【クイズ】猫のしっぽの役割と、動きからわかる感情とは?
今回は、猫のしっぽの動きからわかる感情について、クイズ形式でご紹介します。
それではさっそく、猫のしっぽの動きクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫のしっぽの役割としてもっとも「適切ではない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「体の熱を発散する」です。
猫のしっぽは、熱を発散するのではなく、しっぽを体に巻きつけてマフラーのように体を温める役割があります。
主な役割は、以下の4つが知られています。
主な役割は、以下の4つが知られています。
- 感情を表現する
- バランスを保つ
- マーキングをする
- 体を温める
Q.2 猫がしっぽを垂直にピンと立てている時の気持ちとして、もっとも「適切ではない」と考えられるのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「相手を威嚇している」です。
しっぽが垂直にピンと立っているときは、うれしい気持ちや、好意を表しています。人間に対ししっぽをピンと立てた状態で近づいてきたら、甘えていると考えて良いでしょう。
猫同士では、挨拶としてお互いの好意を表現し合っていることもあります。
猫同士では、挨拶としてお互いの好意を表現し合っていることもあります。
Q.3 リラックスしているときに見られるしっぽの動きとして、もっとも適切なのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ゆっくり左右に振る」です。
撫でてもらっているときや外の風景を眺めているときなどに、しっぽをゆっくり大きく左右に振っている場合は、リラックスして気持ちがいいと感じています。
ダランと下げているのは、落ち込んで元気がないという気持ちの表現です。または、病気などで元気が出ないために、ダランと下げている場合もあります。少し様子を見てあげてください。
毛を逆立てて膨らませている場合は、攻撃態勢に入り威嚇をしている状態です。驚いたときにも膨らませます。
足と足の間に挟むのは、恐怖を感じ、気持ちが萎縮している状態です。怒られたときや自分が相手よりも立場が弱いと感じたときに、自分を小さく見せようとするため、このような仕草をするようです。
ダランと下げているのは、落ち込んで元気がないという気持ちの表現です。または、病気などで元気が出ないために、ダランと下げている場合もあります。少し様子を見てあげてください。
毛を逆立てて膨らませている場合は、攻撃態勢に入り威嚇をしている状態です。驚いたときにも膨らませます。
足と足の間に挟むのは、恐怖を感じ、気持ちが萎縮している状態です。怒られたときや自分が相手よりも立場が弱いと感じたときに、自分を小さく見せようとするため、このような仕草をするようです。
問正解/
問中
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
猫のものぐさ感情表現?よく見られる尻尾のボディランゲージ7つ
結果発表
問正解/
問中
犬の気持ちを読み解くボディランゲージとは?
なぜ、ボディランゲージか?

観察する場所のポイント

- 目
- 耳
- 口
- 尻尾
目
主要な目の動きとしては、以下の行動が挙げられます。- 目をそらす
- じっと見つめる
- 白目を見せる(下から上を見上げるような)
目をそらす
「あなたに敵意はありません」と表現していたり、自分自身を落ち着かせるために取っていると考えることができます。 例えば、何か愛犬が悪い事をしたときに、愛犬の目をジッと見つめて「ダメでしょ!」と言って叱った後、愛犬が自分から目をそらす行動が見られると思います。それは、「もうわかりました、ごめんなさい」と反省している行動だと考えられます。じっと見つめる
普段よりも目を大きく開け、何かをジッと見つめている時は、対象物を注目していると考えることができます。 例えば、おやつ。犬の目の前に、おやつを持っていくと、そのおやつをジッと見つめると思います。それは「このおやつはいつ食べて良いのだろう?」と対象物の動きを観察していると考えられます。逆に、遠くの人等を見ている場合は、「こいつは自分に対して何をしてくるのか?」と警戒して、ジッと観察していることもあります。白目を見せる
不安や恐怖から、上目遣いをすることがあります。こちらの様子を不安な気持ちで伺っている場合は、このような表情をすることが多いです。 ただ、地面に伏せた状態で、寝転がりながら上目遣いをしてくることもあります。この時は甘えやリラックスからしていることもあります。後述するように、その犬の性格によってもこの表情がプラスの意味なのか、マイナスの意味なのか異なる場合があるので、トータルで考えるようにしましょう。耳
耳の主な動き方としては、以下の行動が挙げられます。ただ、たれ耳など犬種によっては、うまく読み取れない場合も多い部分です。- 耳を立てる
- 耳を後に倒す
- 耳を前に倒す
耳を立てる
人間でもそうですが、外の音をよく聞きたい時は、耳に手を当てたりしますよね?あれと同じで、対象を観察している時に見られる行動と考えることができます。 外の音をよく聞きたい時や、観察物の対象が何を言っているのか、どんな音を発しているのかを感じ取っています。例えば、先程説明した「目」の動きと組み合わせることで、ジッと対象物を見ながら耳を立てているのであれば、対象物をよく観察している時という読み取り方ができるでしょう。耳を後に倒す
これだけでは正確に判断できない行動で、不安だったり、怖い時にこの行動を取ることもあれば、甘えている時にこの行動を取ることもあります。 筆者がドッグトレーナーとして初めて会う犬の場合、この行動を取られることあります。初対面の人が近づいて来るわけですから、いきなり甘えているとは考えにくいですよね?この場合は、不安から耳を後ろに倒していると考える事ができます。逆に、飼い主が褒めてあげている時にこの行動を取る場合、飼い主に甘えていると考えることができるでしょう。耳を前に倒す
戦闘態勢の場合に取る事が多い行動です。喧嘩をしている時に見られます。ただ、倒れ具合が少しの場合は、よく注目して聞いているだけの場合もあります。耳を観察する場合は、倒れ具合も見るようにします。口元(マズル)
口元の動きが、人間にも直感的にわかりやすい動きかもしれません。以下の行動が挙げられます。- 口元が緩んでいる
- 口を真っ直ぐ閉じている
- 歯をむき出している
口元が緩んでいる
人間でもそうかもしれません。リラックスしていたり、甘えたりしている場合は、このように緩い表情になっています。口を真っ直ぐ閉じている
対象物に興味がある場合と考えられます。先程説明した目や耳の動きと併せて読み取る事ができれば、わかりやすい行動かもしれません。歯をむき出している
おそらく、これは誰もが怒っている時だとわかるでしょう。大抵の場合は、唸り声も併せて発しているため、近づかない方が良いと直感的にわかると思います。 よくあるのは、この時に尻尾を振っていることがありますが、喜んでいるわけではありません。歯を見せているのですから、喜んでいるのだと勘違いして手を出してはいけません。間違いなく噛まれることになるでしょう。尻尾
尻尾の感情表現も有名な話ですので、ご存知のかたも多いことでしょう。代表的な行動としては、以下が挙げられます。- ブンブン振っている
- 尻尾が立っている
- 尻尾を股の下に巻き込んでいる
ブンブン振っている
とても喜んでいたり、興奮状態にある時に見られます。 尻尾を振っていても、必ずしも喜んでいるとは言えません。興奮状態にあるときも同様の行動を見せるため、口元の動きや目の動きなど、他の体のパーツと一緒に見る必要があります。尻尾が立っている
何かに注目している時に見られる行動です。威嚇のように見えることもありますが、これ単体の動きではそう判断することはできません。尻尾を股の下に巻き込んでいる
怖い時や怯えている時に見られる行動です。 特に、花火を怖がるような子は、花火の音がしている時にこの行動が見られます。雷も同様です。また、子供嫌いの犬が、子供が近づいてきた時にこのような行動を取ります。とても怯えていることの現れのため、なるべく回避してあげることが望ましいでしょう。犬種や性格によっても

尻尾(しっぽ)を振るのは嬉しい時とは限らない?最新研究に見る犬の気持ち
尻尾を振る時の感情って?

- 犬が尻尾を振るのは興奮している時
- 喜びも警戒も尻尾を振って表現する
尻尾の振り幅でもわかる

ゆっくり振る時
尻尾をユラユラとゆったり振る様子は、リラックスしている時に多く見られます。犬の名前を呼ぶと、ユラユラと尻尾を振りながら近づいてくることはないでしょうか?こんな時は、「なに?どうしたの?」という感じで近づいてきているのでしょう。 また、逆に警戒している時にも尻尾をゆっくり振ります。じっと相手の様子を伺っていると言えます。そのような時は、何かあったときに、すぐに身動きが取れるように、身体の重心を落としていることがあります。このような時は、不用意に近づいていったり、物を取り上げたり、そういう行動は控えたほうが良いでしょう。大きく振り回している時
大きく尻尾を振り回しているのは、興奮がMAXになっていて、とてもテンションが上がっている時に見られます。例えば、ずっと留守番をしていたところに、飼い主であるあなたが帰ってくると、はち切れんばかりに尻尾を振り回して、こちらへやってくるのではないでしょうか?もう、嬉しくて仕方がない様子です。 尻尾の振り幅で犬の興奮状態がわかるということは、大きく振り回している時は、悪い意味での興奮がMAXに達して攻撃行動へ移ろうとしている場合も同じです。尻尾の動きだけでは見分けられない
このように、犬の尻尾を見ることで、興奮状態がどの程度なのかを見分けることはできますが、それだけでは嬉しくて興奮しているのか、怒りや警戒で興奮しているのかを見分けることはとても難しいのです。- 尻尾の振り幅でテンションの度合いがわかる
- 嬉しい時も警戒している時もその度合いがわかる
尻尾振る方向で感情がわかる?

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960982207009499 (2007 A.Quaranta M.Siniscalchi G.Vallortigara) https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0960982213011433 (2013 M.Siniscalchi R.Lusito G.Vallortigara A.Quaranta)
どういうことか?
この実験は「飼い主」、「他人」、「猫」、「他の犬」の4パターンを見せて行われました。また、その時の犬の感情を知るために、心拍数を計測して行われており、それを見て警戒したり怯えたりする状態にあるのか、またはリラックスした状態にあるのかを判断する材料としています。 この実験の結果、飼い主の時は右に尻尾を振ることが多く心拍数は安定。逆に、他の犬を見せた場合は左に尻尾を振ることが多く、心拍数は高くなったそうです。つまり、右に尻尾を振っている時はリラックス状態であり、左に尻尾を振っている時は鼓動が早く、警戒しているということになります。どうして?
犬が嬉しいと感じている時は、脳の左側が活性化して、右側に尻尾を振り、不安やストレスを感じたときは脳の右側が活性化し、左側に尻尾を振るそうです。これにより、脳の活性化領域と行動に関連性があるのではないかと研究チームは考えているようです。最新研究まとめ
犬同士のコミュニケーションは、ボディランゲージで行われていると昔から言われてきました。この研究結果は、この昔からの言い伝えを証明するもので、尻尾の動きも犬同士が会話する手段として利用されていることがわかります。 確かに、唸り声も他の犬に伝播することが知られています。犬が威嚇する唸り声を録音し、それを他の犬に聞かせると怯えたりするのです。尻尾の動きもこれと同様で、犬同士は様々な手段を使って、犬同士のコミュニケーションを成立させているのですね。 とは言え、テンションMAXの状態では、犬は尻尾をブンブンと360度振り回したりするため、それが右に振られているのか左に振られているのか人間が見分けるのは難しい気もします(笑)- 右に尻尾を振る時は嬉しい時
- 左に尻尾を振る時は悪い意味で興奮している時
- 尻尾の動きは、犬同士がコミュニケーションを取る手段に使われている
目や口元の動きも合わせて観察
