【クイズ】犬もヒートショックは起こる!冬の散歩はひと工夫しよう。

「ヒートショック」と聞くと、冬のお風呂場で起こりやすいイメージがあると思います。実はそのヒートショック、人だけでなく犬も起こることがあるのはご存知でしたか?冬のお散歩前のちょっとした工夫で、愛犬をヒートショックから守れるかもしれません。

今回は、犬のヒートショックについてクイズ形式でご紹介します。

それではさっそく、犬のヒートショッククイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 犬のヒートショックの症状として「適切ではない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「よだれが出る」です。
犬がヒートショックを起こした場合、以下のような症状が見られます。
  • 嘔吐く
  • 下痢
  • ふらつき
  • 貧血
  • 脈が早くなる
  • 呼吸困難
もし愛犬にヒートショックを疑われるような症状が表れたら、まずは呼吸数や脈拍数を確認し、普段より大きく増減していないかチェックしてみてください。また、貧血を起こしている場合は、歯茎や舌などの色がいつもより白くなることがあります。

ヒートショックは命に関わることですので、少しでも様子がおかしいようであればすぐに動物病院に連れて行きましょう。
Q.2 ヒートショックを特に起こしやすい犬の特徴として「最も適切ではない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「被毛が長い犬」です。
ヒートショックはすべての犬で発生する可能性がありますが、子犬やシニア犬、持病がある犬、肥満な犬や痩せすぎな犬は特に注意してあげましょう。

Q.3 寒い日に散歩をする際、ヒートショックを防ぐために行うべきではないことはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「外に出たらすぐに走らせる」です。
寒いから早く体を温めたほうがいいの?と思うかもしれませんが、寒いところで急に走ると心臓に負担がかかります。愛犬が走りたそうにしていても、体が寒さに慣れるまでは軽い運動を心がけましょう。

寒い日はいきなり外に連れ出すのではなく、玄関で数分間過ごして寒さに慣らしてからお散歩に連れて行ってあげましょう。軽くマッサージをしてあげるのも良いです。

犬に服を着せることは賛否両論あると思いますが、服で防寒することで寒さに弱い犬でも快適に散歩ができ、寒暖差を和らげることができます。また、散歩は朝晩の寒い時間帯ではなく、日中の暖かい時間にしましょう。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
冬の散歩は気をつけて!寒暖差から起こる犬のヒートショックと対策法
結果発表
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[犬の飼い方]愛があれば何でもOK?虐待になりかねない対応4選

皆さんは、ご自身のペットへの対応がペットにはどのように伝わっているかを考えたことはありますか。ペットに愛情を持っていても、一時的なある対応がペットにとっては好ましくなく、度を越すと虐待になってしまう可能性もあります。 今回は、愛犬にやってしまいがちな好ましくない対応を、良くない理由や、好ましい対応方法と併せて紹介します。

①長時間の留守番

アニマルウェルフェア,動物福祉,留守番,散歩,チョークチェーン 「平日は仕事で朝から夜まで8時間以上は留守番をさせている」という話はよく聞きます。しかし、本来ひとりで過ごすことが苦手な犬にとって、長時間の留守番は好ましくありません。 特に、迎えたばかりの子犬をすぐに留守番させるというのは、非常に酷です。知らない場所に連れてこられ、そこにひとり置き去りにされるのは多くの不安と恐怖を伴います。長時間の留守番は子犬の脳の発達にも悪影響を及ぼすとも言われています。

約4割の犬は6時間以上の留守番を毎週している

アニマルウェルフェア,動物福祉,留守番,散歩,チョークチェーン ドッグカメラFurbo(ファーボ)を展開するTomofun株式会社が、日米の25~45歳の女性の飼い主1,759名(うち日本は759名)を対象に実施した「愛犬のお留守番に関する実態調査」によると、日本の家庭犬のうち約9割が毎週留守番をしており、そのうちの約4割が1回6時間以上の留守番をしているという結果になりました。
Tomofun株式会社 プレスリリース「愛犬のお留守番に関する実態調査」より

スウェーデンの動物愛護法で禁止される6時間以上の留守番

スウェーデンの動物愛護法では、犬を室内で飼う場合は少なくとも6時間に1回は外に出すと定められています。つまり、6時間以上の留守番は禁止されています。では、スウェーデンの人たちはどのようにして、留守番を回避しているのでしょうか。
スウェーデンで行われた留守番に関する調査結果 200人の飼い主を対象にした留守番に関するある調査によると、7割以上の人が仕事の際は愛犬を家に残すと回答しています。 しかし、愛犬をひとりにさせる方はそのうち16%で、それ以外の人は友人、近所、家族に頼むか、デイケアに預けており、愛犬をひとりにさせてはいませんでした。留守番時間の平均も4.5時間という結果になっています。

留守番時間を短くするには

スウェーデンの調査結果にもあったように、愛犬が慣れいて飼い主も信頼できる友人、家族に預けるのは良い方法でしょう。または、ペットシッターや犬の保育園、犬の幼稚園にお願いするのもおすすめです。 特に、保育園や幼稚園はトレーニングをするところも多いため、退屈になりがちな留守番にトレーニングや発散、他の犬と関わるといった良質な経験を通し、精神的な成長もできるのは一石二鳥、三鳥にもなるでしょう。 いまだに日本のペットショップなどでは、「犬は留守番できます」と言って購入をすすめるところもあるようですが、もしこれから犬をお迎えすることを検討されていて留守番が長くなることが予想される場合は、飼わない、またはひとりにさせない方法をしっかりと考えた上でお迎えしましょう

②リードを強く引っ張る

アニマルウェルフェア,動物福祉,留守番,散歩,チョークチェーン よく聞くお悩みにお散歩時の引っ張りがあります。この対処法として、チョークチェーンなどを使用することがあり、実際にネットなどでも推奨していることがあります。 しかし、チョークチェーンは、犬に痛みや不快感、恐怖を与えることで引っ張りを回避しているため、精神的ショックに加え、首が締まって失神したり、首を痛める、ひどいと骨折といった身体的ダメージを受ける可能性もあります。 飼い主との関係性も悪化しかねないため、ドッグトレーナーの筆者としては小型犬はもちろん大型犬であったとしてもおすすめしません。

リードを引っ張る以外の散歩時の引っ張り軽減の方法

お散歩時の引っ張りを減らすためには、人と一緒に歩く練習をしましょう。

一緒に歩く練習のやり方

①おやつを親指で持ち、手の甲(掌も可)を静かに犬の顔の側に出し、犬が手の甲(掌)を鼻で触ったら持っているおやつをそのままあげる犬,ハンドターゲット,トレーニング ② ①を何度も繰り返し、徐々に手を出す位置を顔の側ではなく犬から離れた場所に出しても鼻で触れたら、持っているおやつをあげる ③ ②を繰り返し、2回、3回連続で手を出しても鼻で触れたら、持っているおやつをあげる  連続で手を出す際は、左右など場所を色々変えても触れるようにする ④ これまでと同様に手におやつを持ち、犬を左右どちらか横に来てもらい、犬の顔の高さと同じ位置で進行方向にまっすぐ手を出し、犬が手に鼻で触れたら持っているおやつをあげる ⑤ ④を繰り返し、人が手を出したら鼻で触る流れを何度もやることで、人と一緒に歩く感覚を覚えてもらう ⑥ ⑤ができるようになったら、手を出すタイミングを少しずつ減らす  3、4歩に一回や5、6歩に一回など徐々に手を出すタイミングを減らしていく
ポイント 練習はまずは刺激が少ない自宅内で行い、自宅でほぼ完ぺきになったら、外でまた①から徐々にレベルをあげて⑥を目指していきましょう。うまくできない時は、レベルを下げたり家でも練習を行いましょう。
練習がなかなかうまくいかない時は、ドッグトレーナーに頼むのをおすすめします。失敗が続くと、愛犬も正解がわからず引っ張り癖がさらに付いてしまうかもしれません。そうなる前に、プロの力を借りるという判断をするのも大切です。 また、お散歩時に使用するものはチョークチェーンや首輪ではなく、負担の少ないハーネスをおすすめします。

③暑い日の散歩

アニマルウェルフェア,動物福祉,留守番,散歩,チョークチェーン 最近の日本は、多くの地域で6月~9月にかけて30度を超える真夏日になることが多くなっています。今年の夏は35度を超える猛暑日の日も非常に多く、人にとっても犬や猫など多くの動物たちにとっても辛い暑さが続きました。 しかし、そんな中でも暑い日に犬を散歩させている人を見かけました。体温調節が得意ではない犬が、素足で地面から近い位置を歩いたら人以上に暑く危険であることを想像してほしいと思います。仮に真夏日に愛犬を散歩に連れて行くのが愛情からだったとしても、愛のある対応とは言えないのではないでしょうか。

犬の熱中症対策はしっかりと

犬は20度くらいから熱中症の発症率が上がるというデータがあります。人からすると20度は快適な温度でお散歩日和となりがちですが、以下の点に注意しながらお散歩をしましょう。
  • 20度を超える日は散歩を短めにする
  • 日中の散歩は避け、涼しい早朝、夕方に散歩をする
  • 新鮮な水を頻繁にたっぷりあげる
  • 体を冷やすための保冷剤を用意する(使用時はタオルなどを巻く)
  • できるだけ日陰を歩く
  • 日陰でこまめな休憩をとる
  • 散歩後は涼しい室内で休憩する

真夏日にできるお散歩以外の発散

筆者は、真夏日はお散歩に行くべきでないと考えています。しかし、お散歩以外の方法でエネルギーを発散することは非常に大切です。以下の室内でもできる発散を参考に、発散や運動の機会をしっかり作り、お散歩が減る夏場や雨の日も運動不足やストレスが溜まらないようにしてあげましょう。
  • 飼い主とおもちゃのひっぱりこやもってこい遊び
  • 知育玩具
  • ノーズワーク
  • トレーニング
夏場は、水を入れたビニールプールの中を歩くのも良い運動になります。犬が足が付く程度の水を入れて、おやつやおもちゃを使いながら水の中を歩かせてあげます。水が苦手な子は、少しずつ水に慣れるところからやってあげましょう。ただし、プールに入っている間は絶対に目を離さないよう注意が必要です。
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④犬嫌いな子にドッグラン

アニマルウェルフェア,動物福祉,留守番,散歩,チョークチェーン 犬が苦手な子や、犬に慣れていない子をいきなりドッグランに連れて行くのは、多くのリスクがあります。犬に慣れてもらうためにドッグランに連れていくという話をよく聞きますが、それと同じくらいドッグランがきっかけで犬が苦手になり犬を見ると吠えるようになってしまったという話も聞きます。 ドッグランはある意味無法地帯であり、愛犬が怖い思いをする可能性も、他の犬に怖い思いをさせてしまう可能性もあります。犬が苦手な子からすると、ドッグランは楽しい場所ではなく恐怖の場になりかねません

他の犬に慣れるには

安全に犬に慣れるには犬の保育園や犬の幼稚園が最適だと考えています。もちろん犬の保育園などでも絶対に事故がないとは言い切れませんが、ドッグトレーナーがいる保育園であれば、その多くが犬の相性や状態を見て会わせる犬を決めたり、犬同士で過ごしている際も安全管理を行っているはずです。 また、犬に慣れる=犬と遊べるようになるということではなく、周りに他の犬がいても落ち着いていられる状態が望ましいと考えています。周りに犬がいても落ち着けるようになると、お散歩やドッグカフェなどに行った際も、愛犬も飼い主も安心してストレスなく過ごすことができるため、多くのメリットがあります。

まとめ

アニマルウェルフェア,動物福祉,留守番,散歩,チョークチェーン 愛犬が大好きで愛情を持って接していても、ある対応が実は愛犬に辛い、怖い思いをさせているかもしれません。叩く、蹴るなど身体的に傷つける対応は論外ですが、日頃の対応を愛犬はどんな風に感じているかを考え、見直してみてはいかがでしょうか。見直すことで愛犬との関係性もさらに深まるかもしれません。 今までもやっているから、慣れているから大丈夫ではなく、今からでも改善し愛犬の日々がより良いものになるようにしてあげてください。

自分のライフスタイルに合う犬が見つかるかも?!犬種の特徴を学ぼう

皆さんが飼う犬を選ぶ時、どのような基準で選んでいますか。飼いたい犬を犬種で選ぶ時には、その犬種の特徴を知っておくことはとても重要です。 あまり体力に自信のない方が、力の強い大型犬や、かなり活発なボーダー・コリーやジャック・ラッセル・テリアのなどの犬種を飼うのは無理があります。また、犬とベタベタすることを好む方が、独立心の強い柴犬などの日本犬を飼うと「触りすぎ!」と犬に怒られることも珍しくありません。 今回は、犬とどういった生活をしたいか、ライフスタイル別に犬種をまとめてみました。新しく犬を迎えたい方、愛犬の特性を知りたい方は、ぜひ参考にしてみて下さい。 (※項目6以外はメジャーな犬種をご紹介しています。)

活動的でお散歩もたっぷり行ける

ドッグスポーツ,トリミング,散歩,特徴,犬,犬種 たっぷりお散歩に行ける体力がある方やアウトドア派の方は、次のような犬種が合うでしょう。 元々人間と共に働いていた犬種が多く、豊富な体力が特徴的です。運動したり、趣味に付き合ってくれたりと、一緒にアクティブに楽しむことが出来ます

小型犬

  • トイ・プードル
  • ミニチュア・シュナウザー
  • イタリアン・グレーハウンド
  • ボストン・テリア
  • ジャック・ラッセル・テリア

中型犬

  • ビーグル
  • ボーダー・コリー
  • シェットランド・シープドッグ
  • 柴犬

大型犬

  • ラブラドール・レトリバー
  • ゴールデン・レトリバー
  • シベリアン・ハスキー
  • ジャーマン・シェパード・ドッグ

あまり活動的ではないが、適度な散歩や運動をしたい

ドッグスポーツ,トリミング,散歩,特徴,犬,犬種 活発な犬を飼う自信がないけれど、健康のために適度にウォーキングをしたい方は「愛玩犬」と呼ばれる犬種を飼うことをおすすめします。 「愛玩犬」は人間に可愛がられることを目的に作られた犬種で、人間と働くことを目的とされた「使役犬」に比べると必要とする運動量が少ない傾向にあります。

適度な散歩が出来る犬種

  • ヨークシャー・テリア
  • チワワ
  • マルチーズ
  • シーズー
  • ビション・フリーゼ

飼い犬とはベタベタするのが好き

ドッグスポーツ,トリミング,散歩,特徴,犬,犬種 犬を飼っていると、愛犬とのラブラブタイムが癒やしになる方も多いのではないでしょうか。しかし、犬の中には飼い主とベッタリするのが苦手な犬種もいます。 次のような犬種は、比較的飼い主に対して甘えん坊と言われています。

小型犬

  • トイ・プードル
  • チワワ
  • ミニチュア・ダックスフンド
  • マルチーズ
  • シーズー
  • ポメラニアン
  • パグ

中型犬

  • ビーグル
  • フレンチ・ブルドッグ

大型犬

  • ラブラドール・レトリバー
  • ゴールデン・レトリバー
  • バーニーズ・マウンテンドッグ
  • セント・バーナード

ドッグスポーツを楽しみたい

ドッグスポーツ,トリミング,散歩,特徴,犬,犬種 愛犬の才能を生かしてドッグスポーツを楽しみたいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、中にはドッグスポーツを好まない性格だったり、ケガや病気をしやすい体型だったりするため、あまりおすすめできない犬種もいます。 以下の犬種はドッグスポーツ向きと言われています。飼い主と共に楽しくスポーツができるでしょう

小型犬

  • トイ・プードル
  • ジャック・ラッセル・テリア

中型犬

  • ビーグル
  • ボーダー・コリー
  • シェットランド・シープドッグ

大型犬

  • ラブラドール・レトリバー
  • ゴールデン・レトリバー
  • ジャーマン・シェパード・ドッグ
  • スタンダード・プードル

トリミングで可愛いカットを楽しみたい

ドッグスポーツ,トリミング,散歩,特徴,犬,犬種 SNSなどで犬の写真を見ていると、まるでぬいぐるみのような可愛いカットに憧れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。当たり前ですが、短毛種ではカットを楽しむことができないため、中~長毛種を選ぶ必要があります。

カットを楽しめる犬種

  • プードル
  • マルチーズ
  • ヨークシャー・テリア
  • シー・ズー
  • パピヨン
  • ミニチュア・シュナウザー
  • ビション・フリーゼ

他の人が飼っていない珍しい犬が飼いたい

ドッグスポーツ,トリミング,散歩,特徴,犬,犬種 一概には言えませんが、メジャーな犬種は飼いやすい面があるため、多くの人が飼っているとも言えます。珍しい犬種の場合は、その犬独自の飼い方のコツがあり、メジャーな犬種よりも手がかかる傾向があります。また、情報を共有できる人も少なくなるため、きちんとその犬種を学んでから飼うことをおすすめします。 一言に珍しい犬といってもFCIやJKCなどの畜犬団体に登録されている犬種は膨大です。ここでは、日本でも手に入る可能性が高く個性的な犬種をご紹介します。

小型犬

  • チャイニーズ・クレステッド・ドッグ

中型犬

  • シャー・ペイ
  • バセット・ハウンド
  • ブル・テリア

大型犬

  • アフガン・ハウンド
  • チャウ・チャウ
  • コモンドール

まとめ

ドッグスポーツ,トリミング,散歩,特徴,犬,犬種 今回ご紹介したような犬種による特徴はあるものの、性格や飼い方、年齢や健康状態などで違いが出てくることも大いにあります。 しかし、飼いたい犬種を選ぶ時、見た目の好みや犬種のイメージで飼うと後悔する可能性もあるでしょう。例えば、ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーは盲導犬や介助犬のイメージが強く、大人しい性格だと思われがちですが、若い犬はとても活発で運動量も多く必要です。 犬によって個体差があるとはいえ、しつけや飼い方を考える上で重要なポイントになりますので、飼う犬種を選ぶ時や現在犬を飼っている場合は、犬種の特徴をしっかり学んでおきましょう。

犬のしつけって何を教えればいいの?外出時に必要なしつけをチェック

「愛犬のしつけをしよう!」と思っても、「具体的に何を教えれば良いのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 家の中でのしつけは家庭によってルールは様々ですが、外出する際に身に着けておきたいしつけは、「犬」、「飼い主」、「第三者」が気持ちよく過ごせることを目的としているため、ある程度決まってきます。 そこで今回は、家庭優良犬になるための認定試験「グッドシチズンテスト」のテスト項目を元に、犬と外出する時に身に着けておきたいしつけをご紹介していきます。 ご自身の愛犬が得意なこと、苦手なことをチェックしてみて下さい。

グッドシチズンテストとは

しつけ,トレーニング,外出,散歩,犬,飼い方 犬と飼い主に対して、グッドシチズン(良き市民)としてのマナーが身についているかどうかをチェックするテストです。様々な国で行われており、テスト項目はその国の生活様式に合わせて作られています。 日本ではアメリカン・ケネル・クラブ(AKC)で行われている「Canine Good Citizen Test」を元に、日本向けのテストが作られ、優良家庭犬普及協会がテストの運用、認定を行っています。
参考: グッドシチズンテスト/ 一般社団法人 優良家庭犬普及協会
一般的な家庭犬の場合は、この試験に合格する程のしつけは求められていないかもしれませんが、他者を不快にさせないような「犬と飼い主のマナー」を知る上で大変参考になるため、13のチェック項目についてシチュエーションごとに解説していきます(一部のテストを割愛しています)。

見知らぬ人に慣れているか

しつけ,トレーニング,外出,散歩,犬,飼い方 毎日の散歩や犬と一緒に出かける時、他の人と全く会わないということはほとんどないでしょう。他人を不快にさせないために、ある程度見知らぬ人に慣れさせることは、犬が人間社会で生きていくためにとても重要です。

チェック①飼い主が他人に挨拶をする間、座って待つ

毎日の散歩で取り入れられるトレーニングのため、比較的練習しやすいのではないでしょうか。挨拶の有無は関係なくても、人とすれ違って人が去っていくまで、落ち着いて座っていられるようにしましょう。

チェック②他人に触れられている間、座って待つ

犬を散歩していると、犬好きの方に撫でさせて欲しいと言われることも多いと思います。人嫌いな犬や、逆に人が好きすぎる犬は落ち着いて座っていることは難しいかもしれません。 友人などに協力してもらって、人嫌いな犬の場合は他人の手の匂いを嗅ぐ、くらいを目指しましょう。人が好きすぎて興奮する犬の場合は、「オスワリ」で一旦待たせ、「ヨシ」のコマンドで犬を開放し、撫でてもらうようにしましょう。

外の刺激に慣れているか

しつけ,トレーニング,外出,散歩,犬,飼い方 家から一歩出れば、いろいろな匂いや音、見慣れない物など、犬にとっては刺激がたくさんあります。過度に刺激に対して反応して、興奮したり、吠えたりすると他者にとっては非常に迷惑になります。

チェック③リードをつけて飼い主について歩く

リードを緩ませた状態で、飼い主の歩く速度にあわせて歩けるようにしましょう。 また、匂いをずっと嗅ぎながら歩いていると他人の家の前で排泄してしまい、迷惑になることもあります。 散歩前にトイレを済ましておくのがベストですが、歩く場所では飼い主について歩き、草むらなどの迷惑にならない場所で匂いを嗅がせるなど、お散歩にメリハリをつけて歩くことも重要です。

チェック④リード付きで人混みを歩く

特に大型犬の場合は、人混みできちんと歩いていないと他者に恐怖を与える可能性があります。大勢の人に興奮したり、怯えたりしないように、おやつなどを使って犬の意識を飼い主に向けておきましょう。 小型犬の場合は、上手く歩けない場所や、踏まれてしまいそうなくらい人が多い場所ではカートを使うことも有効です。

チェック⑤いろいろな「刺激」の中を歩く

刺激が多い場所でも、落ち着いて飼い主に合わせて歩けるようにしておきましょう。犬が反応しやすい「刺激」は大きく分けると以下の3つです。

臭覚刺激

  • 他の犬の匂い
  • 野生動物の匂い
  • 落ちている食べ物
などの匂いの刺激です。 「ツケ(ヒール)」のトレーニングが出来ていれば、においに過度に反応することを減らしていけます。

視覚刺激

  • 自動車、自転車、キックボードなどの乗り物
  • 公園などでの他者のボール遊び
  • ジョギングしている人
などの目に見える刺激です。 動くものを追いかけてしまう場合は、一旦「オスワリ」をさせ、落ち着かせてみましょう。

聴覚刺激

  • 破裂音
  • 人工的な音
  • 他者の大声
などの音による刺激です。 極度に反応してしまう場合は、まずは家の中で慣れさせるトレーニングをしてみましょう。
音に慣れさせるトレーニングはこちらの記事をご参照下さい 愛犬が怯えないために対策を。生活音や環境音の音源集9選

チェック⑥他の犬とのすれ違い

よく知っている顔見知りの犬と全く知らない犬では反応が違ってくるかもしれません。また、特定の犬種や大型犬が苦手という犬も多くいます。 近距離でのすれ違いが難しい場合は、犬が興奮したり、怯えたりしない程度の距離を保って、歩いている他の犬を落ち着いて眺めることから始めてみましょう。

外出先でも落ち着いていられるか

しつけ,トレーニング,外出,散歩,犬,飼い方 若く好奇心旺盛な犬、活発な犬などは「落ち着く」ことを意識して教えないと、外で興奮しっぱなしになることも珍しくありません。外出先でも落ち着く時間を作るように意識していきましょう。

チェック⑦食事中テーブルの下で待つ

食事中に飼い主が食べ物のお裾分けをする習慣がついている犬は難しいかもしれません。まずは家で「フセ」&「マテ」を練習し、ドッグカフェなどで飼い主の食事中でも落ち着いて待っていられるようになるのが理想的です。

チェック⑧活発に動いたあとに落ち着かせる

散歩中やドッグランなどで興奮してしまい、なかなか落ち着くことが出来ない犬も多いのではないでしょうか。 興奮している犬は周りが見えていないため、事故やケガの原因にもなるので、興奮した後に落ち着かせるトレーニングも必要になってきます。 普段お家で遊ぶ時に「フセ」や「マテ」のコマンドを遊びの中に入れてみたり、興奮してきたら一旦遊びをやめてみたりして、興奮した後に落ち着く習慣を作っていきましょう。

チェック⑨クレートに入り飼い主を待つ

動物病院の待合室や車で移動する時など、外出先でもクレートの中で待たなければならないシチュエーションはあります。落ち着いて待てない場合は、長く噛めるおやつを与える、外が見えないように布をかけるなど、その犬に合った方法で落ち着かせていきましょう。

外出先でも飼い主のコマンドに従えるか

しつけ,トレーニング,外出,散歩,犬,飼い方 家で出来るコマンドでも、刺激の多い屋外では出来ないことも多々あります。家で覚えたコマンドを、日々の散歩の途中などにやってみて下さい。 はじめは家のそばで、人通りや車などの刺激が少ない時間帯からトレーニングしていくと上手くいく可能性が高くなります。

チェック⑩基本的なコマンド

「オスワリ」、「フセ」、「マテ」の基本的な3つのコマンドと「アイコンタクト」は、外出先でも出来るようにしておきましょう。

チェック⑪呼び戻し「オイデ(コイ)」

ドッグランに行った時などに必要になるしつけですが、不注意で首輪やハーネスが抜けて犬が離れてしまった場合にも役に立ちます。

体に触られることに慣れているか

しつけ,トレーニング,外出,散歩,犬,飼い方 犬の健康維持や家の中を清潔に保つために、体の全ての部分を触れるようにしておくことが理想的です。

チェック⑫犬の四肢をタオルで拭く

日本独自のテスト項目ですが、足を拭かれるのが苦手な犬も多くいます。苦手な場合は特別美味しいおやつを用意して、犬がおやつに夢中になっている間にサッと拭くことからはじめてみましょう。

チェック⑬獣医師による検診・グルーミング

多くの犬は動物病院が好きではありません。可能であれば診察が終わった後に、獣医師や看護師におやつをあげてもらうとストレスが減る可能性があります。 また、元気な犬であれば、動物病院の後に犬の喜ぶ場所に連れていくなどのアフターケアをしてあげましょう。

まとめ

しつけ,トレーニング,外出,散歩,犬,飼い方 2010年の内閣府の世論調査によると日本人の25%が「ペットを飼うのが嫌い」と答えています。その中には「しつけのされていない犬」や「マナーの悪い飼い主」が原因で嫌いになった方も一定数いるものと考えられます。 愛犬に何を教えればいいのかわからない場合は、今回のチェック項目を参考にしてみて下さい。他者を不快にさせないしつけやマナーを身に着けて、犬を飼いやすい世の中を目指していきたいですね。

愛犬と一緒に運動不足を解消しよう!おすすめスポーツ4選

犬を飼っている方の多くが、毎日犬の散歩でウォーキングをされていると思います。しかし「ウォーキングだけでは運動量が足りない」、「ジムに行ってダイエットしたいが、その後犬の散歩に行くのは面倒」と感じることもあるのではないでしょうか。 いわゆるドッグスポーツの中には、犬がメインで動き、あまり飼い主の運動にならない競技もありますが、今回は飼い主の運動にもなり、犬と一緒に楽しめるスポーツを4つご紹介していきます。

ジョギング

アジリティ,ジョギング,スポーツ,ドッグヨガ,ハイキング,健康,散歩,犬,登山,運動,飼い主 いつものお散歩で物足りない場合は、ジョギングを取り入れてみましょう。

あると便利なグッズ

リードを手に持たずにショルダーリードで「たすき掛け」にすると、両手が空くので走りやすくなります。
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飼い主の腰にリード巻く、ウエストタイプのリードで犬とジョギングをする方を見かけますが、犬が興奮して急に引っ張った場合などに、飼い主がバランスを崩しやすく転倒の恐れがあります。特に力の強い大型犬の場合は注意が必要です。

必要なしつけ

普段の散歩の時に、飼い主の横について歩けることが最低限の条件になります。 また、人間は歩いている時より走っている時の方が、強い力が加わるとバランスを崩しやすくなり、転倒する可能性が高くなります。他の犬や自転車・バイクなどに興奮して急に引っ張る癖がある犬の場合は、興奮する癖を直すか、走らず早歩きにするなどの対策をとりましょう。 ある程度走ったら「マテ」のトレーニングをするのもおすすめです。犬も疲れているので、動かないトレーニングの成功率が高くなります。

気温とコースのコンディション

夏の暑い時期を避けるのはもちろんですが、冬も注意が必要です。道路の凍結や融雪剤の影響で肉球を痛めてしまう可能性があります。 アスファルトよりも土や芝生がある柔らかい地面の方が、肉球だけでなく体全体の負担が少ないのでおすすめです。

家族や友人とジョギング

ジョギングする場合は、手に何も持たずに走るのが理想ですが、犬と一緒の場合はトイレ処理グッズや水など、どうしても持ち物が増えてしまいます。 家族や友人と一緒に散歩に出て、走りたい人は犬と一緒に走り、歩きたい人が荷物持ちやトイレ処理を担当する、というように役割分担している方もいます。二人で役割を交代して、交互に走るのもいいですね。

登山・ハイキング

アジリティ,ジョギング,スポーツ,ドッグヨガ,ハイキング,健康,散歩,犬,登山,運動,飼い主 犬を連れて登山やハイキングに出かけるのも、いい運動になります。普段とは違う場所を歩くことで、犬も人間も気分がリフレッシュされますし、犬にとっては群れで移動することによって、群れの意識や飼い主との信頼関係を深める効果が期待できます

登山・ハイキングの注意点

犬を連れての登山やハイキングの場所選びには注意が必要です。 山道やハイキングコースでは、法律的には「犬を放つこと」は禁止されていますが、「(リードを付けて)持ち込むこと」自体は禁止されていません。
参考: Q&A(よくある質問にお答えします。) | 自然環境・生物多様性/環境省
しかし、実際に山に入ろうとすると「犬を連れての入山はご遠慮ください」という看板を時々目にします。さらに厄介なことに、そういった情報はあまりネットに載っていないので、現地に着いてから入山出来ないと知ることもあるでしょう。 「犬友達と情報交換する」、「SNSなどで実際に犬と登山やハイキングをした人の発信を参考にする」、「登山が趣味の人に聞いてみる」などの事前準備が必要になります。
その他の注意点などはこちらの記事をご参照下さい: 愛犬と登山やハイキングを楽しむ方法。5つのリスクとその備えとは?

アジリティ

アジリティ,ジョギング,スポーツ,ドッグヨガ,ハイキング,健康,散歩,犬,登山,運動,飼い主 ドッグスポーツの王道とも言えるアジリティは、簡単に説明すると犬の「障害物競走」です。単に犬の運動不足を解消するだけでなく、指示役の飼い主も一緒に走るため人間の運動量も多くなります。
こちらの動画は本格的な大会の模様ですが、運動不足を解消することが目的であれば、遊び適度に楽しんでやってみることをおすすめします。 他にもアジリティには次のようなメリットがあります。
  • 楽しい遊びを一緒にすることで、犬と飼い主の信頼関係が向上する
  • 慣れないことに挑戦し、成功する体験を積むことで、犬のメンタルキャパシティが向上する
  • 犬が本来持っている、作業意欲を満たすことが出来る
  • 犬の得意なこと、不得意なことがわかるため、しつけやトレーニングの参考に出来る
  • 飼い主が指示をしながら行うため、飼い主に注目しやすくなる

アジリティが出来る場所①犬の訓練所

アジリティ初心者で犬に教える方法がわからない方や、本格的に大会に出てみたい方は、直接ドッグトレーナーに教えてもらえる訓練所での練習をおすすめします。
アジリティ設備のある訓練所 公認訓練所/一般社団法人 ジャパンケネルクラブ

アジリティが出来る場所②ドッグラン

犬に教える方法がわかる方や、気楽にアジリティを試してみたい方はドッグランでの練習がおすすめです。
アジリティ設備があるドッグランを検索できるサイト 全国のドッグラン一覧/ DOGFUL(ドッグフル)

アジリティの注意点

アジリティはジャンプしたり障害物に登ったりと、犬の体に多くの負荷がかかるため、以下のような犬種は注意が必要です。
  • 椎間板ヘルニアになりやすい犬種
  • 股関節形成不全の大型犬
  • 膝蓋骨脱臼になりやすい小型犬
  • 鼻腔狭窄を患う短頭種
このような犬種の場合は、かかりつけの獣医師にアジリティを行っても大丈夫か、事前に確認しましょう。

ドッグヨガ

アジリティ,ジョギング,スポーツ,ドッグヨガ,ハイキング,健康,散歩,犬,登山,運動,飼い主 あまり活動的ではない犬や、犬に激しい運動をさせることに不安がある場合は、ドッグヨガをやってみてはいかがでしょうか。 ドッグヨガでは、犬と呼吸をあわせて、ポーズをとったり瞑想をしたりします。

犬と飼い主が一緒にリラックス

犬に無理やりポーズをとらせたり、ストレスになるようなことはせず、自然体の犬を全身全霊で感じていくと、今までにない犬との一体感を感じられるようになります。 もし、「ヨガをするのに犬が邪魔をしてくる」、「犬が迷惑している」と感じたら、犬に触れながらゆっくりと呼吸だけをしてみましょう。

運動が苦手な人でも楽しめる

犬に負担をかけないように、しっかり支えながらゆっくり動くため、インナーマッスルが鍛えられ、代謝もアップします。
参考: ドッグヨガについて/日本ドッグヨーガ普及協会

まとめ

アジリティ,ジョギング,スポーツ,ドッグヨガ,ハイキング,健康,散歩,犬,登山,運動,飼い主 犬と一緒に運動することで、「犬と人のストレス解消」、「犬と人の運動不足解消」、「絆や信頼関係を深める」といった効果が期待できます。 また、「ジムに行ってから、犬の散歩をする」というように犬と人が別々に運動するより、一緒に運動した方が、忙しい毎日の中で時間の節約にもなるでしょう。 ぜひ、愛犬と共に健康な生活を目指してみて下さい。

愛犬とのお散歩、本当に安全?散歩に潜む5つの危険

みなさんは、愛犬とのお散歩中に、「危ない!」と感じたことはないでしょうか。 毎日散歩に行っているとつい油断しがちですが、毎日行くからこそ、改めて散歩中に気を付けたいことを見直しましょう。 今回の記事では、散歩中に起こりがちな危険や、散歩に役立つしつけ・トレーニングをご紹介します。

散歩の目的

犬,散歩,危険,拾い食い,咬傷事故 散歩は、飼い主さんの運動や気分転換になりますが、犬にとっては主に次のような目的があります。
  • 運動のため
  • 音・物・におい・人など多くのものに触れて刺激を得るため
  • 排泄のため
  • 飼い主さんとのコミュニケーションのため
犬の健康維持のために欠かせない散歩ですが、日常的に行っている散歩にも多くの危険が潜んでいます。 アニコム損害保険株式会社が自社の保険契約者を対象に行った調査によると、自宅以外のケガで最も多いのが散歩中のケガでした。

散歩に潜む5つの危険

犬,散歩,危険,拾い食い,咬傷事故 散歩中に起こる可能性がある危険な事故やケガとして、今回は5つの具体例を見ていきましょう。

①咬傷事故

他の犬や人を咬んでしまったり、逆に他の犬に咬まれてしまうこともあります。 相手を咬んでしまった場合は、飼い主さんの責任となり、治療費や慰謝料を請求されることがあります。 ケガを負わせるほど咬む行為は、犬の防衛本能から来ていることが多く、咬む直前に恐い、逃げたいといった大きなストレスがかかっていた可能性が高いです。
<対策> 愛犬は何に恐がるのか、恐がっているとどのような反応をするかを飼い主さんがしっかり把握しましょう。そして恐がっている様子があれば、その対象に近づかないようにしましょう。 また、犬同士でじゃれあっている場合も、激しく威嚇や喧嘩をし始めたら一度距離を取らせましょう

②犬同士のトラブル

「犬はどんな犬とでも仲良くできる」というイメージがもたれがちですが、実際はそうではありません。 人と同じで、犬にも得意、不得意、合う、合わないがあります。 他の犬が苦手な犬は、散歩中に他の犬に吠えられたり近寄られたりすると、恐怖心から他の犬に吠えたり、咬んだりしてしまう可能性があります。
<対策> 最近では、「イエローリボンドッグ」という、様々な事情でそっとしておいてほしい目印として、黄色いリボンをリードなどに付けている犬も見かけるようになってきました。 まだあまり知られていないので必ずしも効果があるとは限りませんが、愛犬が他の犬が苦手な場合は、こうしたグッズも活用しつつ、他の犬と距離をとって歩けるように配慮しましょう。 また、愛犬が犬嫌いでなくても、相手の犬が犬嫌いである可能性を考え、むやみやたらと犬同士を近づけようとしないように注意することで、トラブルを回避しましょう。

③誤飲

散歩中に、ゴミや草などを拾い食いしてしまうことがあるかもしれません。 中には危険なものも含まれており、アニコム損害保険株式会社の調査でも、愛犬が経験したケガや事故の中で最も多い割合を占めたのがが誤飲でした。 外には、家の中にはない様々なものがあり、嗅覚で様々なものを確かめる犬は、ニオイを嗅いだり、噛んだりします。
<対策> リードをぐいぐいと引っ張るのではなく、名前を呼んだり、おやつを見せたりして、犬の意識を違う方に向けることが大切です。 万一誤飲した、または誤飲の可能性がある場合には動物病院に連絡をし、いつ・何を・どれくらい食べたか、愛犬の様子などを伝えて獣医さんの指示を仰ぎましょう。

④脱走、迷子、交通事故

首輪やハーネスをつけているから安心と思ってしまいがちですが、過信は禁物です。 何かの拍子に、思いがけないところで首輪やハーネスが取れてしまうことがあります。
<対策> 首輪やハーネスが取れると、交通事故に遭ってしまったり、どこかに走って行き、そのまま迷子になってしまう可能性もあります。 首輪の場合には指1本が入るか入らないくらいに調整し、リードを付けて犬が引っ張っても本当に抜けないかを事前に確かめておくと安心です。 ハーネスにも様々な種類があり、試着OKなお店もあるので、サイズ確認を店員さんに手伝ってもらうと良いでしょう。

⑤熱中症・脱水

犬には、人のように全身から汗をかいて体温調節する機能がありません。 「パンティング」といって、口からハァハァと呼吸をすることで体の熱を逃します。しかし、パンティングでは体温調節機能が不十分です。 さらに、犬は人よりも地面に近いところを素足で歩くため、人間よりも暑さを感じやすく、脱水や熱中症になりやすいです。 人が心地よいと感じる気温20度くらいから熱中症の発症率が上がるというデータもあります。
<対策> 20度を越える時期になったら、特にこまめな水分補給と涼しい場所での休憩、過度な運動を避けるなど、体温が上がりすぎないように注意してあげましょう。 暑い時期の散歩は、朝晩の涼しい時間帯に行きましょう。

散歩時に役立つ6つのトレーニング

犬,散歩,危険,拾い食い,咬傷事故 散歩時に危険を免れたり、より楽しく快適にお外の時間を過ごすためのオススメトレーニングを紹介していきます。

1. アイコンタクト

名前を呼ばれたら飼い主さんの方に意識を向けるトレーニングです。 拾い食いや無駄吠え防止に役立ちます。

2. 離して/オフ

口に咥えたものを離してもらうトレーニングです。 物を拾って口に入れてしまった時、飲み込む前に離させることで誤飲を防ぎます

3. 社会化

社会化とは人・物・環境・音・犬などに慣れることで、どんな状況下でも気にすることなく、落ちついていられる状態を目指すトレーニングです。 社会化がしっかりとできていると、犬自身が自信を持つことができ、安心して様々な状況下に身を置くことができます。 この社会化は子犬のうちに行っておくことが推奨されていますが、何才になっても様々な刺激に触れ、慣れることは大切で社会化トレーニングは一生継続していくものです。

4. まて/ステイ (刺激が多い中での)

車が走っていたり、人、犬などがいる刺激が多い外でも待てることを目指しましょう。 排泄物を処理する際や信号待ちなど、止まっていてほしいときに役立ちます。

5. 呼び戻し

「まて」同様、刺激が多い外でも飼い主さんから呼び戻しの指示が入ったら飼い主さんの元に戻ってこられるレベルを目指しましょう。 首輪が外れたり、リードを離してしまった際にも役立ちます。

6. 横について歩く

飼い主さんの横を、飼い主さんのスピードに合わせて歩くトレーニングです。 散歩時の引っ張り、拾い食い、無駄吠えを回避しやすくなります。

まとめ

愛犬の安全を守るのは飼い主さんです。愛犬が何にどんな反応をしているのかをを把握する「観察力」や、愛犬がこの状況だったらどんな行動にでやすいかを「予測して先回りして対応する力」も非常に重要です。 また、その時の様子と過去の様子を比較することで、これまでとの違いなども把握することができます。 その時によって愛犬の様子も変わりますので、今現在の愛犬をしっかりと把握し、安全に散歩するにはどうしてたらいいかを日頃から考えてあげましょう。

犬が散歩中に草を食べる理由とは?注意点と対処法も解説!

愛犬が散歩中に草を食べてしまうことに悩んでいる飼い主さんは、実は意外と多いです。 やめさせるべきなのか、それとも食べさせても大丈夫なのか、一体どちらが正解なのでしょうか。 今回の記事では、散歩中に犬が草を食べてしまう問題について、原因や注意点、対処法をご紹介します。

犬が草を食べる理由

犬,草,食べる 犬が草を食べる理由は様々あると考えられます。

①胃の中のものを吐き出すため

犬は脂っこいものを食べて胸焼けを起こしてしまった時に、胃の中のものを吐き出そうとしてあえて草を食べることがあります。 人間も、脂ものを食べた後は気分が悪くなってしまうことがありますよね。 そんな時に草を食べれば、犬はその刺激で余分な胃酸を吐き出すことができるのです。 実際、筆者の祖父が昔飼っていた犬も、少し脂っこいものを食べてしまった翌朝の散歩で、草を食べて吐いていたことがありました。 胃の調子が悪い時にたまに草を食べて吐いてしまうのは、特に問題ないので心配しなくて大丈夫です。 ただし、吐いたものを道端に放置するのはマナー違反ですから、しっかり処理してください。

②ストレス解消のため

運動不足や飼い主さんとのコミュニケーション不足など、ストレスが溜まった時にも草を食べると言われています。 飼い主さんが呼びかけても無視して一心不乱に草を食べ続ける場合は、ストレスが原因かもしれません。 胃の調子が悪い時にたまに吐く程度であれば問題ありませんが、ストレスで草を食べて吐く頻度が高くなってしまうと、脱水になってしまうこともあるので注意しましょう。

③美味しいから

犬が食べる雑草は、イネ科のものが多いです。 ただし、犬によって好みの草は違うようで、筆者が飼っていた先代の犬は、オドリコソウというシソによく似た形の草が好きでした。現在飼っている犬2匹は、葉先が尖っている、イネ科の植物を好んで食べます。 サラダバーのような感覚で、好きな野菜が食べられるという感覚の犬もいるようです。

④拾い食いの延長

散歩中に拾い食いをしてしまう癖がある犬は、道端に生えている雑草も食べてしまうことが多いようです。 何かを食べたいと思うのは本能的なものなので、試しに口に入れてみて、違和感や不快感がなければそのまま食べてしまいます。

⑤ビタミン補給

犬は人間と違って、自分自身で食事をコントロールすることは基本的にできません。 犬は、ビタミンの一種である葉酸が足りないと感じているときに、それを補うために草を食べることがあるようです。

病気の可能性はある?

犬,草,食べる 草を食べて吐くという行為があまりにも多い場合には、なんらかの病気が隠れている可能性があります。 早めに動物病院に連れて行きましょう。

栄養不足の可能性はある

草を食べるだけで吐かなければ、病気の心配はしなくて良いでしょう。 しかし、食物繊維やビタミンなどの栄養が足りていないために草を食べている可能性はあります。 高頻度で草を食べるなら、食事を見直す必要があるかもしれません。 基本的に、総合栄養食と呼ばれるドッグフードを与えていれば栄養の問題はありませんが、もし草をよく食べるようであれば、ニンジンやキャベツ、レタス、さつまいも、かぼちゃなどの野菜を与えてみて、様子を見ましょう。

食べてはいけない草もある!

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食べてはいけない植物

植物の中には、犬が食べると中毒症状を起こす危険な植物もあります。 ガーデニングなどで人気のある植物も多く、散歩コースに生えている可能性も高いので注意しましょう。
【犬が食べると危険な植物の例】 アロエ、パンジー、シャクナゲ、ツツジ、スズラン、ヒガンバナ、チューリップ、ユリ、菊
詳しくは、こちらの記事も参考にしてみてください。
ペットが食べたら危険な植物とは?身近なアジサイやユリにも注意

寄生虫が潜んでいる可能性も

草むらには、ノミやマダニなどの寄生虫が潜んでいる可能性があります。 そのため、散歩中に草むらに近づくのはできれば避けたほうがいいでしょう。

殺虫剤がついているかも

植物には、殺虫剤などが撒かれている可能性があります。 自分の家の庭であれば、犬に害のないものを選ぶことができますが、他人の家の植物には何がついているかわかりません。

そもそも他人の家の植物を食べてはいけない

食べたら危険な植物や寄生虫、殺虫剤の可能性ももちろんありますが、そもそも他人の家の植物を勝手に食べさせるのはマナー違反です。 空き地の雑草ならまだしも、草を食べてしまう癖がある犬は、なるべく他人の家の植物に近づかないように注意しましょう。

家で草を育てることもできる!

草 散歩中に生えている草を食べさせるのは色々なリスクが伴うので、「ペットグラス」とも呼ばれる「えん麦」を自宅で育ててみてはいかがでしょうか。 我が家にも置いてあった時期があるのですが、美味しいのかバクバク食べていました。自分の家で無農薬で育てるなら、安心して与えることができますよね。
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まとめ

犬,草,食べる 犬が散歩中に草を食べる理由は様々ですが、草を食べて吐く行為が常習化している場合は、ストレスや病気の可能性があるので注意が必要です。 また、外の草を食べさせるのは、中毒症状やご近所トラブルの原因になりかねないので、どうしても草を食べたがる場合は、自宅でペット用の草を育てて与えてみましょう。

犬に服を着せる6つのメリットとは?注意点も解説!

みなさんは、犬に服を着せることについてどう考えますか? 「飼い主のエゴ」だとして反対する人もいる一方で、実は、服を着せるのは犬にとってもいくつかメリットがあります。反対に、注意すべきポイントがあるのも事実です。 そこで、今回の記事では、犬に服を着せることのメリットと注意点をまとめました。

犬に服を着せる6つのメリット

犬,服,メリット,注意点

1. 寒さ対策になる

犬種によって、暑さに弱い犬・寒さに弱い犬がいます。これは、主に被毛の生え方によって異なります。 犬の被毛の生え方には、「ダブルコート(二重毛)」「シングルコート(単毛)」の2種類があります。
<ダブルコートとシングルコート> ダブルコートは、太くて固めで長めの「オーバーコート(上毛)」と、細くて柔らかく短めの「アンダーコート(下毛)」二層構造になっています。シングルコートは、アンダーコートがなく、オーバーコートのみ生えています。 ダブルコートの犬は寒い地域が原産の犬が多いため、寒さには強いとされています。一方、シングルコートの犬は寒さに弱いため、日本の寒い冬には服を着せてあげた方が快適に過ごせる場合があります。
ダブルコートでも寒さに弱かったり、シングルコートでも寒さに強い場合もあるので一概には言えませんが、冬の散歩の時に震えてしまうような場合は、暖かい素材の服を着せてあげた方が良いかもしれません。

2. アレルギー、寄生虫対策

犬によっては、特定の植物などにアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。 また、ノミやマダニなどの寄生虫は草むらに潜んでいますが、散歩中に犬を完全に草むらから遠ざけるのは容易ではありません。 服を着せてあげることで、これらのアレルギーや寄生虫から犬を守ることができます。

3. 抜け毛に対するマナー

犬の抜け毛は飼い主さんにとっても厄介なものですが、特に犬を飼っていない人からしたら、他人の犬の毛が飛んでくるのはかなり不快でしょう。 近所には、犬アレルギーの人もいるかもしれません。 散歩中に服を着せることで、抜け毛が飛んでいってしまうのをある程度防ぐことができます。

4. どうしても着なくてはいけない時に備えられる

病院で手術をした後など、傷跡にウイルスが入らないようにエリザベスウェア等の服を着せなくてはならないことがあります。 しかし、そんな時に服を着慣れていないと、嫌がってストレスになってしまいます。 犬は、ただでさえ病院通いや手術でストレスを感じています。服を着ることに抵抗がないように日頃から慣れさせておけば、いざという時に困ることがないでしょう。

5. 雨の日に、汚れから守ってくれる

犬にも、「雨の日用のレインコート」があります。 外でしかトイレをしない犬の場合、大雨でも外に出ないといけないこともあるでしょう。 そんな時、レインコートを着せてあげれば犬は体がずぶ濡れにならなくて済みますし、飼い主さんもお手入れの手間が省けます。

6. 日焼け防止効果がある

犬も、紫外線に当たりすぎると皮膚にダメージを受けてしまいます。特に、被毛の密度が小さい犬は注意が必要です。 そんな時、UVカット機能のついた薄手の服を着せてあげれば、日焼けをある程度防止することができます。

犬に服を着せる際の注意点

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1. 素材を考えよう

犬の服は様々な素材のものが売られています。 特に、夏場に通気性の悪いものを着せてしまうと、熱中症になってしまいます。 また、化学繊維でできたものは、静電気の発生源になってしまうので、なるべくやめましょう。

2. 装飾品は食べてしまうかも

飾りの多い服は誤食の原因となってしまうことがありますので気をつけましょう。

3. 毛玉に注意

毛が長い犬に洋服を着せると、摩擦で毛玉ができてしまいがちです。 洋服を脱いだ後のお手入れを怠らないようにし、きちんと処理してあげましょう。

4. 汚れが溜まる

ずっと服を着ていると、フケが溜まってしまう原因になります。 そこから皮膚トラブルが起きてしまうこともあるので、服を着せるのは散歩中のみにし、定期的に洗濯をすると良いでしょう。

5. 痛がるような着せ方はしない

犬が服嫌いになってしまう原因として、飼い主さんの着せ方がうまくない可能性があります。 犬の関節は、前後には動きますが、左右には動かないつくりをしています。つまり、横方向に開いてしまうような着せ方をしていると、痛みを感じてしまうのです。 犬の服は、手足を通すタイプのものではなく、上からかぶせてお腹の部分でマジックテープを止めるタイプのものを選ぶとストレスなく着せられます。

まとめ

犬,服,メリット,注意点 犬が服を着ているだけで「かわいそう」と言う方もいます。 ですが、今回ご紹介したように、犬によっては服を着ることで大きなメリットを受けられることもあります。 愛犬が服を嫌がらないのであれば、服を着なければいけない状況に備えて、散歩中にのみ服を着せることを検討してみても良いかもしれません。