老犬がふらつく・踏ん張れない!4段階の歩行の介護方法を解説

犬種や個体によって大きく異なりますが、一般的には10~12歳以降のハイシニア期になると歩行に問題が見られ始める傾向があります。

この記事では、歩行の介護を4段階に分け、ふらつきが出始めた状態から完全に歩けなくなる状態までを解説します。愛犬に無理のない範囲で活動させ、イキイキとした老犬生活を過ごせるようにサポートしてあげましょう。

犬の歩行機能の低下の過程

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多くのシニア犬は、以下のような段階を経て歩行機能が衰えていきます。お家にシニア犬がいる方は、愛犬が現在どの段階にいるのかをチェックしてみましょう。

ただし、昨日までは普通に歩けていたのに急に歩けなくなったような場合は、何らかの病気の可能性がありますので、まずは動物病院を受診することをおすすめします。

1. 歩くのがおぼつかない

シニア期に入ると、徐々に足の筋肉が衰え、ふらつきやよろけることが増えたり、足で体を支えきれずに足がクロスしたりするようになります。

2. 自力で立ち上がれないが、歩くことはできる

さらに足の筋力が衰えると、自力で立ち上がれなくなります。しかし、立ち上がれれば、ふらつくことはあるものの、自力で歩くことは可能です。

3. 後ろ足が踏ん張れず、自力で歩けない

筋力の衰えがさらに進むと、立たせてあげても自力で歩けなくなっていきます。しかし、この段階では補助具などを使用してサポートすることで歩行が可能です。

4. 補助があっても歩けない

補助しても歩くことが難しくなり、寝たきりの状態になります。

介護度①歩くのがおぼつかない

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歩行時にふらつきなどが見られるようになったら、ハーネスを使用して歩行をサポートしましょう。

中~大型犬の場合は、背中に手を入れて支えるハンドルのついた通常のハーネスを使用し、ふらついた時に支えてあげましょう。この際、リードを短めに持つと、犬の体をよりコントロールしやすくなります。

小型犬の場合は、人間の手から犬の背中まで距離があるため、よろけた時にすぐに支えられません。そのため、介護用のハーネスの利用をおすすめします。

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介護度②自力で立ち上がれないが、歩くことはできる

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自力で立ち上がれなくなった場合は、立ち上がる際に補助してあげて、その後は自力で歩かせるか、先述したハーネスを使用して歩行を補助しましょう。

立ち上がりの補助方法

  1. 急に触られて犬が驚かないように「立つよ~」と声をかける
  2. 片手で犬のお腹の下を支え、もう片方の手で後ろ足の付け根辺りを支えて持ち上げる
  3. 犬の前足を突っ張らせながら、後ろ足を持ち上げて立たせる

立たせる際には、床材によっては足が滑ってしまう場合があります。そのため、犬が寝そべる場所の下にバスタオルやヨガマットなどを敷くことで滑りにくくなるので、ぜひ試してみてください。

また、犬の足裏の毛が伸びていて滑りやすい場合もあります。定期的に足裏の毛をカットし、肉球に専用クリームやワセリンを塗ってケアすることで滑りを軽減できます。

介護度③後ろ足が踏ん張れず、自力で歩けない

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立たせてあげても後ろ足で踏ん張れず、ヘナヘナと座り込んでしまうような場合は、後ろ足用の歩行補助ハーネスを使って歩かせてあげましょう。

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胴体のみを支えるタイプの補助ハーネスは、パンツタイプに比べて装着が簡単というメリットがありますが、犬の体型によっては装着がズレて使いにくいというデメリットもあります。

介護度④補助があっても歩けない

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いよいよ歩けなくなってしまった場合は、基本的には抱っこで移動します。歩けなくても、外出を制限しなければならないような病気がない限り、気分転換や認知症予防のためにも、お散歩に出ることをおすすめします

小型犬の場合は、室内では抱っこで、外出時にはペットカートやペットスリングを利用しましょう。

大型犬の場合は、室内では毛布など滑りやすい布に乗せ、二人がかりで四方を引っ張り、ゆっくりと滑らせながら移動します。また、移動が楽になる介護用品もあるので、そちらを利用することも検討してみてください。

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大型犬の外出時に使用できるペットカートもありますが、サイズがかなり大きいため、「カートが大きすぎて玄関から出られなかった」といった問題が起こることもあるようです。カートの乗せやすさやサイズ選びには注意しましょう。また、坂道ではかなりの力が必要になるため、特に下り坂では注意が必要です。

歩行介護の3つのポイント

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シニア犬の歩行介護において、押さえておきたいポイントを3つ解説します。

1. まずは動物病院を受診する

病気がある犬を無理に歩かせるなど、良かれと思って行った行為が、犬にとって大きな苦痛になる場合もあります。かかりつけの獣医師に、希望する介護方針を伝え、医学的な判断を仰ぎましょう。

2. 声をかけてから犬に触る

歩行介護に限らず、介護全般において重要なポイントです。シニア期を過ぎると耳が遠くなる傾向があり、突然触られることに驚いたり、びっくりして咬みついてしまうこともあります。介護を始める前に、「〇〇するよ~」と声をかけ、犬が気づいてからケアを始めましょう。

3. 頑張りすぎない

体の大きな大型犬の介護だけでなく、小型犬の場合でも長時間前かがみの姿勢をとることで、飼い主が首や腰を痛めてしまうこともあります。また、愛犬が年老いてだんだん弱っていく姿を見ていると、精神的に辛くなる場合もあるでしょう。

愛犬の状態と同じくらい、ご自身の状態もしっかり把握しましょう。辛さを感じたらデイケアを利用したり、家族や友人に頼ったりして、愛犬の介護を継続するために自身のケアも大切にしてください。

まとめ

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年をとって徐々に歩けなくなっていく愛犬を見るのは辛いものです。しかし、残された時間を老犬なりにもイキイキと過ごさせてあげたいものですね。

この記事が皆さんと、その愛犬の幸せな老後に役立てれば幸いです。

初めて犬を飼う方必見!安全で快適な部屋づくりをしよう

犬を飼っている方の多くは、愛犬に家族の一員として、幸せな生涯を過ごしてほしいと願っていることでしょう。犬の幸せな暮らしには様々な要素がありますが、特に犬が長い時間を過ごす居住部屋の環境作りは重要です。

本記事では、犬にとって安全で快適な部屋づくりのポイントを紹介します。愛犬との暮らしをより充実させるために、ぜひ参考にしてみてください。

犬に優しい床材を選ぼう

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現代では多くの家庭でフローリングの床が使用されていると思います。しかし、フローリングは犬にとって滑りやすいため止まる時にブレーキが効きにくく、膝関節や腰に大きな負担をかける可能性があります。

滑ることにより発症しやすい病気

  • 大型犬に多く、股関節のゆるみが原因で引き起こされる「股関節形成不全」
  • 小型犬に多く、膝の皿が脱臼して歩行障害を起こす「膝蓋骨脱臼(パテラ)」
  • ダックスフンドなどに多く、背骨を繋いでいる椎間板が衝撃を受けて変性する「椎間板ヘルニア」など

こういった病気から愛犬を守るために、犬が過ごす場所の床材には注意しましょう。

犬に適した床材やフローリングの滑り対策には、以下のような種類があります。

  • カーペット
  • タイルカーペット
  • ジョイントマット
  • コルクマット
  • クッションフロア
  • フローリング用滑り止めコーティング剤

どの床材も一長一短がありますが、犬が走った時にフローリングと接している床材の裏面が滑らないかどうかや、賃貸住宅の場合は原状回復が可能かどうかなどをチェックしておく必要があります。

犬に危険が及ぶ場所はガードをしよう

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犬に危険が及んだり、イタズラしやすい場所はあらかじめガードをしてトラブルを避けましょう

危険がいっぱいな「台所」

台所は刃物や熱湯など危険な物を扱ったり、犬には有害な食材を扱う場合もあるため、犬が入れないようにゲートやフェンスを設置しましょう。これにより、盗み食いや拾い食いなどのイタズラも防げます。

飛び出すクセがある犬は「玄関」も注意

玄関を開けた瞬間に外に飛び出してしまう犬に対しては、先程のようなフェンスなどを設置するか、外に出る際には一旦座らせて待たせ、飼い主の「ヨシ」という合図で外に出る習慣をつけることが重要です。

ケガや病気を引き起こしやすい「階段」

階段は落下によるケガや、頻繁な上り下りによる椎間板ヘルニアなどの病気の発症が懸念される場所です。階段を使わせない場合はゲートを設置し、抱っこできる犬の場合は抱っこでの移動が良いでしょう。抱っこできない犬に階段を使用させる場合は、階段用の滑り止めの設置をおすすめします。

網戸があっても「窓」は危ない

窓には網戸がついているため、開けていても安全だと思われがちですが、犬が網戸を引っ掻いているうちに穴を開けたり、大きな犬の場合は飛びつくだけで網戸を外してしまうこともあります。その結果、落下すると非常に危険です。
換気などで窓を開けたい場合は、猫の脱走防止にも使われる窓のストッパーを利用して、犬の頭が出ない程度に窓を開けるように設置してみてください。

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誤食、盗み食いの宝庫の「ゴミ箱」

台所のゴミ箱には食べ物が捨てられることが多いため、盗み食いの心配があります。また、リビングのゴミ箱ではティッシュの誤食が頻繁に起こり、最近ではマスクの誤食の事例も多く報告されています。できるだけ蓋付きのゴミ箱を使用するようにしましょう。

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愛犬が快適に過ごせる環境を作ろう

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いくら安全に暮らせる環境を作ってあげても、愛犬が快適でなければ意味がありません。愛犬のQOL(生活の質)を向上させるために、快適な環境を整えましょう。

「冷暖房器具」で不快な気温から犬を守る

一般的に犬にとって快適な室温は21~25℃程度、湿度は50%前後とされています。ただし、子犬や老犬、小型犬、短毛種などは寒さに弱く、成犬や大型犬、長毛種は暑さに弱い傾向があります。犬種によっても適温は異なるため、愛犬の様子を観察しながら適切な温度を見つけてあげましょう

また、エアコンの設定温度と実際の室温が異なることも考慮しなければなりません。夏場の冷房では、冷たい空気が下に溜まるため、25℃の設定では子犬や老犬は寒さを感じる可能性があります。サーキュレーターを使用して空気を循環させたり、犬が通常過ごす場所の近くに温湿度計を設置して適切な温度を把握するなどの工夫してみてください。

エアコンでの調節と共に、犬が過ごすスペースに温度差をつける方法も有効です。例えば、夏の場合は犬が暑く感じた時に、さらに涼しく過ごせるように冷感シートを設置し、エアコンが寒すぎると感じた場合は丸まって眠れるベッドへ移動できるようにするなどの対策をしましょう。

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冬の場合も、犬が寒さを感じた場合に温まれるように湯たんぽなどを設置したり、暑さを感じた場合には暖房の効きにくい部屋の隅に移動できるように工夫してみましょう。

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安心できる隠れ家の「ハウス」

個体差はありますが、犬は一般的に狭くて暗い空間が落ち着くという習性があります。犬が一人きりで安心して過ごせる隠れ家を作ってあげましょう。
普段サークルで過ごす時間が多い犬の場合はサークル内に、部屋の中をフリーで過ごす時間が多い犬の場合はフリースペースのどこかに、クレートやベッドなどを設置します。

中には一人で過ごすことが苦手な犬もいます。そういった犬でも、入院時や災害時は一人で過ごさなければなりません。そのような時に大きなストレスにならないように、普段からクレートトレーニングをしておく必要があります

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犬も「トイレ」にはこだわりがある

トイレは犬によって様々なこだわりやクセがあります。設置場所は、その子が食事する場所や寝床から離れた場所が理想です。理由は人間と同じで、トイレの近くで食事したり休んだりするのは、犬にとっても不快なためです。とはいえ、サークル内にトイレを作らなければならない状況もあるでしょう。そういった場合は、できる限りベッドから離れた位置にトイレを設置してください。

トイレのサイズが狭いと、排泄しづらくなり、トイレの失敗の原因となることがあります。頻繁にトイレの失敗が見られる場合、トイレのサイズを大きくすると改善されることもあります。
また、トイレのはみ出し対策としては、囲いが付いているタイプのトイレがおすすめです。

健康な生活に欠かせない「食器台」と「水」

食器台を使用して食事や水を摂取することには、以下のようなメリットがあります。

  • 床に置いた食事や水を摂取する場合、犬が下を向くことで食道が狭くなるため、誤嚥や吐き戻しの原因となる可能性があり、食器台の使用でそれらを防げる
  • 首に痛みを抱える犬や老犬の場合、食器台を使用することで首への負担を軽減できる
  • 巨大食道症や気管虚脱など、気管や食道に疾患を抱えている犬は、食器台を使用することで食事が摂りやすくなる

まだ使っていないという方は、ぜひ取り入れてみてください。

また、犬が健康な生活を送るために水は欠かせません。犬の居住場所に2箇所以上設置して、水切れを防ぎましょう。

まとめ

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犬が安全で快適な生活を送るための部屋づくりのポイントをご紹介しました。既に犬を飼っている方は、住環境の見直しをしてみてください。また、これから犬を飼う方は、部屋づくりの参考になさってください。

皆さんの愛犬が幸せな生涯を送る一助となることを願っています。

愛猫が幸せに暮らすために!アニマルウェルフェア「5つの自由」とは

アニマルウェルフェア(動物福祉)とは、動物たちが健康的で幸福な生涯を送れるように、人間が彼らの行動欲求を理解し、最善の環境を提供することを目指す考え方です。この考え方では、動物を主体として、動物たちにとっての「幸福」や「快適な生活環境」を重視します。

アニマルウェルフェアにおいて、重要な指針となるのが「5つの自由」です。
この記事では、飼い猫の「5つの自由」について解説しています。愛猫が5つの自由を守られているかチェックしていきましょう。

飼い猫におけるアニマルウェルフェアとは

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昔は猫が放し飼いされ、のんびりと外で過ごす姿が見られましたが、現代では猫の完全室内飼いが推奨されています。外に出さないことで「交通事故」、「感染症」、「動物虐待」などの脅威から猫を守ることができ、完全室内飼いされている猫と、外に出ることがある猫では平均寿命が2~3年程度、室内飼いの猫の方が長くなることがわかっています。

安全な室内にいるため危険が少ないとはいえ、完全室内飼いで自由に外に出られない猫たちは不幸なのでしょうか。

動物行動学の専門家は、「猫は野生時代でも地上と樹上の縦方向の移動が多く、もともと広い範囲を歩き回る動物ではない」と言います。つまり、住環境を整え、適切な飼い方をすれば、猫は室内のみでも快適に暮らすことができる動物なのです。

5つの自由①飢えと渇きからの自由

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猫が幸福に暮らすためには、栄養バランスの取れた食事常に清潔な水を用意することが重要です。

栄養バランスの取れた食事を適量与えられていますか?

猫に与える食事は、適量かつ個々の猫に適した栄養のバランスが取れたものにしましょう。

愛猫に合う食事がわからない方はこちらの記事をご覧ください。
愛猫に合ったフードって?選び方の基本や保存方法を解説

猫に人間の食事を与えていませんか?

人間が食べられる物でも、猫にとっては害となるものがたくさんあり、病気になる恐れもあります。猫に適した食事を与えてあげましょう。

猫に人間の食事を与える害についてはこちらの記事をご覧ください。
猫にはキャットフードを!「ねこまんま」がNGな3つの理由

猫に与えてはいけない食品を与えてはいませんか?

人間が食べても安全な食品でも、猫には有害なものがあります。しっかりと知識をつけて、与えない、盗み食い出来ないように対策しましょう。

猫に与えてはいけない食べ物はこちらの記事をご覧ください。
最低限知っておくべき、危険な食べ物リスト【犬猫版】

猫の健康のために、清潔な水が飲めるようになっていますか?

猫は元々砂漠地帯に住んでいた動物なので、あまり水を飲まない傾向があります。しかし、あまりにも飲水量が少ないと腎臓病やFLUTD(猫下部尿路疾患)などの病気の原因になることもあるため、常に清潔な水を飲めるようにしておくことが重要です。

猫に水を飲ませる方法についてはこちらの記事をご覧ください。
猫に水を飲ませるには?猫の健康のために試したい5つの方法

5つの自由②不快からの自由

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猫が幸福で健康的に暮らすために、快適な環境を作ってあげることが重要です。

猫のトイレは清潔で、その子に合ったものですか?

トイレに不満があると、場合によっては排泄を我慢してしまい体調不良につながる場合があります。可能であれば、飼育している猫の数よりも多くのトイレを用意しましょう。

猫のトイレの環境作りについてはこちらの記事をご覧ください。
満足するトイレとは?猫のしぐさから好みのトイレ環境を探ろう

居住スペースの温度や湿度は適正ですか?

猫にとって、気温22度前後、湿度40〜60%が快適と言われています。猫は比較的暑さには強い動物で、暑いときは毛づくろいをすることで、唾液を蒸発させて体温を下げています。しかし湿度が高い場合、湿気によって水分が蒸発しづらくなり、体温調節が困難になる場合があります。

気温や湿度の対策についてはこちらの記事をご覧ください
【梅雨〜夏】湿気に弱い猫のために。高湿度・高気温の対策まとめ

猫が嫌がることをしていませんか?

猫は感情をわかりやすく表現することが少ないため、機嫌が良いのか悪いのか判断しにくい時があります。無意識のうちに猫が嫌がる行動をしてしまい、ストレスになっているかもしれません。猫の気持ちをくみ取りながら、ストレスを与えないような行動を心掛けましょう。

猫に嫌われるNG行為についてはこちらの記事をご覧ください。
猫と仲良くなるにはどうすればいいの?コツや注意点を解説

5つの自由③痛み・傷害・病気からの自由

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病気の予防や治療、適切な住環境を整えることで、猫が健康に暮らせるように心がけましょう。

病気にならないように健康管理や病気予防はしていますか?

ワクチンや駆除薬の接種をし、猫の健康に注意しながら生活することで、病気の予防や早期発見につながります。

健康管理についてはこちらの記事をご覧ください。
【猫編】ワクチン・駆虫薬で予防できる病気とその他の病気の予防法

誤飲を引き起こすような物は置いてありませんか?

猫の舌はザラザラしているため、単になめているだけであっても口の中に入りやすく、誤飲につながります。誤飲をしやすい小物がないかをチェックしましょう。

誤飲対策についてはこちらの記事をご覧ください
猫の誤飲を予防しよう!日常生活に潜む食べ物以外の危険と対策

5つの自由④恐怖や抑圧からの自由

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猫が安心して暮らせるように、恐怖心やストレスを感じにくい対応を心がけ、環境を整えてあげましょう。

愛猫は臆病な性格ではありませんか?

臆病な性格でストレスを抱えたまま生活すると、猫も幸せな生涯を送ることが難しくなります。猫のストレスを軽減するために、対策をしましょう。

怖がりな猫への接し方についてはこちらの記事をご覧ください。
怖がりな猫にはどう接する?リラックスさせるためにできること

恐怖や不安、ストレスなどの兆候を示していませんか?

猫を飼い慣れていない方や、人に懐きにくい猫であまりスキンシップが取れていない場合、猫のストレスを見逃している場合もあるかもしれません。ストレスサインを見逃さないよう、知識をつけたり、よく観察したりするなどの対策が必要です。

猫のストレスについてはこちらの記事をご覧ください。
おうちの猫、ストレスを抱えていませんか?見られがちな行動と原因、対処法を紹介!

5つの自由⑤正常な行動を表現する自由

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猫にとって正常な行動でも、飼い主にとっては頭の痛い問題になる場合もあります。猫の本能を理解して適切な対応をしてあげてください。

思う存分爪とぎは出来ていますか?

家具やカーペットなどを傷つけ、飼い主を困らせる爪とぎですが、猫にとっては自然な行動です。爪とぎグッズを使ってくれるように誘導するコツをつかみましょう。

猫の爪とぎについてはこちらの記事をご覧ください。
猫が爪とぎをする理由とは?爪とぎグッズ選びのコツや置き場所を解説

狩猟本能を満たしてあげられていますか?

もともと狩りをする動物だった猫には、生まれながらにして狩猟本能が備わっています。飼い主との遊びで狩猟本能を満たして運動不足も解消でき、飼い主とのコミュニケーションにもなります。

狩猟本能を満たす遊びについてはこちらの記事をご覧ください。
猫にはおもちゃや遊びが必要!狩猟本能を刺激してストレス解消を

猫本来の習性を理解していますか?

猫の習性を知らずに飼い主さんがよかれと思ってとった行動も、もしかしたら猫にとってストレスになっているかもしれません。習性をしっかり学び、猫に合った飼い方をしてあげてください。

猫の習性を学ぶにはこちらの記事をご覧ください。
猫はどんな動物?習性や行動に合った飼い方をしているか確認しよう

まとめ

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「5つの自由」について、チェックしてみていかがだったでしょうか。十分ではない点があった場合は、リンク先での記事を参考にし、愛猫のためにも少しずつ改善していきましょう。

この記事によって皆さんの愛猫が幸せな生涯を送るための一助となれば幸いです。

愛犬との暮らしを見直そう!アニマルウェルフェア「5つの自由」とは

アニマルウェルフェアとは、一般的に「動物福祉」と訳され、動物たちが健康的で幸福な生涯を送れるように、人間が彼らの行動欲求を理解し、最善の環境を提供することを目指す考え方です。対象となるのは家畜や動物園の動物、野生動物などの全ての動物です。

そんなアニマルウェルフェアにおいて、「5つの自由」という概念が重要な役割を果たしています。今回は家庭犬における「5つの自由」を解説していきます。皆さんの愛犬の健康と幸福を考える上で、5つの自由が守られているか、チェックしていきましょう。

家庭犬におけるアニマルウェルフェアとは

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ペットは飼い主が可愛がるための動物であるとされていますが、単に可愛がるだけでは、動物のニーズに応え、最適な環境を提供しているとは言えません。人間が飼育する犬たちは、制限された環境で暮らしており、自分自身の行動欲求を満たすことができません。そのため、飼い主には犬たちができる限り快適に、苦痛を受けずに生活できるようにする責任があります。

ただし、犬は人間に非常に距離感が近い動物であるため、我慢を教えずに常に彼らの要求だけを満たしていると、「要求吠え」などの問題が起こり、飼い主のストレスになる場合があります。また、常に要求が通る環境にいて我慢ができない犬は、我慢しなければならない状況に置かれると強いストレスを感じてしまう場合もあります。

したがって、家庭犬の場合は畜産動物や野生動物などと比べると、「犬の要求」と「人間の生活」のバランスが非常に重要になると言えるでしょう。

5つの自由①飢えと渇きからの自由

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犬が幸福に暮らすためには、栄養バランスの取れた食事と常に清潔な水を用意することが重要です。

栄養バランスの取れた食事が適量与えられていますか?

犬に与える食事は、適量かつ栄養のバランスが取れたものを与えるようにしましょう。また、多くの犬は食べることが大好きなので、食べ過ぎて健康を損なわないように注意しましょう。

愛犬に合う食事がわからない方はこちらの記事をご覧ください。
皆が悩むドッグフード選び、ペット栄養管理士が推奨する選び方って?

犬がおねだりをするからといって、人間の食事を与えていませんか?

犬がおねだりをして、人間の食事をもらう癖がついてしまうと、栄養バランスを崩しやすく、要求がエスカレートする傾向があります。人間の食事と犬の食事はきちんと線引きしましょう。

犬の要求吠えについてはこちらの記事をご覧ください。
おやつくれ、外に出せ、留守番イヤだ!犬の吠えを制御する大事なポイント

犬に与えてはいけない食品を与えてはいませんか?

人間が食べても安全な食品でも、犬には有害なものがあります。しっかりと知識をつけて、与えない、盗み食い出来ないように対策しましょう。

犬に与えてはいけない食べ物はこちらの記事をご覧ください。
最低限知っておくべき、危険な食べ物リスト【犬猫版】

犬が飲みたい時に、きれいな水が飲めるようになっていますか?

犬が飲みたいときに水が飲めるように、常に清潔な水を用意しておくことが重要です。特に夏場は熱中症になりやすいので、水を切らさないように、複数の給水場所を用意することをおすすめします。多くの犬が一日に2回くらい食事を摂るので、食事の際に水も交換すれば、常に新鮮な水を飲めるでしょう。

犬の熱中症についてはこちらの記事をご覧ください。
数時間で重度の熱中症に。犬の熱中症、その症状と対策。

5つの自由②不快からの自由

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犬が幸福で健康的に暮らすために、快適な環境を作ってあげることが重要です。

犬自身や居住スペースは清潔ですか?

犬自身や過ごすスペースが不衛生な場合、皮膚炎のリスクや呼吸器官に悪影響を与える可能性が考えられます。定期的にブラッシングやトリミングを行い、清潔な環境を整えてあげてください。

犬のお手入れの種類と頻度はこちらの記事をご覧ください。
【初心者必見】何をどれくらいやる?犬のお手入れの種類と頻度を解説

居住スペースの温度や湿度は適正ですか?

室温の目安としては一般的には、20~23℃程度が最適とされていますが、犬種や年齢などにより寒さ・暑さに弱い犬もいるため、犬の特徴を考慮する必要があります。湿度については、50%前後が最適とされています。

寒さに弱い犬についてはこちらの記事をご覧ください
あなたの愛犬はどっち?寒さに弱い犬と強い犬について徹底解説!

5つの自由③痛み・傷害・病気からの自由

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定期的な健康チェックやワクチン接種を受け、病気や怪我を予防することが大切です。また、病気や怪我をした場合には、適切な医療を受けさせることが必要です。

病気にならないように健康管理・予防はしていますか?

病気予防のためには、ワクチン接種や適切な食事、衛生的な環境などが必要です。また、日々の手入れやスキンシップを通じて、犬の体のいろいろな場所に触ることで、病気や怪我の早期発見につながります。

健康管理についてはこちらの記事をご覧ください。
犬の飼い主さん必見!獣医師が教える日常の健康管理7カ条

怪我や誤飲を引き起こすような物は置いてありませんか?

怪我をしやすい突起物や誤飲をしやすい小物がないかをチェックしましょう。特に、元気いっぱいの若い犬や、目や鼻の機能が衰えた老犬の場合は注意が必要です。

事故事例と対策についてはこちらの記事をご覧ください
家の中はキケンがいっぱい?!本当にあった犬の事故事例と対策

5つの自由④恐怖や抑圧からの自由

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犬に苦手なものがある場合は、できるだけ避けたり、しつけによって慣れさせたりすることが大切です。犬を放置したり、逆に過度に甘やかしたりすることはストレスの原因となり得ますので、犬との適切な距離感を保つよう心掛けましょう。

犬が恐怖や不安、ストレスなどの兆候を示していませんか?

犬の状態を注意深く観察し、ストレスや不安を引き起こす原因を取り除くように努めることが重要です。

犬のストレスについてはこちらの記事をご覧ください。
飼い犬がストレスを抱えているときに見られる行動と原因、対処法を紹介!

愛犬には苦手な音はありませんか?

雷や花火の音が苦手な犬は多くいます。避けられない音ですが、トレーニングによって恐怖心を和らげることが可能です。愛犬がストレスを溜めないようにするためにも、トレーニングをおすすめします。

音に慣れさせる方法はこちらの記事をご覧ください。
愛犬が怯えないために対策を。生活音や環境音の音源集9選

犬のしつけに体罰を使っていませんか?

犬のしつけに体罰は厳禁です。体罰を使わなければならないほどしつけが難しい場合は、ドッグトレーナーや獣医師などの専門家に相談し、適切な方法で愛犬のしつけをしましょう。

体罰の害についてはこちらの記事をご覧ください。
犬は痛い目に合わないと理解できない!?体罰によるしつけの害を解説

5つの自由⑤正常な行動を表現する自由

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家庭犬にとって、こちらが一番難しい点ではないでしょうか。なぜなら、犬の問題行動として多く挙げられる「吠える」、「咬む」、「トイレの失敗」などは、次のように犬にとっては自然な行動であることが多いからです。

  • 吠える = 不安だから警戒して吠える
  • 咬む = 恐怖が限界に達し、攻撃に転じて咬む
  • トイレの失敗 = 元々犬は決まった場所で排泄する習性がない

もちろん問題行動の原因は一つではありませんが、犬にとって「正常な行動」が、飼い主にとって「問題行動」になってしまうケースが多くあります。

ただ、家庭犬の場合は人間と暮らす上で、ある程度正常な行動を制限せざるを得ません。その分、犬らしさを出せる時間を作り、ストレスを発散させてあげてください

犬らしさを引き出す遊びはこちらの記事をご覧ください。
愛犬に喜ばれる!犬の狩猟本能から考える5つのタイプ別の遊び方とは

まとめ

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家庭犬にとってのアニマルウェルフェアの「5つの自由」について解説しましたが、チェックしてみていかがだったでしょうか。どの項目も当たり前のことながら、日々の忙しさに忘れてしまうこともあるかもしれません。

改めて確認することで、愛犬が幸せな生涯を送れるように、生活スタイルを見直してみてください。

「犬が飼いたい!」子供への5つの質問と保護者へのアドバイス

お子様がいる方の中には「犬が飼いたい」と子供にねだられた経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に小学生くらいになるとペットを飼いたがる子供が増えるように思います。

そこで今回は、前半のパートでお子様向けに、どの程度犬が飼いたいのか質問を用意しました。お子様の回答を聞いた上で、犬を飼うかどうかを決める参考にしてみて下さい。

後半は保護者向けに、子育て家庭で犬を飼うメリット、デメリットと注意点を解説しています。

【子供向け】犬がかいたいあなたへ!5つのしつもん

アレルギー,しつけ,散歩,暮らし,犬,飼い方
これから5つのしつもんをします。じしんをもって「はい!」と答えられるかかくにんしてみましょう。1つでも「いいえ」があったら、本当に犬をかえるかもういちどかんがえてみましょう。

しつもん①

犬はしつけをしないと、かんだり、とびついたりするので、あなたがケガをするかもしれません。それでも犬をキライにならないで、しつけをすることができますか?

しつもん②

犬はおさんぽに行けないとストレスがたまって、つらい思いをします。冬のさむい日も、ゲームをしたい時も、犬のためにおさんぽに行ってあげることはできますか?

しつもん③

犬も人間と同じように、オシッコやウンチをします。オシッコやウンチは、くさくて、きたないです。それでもかたづけや、おそうじをすることはできますか?

しつもん④

犬といっしょにくらしていると、言うことをきかなかったり、イタズラをしたり、うるさくほえたりします。きちんとしつけをして、ずっといっしょにくらしてあげられますか?

しつもん⑤

犬はあなたよりずっと早く年をとります。あなたが大人になる前に死んでしまうかもしれません。悲しいわかれをする日がくることを、りかいしていますか?

【保護者向け】子供がいる家庭で犬を飼うメリット

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子育て家庭で犬を飼うには、次のようなメリットが期待できます。

メリット①情操教育になる

情操教育とは、相手を思いやる気持ちや命の大切さ、知的好奇心などを自ら育むための教育です。 犬は人間と行動が違うので、「今、どんな気持ちでこの行動をしているんだろう?」と想像力が働きます。

また、家族のように一緒に暮らし、最期をみとることで命の大切さを実感できます

メリット②子供の幸福度が向上する

東京大学などが実施したプロジェクトと麻布大学との共同研究により、犬を飼うことで思春期の児童の幸福度が向上することが判明しています。

また、子供だけでなく大人も犬と見つめ合うことでオキシトシンが分泌され、飼い主の心身に良い影響を与えることが科学的に証明されています。

メリット③責任感が芽生える

子供全般に言えますが、特に一人っ子や一番年下の子供は、「お世話はしてもらうもの」、「危険からは守ってもらうもの」という状況で育ちます。

しかし、犬がいる場合はお世話をしなければいけないですし、危ないことをしていたら叱るなどして守ってあげなければなりません。そのため、自然と責任感が身につくと言われています。

【保護者向け】子供がいる家庭で犬を飼うデメリット

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子育て家庭で犬を飼うには、次のようなデメリットを考慮しなければなりません。

デメリット①成長と共に世話をしなくなる

子供に犬が飼いたいと言われ飼い始めたご家庭の方からよく聞くのは、子供が大きくなるにつれ、勉強や部活動で忙しくなり、結局保護者が世話をしているという話です。

最終的には保護者が面倒を見ることも視野に入れながら、時間がかからないゴハンの準備や週末の空き時間での散歩など、なるべく犬と関われるようにしてあげて下さい。

デメリット②子育て並みに手がかかる

犬の性格やしつけの状態にもよりますが、子犬から飼った場合、生後1~2年くらいは子供並みに手がかかる場合があります。
仕事や子育てで手一杯の場合は、今は飼う時期ではないかもしれません。

デメリット③子供は犬が嫌がる行動をする

子供の落ち着きのない行動や、急に出す大きな声を苦手とする犬は多くいます。特に神経質な性格の犬や、人間に対してトラウマを抱えている保護犬などは、子供と相性が悪い可能性もあり、実際に犬が怖がって咬んでしまった事例もあります。

犬に対する接し方をきちんと教えてあげることや、心配な場合はドッグトレーナーを頼るなどの対応が必要です。

【保護者向け】子育て家庭で犬と暮らす際に注意すること

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子供がいる家庭で犬を飼うメリット・デメリットを踏まえた上で、どういったことに注意して暮らしていけば良いのでしょうか。

  • 家族の中に犬のアレルギーを持っている人がいないか検査をしてから飼う
  • お世話は家族全員で協力して行う
  • 犬種によって特徴があるので事前によく調べ、家庭に合った犬種を選ぶ
  • 犬との触れ合い方を子供にきちんと教える
  • 保護者は子供に教えられるように、犬の飼い方の知識をつける

まとめ

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犬を飼うことは子供にとって良い情操教育になるのは確かですが、教育上一番良くない行為は、飼ったけれど面倒を見ることが出来ずに、犬を放置したり、手放したりと保護者が無責任な行為を取ることです。

子供の気持ちももちろん大切ですが、それ以前に保護者が犬を可愛がり、責任を持って飼える覚悟があるか、今一度ご自身に問いかけてみてください。

犬との暮らしが上手くいけば子供にとって、かけがえのない学びがありますし、幸せな思い出を作ってあげることができます。子供のため、犬のため、そして自分のために何が一番良い選択なのか、じっくり考えてみてください。

家の中はキケンがいっぱい?!本当にあった犬の事故事例と対策

現在、日本の家庭犬の約86%は室内で飼育されています。
室内飼育は屋外と比較すると、人間が暮らしやすい空間で過ごすため、犬には不向きな構造であることが多く、生活用品など事故の原因になりうる物の数が圧倒的に多いため、思わぬ危険につながる可能性が増えてしまいます。

そこで今回は、実際に起こった家庭内での犬の事故事例をご紹介していきます。多く発生している事例を取り上げていますので、既に対策済みの方もいらっしゃるかもしれませんが、愛犬の安全のために再度確認してみてください。

一番事故が多いのは「リビング」

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犬が一日で過ごす時間が多いのはリビングではないでしょうか。そのため、家庭内の事故現場の割合はリビングが一番多く、39.1%を占めています。(アニコム損害保険株式会社、アンケート調査より)

リビングのキケン①フローリングの床

リビングでのケガで特に多いのが、フローリングの床で脚を滑らすことによる、ねんざなどのケガです。

また、日々の歩行では目立った症状が出ていなくても、長期的に何回も滑ったり、転んだりを繰り返すことで膝や腰を痛める原因にもなります。すぐに症状が出ないため、飼い主が気づきにくい点が、とても厄介です。

対策

  • じゅうたんやタイルカーペットに変える
  • フローリングに滑り止めワックスを塗る
  • 肉球の間の毛をカットする、肉球の乾燥を防ぐ

リビングのキケン②ソファ

特に小型犬は体に対するソファのサイズが大きいため、飛び降りた時に体を痛めてしまう可能性が高くなります。
また、普段ソファに登りなれている犬でも、聞き慣れない音や地震などでパニックを起こし、着地に失敗してしまう事例もありました。

対策

  • ソファ用の階段やスロープを使う
  • 高さがないソファ(ローソファ)に変える
  • ソファに登らせないしつけをする

リビングのキケン③おもちゃ遊び

飼い主に遊んでもらって楽しくなり、ついおもちゃを飲み込んでしまう事例もあります。遊び好きで興奮しやすい性格の犬は特に気をつけたいですね。

対策

  • おもちゃのサイズ選びに気をつける(やや大きめのサイズを選ぶ)
  • 遊びが終わったら犬が届かない場所に片付ける

リビングのキケン④誤食

ティッシュペーパーやクッションの綿などをイタズラで食べてしまう事例も多くあります。
子犬の場合は興味本位で食べてしまうことがほとんどでしょう。成犬で食べてはいけないものだとわかっているのに食べる場合は、何らかのストレスが隠れている場合も
留守番をさせる場合は特に注意が必要です。

対策

リビングのキケン⑤暖房器具

特に冬に気をつけたい事例として、暖房器具の近くで長時間過ごすことによる低温やけどや、犬には暑すぎる部屋の温度による熱中症があります。

対策

  • 暖房器具を使用している場合には、犬が近づき過ぎていないか注意する。
  • 留守番をさせる場合はエアコンのような、直接体に触れない暖房を使う。
  • 犬が暑くなったら涼しい場所に移動出来るように、涼しい窓際などの場所を犬用に確保しておく。

危険な物がたくさんある「キッチン」

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リビングに次いで家庭内での事故が多いのは、キッチンやダイニングです。特にキッチンは犬にとって危険な物がたくさんあり、要注意の場所です。

キッチンのキケン①誤食、盗み食い

犬が食べても大丈夫な食材であれば、行儀はともかく体に悪いわけではありませんが、チョコレートやネギ類、キシリトールなど食べると危険な食材もあります。
また、一度盗み食いが成功すると癖になってしまう場合も多くありますので、なるべく防止したいですね。

対策

  • 調理中、食事中は犬をクレートやサークルに入れ、近づけない
  • 人間の食事を犬にお裾分けしない
  • 「マテ」が得意な犬の場合は、人間が食事をしている間は「フセ」で待たせる

キッチンのキケン②調理中の落下物

床に包丁を落としてしまう、お皿を割って破片が飛び散ってしまう、熱湯がかかってしまうなど、キッチンならではの危険はいっぱいあります。

対策

  • 調理中は犬をクレートやサークルに入れておく
  • キッチンに立ち入れないようにガードをする

キッチンのキケン③コンロの火

中~大型犬くらいのサイズの犬になると、火が付いたコンロに近づくだけでも十分危ない行動ですが、コンロのボタンに飛びついたり鼻で押したりしているうちに火を点けてしまったという事例もあります。犬のケガだけではなく、火事の危険性もある、とても危険な行為です。

対策

  • コンロのチャイルドロックを利用する
  • キッチンに立ち入れないようにガードをする

その他の場所で

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家の中では「リビング」と「キッチン」が危険な場所のツートップですが、もちろん他の場所でも思わぬ事故は起こりえます。

玄関のキケン:外への飛び出し

ドアを開けた途端、外に飛び出してしまった事例です。
外に飛び出して交通事故に遭ってしまうこともあれば、散歩中の見知らぬ犬に咬みついてケガをさせてしまった例もあります。

対策

  • 玄関のガードを設置する
  • 外に出る前に「マテ」をすることを習慣化し、飼い主の許可が無く外に出ないようにしつけをする

階段のキケン:落下

階段の上から転げ落ちてしまう危険があります。
若い犬がはしゃいでいてうっかり落ちてしまうこともあれば、白内障などで目が見えにくくなったシニア犬が落下してしまう場合もあり、年齢に関わらず注意が必要です。

対策

  • 階段の一番上にはガードをつける
  • 生活する上で可能であれば、二階以上に犬を行かせない(階段を使わせない)

まとめ

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季節によって事故の内容も変わってきますが、冬の場合は人が集まる機会が多いため、犬が来客に興奮してケガに繋がったり、パーティなどの普段と違う食事スタイルからくる誤食が起きやすかったりと注意が必要です。また、暖房器具が原因となる事故も、冬は特に気を付けなければいけません。

事故対策を見直して、愛犬の安全な暮らしを守ってあげましょう。

読書の秋に!シェリー編集部オススメ動物の書籍6選

肌寒い日が続き、だんだん外に出るのが億劫な季節になってきました。そんな時は暖かい室内でのんびり「動物の本」を読んでみてはいかがでしょうか。

今回は、シェリー編集部がオススメする「動物に関連する本」をご紹介していきます。気軽に読める漫画や絵本から、ちょっと専門的な犬や猫の本を6冊集めましたので、気になった本がありましたらぜひ読んでみてください。

ただただ癒やされる漫画『こんにちは、いぬです』

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本の内容

犬とその飼い主の暮らしが、犬目線で描かれています。シンプルで丸みを帯びた可愛いイラストが特徴。

多くの犬たちが登場しますが、それぞれのキャラクターの違いがしっかり描き分けられており、この漫画を楽しめる理由の一つでもあります。飼い主の家族構成やライフステージも様々で、多くの人の共感を呼ぶでしょう。

犬たちの日常にほっこり笑い、犬が飼い主を想う気持ちにちょっと泣ける、日常に疲れた時に読みたくなる作品です。

著者:じゅん

イラストレーター。SNSやLINEスタンプで話題に。Twitterに投稿した『犬の十戒』という漫画をきっかけに、さらに注目されるようになり、書籍『こんにちは、いぬです』を出版。人気沸騰でシリーズは3作(2022年9月現在)制作。

ロングセラーの絵本『100万回生きたねこ』

本の内容

主人公のオス猫は、一国の王、船乗り、サーカスの手品つかいなど、さまざまな飼い主のもとで、何度も生まれ変わっては死んでいきます。どの飼い主も猫が死ぬたびに悲しみましたが、猫はどの飼い主のことも大嫌いで、自分のことだけが大好きでした。

そんな猫はある時、野良猫となりました。そこで猫は初めて自分以外で気になる存在ができ、家族もできました。そして最後は……。

絵本ではありますが、大人が読んでも考えさせられる本で、さまざまな解釈が考えられる奥の深さが人気の理由です。

著者:佐野洋子

絵本作家、エッセイスト。武蔵野美術大学デザイン科卒業。1974年に刊行された絵本『おじさんのかさ』で注目を集める。
絵本『おれはねこだぜ』やエッセイ『私の猫たち許してほしい』『猫ばっか 佐野洋子の世界』など、猫に関する書籍も多く残している。

犬の常識をくつがえす『犬にウケる飼い方』

本の内容

犬のしつけの本やインターネットの情報の中には科学的な裏付けが乏しい通説や、現在では否定されている古い常識や誤った定説をそのまま載せていることが多くあります。しかし、この本では科学的なエビエンスに基づいた、犬が本当に喜んでくれる「犬にウケる飼い方」が紹介されています。

挿絵や図解などはほとんどなく文章がメインですが、テーマに対して1~2ページ程度の長すぎない解説があるので、楽に読み進めることができるでしょう。

著者:鹿野正顕

ドッグトレーナー(国際資格CPDT-KA取得)。麻布大学大学院獣医学研究科卒、学術博士。
犬のしつけ方教室「スタディ・ドッグ・スクール」校長。テレビ出演や「スタディ・ドッグ・スクール」としてYouTube配信を行うなど、幅広く活躍。

オオカミやイヌ科の動物を学べる『オオカミと野生のイヌ』

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本の内容

オオカミや野生のイヌの美しい写真が満載。写真の迫力を際立たせる大判サイズの本です。

本文では動物たちの生態やルーツが詳しく書かれており、深い学びを得られる内容になっています。わたし達の身近にいる犬とは全く違う、ワイルドで凛々しい野生の動物たちが多く登場しますが、本の中ではオオカミに遺伝的に一番近い犬として、日本人には身近な柴犬も紹介されています。

写真集として鑑賞するも良し、オオカミやイヌを学ぶにも良い一冊です。

監修:菊水健史

麻布大学獣医学部介在動物学研究室教授。東京大学獣医学科卒。獣医学博士。専門は行動神経科学。主な著書は『犬のココロをよむ 伴侶動物学からわかること』、『愛と分子』など。

本文:近藤雄生

東京大学大学院工学系研究科修了後、5年半世界各地を旅しつつルポルタージュなどを執筆。大谷大学非常勤講師。「遊牧夫婦」シリーズ、『旅に出よう』、『わらういきもの』など多数執筆。

写真解説:澤井聖一

株式会社エクスナレッジ代表取締役社長、月刊『建築知識』編集兼発行人。近藤雄生と共に『家のネコと野生のネコ』も制作。

楽しい解剖学『ぼくとチョビの体のちがい』

本の内容

イヌとヒトのカラダの違いがイラストで、わかりやすく解説されています。純粋なイヌとヒトのカラダの構造の違いのみならず、動かし方などについても細かく解説がされており、興味深く読み進めることができます。

また、「イヌがヒトの顔を舐める理由」や「イヌがお互いのお尻のニオイを嗅ぎ合う理由」など、犬を飼っている方なら一度は疑問に思いそうなこともわかりやすく説明がされていて、犬の飼い主なら読んでおいて損はない一冊です。さらに、漢字にはふりがなも振られており、お子さんも楽しめるものになっています。

著者:佐々木文彦

大阪府立大学名誉教授。医学博士。獣医師。主な著書は『楽しい解剖学 猫の体は不思議がいっぱい!』、『やさしいシニアドッグライフ』など。

猫との快適な暮らしを解説『猫と住まいの解剖図鑑』

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本の内容

基本的な猫の飼い方や、共に快適に暮らすための解説、困った行動に対するアドバイスなど、初心者からベテランまで参考になる内容が掲載されています。絵による解説が多いため、わかりやすく読みやすい点もポイント。

また、爪とぎやキャットステップなどをDIYする方法や、基本的なDIYのやり方も解説されているため、愛猫のためにDIYにチャレンジしてみたい方にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

著者:いしまるあきこ

一級建築士・猫シッター。一級建築士事務所ねこのいえ設計室主宰。猫シッター「ねこのいえ」、猫と暮らせる賃貸住宅「ねこのいえ」シリーズ、猫と暮らせる住まい探し「ねこのいえ不動産」を展開。

監修:今泉忠明

哺乳動物学者。「ねこの博物館」館長。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒。国立科学博物館で哺乳類の分類学、生態学を学ぶ。
大ヒットシリーズ「ざんねんないきもの事典」の監修も手掛ける。

最後に

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ストレスの多い現代ですが、たった6分の読書でストレス解消の効果があると言われています。

秋の夜長に好きな動物の本を読み、リラックスタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか。

シニアの猫の快適な暮らし!8つの「高さ」への配慮をおさえよう

猫もシニアになると、少しずつ筋肉量や運動能力が低下します。若いときの環境のままでは、シニア猫は暮らしにくくなるでしょう。

特に、キャットタワーなどの高い場所からの転落には注意が必要です。
そのほかにも、トイレの縁も高いままだと跨ぎにくくなってしまいますし、また逆に、食器が低すぎると、かがまなくてはいけないので大変食べにくくなります。

近年、猫は寿命が延びてきています。長いシニア期を少しでも快適に過ごせるように、飼い主さんは配慮してあげる必要があります。
今回は、シニア猫が暮らしやすくするための「高さ」の対策をご紹介します。

「高さ」を見直すタイミング

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シニア猫が次のようなしぐさを見せたら、「高さ」を見直す時期です。

  • キャットタワーや家具の上り下りをためらう
  • キャットタワーのてっぺんに上らなくなった
  • 飛び降りるのを失敗した
  • 歩行が不安定になった
  • トイレの縁をまたぐのに時間がかかる
  • ごはんが食べにくそう、途中で食べるのをやめてしまう

シニア期に入った愛猫の様子は普段からよく観察し、異変にはすぐに気がついてあげることが大切でです。

見直したい5つの「高さ」

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猫はもともと高いところが大好きです。それはシニアになっても変わりません。
しかし、筋力が低下して足腰が弱っている猫は、落下する危険性が高いのです。

今までは落下してもうまく着地できたかもしれませんが、それもできなくなってしまいます。
そこで、高いところへ上る欲求を満たしつつ、高さの危険を取り除く対策をしましょう。

1. キャットタワーは低いタイプに

キャットタワーは、高さが50センチ程度のものに変更するといいでしょう。低めのステップがいくつか付いていて、上りやすいタイプがいいですね。

天井に届くような高さのあるキャットタワーを設置している飼い主さんは多いと思います。てっぺんに上るのが猫は大好きです。
しかし、シニア猫は筋力や俊敏性も低下しているため、転落したり、着地を失敗したりする恐れがあり、ケガの危険も高まります。

だからと言って、キャットタワーを取り去ってしまうと、それも猫にとってはストレスです。
低いキャットタワーなら、落下の危険も少なくなりますし、高いところに上りたい気持ちも満たされるでしょう。窓辺に置いて景色が見えるようにすると、退屈も解消されて刺激になるのでおすすめです。

2. 背の高い家具には上らせない

猫によっては、食器棚やタンスなどの高い家具のてっぺんが好きな子もいます。しかし、家具はキャットタワーのようなステップもないため、落ちると大変危険です。

食器棚やタンスの上などシニア猫が上れないように、背の高い家具の上は箱などを置いておきましょう。
天井との間に隙間ができないよう、ぴったりサイズの箱がおすすめです。

3. 出窓やソファへのアクセスを配慮

出窓やソファなど、ほどほどの高さならストレス解消のためにも上らせてあげましょう。
上り降りしやすいように、ステップになる台をいくつか置いてあげると安心です。滑りにくい素材の椅子や階段などがいいでしょう。

4. トイレは低いタイプに変更する

トイレは縁が低いタイプにするかスロープを付けましょう。

年を取ってくると、猫はトイレの縁を今までのようにまたげなくなってきます。
すると排泄がだんだん面倒になってしまうのです。その結果、排泄を我慢したり、トイレ以外で粗相したりするようになる可能性があります。

スロープを上るのもつらくなってきたら、犬用のトイレトレーに変更してもいいでしょう。ペットシーツを敷いて、その上に今まで使っていたトイレ砂を置いておくと猫も排泄しやすくなるでしょう。

5. 食器は高さをつける

シニア猫の食事タイムにも「高さ」が関わってきます。

高さのある食器に変えるか、安定した台の上に食器を置いてあげましょう。ほどよい高さがあると、食べやすくなります。
シニアになると高いところに上るのが大変になるだけではありません。首を下にしてかがむのも辛くなってしまいます。すると、お腹が空いていても食べるのをやめてしまうのです。

高さをつけると、食べ物も逆流しにくく吐きにくくなるのもメリット。食べやすくなるので、食事を途中でやめてしまうトラブルもなくなるでしょう。

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「高さ」の危険を和らげる3つの方法

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「高さ」を直接見直す以外にも、高さによる危険を少しでも和らげる方法があります。

1. 床は滑りにくく

キャットタワー、出窓、ソファなどの周囲には滑らないようにカーペットを敷いておきます。
フローリングは、着地したときに滑ってケガをする恐れがあります。クッションなどを置いておくのもいいですね。

2. 階段はゲートをつける

階段からの転落を防止するためにも、階段の前にはゲートやフェンスを付けて、猫が入らないようにする方法もあります。
間をすり抜ける猫もいるので、ネットなどを貼っておくと安心です。

3. 動物病院を受診しよう

高いところから落ちそうになる、うまく上れないのは年齢だから仕方ないと思わずに、積極的に動物病院を受診しましょう。
筋力の衰えだけでなく、関節の痛みがある場合もあるのです。猫は苦痛を隠す傾向があるので、飼い主さんは気づかないケースもあります。

シニア猫が暮らしやすい環境を整えると同時に、少しでも異変を感じたら動物病院を受診してくださいね。

まとめ

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シニアになると、機敏だった猫もだんだん高い場所からうまく降りられなくなってきます。同時に、低くかがむのも苦手になってきます。

高所からは転落の恐れもあるので、背の低いキャットタワーに替え、高い家具の上には箱を置くなど対策をしましょう。出窓やソファなどへは、いくつかステップになる台を置くと安心です。
トイレはまたぎやすいタイプにするか、スロープを付けてあげましょう。
食器は逆に高さを付けてあげると、食べやすくなります。

筋力の衰えだけでなく、関節の痛みがあるかもしれません。愛猫がシニアになったら、定期的に動物病院を受診してくださいね。