と違う環境に長時間いるときも、クレートに慣れておけばストレスを抑えられます。

4.靴を履く練習

災害が起こると、窓ガラスなどが割れて家の中も危険な状況になるかもしれません。屋外には、がれきなどが散乱している可能性もあります。ラバーシューズなど、犬専用の靴があると肉球のケガ予防ができます。

しかし、災害が起きてから履かせようとしても、ほとんどの犬は嫌がるでしょう。普段から靴を履くことに慣れさせておくと、慌てずにすみます。

<普段の生活でも役立つ!>
靴を履かせることで真夏のアスファルトでのやけど予防に効果的です。

5.ペットシーツで排泄する練習

災害が起こると、なかなか外に出られない状況になるかもしれません。家で排泄する習慣のない愛犬は、散歩のときにペットシーツの上で排泄させて慣れさせましょう

道路を汚さないので近所迷惑にもなりません。成犬では時間がかかるかもしれませんが、根気よく続けることが大切です。

<普段の生活でも役立つ!>
悪天候や飼い主さんの体調不良で散歩に行けないときでも、家で排泄できるのがメリットです。

事前に準備したい災害対策

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1.人に慣れさせる

避難所などでは、ほかの被災者、ボランティアなど知らない人と接する機会が増えます。人に慣れていると、警戒して吠える、咬むなどのトラブルを減らすことが可能です。迷子になった際も、保護される確率が高まります。

小さい頃からいろいろな人と触れ合うようにしましょう。近所の人におやつを与えてもらう、声をかけてもらうなどで少しずつ慣れさせます。

2.犬と飼い主さんのツーショットを撮る

犬の写真を撮っている飼い主さんは多いと思いますが、飼い主さんと犬とのツーショットも大切です。犬が迷子になって保護されたとき、飼い主さんの犬であることの証明になります。

スマートフォンの待ち受けなどにしておくと、いちいち探す手間が省けて便利です。また、スマートフォンの電池が切れる可能性を考え、プリントアウトして犬の健康手帳などに入れておきましょう

3.留守番中の安全対策

災害は、飼い主さんの留守中に発生するかもしれません。家の中を犬が自由に動ける状態だと、割れた窓ガラスから脱走してしまう恐れがあります。広めのサークルの中に寝床用の頑丈なクレートを入れるなどして、犬専用スペースを作ってあげましょう。

犬の寝床周囲は、大きな家具を置かないようにします。やむを得ず置く場合は、しっかり固定しましょう。

飼い主さんが出先からなかなか帰れないケースも想定し、水入れはひとつでなく、複数置いておくことをおすすめします。フードも自動給餌器があると安心です。

避難所の場所を確認する

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災害が起きて避難する際は、犬と一緒に避難する同行避難が基本です。環境省も、ペットとの同行避難を呼びかけています。

ペットを飼っている皆さまへ-災害時のペットとの同行避難について-
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/files/poster09_2.pdf

自治体に問い合わせ、同行避難できる避難所を確認しておきましょう。ただし、同行避難は、避難所まで一緒に避難しますが、避難所の中で一緒に過ごせる「同伴避難」とは異なります。同伴避難できる自治体や動物病院もあるので、住んでいる地域の情報をこまめにチェックすることをおすすめします。

親戚宅・知人宅への避難も検討

同伴避難をできるところは、残念ながらまだそう多くはありません。
近くにそのような避難所がなければ、安全な地域に住んでいる親戚宅や知人宅への避難も検討し、事前に相談をしておきましょう。

避難訓練をしよう!

避難所がわかったら、避難所まで実際に用意した防災グッズを持ち、犬と一緒に行ってみましょう。その際、以下の点を確認し、危険個所などを地図に書きこんでおきます。

  • 道中に倒れそうな塀がないか
  • 氾濫しそうな川はないか
  • 到着までにかかった時間
  • 迂回ルート
  • 夜のルート(夜は見え方が変わるため)

災害が起きてから初めて行くのと、何度か訪れたことがあるのでは気持ちの余裕もかなり違うはずです。

ご近所ネットワークを作ろう

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災害が起きたときは、近所の人や地域の人たちとの協力も大切です。犬の飼い主同士で、コミュニケーションを取っておきましょう。

「自助・共助・公助」の考え

災害が起きたときは「自助・共助・公助」が基本です。

「自助」とは自分自身で命を守ること。例えば水や食品をストックする、家具の転倒防止などです。「共助」は近所のコミュニティなど、地域の身近な人たちで協力しあうことです。「公助」は、国や県、市町村など行政機関による援助を意味します。

災害が起きた際、公助はすぐに機能しません。公助が来るまでは自分で身を守り、地域の近所の人たちとの助け合いが欠かせません。近所に犬仲間がいると、何かと協力し合うことができ心強いでしょう。

散歩ですれ違ったら、積極的に挨拶したいですね。ペット同伴の避難訓練をする自治体もあるため、積極的に参加しましょう。

まとめ

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災害が起きれば、誰もがパニックになってしまいます。どんな状況でも冷静に対応するためには、日頃の準備が大切です。

飼い主さん自身を守るためにも、犬の命を守るためにも、今すぐできるところから準備を始めましょう。

【獣医師監修】手足が短いマンチカンの好発疾患と予防法

マンチカンは猫の中でも短足が特徴の猫種です。
それゆえに走り回る姿などがかわいらしく、日本でも人気を誇っています。
ペットショップなどで見かけることも多いでしょう。

マンチカンという猫種を飼う上で、特に気をつけたい病気があるのをご存知でしょうか。
今回はマンチカンの好発疾患についてまとめました。現在、マンチカンを飼っている人や、飼おうと思っている人はぜひ参考にしてください。

マンチカンの名前の由来と歴史

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「マンチカン」には「小さい子供」「小人」という意味があり、『オズの魔法使い』に登場する、短い足で小柄な体つきが特徴の種族の名前に由来するそうです。

もともと、短足の猫は突然変異種として古くから確認されていましたが、1983年にアメリカのルイジアナ州で短足の猫が発見されたことをきっかけに、遺伝子検査などの研究が進められました。

その後、ブリーダーにより繁殖が行われました。交配を肯定する人と、遺伝子疾患を心配する人の間で論争が巻き起こりましたが、足の短い猫がさまざまな場所で見つかり、近親交配のリスクが低下したことから、1995年にアメリカでマンチカンが新種として認定されました。

マンチカンの好発疾患


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マンチカンには、遺伝的な背景や解剖学的特徴から発生しやすい疾患がいくつかあります。
特にアメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドが掛け合わさっている子は、これらの猫種に特徴的な遺伝性疾患が見られるかもしれません。


どんな病気があり、どんなサインを発するのかを知ることで、病気の早期発見・早期治療に繋がります。
病気について理解を深め、異変に気付いたら、すぐに動物病院を受診しましょう。

多発性嚢胞腎


【症状】
・多飲多尿
・尿色が薄い
・嘔吐
・食欲不振などの腎不全症状

【原因】
遺伝的な要素が大きい
【備考】
腎臓に多数の嚢胞が形成され、腎機能不全を引き起こす。両親の既往歴の確認は重要で、本疾患に罹患した猫は繁殖させるべきではない。



肥大型心筋症


【症状】
・呼吸速迫
・呼吸困難
・開口呼吸
・嘔吐
・突然ニャーニャー鳴く
・後肢麻痺
・後肢冷感

【原因】
アメリカンショートヘアの血筋では遺伝性に伝播することが知られている。

【備考】
肥大型心筋症では心臓内で血栓が形成されやすくなる。形成された血栓が大腿動脈に閉塞し、動脈塞栓症を引き起こすことが多い。

骨軟骨異形成症

【症状】
骨の成長が不十分で身体が大きくなりにくい。
【原因】
マンチカンの短足は常染色体優性遺伝の軟骨異形成による。見た目を追求するあまり、病気になりやすくなることもある
【備考】
人間では「小人症」とも呼ばれる。軟骨異形成によって変形性関節症が発症しやすくなる。

変形性関節症


【症状】
・四肢の痛み
・跛行(歩くときに足を引きずる)
【原因】
関節に存在する軟骨が骨になり、動かすときに痛みを生じる。
【備考】
スコティッシュフォールドの血筋は要注意。定期的に関節(特に肘関節)のレントゲンでチェックしていく。

毛球症

【症状】
・嘔吐
・便秘
・食欲不振
・腹痛などの消化器症状
【原因】
グルーミングによって口から摂取された被毛が、腸に閉塞することによる。
【備考】
長毛の子は定期的なブラッシングで余分な被毛を除去してあげる必要がある。毛玉をコントロールするフードやサプリメントを利用する方法も。

椎間板ヘルニア


【症状】
・首から腰への痛みや違和感
・ふらつき
・歩行困難
・排尿障害(尿失禁や排尿困難)

【原因】
背骨の間にある椎間板が脊髄を圧迫し、刺激することによる。
【備考】
普段の生活から歩き方や排尿の様子を観察し、異常があればすぐに動物病院へ。


マンチカンの飼育環境

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ご紹介した疾患はマンチカンだからといって必ずかかるものではなく、
普段の生活習慣を意識することで、発症のリスクを低減させることが可能です。


では、どんなことに注意すべきなのか、4つのポイントを順番に見ていきましょう。



1.太らせないための食事管理


短い手足のマンチカンは、常に膝や肘などの関節への負担が大きくなります。
そのため、体重が増加するとさらに関節への負担が増し、関節炎などのリスクが高まります。


運動量を増やすことで体重の維持を目指すのではなく、食事管理をしっかり行い、関節軟骨に優しい生活を心がけましょう。

2.適度な運動


摂取するカロリーを制限することによって体重の増加は抑えられますが、全く運動しないのではストレスが溜まってしまいます。


激しく運動をさせる必要はありませんが、キャットタワーを設置するなど、日常的に体を動かせる環境を用意してあげるといいでしょう。



3.交配に注意


マンチカンは、手足が短くなるように品種改良された猫種です。


ある形質(見た目)同士の掛け合わせは、死産のリスクを高めることが知られていますが、短足の遺伝子もその一つです。
つまり、短足の親同士の交配では、死産リスクが高いということです。


よって短足のマンチカンでは、短足マンチカン×長足マンチカン、あるいは短足マンチカン×雑種猫で交配をさせる必要があります。
マンチカンの多頭飼いをしている方は注意しましょう。
また、短足のマンチカンが産まれてくる割合は2〜3割程度と言われています。

4.被毛のお手入れ


中には毛の長いマンチカンもいます。長毛の子は、被毛のお手入れをしないと簡単に毛玉が形成され、皮膚病に繋がる恐れがあります。
また、グルーミング(毛づくろい)によって大量の毛を口にすることで、毛球症のリスクも上がります。




病気のリスクを減らし、美しい被毛を維持するために、定期的にブラッシングをしてあげましょう。

まとめ

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マンチカンは見た目にも非常にかわいらしい猫種であることは間違いありません。しかし、その一方でかかりやすい病気も多く、一緒に暮らす上では覚悟しなければならないことも少なくありません。

大切な家族の一員として病気に関する知識をしっかり身につけ、たくさんの愛情を注いであげてください。

愛犬と海にお出かけするなら!7つの注意点と対策

暑い季節、夏といえばやっぱり海!犬を飼っている方は、愛犬を連れて海に出かけてみたくなりますよね。

しかし、犬と海にお出かけをする場合には、注意すべきポイントがいくつかあります。

今回は、犬と海に行く際の注意点と対策をご紹介します。

※海水浴場に出かける際は、三密を避け、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底しましょう。飼い主さんが病気になったり入院をしたりしてしまうと、犬も困ってしまいます。感染症の状況や海水浴場の混雑状況によっては、お出かけを我慢することも大切です。

注意①犬を同伴できないビーチもある

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海水浴場の中には、「犬連れNG」の場所もあるので注意が必要です。

また、ビーチには子供から大人まで様々な人が訪れます。「犬連れOK」のビーチでもマナー良く過ごし、周りの人に迷惑がかからないように気をつけましょう。

<対策>
犬を連れて行ける海水浴場も増えてきているものの、しっかりと事前に下調べをしておきましょう。
・「関東のビーチ・海水浴場一覧【ペット同伴可】(ウォーカープラス)」
https://www.walkerplus.com/spot_list/ar0300/sg0160/ss1007/
・「関西のビーチ・海水浴場一覧【ペット同伴可】(ウォーカープラス)」
https://www.walkerplus.com/spot_list/ar0700/sg0160/ss1007/

注意②犬を無防備な状態で泳がせない

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「犬は泳ぎが得意」というイメージがあるかもしれませんが、犬でも海に入れば溺れることもあります。
泳ぎが得意な犬ほど遠くまで行ってしまい、見失ってしまう恐れがあります。

<対策>
犬を海で泳がせるのであれば、ライフジャケットを着せましょう

犬のライフジャケットには、次のような役割があります。
・長時間泳ぐことを助ける
・水中の犬を飼い主がコントロールできる
・明るい色で犬を見失わずにすむ

水中では常に飼い主さんが犬のそばにつき、トラブルがないように見守っていてあげましょう。

注意③犬が誤飲・誤食をしないように

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浜辺には、食べ物の容器や食べかけの食品など、犬にとって危険なものがたくさん落ちています。

犬の目線は低いため、人間にはなかなか見つけにくいものも口にしてしまう危険性があります。

<対策>
飼い主さんは、下に落ちているものを注意深く確認し、常に犬から目を離さないようにしましょう。
普段の散歩で、拾い食いの癖が見られる子の場合は、特に注意が必要です。

注意④砂浜の熱さで火傷をしないように

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ビーチサンダルを履かずに砂浜を歩いて、「熱い!」と感じた経験はありませんか?

そんな熱い砂浜の上を素足で歩けば、犬も肉球を火傷をしてしまいます。

<対策>
人間と同じように、熱い砂浜の上では犬にも靴を履かせましょう。
ただし、海に来ていきなり靴を履かせると、犬は嫌がってしまいます。海に行く前から普段の散歩などで靴に慣れさせておくとスムーズです。

注意⑤犬も熱中症になる

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犬は人間のようにたくさん汗をかくことができないため、体温調節が苦手です。
そのため、犬の熱中症には本当に気をつけなければなりません。

<対策>
人間と同じように、犬にもこまめに涼しいところで休憩をさせ、水を飲ませましょう。

犬は汗をほとんどかかないので、人間のように塩分を補給する必要はありません。水を飲みたがらない場合に限り、犬用のスポーツドリンクなど、味付きのものを与えてみましょう。

塩分・糖分を多く含む人間のスポーツドリンクは基本的に与えない方が良いですが、やむを得ない場合は4倍ほどに薄めてから与えてください。

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注意⑥ビーチを訪れる時間帯を選ぼう

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日中のビーチはとても暑い上、人も多いためトラブルの元にもなりやすいです。
一般的には、海水浴場が最も混雑するのは10時頃〜14時頃と言われています。

<対策>
犬を連れて海に行く際は、早朝や夕方など比較的涼しくて空いている時間帯を選びましょう。
ただし、遊泳時間外に海に入るのは危険です。事前に訪れるビーチの遊泳時間を確認しておきましょう。

注意⑦トイレなど、周りに迷惑がかからないように

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海水浴場に訪れる人たちは、必ずしも犬を好きな人ばかりではありません。
犬が近づいて来るだけで怖いと感じる人もいるでしょう。

また、普段の散歩では、犬がおしっこをした際は上から水をかける方も多いと思いますが、砂浜で犬がおしっこをした時に上から水をかけても「気持ち悪い」と感じる人がいるかもしれません。

犬を海に連れて行くのであれば、周りの人に配慮を忘れないようにしましょう。

<対策>
できれば海に出かける前にトイレをさせておきビーチではトイレシーツの上にさせるのが望ましいでしょう。これには、日頃からトイレトレーニングをさせておくことが必要です。

また、海の中でも砂浜でも、犬から絶対に目を離さないようにし、他の人や他の犬とのトラブルを未然に防ぎましょう。

愛犬と海を楽しもう!

dog in a car

愛犬と海にお出かけする際には、飼い主さんが注意しなければいけないことがたくさんあります。

色々な注意点をみてきましたが、一番大切なことはやはり、犬の様子を常に観察し、目を離さないことでしょう。
特に小型犬は、トンビなどの猛禽類に狙われ、最悪の場合連れ去られることもあるので、細心の注意を払いましょう。

犬の安全を確保し、周りの人に迷惑がかからないように気をつけながら、愛犬との楽しい思い出をたくさん作ってくださいね。

【梅雨〜夏】湿気に弱い猫のために。高湿度・高気温の対策まとめ

そろそろ梅雨の季節の到来ですね。実は、猫にとって結構シンドイ時期かも知れません。

梅雨の湿気・暑さが与える猫への影響と、その対策について見ていきます。

猫にとって梅雨は大敵?!

猫と梅雨は相性サイアク?
梅雨は、人間にとってもあまり快適な時期ではないですが、猫にとっても厳しい季節です。

猫にとっては、気温22度前後、湿度40~60%が快適と言われています。人にとってもそうですが、高温多湿は猫にとっても不快。ジメジメムシムシしていると、体を動かすのがだるくなったり、食欲が減衰してしまったりします。

寒い地域で生まれた長毛種の猫は別として、実は、猫は比較的暑さには強い動物です。しかし、湿気によって、猫は体温調節ができなくなってしまいます。

体内の熱が発散されないと、熱中症にかかりやすくなることが懸念されます。

高温多湿、猫の体への影響

猫にとって湿気は天敵!高湿度にならないように
猫は汗腺が少ないため、人間のように身体中に汗をかくのではなく、口や鼻から水分を蒸散させることで体温を調節しています。猫は暑いときは、毛づくろいをすることで、唾液を蒸発させて体温を下げています。

しかし、湿度が高いと唾液が蒸発しないため、体温を下げることができません。そのため熱がこもって熱中症にかかりやすくなるのです。

暑いだけじゃない!細菌の問題も

また、温度が高く湿気のある状態は細菌が繁殖しやすい絶好の環境です。猫の耳の中など、熱がこもりやすいところでカビや細菌が繁殖し、皮膚病を起こすこともあります。また、湿気と暑さで悪くなったエサを食べてしまい、食中毒になることもあります。

そのため、高温多湿の梅雨や夏の時期は、湿気対策と暑さ対策のどちらもしていく必要があります。

湿気対策

猫にとって過ごしやすい湿度にするには
まずは、体温調節機能が低下するのを防ぐ湿気対策から見ていきましょう。

エアコンはドライがおすすめ

お留守番時などに、エアコンをつけたままにしてお出かけされる飼い主さんは多くいらっしゃるかもしれませんね。

猫ちゃん対策であれば、冷房よりもドライがおすすめです。ドライであれば部屋の温度を下げすぎず湿気を取り除いてくれます。

エアコンの風があまり得意でない場合もありますので、猫ちゃんといっしょにいる時にエアコンが苦手かどうか様子を見ながら試してみてください。

風通しをよくする

窓を2つ以上開け、部屋を解放し、よく換気するのも良いでしょう。

雨の日に窓を開けたら湿度が上がってしまうのでは?と思いますが、実際には雨の日でも湿度は屋内の方が高くなりがち

雨が降っているかどうかはあまり気にせずに、こまめに換気するのが良いと言えます。網戸はしっかり閉めるなどして、脱走対策にはきちんと備えましょう。

猫用布団も快適に

湿気が高くなると、猫用の布団にカビが生えやすくなり、また、ダニも発生しやすくなります。定期的に天日干しができると望ましいのですが、梅雨の期間はそうはいきませんよね。

そのため、布団の下にスノコを置いたり、新聞紙を敷いたりといった対策が必要になります。それでも布団が湿気を含んできたら、乾燥機にかけると良いでしょう。

暑さ対策

猫にとって過ごしやすい気温にするには
続いて、体温調節をサポートするための暑さ対策です。

部屋の行き来ができるようにしよう

猫は暑くて湿度の高い環境でも、涼しいところを探すのがとても得意です。「涼しい場所は猫に聞け」なんて言葉、聞いたことがありませんか?

そんな、涼しいところを探すのが得意な猫ちゃんですが、一つの部屋の中にとじ止められてしまったら、涼しいところを探すのも難しいですよね。危険なものなどなければ、お部屋のドアは開けておいて、好きなところを見つけられるようにしてあげましょう。

日射しをカット!窓際グッズ

窓からの日射しや外気温の影響も、意外と計り知れないものです。遮光カーテン遮熱シートすだれなどで窓からの熱や日射しを抑えると良いでしょう。

お留守番のときなど、換気やエアコンでの細かい室温調節が難しいときは、遮光カーテンを閉めて行くだけでも猫の過ごしやすさが変わってくるでしょう。

お部屋にすでに取り付けてあるカーテンに、簡単に後付けできる遮光カーテンもあります。

ひんやりグッズも併用

ここまでは主に室温調節について書いてきましたが、猫の体に直接触れて体温調節を助けてくれる「ひんやりグッズ」もおすすめです。

ジェルの入ったシート大理石シートアルミ製の猫鍋など、バリエーションは豊富です。飼っている猫ちゃんに合ったものが見つかるといいですね。

猫鍋 ひんやりクールベッド アルミ製 ねこ鍋 夏用 猫ベッド タライ 滑り止め付き かわいい (シルバー)
day-village

番外編:ニオイには「消臭袋」

湿度が高くなると、トイレまわりのニオイが結構気になってきます。

こまめに掃除をしても、排泄物をまとめた袋からも臭ってきてどうしようもない!という方のために、「排泄物対策 消臭袋」というぴったりな商品があります。

レビューも好評の便利グッズなので、気になる方は一度使ってみてもいいかもしれませんね。

猫ちゃんの排泄物対策の他、餌のゴミや、家庭で出た通常の生ゴミにも愛用している方も少なくありません。たった一つで用途盛りだくさんのお得なアイテムです。

備えあれば憂いなし!

猫にも人にも過ごしやすい環境に!
日本はよく四季のある国と言われますが、夏や秋の長雨の時期「梅雨」や「秋雨」の時期も一つの季節と数えて、「六季」あると言われることもあります。

言われてみれば、一つの季節として数えてもおかしくないほど、梅雨の時期の湿気は特徴的ですよね。

人間にも猫にもちょっと憂鬱な季節ですが、少しでも快適に乗り越えられるよう、ぜひ本格的な梅雨がやってくる前から少しずつ対策してみてくださいね

【獣医師監修】脱臼や角膜炎に注意!チワワの好発疾患と予防法

日本では小型犬の人気が高く、チワワも人気犬種のひとつです。

小さくてかわいらしい犬種ですが、チワワだからこそ気を付けたい疾患があるのをご存知でしょうか。

チワワを飼っている方も、これから飼おうとしている方も、本記事を読んでチワワに対する知識をぜひ深めてください。

チワワの起源

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チワワは、9世紀頃にメキシコの先住民に飼育されていた「テチチ」という犬が祖先とされています。「チワワ」という名前は、メキシコのチワワ州に由来しており、ここで発見された犬がアメリカへ持ち込まれ、品種改良されて現在の姿になりました。

もともとは短毛のスムースコートでしたが、パピヨンやポメラニアンとの交配により、さまざまな毛色やロングコートのチワワが誕生しました。

チワワの7つの好発疾患

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品種改良を重ねて生まれた犬は、その過程で遺伝的に発生しやすい疾患や、身体の構造上発生しやすい疾患が生じてしまうことがあります。

チワワの場合は、身体が小さいことや眼が大きいことに起因する疾患が多い傾向にあります。

それでは、チワワでよく発症しやすい7つの疾患について詳しく見ていきましょう。

水頭症

【症状】
・意識障害(ボーっとする、反応が鈍いなど)
・行動異常(何もない空中を噛む「ハエ咬み行動」など)
・痙攣
・視力障害
など

【原因】
多くは先天性で、生後1歳以下に発症
頭蓋骨内の脳脊髄液が過剰に貯留する疾患で、脳脊髄液の産生亢進、脳脊髄液の排出低下、頭蓋奇形などが原因。

【備考】
早期診断により適切な処置が行われれば、長期間にわたるコントロールも可能。

膝蓋骨脱臼

【症状】
・患肢の挙上(足を地面に着かない、ケンケンの状態)
・跛行(足を引きずる)
・動きたくなくなる
・患部を舐める
など

【原因】
・膝蓋骨(膝のお皿)がはまっている大腿骨の溝が浅い
・膝蓋骨が繋がっている筋肉が左右で不均衡
・外傷
など

【備考】
段差からの飛び降りや、激しい運動によって膝蓋骨が外れることがある。
放置すると関節炎前十字靭帯を引き起こす。

環軸亜脱臼

【症状】
・頸部疼痛(頭を上に挙げなくなる)
・歩様失調
・四肢不全麻痺
など

【原因】
環椎(第一頸椎)と軸椎(第二頸椎)の関節が緩いことが原因。これは、靭帯の断裂、外傷、先天的な関節の構造不正などに起因する。

【備考】
頸椎の脱臼は命に関わることもある。頸部疼痛や四肢の麻痺が重度の場合は、外科手術によって関節の安定化を図る。

角膜炎

【症状】
・眼脂
・流涙
・羞明(眼が痛いことにより完全に開かない様子)
など

【原因】
外から受けた傷によることが多い。

【備考】
炎症の波及によって結膜炎を引き起こすこともあり、その場合は結膜浮腫や結膜充血が見られる。

気管虚脱

【症状】
・特徴的な「ガーガー」という咳
・呼吸困難
など

【原因】
先天的な気管軟骨の低形成脂肪による頸部の圧迫などが原因。
これらによって呼吸時(特に息を吸う時)に気管が潰れ、独特な咳が出る。

【備考】
咳によって大きく体力が削られるので、できるだけ早い処置が望まれる。診断は画像検査によって可能である。

尿石症

【症状】
・血尿
・頻尿
・排尿障害
などの泌尿器症状

【原因】
ミネラルバランスの不均衡や尿路感染などによって膀胱内に結石が形成されることが原因。

【備考】
チワワなどの小型犬は尿道が狭いことも多く、結石の大きさによっては尿道閉塞を引き起こす。すると尿が腎臓に逆流して急性腎不全を起こし、非常に危険である。

僧帽弁閉鎖不全症

【症状】
・咳
・呼吸速迫
・呼吸困難
・疲れやすい
など

【原因】
発症が中高齢犬に多いことから、加齢によって心臓の僧帽弁が変性すると考えられている。
血液の逆流が起こることによって、心臓への負担が増加する。

【備考】
放置すると肺水腫に繋がることも多く、非常に危険である。投薬によってコントロールが可能であるため、早期発見が重要である。

チワワの飼育環境で気をつけたい4つのこと

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これら好発疾患を踏まえて、日常生活で注意すべき点とは何でしょうか。
先天性の疾患は仕方がないとして後天性の、例えば膝蓋骨脱臼などは飼育環境の見直しによってある程度の予防ができます。大切な愛犬のためにも、できる限りの予防をしましょう。

1.床は滑りにくい材質を

フローリングなどの滑りやすい床は、踏ん張りが効かず、膝や腰に大きな負担がかかります。

生まれつき膝関節が緩い子などは、床にカーペットやマットを敷くと滑りにくくなります。また畳も爪が引っかかるなどして危険な場合がありますので、マットなどで覆うといいでしょう。

2.段差を減らす

段差の登り降りも、膝に負担がかり膝蓋骨脱臼の原因です。極力ソファやベッドに登らせないようにし、どうしても登ってしまうようであれば、犬用の階段を用意してあげましょう。

また、外出時も、階段などの大きな段差では抱っこをしてあげると負担が軽減します。

3.爪の伸びすぎに注意

爪の伸び具合は、床でのブレーキの効きに関係します。長い爪では踏ん張りが効かず、やはり膝や腰に負担がかかります。

定期的に爪や足の裏の毛は短くしておきましょう。家での処置が難しいようでしたら、遠慮なく動物病院のスタッフまでご相談ください。

4.散歩コースを考える

犬は情報をニオイで捉えようとする生き物です。散歩コースの途中に草むらがある場合、そこに顔を突っ込み、草などで眼を傷つけてしまうことがあります。

障害物のない散歩コースを選択する、もしくはしっかりとリードで人間が散歩のペースを握るなどの工夫が必要です。

まとめ

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チワワは骨関節系の疾患や、神経系の疾患が多い犬種です。
病気が発生してから後手後手に対応するのではなく、予め疾患を理解し、病気にならないように対策しましょう。