【クイズ】愛猫が健康でいるために、予防すべき病気を知ろう!
本記事では、猫の予防すべき病気や予防方法についてクイズ形式で解説していきます。
それではさっそく、猫の病気予防にチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫の三種混合ワクチンで予防できる病気として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「猫白血病」です。
猫の三種混合ワクチンで予防できる病気は、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症、猫汎白血球減少症の3つで、これらは「コアウイルス」と呼ばれます。
猫白血病は四種または五種混合ワクチンで予防できます。
また、猫エイズとも呼ばれる猫免疫不全ウイルス感染症は猫同士の喧嘩やグルーミングによって簡単に感染するため、ワクチンの接種が推奨されています。
猫白血病は四種または五種混合ワクチンで予防できます。
また、猫エイズとも呼ばれる猫免疫不全ウイルス感染症は猫同士の喧嘩やグルーミングによって簡単に感染するため、ワクチンの接種が推奨されています。
Q.2 内部寄生虫と外部寄生虫の説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「フィラリア予防薬は蚊がいる6月から9月まで投与する」です。
フィラリア予防は、蚊が出始める5月頃から蚊がいなくなってから1ヶ月後の12月頃まで薬を投与する必要があるため注意しましょう。
ノミやマダニをはじめとした、体の表面に寄生する寄生虫を「外部寄生虫」といいます。また、体内に寄生する寄生虫を「内部寄生虫」といい、これらをまとめて予防できる薬もあります。
寄生虫はヒトにも感染することがあります。中には死に至る病気もあるため、家族の健康を守るためにも、しっかり予防しましょう。
ノミやマダニをはじめとした、体の表面に寄生する寄生虫を「外部寄生虫」といいます。また、体内に寄生する寄生虫を「内部寄生虫」といい、これらをまとめて予防できる薬もあります。
寄生虫はヒトにも感染することがあります。中には死に至る病気もあるため、家族の健康を守るためにも、しっかり予防しましょう。
Q.3 猫の病気予防として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です
正解は「室内で飼っている猫にワクチン接種は不要」です。
猫にワクチン接種の義務はなく、室内で飼育していれば予防は不要と考える人もいるかもしれません。しかし、脱走や災害などで外に出ざるを得ないときもありますし、飼い主さんが感染源となることもあるため、予防はしっかり行いましょう。
猫は腎臓病になりやすいことが知られていますが、その原因のひとつが塩分の過剰摂取だと言われています。塩分の摂取には十分気を付けましょう。
また、猫種によってかかりやすい病気は異なります。愛猫がかかりやすい病気をしっかり把握し、環境を整備したり、定期的に健康診断を受けるようにしてくださいね。
猫は腎臓病になりやすいことが知られていますが、その原因のひとつが塩分の過剰摂取だと言われています。塩分の摂取には十分気を付けましょう。
また、猫種によってかかりやすい病気は異なります。愛猫がかかりやすい病気をしっかり把握し、環境を整備したり、定期的に健康診断を受けるようにしてくださいね。
問正解/
問中
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【猫編】ワクチン・駆虫薬で予防できる病気と、その他の病気の予防法
結果発表
問正解/
問中
子供や高齢者は特に注意!カメを飼うならサルモネラ菌に気をつけて
ハ虫類が原因のサルモネラ症は珍しくない

サルモネラ菌の感染経路や症状

サルモネラ症とは?
「サルモネラ」という細菌が原因の感染症です。 サルモネラ菌のついた食品を食べて食中毒を引き起こすことが多いですが、ハ虫類などの動物と接触することで感染する場合もあります。 カメ等のハ虫類のサルモネラ菌の保菌率は、約50~90%だと考えられています。ハ虫類からヒトへの感染経路
ハ虫類を触ったり、飼育箱を洗浄したりしたときに手指にサルモネラ菌が付着し、その手で口を触ったり食べ物を食べたりすることで体内に細菌が入ります。 特に子供は、無意識のうちに指を口に入れることが多いため注意が必要です。サルモネラ症の症状
サルモネラ症を発症すると、主に急性胃腸炎が見られることが多いです。潜伏期間は通常8~48時間とされます。 まれに、小児で意識障害、けいれん、菌血症など、高齢者で急性脱水症状や菌血症を引き起こすことがあり、重症化のリスクがあります。治療方法
胃腸炎症状の場合、下痢止めなどの市販薬を服用したくなるかもしれませんが、排泄を止めてしまうと体内からサルモネラ菌が排出されず、かえって治りが悪くなる恐れがあるため、自己判断は禁物です。 必ず医療機関を受診し、ハ虫類と接触があった時間や状況を明確に伝えた上で、医師の指示に従いましょう。 症状が重い場合には、抗菌薬による除菌が必要と判断される場合があります。ハ虫類を飼育する際の注意点

1. 接触後は必ず手を洗う
ペットのハ虫類を触った後は、石鹸で手を洗うようにしてください。 長年飼育を続けていて愛着が湧いてくると、ペットに対して「菌を持っている生き物」という感覚が薄れてきがちですが、必ず「触ったら手を洗う」ことを習慣づけてください。2. 飼育水は台所で扱わない
ハ虫類の多くはサルモネラ菌を保有しており、糞便にはサルモネラ菌が含まれている可能性が高いです。 そのため、飼育水には多量のサルモネラ菌が潜んでいる恐れがあり、扱いに注意しなければなりません。 飼育水の交換や水槽の掃除は、台所の流し台などの食品を扱うような場所は避け、庭やベランダなどで行うようにしましょう。3. 家の中を歩きまわらせない
ペットに愛着が湧いてくると、ついつい飼育槽から出して家の中を自由に歩き回らせたくなるかもしれません。 しかし、ハ虫類が歩き回ったり、粗相をしてしまうことで、思わぬところにサルモネラ菌が撒き散らされてしまう可能性があるため注意が必要です。 どうしても飼育槽から出したい場合は、庭やベランダにシートを敷いて歩かせたり、台所やダイニングにバリケードを作って通れないようにするなどの工夫をしましょう。ハ虫類はサルモネラ菌を持っているものと考えよう

ハ虫類の感染の有無は見分けられない
サルモネラ菌に感染していても、ミドリガメなどのハ虫類は症状を示さないため、外見上は感染しているかどうかわかりません。 アメリカでは、サルモネラ症を防ぐため、1975年から小さなミドリガメを含むカメの販売を禁止しています。 ハ虫類はサルモネラ菌を保有しているものと考え、次のようなポイントをおさえて飼育は慎重に検討しましょう。- 家に小さな子供や高齢者、持病がある人など、免疫機能が低い人がいないか
- ペットを触った後は必ず手を洗うことを、家族全員が守れるか
- 台所や食卓などから十分距離を保ったところで飼育できるか
ハ虫類から菌を除去することはできない
「ペットからサルモネラ菌を除去できれば問題ないのでは?」と思うかもしれません。 しかし、実際にサルモネラ菌に感染したカメに抗生物質を投与した実験では、一時的にサルモネラ菌が減ったように見えたものの、体内から完全に除菌することはできませんでした。 基本的に、爬虫類からサルモネラを除菌することはできないものと考えましょう。まとめ

【クイズ】定期的に予防を!猫に寄生するノミとは?
本記事では、猫のノミの特徴や症状、ノミが媒介する感染症についてクイズ形式で解説していきます。
それではさっそく、猫のノミクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫に寄生するネコノミの説明として「誤っている」ものはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「吸血するのはメスのみ」です。
ノミの成虫はオス・メスともに吸血をします。
ネコノミの体長は1.2~2.0ミリほどで、注意深く観察すれば肉眼で見つけられます。ただし、メスの場合は卵が入っている場合があり、潰すと卵が部屋中に飛び散ってしまう可能性があるため注意しましょう。
ノミの予防は、駆除にも用いる薬剤を定期的に投与することで可能です。
ネコノミの体長は1.2~2.0ミリほどで、注意深く観察すれば肉眼で見つけられます。ただし、メスの場合は卵が入っている場合があり、潰すと卵が部屋中に飛び散ってしまう可能性があるため注意しましょう。
ノミの予防は、駆除にも用いる薬剤を定期的に投与することで可能です。
Q.2 ノミに寄生されたときの症状として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「失明」です。
ノミによる直接的な病害として、「ノミアレルギー性皮膚炎」があります。これは、吸血の際に注入されるノミの唾液によって引き起こされる皮膚炎です。
ノミがよく寄生するのは、背中、下腹部、脇、内股部で、皮膚炎を起こした箇所は激しいかゆみを引き起こします。これによって、寄生部位を咬んだり引っ掻いたりする他、精神不安定、体重減少などが見られることもあります。
そして、引っ掻き傷から被毛の破損、脱毛が生じることもあります。
ノミがよく寄生するのは、背中、下腹部、脇、内股部で、皮膚炎を起こした箇所は激しいかゆみを引き起こします。これによって、寄生部位を咬んだり引っ掻いたりする他、精神不安定、体重減少などが見られることもあります。
そして、引っ掻き傷から被毛の破損、脱毛が生じることもあります。
Q.3 ノミが媒介する感染症として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です
正解は「エキノコックス症」です。
エキノコックス症は、キツネや犬などの糞便中にある虫卵を経口摂取することで感染します。おもに肝臓に寄生・増殖し、肝臓機能障害に伴う疲労感や黄疸などが見られます。その後、肺や脳にも障害を与え、死に至ります。
ペストは、ノミの胃の中で増殖したペスト菌が、吸血の際に逆流して感染します。日本では、1926年の横浜での発生を最後に国内でのペスト患者は認められていませんが、世界では今でも散発的に発生が見られます。
猫引っ掻き病は、ヒトが猫に引っ掻かれることで発熱したりリンパ節が腫れたりする感染症で、ノミ体内やノミ糞に存在する細菌が傷口から侵入することで感染します。高齢者では心筋炎を起こすこともあります。
瓜実条虫症は、瓜実条虫の幼虫が潜んでいるノミを体内に取り込むことで感染します。猫での症状はほとんどなく、肛門の不快感程度ですが、ヒト、特に幼児に感染すると腹痛や下痢を引き起こすため、注意が必要です。
ペストは、ノミの胃の中で増殖したペスト菌が、吸血の際に逆流して感染します。日本では、1926年の横浜での発生を最後に国内でのペスト患者は認められていませんが、世界では今でも散発的に発生が見られます。
猫引っ掻き病は、ヒトが猫に引っ掻かれることで発熱したりリンパ節が腫れたりする感染症で、ノミ体内やノミ糞に存在する細菌が傷口から侵入することで感染します。高齢者では心筋炎を起こすこともあります。
瓜実条虫症は、瓜実条虫の幼虫が潜んでいるノミを体内に取り込むことで感染します。猫での症状はほとんどなく、肛門の不快感程度ですが、ヒト、特に幼児に感染すると腹痛や下痢を引き起こすため、注意が必要です。
問正解/
問中
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【獣医師監修】猫に寄生するノミに注意!治療と予防法
結果発表
問正解/
問中
【猫クイズ】適切に予防しよう。猫に寄生するマダニとは?
本記事では、猫がマダニに寄生された際の症状や、マダニ寄生されないための予防法についてクイズ形式で解説していきます。
それではさっそく、猫のマダニクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫がマダニに吸血されたときに見られる症状として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「下痢」です。
マダニは宿主から吸血する際に、血液が固まらないようにするため、抗凝固成分が含まれる唾液を注入します。この唾液がアレルギー反応を引き起こすことがあり、激しい痒みによる情緒不安定や体力消耗、食欲不振が現れます。
また、多数のマダニに吸血されると、貧血が起こることもあります。さらに、ダニの種類によってはダニの唾液中の「末梢神経毒」による「ダニ麻痺」と呼ばれる症状が現れ、運動失調や呼吸麻痺などが認められます。
また、多数のマダニに吸血されると、貧血が起こることもあります。さらに、ダニの種類によってはダニの唾液中の「末梢神経毒」による「ダニ麻痺」と呼ばれる症状が現れ、運動失調や呼吸麻痺などが認められます。
Q.2 マダニについて「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「猫の体に付着していたらすぐにマダニをつまんで引っ張る」です。
マダニは吸血するときに宿主から落ちないよう、口先の顎体部と呼ばれる部位を皮膚の奥に刺入します。無理に引っ張ると顎体部が宿主の体内に残り、化膿することがあるため注意しましょう。
動物病院ではピンセットを用いて慎重に取り外しますが、吸血が終わるのを待って自然に皮膚から離れるのを待つのも手です。
「虫卵→幼虫→若ダニ→成ダニ」という順に成長するマダニは、虫卵を除く全ての段階で吸血を行います。一度で限界まで吸血するため、吸血後のマダニは吸血前と比較して20倍ほど大きくなり、500円玉くらいの大きさになるものもいます。
動物病院ではピンセットを用いて慎重に取り外しますが、吸血が終わるのを待って自然に皮膚から離れるのを待つのも手です。
「虫卵→幼虫→若ダニ→成ダニ」という順に成長するマダニは、虫卵を除く全ての段階で吸血を行います。一度で限界まで吸血するため、吸血後のマダニは吸血前と比較して20倍ほど大きくなり、500円玉くらいの大きさになるものもいます。
Q.3 マダニの予防について「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です
正解は「毎年1回予防薬の投与が必要」です。
マダニは、年に1度ではなく、月に1度予防薬を投与する必要があります。
多く予防薬は、回虫や猫鉤虫、ノミ、フィラリアといった他の寄生虫の予防効果も持っているので、愛猫が使用している薬剤が何に効果があるのかを把握しておきましょう。
一般に市販されている外部寄生虫の予防薬は「医薬部外品」で、動物病院で処方される「動物用医薬品」とは異なります。そのため、市販薬は効果が弱い、あるいは効果の持続期間が短い場合があります。
多く予防薬は、回虫や猫鉤虫、ノミ、フィラリアといった他の寄生虫の予防効果も持っているので、愛猫が使用している薬剤が何に効果があるのかを把握しておきましょう。
一般に市販されている外部寄生虫の予防薬は「医薬部外品」で、動物病院で処方される「動物用医薬品」とは異なります。そのため、市販薬は効果が弱い、あるいは効果の持続期間が短い場合があります。
問正解/
問中
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【獣医師監修】屋外猫が絶対に気をつけたいマダニ由来の疾患と予防法
結果発表
問正解/
問中
犬・猫の反省ポーズに要注意!ヘッドプレッシングは脳の病気のサイン
そもそもヘッドプレッシングとは?
引用元(YouTube) 「If You Find Your Pet Doing This, Take Them To The Vet Immediately」 https://www.youtube.com/watch?v=VzRQz5Y0-1Aヘッドプレッシングとは、顔を下向きにして壁などに頭を押し付ける行動のことを言います。 犬や猫以外にも、馬や牛、ヤギもヘッドプレッシングをすることがあるようです。
何かを反省しているの?
その姿は、何かを反省して落ち込んでいるかのようにも見えるため、「反省ポーズ」とも呼ばれています。 また、光や音を遮るために顔を覆って眠る「ごめん寝」にも似ており、知らなければあまり気にせずに放置してしまうかもしれません。実は危険な病気のサインかも
ところがこのヘッドプレッシング、実は重大な脳の疾患のサインである可能性があります。 知らないで放置してしまうと命にも関わる危険性があるため、犬や猫のヘッドプレッシングには要注意です。ヘッドプレッシングの見分け方
ヘッドプレッシングは、顔を下向きにして眠る「ごめん寝」や、飼い主さんの足に頭をこすりつけるそぶりとは何が違うのでしょうか? 以下がその特徴です。- 壁や冷蔵庫、柱など、硬いものに対して頭を押し付けている
- 頭を押し付けたまましばらくじっと動かない
- 座ったまま頭を押し付けていて、寝ているわけではなさそう
ヘッドプレッシングで疑われる病気

- 脳腫瘍
- 脳卒中
- 前脳疾患
- 頭部外傷
- 脳炎
- 毒性中毒(アルコール、殺虫剤など)
- 門脈体循環シャント
- 肝性脳症
- 神経系の感染症(狂犬病・寄生虫・細菌・ウイルス・真菌感染症)
- 代謝障害(門脈体循環シャント、高/低ナトリウム血症/低血糖症)
すぐに動物病院へ
脳や神経に関わる疾患は、特に早期発見・早期治療をする必要があります。 ヘッドプレッシングや、次に紹介するその他の異常行動が見られた場合は、いち早く動物病院を受診しましょう。他にも、こんな症状・行動が見られる

- 壁をずっと見つめている
- 部屋の隅でじっと動かない
- 同じ所を往復する
- 円を描くように歩く
- 床に顔や頭を擦り付ける
- 聴覚・視覚障害
- 発作
動物病院を受診する前にまとめておくと良いこと

- 時期:症状はいつ頃はじまったか
- 症状:どのような症状がどの程度の頻度・時間で表れるのか
- 思い当たる原因の有無:症状があらわれる前に、頭をぶつける・誤飲などの出来事がなかったか
- 病歴:ペットの病歴や治療歴
ペットの様子を動画撮影しておこう
ヘッドプレッシングなどのペットの異常行動は、素人の判断ではどこまでが正常でどこからが異常なのか、判断するのが難しい場合があります。 そのため、自宅での様子を事前に動画撮影しておき、獣医師さんに見てもらうことをおすすめします。まとめ

経験者が語る!野良猫を飼う前に知っておきたい4つのデメリット
野良猫を飼うデメリット①病気・感染症の可能性

野良猫の代表的な感染症
猫の代表的な感染症として以下があります。- 「猫後天性免疫不全症候群(猫エイズ)」:発症から数ヶ月ほどで亡くなる確率が高い病気で、猫エイズキャリアの猫に喧嘩で噛まれるなどして感染します。
- 「猫白血病ウイルス感染症(猫白血病)」:発症すると数ヶ月〜数年で命を落としてしまう病気で、唾液や糞尿からも感染するため、舐め合ったり、同じトイレを使うだけで感染します。
人に移る病気を持っていることも
カビや寄生虫などが原因の病気は、野良猫から人にも感染する可能性があります。- 皮膚糸状菌症:カビの一種が原因
- 疥癬(かいせん):ダニが原因
動物病院での検査はいち早く済ませよう
「感染症を持っているかもしれない」という覚悟は、野良猫を迎え入れる前に必ず必要です。 特に先住猫を飼っている場合は、猫同士で感染する可能性があるので、お家に迎え入れる前に検査しましょう。感染症の有無は動物病院にて、5,000〜20,000円ほどで簡単に検査してもらえます。 筆者の場合、野良猫を保護した時、すでに先住猫がいたので、もし感染症だったら親戚の中で里親を探すなど、家族間で何度も話し合っていました。野良猫を飼うデメリット②夜鳴きがひどいことがある

ご近所トラブルを防ぐために
野良猫の夜鳴きによって、ご近所に迷惑をかけてしまうことがあります。 特に壁の薄い部屋に住んでいる場合は、事前に近隣の方に野良猫を飼おうとしていること、夜鳴きをするかもしれないことを伝え、承諾を得ておくとよいでしょう。野良猫を飼うデメリット③体臭や口臭がきついことがある

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野良猫を飼うデメリット④保護した際に数万円かかる

野良猫を飼うメリット

1.猫が幸せになる
野良猫が住む外の環境に比べると、室内はご飯もあって安全で寒くも暑くもないのでとても快適です。 「外の方が自由なんじゃないか?」という意見もありますが、実際に野良猫を飼い始めると室内の方が幸せだとわかる以下のような大きな変化がありました。- 早食いしていたが、段々ゆっくりと噛んで食べるようになった
- ストレス性のハゲが治ってきた
- のびのびと寝るようになった
2.慣れると心を開いてべったり懐いてくれる
飼い始めた頃の野良猫の警戒心は強いですが、安心すると徐々に心を開いてくれます。わかりやすく変わる態度がうれしく、本当に愛おしいです。 個体差がありますが、筆者が保護した猫は飼い始めて2〜3ヶ月で距離が近くなり、半年経つ頃には何をしても怒らない良い子になっていきました。 猫の雰囲気が柔らかくなって、徐々に仲良くなれるところも、野良猫を飼うメリットです。3.飼い主の生活が豊かになる
野良猫に限った話ではないかもしれませんが、猫が生活の中に溶け込むことで、今までよりもっと生活が豊かになります。 家に帰ると猫が「おかえり」と挨拶したり、寒い時期にはお布団の中に入ってくることもあり、少なくとも筆者は野良猫を迎え入れて本当によかったと日々感じています。まとめ

西日本で発生!鳥インフルエンザはペットの鳥や犬猫にも感染するの?
鳥インフルエンザとは

日本で鳥インフルエンザが発生した場合

ヒトの場合
ヒトでの感染が認められた場合、感染症法に基づき、届出が必要です。鳥の場合
鳥が高病原性鳥インフルエンザおよび低病原性鳥インフルエンザに感染した場合、発生が確認された農場の家禽は全て殺処分されます。 また発生農場を中心とした半径5~30kmの区域において、最低21日間は生きた家禽、家禽の死体や生産物・排泄物の移動が原則禁止されます。さらに、区域内の全ての養鶏場で2回にわたりウイルス感染の有無を調べることが義務づけられています。 このように、家禽に鳥インフルエンザが発生した場合、周辺の産業に深刻な被害をもたらすため、鳥インフルエンザを発生させないことが何よりも重要です。 特に野生の鳥に感染してしまうと、行動範囲の広さから一気に感染が拡大してしまうため、迅速な対応が求められます。潜伏期間と症状

ヒトの場合
ヒトに感染した場合、潜伏期間は2〜9日程度です。鳥インフルエンザウイルスに感染した動物や排泄物などに触れたり吸い込んだりすることによって感染します。卵や鶏肉からの感染例はありません。 ヒトにおける鳥インフルエンザの感染初期は、発熱、咳、倦怠感、筋肉痛などのインフルエンザのような症状を程します。重症化すると、肺炎や多臓器不全などを起こし、命に関わることもあります。 なお、日本においてヒトでの発症は確認されていません。鳥の場合
鳥が高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、その多くが症状を示さずに死んでしまいます。一方、低病原性鳥インフルエンザウイルスに感染すると、症状が出ない場合もあれば、咳や粗い呼吸などの軽い呼吸器症状が出たり産卵率が下がったりする場合もあります。ヒトが感染しない・ペットに感染させないための予防策

野鳥と接触させない
野鳥も鳥インフルエンザウイルスを保有している可能性があります。ペットの鳥を外(ベランダ等も含みます)で飼育している場合は、野鳥と接触させないようにしましょう。 また、野鳥がペットの餌や水をもらいに来る場合もあります。餌や水は毎日取り替え、常に新鮮なものを与えてください。ケージを清潔に保つ
病原体の侵入や感染を防ぐには、ケージを清潔に保つことが大切です。鳥のフンは乾燥すると舞い上がりやすいため、マスクや手袋などを着用し、毎日清掃してください。餌入れや水入れも毎日汚れを洗い流しましょう。 ケージ内を清潔に保つことでオウム病の予防にもなります。ヒトが病原体を持ち込まない
鳥を飼育している飼い主さんは、鳥インフルエンザが発生している地域へは行かないようにしましょう。気づかないうちに自身が感染してしまったり、ウイルスを運んで感染を拡大させてしまう恐れもあります。 また、鳥や動物を触った後は必ず手を洗いましょう。犬や猫は鳥インフルエンザに感染する?

最後に

【獣医師監修】犬が体を痒がる原因は?動物病院を受診すべき?
そもそも痒みとは

痒みとともに見られる徴候
特に疾患の心配はない一時的な痒みの場合は、単に少し掻く様子を見せるだけで、それ以外の異常は見られないことがほとんどです。一方、何らかの疾患によって痒みが生じている場合は、痒み以外にも皮膚症状が見られることがあります。 犬が体を痒がっている場合、以下のような症状が付随して見られたら、動物病院の受診を検討しましょう。- 発疹: 皮膚が赤くなったり、それに伴って皮膚が盛り上がったりすることです。
- 脱毛: 痒い部位を中心に現れることが多いです。痒みを伴わない脱毛もあります。
- 鱗屑: フケのことです。
犬の痒みによって考えられる疾患

膿皮症、マラセチア性皮膚炎、 皮膚糸状菌症、ノミアレルギー、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、外耳炎、肢端舐性皮膚炎
膿皮症(のうひしょう)
細菌が表皮と毛包に侵入して起こる感染症です。 特徴は毛包に見られる膿疱(のうほう;膿による水ぶくれ)と、皮膚表面の表皮小環です。 表皮小環とは、細菌感染が起こった部位から同心円状に広がるカサブタのようなもので、これが認められた時は膿皮症が強く疑われます。 近年では耐性菌の問題もあり、抗菌薬の感受性試験を行ってから投薬を開始することが推奨されています。マラセチア性皮膚炎
原因となる「マラセチア」は酵母の一種で、犬の表皮や外耳道にも常在しています。 しかし、アトピー性皮膚炎や甲状腺機能低下症などによって免疫力が落ちると、異常にマラセチアが増殖し、皮膚炎が引き起こされます。 病変は腹部に多く認められます。皮膚糸状菌症
「皮膚糸状菌」というカビの一種が、表皮の角質や被毛に感染することで引き起こされます。 感染力も強く、罹患動物との接触や汚染土壌から容易に感染します。 また、ヒトにも感染する人獣共通感染症なので、飼い主さんへの感染も注意が必要です。ノミアレルギー
ノミが吸血する際に注入する唾液に対するアレルギー反応です。痒みを伴う発疹は、尾根部、大腿部、鼠径部によく認められます。 なお、アトピー性皮膚炎罹患犬は、ノミアレルギーの発生率が高くなる傾向にあります。 定期的なノミ駆虫が最大の予防となり、治療による予後も良好な疾患です。食物アレルギー
牛肉、豚肉、鶏卵、大豆、トウモロコシなどは一般的に食物アレルギーの原因物質です。 例えば、普段食べ慣れないものを食べた後に皮膚症状が認められた場合には食物アレルギーが疑われます。 症状が現れやすい部位は、眼周囲、口周囲、外耳道、四肢端、背部です。 アレルゲンに対する反応は、血液検査によって知ることができます。アトピー性皮膚炎
ヒトと同様に、犬のアトピー性皮膚炎に関しても詳しい発症機序は完全には解明されていませんが、ハウスダストや花粉などに対する過剰な反応が皮膚に起こることが痒みの原因とされています。 遺伝的によく発症する犬種も報告されており、柴犬やウエスト・ハイランド・ホワイト・テリアが該当します。 診断から治療まで時間がかかるのも特徴で、非常に厄介な疾患です。 さらに犬ではヒトと異なり、年齢とともにアトピー性皮膚炎がひどくなる傾向にあるため、薬の量の調節も大変です。外耳炎
耳の炎症ですが原因は様々で、マラセチア、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ミミヒゼンダニなどが挙げられます。健康診断で偶発的に発見されることも多く、犬では非常に一般的な疾患です。 耳洗浄や点耳薬による治療が必要となり、放置すると中耳炎や内耳炎、耳血腫に進行することもあるので注意が必要です。特に、垂れ耳の犬種や、耳の中に毛が生えているプードルなどの犬種は要注意です。肢端舐性(したんしせい)皮膚炎
心因的なもの、例えば退屈や不安によって足先を舐め続けることで皮膚に炎症が起こります。 舐めるから炎症が起きているのか、炎症が起きているから舐めているのかの鑑別は非常に困難で、ストレスの原因を取り除きつつ炎症のケアをしていきます。痒がる様子を見かけた際に注意すること

長期的な治療が必要
薬剤の投与によって劇的に回復する症例もありますが、一般的には治療の効果が現れるまでには時間がかかります。 特にアトピー性皮膚炎や食物アレルギーに関しては、生涯にわたって治療が必要となることも少なくありません。診断も時間がかかる
検査結果が出るまで時間がかかる場合もあります。 痒い期間を長引かせないためにも、早めに動物病院を受診することをおすすめします。掻くことを咎めない
「痒くても我慢する」ということは犬には理解できません。 掻いている所を叱責すると、愛犬との関係性にヒビが入ってしまいます。 また、「掻くと怒られる」と学習した犬は飼い主に隠れて掻くようになり、異常の発見が遅れることもあります。まとめ
