【2023冬】早めに準備しよう!愛犬用クリスマスケーキ8選

街にはイルミネーションがきらめく季節となりました。クリスマス当日は自宅で家族や愛犬とクリスマスケーキを食べる予定だという方も多いと思います。

普通であれば、甘いケーキを犬に与えるなんてご法度!ですが、ネット通販でも気軽に注文できる「犬用ケーキ」なら、犬も一緒にケーキを食べられちゃいます。

今年のクリスマスは愛犬も一緒に食べられる、特別なクリスマスケーキを用意してみてはいかがでしょうか?健康のことを第一に考えたケーキから、愛犬の顔を作ってくれるオーダーメイドのケーキまで、犬用のクリスマスケーキにはたくさんの種類があります。

今回はそんな素敵な犬用のクリスマスケーキを8種類ご紹介します。

愛犬に合わせて選べる!ミートローフのケーキ/ドッグダイナー

ドッグダイナーのミートローフケーキは、無添加にこだわっており、ダイエット中やアレルギー持ちの犬にぴったりの鹿肉、低カロリーで体に良い鶏肉、好き嫌いの多い犬でも大丈夫な豚・牛肉と、愛犬の好みや体質に合わせて3種類から選ぶことができます。

砂糖や生クリームは使用しておらず、国産で安心して食べさせられます。値段もお手軽で、サイズもちょうど良く、「大きいケーキは食べきれるか心配」という方にもぴったりのケーキです(楽天のリンクからであれば1つから購入可能です)。

ドッグダイナー
¥5,880 (2023/12/10 14:37:15時点 Amazon調べ-詳細)

鶏のミートローフを使ったクリスマスらしいサンタのミートローフケーキも華やかになりますね。

ドッグダイナー
¥2,280 (2023/12/10 22:42:28時点 Amazon調べ-詳細)

ドッグダイナー
https://dogdiner.co.jp/

楽天ランキングペットジャンルおやつ部門1位のケーキ/bubble boo


bubble booのケーキは、スポンジ生地ににんじんを混ぜ込んだヘルシーな仕上がりで、間には季節の野菜を使ったクリームを挟んでいます。原材料も明記されているため、安心して犬に食べさせることができます。

楽天市場に掲載されている犬用ケーキの中では最もレビュー件数が多く、愛犬の顔のケーキは「そっくり!」「かわいい!」といった高評価レビューがほとんど。小麦アレルギーのある犬や、小麦を使ったケーキが心配な方は+330円で米粉に変更して作ってもらうこともできます。

予約の受付は12月10日頃もしくは予定数が超えた時点で終了とのことなので、こちらで愛犬へのクリスマスケーキを買おうと考えている方は注意してください。

bubble boo
https://www.bubbleboo.jp/

ピンクでかわいいお肉のケーキ/キアッケレカーニ


マッシュポテトに天然紅米麹が加えられ、かわいいベイビーピンク色が特徴のケーキです。

人間の健康にも良いとその価値が見直されている麹。麹にはビタミンB1、B2やパントテン酸が含まれており、血圧降下作用や肝機能向上効果、免疫力の増強効果があると言われています。

土台にはポーランド産の馬刺し切り落としミンチが入っており、愛犬が喜んでくれること間違いなし。かわいいケーキに愛犬も飼い主もメロメロになっちゃいますね。

今年は12月15日で受付終了してしまいますので、購入したい方は急いで予約しましょう!

キアッケレカーニ
https://www.chiacchiere.co.jp/

無添加で安心安全!馬肉でできたケーキ/帝塚山WANBANA


帝塚山WANBANAのケーキの生地は馬肉でできており、クリスマスらしいカラフルなケーキです。

ケーキのデコレーションは着色料や添加物を一切使わず、豆乳ホイップとブロッコリーやキャロブなどのパウダーの食材で彩りを表現しています。食の安全・安心を第一に考え、卵、生クリーム、砂糖、バターは使わないというこだわりも飼い主にとってはうれしいポイントですね。

Dolce del 帝塚山WANBANA
http://www.wanbana.net/

ヨーグルトクリームがうれしいハンバーグケーキ/はなとしっぽ


生乳100%のヨーグルトクリームでデコレーションしたケーキです。天然色素以外は国産で、添加物を含む材料は一切使用していません。愛犬の腸内環境を整えるヨーグルトクリームがうれしいですね!

原材料やカロリーがしっかり書かれているため、食事を管理したい飼い主にぴったりです。ケーキの他にも、ソーセージやミートローフなど、人間用のものにも劣らない豪華なクリスマスディナーが楽しめそうです。

はなとしっぽ
http://www.hanatoshippo.com/

本格イタリアンレストランが贈る、飼い主も一緒に食べられるケーキ/フィノッキオ

八王子で人気のイタリアンレストランが販売するクリスマスケーキ。実店舗を構えるプロのパティシエの味が楽しめます。

本体部分は糖分と乳脂肪分を極力減らして作っており、犬にとって「安心・安全」を考えて作られています。犬だけでなく、人間も食べられるように作られているため、家族みんなで一つのケーキをシェアしましょう。マカロンやクッキーなどのデコレーションパーツは通常のものを使っているそうなので、飼い主さんが楽しんでくださいね。

他にも「スペルト小麦」というアレルギーを発症しにくい小麦を使用したケーキや切り株をイメージしたブッシュドノエルもあります。ケーキ以外にも犬用のコンフィやジェラートも販売しているので、愛犬とのクリスマスを華やかにしてくれそうです。

フィノッキオ
http://finocchio.shop-pro.jp/

パティシエが作る愛玩動物飼養管理士監修の本格的なケーキ/パティスリーSORCIE(ソルシエ)


パティスリーSORCIEの犬用クリスマスケーキは、愛玩動物飼養管理士の監修のもと、塩・着色料・香料を使用せずに作られた安心・安全なケーキ。

犬にとって噛みごたえがあるように、スポンジ部分はあえてやや固めに仕上げています。お腹に刺激の少ないさつまいもや人参を中心とした野菜がカラフルにトッピングされており、とても華やかです。

飼い主も食べられるヒューマングレードの衛生管理で作られているため、パティシエが作る本格的なケーキで、愛犬と一緒にクリスマスを楽しむのもいいですね。

パティスリーSORCIE(ソルシエ)
https://www.sorcie.co.jp/

真っ白なブッシュドノエルがかわいい!/Idea dog chef

豆乳ホイップで白く覆われ、赤いイチゴがトッピングされたブッシュドノエルは、クリスマスらしさ満載です。

ペット食育士資格保持者が監修・仕入れ・調理を行っており、安心・安全で美味しい食事が楽しめますね!国産にこだわり、添加物の使用や成分の調整を一切行っていないのもうれしいポイント。クリスマスディナープレートや初回お試しセットもおすすめです。


Idea dog chef(イデアドッグシェフ)
https://ideadogchef.jp/

愛犬と共に楽しいクリスマスを

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犬にはクリスマスやケーキなんて分からないから無意味だと考える人もいるかもしれません。しかし、一緒にイベントを楽しむことで愛犬も喜び、絆を深めることも大切です。

せっかくの一年に一度の楽しいクリスマス。愛犬にもとびきり豪華なケーキを用意して、一緒に幸せなクリスマスを楽しみましょう。普段は味気のない同じペットフードばかり食べている愛犬も、この日は特別な食事を用意してあげれば、きっと喜ぶに違いありません。

クリスマスケーキは早めのご予約をオススメします。12月半ばで予約を締め切るところも多いようなので、早めに準備していきましょう。

改訂履歴
2023/12/08 犬用クリスマスケーキの情報を更新
2022/12/12 犬用クリスマスケーキの情報を更新
2021/11/25 犬用クリスマスケーキの情報を更新
2020/12/08 犬用クリスマスケーキの情報を更新
2019/12/01 犬用クリスマスケーキの情報を更新
2017/12/04 初版公開

皆が悩むドッグフード選び、ペット栄養管理士が推奨する選び方って?

ドッグフードは種類が大変多く、インターネット上にも情報があふれているため、選択に迷ってしまいますよね。購入してからも、「本当にこれでいいのかな?」と不安になるかもしれません。

愛犬の元気と健康のためにも、納得できるドッグフードを選びたいですよね。この記事では、ペット栄養管理士でもある筆者がドッグフードの選び方の5つのポイントと注意点を解説します。

ドッグフードの選び方①主食は犬用総合栄養食を選ぶ

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まずは、「総合栄養食」と表示されたドッグフードを選びましょう。

総合栄養食とは、「そのフードと新鮮な水」だけで特定の成長段階において犬が必要とする栄養を満たし、健康を維持することを目的としたものです。

総合栄養食は、ペットフード公正取引協議会が設定する基準をクリアしたフードのみに記載されます。また、「AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たしています」などと表記しているドッグフードもあります。

ドッグフードには、総合栄養食のほかに「おやつ」「一般食」「副食」などがありますが、それらだけでは、犬にとって必要な栄養が摂れないので注意しましょう。

ドッグフードの選び方②犬のライフステージやスタイルに合わせる

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犬のライフステージは、大きく「成長期」「成犬期(維持期)」「老齢期(高齢期)」の3ステージに分けられます。

「全ステージ対応」は、ステージごとに給与量で調節して与えるドッグフードです。

成長期(グロース)

子犬の筋肉や骨、内臓などの機能が成長する大切な時期です。
しかし、胃も小さく、消化・吸収力も未熟です。そのため、消化・吸収しやすく、少量でもカロリーや栄養素が摂れるドッグフードを選びましょう。

成犬期(アダルト)

バランスの取れた栄養で体重を維持する時期です。高カロリーのドッグフードを食べすぎると肥満になってしまいます。

老齢期(シニア)

運動量や食欲が徐々に低下し、消化や吸収能力も衰えていく時期です。
多くの犬は7歳ごろから老齢に入ります。様子を見ながら、少しずつ老犬用のドッグフードに切り替えていく必要があります。

成長や老化のスピードは、犬種やサイズによって異なります。愛犬のライフステージがわかりにくい場合は、獣医師に相談しましょう。

ドッグフードの選び方③機能性ドッグフードを選ぶ

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特に健康面で気になることがある場合は、「避妊・去勢犬」「太りやすい犬」「皮膚の健康サポート」「アレルギーに配慮」などの機能性ドッグフードを選んでみましょう。

ただし、機能性ドッグフードで病気を治療することはできません。体調不良や病気の心配がある場合は、動物病院を受診し、療法食や薬で治療をしましょう。

ドッグフードの選び方④犬のサイズや犬種によって選ぶ

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メーカーによっては、「小型犬用」「大型犬用」など、犬のサイズによってドライフードの粒の大きさや形が異なるものがあります。

「ダックスフンド用」「プードル用」など、犬種別ドッグフードもあります。これらは、かかりやすい疾患など、犬種それぞれの特徴に配慮して作られたドッグフードです。愛犬の犬種に合った製品があれば、試してみてもよいでしょう。

ドッグフードの選び方⑤ドッグフードの形状で選ぶ

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ドライフード

水分が10%以下なので腐りにくいことが特徴です。比較的安価で、購入しやすいこともメリット。効率よく栄養が摂れます。

ウエットフード

嗜好性が高く軟らかいため、子犬から高齢犬、病中病後の犬も食べやすいドッグフードです。水分も同時に摂れるので、水をあまり飲んでくれない犬にも向いています。コストはやや高めで、開封後は腐敗しやすいのがデメリットです。

セミモイスト

水分が25〜35%でしっとりしているため、食べやすく嗜好性が高いドッグフード。湿潤調整剤を添加しています。湿潤調整剤は、犬にはまったく害はありませんが、猫が食べると中毒を引き起こすことがあるため、猫も飼っているおうちでは注意が必要です。

ドッグフードの原材料を確認しよう

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原材料の見方

最初に表示されている原材料が、一番多く使われていることが基本です。ただし、動物性のタンパク質源である肉や魚が複数ある場合は、ほかの原材料の後に表示されます。

「ミートミール」「チキンミール」って何?

「ミートミール」は主に豚肉や牛肉、「チキンミール」は鶏肉を粉状にしたものです。水を含まないので腐敗しにくく、加工しやすいという特長があります。重量に対して栄養価も高いこともメリットです。

「得体の知れないもの」と不安になるかも知れませんが、基本的に市販されているドッグフードは全て「ペットフード安全法」で安全が保証されているので過度な心配は必要ありません。

穀物は食べても良い?

穀物は、犬の便通を整える役割があり、原材料に使われていても問題はありません。
ただし、穀物アレルギーを持つ犬や、穀物を消化するのが苦手な犬には、イモ類などを炭水化物源としている「グレインフリーフード」を与えましょう。

添加物は危険?

「酸化防止剤」や「保存料」に抵抗があり、「無添加」という言葉に惹かれるかもしれません。

しかし、脂肪分を含むドッグフードは酸化しやすいため、酸化防止剤など添加物は必要です。もちろん安全な添加物が使用されていますが、どうしても気になる場合は「ローズマリー抽出物」などの天然酸化防止剤を使用したフードを選ぶといいでしょう。

また、着色料が入っていても害はありませんが、犬は見た目で食欲をそそられることはないので、見た目にこだわる必要はありません。

ドッグフード選びで注意したい3つのポイント

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続いて、ドッグフードを選ぶときに知っておくと便利なポイントを解説します。

1.お店の保管状態を要チェック

お店でのドッグフードの保管状態や陳列方法も要チェックです。例えば直射日光が照りつける店頭で安売りしているドッグフードは、未開封でも酸化が進んでいる可能性があります。

きちんと管理されていて、ペットフード販売士など専門家がいるお店での購入がおすすめです。

2.お徳用特大ドッグフード、食べきれる?

犬のサイズや食べるペースに合った量のドッグフードを選びましょう。愛犬が小型犬1匹なのに、特大のお徳用を購入すると食べきるまでに時間がかかってしまいます。

一度開封すれば、密封してもドッグフードの酸化を食い止めることは困難です。まとめ買いをする場合は、小分けタイプを選びましょう。

3.愛犬に合っているか「便」で確認

どんなに評判がよく、信頼できるブランドのドッグフードだとしても、愛犬に合わないこともあります。便が軟らかすぎる、便が多い、ニオイがきついときはドッグフードを見直したほうがいいでしょう。

また、吐く、下痢をする、かゆがるなどの症状が見られたら、与えるのをすぐに中止して動物病院を受診してください。

愛犬がそのドッグフードをよく食べ、便の状態が良好で健康であれば問題ありません。定期的に動物病院で健康状態をチェックし、食べているドッグフードを獣医師に確認してもらえばさらに安心です。

まとめ

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ドッグフードは種類が大変豊富で、飼い主さんが迷うのも当然です。大切なのは、栄養バランスが良く、愛犬の成長や体質、健康状態に合っているドッグフードを選び食べさせること。

選ぶポイントをひとつひとつ押さえて、比較検討しましょう。どうしても選べない場合は、動物病院で相談することをおすすめします。

愛猫の体質・目的や用途別に使い分ける!猫用シャンプーの選び方

おうちのネコちゃんをお風呂に入れるとき、人用のシャンプーで洗ってしまっていませんか?

実はそれ、NGなんです!

動物の皮膚は、それぞれ酸性やアルカリ性の度合いが異なっています。猫の皮膚に合っていない犬用のシャンプーや人用のシャンプーで代用してしまうと、刺激が強すぎたり不要な成分のせいで、皮膚が荒れてしまうことがあります。

おうちで猫ちゃんをお風呂に入れるときは、必ず猫用のシャンプーで洗ってあげましょう。今回の記事では、猫ちゃんに合わせてどんな猫用シャンプーを選んだら良いのか、目的・種類別に紹介します。

シャンプーが必要な猫

長毛の猫
一説によれば、猫のシャンプーは特別な事情がないかぎり年に1〜2回程度、またはしなくても問題はないとも言われています。また、シャンプーをすることで余計なストレスをかけるとも言われています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

猫にお風呂って必要なの?入れ方とその頻度を紹介!

しかし、以下の条件に当てはまるような猫の場合は、シャンプーしてあげても良いでしょう。その場合、必ず愛猫の体質や、目的に合わせたタイミングで行い、そして猫の様子をよく観察しながらやってあげると良いでしょう。

  • 長毛種
  • 太った猫
  • 病気の猫や老猫
  • 避妊手術をしていない猫
  • 外を出歩く猫
  • 汚れの目立つ猫
  • ノミやダニのいる猫 etc

シャンプーの選び方

目的で使い分ける

シャンプーのボトル
実は、猫用のシャンプーにはいろいろな種類があり、その種類ごとに使用する目的や効能が違っていたりします。

汚れ落とし用のシャンプー

外遊びの多い猫ちゃんや皮脂の汚れでべたつくような猫ちゃんに

ノミ・ダニ対策用のシャンプー

もともと野良猫だったり、ノミやダニが気になる猫ちゃんに

薬用のシャンプー

皮膚病に頻繁にかかってしまったり肌の調子が悪くなりやすい猫ちゃんに

フケを抑えてくれるシャンプー

肌が弱く古い角質がポロポロ落ちてしまうような猫ちゃんに

被毛の長さで選ぶ

長毛の猫
長毛種の猫ちゃんの被毛ケアは、短毛種よりも注意が必要です。

定期的にお風呂に入れてあげないと、汚れや皮脂が溜まったり毛がゴミやホコリと一緒に絡まってしまいます。

長毛種の猫のケアには、被毛の絡みを抑え、毛の表面のケアをしっかりしてくれるようなトリートメント効果の高いシャンプーが効果的です。また、定期的に洗うことが必要なため「毎日洗える」タイプも良いかもしれません。

皮膚のタイプで選ぶ

背中を撫でられる猫
人間の場合、肌の状態や性質は人それぞれで、その性質に合わせたシャンプーや石鹸を使いますよね。

人間と同じで、猫にも乾燥肌の子や脂性肌の子がいるため、肌質に合ったシャンプーを使ってあげると良いでしょう。肌質が判断しにくいときは、動物病院で診察のついでに聞いてみると良いでしょう。

特に、アレルギーのある猫の場合は、必ず獣医師に相談してください。飼い主の判断で行うと、悪化させてしまうこともあります。

乾燥肌

皮膚の様子を見て、赤くなったり硬い部分があったりする場合は、乾燥肌の可能性があります。

乾燥肌の猫ちゃんには、乾かした後でもパサつかずに潤いをキープしてくれるシャンプーを選ぶと良いかもしれません。

脂性肌

撫でているときなどに、毛のベタつきが気になる場合は脂性肌の可能性があります。

脂性肌の猫ちゃんにはしっかりと皮脂汚れを落としてくれて、かつ刺激の強すぎないシャンプーを選んであげましょう。急にベタつくようになった場合は、病気の可能性もあるため注意が必要です。

成分で選ぶ

毛繕いする猫
猫は自分の毛を舐めてグルーミングするとき、繕った毛を飲み込んでしまいます。

飲み込んだ毛の影響が心配な場合、シャンプーの成分は添加物の少ないものや無添加のものを選ぶと良いかもしれません。化学的な着色料も避けた方が良いでしょう。

選ぶときに注意するポイント

低刺激のシャンプーを選ぼう

自然の風景
猫の肌は、人間よりも皮膚が薄く結構デリケートです。皮膚が敏感な猫や、初めてのシャンプーなどで影響が心配な場合は、できるだけ刺激の少ないものを選ぶと良いでしょう。

チェックポイントは以下の通りです。

  • 合成界面活性剤を使っていない
  • 洗浄成分にアミノ酸系・植物由来成分を使っている

刺激の強いシャンプーを使って皮膚に炎症が起きたとき、その痒みから炎症箇所を引っ掻いてしまって、トラブルが長引くこともあります。

臭いがきつい猫には消臭タイプ

木登り猫
外出の多い猫や、避妊手術をしていなかったり、もともと獣臭の強い猫には消臭に特化したタイプのシャンプーがオススメです。

気になる臭いや不快な臭いの成分を洗浄成分で洗い流してくれるので、強い香りでごまかしたりする必要がなくなります。尿の臭いが強かったり、ほかの動物と遊んだりして臭いが気になるときに使ってみてください。

外見重視ならリンスインシャンプー

綺麗な毛並みの猫
猫ちゃんの被毛をツヤツヤ・フワフワに保ちたければ、リンスインシャンプーがオススメです。

洗ったあとに被毛がパサついたりせずに、とても美しい状態を長時間キープすることができます。美しい毛並みは健康の証とも言えますので、ぜひ一度試してみてください。

シャワー嫌いにはドライシャンプー

タオルに囲まれた猫
濡れるのが嫌いだったり、流水を怖がったりしてお風呂に入るのを嫌がる猫ちゃんもいますよね。

嫌がる場合には無理にしてシャンプーをしてあげないほうが良いでしょう。しかし、それでもどうしても必要な時はドライシャンプーを使ってあげましょう。お湯をかける必要がなく、泡を被毛になじませて拭き取るだけのものが多いので、飼い主さんの手間も大きく減ります。

大きな負担をかけることなく清潔にしてあげられるので、体力の落ちている猫ちゃんや高齢の猫ちゃんにもオススメです。

皮膚トラブルなら薬用シャンプー


日頃から屋外に出ていて、ノミやダニを持ち帰ってしまう可能性の高い猫ちゃんや、皮膚が繊細でトラブルを抱えがちな猫ちゃんは薬用シャンプーで洗ってあげましょう。

肌への刺激を抑えて、細菌やウイルスから皮膚を守ってくれます。

肌のトラブルがなかなか改善しなかったり、悪化してしまった時にはすぐに動物病院で診てもらってください。

最後に


今回は猫用シャンプーの選び方や効能の違いをご紹介しました。

冒頭でも申しましたが、猫にとっては、シャンプーをすること自体が意外と負担のかかることでもあります。目的や用途で選ぶことも大事ですが、もともとの猫の体質や健康状態・その時の体調なども気にして選ぶことも重要になってきます

シャンプーをしてあげる前に、猫ちゃんの状態をよく観察して、今がどういう気持ちでいるのか、察してあげられるようになる良いですね。おうちの猫ちゃんの毛並みや健康を守るために、ぜひ参考にしてみてください。