【クイズ】愛犬は大丈夫?アフターコロナのお留守番問題解決法

新型コロナウイルスの影響により行動制限やマスクの着用など、多くのことを強いられてきましたが、ようやく日本でもマスク着用が個人の判断に代わり、友人との食事や旅行、オフィスへの出社など外出する機会が増えた人も多いと思います。外に出られる喜びは大きいですが、一方で愛犬の留守番を心配している人も増えているのではないでしょうか。

愛犬もこれまでずっと一緒だった飼い主さんと長時間離れるのは不安や負担が大きいはずです。そこで今回は、飼い主さんから離れることができなくなってしまう分離不安症についてクイズ形式で紹介していきます。

それではさっそく、愛犬の分離不安症クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 愛着のある場所や人物から離れることに対し、不安を感じる分離不安症の説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「生後2か月までの子犬が特になりやすい」です。
分離不安症は犬や猫などのペットもなることがあります。猫よりも犬の方が分離不安症になりやすく、年齢に関わらず飼い主さんにいつもかまってもらっている子ほど、分離不安を感じやすくなります。

分離不安症になると、飼い主さんから離れることが不安になってしまい、肉体的・精神的な不調が出るようになります。
Q.2 分離不安症の症状や行動として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「飼い主さんの手からでないとご飯を食べない」です。
分離不安症には様々な症状や行動があります。代表的なものとして、飼い主さんの不在中は、下痢や嘔吐、トイレ以外での粗相、吠え続ける、自傷行為など、飼い主さんの在宅中には飼い主さんの後を追う、飼い主さんの姿が見えなくなると吠える、飼い主さんが外出する気配を感じるとパニックになるといったものが挙げられます。

こちらは一例ですので、これまでと違った症状や行動が見られるようになった場合は、どのようなタイミングで見られるか、具体的な症状や行動をチェックし、獣医師に相談してみましょう。

Q.3 分離不安症にならないためにできることとして正しいのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「愛犬がひとりの時は知育玩具など愛犬が夢中になれる玩具を用意する」です。
知育玩具で遊ぶのは15分程度とし、その間愛犬がひとりになっていることを気付かないくらい夢中になって遊べるものを用意しましょう。愛犬が大好きなおやつを入れられる知育玩具もおすすめです。

また、留守番をしてもらう時はいきなり長時間するのではなく、数分程度の短い時間から徐々に長くし、飼い主さんが必ず愛犬の元に帰ってくるという安心感を与えてあげましょう。

ただし、留守番はどんなに長くても6時間程度に留めるのが理想です。留守番に慣れていても、長時間の留守番は愛犬に負担がかかりますので注意しましょう。

問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
コロナ後の準備はできてる?ペットの分離不安症を防ぐために
結果発表
問正解/ 問中
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家族のステイホームでペットも「コロナ疲れ」?4つの対策方法

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、「仕事が在宅ワークになった」「学校に登校できない」など、多くの方が家にいる時間が以前よりも増えたことでしょう。 そんな「ステイホーム」期間、友達に会えなかったり、行きたいところに行けなかったりと、人間も色々なストレスを抱えていますが、実はペットも同じように、ストレスを抱えているかもしれません。 なぜ、人間の「ステイホーム」がペットにストレスを与えてしまうのでしょうか。ペットの飼い主は、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか。 今回は、ステイホーム中のペットとの過ごし方を考えます。

ステイホーム中、みんなが家にいるのは嬉しいけど・・・

ステイホーム コロナ ペット ストレス コロナ疲れ ペットにとって、大好きな家族のみんながずっと家にいてくれるのは、きっととても嬉しいことでしょう。 在宅ワーク中に、ペットが「かまって!」とアピールしてきたこともあるかもしれません。 飼い主とたくさん遊べるのも、たくさんお散歩に行けるのも、ペットにとっては嬉しいはずです。 しかし、その反面、もしかしたらストレスも溜まって、「コロナ疲れ」をしてしまっているかもしれません。

どうしてストレスが溜まるの?

人間のステイホームでペットにストレスが溜まるのは、生活リズムが乱れ、ひとりでゆっくり休める時間が減ってしまうから。 ペットは本来、1日の睡眠時間が人間よりもかなり長く、犬で12〜14時間、猫で12〜16時間ほど眠る必要があると言われています。しかし、家族が家にずっといるようになると、ペットは普段ならゆっくり寝ているはずの時間に、起きているかもしれません。

ペットとこんな過ごし方、していませんか?

暇つぶしや気分転換としてペットと遊んだり、運動不足解消のために、犬とたくさんお散歩に出かけたりする方も多いでしょう。 また、ペットと直接触れ合うことはなくても、子供達が家中をはしゃぎまわったり、ストレスが溜まり、つい家族と言い合いをしてしまったりした場合も、ペットはびっくりして、興奮してしまいます。 必要なだけの睡眠、休息が取れず、過度な運動をしたり、興奮したりすることが続くと、ペットには強いストレスがかかります。 実際、ステイホーム期間には「ペットの元気がない」という相談が、動物病院には多く寄せられているようです。 では、ペットのストレスを軽減するにはどのようなことをしたら良いのでしょうか?

その1.ひとりでゆっくりできる場所を作ってあげる

ステイホーム コロナ ペット ストレス コロナ疲れ 犬や猫は、狭くて何かに囲われた少し暗いところにいると落ち着くと言われています。 ソファの上が好きなペットも多いかと思いますが、リビングに人がいつもよりたくさんいたり、子供がソファで暴れてしまったりする場合は、普段通り休むことができません。 そのため、キャットタワーを用意したり、キャリーケースをリビングに持ってきて、狭くて囲われていて少し暗い場所を作ってあげると、その中で落ち着きやすくなります。 また、ペットがその中へ入った時は、くれぐれもむやみに話しかけたり、引っ張り出さないようにしてあげてください。周りを叩かれることはもちろん、中を覗かれることもストレスになります。 もちろん、飼い主に抱っこされて眠るのが好きなペットもいますから、その場合は抱っこでも大丈夫ですが、あまりちょっかいを出し過ぎないで、ゆっくり眠らせてあげましょう。

その2.静かな時間を十分に作ってあげる

ステイホーム コロナ ペット ストレス コロナ疲れ 動物は音にとても敏感です。 犬や猫は、人間よりも眠りが浅く、ちょっとした音でもすぐに反応して起きてしまいます。 ステイホームの時間が長くなると、特に小さな子供はストレスが溜まるため、家の中を走り回ったり、叫び声をあげたりすることがあるかもしれません。 一日中静かにしていることは難しいですから、「この時間は静かにしてあげようね」と家族で決めて、できるだけみんなでペットが落ち着いて眠れる時間を作ってみましょう。 それが難しければ、少しの時間、別の静かな部屋にペットを連れていき、ゆっくり寝かせてあげましょう。 ペットと一緒に、みんなでお昼寝タイムをとるのも良いですね。

その3.家族の喧嘩はほどほどに

ステイホーム コロナ ペット ストレス コロナ疲れ 飼い主が怒ったり、家族が言い争いをしたりしていると、ペットは不安になったり、緊張したり、興奮したりしてしまいます。 コロナ禍で人間もストレスが溜まって、家の中がピリピリしたり、つい家族にあたってしまうこともあるかもしれません。 ペットのためにも、なるべく家族の喧嘩は控えめにして、大きな声や物音を出したり、長いこと不穏な空気にしてしまうことは避けたいものです。

その4.ペットと遊ぶ以外の楽しみも見つけよう!

ステイホーム コロナ ペット ストレス コロナ疲れ ステイホームであっても、ペットが家にいることで心が和んでいるという方は多いのではないでしょうか。ペットにとってもたくさんかまってもらえるのは嬉しいことだと思いますが、やはり遊び過ぎは禁物です。 ペットが休む時間を十分確保してあげるためにも、ペットと遊ぶ以外にも家でできる楽しいことを見つけてみましょう。 映画を観たり、本を読んだり、凝った料理を作ったり、陶芸や手芸、ハーバリウム作りをしてみたり…。 VRゴーグルを買って、ペットの気持ちになってみるのも良いかもしれません。

人間もペットもストレスフリーに

ステイホーム コロナ ペット ストレス コロナ疲れ 新型コロナウイルスでステイホームが続き、「コロナ疲れ」しているのは人間だけではありません。 大好きな家族がずっと一緒にいてくれて、たくさん遊んでくれるのはペットにとって嬉しいことではありますが、ひとりでゆっくり休める時間が減ってしまうことは、少なからずストレスになってしまうのです。 ペットのためにも、人間のためにも、静かな時間を作り、喧嘩をほどほどにし、なるべく和やかな空気でこのコロナ禍を乗り切りたいですね。

中国が犬肉の消費を禁止。伝統の食文化にも「コロナショック」

中国農業農村省は、「食べていい動物リスト」を公表し、今まで中国の一部で伝統の食料とされてきた犬が初めて外されました。 中国国内では、伝統を壊すとして反対の意見もある一方、犬はパートナーであるとの認識が高まりつつあり、今回の法案に対して喜びの声も多く上がっています。 今回の法案のきっかけは、野生動物を媒介したとされる新型コロナウイルスの感染拡大によるもので、犬以外にもこれまで中国で消費されてきたさまざまな野生動物がリストから除外されています。 今回は何でも食す中国の食文化に新型コロナウイルスが及ぼした影響を見ていきます。

「食べていい動物リスト」を発表

中国、食べていい動物リスト,新型コロナ,犬 中国農業農村省は今回、「食べていい動物」リスト(厳密には、食用や酪農用、毛皮用として飼育をして良い動物のリスト)を公的に発表し、それ以外の動物を食べることを禁止しました。 リストには、豚、牛、コブウシ、水牛、ヤク、ガヤル、羊、ヤギ、馬、ロバ、ラクダ、ウサギ、ニワトリ、カモ、ガチョウ、シチメンチョウ、ハト、ウズラなど31種の動物が掲載されており、犬や猫、ヘビ、カメなど、ペットとして飼われている動物のほか、コウモリ、センザンコウ、ハクビシンなど、新型コロナウイルスやそれに似たウイルスを持つ動物はリストから除外されました。 リストに載っていない動物を食べた場合、有罪となり、多額な罰金が請求される予定です。

「犬は人間のパートナー」と説明

中国農業農村省は特に、犬をリストから除外したことに関して、「犬はもはや人間のパートナーとして認識されているためだ」と説明しました。 中国国内で犬を飼う人も増えたこともありますが、欧米諸国を中心に犬を食べることについて世界中からの批判が相次いでいたことも、この説明の裏側にはあると想像できます。

「食べていい動物」の判断基準は?

中国農業農村省は、食べていい動物の選出基準として、「人工繁殖方法が確立していること」「食品の安全、衛生管理に問題がないこと」「民族習慣の尊重をすること」「国際的慣習に見合っていること」の4つを挙げました。

伝統行事「犬肉祭り」

中国 犬肉祭り 犬 食べる 中国南部玉林(ユーリン)市で毎年6月21日に行われる「犬肉祭り」では、毎年多くの犬が食用として販売されます。 先ほども触れましたが、そもそも犬を食べることに関して、これまで世界中から批判の声が相次いでいました。それに加え、このお祭りのために、飼い犬を盗んだり、毒殺した犬や病死した犬をレストランや食肉処理工場に流す悪徳業者が出てくるなどしたことで、犬肉祭りに対しての批判は一気に高まりました。

批判を受けての玉林当局の対応

世界中の批判を受け、玉林当局は2014年、犬肉祭りは「民間行事」であって、公的な支援はないと説明しました。 玉林当局は、飲食店に「犬肉」の看板を出さないよう指導し、業者に対しても犬肉の取扱量を減らすように指示しています。また、公共の場で犬を殺したり、犬を生きたまま販売することはほぼなくなりました。 これまでにもこういった動きはありましたが、法律などで公的に犬肉販売を禁止する動きはありませんでした。

犬肉消費を巡る人々の対立

世界中から浴びせられる犬肉祭りへの批判に対し、玉林市民の多くは「これは伝統行事だ、他人に口出しされる筋合いはない」と反発していましたが、中には犬肉祭りに疑問を呈する愛犬家もいたようです。

祭り以外でも犬肉は食べられていた

犬肉祭り以外でも、中国の一部の地域では炒め物や鍋料理に犬肉が使用されてきました。 NPO法人「Humane Society International」は、年間約1000万〜2000万匹の犬が食用に殺されていると推定しています。 日本でも、主に中華料理店や韓国料理店で犬肉を提供しているところがあるようですが、犬肉の輸入は今のところ禁止されていません。

新型コロナで高まる野生動物取り引きへの懸念

野生動物 中国 中国では、多くの動物が、「野生動物農場」で飼育され、食用や毛皮用、薬用に売買されてきました。 「野生動物農場」では、田舎で生活する人でも簡単にお金儲けができるとあって、中国政府はこれまで農場を規制することはなく、むしろ促進してきました。

SARSの媒介役も・・・

SARSの媒介役になった可能性が指摘されているチベット猫も、国家林業草原局の後押しを受けて飼育を続けていたといいます。 しかし、野生動物農場経営に必要なライセンスは地方レベルで出されており、どのように繁殖が行われているかなどの情報も不確かであったことから、国全体での野生動物市場についてはっきりと把握されていませんでした。

COVID-19で農場がシャットダウン

コウモリを媒介した可能性が高いと指摘されている新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大すると、クジャク、ジャコウネコ、ヤマアラシ、ダチョウ、ガチョウ、イノシシなどを飼育していた約2万件の野生動物農場が閉鎖または休業に追い込まれました。 現在休業中の農場に関して、今後どの程度再開が許されるかはわかりませんが、少なくとも野生動物市場の規模は縮小するとみられています。

深圳市では早くも犬肉禁止へ

中国南東部に位置する深圳市では、4月2日、犬肉の消費を禁止する法令を一足早く発布し、5月1日から施行されています。 深圳市は、新型コロナウイルスを受けて野生動物取引の見直しに乗り出し、加えて犬や猫などペットとして飼われている動物を食べることも禁止しました。

犬肉禁止法案に対する賛否両論

犬肉 犬食 賛成 反対 今回政府が出した、消費目的の飼育を認める動物のリストから犬が除外されたことについて、中国国内では賛否が分かれています。

賛成意見

中国では近年、犬を飼う人の数が増えており、「犬は人間の大切なパートナーだ」という意識が高まっています。自分の愛する犬の仲間が、殺されて食べられてしまうことに心を痛めている人も多くいました。 犬肉禁止に賛同する人々は、今回の法案は中国のアニマル・ウェルフェアにおける大きな躍進だとして称賛しています。

反対意見

これに対し、犬肉を食べることは大事な伝統であると考える人たちは、「伝統文化を壊すつもりか」と反発しています。また、中国以外のアジア圏でも犬肉を食べる地域が存在することから、「犬肉禁止は西欧文化への従属だ」と厳しく非難する人もいるようです。 さらに、犬肉の販売でお金を稼いできた人たちからは、これからどのように生活していけば良いのか、何か政府から支援はあるのかなど、不安の声も上がっています。

パプリック・オピニオンを聞き、正式に発表

農業農村省が今回出した動物リスト案は、5月8日までの1か月間、中国市民から意見を募集していました。そして、5月も下旬になり、中国はリスト案が正式なものになったと発表することとなりました。

文化、倫理、衛生意識の衝突

犬肉 文化 倫理 批判 今回は、食用に飼育して良い動物のリストから、公式に犬を除外する法案が中国で初めて発表されたことをお伝えしました。その理由は、「犬は人間のパートナーだから」と説明されています。 また、新型コロナウイルスが野生動物を媒介したと見られていることから、犬肉以外にも、さまざまな野生動物がリストから外されました。 日本人の感覚からすると、「犬や猫を食べるなんてとんでもない!」と感じ、到底信じられませんが、中国では食文化の一つでした。日本でもクジラを食す文化がありましたが、これが海外の人からバッシングされたことと近いものだと考えられます。 しかし、この食文化もいよいよ終わりを告げようとしています。今回、世界中を震撼させた新型コロナウイルスは、中国の食文化にも「コロナショック」をもたらし、大きな影響を与えているのです。

動物園・水族館が配信!おうちで生き物を観察できる無料動画8選

緊急事態宣言は解除されたものの、新型コロナの影響で以前のような外出はしにくくなりました。みなさんはどのようにお家時間を過ごしていますか? 今回は、全国の動物園・水族館が無料で配信している、陸や海の生き物たちの動画をご紹介します。 動物の様子を間近で観察できるものや、動物の生態について詳しく学べるものなど、大人も子供も楽しめる内容のものが満載ですので、ぜひチェックしてみてくださいね!

【動物園編①】大牟田市動物園

福岡県大牟田市にある大牟田市動物園は、「どうぶつえん休園日記」と題し、ライオン、ナマケモノ、オオカンガルー、フラミンゴ、キリン、モルモットなど、動物園にいるさまざまな動物の様子を配信しています。

ナマケモノのごはん

ナマケモノがごはんを食べる様子を、咀嚼音とともに間近で観察できます。 ここまで音がはっきりと聞こえるのは、動画ならではかもしれませんね。

スペシャルイベント モルモットの時間

こちらの動画は、4月19日に大牟田市動物園公式フェイスブックでライブ配信された「どうぶつえん休園日記スペシャルイベント」の、モルモット編の録画です。スペシャルイベントでは他にも、カメやヤギ、ヒツジなどのライブ配信も行われ、録画をYouTubeで視聴することができます。
【公式】大牟田市動物園 Omuta City Zoo https://www.youtube.com/channel/UCg349ub4Qm_rrWBcKd6FY2g

【動物園編②】よこはま動物園ズーラシア

神奈川県横浜市にあるよこはま動物園ズーラシアのYouTubeチャンネルでは、いろいろな動物の動画を視聴できるだけでなく、飼育員さんがそれぞれの動物の生態を詳しく説明してくれるので、とても勉強になります。

オカピのとっておきタイム

オカピはシマウマのような脚をしていますが、実はキリンの仲間。紫色で長く伸びる舌はキリンそっくりです。オカピが葉っぱを食べる音も良く聞こえます。

ライオンのとっておきタイム

飼育員さんが、ライオンのたてがみや狩りのしかたなどについて、エサをあげながら詳しく説明してくれます。 肉を食べるライオンの映像は、フェンス越しとはいえ口元がよく見えるので迫力があります。
よこはま動物園ズーラシア https://www.youtube.com/user/zoorasia424

【動物園編③】天王寺動物園

大阪市にある天王寺動物園で、4月19日「飼育の日」にライブ配信された動画の録画を視聴することができます。 動物にご飯をあげたり、体温を測ったりと、飼育員さんの普段のお仕事の様子がとてもよくわかる配信です。

サイ舎のモーニングルーティン

ライブ配信中に寄せられた質問にも、飼育員さんが丁寧に答えてくれます。

動物園の台所・調理場潜入

動物園の肉食動物に与えるお肉を加工する、動物園の台所の様子も大公開。どんな動物に、どんなお肉をあげているのかが、詳しい解説付きで紹介されています。
大阪市天王寺動物園(Osaka Tennoji Zoo) https://www.youtube.com/channel/UCRb3-Nt6Z6JQmJHMyMgsLkA

【動物園編④】円山動物園

北海道札幌市にある円山動物園。普段北海道に行く機会があまりない人も、動画で動物園の様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。

4月3日今日の円山動物園

動物園にいる海の動物、陸の動物を、一気に観られる動画です。

或る日のゴマフアザラシ達

こちらの動画では、ゴマアザラシたちののんびりとした様子を、間近で観察できます。おうちで観るからこそ、ゆっくりじっくり観察できそうですね。
札幌市広報部公式チャンネル https://www.youtube.com/user/SapporoPRD/featured

【動物園編⑤】群馬サファリパーク

ひと気のない群馬サファリパークを、動物たちが自由に動きまわります。休園中だからこそ見られる動物の姿もありそうですね。

休園中の群馬サファリパーク

サファリパーク内の「ウォーキングサファリゾーン」「日本ゾーン」「トラゾーン」など、ゾーンごとにさまざまな動物が紹介されています。

夕暮れサファリナレーション入り

動物たちの夜ご飯の様子を、ナレーション付きで楽しみながら観察できます。フェンスを挟まずに動物達の臨場感あふれる様子が観察できるのは、サファリパークならではの楽しみですね。
ようこそ!群馬サファリパークへ https://www.youtube.com/channel/UC-pxbaL7FfgDChiXzXKf6IA

【水族館編①】八景島シーパラダイス

水族館に来たら、必ずイルカショーを観るという方も多いのではないでしょうか。横浜市にある八景島シーパラダイスは、そんな大人気のイルカショーを特別に動画配信しています。

おうちで楽しむイルカショー

横浜・八景島シーパラダイス https://www.youtube.com/channel/UCe-b3jajzFAY3NzwYNS7I4w

【水族館編②】桂浜水族館

高知県の名勝にある、小さな水族館「桂浜水族館」も、海の動物たちの楽しい動画をあげています。 今回ご紹介する動画では、コツメカワウソがお散歩をしたり、エサを食べたりする様子がとてもよくわかります。

コツメカワウソのようす

桂浜水族館 https://www.youtube.com/channel/UC-X5T2sXAHcZdQ8mS6D_wMw/feed

【水族館編③】新江ノ島水族館

神奈川県江ノ島にある新江ノ島水族館は、湘南の海の目の前にある人気の水族館。普段なら常に多くの人が水族館を訪れますが、休館中の今、チンアナゴやクラゲ、ペンギンなどの生き物の様子をたくさん配信しています。 この機会に、自分のペースでじっくり海の生き物を観察してみてはいかがですか? 他にも、ライブカメラからの配信なども随時行っています。

みんな大好きチンアナゴ

新江ノ島水族館公式チャンネル https://www.youtube.com/user/EnosuiMovie

家でも動物園・水族館を楽しんで

今回は、新型コロナの影響で外出を自粛中のみなさんのために、休館中の動物園や水族館が配信している動物たちの動画をご紹介しました。 この機会に、大好きな動物園・水族館の動物たちを観察したり、普段行けない動物園・水族館の様子を楽しんでみてはいかがでしょうか。 動画の中には、動物の詳しい解説や、普段はあまり見ることができない動物の様子が観られるもの、動物をより間近で観察できるものなどがたくさんあります。 大人も子供も楽しめる内容の動画がたくさんあるので、家族でワイワイ、ひとりでじっくり、ぜひそれぞれの楽しみ方で、おうち時間を満喫してくださいね。

【新型コロナ】広がる保護猫・保護犬の「オンライン譲渡会」の可能性

新型コロナウイルスにより外出自粛ムードが続く中、保護犬や保護猫の譲渡会の中止が相次いでいます。多くの保護施設では収容数が限界に近づき、経済的な危機に陥っています。譲渡会を行わずに予約制の個別見学会で対応している団体もありますが、それでも見に来てくれる人は限られるので、里親が見つかりにくいのが現状です。 そんな中、ツイッター・ライブやYouTubeなどを使い、オンラインで譲渡会を始めた団体があります。 オンライン譲渡会は、動物保護団体が新型コロナウイルスの悪影響を受けて出した苦肉の策ですが、新型コロナウイルス収束後も発展の可能性があります。 今回は、実際に行われたオンライン譲渡会の例と、メリット・デメリットや今後の可能性についてお伝えします。

ツイッター・ライブを使った「オンライン譲渡会」

PET CAMPが開催したオンライン譲渡会では、配信者はツイッターアプリのライブ配信機能を使って保護している動物の様子を視聴者に生配信しています。 里親になることを考えている人は、PET CAMPの譲渡会会場サイトにアクセスし、保護動物の配信一覧から興味のあるものを選んで視聴する仕組みです。その動物が家の中でのびのびと過ごしている日常の姿をリアルタイムで閲覧することができます。

見逃し配信も

PET CAMPは、当日配信を見られなかった人のために、見逃し配信も行なっています。 リアルタイムで質問をしたりすることはできませんが、基本的に当日と同じ動画を視聴することができるので、気になる方はチェックしてみてください。
PET CAMP オンライン譲渡会 見逃し配信 https://petcamp.co.jp/online2020/list#noon

YouTubeを使った「バーチャル譲渡会」

横浜市で犬猫の保護活動をしている個人のボランティアグループ「おーあみ避難所」では、「バーチャル譲渡会」と称し、YouTubeで保護した犬猫の様子を配信しています。

保護犬のバーチャル譲渡会

保護猫のバーチャル譲渡会

バーチャル譲渡会に紹介された保護犬・保護猫については、メールで問い合わせをすることができます。
おーあみ避難所バーチャル譲渡会 http://f20km-petrescue.org/satooya-kai/2624/

OMUSUBIでは里親募集中の犬猫一覧をいつでも閲覧可能

おーあみ避難所が里親を募集している保護犬・保護猫は、OMUSUBIというサイトから確認することができます。 サイトには、保護犬・保護猫の写真に加え、性格や持病の有無、ワクチン摂取や避妊手術について詳しく記載されています。気になった保護犬・保護猫がいたら、おーあみ避難所に連絡してさらに詳しい情報を得られる仕組みです。
OMUSUBI 保護犬猫と里親を結ぶ場所 https://omusubi-pet.com/groups/81

オーストラリアではコロナで保護動物の需要が300%増!?

オーストラリアでは保護動物の里親探しが好調 新型コロナウイルスによる外出制限が続くオーストラリアでは、自宅待機のお供として保護犬・保護猫の需要が急激に高まっています。 王立動物虐待防止協会(RSPCA)ニューサウスウェールズ州支部のスティーブ・コールマン最高責任者によると、同州における里親募集への問い合わせは、新型コロナウイルス以前と比べて約300%増えているそうです。 譲渡会ができずに困っている団体も多い中、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州では、新型コロナウイルスが保護動物の里親探しにプラスに作用していることがわかります。

ファーストステップとしての一時預かり

コールマン氏によると、多くの人が保護犬・保護猫をまずは「一時預かり」で引き受けますが、愛着が湧いてそのまま里子として引き取るケースはとても多いそうです。 動物のストレスなど課題もあるものの、里親を見つけるためのファーストステップとして「一時預かり」制度は重要な役割を果たしているのです。

同様のことはニューヨークでも

動物保護団体のマディー・ポーズ・レスキューとベスト・フレンズ・アニマル・ソサエティーによると、シェルターに保護されていた犬や猫がほとんどいなくなったそうな。また、別の団体では、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、インターネット上で面談をするなど、引き渡しのプロセスを工夫しているそうです。 新型コロナウイルスによる自宅待機や自粛が長引けば、オンライン譲渡会のような取り組みと相まって、日本でも保護動物の譲渡が加速するかもしれません。

「アフター・コロナ」にも広がる可能性

今後はオンライン譲渡会によって保護猫や保護犬が譲渡される可能性も 今回お伝えしたオンライン譲渡会は、新型コロナウイルスで対面の譲渡会ができずに困っている動物の保護団体たちが、苦肉の策として始めたものですが、新型コロナウイルス収束後にもオンライン譲渡会の発展の可能性はあるでしょう。

オンライン譲渡会のメリット

オンラインという特性を保護動物の譲渡会に応用することで、次に挙げられるようなメリットがあります。新型コロナウイルスが終息後も、この特性は飼い主の皆さんに受け入れられるものだと考えています。

1. 気軽に参加が可能

「保護犬・保護猫を飼うことに興味はあるけど、譲渡会に参加するのはちょっと緊張する…」「譲渡会には行ってみたいけど、なかなか時間が合わない…」と思っている人も、オンライン譲渡会なら、インターネット環境さえあれば、好きな時に好きな場所で、気軽に動画を閲覧することができます。

2. 動物の自然な様子がわかる

対面での譲渡会では、知らない人がいることで動物が緊張してしまい、普段の様子が分からないことがあります。オンライン譲渡会では、動物が慣れた環境で、リラックスして遊んだりごはんを食べたりする様子が分かり、飼ったあとの様子をイメージしやすくなるというメリットがあります。

3. より多くの人と動物が出会える

対面での譲渡会では、足を運んだところでしか保護動物に出会うことができませんが、オンライン譲渡会ならより多くの動物と出会うことができます。里親希望者の選択肢が広がるだけでなく、保護動物側もより多くの人に見てもらえることで里親決定の可能性が高くなるかもしれません。

オンライン譲渡会のデメリット

一方で、オンラインであることによるデメリットもあります。

1. 実際に触れ合えない

オンライン譲渡会では、実際に保護動物と触れ合うことができません。動画などで詳しく解説があっても、実際に触れ合ってみないと分からないこともあるでしょう。

2. 里親募集者と希望者が対面で話せない

動物も実際に触れ合ってみないと分からないことがありますが、人間同士も実際に会って話してみないとどんな人か分かりにくい場合があります。里親を募集する側にとっても、里親を希望する側にとっても、対面での会話ができないのは少し不安かもしれません。 恐らく、この問題が一番大きいところでしょう。ほとんどの保護団体は善良な活動をしていますが、ごく稀に金銭を目的とする悪徳な団体が紛れている場合があります。また、里親になる側にも問題がある場合があります。

保護動物の譲渡会、今後の展望は

オンライン譲渡会による里親探しは今後も期待できる まだまだオンライン譲渡会には改善の余地があるでしょう。しかし、新型コロナウイルス終息後も、オンラインと対面両方を使った譲渡の形が発展する可能性は十分にあると考えます。 例えば、オンラインで広く里親を募集し、里親希望者は気になったところとまずはメールやビデオ通話などでやり取りをし、最後に対面で実際に動物と触れ合い、里親募集者と面談をして、譲渡を確定する流れなどが考えられます。 オンライン譲渡会の可能性の広がりにより、新型コロナウイルスによる里親探しの危機が、今後の動物保護活動にプラスに転じてくれることを願います。

【新型コロナ】飼い主の不安を解消!アニコムのペット無料預かりサービス

先日、Cherieeではペットの飼い主さんが新型コロナウイルスに感染した時のために、預け先を決めておいた方が良いという記事を公開いたしました。
【新型コロナ】決めてある?もしもの時のペットの預け先
しかし、身近にペットを預かってくれるような人はいないと途方に暮れた方も少なくないでしょう。ペットの飼い主さんは不安な思いで日々、過ごしていると思います。 そんな中、新型コロナウイルスの感染による入院のため、ペットと一緒に住めなくなってしまった人向けに、一時的に無料でペットを預かってくれるサービスが始まりました。ペットの飼い主さんにとってはとても重要な情報ですので、ぜひご一読ください。

アニコム ホールディングス株式会社とは

アニコム ホールディングス株式会社 公式HP: https://www.anicom.co.jp/ アニコム ホールディングス株式会社(以下、アニコム)はペットの保険を専門に取り扱っているアニコム損害保険株式会社の親会社です。アニコム損害保険株式会社は10年連続ペット保険シェアNo.1を誇っており、ペット保険を考えたことのある人なら一度は耳にしているでしょう。 そんなアニコムで、ペットの飼い主さんにとって心強いサービスが開始しました。

アニコムの「#StayAnicom プロジェクト」

アニコムの「#StayAnicom プロジェクト」 #StayAnicom プロジェクトは、「私が新型コロナウイルスに感染したら、この子はどうすれば良いの?」という不安を解消してくれる飼い主さんのためのサービスです。 アニコムが保有する施設の一部を解放し、飼い主さんが隔離や入院している間はペットを無償で預かってくれます。アニコムの獣医師を中心とした社員がお世話をしてくれるため、ペットの飼い主さんも安心でき、療養に専念することができるでしょう。

申し込みから帰宅までの流れ

申し込みから帰宅までの流れは以下の通りです。
  1. 専用のフォームから申し込み
  2. 感染者と濃厚接触していない人が施設までペットを連れていく
  3. アニコムの施設でペットをお世話
  4. 隔離・入院が解けたら帰宅
申し込みフォームは以下のページです。
コロナ感染者のペットを無償でお預かりする「#StayAnicom」プロジェクトを始動! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000028421.html
4月14日現在、#StayAnicom プロジェクトに関する電話での問い合わせは受け付けていません。気になることがあるとは思いますが、新型コロナウイルス感染拡大防止のために人員を減らして対応しているとのことですので不急の連絡は避けるようにしましょう。

#StayAnicom プロジェクトを利用の際に気をつけること

アニコムの #StayAnicom プロジェクトを利用の際に気をつけること

感染者以外は利用できない

このサービスは新型コロナウイルスに感染してしまった方が飼育するペットを一時的に預けられるサービスです。 「心配だから」や「収束するまで実家に帰りたいから」などの理由でこのサービスを利用することはできません。ペットホテルも休業しているところがありますが、休まずに運営しているところもあります。その場合はそういった有料施設を利用しましょう。 施設や人員には限りがありますので、本当に困っている人のみ利用するようにしてください。

濃厚接触者以外がペットを連れて行く

ペットを預ける際は、基本的には濃厚接触者以外の方がアニコムが指定する場所まで連れていかなければいけません。もしもの時に連れていってくれる人にお願いしておきましょう。

ペットを移動させる時に気をつけること

ペットの被毛等についたウイルスにより、連れて行ってくれた人を間接的に感染させてしまう恐れがあります。ペットをシャンプーすることはもちろん、ケージ等も全て消毒した上でお願いするようにしましょう。 東京都獣医師会がペットの飼い主さん向けに、新型コロナウイルスに感染してしまった時のペットとの接し方について情報を出しています。自分が感染していることがわかり、ペットを預けなくてはならなくなった場合に備え、前もって以下をよく読んでおきましょう。
東京都獣医師会 飼い主のみなさまへ https://www.tvma.or.jp/public/items/1-20200328%28Q%26A-4%29.pdf

#StayAnicom プロジェクトのQ&A

アニコムの #StayAnicom プロジェクトのQ&A このサービスを利用するにあたり、飼い主の皆さんが特に気になることをサイトから抜粋してお伝えします。 Q:ペット保険に加入していなくても大丈夫?
大丈夫です。どなたでもお申込みいただけます。
Q:だれが面倒を見てくれますか?
ペットが大好きなアニコムの社員有志(獣医師を含む)が、お世話いたします。
Q:どこで預かってくれますか?
まずは東京近郊の施設を予定していますが、お申込みをいただいた方の居住地域に応じて、随時検討いたします。
Q:犬と猫だけ?
検討いたします。超大型犬や健康状態など、場合によってはお預かりできない場合もございます。
Q:持病があるけど大丈夫?
大丈夫です。日常的に内服しているお薬があれば、そちらもご持参ください。
他のQ&Aも含め、詳細は以下のサイトに記載されています。申し込みをする前にご一読お願いします。
コロナ感染者のペットを無償でお預かりする「#StayAnicom」プロジェクトを始動! https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000028421.html
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最後に

アニコムのこのプロジェクトはボランティア。趣旨を理解し、本当に困った場合にのみ利用しましょう。 中国・武漢ではロックダウンに伴い自宅に帰れなかったり、新型コロナウイルス感染により隔離されたりしたため、家に取り残された多くのペットの命が失われました。現地の動物愛護団体により保護されたペットもいましたが、救えなかった命もたくさんあります。 今、日本のどこかで辛い思いをしているペットがいるかもしれません。もし自分が新型コロナウイルスに感染してしまったらどうしたらいいのか不安に思っている方も多いと思います。アニコムの #StayAnicom プロジェクトはそういったペットや飼い主さんの救世主となってくれるでしょう。 まだまだ終わりの見えない新型コロナウイルスとの戦いですが、希望を捨てず、一人一人が感染拡大防止に取り組んでいきましょう。

【新型コロナ】獣医師が答えるペットの飼い主の疑問あれこれ

新型コロナウイルス感染症が世界中で猛威を奮っています。日本でも先日、ついに全国に緊急事態宣言が発令されました。 外出自粛やソーシャル・ディスタンシングの徹底が叫ばれている中、犬や猫などのペットを飼っている人は、「ペットは感染しないの…?」「自分が感染したら、ペットはどうすればいいの…?」「今、動物病院に行っても大丈夫…?」など、いろいろ心配な事があるでしょう。 本記事では、獣医師の立場から、ペットの新型コロナウイルス感染症に関する情報や動物病院を受診する際の注意点をまとめました。

海外における小動物の新型コロナウイルスの感染状況

海外における小動物の新型コロナウイルスの感染状況はどのようになっているのか? 2020年3月、香港では犬、ベルギーでは猫の新型コロナウイルスへの感染が報告されています。これらのニュースは、犬や猫と共に暮らす人たちにとって大きな衝撃だったのではないでしょうか。

動物から人への感染はあるのか?

現在、OIE(国際獣疫事務局)によれば、新型コロナウイルスの動物から人への感染の可能性は非常に低いとされています。しかし、今後、ウイルスの変異によって状況は変化するかもしれません。 新型コロナウイルスでなくても動物から人に感染する病気はありますから、平時から動物との過度のスキンシップは避け、触れ合った後は手洗いを徹底しましょう。

人から動物への感染はあるのか?

濃密な接触を長時間行うことで人から動物へ感染することはあるかもしれません。実際に、世界では数件の感染報告がされています。 ある論文には、犬より猫やフェレットの方が新型コロナウイルスに対して感受性が高いとの研究結果が報告されています。また、成猫より子猫の方が感受性が高いという報告もあります。 いずれにしても、現時点では、過度のスキンシップは避け、触れ合った後は手洗いを徹底するようにするのが最も良い対策と言えるでしょう。

動物病院受診の際に注意したいこと

緊急事態宣言下に動物病院には行って良いのか? 外出自粛とは言っても、ペットの具合が悪いなど、動物病院を受診しなくてはならないときはあるでしょう。飼い主であるあなたが、新型コロナウイルスに感染しないために、動物病院を受診する際に注意すべき点をまとめました。

1. ワクチンなどは極力時期を遅らせる

フィラリアの予防に関しては、蚊の発生時期との兼ね合いがあるため避けられません。しかし、混合ワクチンや狂犬病ワクチンの接種は、少し時期を遅らせても効果に差はほとんどありません。 また、避妊/去勢手術や歯石の除去など健康維持を目的とした手術についても、できる限り日程を再考しましょう。

2. 公共交通機関を利用しない

自家用車で動物病院に行くことで、待合室が混雑している際、他の人との接触を避けるために車中で待つことができます。 また、ペットにとっては、いろいろな動物のにおいのする待合室より、静かな車中の方がストレス緩和になるかもしれません。車を利用できない場合は、混雑時は換気の良い動物病院の外で待つなど工夫が必要です。

3. 予約を入れる

動物病院の中には、予約制を取り入れることによって混雑緩和を行っているところも多いでしょう。普段、予約の習慣がなくても、この状況下では、出かける前に動物病院へ忘れずに連絡しましょう。 動物病院側でも病院内での濃厚接触には気を使っているところも多いため、かかりつけの動物病院と相談をしながら、避けるようにしたいですね。細かな診察の体制については、かかりつけの動物病院の方針を確認してください。

4. 入院時の面会は避ける

容態が重篤な場合を除き、入院時の面会は避けた方が無難です。 こちらも、動物病院にて対策を行っていることが多いようですので、獣医師と相談して、できるだけ電話などで様子を聞くに留めておきましょう。

もしもあなたが感染してしまったら

新型コロナウイルスに飼い主が感染してしまった場合はどうするのか? 残念ながら、現在、新型コロナウイルスへの感染を完全に予防することはできません。万が一、あなたが感染してしまったら、一緒に暮らしているペットはどうすればよいのでしょうか。

自宅療養の場合

他の人に対するのと同様、ペットへの接触を極力控えてください。別の部屋で過ごすなどの、自宅での隔離が必要です。 もしどうしても隔離ができない、体調不良によって世話が困難などであれば、早めに頼れる知人に預ける決断をしましょう

ペットを預ける場合

ペットの体表に付着したウイルスを落とすためにシャンプーをするのが望ましいです。その際、毛に当たった水が飛び散らないようにシャワーの水圧は弱めがいいとされています。しっかり拭いた後は、タオルは通常の洗濯用洗剤で洗濯します。 キャリーバッグや首輪などは、0.05%に薄めた家庭用塩素系漂白剤で拭きます

アニコムのペット預かりサービスも選択肢に

アニコムホールディングス株式会社は、新型コロナウイルスに感染してしまった飼い主さんのために、隔離や入院の間ペットを無償で預かってくれるサービス「#StayAnicom プロジェクト」を行っています。 このサービスは、アニコムのペット保険に加入していない場合にも利用することができます。もし周りにペットを預けられる人が見つからなければ、こうしたサービスを利用することも考えてみましょう。

ペットの体調が悪く、周りに新型コロナ感染者がいたら

新型コロナウイルス感染者のペットの体調が悪くなった場合は? 「周りに新型コロナウイルス感染者がいて、ペットが体調を崩してしまった。」これは、最も悩ましいケースです。 現在、動物において新型コロナウイルスの感染によって症状が現れるかについてはわかっていないことが多いです。しかし、新型コロナウイルス感染症でないにしても、体調不良であれば動物病院への受診が望ましいです。 予め連絡を受けていれば、動物病院側も隔離して診察を行う等、工夫ができるかもしれません。飼い主の方ができることとして、直接行かず、必ずかかりつけの動物病院に電話をかけて、相談してみてください。 東京都獣医師会が、ペットの飼い主さんに向けた新型コロナウイルスのQ&Aサイトを開設しておりますので、こちらもご参照ください。
東京都獣医師会 飼い主さんに向けて https://www.tvma.or.jp/public/2020/04/post-66.html

まとめ

新型コロナウイルス ペット 犬 猫 動物における新型コロナウイルスの伝播様式や病原性などは、今も世界中で研究中の段階です。しかし、自らの感染を防ぐことが、ペットへの感染を防ぐことになることは間違いありません。 ひとりひとりが感染予防を徹底し、一刻も早い終息を迎えることが重要です。自粛自粛でストレスもたまっているでしょうし、いつ終息を迎えるのかわからず、今後に対する不安は大きいと思いますが、全員で乗り越えていきましょう。

新型コロナを乗り切る「ペットとおうち時間」のインスタ投稿12選!

新型コロナウイルスの影響で外出を控えているみなさんは、「おうち時間」をどのように過ごしていますか? Instagramには、ペットと一緒におうち時間を過ごす様子がたくさん投稿されています。今回はそんな投稿の中から特に反響が大きく、思わず微笑んでしまう投稿を12個ご紹介します。 ペットを飼っている人も飼っていない人も、こんな時こそぜひ、ペットのかわいさに癒されてください。

「テレワークあるある」をワンちゃんたちが体現

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、自宅から勤務する「テレワーク」を実行している方も多いでしょう。Instagramでは、ワンちゃんたちが「テレワークあるある」をユニークに表現しています。

テレワークあるある?①

「9時から仕事を始めるために8時55分に起きた時の私」という説明とともに、まるで寝起き5分後のような顔のワンちゃんを載せた投稿です。 5分前とは言わずとも、「いつもより遅く起きて、身だしなみを整えなくても勤務できる」というテレワークあるあるに共感する人はたくさんいそうですね。

テレワークあるある?②

左の写真が、「音声のみでのzoomミーティングの時」。右の写真が、「ビデオカメラ付きのzoomミーティングの時」。zoomとは、オンラインで会議などができるアプリのことで、新型コロナウイルスの影響によるテレワークでの活用が広まっています。 音声のみの時は、お風呂上がりのような格好でリラックスしきっているのに対し、ビデオカメラになるとメガネをかけてキリッときめています。 「テレワーク」とひとくちに言っても、ビデオありか音声のみかによって身だしなみの気合いが変わりそうなのも、「あるある」ですね。

テレワークあるある?③

テレワーク1日目から3日目にかけて、ワンちゃんの態度がどんどん変化していきます。最初はやる気満々だったテレワークも、だんだん気が抜けてきて、このワンちゃんのようになってしまっている方もいるのでは!? ずっとオフィス勤務だった方の中には、「自宅で働くとどうも気合いが入らない」という方もいるでしょう。そんな時は、軽く運動をしてみたり、作業をする部屋や体勢をときどき変えてリフレッシュしてみましょう。

ワンちゃんたちも「zoomミーティング」

9匹のレトリーバーたちによる、「zoomミーティング」。SNS上では、「こんなミーティングなら私も参加したい!」」という声があがっています。

テレワーク中、ペットが甘えてきて仕事が進まない!

猫がPCの上に寝てしまった・・・

飼い主さんの仕事中に、パソコンの上で寝てしまった猫ちゃん。「働きすぎニャ〜」という声が聞こえてきそうです。 こんなにかわいく寝られてしまったら、飼い主さんも「少し休憩しようかな」という気持ちになりそうですね(笑)

「仕事なんてしないで、かまって〜」

ワンちゃんがいるおうちでテレワークをしている方は、同じような経験がある方も多いのではないでしょうか。 筆者も自宅でパソコン作業をしていると、飼い犬からの「かまって」攻撃をたびたび受けます。 そんなワンちゃんたちがいることで、「仕事の邪魔になる」どころか、リラックスできてむしろ仕事に精がでるという飼い主さんもたくさんいらっしゃるかもしれませんね。

ペットと一緒に運動不足解消!

「外出自粛で運動不足に・・・。」そんな時、ペットと一緒なら、おうちでの運動もはかどるかも!?

筋トレ中、猫ちゃんがいつもそばに・・・

猫ちゃんを抱っこしながらのスクワット。そして、猫ちゃんに見守られながらの腕立て伏せ。 少し辛い筋トレも、猫ちゃんと一緒なら楽しく頑張れそうですね。

トレーニング中、いつでも猫が体の上に

どんなトレーニングをする時も、必ず体のどこかしらに猫ちゃんが乗っかっています。 猫ちゃんが乗っていても難なくトレーニングできる飼い主さんもさることながら、猫ちゃんのバランス力もさすがです。

かわいすぎるパーソナルトレーナー!?

腕立て伏せをする飼い主さんの頭に乗っかり、自分も上下に動くワンちゃん。飼い主さんの頭と遊んでいるつもりなのでしょうか? 先ほどご紹介した猫ちゃんは飼い主さんの体の上でバランスを保っていましたが、こちらのワンちゃんは反対側から落ちてしまいました。 「わんこジムへようこそ」という投稿に、「ぜひ行きたい!」「私もこんなところでトレーニングがしたい!」というコメントがたくさん寄せられています。

ペットが新型コロナウイルス予防をユニークに呼びかけ

手洗いやうがいなど、新型コロナウイルスへの感染を防ぐための基本的な対策は、テレビなどでみなさんも日々耳にしているでしょう。 Instagramには、そんな感染予防をペットたちがユニークに呼びかける投稿が大きな反響を呼んでいます。

大事なことはこれだワン!

「手洗いは20秒」「症状があればマスクをして、使い終わったらちゃんとゴミ箱に捨てて」「顔は触らず」「旅行は控えて」「必要な物を買っておこう、でもパニックで買いすぎないようにして!」「濃厚接触は避けて」「体調が悪ければ、ゆっくり休んで」「いじめや虐待をしないで!私たちはみんな同じ状況下にいます」 かわいらしく、見ていて癒される動画ですが、とても大事なことを伝えてくれています。 こんな状況の中だからこそ、感染予防をかわいいワンちゃんに呼びかけられると、心が和むとともに「気をつけよう」と思える人も多いのかもしれませんね。

触らないで!「自分は自分で守るワン」

飼い主さんがワンちゃんの手を握ろうとすると、ワンちゃんは「ソーシャル・ディスタンシングを実行するために、手を握らないで欲しい」と言います。それでも握ろうとすると、「僕を危険にさらさないで。僕は自分で自分を守る。僕は大事だから。」と言って拒み続けるワンちゃん。 思わず笑みがこぼれてしまうかわいい動画ですが、「自分を守るために接触を避ける」というワンちゃんの重要なメッセージが世界中に届いたことでしょう。

ワンちゃんたちの話し合いを描いたコミック

飼い主たちが悲しそうでなんとかしたいけど、自分達にはウイルスをどうすることもできない…。せめて、人間がひとりぼっちにならないようにしてあげよう!という、ワンちゃんたちの話し合いが四コマ漫画として描かれています。 実際、ワンちゃんがそばにいてくれて、張り詰めた気持ちが少し和らいだ飼い主さんもたくさんいらっしゃいますよね。こんな時こそ、ペットの存在が身に沁みます。

【豆知識】英語圏の人が使う「犬語」を学ぼう

Instagramでワンちゃんの投稿を見ていると、「あれ?この英語、なんか変だぞ」と思うことがあるでしょう。 おそらくそれは、「DoggoLingo」や「Dog-Speak」と呼ばれる、いわゆる「犬語」の表現です。例えば、次のようなものがあります。
  • 「Henlo」→「Hello」
  • 「Doggo」→「Dog」
  • 「Hooman」→「Human」
  • 「Chimken」→「Chicken」
  • 「Heckin」→「Extremely,very」
また、文法が少しおかしなこともあります。 例えば、自分のことを”I”と称していながら、”is”や”eats”など、通常三人称単数が主語の時に使う動詞を用いていることがよくあります。 このような、”DoggoLingo”をマスターすれば、InstagramやYouTubeのワンちゃんの投稿がますます楽しくなるので、ぜひ覚えてみてくださいね。

まとめ

ペットと過ごすおうち時間 新型コロナウイルスの影響により世界中が混乱状態にある中で、Instagramにはテレワークや自宅でのトレーニングなどの「おうち時間」をペットと過ごす様子や、感染予防対策をペットがかわいく呼びかける動画などが多数投稿されています。 こんな状況だからこそ、私たちの心を癒してくれるペットの存在は、とても大きなものです。 ペットを飼っていない人でも、SNSでこのような投稿を見ることで、少し心が和むかもしれません。 新型コロナウイルスが収束するまでは不要不急の外出はせず、おうちでペットと一緒に過ごしたり、ペットの動画を見たりして、みなさんの大事な体を守ってくださいね。