災害時にも役立つ!愛犬とやっておきたい「クレートトレーニング」
クレートとは、硬い素材でできた犬や猫などが入れる屋根付きの持ち運び可能なケースのことです。
愛犬がクレートの中でストレスをあまり感じずに過ごせるようになると、おでかけや災害時などに役立ちます。一方で、ご自宅でクレートを使っている方は少ない印象です。
今回は、クレートのメリットと、愛犬がクレートを安心して使えるようになるためのクレートトレーニングの方法をご紹介します。
クレートの4つのメリット
クレートを使うことのメリットは多く、安心して愛犬が使えるようになって欲しいもののひとつです。ここではクレートのメリットを具体的に見ていきます。
①どこにいても落ちつける
クレートが愛犬にとって安心して落ち着ける場所になると、旅行や帰省など自宅以外の場所に行った際にもクレートがあると落ち着きやすくなります。
はじめての場所や慣れていない場所で緊張しやすい子は、安心できる場所があることで精神的な負担も減ります。
②避難時に使える
地震や台風などでいつ避難所生活になるかわかりません。愛犬と一緒に避難所へ行けた場合であってもフリーで過ごせることはあまりなく、クレートやケージに入ることが避難の条件になることも多いようです。
この時にクレートが使えると愛犬も落ち着きやすくなり、同時に飼い主さんも安心できるでしょう。逆に愛犬がクレートに慣れず吠え続けていたら、愛犬も飼い主さんも不安やストレスが増えるだけでなく、周りの人にも迷惑をかけてしまいます。
③車や電車移動でも使える
移動する際にもクレートは使えます。特に車移動で万一事故が起きた際、シートベルトでクレートが固定されていれば、愛犬が飛び出たり直接物がぶつかることも防げます。
電車やバスなどの公共交通機関で使用する際は周りの方への配慮やルールに従うことは必須ですが、周りに多くの人がいたり音がしても、落ち着いて目的地まで行けるでしょう。
④来客時にも使える
家の中でも来客時や掃除中など一定の時間落ち着いて欲しい時もあるでしょう。そのような時にもクレートが使えると、飼い主さんにとって都合が良いことが多いはずです。
クレートの2つのデメリット
メリットの方が多いクレートですが、デメリットも紹介します。
①愛犬がクレートで落ち着けるようになるための練習が必要
「クレートは犬が入る場所」と知っているのは人だけで、犬からすると、はじめは入るのも怖い謎の物体です。怖いイメージから安心して落ち着いて眠れるようになるまでは、個体差はありますが多くのトレーニング時間を要します。
さらに、クレートを動かしたり、周りがどんな状況でも落ち着いていられるようにするにはもっと時間がかかると思っていいでしょう。
しかし、多くの時間をかけてでも慣れた方が後々飼い主さんも愛犬もメリットが多いです。
②持ち運びが大変
クレートは硬い素材でできており、重さも多少はあります。電車移動でクレートを使えるのは小型犬くらいが現実的でしょう。
車移動であれば犬のサイズに関わらず使用できるのでおすすめです。
愛犬に合ったクレートの選び方
クレートを選ぶ際の3つのポイントを紹介します。
①愛犬がフセをしても前脚・後脚がクレートに触れずに伸ばせる
②愛犬が四つ脚で立っても頭がクレートの屋根部分に当たらない
③愛犬がクレート内で水平方向に一回転できる
まずはこの三点を基準に選んでいただき、加えて愛犬が入った状態でクレートを持ち上げた際に、クレートが歪まないかもチェックしたいポイントです。
クレートトレーニングのやり方
クレートに慣れるクレートトレーニングは二段階あります。
一つ目はクレートそのものに入る練習、二つ目はクレートの中で落ち着いていられるようにする練習です。
クレートに入る練習
①愛犬が見ている所でクレート内におやつを置き、そのおやつを目掛けて愛犬が自らクレートに全身入れるように繰り返します。なかなか全身が入らない場合には、クレートの手前におやつを置いて、徐々に全身入れるように目指します。
②愛犬が見ていない時にクレート内におやつを入れておきます。愛犬がそのおやつに自分で気付き、クレートに入っておやつを食べる経験を何度も繰り返します。
この二つの手順を繰り返し、クレートはおやつが食べられる場所と学習してもらいます。
クレートで落ち着く練習
①愛犬がクレートに入ったらフセをしてもらい、おやつをあげます。扉を2、3秒閉めてすぐに扉を開けます。
②少しずつ扉を閉める時間を延ばし、まずは5~15分間入っていられるようにします。その際、クレート内で知育玩具で遊べるようにし、知育玩具遊びが終わる前に扉を開けておきます。
※知育玩具を使用する際は、噛み壊しによる誤飲をしないよう注意しましょう。
③十分な発散をして眠そうなタイミングでクレートに入ってもらい、扉を閉めて少しの時間でもクレートで眠れるようにします。周りの環境も静かで落ち着いた状態にし、愛犬が興奮しないようにします。
愛犬が寝たら、起きる前にクレートの扉を静かに開けておき、愛犬が目を覚ましたらすぐに出られるようにしておきます。
愛犬が好きれあればバスタオルや冬はブランケットなどをクレートに敷くのもおすすめです。ただし、愛犬がタオル類を噛む癖がある場合には、誤飲防止のため敷くのはやめましょう。
④ ③のクレートに入っている時間を徐々に伸ばすことに加え、周りの状況に関わらずクレートに入れば眠れるようにしていきます。
ポイント
各手順を何度も繰り返すことが大切です。数回できたからといってすぐに次の手順に進むと、クレートに対する警戒心が強くなり失敗の原因になります。
クレート練習の注意点
クレート練習をする上で、特に注意したい点をご紹介します。
①クレートの扉をすぐに閉めない
クレート練習を始めて、すんなりクレートに入れた場合もすぐに扉を閉めるのはNGです。クレートに閉じ込められたという印象を与えると、その後クレートを警戒しやすくなります。
扉を閉めるのは、練習を重ねてからにしましょう。
②練習は愛犬のエネルギー消費をしっかりしてから
クレートに入って落ち着いてもらうには、事前のエネルギー消費も大切です。エネルギーが有り余っている時にクレートに入って落ち着いてもらうのは難しいことが多く、クレートから出たいという気持ちが強くなり、失敗しやすいです。
運動やおもちゃ遊びの後にやると、クレート内でも落ち着きやすくなり成功経験を積みやすくなります。
③落ち着ける環境作りも大切
クレートで落ち着く段階の練習になった際は、周りの環境も成功するか否かに影響が出てきます。人が近くを何度も通ったり、来客、大きな音がするなど騒がしいと落ち着きにくくなります。
愛犬が落ち着きやすい環境を作りましょう。
④愛犬が吠える前に扉を開ける
クレート練習が扉を閉める段階まで来た際の注意点です。クレートの扉を閉める際も、愛犬が吠える前に扉を開けて出られるようにしましょう。吠える状態まで扉を閉め続けると、愛犬にとってクレートのイメージがどんどん悪くなります。
愛犬が落ち着いていても扉を開けて出られるようにし、閉じこめられている感を与えないようにするのがおすすめです。
まとめ
愛犬がクレートを使えるとおでかけ時や災害時などにもメリットは多いですが、クレートは購入したら愛犬がすぐに落ち着けるわけではなく練習が必要です。
クレート練習は根気も必要ですが、しっかり練習をすれば愛犬の成長も感じられるはずです。うまくいかない場合は、失敗を繰り返して愛犬も飼い主さんもクレートが嫌になる前にプロのトレーナーを頼るのもいいでしょう。
お出かけや有事に備えて、クレート練習をしてみてはいかがでしょうか。
災害時の車中泊にも!犬が車内で快適に過ごせるお役立ちグッズ6選
愛犬とのドライブは楽しいものですが、犬の落ち着きがなかったり、シートににおいが染み付いてしまったりと、何かと困りごとが発生しがちです。
車の中で犬と快適に過ごせるようにしておけば、いざという時に車で避難する際にも役立つでしょう。
災害時には、状況によっては犬と一緒に車中泊をする可能性もあり、日頃から備えをしておくことが大切です。
今回の記事では、犬と車中泊をする際に役立つグッズをご紹介します。
犬を車に慣れさせておくと災害時に役立つ!
地震や洪水などの自然災害が多い日本では、日頃から災害への備えをしているという方も多いのではないでしょうか。
では、犬の災害対策はできていますか?
犬の災害対策を考える場合、いつでもキャリーケースに入れて運べるようにしたり、ドッグフードやトイレシーツ、犬用のお皿などを用意しておく必要があります。
また、避難所によってはペットと一緒に寝泊まりすることができない場合も多く、近所でペットと過ごせる避難所があるか事前にチェックしておくことも重要です。
車中泊という選択肢も
避難所がペットNGの場合や、犬が他の人や動物に吠えてしまう場合などには、車の中で避難生活を送る、いわゆる「車中泊」を選択する人もいます。
いざという時に車中泊で数日間を過ごすには、日頃から犬を車に慣れさせ、犬と快適に過ごせるような車内環境を整えておくことが重要です。
犬との車中泊で注意したいポイント
1. 車酔い
犬も人間と同じように、車に揺られることで三半規管に異常が生じ、車酔いをすることが少なくありません。
車酔いをすると次のような症状が出ます。
- ハァハァとパンティングをする
- ヨダレを垂らす
- 嘔吐
- 下痢
- 元気がなくなる
【対策】
夏はもちろん、冬でもあまり車内の温度が上がりすぎないように気をつけましょう。
また、少し窓を開け、外の空気を車内に取り込むと良いでしょう。
2. 熱中症
夏場の車内は温度が上がりやすく、熱中症に注意が必要です。
車中泊をする場合、就寝時にエンジンをかけっぱなしにすると一酸化炭素中毒になる恐れがあるので、四六時中エアコンをつけているわけにもいきません。
【対策】
エアコンをつけなくても夜をしのげるように、車内で役立つ熱中症対策グッズを用意しておきましょう。
後ほどおすすめのグッズをまとめてご紹介します。
犬との車中泊に役立つおすすめグッズ6選
1. ドライブシート
後部座席を覆うことのできるシートです。
防水仕様のものが多いので、犬が粗相をしてしまったり、泥だらけにしてしまっても安心です。また、ハンモック型のものなら、運転席や車外への飛び出しを防止することもできます。
災害時には、後部座席をフラットにして覆うことで、広々とした快適な空間になります。
2. ドライブベストハーネス
犬用のシートベルトの役割を果たします。
車についているシートベルトに繋げて使うことで、落下や、急ブレーキによる怪我等を防止してくれます。
また、災害時はリードに付け替えれば、そのまま車の外に連れ出してお散歩をすることも可能です。
3. 酔い止め薬
乗り物酔いしやすい犬には、酔い止め薬を用意しておいてあげましょう。
市販の犬用酔い止めシロップなどもありますが、獣医師さんに相談し、処方してもらうことをおすすめします。なお、自己判断で人間用の酔い止め薬を飲ませるのは危険ですのでやめましょう。
4. 窓用ネット
1日中車のエンジンをかけておくわけにもいきませんから、エンジン停止中には窓を開けて風通しを良くしたいもの。
しかし、窓を開けっ放しにしておくと虫が入ってきたり、プライバシーの面で気になる部分もあるかと思います。
そのような時のために、窓やトランクルームのドアにつけられるネットを積んでおくと便利です。
5. 扇風機
窓を開けるだけでなく、扇風機を上手に活用することで、車内の風通しをさらに良くすることができます。
持ち運びでき、コードがいらない小型の扇風機を用意しておくと良いでしょう。
6. 冷却シート
扇風機や窓用のネットに加え、敷くだけでひんやり冷たくなるシートを併用すると、特に夏場の車内で快適に過ごすことができます。
大きいサイズのものを買ったり、何枚かつなげて使うことで、飼い主さんも一緒に使えるので便利です。
まとめ
いざという時に犬が車内で快適に過ごせるようにするには、温度管理や体調管理がしっかりできるよう、事前にお役立ちグッズを備えておくことが大切です。
災害時に初めて車中泊をするのは大変なので、できれば犬と一緒に避難訓練をしたり、日頃から車でお出かけをして「車=楽しいところ」と学習させておくと良いでしょう。
なお、車が動いている時は、安全のため、座席に固定したクレートの中にいてもらいましょう。車が動いている最中に犬がフリーで車内にいると、道路交通法違反になってしまう場合があります。
この機会に、犬の避難グッズだけでなく、車で使えるグッズの見直しもしてみてはいかがでしょうか。
【犬の防災】命を守るために!今すぐ始めたいしつけと災害対策
自然災害の多い日本では、大地震、台風、水害などの災害が、いつ、どこで起こるのかわかりません。災害が起きたとき、犬を守れるのは飼い主さんだけです。
もし災害に遭ってしまったら?もし避難所で何日も過ごすことになってしまったら?飼い主の皆さんはきちんと考えられているでしょうか。
この記事では、防災グッズの用意以外の、今すぐ始めたいしつけや対策を解説します。
災害時でも日常でも役立つ5つの基本的なしつけ
災害時においてしつけは特に重要です。普段からしつけをしておき、いざというときも落ち着けるようにしておきましょう。
1.「おいで」で来る練習
災害時に迷子になったときに、保護される確率を高めるため、名前を呼ぶだけではなく、「おいで」でも来るようにしつけます。
災害時に保護してくれる方は、ほとんどの場合、犬の名前がわかりません。首輪に名札がついていても遠くからでは見えないため、犬を呼び寄せるためには「おいで」と呼びかけるはずです。
日頃から「おいで」で犬を呼びよせ、ほめておやつを与える練習をやっておきましょう。友達や近所の人にも協力してもらうと効果的です。
2.「まて」で待つ練習
災害が起きたときは犬もパニック状態で、割れた窓から外に出ようとするかもしれません。避難中にリードが離れてしまう可能性もあります。そのとき役立つのが「まて」の号令です。
家の中だけでなく、公園や道路でも「まて」を練習しておきましょう。飛び出しや事故予防になります。ただしリードを離して練習すると、危険なので注意してください。
<普段の生活でも役立つ!>
散歩中に危険なものを食べようとしたときや、興奮したときにおとなしくさせることができます。
3.クレートトレーニング
クレートトレーニングとは、ケージより小さなサイズのケースの中で犬を落ち着かせるトレーニングです。
避難所では、犬はクレートやケージの中で過ごす時間が多くなります。クレートは本来犬にとって落ち着く場所ですが、慣れていない犬にとっては、ストレスになるため、普段から慣れさせておきましょう。
動物病院に行くときだけ使うのではなく、クレートの中で好きなおやつを食べさせる、ドッグランなど楽しい場所へのお出かけに利用するなど、楽しい思いをさせるのがコツです。クレートが大好きな犬にしましょう。
<普段の生活でも役立つ!>
入院時など、普段と違う環境に長時間いるときも、クレートに慣れておけばストレスを抑えられます。
4.靴を履く練習
災害が起こると、窓ガラスなどが割れて家の中も危険な状況になるかもしれません。屋外には、がれきなどが散乱している可能性もあります。ラバーシューズなど、犬専用の靴があると肉球のケガ予防ができます。
しかし、災害が起きてから履かせようとしても、ほとんどの犬は嫌がるでしょう。普段から靴を履くことに慣れさせておくと、慌てずにすみます。
<普段の生活でも役立つ!>
靴を履かせることで真夏のアスファルトでのやけど予防に効果的です。
5.ペットシーツで排泄する練習
災害が起こると、なかなか外に出られない状況になるかもしれません。家で排泄する習慣のない愛犬は、散歩のときにペットシーツの上で排泄させて慣れさせましょう。
道路を汚さないので近所迷惑にもなりません。成犬では時間がかかるかもしれませんが、根気よく続けることが大切です。
<普段の生活でも役立つ!>
悪天候や飼い主さんの体調不良で散歩に行けないときでも、家で排泄できるのがメリットです。
事前に準備したい災害対策
1.人に慣れさせる
避難所などでは、ほかの被災者、ボランティアなど知らない人と接する機会が増えます。人に慣れていると、警戒して吠える、咬むなどのトラブルを減らすことが可能です。迷子になった際も、保護される確率が高まります。
小さい頃からいろいろな人と触れ合うようにしましょう。近所の人におやつを与えてもらう、声をかけてもらうなどで少しずつ慣れさせます。
2.犬と飼い主さんのツーショットを撮る
犬の写真を撮っている飼い主さんは多いと思いますが、飼い主さんと犬とのツーショットも大切です。犬が迷子になって保護されたとき、飼い主さんの犬であることの証明になります。
スマートフォンの待ち受けなどにしておくと、いちいち探す手間が省けて便利です。また、スマートフォンの電池が切れる可能性を考え、プリントアウトして犬の健康手帳などに入れておきましょう。
3.留守番中の安全対策
災害は、飼い主さんの留守中に発生するかもしれません。家の中を犬が自由に動ける状態だと、割れた窓ガラスから脱走してしまう恐れがあります。広めのサークルの中に寝床用の頑丈なクレートを入れるなどして、犬専用スペースを作ってあげましょう。
犬の寝床周囲は、大きな家具を置かないようにします。やむを得ず置く場合は、しっかり固定しましょう。
飼い主さんが出先からなかなか帰れないケースも想定し、水入れはひとつでなく、複数置いておくことをおすすめします。フードも自動給餌器があると安心です。
避難所の場所を確認する
災害が起きて避難する際は、犬と一緒に避難する同行避難が基本です。環境省も、ペットとの同行避難を呼びかけています。
ペットを飼っている皆さまへ-災害時のペットとの同行避難について-
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/files/poster09_2.pdf
自治体に問い合わせ、同行避難できる避難所を確認しておきましょう。ただし、同行避難は、避難所まで一緒に避難しますが、避難所の中で一緒に過ごせる「同伴避難」とは異なります。同伴避難できる自治体や動物病院もあるので、住んでいる地域の情報をこまめにチェックすることをおすすめします。
親戚宅・知人宅への避難も検討
同伴避難をできるところは、残念ながらまだそう多くはありません。
近くにそのような避難所がなければ、安全な地域に住んでいる親戚宅や知人宅への避難も検討し、事前に相談をしておきましょう。
避難訓練をしよう!
避難所がわかったら、避難所まで実際に用意した防災グッズを持ち、犬と一緒に行ってみましょう。その際、以下の点を確認し、危険個所などを地図に書きこんでおきます。
- 道中に倒れそうな塀がないか
- 氾濫しそうな川はないか
- 到着までにかかった時間
- 迂回ルート
- 夜のルート(夜は見え方が変わるため)
災害が起きてから初めて行くのと、何度か訪れたことがあるのでは気持ちの余裕もかなり違うはずです。
ご近所ネットワークを作ろう
災害が起きたときは、近所の人や地域の人たちとの協力も大切です。犬の飼い主同士で、コミュニケーションを取っておきましょう。
「自助・共助・公助」の考え
災害が起きたときは「自助・共助・公助」が基本です。
「自助」とは自分自身で命を守ること。例えば水や食品をストックする、家具の転倒防止などです。「共助」は近所のコミュニティなど、地域の身近な人たちで協力しあうことです。「公助」は、国や県、市町村など行政機関による援助を意味します。
災害が起きた際、公助はすぐに機能しません。公助が来るまでは自分で身を守り、地域の近所の人たちとの助け合いが欠かせません。近所に犬仲間がいると、何かと協力し合うことができ心強いでしょう。
散歩ですれ違ったら、積極的に挨拶したいですね。ペット同伴の避難訓練をする自治体もあるため、積極的に参加しましょう。
まとめ
災害が起きれば、誰もがパニックになってしまいます。どんな状況でも冷静に対応するためには、日頃の準備が大切です。
飼い主さん自身を守るためにも、犬の命を守るためにも、今すぐできるところから準備を始めましょう。
【猫の防災】今日からできる!災害から猫の命を守る日頃の備え
災害大国と言われる日本では、いつ自然災害に見舞われてもおかしくありません。
災害から猫の命を守るためにも、日頃の備えを徹底しましょう。また、防災用品はもちろん、普段の生活や健康管理も重要です。
環境省では、ペットも一緒に避難所まで避難する「同行避難」を呼びかけています。もしもの時に慌てないために、猫と一緒に避難できる体制を準備しておきましょう。
これだけは用意したい防災用品をチェック
最低限用意しておきたい、猫のための防災用品を紹介します。バッグなどにまとめておき、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。
①水・フード
最低でも5〜7日分あれば安心。ウェットフードは水分補給になる。食器も忘れずに。②常備薬・療法食
非常時は手に入りづらくなるので、多めの用意を。かかりつけの動物病院で相談しよう。③ペットシーツ・猫砂
折り畳みの猫用簡易トイレは、持ち運びに優れる。ニオイの付いた砂を一緒に入れれば、新しいトイレでも抵抗が少なくなる。④大きな布・毛布
ケージやキャリーバッグにかぶせ、外が見えないようにすると安心する。保温にも効果的。⑤洗濯ネットや布袋
袋状のものに包まれると、猫は落ち着く。お手入れや診察用に用意しておこう。バスタオルですっぽりくるむ方法もある。⑥爪とぎ・おもちゃ
猫のストレス解消になる。⑦ビニール袋
排泄物の片付けに必要。⑧ウエットティッシュ
掃除用と、猫のお手入れ用を用意すると便利。⑨猫と飼い主さんの写真
迷子になって保護されたとき、自分の猫である証明になる。スマホだけでなく、プリントアウトもしておくと安心。⑩首輪・ハーネス・リードの予備
予備があれば、失くしても安心。予備にも迷子札を付けておこう。
猫との安全な避難のためにやっておきたいこと
災害が起きたら、すぐに避難所に行ける体制を整えておくことが大切です。避難所はさまざまな情報が入りやすいメリットもあります。
避難をするときは、ペットを後から迎えに行くのではなく、最初から避難所に同行避難します。
ここでは、猫と安全に避難をするためにやっておきたいことをご紹介します。
1. 避難所を確認しておく
まずは自分の住んでいる地域で、ペットと同行避難が可能な避難所を確認しましょう。
なお、「同行避難」では、猫などペットと一緒に避難できますが、避難所で一緒に過ごすことはできません。これに対し、「同伴避難」では、同じ場所で避難生活ができます。数は少ないですが、同伴避難が可能な自治体もあります。
同伴避難ができる避難所が近くにない場合は、親戚や知人宅への避難も視野に入れ、事前に相談をしておきましょう。
2. 避難訓練をしておく
猫をキャリーバッグに入れて、防災用品を持ち、実際に避難所に行ってみましょう。
ルートを複数確認し、危険な場所がないかチェックしておきます。
3. 家族で話し合っておく
避難の方法や、待ち合わせ場所を決めておきます。家族全員が留守の場合はどうするか、などあらゆるパターンを想定しておきましょう。
1人暮らしの飼い主さんは、猫の預け先を複数確保しておくと安心です。
4. ご近所ネットワークを作っておく
猫の場合は、日頃から散歩をする犬に比べ、近所の飼い主さんと知り合うチャンスがあまりありません。
立ち話でもいいので、「うちは猫を飼っている」と話をするだけでも効果があります。SNSを利用して、グループを作るのもいいですね。
自治体のペット同伴避難訓練が開催されたら、仲間を作るために積極的に参加しましょう。
日頃から猫に慣れさせておきたいこと
猫は環境の変化が大変苦手です。避難した際に、猫のストレスを少しでも減らすように今から準備したいことをご紹介します。
1. クレートやキャリーバッグに慣れさせる
避難する際、猫を入れるクレートやキャリーバッグは必須アイテムです。しかし、動物病院に行くときだけに使っていることで、ネガティブな印象を持っている猫もいます。今から、クレートやキャリーバッグは、「意外といいところだ」と印象を変えましょう。
猫がくつろぐ場所に日頃から設置し、好きな敷物を敷き、フードやおやつも中で食べさせましょう。中でフードを食べる練習は、避難所でも役に立ちます。風呂敷など、布をかけるとより落ち着くでしょう。
2. いろいろな人や環境に慣れさせる
人に慣れていると、万が一迷子になっても保護されやすくなります。また、避難所にたくさんの被災者や、ほかのペットがいてもさほどストレスを感じないのもメリットです。
猫は、好奇心旺盛な生後2〜9週の「社会化期」にさまざまな社会行動を学びます。この時期に、周囲の刺激に良い印象を持つと、人や他の動物を怖がらない猫に成長します。
すでに社会化期を過ぎ、人見知りで怖がりの成猫でも手遅れではありません。家族以外の人を家に招いて、猫の大好きなおやつを与えてもらいましょう。
3. リード・ハーネスに慣れさせる
ハーネスとリードがあると、どうしてもキャリーバッグに入らない、抱っこができない状況のときに便利です。
ときどき付けて慣れされておきましょう。
災害時も猫の健康を保つために
災害が起きると、大きなストレスがかかり体調を崩しやすくなります。猫の体調管理を日頃から行っておきましょう。
1. 寄生虫予防とワクチン接種
災害時は、衛生状態が悪化する可能性があります。そうなると心配なのが、寄生虫の発生や感染症の流行です。定期的な寄生虫予防とワクチン接種は、猫の命を守ります。
また、ワクチンを接種していないと、避難所やペットホテルで預けられないケースもあるため注意が必要です。
2. 健康時のデータを取っておく
健康診断を受け、平常時の体重や血液検査の値を記録しておきます。猫の健康手帳を作っておくと管理しやすいでしょう。
避難先で体調不良になったとき、体調の変化が把握しやすくなります。
3. 避妊去勢手術を行っておく
迷子になったときにほかの猫と交尾すると、飼い主のいない子猫が増えてしまいます。特別な事情がない限り、避妊去勢手術をおすすめします。
猫の迷子対策
災害に驚いて猫が家から飛び出したり、飼い主さんの腕から逃げたりすることもあります。万が一に備えておきましょう。
1. マイクロチップと迷子札
猫の首輪は、テンションがかかると外れるようになっているタイプが主流です。そのため、迷子札だけでは、紛失してしまう恐れがあり不安です。
迷子になったとき、決め手になるのはやはり「マイクロチップ」です。かかりつけの動物病院で付けてもらえるので、相談してみましょう。
2. 猫の写真を撮っておく
迷子になっている間、やせて風貌が変わるかもしれません。斑点や縞模様など、特徴がわかるよう写真を撮っておきます。
飼い主さんとのツーショットも忘れずに撮っておきましょう。
3. 完全室内飼いにする
これは賛否両論あるかと思いますが、猫が外出中に災害が発生すると、そのまま迷子になる可能性が高くなります。いきなりは難しいかもしれませんが、感染症予防の観点からも完全室内飼いにすることを検討しましょう。
猫だけでも安全なお部屋に
昼間は猫だけで留守番、という飼い主さんもいらっしゃるでしょう。災害が起きると、飼い主さんがなかなか家に帰れないかもしれません。猫だけでも安全に過ごせるように家の中の災害対策もやっておきましょう。
①窓ガラスは飛散防止フィルムを貼る
ガラスが割れた窓から外に飛び出す、ガラスの欠片を踏んでケガをするなどの予防になる。食器棚なども忘れず貼っておく。
②キャットタワーを固定する
地震で倒れ、猫がけがをする恐れがある。背の高いキャットタワーはしっかり固定する。
③背の高い家具は転倒防止を行う
猫が過ごす部屋の家具も、転倒しないよう固定。
④水は複数置いておく
こぼれたり、倒したりすることを想定し、水は数か所に設置。
⑤できれば大きなケージで留守番させる
留守番中は、猫用のケージに入れておくと安心。ケージの転倒予防もやっておく。
⑥保冷・保温グッズを置いておく
停電になると、エアコンが止まる。クールマットや毛布など、季節に応じた保冷・保温グッズも置いておこう。
⑦押し入れやクローゼットの奥や上に行けないように
猫は驚くと狭い場所に逃げる習性がある。いざ避難しようとしたら、猫が押し入れの奥に入り込んでしまうことも。猫が入れないようにするか、奥や上に行けないようにしておく。
まとめ
猫のための防災グッズを揃えるだけでなく、避難の準備もやっておきましょう。猫は環境の変化に弱いので、あらかじめいろいろなものに慣れさせておくは大変重要です。
健康チェックや、留守番の多い猫のために家の安全対策も欠かせません。いつ起こるかわからない災害から大切な猫を守るためにも、今から備えましょう。
【ペットクイズ】改めて確認を!災害時に飼い主がとるべき行動とは?
本記事では、災害時の避難方法についてクイズ形式で解説していきます。知っているという方も改めて確認しましょう。
それではさっそく、災害時の避難方法クイズにチャレンジしてみましょう!
一方、「同伴避難」とは、災害時にペットと同行して避難し、かつ避難所の中でも一緒に生活をすることです。
同行避難ができるか、同伴避難ができるかは、自治体や避難所によって対応が異なります。突然の災害に慌てないように、災害が起こった時の対応を今一度家族と話し合いましょう。
動物アレルギー、においや鳴き声、衛生面などの問題もあり、避難所で一緒に生活をする同伴避難は現時点では現実的ではなく、同伴避難を受け入れている自治体や避難所はほとんどないのが現状です。
避難先のことを考えてあとでペットを迎えに行こうと考える人も多いですが、どんな二次災害が起こるかわかりません。避難するときは、ひとまずペットを一緒に連れて行くのが鉄則です。
ただし、避難所に行ってもペットと一緒に過ごせない可能性は十分にあります。自分の住んでいる地域で「同伴避難」ができる避難所があるのか、あらかじめ確認しておき、もしなければペットと避難させてもらえる親戚や知人宅に避難することも考えましょう。
避難所に人がたくさんいるため、ペットが騒いだり暴れたりすると、ペットも飼い主さんも周りの人も辛い思いをすることになります。しつけはしっかり行っておきましょう。
また、ペットがパニック状態になり逃げ出してしまう可能性もあるため、迷子札やマイクロチップをしっかり装着しましょう。もしもの時のためにペット用の防災グッズを用意しておくことも大切です。
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
災害の時、ペットと避難をするために。もしものために備えておくべきこと
室内飼い猫に散歩は必要?猫の散歩のメリット・デメリットと注意点
猫は室内飼育が推奨される

室内飼育のメリット
- 交通事故に遭う危険がない
- 感染症にかかる危険が少ない
- ご近所トラブルが少なくなる
- 虐待などの被害に遭うことがない
室内飼育のデメリット
- 環境によっては猫が退屈しやすい
猫に散歩は必要か?

猫を散歩に連れて行くメリット

気分転換やストレス発散になる
室内飼育の場合は、狭い部屋の中で変化が少ない退屈な環境になりがちです。もちろん、室内でも十分な環境を整えることは可能です。 しかし、外に出ることは猫にとって新たな刺激となり、自然と触れ合うことでストレス発散や気分転換の効果があります。運動不足の解消
室内飼育の猫は肥満になるリスクが高くなりますが、散歩で運動をすることで、運動不足解消に繋がる場合もあります。災害対策
外の世界に慣らしておくという意味で、散歩が災害時に役に立つことがあります。 普段は室内で過ごす猫を、災害時にどうしても外に連れ出さなければならなくなった場合を想定してみてください。 日頃から散歩やハーネス、リードをつけることに慣れていれば、いざという時に猫にストレスをかけずにスムーズに外に連れ出すことができるかもしれません。猫を散歩に連れて行くデメリット

外の世界の危険に晒されやすくなる
外飼いの猫の平均寿命が、室内飼いの猫より3〜4年も短いという報告があるように、猫は外で過ごすことで様々なリスクに晒されます。 他猫との喧嘩、脱走、交通事故、虐待、植物中毒、化学物質中毒、感染症(細菌、ウィルス、ダニ、ノミなど)など、外の世界には猫にとっての危険がたくさんあるのです。そのため、猫を外に出すこと自体が不適切であると考える人もいます。外に出ることでストレスを感じる
縄張り意識の強い猫は、家の中にいても定期的にパトロールをしています。 猫を外に連れ出すと、他の猫の縄張りを歩くことになり、ストレスを感じてしまいます。さらに、外の世界を知ってしまった猫は、家の外の縄張りをチェックできないことがストレスになります。猫を散歩する場合の注意点

1.首輪ではなくハーネスを
散歩をする際は、首輪ではなく、腕を通すハーネスを使用しましょう。 猫は体が柔らかく頭が小さいため、きつめに首輪を調節したつもりでも抜けることがあります。腕に通すハーネスの方が猫の体に負担もかかりにくく安全です。ハーネスは体に合ったサイズを選び、絶対に抜けることがないか確かめてから外へ出るようにしましょう。 猫がハーネスに慣れるには時間がかかることがあります。しばらく家で練習し、猫が慣れたこと、ハーネスが外れないことを確認してから外に出ましょう。2.ワクチンやノミダニ予防は入念に
猫を散歩に出すのであれば、猫の3種混合ワクチンに加え、猫白血病ウイルスやクラミジア感染症も予防できる4種あるいは5種混合のワクチンを打つことも考えましょう。 散歩中に思いがけず他の猫と接触することがあると、これらの病気への感染リスクが高まります。猫を散歩に連れ出す前に、どのワクチンを打つべきか、動物病院に相談することをお勧めします。 ワクチンに加えて、ノミ、ダニ、フィラリアの予防もしっかり行いましょう。3.最初は様子見。無理に連れ出さない
最初は家のベランダや庭先などに出して、猫の様子を伺いましょう。 興味を持って歩く猫もいれば、出たがらない猫もいます。あくまで猫のペースに合わせ、飼い主は見守るだけにしましょう。 散歩に行く際は、まずは短い距離から始め、怖がって動きたがらない場合はそこで諦めることも肝心です。 その後は愛猫のペースに合わせながら、徐々に散歩の流れを作っていくことが大切です。4.散歩コースを見極める
散歩コースは車や人通り、外猫が少ない場所を選びましょう。 その際、意外な植物でも猫に毒性があることが多いので注意する必要があります。5.「歩かせる」ことを目的にしない
猫は歩きたいというよりも、外の様子や縄張りの確認のために外に出ることが多いようです。そのため、無理に引っ張るのではなく、猫の好きなように歩かせることが大切です。 リュックやカートで草むらがある場所に連れていき、そこで遊ばせるという方法もあるようです。まとめ

ペットと一緒に避難生活ができる!同伴避難が可能な避難所を紹介!
同伴避難と同行避難の違い

- 同伴避難
- 避難所でペットを飼養管理するという状態のこと
- ペットと一緒に寝泊まりできる
- 同行避難
- ペットとともに安全な場所まで避難すること
- 同じ場所に避難するが、居住スペースは別
災害の時、ペットと避難をするために。もしものために備えておくべきこと
同伴避難が可能な避難所

岡山県総社市
2018年7月に西日本豪雨が発生しました。そのときに、行政主導では全国初とも言われるペット同伴避難所が開設されたのが、岡山県総社市です。 当時の岡山県では、長引く豪雨により川が氾濫し、支流の堤防が決壊しました。総社市内では46カ所もの避難所が開設され、一時は7000人以上が避難する事態となりました。 厳しい暑さが続くなか、困り果てた飼い主とペットの状況を知り、総社市は市役所の西庁舎など3ヶ所をペット同伴避難所としてペットづれの避難者たちに開放しました。 さらに、同伴避難所には獣医師や犬の訓練士が駆けつけ、ペットの体調・衛生管理を行う飼い主に助力してくれたそうです。ペットに配慮のある自治体であれば、飼い主さんも落ち着いて行動できるでしょう。広島県尾道市
過去に災害が起こったときにも避難所でのペットの扱いという問題は度々取り上げられ、ペットと一緒に過ごしたいという要望を持つ人が多くいます。 そのような問題意識や声を反映し、2019年7月、広島県尾道市が、指定避難所のうち室内へのペットの同伴避難を受け入れる避難所5カ所を発表しました。 尾道市ホームページ 避難所へのペットの同伴避難について ペットの同伴避難が可能な避難所を自治体が明確に指定したことで、災害時にペットと飼い主さんが受け入れ先を探してさまようような事態も減るのではないでしょうか。富山県 スカイラボ
富山県のスカイラボは、犬のトレーニング、散歩代行、ペットホテル、デイケアなどのサービスを提供している施設です。スカイラボでは自然災害もしくは何らかの理由で飼い主と愛犬が避難の必要を迫られた場合、同伴避難場所を提供しています。 先の2つは自治体の取り組みですが、こちらのスカイラボさんは慈善活動として同伴避難を受け入れています。 同伴避難を希望される方は、以下のページに申し込み方法が記載されていますのでご覧ください。 スカイラボ 同伴避難の受け入れについて最後に

【災害時用】ペットと避難するための予備知識【東京都23区】災害時は平常時に比べて、特に不安になりやすく、ペットも人間も一緒に過ごしたいと考えると思います。犬猫のアレルギーや衛生問題など多くの課題がありますが、同伴可能な避難所がもっと増えていけばいいですね。
【災害時用】ペットと避難するための予備知識【東京都23区】
同行避難と同伴避難について

災害の時、ペットと避難をするために。もしものために備えておくべきこと
東京都23区の同行可能な避難所

東京都防災マップ 東京都防災マップ
全ての避難所で同行避難が可能な区
足立区、渋谷区、目黒区(小動物のみ)、中野区、江東区、練馬区(小動物のみ)、新宿区、墨田区、台東区、豊島区、千代田区、江戸川区(同行可能なペットに制限あり)、大田区、杉並区、荒川区、文京区。以上は区内の全避難所にて同行避難が可能です。足立区
マニュアル 足立区/災害に備えて 防災マップ 足立区/お持ちですか?「あだち防災マップ&ガイド」
渋谷区
マニュアル ペットとの同行避難マニュアル | 渋谷区公式サイト 防災マップ 渋谷区防災地図
目黒区
マニュアル どこへ避難するのか 目黒区 防災マップ 避難について 目黒区
中野区
マニュアル ペットの災害対策 災害から愛するペットを守るために | 中野区公式 … 防災マップ 中野区防災地図 | 中野区公式ホームページ
江東区
マニュアル ペットの災害時対策|江東区 防災マップ 江東区防災マップ|江東区
練馬区
マニュアル 災害時のペット対策:練馬区公式ホームページ 防災マップ 防災地図・避難拠点一覧:練馬区公式ホームページ
新宿区
マニュアル いざという時に災害からペットを守るために [PDF形式:7.10MB] – 新宿区 防災マップ ハザードマップ(災害危険個所図):新宿区
墨田区
マニュアル ペットの防災対策 墨田区公式ウェブサイト 防災マップ 墨田区防災マップ 墨田区公式ウェブサイト
台東区
マニュアル 災害時の動物避難 台東区ホームページ 防災マップ 防災地図 台東区ホームページ
豊島区
マニュアル ペットの災害対策に関して記載なし。 防災マップ 防災地図|豊島区公式ホームページ
千代田区
マニュアル 避難所運営マニュアル 千代田区 防災マップ 千代田区ホームページ – 防災関係リンク集
江戸川区
マニュアル 15.災害時動物救護マニュアル(PDF:336KB) – 江戸川区 防災マップ 防災マップ 江戸川区ホームページ
大田区
マニュアル 大田区ホームページ:避難所におけるペットの同行避難について 防災マップ 大田区ホームページ:大田区ハザードマップ(震災編) 大田区ホームページ:大田区ハザードマップ(風水害編)
杉並区
マニュアル ペットの災害対策|杉並区公式ホームページ 防災マップ 杉並区防災マップ|杉並区公式ホームページ
荒川区
マニュアル ※ネット上に記載なし 防災マップ 荒川区防災地図(震災版) 荒川区公式ホームページ 荒川区防災地図(水害版) 荒川区公式ホームページ
文京区
マニュアル 文京区 文京区地域防災計画(平成30年度修正) 防災マップ 文京区 ハザードマップ・パンフレット等
一部の避難所で同行避難が可能
葛飾区、北区、品川区、世田谷区、港区、中央区、板橋区は一部の避難所でのみ同行避難が可能です。葛飾区
マニュアル 避難所における動物飼育のガイドライン|葛飾区公式サイト 防災マップ 葛飾区防災マップ|葛飾区公式サイト
北区
マニュアル ペットの災害対策に関して記載なし。 防災マップ 東京都北区洪水ハザードマップ
品川区
マニュアル 品川区地域防災計画 防災マップ 品川区防災地図
世田谷区
マニュアル 災害時にペットを守るために | 世田谷区ホームページ 防災マップ 世田谷区地震防災マップ | 世田谷区ホームページ
港区
マニュアル 港区公式ホームページ/ペットの災害対策 防災マップ 港区公式ホームページ/各地区防災マップ
中央区
マニュアル ペットの災害対策に関して記載なし。 防災マップ 防災・災害対策 中央区ホームページ
板橋区
マニュアル ペットの災害対策に関して記載なし。 防災マップ 防災マップ(避難場所地図) | 板橋区
まとめ
