今日からトレーニングを始めよう!犬育てで後悔する5つの慣れ

犬と生活していてお悩みが増えたのはいつ頃でしょうか。子犬のうちは「かわいい」が先行していることや、力なども弱く、悩みはあるものの深い悩みには繋がらないことも多いかもしれません。

しかし、月齢、年齢を追うごとに悩みは深刻になり、どうにかしなければと焦る飼い主さんに多く出会ってきました。

飼い主さんが後悔することの多くは、様々なことへの慣れである社会化がメインですが、具体的にどんなことに慣れておけばよかったと感じるのでしょうか。詳しくご紹介していきます。

自然に解決する悩みはない

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子犬の飼い主さんとお話をしていて、「これは成犬になれば自然に治りますか?」と聞かれることがありますが、基本的に年齢に関わらず、トレーニングなどをせずに人が困っている行動が無くなることはないと思っていいでしょう。

逆に吠え、咬み、興奮、散歩時の引っ張り、お手入れの拒否など、人が困ったと感じる行動は、経験を重ねれば重ねるほどその行動が定着し、行動を減らすのに多くの時間を要します

そのため、深い悩みにしないためには、1日も早くトレーニングを通じて愛犬に人が取って欲しい行動を覚えてもらったり、様々なものに慣れてもらう必要があります。

1. 来客慣れ

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来客時に激しく吠えて困るというお悩みは、多くの方が経験しているのではないでしょうか。来客時の吠えを予防するためには、様々なことに慣れ、来客時の行動を教えていくことが大切です。

来客の慣れ方

ご自宅のインターホンの音、鍵が開く音、ドアが開く音、人が入ってくること、人が家の中で話したり動いたりすることに慣らしてあげましょう。最後はそれら一連の流れで慣れることも必要です。

まずは、愛犬がどの段階で反応するかを把握し、反応せずにいられるように慣れをしっかりと行っていきましょう

また、吠える以外の行動を覚えてもらうのもおすすめです。インターホンが鳴ったら、ハウスやクレートに入って落ち着けるようになると、愛犬にも飼い主さんにも負担がなくなりおすすめです。

2. 歯磨き・ブラッシング

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飼い主さんを悩ませ、愛犬にもストレスがかかるのがお手入れではないでしょうか。特に歯磨きやブラッシングは基本的に毎日必要なものですが(ブラッシングは犬種による)、嫌がる子も多く、無理矢理行うと咬みに繋がったり飼い主さんと愛犬の関係性が悪化しかねません。

歯磨き・ブラッシングの慣れ方

歯磨きもブラッシングも段階を追って、少しずつ、愛犬が嫌がらないレベルで慣れていくことが大切です。愛犬が嫌がる素振りを見せるまでやってしまうとお手入れに対して嫌なイメージがどんどん付いてしまいます

もどかしいくらい少しずつ、おやつを使いながら愛犬が平気でいられる時間や強さ、触る場所を増やしていきます。お手入れを落ち着いてできるようになると、お手入れも飼い主さんとのスキンシップの時間に変わっていきます。

3. 散歩(お外慣れ)

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散歩で歩かない、引っ張る、人に吠える、犬に吠えるは、散歩に関するよくあるお悩みです。

日本では未だに3回の混合ワクチン接種を待ってから外を歩かせるという考えが主流ですが、それを待っていると社会化期(3~12週)は過ぎてしまいます。社会化を過ぎてから初めて見る自分よりはるかに大きい人間、音もしてスピードのある車やバイク、自転車や犬など様々なものを怖がり、歩けなくなってしまうのは無理もありません。

散歩の慣れ方

まずは外に慣れることが大切です。子犬をお迎えした場合、1日でも早く外を犬の足で歩かせることをおすすめします。感染症のリスクが上がる草むらや水回り、土を歩いたり、他の犬と交流はしなくて大丈夫ですので、アスファルトをまずは歩くところからスタートしてみるのがおすすめです。

また、人や犬など決まった対象物に吠えや引っ張りがある場合は、外でも人に意識を向ける練習からしましょう。おやつを使い、愛犬が飼い主さんを見てくれたらおやつをあげる、おやつを使いながら人の横を歩く練習から行うのがおすすめです。

※感染症のリスクはゼロではありませんので、どのタイミングで外を歩かせるかは獣医師と相談の上、飼い主さんがご判断ください。

4. 飼い主と離れる

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コロナでの外出自粛や在宅ワークへの移行などもあり、飼い主さんと離れる経験をあまりしておらず、家の中にいても離れられない、飼い主さんが動くと落ち着けないといったお悩みも耳にします。

飼い主との慣れ方

まずは5〜10秒くらい飼い主さんの姿を愛犬から見えないようにし、すぐに戻るところからスタートします。時間を伸ばす際は、知育玩具などを使い、愛犬が何かに夢中になっている間にひとりの空間にし、そのことに愛犬が気付かないうちにまた戻ってくるようにします。そして、愛犬の元に飼い主さんが必ず戻ってくるという安心感も与えてあげるようにします。

長時間の留守番になる場合は、留守番中に寝られるよう留守番前にお散歩やおもちゃ遊びなどで体力を十分に使い、良い疲れを感じられるよう事前準備も必要です。

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5. 犬慣れ

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愛犬が他の犬と遊ぶ姿を見たいというのは飼い主さんの多くが望むことだと思います。一方で、犬を見ると吠える、逃げる、固まるといったお悩みが多いのも事実です。

他の犬と遊べるようにさせたいという話を聞くこともありますが、愛犬にとってそれが最善の選択かを考える必要があります。

犬にも相性があったり、既に犬に対してネガティブなイメージがある犬にとって、犬のイメージを良くし、さらに一緒に遊べるようになるというのは難しい場合も多々あります。

犬の慣れ方

犬と触れ合う機会を子犬のうちから設け、かつ犬へ良いイメージがもてるような触れ合い方をさせることが大切です。

ただし、犬と遊べることだけを目指すのではなく、犬と遊ぶこともできるし、犬がいても落ち着くこともできる状態を目指すことをおすすめします。犬と安全に触れ合うには犬の保育園や幼稚園がいいでしょう。犬に慣れるには、周りの犬の対応がとても重要です。ドッグランでの犬慣れはネガティブなイメージが付くリスクがあります。

もし、現時点で犬に吠えてしまう場合は、決して無理に近付けたりせずに、まずは吠えずに通過したり、その場に落ち着いていられることを目標にトレーニングしていきましょう。

トレーニングにおやつは必要か

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トレーニング時にはおやつをしっかりあげることをおすすめします。せっかく愛犬がトレーニングを上手にできていても、「おやつをもらうためにやってるだけ」と冷たい飼い主さんの反応を見ることがあります。

しかし、おやつがあってできるのも十分すごいことではないでしょうか。ほとんどの人が無償では仕事をしないのと同じように、その行動を取ることで良いことがあるからモチベーションになり、再びその行動をとるようになります。

トレーニングのレベルが上がったらおやつをあげる頻度を減らしたり、おやつをあげることに抵抗がある場合には、一日にあげるフードの一部をトレーニング時に使うといいでしょう。しかし、そのフードが愛犬のモチベーションになっているかどうかを見る必要はあります。

おやつ選びのポイント

  • 愛犬が大好きなもの
  • ニオイがしっかりあるもの
  • 肉の比率が高いもの
  • ちぎれるけど、おやつの一部が崩れやすくないもの(ポロポロ落ちるものはトレーニングがやりにくくなります)

まとめ

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慣れやトレーニングには愛犬が大好きなおやつをしっかり使い、一日でも若い「今」から始めましょう。後悔しなくて済むか否かは飼い主さん次第です。愛犬頼みでは何も変わりません。

年齢、愛犬の具体的な行動によって、慣れ方やトレーニングの方法も変わってきますので、正しい方法で確実にトレーニングを進めるために、信頼できるプロのドッグトレーナーに愛犬を見てもらうのをおすすめします。

【クイズ】服を着ることが増える冬!服のメリットと注意点

寒くなる冬には、愛犬に服を着せる方も多いのではないでしょうか。服を着た愛犬の姿はかわいらしく、もちろんメリットもありますが、注意したいこともあります。

今回は服を着るメリットと、着る上での注意点をクイズ形式で解説していきます。

それではさっそく、犬の服クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 服を着たときの犬のメリットとして「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「おしゃれ度アップ」です。
服を着ることで、人から見たおしゃれ度はアップするかもしれませんが、愛犬にとってのメリットにはなりませんね。

服を着ると、寒さ対策、特定の植物などによるアレルギー反応の予防、ノミやマダニなどの寄生虫予防、被毛の飛散防止、レインコートでは雨除け、土などの汚れ防止、日焼け予防といった多くのメリットがあります。

さらには、避妊・去勢手術などの術後に傷口を舐めないように着せるエリザベスウエアへの慣れにも繋がります。
Q.2 犬に服を着せる際の注意点として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「より温かくするためにフード付きの服にする」です。
フードは、かぶらない限り首の後ろにあるため、首が通常時よりも下がった状態になり、首に負担がかかりやすくなってしまいます。

また、寒い冬でも服を着せたままにするとフケが溜まったり、服と皮膚が擦れて皮膚トラブルにつながることもあります。季節に関係なく、服を着せたままにするのは避けましょう

被毛が長い犬に服を着せる場合は、摩擦で毛玉ができやすくなります。そのため、脱いだ後はブラッシングをするのがおすすめです。

さらに、リボンやボタンなど、愛犬が取って口にしてしまう可能性がある装飾品が付いた服も避けた方が安心です。装飾品が付いている服の場合は、着ている時も、愛犬が噛んでいないか注意をしましょう。
Q.3 服の着せ方として正しいのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「おやつを使いながら、愛犬が嫌がらないように着せる」です。
無理に着せると、服を着ることを嫌がり、噛みに繋がったり、飼い主さんとの関係性が悪化することもあります。

また、ファスナータイプの服は、被毛が長い犬種の場合、毛が巻き込まれやすく、巻き込まれると痛みを伴い、服に嫌なイメージが付きやすくなってしまいます。ロンパースタイプの服は覆われている部分が多く、服に慣れていない子には不向きです。

服に慣れるためには、覆われている部分が少なく、着せやすいものからスタートし、おやつをあげながら少しずつ着せるのがおすすめです。

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今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
犬に服を着せる6つのメリットとは?注意点も解説!
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【クイズ】花火大会前にやっておきたい愛犬の花火慣れ

長かった新型コロナウイルス感染予防のための行動制限やイベント自粛も終わり、今年は花火大会を例年通り行うところも多いようです。今から楽しみにしている方も多いと思いますが、愛犬の準備は大丈夫でしょうか。

花火の音にしっかり慣れていないと愛犬にとって恐怖となり、負担がかかってしまいます。

今回は、花火が愛犬のストレスにならないよう、花火の慣れ方をクイズ形式で紹介していきます。慣れには時間がかかりますので、今のうちから花火の音に慣れておくことが大切です。

それではさっそく、花火慣れクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 花火に慣れていない愛犬に起こり得るリスクとして「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「花火の音に驚いてそれ以降暗い所が怖くなる」です。
人からするときれいな花火も、慣れていない犬にとっては、突然大きな音が鳴る怖いものになりやすいです。

正解の選択肢「花火の音に驚いてそれ以降暗い所が怖くなる」も、犬によってはそのような反応がないともいいきれません。花火の音に恐怖を感じないようにするために、あらかじめ慣れておくことが重要です。
Q.2 花火に慣れてもらうために、初めに行う方法として適しているのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「花火の音を小さな音量で聞かせる」です。
音を流す際には、必ず小さな音からスタートしましょう。いきなり大きな音を流すとびっくりしたり、恐怖を感じ、トラウマになってしまう可能性があります。

また、音を流すのは、愛犬がおもちゃ遊びやごはん中、知育玩具をしている際など、別のものに意識が向いているときにしましょう。無音で何もない状態の時に流すと音へ意識が向き、小さな音でも驚いてしまうことがあります。
Q.3 愛犬が花火を怖がっている様子として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ごはんをいっぱい食べる」です。
実際に花火が上がっている際に、選択肢にあるような震え、部屋の隅や物陰に隠れる、パンティングをしてよだれをたらすといった様子があれば愛犬が怖がっている証拠です。優しく愛犬を撫でたり、抱っこをするなどして落ち着かせてあげましょう。できるだけ花火の音が聞こえないよう窓から離れたり、他の音を流してあげたりするのもいいでしょう。

また、どんなに花火の音に慣れていても、実際に会場に連れていくのはおすすめしません。間近で連続で聞こえる大音量の花火や人混みで恐怖を感じパニックになり、脱走や咬傷事故といった想像していなかったことが起きる可能性も十分にあります。花火は人だけで行くようにし、愛犬が怖くないよう、花火の慣れを何度も繰り返し行いましょう。
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愛犬と花火を見たい?その場合に備えておきたいこと
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愛犬をお迎えしたら早めに慣れておきたいこと5選

犬の飼い主さんからよく聞くお悩みには、吠え、噛み、トイレの失敗、ブラッシングや爪切りなどのお手入れが苦手、ドライヤーができないなどがあります。これらの原因の多くは、人との生活に愛犬が慣れていないことが大きく影響しています。 人からすると当たり前のことも、犬からすると知らない、聞いたことがない、経験したことがないものだらけです。 今回は、できるだけお互いのストレスを減らして豊かな日々を過ごすためにも、愛犬を迎えたら優先的にやっておきたい慣れを5つ紹介します。

犬からしたら異文化だらけの生活

子犬,社会化,物慣れ,ドライヤー,ハズバンダリートレーニング,音慣れ 犬をお迎えしたら、まずは首輪やハーネス、リード、ハウス、トイレなどを用意する方が多いと思います。これらは人からしたら犬を迎えたら購入する当たり前のものですが、犬からするとどうでしょうか。 人にとっては当たり前のモノや音、生活のルールも、犬からしたらその多くが理解できないことだらけの異文化です。もし、人がいきなり野生の猿の群れで生活することになったら、言葉もルールも何もかもがわからず混乱するはずです。犬たちもそれに少し近い状態から人との生活がスタートしているかもしれません。 愛犬との日々がスタートしてトレーニングがうまくいかない時も、叱ったり愛犬をダメ犬扱いするのではなく、愛犬の目線になってじっくりと正しい方法でトレーニングや慣れを進めていきましょう

慣れ①人

子犬,社会化,物慣れ,ドライヤー,ハズバンダリートレーニング,音慣れ 人も犬も安全で快適に楽しく暮らすためには、多くの「慣れ」が必要です。慣れには、物慣れ、音慣れ、人慣れ、場所慣れ、お手入れ慣れなど様々なものがありますが、ここからは優先的に行っていきたい慣れを紹介します。 単に「人」といっても、老若男女、背の高い人、低い人、走っている人、歩いている人、傘をさしている人、ヘルメットをかぶった工事現場の人、サングラスをかけている人、帽子を被っている人など様々です。 愛犬が人に慣れるためにも、いろいろな人たちと良い関わりを持って、良いイメージをもってもらいましょうおやつを怖がらない範囲でもらうのもいいですし、愛犬が嫌がらずに喜ぶようなスキンシップを取ってもらうのもいいです。おもちゃ遊びもおすすめです。

慣れ②お手入れ

子犬,社会化,物慣れ,ドライヤー,ハズバンダリートレーニング,音慣れ,爪切り 爪切り、肛門腺しぼり、お風呂、足ふき、ブラッシング、歯磨きなどお手入れもたくさんの種類があり、その多くが犬たちにとっては慣れないものばかりです。 「トリミングサロンや動物病院にお願いするから大丈夫」と考えるのではなく、自宅で慣れておくことで、実際にトリミングする際に受けるストレスを軽減できます。 慣れの方法は内容によって細かい部分は異なりますが、いずれにしても、いきなりやるのではなく、使う道具やお手入れする箇所を触られること、道具の音などに徐々に慣れてもらうことが重要です。

慣れ③インターホンの音

子犬,社会化,物慣れ,ドライヤー,ハズバンダリートレーニング,音慣れ 頻繁に聞くことになるインターホンの音は、お悩みに多い来客吠えにも関係するため早めに慣れを進めましょう。 同居人がいる場合には一人がインターホンを鳴らし、もう一人が音が鳴る前から鳴り終わるまでおやつをあげたり遊んであげましょう。同居人がいない場合は、YouTubeで「インターホン 音」で検索し、ご自宅のインターホンと同じ音のものを流して慣れを行うこともできます。 また、音に慣れたらインターホンの音が鳴った後に飼い主さんが応対する、玄関の鍵が開く、玄関の扉が開く、人が入ってくるという来客時の一連の流れにも慣れると、来客吠えになりにくくなります

慣れ④雷・花火の音

子犬,社会化,物慣れ,雷,,音慣れ 突然大きな音が鳴る雷や花火の音も、早めに慣れておきたいもののひとつです。慣れていないとパニックで逃げ出して迷子になってしまったり、トラウマになって雷や花火の音を聞くたびに大きなストレスが愛犬にかかることもあります。 しかし、夏に多いこの二つの音を実際に鳴るまで待っていては慣れは進みません。YouTubeで「雷 音」「花火 音」などと検索し、小さい音から慣れていきましょう。

慣れの方法

子犬,社会化,物慣れ,ドライヤー,ハズバンダリートレーニング,音慣れ ドライヤーを例に慣れの方法を紹介します。

1. ドライヤーそのものに慣れる

床に置いたドライヤーの近くにおやつを複数置き、そのおやつを食べてもらいましょう。 近付いてにおいをかぐ、脚で触れる、跨ぐなどドライヤーがあっても気にしない、怖がらない状態になったらOK。

2. ドライヤーを動かす

人がドライヤーを持って、ゆっくりと上下左右に少し動かしながらおやつをあげましょう。この段階ではドライヤーの電源はOFFのままです。 ドライヤーが愛犬よりも高い位置で動くと怖かったり興奮することもありますが、そうならないレベルを見つけて行います。少しずつドライヤーの動きを実際に使用する際の動きに近づけていき、愛犬がドライヤーを怖がったりせず気にしないようになるまで練習を繰り返します

3. ドライヤーの音慣れ

愛犬から少し離れた場所でドライヤーの音を2、3秒鳴らします。この際、ドライヤーの音が鳴る前から鳴り終わるまで愛犬にはおやつをあげ続けます。繰り返し行い、継続的に愛犬の側でドライヤーの音が鳴っていても気にしない、怖がらない状態になったらOK。

4. ドライヤーの風に慣れる

愛犬に風が当たる少し離れた場所でドライヤーの電源をONにし、はじめは2、3秒風を当てます。この間愛犬にはおやつをあげ続けます。繰り返し行い、継続的に愛犬の側でドライヤーの風が当たっても気にしない、怖がらない状態になったらOK。

5. カラダを触られることに慣れる

カラダを乾かす際、愛犬があらゆる場所を触られても大丈夫なように慣れる必要があります。 初めはおやつをあげながらカラダを触り、慣れてきたら触った後におやつをあげます。繰り返し行い、数秒間連続でカラダを触っても避けるなど嫌がる様子がなければOK。 この練習はドライヤーに関わらず、やっておきたい項目です!

6. 落ち着いてドライヤーができる

ドライヤーそのもの、音、風に慣れたら、ふせやおすわりなどその場に留まった状態でもドライヤーができるのが理想的です。こちらはふせやおすわりをキープする練習も別途必要になりますが、ドライヤーを使っても数秒でも留まれていたらおやつをあげて、少しずつキープできるといいでしょう。

「慣れ」の注意点

子犬,社会化,物慣れ,ドライヤー,ハズバンダリートレーニング,音慣れ 慣れを行う上で注意点があります。

①無理に行わない

愛犬が怖がったり嫌がる様子があれば、もっと優しいレベルで慣れを行います。怖がっているのに無理矢理継続するとトラウマになる可能性もあります

②報酬はしっかりあげる

おやつやフードをあげないと、慣れが進みにくくなります。おやつやフードをあげることが気になる場合には、通常のごはんの半分程を慣れのトレーニング用に使うのもいいでしょう。

③繰り返し行う

数回やっただけで慣れるのは難しいです。同じレベルでの慣れを何度も繰り返し、少しずつレベルを上げて徐々に慣れてもらいましょう

まとめ

子犬,社会化,物慣れ,ドライヤー,ハズバンダリートレーニング,音慣れ 人と生活する上で、犬には人の生活に慣れてもらう必要がありますが、慣れないと飼い主さんの悩みになったり、犬にも多くのストレスがかかってしまいます。 慣れに時間がかかるのは当然ですので、焦りすぎずに愛犬の様子をしっかり見ながら慣れを進めていきましょう。 今回紹介したのはほんの一部です。首輪、リード、抱っこ、クレート、外、車の音、犬の吠え声、他の犬、クレートなど、様々なものにおやつや遊びを使って良いイメージを付けながら慣れを行うことをおすすめします。