【犬の保育園】子犬のうちに!行かないと起こりうる5つのリスク
最近ようやく認知度が上がってきている犬の保育園や幼稚園ですが、決して悩みがある子だけが行く場所ではありません。「愛犬には悩みはないから大丈夫」と思っていても、犬の保育園や幼稚園に行かなかったことで悩みが出てくる可能性もあります。
そこで、今回は犬の保育園に行かないことで起こりうるリスクやお悩みになりやすい行動について具体的に紹介します。
犬の保育園とは
犬の保育園とは、家庭で飼われている愛犬を日中のみ預かり、トレーニングや登園している犬たちと遊んだりする場所です。場所によって細かい点は異なりますが、多くの犬の保育園ではトレーニングとエネルギーの発散が行われます。
また、「犬の幼稚園」もあります。お店によっては、保育園と幼稚園とで明確な違いを謳っているところもありますが、基本的には大きな違いはないと考えて良いと思います。お店によってはトレーニングはなく預かりのみの所もあるようですので、気になる保育園や幼稚園の具体的なサービス内容は事前に確認が必要です。
子犬のうちに保育園へ行かないことで起こりうる5つのリスク
保育園はうちの子には関係ないと思っている方もまだまだ多いと思います。特に子犬をお迎えした場合、小さなお悩みはあっても深刻なお悩みが迎えてすぐの段階であるのは稀でしょう。
しかし、お悩みがないから保育園に通わないのではなく、お悩みが出ないようにするために保育園に通っていただきたいとドッグトレーナーとして強く思います。具体的に子犬のうちに保育園に通わないことで起こり得るリスクを見ていきます。
リスク①社会化不足
保育園は良質な社会化に最適な場所です。社会化に最も適した時期である社会化期は個体差はあるものの、生後3週から12週目と言われています。この時期の半分以上はご自宅にお迎えする前であることがほとんどですので、飼い主が社会化期に社会化できる期間は一瞬です。
さらに、ご自宅でできる社会化の量や質はどうしても限られ、警戒心が上がり社会化不足が原因のひとつとなって様々なお悩みを抱えることが多いのが現状です。また、社会化はただ様々なことを経験すれば良いわけではなく、その子にあったレベルで徐々に行うことも非常に大切です。
その点で、犬の保育園はプロのドッグトレーナーが愛犬の性格や得意不得意を把握したうえで、質の良い社会化を実施します。また、周りには登園している犬たちもいるため、安全な環境で犬に慣れる意味でも有益な場所ではないでしょうか。
社会化不足が原因でよく聞くお悩み
- 散歩中、在宅中に通行人への吠え、怯え
- 他の犬への吠え、怯え
- 音への過剰な反応
- 散歩時の引っ張り
- 散歩時に歩かない
- ブラッシングなど家でのお手入れが苦手
- トリミングが苦手
※社会化以外の原因が含まれることもあります
リスク②エネルギー発散不足
子犬も人が思う以上に体力があります。特にワクチンが終わるまで散歩をしない方もまだ多いと思いますので、その場合は特に発散が不十分であることが多いです。子犬は睡眠時間が成犬よりも長めではありますが、月齢を追うごとに体力も付いてきます。その時に発散がしっかりできていないことで、人としては困る行動が出やすくなります。
発散不足が原因でよく聞くお悩み
- 甘噛み
- ハウスでの吠え
- 夜中や朝方に吠える
- 家具などを噛む
- 食糞
※発散不足以外の原因が含まれることもあります
これらの行動は、発散する方法を子犬自らが考えた結果であったり、発散できずにストレスが溜まった結果として出る行動が多いです。
一方、保育園に通っている子は、保育園後はぐっすり寝るという話は飼い主からよく聞きます。保育園はトレーニング、人との遊び、犬同士の遊びを通して多くの発散ができます。また、ご自宅ではない場所に身を置くことによる刺激もあり、良い疲れが良い睡眠を促し、結果としてお悩み軽減に繋がると考えられます。
リスク③自信不足
人と同じで犬も様々な成功体験を通じて自信を付けることが大切です。これは社会化に通じる部分もありますが、家でルーティン化した日々やお留守番が多い生活をしていると、普段と違う局面になった時に対応ができず怖くて逃げる、吠える、身を守るために攻撃行動に出るといった行動を取りやすくなります。
保育園はご家庭ではできない多くのことを経験し、成功体験を通じて自信を付ける機会に多く触れることができます。自信が付くと、初めての局面でも落ち着いていられたり、極度に怖がらずに対応することができます。
リスク④飼い主と離れられない
昨今、在宅勤務が増えたことで留守番の機会が減ってうれしい反面、飼い主と離れられず、飼い主の姿が少し見えないと鳴く、眠れない、夜鳴きする、お留守番ができないといったお悩みも増えているようです。ご自宅や飼い主の存在が安心に繋がるのはとてもいいことですが、飼い主と数時間離れていても落ち着いていられるようにすることも大切です。
保育園では、飼い主がいない場でトレーナーや他の犬たちと楽しい経験をします。さらに、お昼寝の時間があることもあり、ご自宅以外でもリラックスして寝る練習や経験ができ、飼い主がいなくても寝られるという自信を付ける効果もあるでしょう。
リスク⑤トレーニング不足
トレーニング不足は室内やお散歩時のお悩みに繋がるのはもちろんですが、飼い主との関係性の欠如にも繋がると考えています。褒めて行うトレーニングは、愛犬とポジティブなコミュニケーションを取る手段のひとつです。ただし、トレーニング方法を誤ると逆効果になってしまいます。
その点、保育園ではトレーニング方法を飼い主に細かく教えているところもあり、ご自宅でもトレーナーと同じ方法で飼い主と愛犬がトレーニングできます。様々なことに対応できるようになることはもちろん、飼い主と愛犬の関係性もより良いものになるでしょう。
まとめ
リスクというやや強い表現での紹介をしてきましたが、そのくらい犬の保育園は一日も早く生後5か月までに利用していただきたい場所です。
犬の保育園は、健康な社会化期まっさかりの子犬にとってはメリットだらけです。先に紹介したリスク5点を緩和できる場所と考えていただいてもいいでしょう。また、ご自宅以外にも愛犬が楽しく安心して過ごせる場所を作る意味でも有益だと思います。
まずは、犬の保育園はお悩みが出る前から行く場所、お悩みが出るのを遅らせる場所という認識に変わると、トレーナーとしてうれしいです。
犬の保育園って何?ドッグトレーナーによる徹底解説!
皆さんは、「犬の保育園」や「犬の幼稚園」という名称を聞いたことはありますか。そしてそこでどんなことをするのか想像がつくでしょうか。
近年徐々に増えてきている犬の保育園ですが、まだ日本では馴染みがないのが現状です。そこで今回は、犬の保育園は何をするところで、どんなメリットやデメリットがあるか、愛犬には向いているか否かなどについて紹介します。
犬の保育園とは
愛犬を日中のみ預かり、複数の犬と一緒にドッグトレーナーがトレーニングを行う施設です。
生後5ヶ月くらいまでは社会化トレーニングをメインに行い、徐々にオスワリ、マテ、オイデなどの基本トレーニングを行うところが多いのではないでしょうか。成犬は、具体的なお悩み改善を目指したトレーニングを行っていくことが多いでしょう。
また、「犬の保育園」と「犬の幼稚園」が存在しますが、明確な違いは現時点ではありません。名称よりも、気になる施設が具体的にどんな一日を過ごすのかを確認することをおすすめします。
保育園の一日の流れ
あくまでも一例ですが、筆者が働いている犬の保育園の一日の流れを紹介します。
- 朝:登園
- 登園後:トレーニングや他の犬とプレイタイム
- 昼:お昼寝
- 休憩後:トレーニングや他の犬とプレイタイム
- 夕方:お迎え
ざっくりとした流れになりますが、このように一日を過ごしてもらっています。メニューは一頭一頭の性格や状態に合わせて変えるため、犬ごとに内容は異なります。
年齢制限はある?
受け入れ年齢は施設によって様々です。保育園という名前の通り子犬をメインにしている施設も多く見かけます。一方で、年齢制限は特に設けず、愛犬の年齢や性格、健康状態に合わせたカリキュラムを用意してくれる保育園もあります。
サイズの制限はある?
サイズは施設の広さなどの理由から小型犬、中型犬のみというところもありますが、大型犬の受け入れをしているところもあります。ただし、犬の体重で料金が異なることもあり、大きいと費用は高くなる傾向があります。
登園のメリットとデメリット
登園によるメリット、デメリットをそれぞれ見ていきます。
登園のメリット
犬の保育園や幼稚園を利用することで、以下のように多くのメリットが考えられます。
- ドッグトレーナーの元で良質な社会化トレーニングができる
- 自宅での退屈な時間を有意義な社会化やトレーニング時間にできる
- 十分な発散ができる
- 他の犬と安全な環境で触れ合える
- 出てきた悩みや疑問をすぐにドッグトレーナーに相談できる
- 愛犬の日々の充実度が上がる
- 飼い主もトレーニングついて学ぶことができ、自宅でも実践しやすい
登園のデメリット
一方で、登園には以下のようなデメリットも考えられます。
- 費用がかかる
- 送り迎えの対応が必要(施設によっては送迎サービスがある)
- 犬同士の遊びの最中に歯が当たってケガをするなどのリスクがある
- シニアの場合には負担が大きくなることもある
なお、パピーに関してはデメリット以上に登園のメリットが多く、一日でも早くパピーの頃から登園することをおすすめします。
保育園の向き不向き
保育園に興味があっても愛犬が保育園に向いているかどうかが気になる方もいらっしゃると思います。具体的に向いている子、あまり向いていない子について解説します。
犬の保育園が向いている子
- パピー:パピーはよほどのことがない限り、保育園に行くことをおすすめします。犬生で一度しかない社会化期を自宅でまったり過ごすか、保育園で多くの刺激の中で過ごすかは、愛犬にとっても飼い主にとってもその後に大きく影響します。
- 犬が好きな子:犬が好きで発散が足りていない子やお留守番が多い子は、他の犬がいる中で良い刺激を得ながらトレーニングや発散ができるので保育園はおすすめです。
犬の保育園があまり向かない子
- 犬が過度に苦手な子:犬がいると吠える、攻撃行動に出る子は、精神的にも肉体的にも負担が大きくなるため、おすすめはしません。
- 人が過度に苦手な子:飼い主以外の人に慣れておらず、吠えや噛みなどの行動が出てしまう場合も負担が大きいため、おすすめはしません。
- シニアの子:刺激を得るという意味では普段と違う環境で過ごすのは良いことです。ただし、他の元気な登園生たちと常に同じ空間で過ごし愛犬が休めるような空間作りがされない場合は、負担が大きく体調に影響が出る可能性もあります。シニアの愛犬を登園させたい場合は、登園時間を短くしたり、愛犬に負担のない環境設定をしてもらえるか相談することをおすすめします。
犬、人が過度に苦手な子の場合は、犬や人に対して吠えるまたは噛むという経験を重ねてしまうことで、さらに犬、人嫌いが悪化してしまう可能性があるため、出張トレーニングなどで飼い主さんがいる状況でトレーニングをしていくことをおすすめします。
ただし、こちらは大まかな目安ですので、気になる保育園があればそちらに相談してみてください。愛犬に適した提案をしてくれるかもしれません。
保育園を選ぶ際のポイント
保育園に通わせてみたいと思われた場合、保育園選びのポイントを紹介します。
①トレーニングの方法
トレーニング方法には大きくわけて陽性トレーニングと陰性トレーニングの二種類があります。
陽性トレーニングは、取ってほしい行動をやそれに近しい行動をした時に報酬を与え、その行動の発現頻度を増やしていき、定着させる方法です。
一方の陰性トレーニングは、人からすると正しくない行動を取った際に、痛みや恐怖を与えその行動を取らないようにし人が望む行動だけを取るようにさせる方法です。
最近では、一般家庭の犬には陽性トレーニングを行うところが増えてきていると思いますが、その保育園が具体的にどんな方法でトレーニングをしているかを確認し、納得したうえで入ることをおすすめします。
②一日の登園する犬の数
保育園のメリットに他の犬と触れ合えるという点があると思いますが、一日どれくらいの犬が集まるかも確認しておきたいポイントです。あまりにも多い場合、愛犬の負担になってしまったり、トレーナーが一頭一頭に割ける時間が少ない、安全管理がしきれないというデメリットもあります。
トレーナーの数と犬の頭数がどれくらいも確認しておきましょう。
③自宅からの距離
頻繁に通うことのなる保育園ですので、あまりにも遠いと愛犬への負担が大きくなってしまうため、車でも30分圏内くらいが理想的でしょう。
送迎サービスを利用する場合も、送迎ではお店とご自宅のみの移動ではなく他の登園生の自宅も回るため、多くの時間車に乗ることも考えられます。そのため、車での移動が愛犬にとって負担になりすぎないかも確認しておきましょう。
まとめ
犬の保育園の具体的なイメージを少しでももっていただけたでしょうか。
パピーであれば一日も早く登園されることをおすすめしますし、成犬でも保育園で良い発散や良い刺激が得られることもあります。また、お悩みが深刻化する前にまずはカウンセリングなどで悩み相談をし、今の愛犬に何が必要なのかを聞いてみるのもいいでしょう。
保育園に登園するか否かも含め、愛犬にとってどういう過ごし方がいいかを考え最適な選択をしてあげてください。
愛犬の「しつけ」してもらったのにお家だと出来ない?その理由は「般化」にあった!
何でできないの…
犬のしつけに困っている方は、インターネットを使って、ドッグトレーナーさんやしつけ教室の事を調べているのではないでしょうか?
そして、その評判を見てみると、「実際に通ってはみたものの、家に帰ってきたら、元通りになっている」というレビューを目にして、「お金をかけても、意味がないのなら、行くのはやめるか…」なんて考えていたりするかもしれません。
本当に意味がないのでしょうか?
似たようなケースとして、このような話も良く聞くのではないでしょうか?
- 旦那さんの言うことはよく聞くのに、私のいうことは聞いてくれない。
- 息子のベッドには上がらないのに、私のベッドには上がってくる。
- 家では名前を呼ぶと戻ってくるのに、外ではできない。
これらの理由、一体何だと思いますか?
- 私が犬に下に見られているからでしょうか?
- 私のベッドに何が問題あるからでしょうか?
- 愛犬がダメな子だからでしょうか?
いえ、違います。(但し、何かしらの環境に起因する問題があるかもしれないことは否めませんが)これらは「般化」が苦手だから生じることなのです。皆さんの飼っている愛犬は、皆優秀な子ばかりです。人間と同じように、ダメな子などいないのです!
「般化」って何?
般化とは何でしょう?心理学の専門用語で、以下のように説明されています。
般化とは、初めに条件付けされた刺激や条件以外の、類似した別の刺激や条件においても、反応や学習効果を生じさせるようにすることです。具体例としては、「メガネをかけた医師に注射をされた子どもが、メガネをかけた男性なら誰を見ても泣く」といったことが挙げられます。
心理学用語集サイコタムより引用
そして、犬はこれが苦手なのです。少しわかりにくいので、犬目線で説明していきますね。
人から美味しいおやつを貰った
もし、それが人間の子供であれば、こう感じるのではないでしょうか。
- ママの友達のAさんからおやつを貰った! → ラッキー!
- ママの友達のBさんからおやつを貰った! → またか、やったぜ!!
- ママの友達のCさんからおやつを貰った! → そうか、ママの友達はおやつくれるんだ
ママの友達のDさんに会いました。きっとその子供は、「ママの友達は皆おやつをくれるから、Dさんもくれるかもしれない」と思うのではないでしょうか。
犬の場合は違う!
犬の場合は、こう考えています。
- ママの友達のAさんからおやつを貰った! → この人好き!
- ママの友達のBさんからおやつを貰った! → この人好き!
- ママの友達のCさんからおやつを貰った! → この人好き!
さて、散歩中にママの友達のDさんに会いました。愛犬は、どう思うでしょうか?
Dさんからもおやつを貰えることができたら、「Dさんもいい人なんだなー」と思うだけです。逆に、Dさんからおやつを貰えなければ、何も思わない。ただ、それだけです。
これが「般化」が苦手ということです。
しつけの場合も同じなんです
犬のしつけの場合も、同じことが起きているんです。そして、さらに犬の場合は、屋内、屋外等、周りの環境に左右されるところが非常に大きいのです。
もしかしたら、こんなことを考えているのかもしれません。
- トレーナーさんの言うことは聞かなきゃ
- トレーナーさんのところでは静かにしなくちゃ
- よし、お家に帰ってきたから伸び伸びするぞ!
でも、大丈夫!お家でもやれば良いのです
そうなんです。「般化」が苦手というだけで、「般化」ができないというわけではありません!!
先程の、ママの友達からおやつを貰える場合であっても、これが何度も何度も起きると、次第に、「ママの友達はみんなおやつをくれるいい人!」と「般化」されるようになります。「苦手」というのは、何度も何度も繰り返さなければ覚えてくれないだけで、逆に何度も何度も繰り返し行うことで、自然と解消されていくことなのです。
また、先程触れた通り、環境にも大きく左右されます。
ずっと家の中でおやつを貰っていれば、家に来た時だけくれると覚えます。しかし、家でも外でも、車の中でも、様々なところで同じ体験を経験させてあげれば、環境に左右されにくくすることは可能なのです。
だから飼い主さんも
なので、是非飼い主さん自身もしつけにトライしてみてください。
もしかしたら、「しつけ=面倒くさい」と思っているかもしれませんが、実は、これは愛犬との絆を深めるための近道です。不思議と、次第に、愛犬が何を考えているのか感じ取ることができるようになっていくのです。
以下のペット施設の場合、飼い主さんにもしつけの方法を教えてくれることが大半です。
- 出張ドッグトレーナー
- しつけ教室
- 犬の幼稚園、犬の保育園
もし、犬のしつけのことでお困りの方や、自分でもしつけをしたいという方、一度、近所のペット施設を検索してみてください!
ドッグトレーナーは、皆さんのサポートに徹してくれるはずです。
【ケース別活用法】犬の飼育サービスを知っていますか?(忙しい人向け)
こんなにたくさん
実は、犬に関する飼育サービスがたくさんあるんです。でも、あまりご存知ない方も多いハズ。
今回は、共働きの方、ひとり暮らしの方等、日頃忙しい人が利用できる以下のサービスをご紹介します。
- 犬の幼稚園、保育園
- ペットシッター
- 散歩代行
犬の幼稚園、保育園
犬関係の施設は日本にはまだまだ少なく、都市部にしか存在していませんが、犬の幼稚園や保育園に通わせることは、忙しい方にはオススメの選択肢です。
使い方は、子供を幼稚園や保育園に預けるのと同じ。会社に行く前に預けて、帰りがけに迎えに行きます。
何をしてくれるの?
基本的にはプロのドッグトレーナーが他の幼犬たちと一緒にお世話してくれます。
どれも基本的な生活の一部ですが、最後の「基本的なしつけ」はとても大きいです。また、自宅で飼っている時に問題行動だと思うことがあれば、それも相談することで矯正してくれるのです。
- ペットの餌やり
- お散歩
- トイレ管理
- おもちゃ遊び
- 基本的なしつけ
気になるお値段は?
丸1日面倒を見てくれるため、高額にはなってきますが、幼犬の時に色々な経験をさせられることと、基本的なしつけが身につくことを考えれば、それだけの価値は十分にあると言えます。
チケット制になっていることが多いため、一概に言えませんが、お値段はざっと以下の通りです。
- 20〜30回コースで25万円から35万円
- 週3日コースを3か月で25万円から35万円
このお値段には、自宅で飼い主と共に行う出張トレーニングのサービスも含まれていることが多いので、詳細はお問い合わせしてみてください。
ペットシッター
意外と知られていないペットシッター。ベビーシッターのペット版と思って頂ければ大丈夫です。
飼い主が留守の間にお家に来てくれ、その間にお願いしていた犬のお世話をしてくれます。
何をしてくれるの?
ペットシッターさんにお仕事の依頼をすると、まずは打ち合わせ。その後、家の合鍵をお渡しします。
打ち合わせでは、以下の調整を行います。
- ペットの餌やり (時間や何をあげるか等細かくお願いできます)
- お散歩 (お散歩コースの確認や時間等、こちらも細かくお願いできます)
- トイレ掃除 (ペットのトイレを清潔に保ってくれます)
- おもちゃ遊び (普段使っている玩具で)
- その他 (雨戸の開け閉めや郵便物の取り込み程度ならお願いできます)
ペットシッターは、犬だけでなく、猫やうさぎ等も対応してくれるところが多いです。
特に、猫の場合は、環境の変化を嫌うので、ペットホテルよりもペットシッターにお願いしたほうが、猫にかかるストレスも最低限に抑えられます。
筆者も1日2日程度留守にすることがあり、その時に利用したことがあるのですが、ペットシッターさんによっては、雨戸の開け閉めや暖房や冷房のオンオフもしてくれるので、とても助かりました。
気になるお値段は?
調べてみたところ、料金設定やサービス内容の幅が大きいため、直接近所のペットシッターさんにお問い合わせしましょう。
大体、1泊の旅行だと、1万円ほど見ておきたいところです。
もちろん、午後だけ出かけるので、1時間だけお願いしたいという使い方もできるため、ちょっとした外出でも安心ですね。
- 1時間あたり3000円程度
- 1泊2日で6000円〜10000円程度
散歩代行
ペットシッターは散歩以外にも、様々なお世話をしてくれることが多いですが、散歩代行の場合は散歩のみを提供するサービスです。
何をしてくれるの?
ペットシッターさんが兼ねていることも多いのですが、基本的には家の合鍵を渡しておき、決まった時間に愛犬を散歩に連れ出してくれます。
担当する方によっては、動物愛玩の資格を持っていたり、動物看護師の資格を持っていたりすることもあるので、安心できる方かどうかは確認した方が良いでしょう。
- お散歩
- トイレ掃除
共働きなどで、家をずっと留守にしている方にはとても便利なサービスです。
犬が寂しがってしまうため、毎日定期的に同じ時間に来てもらえると、犬も安心しますし、運動不足の解消にもなります。
ペットシッターのサービスと兼ねていることも多いため、お互いにここで信頼関係を築いておけば、いざという時にもお願いしやすくなるでしょう。
気になるお値段は?
ほぼペットシッターと同じです。
お願いする会社によっては、ペットシッターのみならず、家事代行も行ってくれるところもありますので、本当に共働き世帯には便利なサービスだと思います。
- 1時間あたり3000円程度
筆者は未婚ですが、犬を一人にさせることが多くなってきたら、是非使いたいサービスです。
まとめ
これらのサービスが提供される地域は、どうしても都市部に限られてしまいますが、都市部にお住まいで一人暮らしをしている方や共働きの方にはとっても使いやすいサービスではないでしょうか?
このようなサービスがどんどん普及することにより、ペットにとっても住みやすい世の中が実現されるのではないでしょうか。
【利用シーン別解説】犬のしつけ教室、果たしてどれに行くべき?
どんな種類があるの?
犬のしつけと言っても、様々なタイプのしつけ教室があります。正直、どれに行ったら良いのか迷うのではないでしょうか。
ざっと挙げるだけでも以下の通り。
- グループレッスン
- 出張ドッグトレーナー
- 犬の保育園、幼稚園
- 訓練所
どういうことをしたいのか?何を直したいのか?それによって、どこに行けば良いのか変わってきます。
今回の記事では、その判断基準をお伝えできればと思います。
無駄吠えやトイレを直したい
よくある犬の問題行動ですよね。そのため、どこにお願いしても対応してくれる内容です。筆者のオススメは、以下の2施設です。
- グループレッスン
- 出張ドッグトレーナー
グループレッスンや出張ドッグトレーナーの場合、飼い主自身が矯正の仕方を学び、それを実践します。決して、行けば直してくれるという類のものではないのです。
無駄吠えやトイレというのは、日常生活で頻繁に発生する出来事です。
そのため、飼い主自身がやり方を教わり、それを実践するほうが効果的だと考えるからです。
人や犬に慣れさせたい
こちらも無駄吠えの原因だったりしますので、よくある犬の問題行動の一つです。これもどこにお願いしても対応してもらえますが、筆者のオススメは、以下の2施設です。
- グループレッスン
- 犬の保育園、幼稚園
どちらも店舗型の施設のため、そこに行かなくてはならないという点は不便ですが、色々な飼い主や様々な犬達が集まってきます。
どちらもプロのドッグトレーナーが見てくれるので、犬同士の遊びがヒートアップして喧嘩に発展したり、その他のトラブルが発生した場合も適切に対処してもらえます。
何より、他との関わり合いが生まれるので、人慣れや犬慣れさせるには絶好の場所ということになります。
子供なので色んな経験を
1歳未満の幼犬の場合、社会化させるために、是非、犬の保育園や犬の幼稚園に通わせてみてください。筆者のオススメは以下の1施設です。
- 犬の保育園、幼稚園
社会化については、他の記事でも触れていますが、生後3か月頃までしかない貴重な時期に、様々な経験をさせることで犬の自信をつけさせることができるものです。
人間の生活環境に慣らしていくことで、成犬になった時の問題行動を減少させることができます。
店舗型である犬の保育園、幼稚園には、同年齢の犬たちがたくさん集まってきますので、その中で一緒に経験を積んで成長していくことができます。
一芸を覚えさせたい
ニーズとしては多くはないかもしれませんが、犬に芸を教えることが可能です。カワイイ姿を動画に撮って、インスタやフェイスブックに公開も夢ではありません。筆者のオススメは、以下の2施設です。
- 出張ドッグトレーナー
- 犬の保育園、幼稚園
犬の保育園、幼稚園では、フセ、マテ等の基礎トレーニングと一緒に、バイバイやスピン等の一芸を教えてくれたりします。
出張ドッグトレーナーも、基本的な問題行動を解決すると同時に、一芸を教えてくれます。これは、飼い主と愛犬との絆の醸成に役立つからです。
飼い主と愛犬が一緒になって一つのことを成し遂げていく過程で、信頼関係が生まれ、関係改善にも役立つのです。
人を本気噛みする
最上級レベルの問題行動の一つです。飼い主ならまだしも、他人を傷つけてしまうことは絶対に避けたいですよね?この場合、程度に差はあれ、早急に対処したいものです。筆者のオススメは、以下の2施設です。
- 出張ドッグトレーナー
- 訓練所
腕利きの出張ドッグトレーナーであれば、少しずつその犬の特性を見極めながら対処してくれることでしょう。
また、すぐに矯正する必要がある緊急時であれば、乱暴ではありますが、チェーンチョーク等を用いた強制訓練を行う訓練所に連れて行くことも考えたほうが良いかもしれません。
どちらの施設であっても丁寧に相談に乗ってくれると思いますので、まずは相談してみることをオススメします。
競技会に参加したい
ここまで来ると、飼い主自身にも相当な知識が求められることでしょう。筆者のオススメは、以下の2施設です。
- 出張ドッグトレーナー
競技会に参加して、賞を狙うということは、飼い主自身と愛犬のコミュニケーションを究極レベルまで高めることが必要になってきます。
そのため、訓練所のように誰かにやってもらうのではなく、自分で学び、そして実践して、練習する必要があります。
出張ドッグトレーナーは1対1で指導してくれますので、まさに強力なパーソナルトレーナーになってくれるはずです。
まとめ
いかがでしたか?犬のしつけと言っても、様々な要求レベルがあることに気付いて頂けたでしょうか。
家庭犬でのよくある問題行動の矯正から、かなり大きな問題行動まで、飼い主さん一人ひとり、抱える問題は様々です。
この記事を参考に、どの施設やどこに相談すれば良いかのヒントになれば、筆者としても嬉しいです。
Cherieeでは、現在、ペットに関する施設を探しやすくするためのサービスを開発中です!
飼い主の皆さんが、愛犬と一緒により質の高い生活を送れるようになることを求めて、頑張ります。
【お友達作り】ドッグラン以外の遊び場所って何があるの?
ドッグランは危険がいっぱい
基本的に、犬自身が物事の善し悪しを判断できるわけではないので、犬に責任はありません。
ただ、色々な教育方針の飼い主の方がいるため、犬に対する考え方の違いが問題になっていることもしばしば。
残念なことに、犬の喧嘩がヒートアップして犬同士が怪我を負ってしまうことは勿論、最悪のケースは死亡事故にもなっています。
飼い主同士も喧嘩に発展してしまったり、まさにトラブルの温床。
詳しくはこちらをご覧ください。
ドッグランにも良いところはたくさんあるのですが、日本では一般の方が利用するには、まだまだハードルが高いのかもしれません。
代わりの場もある
でも大丈夫!
無理にドッグランに行かなくても、お友達を作れる場所はまだまだたくさんあります。
日本には少ないですが、ドッグラン以外にも犬たちの交流の場はあります。
- パピーなら、犬の幼稚園、犬の保育園に行ってみる
- ドッグカフェ等、少し落ち着いた場所へ
- 河原でリードを長くして飼い主と一緒に走る
犬の幼稚園、保育園
どんなところなの?
犬と仲良く落ち着いた暮らしがしたいのであれば、社会化は超重要事項になってきます。
ポイントをまとめると、以下の通りです。
- 社会化することで、吠える・噛む等の問題行動を未然に防ぐ
- 社会化できるのは生後1か月から4か月くらいまで
- 1歳くらいまで、継続的に行うと更に良い
社会化についての詳細は、こちらをご覧ください。
普通の家庭では、犬を飼ったとしても、ずっと張り付きながらしつけするのは難しいですよね?
これらのしつけ等のトレーニングを飼い主に代わってしてくれるのが、犬の幼稚園や犬の保育園と呼ばれる施設です。
体験入園やパピーパーティ等も行っているので、是非参加してみてください。
何が良いの?
同じような年齢の犬たちがたくさんおり、しかもプロのドッグトレーナーが面倒を見てくれます。
具体的には、以下の考慮をしてくれるため、とても安心して預けることができます。
- 犬同士の相性を見て、一緒にしたり離したり
- 万一、喧嘩になっても、大事になる前に止めさせられる
- 要望を伝えることで、しつけもしてくれる
それなりの費用はかかってしまいますが、安心して遊ばせることができ、しかも、大勢のお友達もできること間違いなしでしょう。
ドッグカフェ
そこまでお金をかけることはできないという方でも、ドッグカフェなら安心です。
ドッグカフェとは、言わずもがな、ワンちゃん達を連れて、一緒にコーヒーを飲んだり、マッタリすることができるカフェです。
最近では、スターバックス等のテラス席でもワンちゃん同伴がOKなお店が増えてきました。
- 愛犬と一緒に静かな時間を過ごすことができる
- 危険な犬、うるさい犬はお断りされる場合が多い
- リードが付いているので、襲い掛かってくる事は少ない
ドッグカフェ、ペット同伴OKのカフェには、ちらっと覗いてみても、大勢のワンちゃんが来ていたりします。
リードを付けた状態ですので、襲い掛かってくることもないでしょうし、何より静かな犬しかいません。
逆に言うと、きちんとしつけがされていないと入店NGになってしまうということでもありますが、その分安心して行くことができます。
プライベート空間
静かな時間も良いけど、犬と一緒に走りたい、犬を走らせたい!という方は、ドッグカフェだと物足りないですよね。
そんな方は、プライベートなドッグランが併設されているホテルや河原に行ってみませんか?
(とは言え、河原はプライベートな場ではないので、公共のマナーを守って利用しましょう)
以下で記事にしたホテルにも、プライベートなドッグランがあります。
プライベートな場であれば、どれだけ思いっきり走らせても良いですし、どんなに吠えても問題ありません。
リードを離して、思いっきり愛犬と遊ぶことができます。
そして、柵などもあるため、他の犬に襲われることもありません。
まとめ
このように、ドッグラン以外でも、安全に犬と一緒に遊べる施設というのがあります。
ぜひ、お気に入りの場所を探して、充実してドッグライフを送りましょう。
【お友達作り】ドッグランでの事故やトラブル、それでも行くべき?
ドッグラン、行ってみたいですよね。
広いところで色んな犬たちが駆け回っているのを見るのは、飼い主も何とも言えない幸福感を味わえますし、何より犬たちも気持ちよさそう。
でも、その一方で、犬同士の喧嘩や怪我、飼い主間でのトラブルなど、ドッグランには危険もいっぱいです。
どうしても行きたい場合は、もちろん、キチンと管理されているところもありますので、じっくり下見してから行くようにしたいですね。
そんなドッグランの注意点について、まとめました。
ドッグランには色々な犬と人間がいる
ドッグランには、様々な環境で育った、様々な種類の犬たちが一同に会します。
まさに犬たちの社交場。
でも、良く考えてみてください。
人間でも、色々な人がいますよね?それは、犬たちも同じです。
性格が合う犬、合わない犬。
うまく犬づきあいができる犬とそうではない犬。
他の犬にしつこい犬と自由奔放、マイペースな犬。
そして、よくしつけられた犬と全くしつけられていない犬。
犬が興奮状態になってしまったとしても、うまく飼い主がコントロールできない犬もたくさん来ています。
私の犬は大丈夫。
でも、周りの犬は全部が全部そういうわけではないのです。
実際にはこんなトラブルも…
残念なことに、日本では犬のしつけやトレーニングに関する飼い主のリテラシーの差が激しいため、ドッグランでの事故やトラブルは絶えません。
決して、ドッグランを否定するわけではありません。
ただ、危険もたくさんあることをわかった上で連れて行くことで、事故やトラブルのリスクも軽減できるのではないかと考えています。
ここでは、そんな事故の一部始終をご紹介します。
このような事にならないように、十分気をつけて行きましょう。
事例
咬まれる事故は多い
ドッグランでは、他の犬とトラブルになってしまうこともしばしば。
犬だけでなく、飼い主同士のトラブルにも発展してしまうことがあります。
突如中型の柴犬が寄ってきてモエに吠えかかってきたのです。
モエは逃げながら吠えたのですが、その柴犬はモエの上に乗りモエの顔を噛みました。
私は思わず近くにいたトムを抱いて「やめてーーー」と叫びました。(中略)
「そんなの仕方ないですよねー。犬同士のことだし。
ごめんなさいとは言うけど、それ以外できることないし。」
後からやってきてその方の旦那さんも
「犬なんだから噛んで当たり前。それが嫌なら犬飼うなっつーの」
何かトラブルがあったとしても、相手の方も自分と同じような考えを持っているとは限りません。
人間同士のトラブルも
犬同士のトラブルだけではありません。
人間もトラブルのタネになることがあります。
小学生以下の入場が禁止されているドッグランに小学生を連れて行く老夫婦。
犬同士の喧嘩から、襲い掛かってきたのはどういうことだと飼い主同士の喧嘩に発展するケース。
枚挙に暇はありません。
ランで仲良くしていただいている方のチワワちゃん達を追い回して押さえ込んで撫で回しはじめて、ヒヤヒヤしながら女の子の行動を見ていたら…
cocoを追い回しはじめた(((;꒪ꈊ꒪;)))
(中略)
バランスを崩した女の子が身をすくめてフリーズしたcocoの頭に尻もちぃぃぃぃぃぃぃ
これ書きながらもそのときの光景がフラッシュバックして今でも泣きそうなワタシ(ノ_・、)
cocoは頭上から崩れ落ちてきた女の子のお尻に押されて、地面と女の子の体重に頭を押しつぶされた状態に
ドッグランには子どもたちも来ていることがあります。
子どもたちに罪はないのですが、それを管理している大人には、きちんと面倒見てもらいたいものです。
最悪の場合、死亡事故にも
最悪の場合、噛まれた愛犬が死亡してしまうことも…。
とても悲しいことではありますが、大型犬同士の喧嘩や小型犬が大型犬に襲われた場合、ひとたまりもありません。
大型犬や中型犬を飼う場合は、きちんとトレーニングをすることが常識とされていますが、そうではない飼い主さんも多くいるのです。
風夏が面倒を見ている黒くて大きなコがいたのよ。1頭がお尻側にかぶりつきひっくり返された所をもう1頭が頸に咬みつき黒くて大きなコは、身動きできない状態で、咬まれまくりだったの。
鼠蹊部を咬まれまくり、黒いコの飼い主は止めたわ。だって、ホワイトシェパードの飼い主は止めないんだもの。
(中略)
黒いコは襲われた12月24日の夜から急変して翌朝、25日の朝に病院で亡くなったわ。
原因はホワイトシェパード2頭に咬まれ頭部•頸部•胸部両側•腹部両側•鼠蹊部に内出血。
肺からの吐血、後肢に腫脹、内臓にもかなりのダメージがあったわ。体温も下降し、虚脱起立不能。
何とも痛ましい事故です。
黒くて大きなコはホワイトシェパードのターゲットとなり、噛まれてしまい、その後、病院で息を引き取ったそうです。
話を見ているだけでも、心が痛くなります。
考察
犬は未成年の子供と同じで、犬の行動の責任は全て飼い主にあります。
ほとんどの飼い主さんは大丈夫でしょうが、犬がやったことは犬の責任だと考えている飼い主さんがいることも事実です。
ドッグランに行ってお友達を作ったほうが良いのか、それとも無理にお友達を作らなくても良いのか、一度考えてみましょう。
毎日散歩へ行き、毎日玩具遊びをして、飼い主さんと良い関係が作れているのに、本当に愛犬に別の犬のお友達って必要なのでしょうか?
どうしても行きたいなら
少なくとも、以下のことに注意するべきです。
- 他の犬の様子もよく観察
- 愛犬から常に目を離さない
- 何かあったらすぐに止めに
- 監視員がいるところへ
- ドッグランの管理体制を確認
犬に関する注意
事故が起きた場合、相手の犬の飼い主さんは何もしてくれないと考えていたほうが良さそうです。
何か起きた時は、何としてでも自分が愛犬を守る。その覚悟があれば、大丈夫でしょう。
でも、もし、ドーベルマンやシェパード等の大型犬に自分の愛犬が襲われていたとしても、身を挺して救出しに行くことができるでしょうか?
自分の怪我も避けられないでしょうし、よっぽどタフな精神力と力を持っていない限り、それは難しいでしょう。
であれば、ドッグランの中の様子を見て、危ないなと思ったら、中に入るのはやめましょう。
仮に安全そうだったとしても、急に状況が変わることもあるため、常に周りの状況と自分の犬の状況を観察し、様子がおかしいと思った時はすぐに外に出られるようにしておくべきです。
施設に関する注意
ドッグランには、きちんと監視員がいるところと、そうではないところがあります。
また、小型犬と中型犬、大型犬とゾーンが分けられているところもあります。
万一、事故に発展することがあったとしても、監視員が数名いれば何とか止めることもできるでしょう。
事前に下調べをきちんと行い、施設の管理体制について十分に調べておくと安心できるのではないでしょうか。
むすびに
ドッグランに連れて行くからには、飼い主は準備の段階から常に気を張っていないといけないのです。
事故やトラブルが多発している事実もありますが、ドッグランで思いっきり走る犬を見ると、やめられない気持ちもわかります。
こうした下調べや準備を行い、トラブルとは無縁の安全なドッグライフを送りましょう。