愛犬と潮干狩りに行こう!注意点5つと持ち物リスト
家族が出かけているとき、いつもはおうちでお留守番をしているわんちゃん。たまには一緒にお出かけをして、さまざまな景色を見せてあげたいですよね。
だんだんと暖かくなってきたこの時期には、ちょうどハイシーズンとなる潮干狩りに行くのはいかがでしょうか?
わんちゃんと潮干狩りを一緒に楽しむために気をつけたい5つのことと、必要な持ち物をご紹介いたします。
気をつけること
潮干狩りは公共の場ですので、トラブルもありますし、危険もあります。事前に把握して、安全な潮干狩りを楽しみましょう。
熱中症
まだ肌寒い季節だとは言っても、長時間太陽の下にいると、人間も犬も身体に熱がこもってしまいます。
犬は汗をかかず、口呼吸で息をすることでしか熱を逃せません。そのため、人間よりも熱中症になりやすいと言われています。こまめに水分補給の時間を設けるようにしましょう。特に、飼い主が潮干狩りに熱中している時は要注意です。
愛犬がぼーっとしていたり、激しい口呼吸が長く続くなどの症状が現れたら、熱中症の危険信号です。すぐに涼しい場所に愛犬を移動させ、うちわや扇風機などで風を送って身体を冷やしながら、早急に病院に連れて行きましょう。
熱中症は死につながる病気です。近くの動物病院の場所・連絡先を事前に把握しておき、一刻も早く病院に連れていくことが大切です。
怪我
潮干狩りですから、砂の下には貝がいます。中には割れている貝殻や尖っているものもあるので注意が必要です。
もし愛犬が傷を負ってしまったら、綺麗に洗って、オキシドールなどの舐めても大丈夫なもので消毒をしましょう。傷口から細菌が入ることもあるので、消毒後は地面を歩かせないようにしてください。
貝殻などの危険なものがわんちゃんの足を怪我させないために、靴を履かせるのも良いでしょう。また、靴を嫌がるわんちゃんには肉球に塗るワックスで肉球を保護してあげるのもおすすめです。
海水を飲ませない
犬はもともと塩分に弱く、大量に塩分をとってしまうと腎臓や心臓に負担がかかってしまいます。
事前に十分に水分をとらせるようにし、潮干狩り中にもこまめに水分を与えるなどして対策をしましょう。
リードにつなぐ
海など広い場所に行くと、リードを放して自由に走り回らせてあげたくなる気持ちはとてもわかります。
しかし、潮干狩りをしている人の中には犬アレルギーを持っていたり、犬が嫌いな人もいます。トラブルを防ぐためにも、公共の場ではリードはつなぐというのがマナーです。
もしうっかりリードを放してしまった時に備えて、リードに連絡先などを記載した迷子札をつけると安心です。
排せつさせない
自分たちがこれから食べる貝におしっこをされて、いい気がする人はいないと思います。
事前にお散歩に行くなどして排せつをさせておくことや、いつも排せつをする時間は避けて海に行くなどの配慮をしましょう。また、できるだけ人がいないところで潮干狩りをするのも良いでしょう。
安心のために、マナーパンツをするのも良いでしょう。
持ち物リスト
わんちゃんと潮干狩りを快適に過ごすために、海に持って行くべきものをまとめました。
飼い主さんご自身の潮干狩りの支度も大変だと思いますが、愛犬のための準備もきちんとしてから向かいましょう!
- リード
- 迷子札
- 飲料水
- 水を飲む用の器
- おやつ
- タオル
- ウェットティッシュ
- 犬用シャンプー
- 消毒液
- 動物病院などの連絡先
- 犬用の洋服
- 靴(ワックス)
- 水(犬の身体を洗う用)
- ビニール袋
ウェットティッシュがあると、わんちゃんのお顔を拭いたり食器を拭いたりと、様々なことに役立ちます。
潮干狩りをするとわんちゃんの身体はかなりドロドロになってしまいます。かっぱなどの撥水性のあるお洋服を着せてあげると、綺麗にする手間が省けて便利です。ただし、お洋服のせいで熱がこもってしまうことも考えられるので、わんちゃんの状態を常に確認し、場合によっては脱がせるようにしましょう。
シャワーがある潮干狩り場も多くあります。現地で汚れた体を洗ってあげるために犬用のシャンプーを持って行きましょう。しかし、混んでいる場合には、落ち着いてわんちゃんを洗うことができないこともあります。その場合に備えて、ペットボトルなどに水を入れて持って行くとなお良いでしょう。
最後に
潮干狩り場では食品を扱っているので、どこの潮干狩り場でもペット同伴OKというわけではありません。行く予定の場所が本当に犬を連れて行ってもいいところなのかは、事前にしっかりと確認するようにしましょう。
また、公共の場ですので、わんちゃんの管理も徹底して、他の方に嫌な思いをさせないようにしたいですね。トラブルになってしまうと、お互いが嫌な気持ちになってしまい、せっかくの楽しい潮干狩りが台無しになってしまいます。
ルールを守りつつ、わんちゃんとの素敵な思い出をたくさん作ってくださいね!
一人暮らしでもペットは飼えるの?知っておきたい、住居に関するデメリットを紹介
仕事から疲れて帰宅した時、「ペットが出迎えてくれたら」と考えたことがある人も多いのではないでしょうか?
「新たにペットとの暮らしをスタートさせたい」と思った場合、ペット可の賃貸マンションを検討する方がほとんどかと思います。
しかし、ペット可の賃貸であっても、賃貸である以上、いくつかのデメリットがあります。今回はそのデメリットをご紹介します。
「一人暮らしは寂しいからペットを飼おう!」と安易に新たなスタートを切ってしまったことにより、不幸な思いをする方が一人でも減ればと思って、この記事を作成いたしました。
この記事ではデメリットを多く挙げていますが、「一人暮らしをしている社会人はペットが飼えない、という主張ではない」ということは、ご理解いただけたらと思います。
一人暮らしの社会人はペットを飼えるの?
はじめに、仕事に励んでいる社会人の方が一人で暮らしている場合、ペットを新たに家族として迎えることで起きる大変なこととは何でしょうか。
旅行に簡単に行けない
ペットと暮らす中で、注意しなければならないのは、長期間家を空けることができないという点です。
長期休暇があっても、海外旅行などに行くことは難しくなります。
ペットの世話を、ホテルやペットシッターさんに頼んだり、両親やお友達などの知り合いにお願いをしないと、旅行には行けない場合が多くなるでしょう。
出張で家を空ける時どうする?
社会人の方ですと、急に地方や海外に出張が入ることも考えられます。そういった場合、対応が大変です。
出張の多い方ですと、そもそもペットを飼うこと自体がとても難しいと言えるでしょう。
帰りが遅いなど、世話ができない
お仕事を頑張っている社会人の方の中には、帰りが遅かったり、出勤時間が早い方も多いのではないでしょうか。
その場合、お散歩に行く等、「ペットとスキンシップをとる時間」が思うように取れません。スウェーデンなどの動物先進国では、ペットをお留守番させる時間が6時間を越えると違反という罰則規定があります。
ペット可の賃貸のデメリット
ここからは、ペット可の賃貸マンションに住む場合のデメリットをあげていきます。
賃料が高め
ペット可の賃貸は、お金が通常より多くかかる場合があります。ペットを飼うということは、そもそもお金がかかります。そこに、ペットと住むための居住費までかかるというのは大変ですよね。
ペットを飼うことのできる賃貸マンションは、「ペット対応」と「ペット可」の2種類に分けることができます。
ペット対応の賃貸の場合、ペットに対応した建物・お部屋となっているので、その分のお金がかかっています。ですから、家賃もそれ相応のお値段です。
対して、ペット可の賃貸では、部屋自体は通常の部屋と変わらないため、毎月の賃料はさほど変わらない場合が多いようです。
しかし、初期費用や退去時に多くのお金がかかる場合が多いです。
初期費用で支払う「敷金」は、部屋を退去時に原状回復させるための費用として、入居前にあらかじめ支払っておくお金のことですが、基本的には、修復にかかった費用が差し引かれた分のお金が戻ってきます。
しかし、ペットと住んだ場合、この敷金が帰ってこないことも多いです。また、加えて、クリーニングや消臭のためということで、プラスでお金を徴収されることもあります。
シェリー編集長はペット可の賃貸マンションに住んでいますが、礼金が一月分上乗せ、家賃も通常より一万円上乗せとなりました。ただ、ペット対応のマンションで、かつペット可なので、周りにも同じように犬を飼っている方が多く、嫌がる方がいないというメリットもありました。
物件数が少ない
JR山手線沿いの物件を調べてみました。SUUMO JR山手線から探す賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報 検索結果によると、全部で124,354件の物件があることが分かりました。その中で、ペット相談の条件に当てはまったのは、30,490件でした。(2018年9月28日現在)
一昔前に比べ、だいぶペット可の物件も増えてきましたが、それでもやはり数は多くはありません。また、この中で条件を厳しくして行くと、さらに減って行きます。
LIFULL HOME’S JR山手線の家賃相場情報によると、JR沿いで一番高い平均賃料の恵比寿は、家賃相場が13.83万円です。(2018年9月28日現在)
そこで、検索条件の賃料を12万円以下まで下げて検索してみると、11462件になりました。(SUUMO JR山手線から探す賃貸住宅[賃貸マンション・アパート]情報 検索結果より)(2018年9月28日現在)
ここからさらに徒歩○分以下といった条件を入れて行くと、さらに厳しくなることでしょう。
お手頃なお値段や交通の便利さなど、複数の良い条件下でペットと暮らすというのはまだまだ難しい部分がありそうです。
またしてもシェリー編集長の例になります。彼は、物件を探し始めて決まるまでに半年かかりました。条件にもよりますが、納得のいく物件が見つかるまではかなりの時間がかかります。
ペットが苦手な人もいるかも
ペット可の賃貸の場合、そのマンションに住んでいるからといって、全員がペット好きとは限りません。
ペットが苦手な人も住んでいますし、ペットに対する知識や理解がある人たちばかりではないかもしれません。
ペットと暮らしていても、音に気をつけて生活するなど、伸び伸びとした生活は難しいこともあるでしょう。
ペットと暮らす住居空間として整ってない
ペット可の賃貸の場合、ペット対応の賃貸とは違って、ペットと暮らすための環境が整えられている訳ではありません。
様々な不便や近隣住民からの苦情等があることも考えられます。
終わりに
ペット可の賃貸を借りる場合でも、考えなくてはならないことがあるとご紹介いたしました。
ペット可だからと言って、不自由が何もないという訳ではないんですね。
ただ、一人暮らしでもペットが全く飼えないという訳ではありません。ペットの種類を考えたり、飼い方を考える等様々な工夫の仕方はあります。
また、一人暮らしでなくとも、賃貸の場合はお金も時間もかかると言えるでしょう。特に不動産関係の話はペットと一緒に住みたいとお考えの方には当てはまることが多いと思います。
最近ではペットと暮らすことを前提とした物件も増えてきており、理解が進んできているように思います。キチンとした下調べと覚悟をすることにより、不幸な思いをすることなく、ペットと過ごす幸せな時間を満喫して頂ければと思います。
あげるべき?あげないべき?猫が食べる草「猫草」とは。
猫ちゃんが食べる草、「猫草」をご存知ですか?
猫ちゃんと暮らし始めたばかりの飼い主さんの中には、その存在を知らないという方も少なくないと思います。
こちらの記事では、猫ちゃんが食べる「猫草」とは何なのか。また、その必要性や注意すること等をご紹介します。
猫草って何?
「猫草」とは、猫が食べる草の総称です。「猫草」として扱われる植物は、以下のような植物です。
- エンバク(燕麦)
- 大麦
- 小麦
- ハルジオン
- イヌハッカ
- セイタカアワダチソウ
- メヒシバ
猫ちゃんが食べる草は猫草と呼べるので、他にも多くの種類があります。
しかし、猫ちゃんは食べられない植物も多く、注意が必要です。草が好きだからと思って、何でもかんでもあげてしまうと危険なので、気をつけましょう。
猫草の役割
「猫草を食べることによる効果」に関しては、諸説あります。「飲み込んだ毛を吐き出すため」「胃腸を整えるため」「栄養を取るため」等々です。
しかし、どの説も明確な裏付けはありません。
ただ、積極的に草を食べる猫ちゃんは実際にいますから、嗜好品としての役割が強いのではないかと言われています。草を食べること自体が快感なのかもしれません。
猫草はあげた方が良いの?
猫草は、「あげなくても問題はない」と言えるでしょう。
猫草を食べなければならない理由というのは、現段階では証明されていません。
ただ、草を好む猫ちゃんの場合、とても喜んでくれると思いますので、欲しがっている子にはあげてみてはいかがでしょうか?
猫草をあげる時に注意すること
猫草をあげる時に注意したい点が3つあります。
①一気に大量に食べさせない
一気にたくさんの量の猫草を食べさせないように気をつけましょう。なぜなら、消化しきれずに下痢・嘔吐を引き起こす場合があるからです。
一気にたくさん食べてしまう猫ちゃんは、飼い主さんが1本1本あげる等、管理しながらあげましょう。
また、体質に合わない場合も、下痢・嘔吐などの症状がでることがあります。猫草によって、下痢・嘔吐の回数が増えるようであれば、あげないほうが良いでしょう。
あげるかあげないか、猫ちゃんの健康を脅かすことがないよう、慎重に判断する必要があります。
②子猫・老猫には食べさせない
成長期の子猫や老猫ちゃんの場合、消化機能がまだしっかりしていないことが考えられます。
消化機能がしっかりしていないのにあげてしまうと、消化できず、下痢・嘔吐をする可能性もあります。
猫草を食べたことのない子猫・老猫ちゃんに与えるのは避けましょう。また、ずっと嗜み続けていた老猫ちゃんは、様子を見ながらあげることをおすすめします。
③お部屋の観葉植物に注意
猫草が大好きな猫ちゃんは、他の植物にも興味を示す可能性が高いです。そんな猫ちゃんがいるお部屋に、有害な観葉植物を置いたりすると大変危険です。
猫ちゃんの安全のために、食べてしまうかもしれない植物には特に気をつけましょう。
以下の記事では、猫ちゃんにも安全な観葉植物をご紹介しています。興味のある方はご参照ください。
どうする?猫草の栽培
もし、猫草をあげてみたいという場合、その入手方法や栽培の手間のかけ方は様々です。
ご自分で栽培するために必要なものを一通り用意して、一から栽培しても良いですし、栽培キットを購入するのも良いでしょう。
猫草は、下のような商品があります。
育っていない猫草を購入すると、食べられるようになるまでに1〜2週間必要になることもあります。もし、すぐに食べさせたいようであれば、成長した猫草を購入した方が良いでしょう。
食べるも食べないも「猫ちゃん次第」
もちろん、中には猫草を積極的に食べない猫ちゃんもいます。その場合は、無理にあげたりしなくて大丈夫です。
猫草は食べなくても健康上問題ありませんから、猫ちゃんが食べたいようならあげる、いらないようならあげないで良いと思います。
猫ちゃんが喜ぶことをしてあげたいと思ったら、ぜひ、猫ちゃんの反応を見ながらプレゼントしてあげてくださいね。
猫草の必要性など研究が進むに連れ、新しいことが分かってきたら、またレポートしたいと思います。
「猫と暮らそう!」と決意したら読んでほしい。【猫と暮らす心構え】
今、世間は猫ブームです。家族になろうと決意された方も多いのではないでしょうか?
猫ちゃんと家族になると決めたみなさんに、今一度、「猫ちゃんと暮らすということはどういうことなのか」をしっかり知って、飼い主さんにも猫ちゃんにも幸せな生活を手にしていただきたい・・・そんな思いから、今回この記事を作成しました。
こちらでは、猫ちゃんと暮らす前の心構えをご紹介します。
猫と暮らす前にチェック!
まず、以下の項目が問題ないか、確認してみてください。
- お金がたくさんかかる
- 15年以上の時間を共にする
- 猫が暮らすスペースが必要
- お部屋を綺麗に維持できないこともある
- 猫のための時間が必要
- 「引っ越し/旅行」は簡単に出来なくなる
上の項目をみて1つでも「避けたい・・・」と感じることがあったのなら、猫ちゃんと暮らすことについて、もう一度考えてみることをオススメします。
猫を飼うと、これまでの生活が猫ちゃん中心の生活にガラリと変わります。
上の項目を1つ1つ詳しくみていきましょう。
猫と暮らすお金と時間
猫ちゃんと暮らすのには、お金と時間がかかります。猫ちゃんを飼うときの生涯費用は、95万円程度であると考えられています。
まず、初期費用で33,000円かかることが想定されます。そして、猫ちゃんの平均寿命が15年程度ですから、1年に6万円の費用がかかると仮定すると、6万円×15年=90万円。そこに医療費等も足せば、だいたい95万円です。
それだけのお金をしっかりとかけることができるのか?そして、15年以上の時間を共に過ごすことができるのか?責任ある飼い主さんになる上で、しっかりと考えなければなりません。
猫ちゃんの費用の詳細は、以下の記事でご紹介していますので、興味のある方はご参照ください。
猫と暮らすお部屋はボロボロ?
猫ちゃん共に暮らすということは、私たちの住む空間に猫ちゃんが加わるということです。今までの生活が変わらないという事はないでしょう。
爪とぎによって家具が傷つけられたり、粗相をされることがあるかもしれません。多くの飼い主さんは、そういったことが頻繁に起こることが理由で、だんだんと部屋に家具を置かなくなると言います。
全ての猫ちゃんがそうだとは言えませんが、猫ちゃんは自由気ままです。語弊を恐れずに言うと、協調性のない子がほとんどです。そういった猫ちゃんも含めて愛しいと感じてしまうのが、飼い主さんなのですね。
以下の3つの記事は、猫ちゃんと暮らすお部屋作りのポイントや、注意点をご紹介しています。猫ちゃんのことを考えて、お部屋作りや環境を整えていく必要があるということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
猫との時間
猫ちゃんと暮らすようになれば、もちろん猫ちゃんに時間を割くようになります。
まず、お掃除の回数が増えます。お部屋に毛が落ちるので、それをお掃除したり、猫ちゃんのトイレの掃除もしなければなりません。
一緒に遊んだり、自由気ままな猫ちゃんに対して、「何をしたら喜んでくれるかな」と考える時間もできるかもしれませんね。とても幸せな時間です。
そういった時間が増えることに、喜びを感じるようであれば、ぜひ猫ちゃんと一緒に暮らして欲しいと思います。
「旅行/引っ越し」はどうする?
ペットと暮らすと、ペット可の場所を選んで遊びに行くことが増えます。旅行や引っ越しも同じです。ペット可の旅館や、ペット可のマンション・アパートでないと暮らすことができません。
旅行に行くのであれば、以下の記事に書いてあるような、様々な準備が必要になります。
また、引っ越しするのであれば、以下の記事に書いてあるように、しっかりとした対策をしてあげなければなりません。
このように、簡単に引っ越しをしたり、旅行に行ったりするということが難しくなってきます。それでも、そういった大変さも含めて楽しむことが出来れば、猫を飼うことに向いているということが出来るでしょう。
愛しい時間を共にできる幸せ
ここまで、少々厳しいことを書いてしまいましたが、猫ちゃんと生活を共にするということは、愛おしい時間を共有することでもあります。
ただ、「わんちゃんよりお世話が簡単そう」という気持ちや、「放っておいても大丈夫」といった考えで飼い主になってしまう方がいらっしゃるのも事実です。
実際は、猫ちゃんと暮らすことは簡単なことではありませんし、放ってもおけません。そのままでは飼い主さんも猫ちゃんも不幸になってしまいます。
せっかくの時間を不幸な時間にしないために、猫ちゃんと過ごす生活のシミュレーションは念入りにしておきましょう。
新しい家族と、たくさんの素敵な思い出が作れますように。
室内で楽しい時間を過ごそう!うさぎとの遊び方と注意点。
いつも愛くるしい姿を見せてくれるうさぎ。室内で一緒に遊びたいと思う飼い主さんも多いのではないでしょうか?
こちらの記事では、室内での「うさぎとの遊び方と注意点」をご紹介します。
うさぎとの遊びは必要?
うさぎさんを必ずケージの外に出して遊ばせてあげなければならないという決まりはありません。
ただ、小さなケージの中にずっといれば、運動不足になり、その結果肥満になるケースもあります。
また、1度ケージ外で長時間自由に遊んだ場合、急に外に出られなくなると、ストレスがたまってしまいます。
最初だけ構ってあげるのではなく、しっかり継続して構ってあげることが大切です。
遊ばせる前に注意したいこと。
屋外に危険が潜んでいることは容易に想像できますが、室内にも危険が潜んでいることをご存知でしょうか?
うさぎさんが怪我をしてしまったり、粗相するというトラブルも考えられます。
このことを踏まえ、遊ばせる前のチェックリストを作成しました。
- 床は綺麗に掃除しましたか?
- おしっこ対策は万全ですか?
- かじられたら困るものは置いてませんか?
- かじるとうさぎの体に害のあるものは置いてませんか?
- 潜られたら困る場所はありませんか?
おしっこの対策
うさぎさんをケージの外に出して、お部屋で遊ばせる場合、粗相することが考えられます。
あらかじめうさぎさんを遊ばせる場所には、キルティングやフリースなど、毛足のない敷物を敷いておきましょう。
毛足があると、うさぎさんがかじったり、爪が引っかかったりする事があります。
また、フローリングは滑るので、うさぎの足に負担をかける場合がありますので、ご注意ください。
粗相しても、洗えば大丈夫だという状態にしておくと安心です。
「かじる」対策
うさぎには、なんでもかじってしまう習性があります。一度細いものをかじり始めると、最後までかじり続けてしまいます。
その習性を考えると、特に気をつけなければならないのは、「電源コード」です。かじれば、感電してしまったり、重金属中毒になってしまう恐れがあります。
また、観葉植物や衣類、ビニール袋等も注意が必要です。
かじって壁紙を剥がそうとするうさぎもいるので、気をつけましょう。
「潜る」対策
うさぎさんは、かじるだけでなく、潜る事も大好きな動物です。
潜られて困るものは、遊ぶスペースには置かないようにしましょう。
遊ぶスペースを作ろう!
うさぎさんを遊ばせる場所には、無駄なものは何も置かない方が安全であると分かりました。
しかし、部屋を丸ごとそのような環境にすることは難しいですよね。
そこで活躍するのが、サークルやペットゲートです。これらを駆使して、遊べる範囲を区切りましょう。
うさぎとの遊び方
うさぎさんとは、どのように遊んだら良いのでしょうか?ご紹介します。
(※うさぎさんが全く興味を示さないものもあります。皆さんが飼っているうさぎさんの性格に合わせて遊んであげましょう。)
追いかけっこする
うさぎさんの中には、広い場所で走り回る事が大好きな子もいます。
飼い主さんが追いかけるのではなく、追いかけられるようにする追いかけっこがおすすめです。
飼い主さんがおやつをもてば、追いかけてきてくれる事が多いです。
ボールで遊ぶ
安全なうさぎ専用のおもちゃで、遊ばせてあげるのも良いでしょう。
ボールは、鼻でツンツンと転がしたりして、遊んでくれる子も多いですよ。
トンネルで遊ぶ
うさぎさんは、夜行性で、暗い場所を好みます。そのため、トンネルのおもちゃに喜んでくれる事も。
飼い主さんの足で作ったトンネルでも、通ってくれる事がありますよ。
スキンシップを増やす
うさぎさんが撫でることを求めてくれたときや、嫌がらないときは、丁寧にゆっくり撫でてあげましょう。
触れ合いながら同じ時間を共有することによって、飼い主さんもうさぎさんも幸せな気持ちになれます。
齧らせる
うさぎさんは、かじる事が大好きです。
ミニコーンや、かじり木、専用のおもちゃなどの安全なものを、飼い主さんの手で持って、齧らせてあげると良いでしょう。
毎日のスキンシップを大切に。
いかがでしたか?
うさぎさんと遊ぶときは目を離さない事が最も安全です。
大好きなうさぎさんを守るために、遊ぶときはそばにいてあげてくださいね。
毎日のうさぎさんとの生活が、より充実したものになりますように。
長く一緒に暮らせて可愛いと話題!亀のススメ。
ペットショップなどで頻繁に見かける亀。爬虫類ですが、その見た目や動きに癒されるからと、一緒に暮らす方も少なくありません。また、吠えたり、部屋を汚したりといった心配がないので、ご近所の方とのトラブルにもなりにくいと言われています。
こちらの記事では、亀の特徴やオススメの種類をご紹介します。亀との生活を考える一助になれば幸いです!
亀との生活ってどんな生活?
亀との生活とは、どんな生活なのでしょうか?また、どのようなことに注意しながら育てる必要があるのでしょうか?一緒にみていきましょう!
亀が育つ環境は3タイプ
まず、亀の飼育環境をみてみましょう。
亀は世界に300種類いると言われています。様々な地域に適応しながら暮らしており、同じ亀でも姿形が似ていなかったり、育つ環境が全く異なったりします。
亀が暮らす環境は、以下に分けられます。
- 水の中
- 水と陸
- 陸
飼育環境を整えるにあたって、水槽の中に水をためるのか、ためないのか。陸地をどれくらい作るのか・・・等々。亀の種類によってかなり差があります。
より自然の環境に近い飼育環境を整えてあげると亀も暮らしやすいです。
飼う前に、共に暮らす亀のことをしっかり調べておく事は大切です。
中には、飼育環境を整える事が大変であったり、扱いが難しい亀もいます。初めての方は、比較的飼育しやすいと言われている種類の亀がオススメです。
初心者にオススメ「ヘルマンリクガメ」
おすすめポイントは、体が丈夫で、成長しても25センチ程度と大きくなりすぎないというところです。
日本と似た気候で生息しているので、適応力もあります。主食は、小松菜、大根の葉、タンポポの葉などの葉野菜です。また、おとなしい性格で、人懐っこいとも言われているので、初心者の方にもおすすめできる亀ちゃんです。
大きくなった時のことも見越して、幅120センチ程度の大きなケージが必要なので、その大きさのものが家の中に置けるという方におすすめです!
亀は長く一緒に暮らす家族
亀は他のペットと比べて、とても長生きする生き物です。ですから、しっかりとした飼育環境を整えれば、長く一緒にいることができます。
水棲の亀は20〜30年、陸棲の亀は50年〜100年も生きると言われています。共に暮らせる時間が長いことは嬉しいことですよね。
しかし、中には途中で飼育を投げ出してしまう飼い主さんもいます。長く生きるということもあり、年月を経て”体長”が大きくなります。そのため、最初に用意していたケージを大きく買い換える必要が出てくる場合もあります。そういった変化から、飼えないと判断してしまうようです。
種類によりますが、飼い始めでは5センチ程度の子亀も、大きくなれば20センチ程度にもなります。大きくなった後の生活のことも考えておくことが大切です。
温度の変化に気をつける
亀は変温動物ですから、周囲の温度に合わせて体温が変化します。四季によって温度・湿度が大きく変化する日本では、亀の飼育環境の温度に特に気を使わなくてはなりません。
亀の種類によって適切な温度は異なりますが、温度が高すぎても低すぎてもいけません。温度によっても、亀の動きは変わってきます。
健康のための甲羅干し
どんな亀も、丈夫な骨や甲羅を作るために甲羅干しをします。甲羅干しとは、日向ぼっこのようなものです。
亀がしっかり日向ぼっこできるように、太陽が半分当たる位置にケージを置いたり、一緒に外をお散歩したりといった時間が必要になります。
日光を浴びながら首を伸ばしたり、ゆっくり歩く亀の姿に癒される時間であることは間違いありません。
亀は何を食べるの?
亀は種類によって、食べ物が大きく異なります。
大きく分けて、肉食性・草食性・雑食性の亀がいます。間違ったエサを与えないよう気をつけなければなりません。
飼う前から、その亀が好む食べ物は何か”細かく”調べておく必要があります。以下は亀の食べ物の傾向をまとめたものです。
水棲カメ | 陸棲カメ | |
---|---|---|
肉食性 | 植ミミズ、コオロギ、カタツムリ、動物の腐肉、鶏肉 等 | ー |
雑食性 | 水中の水草、小魚、タニシ 等 | 植物や昆虫等。野菜や果物も必要。 |
草食性 | ー | 野草(タンポポ等)や野菜(大根、キャベツ等)が中心。たまに果物(バナナ、りんご等)。 |
動物性たんぱく質(鶏肉や砂肝等)は少量でOK。 |
亀との楽しい生活を。
一緒に暮らせば、亀が可愛らしい姿で私たちを癒してくれるでしょう。
しかし、飼い主さんの都合で捨てられてしまうことも少なくないのが現実です。一緒に生活することを選択するのであれば、「最後まで面倒をみるぞ!」という思いが必要です。
寿命が長い亀だからこそ、飼った後にこんなはずではなかったと後悔しないように、他の動物以上に、飼った後の具体的な生活のイメージを持つことが大切になってきます。
亀ちゃんとの癒しの日々で、皆さんの生活がより豊かなものになることを願っています。
健康と長生きのために!犬の「ダイエット」方法とそのポイント
毎日一緒にいる愛犬の体型変化にすぐ気づくことは、なかなか難しいですよね。気がついたら太っていることもあります。
「可愛いからこのままでいっか!」と思っているアナタ、ちょっと待ってください!肥満は「病気のリスク」が高まります。愛犬と長く共に生活するためには、飼い主さんの管理によるダイエットが必要なのです。
こちらの記事では、愛犬の健康的なダイエット方法とそのポイントをご紹介します。
愛犬が肥満かも?
「愛犬が少し太ったかも?」と感じても、肥満でない場合もあります。犬の場合、少し学ばなければ、具体的な数値で理想の体重を求めることが難しいです。
一般的に愛犬の体型管理で用いられるのは、BCS(ボディコンディションスコア)という指標です。
BCSは視覚と触覚で判断します。BCS3が理想的とされており、BCS4,5がやや肥満、肥満とされています。詳しくは以下の記事に載っていますので、気になる方は確認してみてください。
確認した結果「肥満だな」と思ったら、まずは獣医さんに相談することをオススメします。
体重測定のみで獣医さんにみてもらうことも可能です。太ってしまった事の背景に病気が隠れている事もあるので、自分の判断だけでダイエットを行ってしまうと危険だからです。
犬のダイエットは”少しずつ”!
まず、ダイエットを決意したら、目標を定めます。犬の場合も、少しずつダイエットしていくことが重要です。人間と同じで、短期間で急に体重を落とすダイエットは健康的とは言えません。
ここで、飼い主さんに知っておいていただきたいのが、「人との大きさの違い」です。人の体重は細い方でも40kg、犬は小型犬で3kg程度です。人間と犬における1kgは、全く異なります。
パーセンテージで考え、急に大きく体重を減らすことは絶対に避けなければなりません。獣医さんに適正体重を教えて貰ったら、その数字から今の体重を引いて、まずは減らす分の体重を明確にしましょう。
ダイエット①食の改善
わんちゃんが太ってしまう原因の1つとして挙げられるのが、”食べ物の与えすぎ”です。まずは、食を見直していきましょう。
ドッグフードの量を減らす
獣医さんと相談しながら、ドッグフードの量を調節しましょう。適正体重と同じように、ドッグフードの適切な量も、判断が難しいです。フードの袋の裏側に記載されている適正量も目安なので、愛犬に必ずしも適しているわけではないのです。
わんちゃんが気づかないように、1日に与える量を少しずつ減らしてみましょう。1日に与える量は減らしつつも、食事の回数は増やしてあげると、わんちゃんも喜びます。ここでのポイントは、量よりも回数です!
ダイエット用フードに移行する
ダイエット用のフードを与えることも有効です。パッケージに、用途が記載されているものがほとんどなので、そこから選びましょう。ダイエット用のものは、以下のような工夫がされています。
- 低脂質・低カロリー
- 食物繊維を配合(腹持ちが良く、消化に優しい)
- Lカルニチンの配合(脂肪の燃焼を助ける)
ここでのポイントは、フードを少しずつ変えていくことです。
今まで与えていたものと、ダイエットのフードを混ぜ、少しずつダイエットフードを増やしていきましょう。今まで与えていたものから急に変えてしまうと、わんちゃんがお腹を壊してしまうことがあります。わんちゃんの様子を見ながら移行しましょう。
おやつを見直す
おやつの与えすぎも、肥満の原因となります。おやつも、”1日にあげる量を少しずつ減らすこと”や、”少しずつ低カロリーなおやつに変えること”で、改善できます。
こちらに関しても、量ではなく、回数が重要になってきます。もし、今まで1回に1粒与えていたのであれば、回数は変えずに、1粒を半分にするのは効果的です。
ダイエット②運動の機会を増やす
運動も健康のためには必須です。食の改善で体重が減ってきたら、運動量も増やしていきます。愛犬とコミュニケーションをはかりながら、飼い主さんも楽しく運動しちゃいましょう!
散歩の時間を増やす
毎日のお散歩の時間を少しずつ増やしてみましょう。のんびり・ゆっくりのお散歩を、少しずつ長い時間できるようにしていきます。公園の芝生の上をウロウロしたり、緩やかな坂道をゆっくり上ったりと、工夫してみましょう。
しかし、肥満のわんちゃんに、急に長時間・長距離の散歩をさせるなどの激しい運動は控えましょう。なぜなら、わんちゃんに大きな負担がかかってしまうからです。特に、肥満のわんちゃんは、通常の状態でも足腰に負担がかかっています。そのため、急激な運動は足腰を弱らせてしまいます。まずは、焦らず、少しずつ、無理なく、楽しんで増やしましょう!
ハイドロセラピー
ハイドロセラピー(水中療法)とは、ドッグプール等で、水の力を使ってトレーニングをすることです。
陸上のトレーニングとは違った効果を得ることができ、わんちゃんのダイエットにも適しています。体重が重い状態で運動をすると、怪我を招く恐れがあるような場合に最適です。なんと、競走馬の調教でも、足腰に負担が少ない訓練方法としてプールは活用されているんですよ。
ドッグプールの効果やオススメ施設に興味のある方は、以下の記事をご参照ください。
犬の健康は飼い主さん次第。
わんちゃんの食生活や運動を管理できるのは飼い主さんだけです。
大好きなわんちゃんにせがまれて、ついつい多めにおやつをあげてしまう気持ちも、とてもわかります。しかし、その繰り返しがわんちゃんの健康を脅かしてしまうのも事実。
1日の食事量をこまめにあげる等の、ほんの少しの工夫で、わんちゃんの健康を守ることができます。わんちゃんと飼い主さんが、幸せな時間を長く共有できますように。
夏の散歩は「肉球の火傷」に要注意!おすすめの時間帯や対策とは?
皆さん、夏のお散歩はどうしていますか?
夏の暑い日は、気温が35度を超えることもあります。暑い季節は、熱中症にならないように、飼い主さんも注意を払うと思います。
しかし、気をつけなければならないのは「熱中症」だけではありません。わんちゃんの夏のお散歩は「肉球の火傷」にも注意する必要があります。
肉球が火傷するとどうなる?
肉球が火傷をすると、ひどい場合は皮が剥け、真っ赤に爛れてしまいます。症状が軽い場合でも、痛いことに間違いありません。痛さを感じたわんちゃんは、以下のようなサインを出すと言われています。
- 歩くことを嫌がる
- 脚を引きずる
- 肉球が赤(黒)くなっている
- 肉球が腫れている
- 肉球に水疱ができている
- 過剰に足を舐める、かじる
このような症状が見られる場合は、すぐに獣医さんに診てもらいましょう。
60度超えのアスファルト?!
肉球が火傷してしまう原因は、熱いアスファルトの地面を歩いてしまうことです。特に熱くなってしまうのが、「日なたのアスファルト」です。
気温が30度の場合、アスファルトの温度は50度〜60度まで暑くなってしまいます。気温が31度の日には、60度を超えることもあります。日が当たっている箇所の場合、土の上でも熱くなります。
声に出して訴えられない愛犬は、実は辛い思いをしているのかもしれません。たとえ5秒でも熱いアスファルトの上にいれば、火傷をします。熱したフライパンの上を歩いているようなものです。人間は靴を履いているため、犬の感じる暑さに気がつかない場合が多いのです。
おすすめの道具
地面の温度は、赤外線温度計を使うことによって簡単に測ることができます。「愛犬が歩いている地面は、一体どれぐらい暑いのだろう?」と思った場合は、このような道具を使って測ることもできます。
簡単チェック方法
赤外線温度計を用意するのが難しい場合には、手を使って簡単チェックをすることをおすすめします。
散歩に出る前に1度、手の甲でアスファルトの温度チェックをします。人の手の甲で熱いと感じたら、わんちゃんはもっと熱さを感じていると考え、慎重に判断しましょう。
手の甲での温度チェックは、散歩の途中でもこまめにすることをおすすめします。特に、午前中の散歩は30分もすると、最初と最後で随分と気温が変わってしまっています。散歩中にも温度チェックしてあげることで、「危ないな」と思ったらすぐに散歩を中断することもできます。
おすすめの時間帯は「朝」
住んでいる地域にもよりますが、陽が昇ることとの関係により、早朝の5時〜6時がおすすめです。
まだ陽が昇りきっていない時間帯に散歩することで、まだ温められていない地面の上を散歩することができます。
夏は朝6時を過ぎると、どんどん暑くなってきますので、できればその前に済ませましょう。早い時間帯に散歩に行くことは、飼い主さんの熱中症対策にもなります。
お散歩は、地面が冷めた時間帯に、芝生の上や日陰などの熱くなりにくい場所を選ぶことをおすすめします。
夜ではダメなの?
「早朝は厳しいので、夜ではダメなの?」と思う飼い主さんもいるかもしれません。真夏の本当に暑い日は、20時になってもアスファルトが熱いことがあります。
22時以降であればだいぶ熱が冷めてきますが、防犯上危ないとも言えます。できれば朝早い時間の方が、犬へも飼い主さんへも負担は少ないと言えるでしょう。
真夏の散歩対策
わんちゃんの肉球を守る為の対策グッズをご紹介します。
犬用のブーツ・靴
嫌がるわんちゃんもいるかもしれませんが、犬用の靴は夏の散歩を安全にしてくれます。熱を緩和するだけでなく、わんちゃんの足を拭く手間も省けますし、何かを踏んでしまっておこる怪我も防ぐことができます。
こちら、Amazonでの人気ランキング上位の商品のようです。なお、犬用のブーツや靴等は、予め慣らしておく必要があります。「夏の散歩だから、明日から使おう!」と思っても、ワンちゃんが嫌がって履いてくれないケースが多いので、事前にトレーニングするようにしましょう。
クリーム
肉球を保護する、犬猫用のクリームがあります。アフターケアとしてのクリームではなく、保護する為のものなので、外出する前に塗ります。
しかし、あまりに暑い日の場合には、このクリームだけで防ぐことは難しいかもしれません。「そこまで暑くはないけれど、不安だ」という時に利用してみてはいかがでしょうか。
熱中症にも気をつけて!
わんちゃんも散歩中に熱中症になる場合があります。人間よりも、熱いアスファルトの近くにいるのは犬の方です。
夏のお散歩では、散歩の途中でバテてしまいやすいです。普段のお散歩グッズだけでなく、わんちゃんの熱中症対策グッズも持って出かけると良いでしょう。
熱中症予防には、わんちゃんが体に熱を溜め込まない為の工夫が効果的です。夏用の体を冷やす為の服や、首輪等々のグッズも販売されています。うまく活用して、わんちゃんの健康を守りましょう。
熱中症の詳しい症状や対策はこちらの記事でご紹介しています。興味のある方はぜひお読みください。↓
わんちゃんとの楽しい夏に!
晴れた夏の日は、外で愛犬と遊びたい気持ちもあります。しかし、その想いで愛犬に痛く辛い思いはさせたくありません。
真夏の地面は熱したフライパンです。その上を裸足で歩かせてしまうことは、絶対に避けなくてはなりません。
近年は、暑さが早い時期から始まる傾向にあります。「まだ夏本番ではないから」と思わずに、早めに対策を取りましょう。わんちゃんの様子がおかしいなと感じたら、すぐに獣医さんに相談しましょう。
わんちゃんの為にしっかり対策し、夏を満喫しましょう!