愛犬が脱走したらどうする?!事前に対処法を知っておこう

愛犬とどんなに信頼関係を築いて生活していても、犬は動物ですので、脱走して行方不明になる可能性があります。また、飼い主がどんなに注意していても、一瞬の隙もなく接するのは難しいでしょう。

そこで、最悪の事態に備えて、犬が行方不明になった場合の対処法をご紹介します。いざという時に冷静な対応ができるように学んでおきましょう。

脱走した付近を探す

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犬が脱走してすぐの場合は、いなくなった周辺地域を捜索します。時間が経つにつれて、犬の行動範囲が広がり、発見が困難になるため、家族や友人に協力をお願いし、可能な限り多くの人々に協力を仰ぎましょう。

探す場所

基本的には脱走した場所の近辺から探し始め、徐々に範囲を広げていくのが良いでしょう。もし犬が自宅から脱走した場合は、普段散歩で立ち寄る場所なども探してみてください。また、パニックに陥って脱走した場合は犬が隠れていることもありますので、物陰なども見落とさずにしっかり探しましょう。

持ち物

捜索する際には、以下のアイテムを持っていくことをおすすめします。

  • リード
  • 首輪
  • おやつ
  • 懐中電灯(夜間の場合)

リードと首輪はつけたまま脱走していても破損している可能性があるので、できれば新たに持っていきましょう。大人数で探す場合はロープ等で代用してください。

行政機関への連絡

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犬が脱走し、近辺を探しても見つからない場合は、まず以下の行政機関に連絡しましょう。犬の安否を気にしつつ、各所へ連絡するのは精神的にも負担になりますが、行政機関同士での連携が不十分なケースも少なくありません。労力を惜しまず、各施設へ連絡してください。

保健所

迷子になった犬が保健所で保護されている可能性があります。近年では、多くの自治体がネット上で迷子情報を提供しています。

収容動物検索情報サイト-環境省
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/shuyo/

ネット上では迷子情報を探しやすい一方で、情報が反映されるまでにはタイムラグが発生することがあります。迷子情報がネット上に載っていない場合は、電話で問い合わせてみることをおすすめします。

保健所管轄区域案内-厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/hokenjo/index.html

また、管轄区の境目周辺で脱走した場合や体力のある犬の場合は、別の地域で保護されている可能性も考えられます。そのため、近隣の管轄にも連絡をしたり、他の地域の情報もチェックしてみてください。

警察署

犬は法律上「モノ」として扱われます。迷子の犬を保護した人が、犬を「落とし物(拾得物)」として、交番や警察署届けているかもしれません。脱走した場所の最寄りの警察署に連絡して、保護された犬の情報を確認しましょう。

動物愛護センター

保健所で一定期間保護された犬は、各自治体の「動物愛護センター」に引き渡されることがあります。都道府県名を含めて「動物愛護センター」と検索すると、動物愛護センターの公式サイトが見つかります。自治体によっては、迷子犬情報を掲載している場合もありますので、チェックしてみましょう。

犬が見つかったら

連絡を取った各関係機関に犬が見つかったことを連絡しましょう。

ネットで情報収集

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近年増えてきた捜索方法の一つとして、ネットを活用して迷子犬の情報提供を呼びかける方法があります。

迷子犬掲示板サイト

最近では、さまざまな迷子犬の掲示板サイトがあります。「迷子犬 掲示板」と検索すると掲示板サイトが見つかるので、迷子の状況を投稿したり、目撃情報をチェックしたりしてみましょう。

SNS

SNSで行方不明情報を載せると、善意の人たちが拡散してくれます。その際は、情報とハッシュタグが重要になりますので、以下を参考に投稿してみてください。

情報

情報【コピペ用】
・失踪日:
・失踪場所:
・犬種:
・性別:
・年齢:
・毛色:
・大きさ:
・装飾品:
・特徴:

上記をコピペし、情報を記載して投稿してください。なお、装飾品には首輪やハーネスなどの色や形状を記載します。

ハッシュタグ

ハッシュタグ【コピペ用】
#迷い犬 #迷子犬 #拡散希望 #犬 #脱走 #脱走犬 #捜索中 #探しています #行方不明 #目撃情報求む

その他、#〇〇市 (脱走した市町村)、#〇〇公園付近(脱走場所)、#〇〇犬(犬種)など情報や、「#RT希望 #RTお願いします(Twitter)」「#リポスト希望 #リポストお願いします(Instagram)」などのハッシュタグも有効です。

犬が見つかったら

掲示板では、解決済みである旨の登録しましょう。
SNSでは、犬が見つかったことの報告と協力に感謝する投稿をし、行方不明の投稿は削除しましょう。投稿が掲載されたままだと、他者が検索した際に未だ行方不明だと誤解を招く可能性があります。

チラシを配布する

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これまでの方法で見つからない場合は、チラシを制作して配布してみましょう。チラシ制作は慣れていないと難しく感じるかもしれませんが、大阪市では無料でダウンロードできるテンプレートを提供していますので、こちらを利用すると便利です。

※こちらのサイトからダウンロードできます。

迷子動物の捜索ポスターが無料で御利用いただけます-大阪市
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000471139.html

チラシを制作したら

チラシを制作したら、まずは動物病院に掲載をお願いしましょう。動物病院は動物に関心がある人が利用する場所であり、同時に行方不明になった犬がケガなどで動物病院に運び込まれる可能性もあるためです。ここで情報を共有することで、見つかる可能性が高まります。

その他、犬に関心がありそうな人が利用する以下の場所に掲載してもらうか、チラシ配りをしてみてください。

  • ペットショップ
  • ドッグラン
  • トリミングサロン
  • ドッグカフェ
  • 公園 など

次に、不特定多数の人が目にする場所にも掲載をお願いしましょう。大規模店より個人経営のお店の方が、了承してくれる傾向があります。

  • 商店
  • スーパーマーケット
  • 地域のコミュニティセンター
  • 町内会の掲示板 など

なお、電柱や街路樹、ガードレールなどの公共物に貼り付けることは違法ですので、絶対にやめましょう。

犬が見つかったら

掲載してもらった場所にお礼を伝え、チラシを回収しましょう。どこへお願いしたか忘れないように、チラシを掲載した場所をリストにしておくと便利です。

最後に

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愛犬が行方不明になるなど、考えたくもない事態かもしれません。しかし、事前に対処法を頭に入れておくことで、万一の際には冷静な対応が取れるのではないでしょうか。

また、マイクロチップが埋め込まれていると、愛犬が保護された際に飼い主の元に戻ってきやすくなり、引き取りもスムーズに行えます。「備えあれば憂いなし」とも言いますので、事前にいろいろな想定をしておけると良いですね。

犬が脱走した!迷子犬を絶対に見つけるための、取るべき行動とは。

愛犬が逃げてしまった時、飼い主さんの頭は真っ白になっているのではないでしょうか。

ここでは、犬が逃げてしまった場合に、飼い主さんはまず何をするべきなのかについてまとめてあります。近年では、より有効な手段が増えてきています(SNS,アプリなど)。全てを駆使し、犬の特性なども考慮して搜索していきましょう。

周辺を探す

犬が雪の中を全力疾走
愛犬が脱走をして迷子になってしまった場合、いなくなってしまった場所を中心に探すことが基本です。

また、犬は時間が経てば経つほどより遠くに行ってしまう可能性もあるので、なるべく早く探すようにします。お仕事のお休みをもらったり、予定をずらしたりして、なるべくその日のうちに探せるように手配します。手伝ってくれる人を見つけられるのであれば協力をお願いして、多くの人数で探したほうがより見つかる可能性が高まるでしょう。

犬は、走り去って行った方向にそのまま歩き続けることが多いと言われています。そのため、逃げて行った方向を中心に探すのが良いでしょう。

追いかけるって、どうなの?

犬は追いかけられると逃げる習性があります。愛犬が逃げた状況にもよりますが、愛犬が逃げて行った際に、大声で追いかけると、その光景をみて、犬が「飼い主さんが喜んでくれているぞ!」と勘違いしてしまうかもしれません。その場合は、逃げれば逃げるほど飼い主さんが声を出してこっちに向かってきてくれるので、楽しくなってそのまま走って行ってしまうことも…。

犬がそのように勘違いしている場合には、追いかけることはせず、立ち止まって無視をすることが良い場合もあります。落ち着いて、状況を的確に判断できると、その時の対処が上手くできると思いますので、まずは慌てずに落ち着くことが大事です。

すぐに連絡

携帯を使い女の子
探しに行くことももちろんですが、連絡をすることも重要です。特に、殺処分のこともあるため、保健所への連絡は絶対にすべきでしょう。どなたかに保護をされている場合も十分にあります。その人と繋がるためには、各施設への連絡が欠かせません

警察に連絡

レゴの警察
法律上、犬は拾得物(つまり落し物)という扱いになります。保護してくださった方が、交番に届け出をしてくれている可能性があります。お住いの警察署はもちろんのこと、隣の地区や愛犬が行きそうな地域などにも連絡してみましょう。派出所同士で連絡をとってくれるのが一般ですが、絶対に連絡が回ってくるとも限りません。

保健所に連絡

多くの犬を飼っていない人は、迷子犬を発見した場合に「保健所」を思い浮かべる人が多いと思います。そのため、まず保健所や動物愛護センターに連絡することをおすすめします。

保健所では原則として、保護してから最短3日間で殺処分されてしまいます。保健所では「もっと早く連絡をしてくれれば、飼い主さんに引き渡せたのに」という声も多いようです。

また、数日経っても迷子犬が見つからない場合、何日かおきに連絡をするようにしましょう。確実な方法はやはり電話なので、こまめに連絡をとって確認をします。

清掃局に連絡

愛犬が迷子中に交通事故に遭い、清掃局に引き取られている可能性も、残念ながら0ではありません。住んでいる地域の清掃局に問い合わせてみましょう。

動物病院

病院の聴診器
行きつけの病院への連絡はもちろん、周辺の動物病院にも連絡をしましょう。愛犬が迷子になっている間、怪我をしている可能性もあります。親切な方が、保護した迷子犬を動物病院に連れていってくれていることがあります。

また、可能であればポスターなどを貼らせてもらい、協力をお願いしましょう。

情報収集、拡散

ポスター

近所や人が多く通る場所、よく目につく場所にポスターなどを作って貼るのも一つの手です。しかしこの時代、個人情報をポスターに書いて貼るのは危ないと考える人もいます。よく考えて、またご家族と相談をして貼るのが良いでしょう。

また、貼る場合にはきちんと許可をとって貼るようにしましょう。

SNSで

スマホのアプリたち
SNSを使うことで、近くに住んでいる友達から見ず知らずの人にまで、迷子犬の搜索を手伝ってもらうことができます。SNSの中でも、特に多くの人に届けることができる(拡散できる)、Twitterが迷子犬探しに適していると言えます。

友人にRTしてもらうことはもちろんのこと、迷子犬の保護について積極的なアカウントに助けてもらうことも可能です。

迷子犬に対して協力的な有名人などもいるようで、RTをしてくれる場合もあるようです。影響力のある人から拡散してもらうことで、一気に広がり、多くの人にアプローチすることができます。

アプリで

https://findog.jp/
この時代、なんと迷子犬を探すためのアプリも登場しています。半径6キロ圏内に住むユーザーに対し、迷子犬がいると言うことをプッシュ通知してくれます。犬を飼っている人も飼っていない人も、その時だけは全員がその迷子犬の飼い主のように、協力して探せることがコンセプトになっています。

実際にこのアプリを使用して、迷子犬を発見し、無事に自分の元に帰ってきたわんちゃんもいるようです。

FINDOG Appストア

愛犬を見つけるために

青空の下、愛犬と。
筆者も、自分がリードを持っていた愛犬が脱走をしてしまったことがあります。当時は田舎に住んでいたので、このまま山の中に逃げ込んでしまったらもう2度と会えないかもしれないと、絶望を感じたことをよく覚えています。

そうならないためにも、日々のしつけをしっかり行い、どんな時も飼い主の注意は怠らないようにしたいですね。