[犬の多頭飼い]知っておきたい多頭飼いのメリット・デメリット

「多頭飼い」とは犬などを2頭以上飼うことを指します。SNSなどでもよく見かけ、楽しそうに遊んでいたり、寄り添って寝ている姿に、憧れる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな犬の多頭飼いのメリット・デメリットと、新たに2頭目を迎えることになった場合の注意点をご紹介します。

多頭飼いのメリット

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犬同士の相性が良く、仲良く過ごせる場合は、多頭飼いをするメリットがあります。飼い主さん視点、愛犬視点からそれぞれみていきましょう。

飼い主さん視点

  • 1頭飼いでは味わえない、かわいさや楽しさがある
  • 先住犬の新たな一面が見られる可能性がある
  • 留守番時の寂しさが少し減る(複数頭が同じ空間で過ごす場合)
  • 犬同士が上手に遊んでくれると、犬同士で発散してくれる
  • 1頭が亡くなってしまった場合でも、気が少し紛れる可能性がある

愛犬視点

  • 人との生活では得られない刺激が得られる
  • 一緒に遊べると退屈な時間が減る
  • 留守番時の寂しさが少し減る(複数頭が同じ空間で過ごす場合)
  • 犬同士の交流が存分にできる
  • 生活の質が向上する

犬同士がお互いを受け入れ、仲良く過ごせるようになると、愛犬にとってのメリットが多いように感じます。

人との生活だけでは得られない刺激や経験があり、犬としての欲求を満たせる可能性が高く、生活の質が向上するでしょう。

多頭飼いのデメリット

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相性の良し悪し関係なく考えられるデメリットを、飼い主さん視点、愛犬視点でみていきます。

飼い主さん視点

  • 犬にかかる費用が増す(フード、トイレシーツ、医療費、リード、ハーネス、トリミング、トレーニング代等)
  • 毛の量が増えて汚れやすくなる
  • 排泄の処理、散歩時間、お手入れ、トレーニングなど愛犬たちにかける時間が増える
  • それぞれの空間が必要となり、部屋のスペースが取られる
  • 散歩を別々で行く必要がある場合は、犬の数だけ時間がかかる
  • 関係性が落ち着くまでは悩みや心配が増える
  • 相性が良くない場合はすべて別々に行う必要があり、精神的、肉体的負担が増す

愛犬視点

  • 飼い主さんが構ってくれる時間が減る
  • 散歩を複数頭一緒に行く場合は、自分の意思通りに歩ける時間が減る
  • 犬が苦手な場合、ストレスになる
  • 片方の犬が攻撃的な場合、ケガをする可能性がある
  • 関係性が落ち着くまではストレスが増す

仮に犬同士が上手に遊べても、飼い主さんとの時間も必ず必要になるため、基本的には犬にかける時間・お金すべてが犬の飼育頭数分、またはそれ以上になり、負担も多くなります。

犬が苦手な愛犬にとっては、精神的な負担が大きくなるでしょう。

多頭飼いをする前に知っておきたい8つの心構えと注意点

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2頭目を迎えると決める前に、知っていただきたい注意点を紹介します。飼い主さんだけでなく、先住犬、後住犬が皆幸せになれる環境をつくれるかを考えてみてください。

①先住犬は犬が得意?苦手?

必ずしも「犬は犬が好き」というわけではありません。愛犬がお散歩時などに他の犬を避ける、逃げる、恐くて吠えるといった様子が見られる場合は、犬が苦手な可能性が高いです。

後住犬がぐいぐい積極的な子の場合はもちろん、落ち着きのある子でも先住犬へ大きなストレスがかかります

本当に2頭目を迎えることが先住犬にとって幸せか、しっかりと検討する必要があります。

②先住犬と後住犬の距離感を保とう

①に関連しますが、犬への恐怖心から自分を守るために、攻撃行動へ出る可能性もあります。

後住犬がパピーの場合には、力が弱く、大けがをしてしまうかもしれません。保護犬の場合には、お互いに攻撃行動へ出て致命傷を負ってしまうかもしれません。

攻撃行動へ出るということは、恐怖心が限界まで達していることが多いです。そうならないために、距離感をしっかり保つことが大切です。

それぞれの空間を作り、まずはお互いの存在に慣れるところからはじめましょう。後住犬にとっては、おうちに慣れる必要もあり、焦らず、ゆっくりと、2頭のペースで距離を縮めていきましょう。

③留守番時はそれぞれの空間で

留守番の時は同じ空間で過ごし、孤独を感じないようにしてあげることも大切です。ただし、慣れていないうちに人の見えないところで一緒に過ごすのは危険です。

攻撃行動によりケガをしてしまっても、留守番中はすぐに病院に連れていけないため、飼い主さんが帰宅した頃にはすでに手遅れになっているかもしれません。

留守番時に一緒に過ごすのは本当に慣れてからにしましょう。人が見ていないところで一緒に過ごす時間は少しずつ様子を見ながら延ばしていくことをオススメします。

④保護犬の場合はより丁寧で長い時間を

保護犬の中には、過去の経験から環境・人・犬・音などに非常に敏感な子もいます。そのため、ペットショップやブリーダーから迎える場合以上に多くの時間と愛情をかけて、少しずつ、ゆっくりと慣れてもらうことが必要です。

先住犬の存在が慣れの助けになることもあります。保護犬の後住犬の様子も見つつ、うまく先住犬に慣れる時間も作ってあげましょう。

⑤先住犬の遊び相手にならない可能性も

「先住犬の相手をする時間があまりないから、2頭目を迎えたい」という方がたまにいらっしゃいますが、その考えは要注意です。

実際、先住犬と後住犬の関係性に悩む飼い主さんも多くいらっしゃるのも事実です。
万一、相性が悪く遊び相手にならなかった場合、これまで以上に愛犬たちにかける時間を増やさななければなりません

どんな状況になっても、しっかりと2頭分のお世話ができるのかよく考えましょう。

⑥「先住犬はできるのに」は禁物

人同様、犬にも性格・個性・得意・不得意があり、それは犬によって異なります。

「先住犬はできたのに後住犬はできない」「先住犬と(ネガティブな意味で)全然違う」といった見方はオススメしません。それぞれの個性を理解し、受容できる心の余裕や対応が必要です。逆に、先住犬にはない魅力が後住犬にもあるはずです。

⑦犬種の相性はあるか?

個体差ももちろんあります。しかし、個人的な見解にはなりますが、同じ犬種同士の方がうまくいくことが多いように感じます。逆に、洋犬と日本犬などは相性が合わないことが多いという話も聞きます。

もし2頭目をお迎えされる場合には、同じ犬種の方が無難かもしれません。

⑧避妊・去勢は大丈夫?

先住犬と異なる性別の子を迎える場合は、望まない妊娠をしないよう、避妊・去勢手術がまだの場合は、手術をするかの検討も必要です

先住犬の年齢や体調を含めて一度獣医師に相談の上、行うのが良いでしょう。

プロの力を借りることも必要

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犬の数が増えると、それと比例して悩みも増えてきます。

一方が吠えるともう一方も吠えるようになる、マーキングの増加、遊びと喧嘩の境目がわからない、介入すべきか否かなど、最初は悩みや不安が絶えません。

もし、悩んでしまった時はドッグトレーナーに相談してみましょう。飼い主さんが悩み続ける間、犬にはストレスがかかり続けている可能性もあります。

一度相談してみることで対応策を教えてもらえるとともに、犬と飼い主さんの負担も減るはずです。

まとめ

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多頭飼いは1頭よりもさらに楽しい時間がある一方、1頭の時以上の大変さもあります。

愛犬の様子やご家族とよく相談し、どんなことがあっても愛犬を最期まで幸せにする覚悟と責任があるかを改めて考えてみてください。

2頭目をお迎えすることになった場合には、2頭に平等に多くの愛情を注ぎ、素敵な多頭飼い生活を送ってください。

【クイズ】で楽しく学ぼう!犬の歯の基本

人と同様に犬にももちろん歯が生えていますが、本数や乳歯の生え変わる時期など、人と異なる点も多くあります。

今回は、意外と知らない?犬の歯についてクイズ形式でご紹介します。これから子犬や保護犬を迎えようとお考えの方にもきっと役立つハズ。

それでは、早速、犬の歯クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 成犬の歯は上下合わせて何本?
正解です!
不正解です!
正解は「42本」です。
犬には上下それぞれ21本ずつで合計42本の歯が生えています。歯が生え変わる前は、上下14本ずつの合計28本です。

この28本の歯は、一度すべて抜け42本の永久歯に生え変わります。
Q.2 犬の乳歯が生え変わり始める時期は一般的にどれくらいと言われている?
正解です!
不正解です!
正解は「生後4〜6ヶ月頃から」です。
犬の乳歯が生え変わる時期は、犬種やそれぞれの成長速度にもよりますが、早くて生後4〜6ヶ月頃から抜け始めます

その後、生後7ヶ月〜12ヶ月頃には全ての歯が生え変わります。

乳歯が抜ける順番は、「切歯(前歯)→犬歯(牙)→前臼歯(側面の歯)→後臼歯(奥歯)」です。
Q.3 1歳を過ぎた成犬になっても、本来抜けるはずの乳歯が抜けず、残り続けている状態をなんと言う?
正解です!
不正解です!
正解は「乳歯遺残(にゅうしいざん)」です。
この乳歯遺残は特に小型犬に多く見られます。そのままにしておくと、乳歯と永久歯の二枚刃になってしまい、歯垢や歯石がつきやすくなり、歯周病の原因になってしまうため、注意が必要です。

ただ、きちんと全て生え変わったのかを確かめるのは素人には難しいでしょう。そのため、1歳になった頃に、検診等のついでに動物病院で歯をチェックしてもらうことをおすすめします。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
犬の乳歯はいつ生え変わる?家具をかじられないための対策もご紹介
結果発表
問正解/ 問中
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飛行機の機内にペット同伴で乗れるサービスが開始!内容を徹底調査!

ペットを連れて遠出や帰省をしたいけど、飛行機の貨物室に乗せるのは心配という方もいるでしょう。そんな方のために、この度、北九州を拠点とするスターフライヤーが、飛行機の客室にペットと同乗できるサービスを開始しました。 この記事では、サービスの詳細や、事前に準備したいこと、注意したいポイントなどについてご紹介します。

「FLY WITH PET!」とは、どんなサービス?

犬,猫,ペット,飛行機,旅行,スターフライヤー 北九州市に本社を置く航空会社「スターフライヤー」が、ペットと飛行機に乗る際、貨物室に預けるのではなく、機内にペット同伴で乗れるサービスを開始しました。 機内の最後列の窓側にペットを乗せ、その隣に飼い主が座れるため、いつでもペットの様子を確認することができますし、ペットへのストレスも最小限に減らせます。

価格は?

1区間あたり50,000円で、飼い主の航空券は別途購入が必要です。 少々高いと感じるかもしれませんが、余計にかかる人件費や掃除の手間などを考えると、妥当な金額でしょう。ペットとずっと一緒にいられるなら安いと考える人も少なくないはずです。

現在は羽田と北九州の間のみで運行

利用できる路線は、羽田(東京)⇔北九州線で、一日一往復運行しています(2022年4月現在)。

羽田空港→北九州空港

便名 出発 到着
SFJ 77 11:15 12:55
SFJ 89 20:30 22:10

北九州空港→羽田空港

便名 出発 到着
SFJ 78 10:00 11:35
SFJ 90 19:35 21:15
フライトの時刻等は時期によって異なりますので、必ずご自身で確認してくださいね。 まだ路線も本数も少ないですが、これが好評であれば路線も増えるかもしれませんし、他の航空会社も導入するようになり、選択肢が広がるかもしれません。
FLY WITH PET! https://www.starflyer.jp/checkin/pet/flywithpet/

同伴できる動物の種類

犬,猫,ペット,飛行機,旅行,スターフライヤー 長さ50cm×横幅40cm×高さ40cm程度のケージに入る小型の犬と猫のみが対象で、1便につき1匹持ち込めます。 また、以下のように、他のお客さんに配慮できるペットに限ると明記されています。
  • 飼い慣らされている
  • 充分にトレーニングされている
  • お手入れが行き届き、におい対策等をしている
  • 必要なワクチンを接種している
貨物室を利用する場合、多くの航空会社は暑さに弱い短頭犬種を通年もしくは夏場は預け入れを禁止しています。しかし、現時点では犬種による制限は設けていないため、短頭犬種を飼育している飼い主さんにとっても朗報でしょう(2022年4月現在)。

事前に準備するもの

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1. ケージ

ケージの大きさや素材には規定があります。
  • 長さ50cm×横幅40cm×高さ40cm以内であり、ペットが無理なく立ち上がる、横たわる等の動きができるよう十分な余裕が確保できるもの
  • シートベルトで固定できるための取手がついているもの
  • シールロック(開封防止のためにつける結束バンド)を装着できるもの
  • 窓と入り口部分がメッシュ素材であるもの(格子状のケージは不可)
用意したケージが規定に合わない場合はケージを借りることができますが、普段から使い慣れているものの方が安心できますので、規定に合っているか事前にしっかり確認しておきましょう。

2. ワクチン接種証明書

3種以上の混合ワクチンと、犬の場合は狂犬病予防ワクチンの接種証明書(コピー可)が必要です。 また、ペットの年齢制限はありませんが、ワクチン接種を完了していなければいけないため、生後すぐのペットは同乗できません。

3. ペット用おむつ

空港および機内にいる時は、におい対策としてペット用のおむつ(マナーウェア)を着用していなければいけません。 空港で予備は用意されていますが、普段から使っているものの方が、ペットも飼い主さんも安心できるでしょう。

4. 同意書兼申込書

ペットを客室に持ち込む際の14個の遵守事項の確認と、署名が必要です。 ひとつでもチェックをつけられなければ、ペットを機内に同伴させることはできませんので、航空券を予約する前に必ず確認しましょう。 特に、緊急時には、ペットは酸素サービスは利用できず、脱出の際はペットを機内に置いていかなければいけないことにも同意が必要です。可能性は低いですが、絶対にないとは言い切れませんので、最悪の事態も頭に入れておく必要があります。
ペットを機内に持ち込む際の遵守事項 https://www.starflyer.jp/checkin/pet/flywithpet/pdf/conditions.pdf

当日の流れ

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カウンター

空港に着いたらまずはカウンターへ向かいましょう。 同意書兼申込書、ワクチンの接種証明書の確認およびケージのサイズや形、おむつ着用の確認も行います。

保安検査場

保安検査場ではペットをケージから出し、ケージのX線検査を行います。この際、ペットは飼い主さんが抱っこをした状態でゲート型の探知機を通ります。 検査終了後、ペットをケージに入れた上で、追加の脱走防止措置を実施します。これ以降、目的地の空港に着くまでは、ペットをケージから出すことはできません

搭乗と到着

他のお客さんとの接触をなるべく減らせるよう、一番最初に搭乗し、目的地に到着したら一番最後に降機します

注意したいポイント

犬,猫,ペット,飛行機,旅行,スターフライヤー このサービスを利用する際に注意したいことがいくつかあります。「知らなかった」とならないようにしっかり把握しておきましょう。

当日の受付は不可

旅行商品は10日前まで、航空券のみの場合は4日前まで予約が可能です。当日にペットを連れて行ってもその場で受け付けてもらうことはできませんので注意しましょう。 また、1便につき1件のみ予約可能ですので、ペットと飛行機に乗ることが決まったら余裕をもって予約するようにしましょう。

機内でペットにエサは与えられない

ケージをあけて外に出すのはもちろんできませんが、ケージの隙間からエサを与えることはできません。 ただし、ケージの外から給水器等で水を与えることは可能です。

緊急時の対応

すでにお伝えしていますが、緊急事態が発生し、飛行機から脱出しなければいけないときはペットを機内に置いていかなければなりません。 いつ、何が起こるかわかりませんので、ペットと飛行機に乗る以上は万が一のことも覚悟しておく必要があります。

まとめ

犬,猫,ペット,飛行機,旅行,スターフライヤー ペットを貨物室に預けることに不安があるという飼い主さんにとっては、とてもありがたいサービスでしょう。現時点では羽田と北九州間の便でのみ利用が可能ですが、好評であれば他の区間や他の航空会社も運行を始めてくれるかもしれません。 一方で、このようなサービスを利用する際は、飼い主さんも気をつけなければいけません。愛犬への負担も大きくなりますので、しっかりとケアをしましょう。同時にしつけや、抜け毛や匂いなどの対策もしっかり行い、他の人に迷惑をかけないように心がけましょう。あまりに苦情が多いと、サービスが終了して、飛行機でのお出かけも難しくなってしまうかもしれません。 愛犬や愛猫と一緒に飛行機に乗れることを感謝しつつ、もし実際に乗る機会があったら事前にしっかり準備して当日を迎えましょう。そして、特別な旅行や帰省を楽しんでくださいね。

【獣医師監修】愛犬の多飲多尿が気になる?考えられる病気とは

愛犬が普段よりよく水を飲む、普段より尿量が多いなどの経験をしたことがありますか?確かに、暑い日や、その日の体調によっては飲水量が増えることはあるかもしれません。 しかし、それが何日も続く、その他の体調異常などが見られた場合は、何らかの疾患が隠れている可能性があります。 今回は、犬の多飲多尿について獣医師が詳しく解説していきます。

多飲多尿を甘く見ないで!

獣医師監修,犬,多飲多尿,内分泌疾患,内臓疾患 いつもより飲水量が多かったり、尿量が多かったりする場合、少し様子を見ようかなと考えることが多いでしょう。しかし、場合によっては深刻な疾患を抱えていることがあります。 考えられる代表的な疾患は以下の通りです。

内分泌疾患

  • 尿崩症
  • 副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
  • 糖尿病
  • 上皮小体機能亢進症

内臓疾患

  • 腎疾患
  • 子宮蓄膿症
  • 高カルシウム血症
  • 心因性多飲
それぞれどんな病気なのか、詳しくみていきましょう。

多飲多尿で考えられる内分泌疾患

獣医師監修,犬,多飲多尿,内分泌疾患,内臓疾患 多飲多尿が起こる原因として一般的なのは、内分泌疾患です。 内分泌とは、種々のホルモンが関与する体内の維持機構のことです。まずは、犬で度々見られる内分泌疾患を紹介します。

尿崩症

【症状】 著しい多尿と多飲、夜尿症、失禁。場合によっては意識混濁、運動失調、視力障害などが起こることもある。 【原因】 視床下部や下垂体の障害によるバソプレシンというホルモンの分泌障害、あるいは腎障害や遺伝性によるバソプレシン受容体の異常による。バソプレシンは腎臓での水の再吸収を促進するはたらきがあるため、バソプレシン不足になると必要以上に水分が尿として排泄されてしまう。 【備考】 一日の飲水量の把握、複数回の尿検査、水制限試験など複数の検査を用いて診断を行う。

副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)

【症状】 多飲多尿、食欲亢進、皮膚症状(薄い皮膚、脱毛、色素沈着、皮下出血など)、腹部膨満など。 【原因】 下垂体依存性(80〜85%)と副腎腫瘍性(15〜20%)に分類される。前者は脳下垂体の腫瘍(多くは良性)に、後者は副腎皮質の腫瘍に起因する。 【備考】 下垂体腫瘍の場合、神経症状(徘徊、夜鳴き、壁に頭部を押し付ける動作)が見られることがある。

糖尿病

【症状】 初期には多飲多尿、多食、体重減少。進行してケトアシドーシスを併発すると元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢、脱水など。 【原因】 インスリンの不足や欠乏によって高血糖が生じ、様々な代謝異常を引き起こす。膵島萎縮(原因不明)、副腎皮質機能亢進症、発情関連糖尿病、膵炎などが原因として挙げられる。 【備考】 長期の高血糖が持続すると白内障を併発する。

上皮小体機能亢進症

【症状】 食欲不振、元気消失、多飲多尿、嘔吐、便秘、脱水、膀胱結石、顔面過骨症(上顎や下顎で異常な骨の肥厚が起こる)など。 【原因】 上皮小体から分泌されるパラソルモンというホルモンは、骨を分解して生体内のカルシウム濃度を調整している。上皮小体腺腫などによって上皮小体の機能が活発になると高カルシウム血症が引き起こされ、様々な症状を呈する。 【備考】 腎障害によってカルシウムが尿から大量に失われることが続くと、血中のカルシウム濃度を維持するために上皮小体が活性化される。これを「腎性二次性上皮小体機能亢進症」と呼ぶ。

多飲多尿で考えられる他の内臓疾患

獣医師監修,犬,多飲多尿,内分泌疾患,内臓疾患 内分泌疾患以外にも、多飲多尿が現れる場合があります。具体的には、腎臓の異常などが挙げられますが、意外にも腫瘍疾患でも多飲多尿が見られることがあります。 もし、愛犬に多飲多尿が見られた際には、全身をしっかり検査することが必要かもしれません。

腎疾患

【症状】 多飲多尿、食欲低下、脱水。進行すると消化器症状(嘔吐、下痢、便秘など)、尿毒症、高血圧、代謝性アシドーシス、貧血なども見られる。 【原因】 腎臓の糸球体の異常、腎臓の炎症、尿路閉塞などが原因となる。 【備考】 腎機能は正常時の約1/3にまで減少しないと症状を現さない。

子宮蓄膿症

【症状】 元気消失、食欲不振、嘔吐、多飲多尿、腹部膨満など。外陰部からの持続した膿性滲出物を認めることもある。 【原因】 子宮内膜の嚢胞性増殖および細菌感染(主に大腸菌)による炎症により、子宮腔内に膿性液が貯留する。発情出血開始後1〜2か月の黄体退行期に発症する。 【備考】 外陰部からの排膿が認められない閉鎖性では症状が重篤になりやすい。

高カルシウム血症

【症状】 軽度の高カルシウム血症では無症状。重度となると神経症状(過敏、興奮、震え)、食欲不振、嘔吐、多飲多尿などが見られる。他に原疾患による症状が加わる。 【原因】 上皮小体機能亢進症、悪性腫瘍(リンパ腫、肛門嚢腺癌、多発性骨髄腫など)、ビタミンD中毒、副腎皮質機能低下症など。 【備考】 慢性の高カルシウム血症は腎臓への切開沈着を引き起こし、腎不全の原因となる。

心因性多飲

【症状】 多飲と、それに伴う多尿、低比重尿。 【原因】 原因は不明だが、ストレスに起因していると考えられる。 【備考】 ストレスによる問題行動が出現していることも多い。診断は基本的に他の多飲多尿を呈する疾患の除外によって行う。

まとめ

獣医師監修,犬,多飲多尿,内分泌疾患,内臓疾患 毎日の飲水量や尿量は、日常的に気にしていないと異常に気付くのが遅れてしまいます。 動物病院での問診でも、これらの項目を聞くことが多いため、愛犬の健康状態は常日頃からチェックしておきましょう。

【クイズ】ペットを飼っているなら人獣共通感染症に気をつけよう!

ペットを飼う上で気をつけなければいけないのが人獣共通感染症です。飼い主さんや家族の体調不良は、もしかしたら大切なペットが原因かもしれません。

ペットも家族も健康で過ごすためにも、人獣共通感染症についてクイズ形式で学んでいきましょう。

それではさっそく、人獣共通感染症クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 人獣共通感染症の説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ヒトから動物には感染しない」です。
人獣共通感染症には、動物からヒトに感染するもの、ヒトから動物に感染するもの、ヒトと動物の双方から感染するものがあるため、感染しない・感染させないことがとても大切です。なお、犬や猫では無症状もしくは軽症であっても、ヒトに感染すると重症になる場合もあります。

野生動物はどんな病原菌を保有しているかわかりません。かわいいからといってむやみに触れるのはやめましょう。

ワクチンは100%感染を防げるわけではありませんが、発症を防いだり、発症しても重症化しない可能性が高くなります。愛犬や家族のために、予防接種は確実に行いましょう。

Q.2 咬み傷やひっかき傷から病原体が侵入する感染症として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「アニサキス症」です。
感染症が他の動物にうつることを「伝播(でんぱ)」といい、①直接伝播②間接伝播に分けられます。

咬み傷やひっかき傷から病原体が侵入するものは直接伝播で、狂犬病、パスツレラ症、猫ひっかき病、トキソプラズマ症、回虫症、エキノコックス症、クリプトコッカス症、サルモネラ症、オウム病、ブルセラ病などが該当します。

アニサキス症は、動物性食品による間接伝播で、病原体で汚染された家畜や魚介類をよく加熱しないで食べることで感染します。
Q.3 ダニや蚊などの吸血等により感染する感染症として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「破傷風」です。
ダニや蚊などの吸血等で感染するのは、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、犬糸状虫症、瓜実条虫症、日本脳炎、デング熱、ペスト、腸管出血性大腸菌感染症などが挙げられます。

破傷風は汚染された土を口に含むことで感染します。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
人獣共通感染症を予防して、家族とペットの健康を守ろう!
結果発表
問正解/ 問中
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【クイズ】習性が表れている!「犬」が含まれることわざとは

ことわざには動物が含まれたものがたくさんあります。そして、それらのほとんどは動物と人間との関わりの中で生まれ、動物のしぐさや習性がよく表れています。普段何気なく聞いているかもしれないことわざを理解することで、犬についてより理解が深まるかもしれません。

今回は、犬が含まれることわざをクイズ形式で解説していきます。

それではさっそく、犬のことわざクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 何かをしようとすると、災難に遭うことも多いということを「犬も歩けば何に当たる」という?
正解です!
不正解です!
正解は「棒」です。
何かをしようとすると、災難に遭うことも多いということを「犬も歩けば棒に当たる」といいます。かつては放し飼いの犬や野良犬が多かったため、邪魔な犬を追い払うために棒で叩いたりしていたことに由来します。

なお、このことわざには昔から二通りの解釈があり、出歩けば思わぬ幸運に出会うという意味で用いられることもあります。
Q.2 受けた恩を忘れてはいけないということを、「犬は三日飼えばどのくらい恩を忘れぬ」という?
正解です!
不正解です!
正解は「三年」です。
犬は三日飼えばその恩を忘れないのだから、人間は恩を忘れないのが当然であるという、恩知らずをいさめる言葉です。犬は飼い主に懐きやすくよく従うという意味もあります。

一方で、「猫は三年の恩を三日で忘れる」と言われ、猫は薄情な動物であることを表しています。
Q.3 いくら道理を説いても効果がなく無駄であるということを「犬に何」というでしょう?
正解です!
不正解です!
正解は「論語」です。
論語とは、儒教の経典のひとつで、孔子の言論や問答を弟子が記録したものです。犬に論語を説いて聞かせてもまったくわからないことから、わからないものには何を言っても効果がなく無駄であるという意味があります。

同様の意味のことわざとして、猫に小判、豚に真珠、牛に経文、馬の耳に念仏、兎に祭文などがあります。
問正解/ 問中
結果発表
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犬に服を着せる6つのメリットとは?注意点も解説!

みなさんは、犬に服を着せることについてどう考えますか? 「飼い主のエゴ」だとして反対する人もいる一方で、実は、服を着せるのは犬にとってもいくつかメリットがあります。反対に、注意すべきポイントがあるのも事実です。 そこで、今回の記事では、犬に服を着せることのメリットと注意点をまとめました。

犬に服を着せる6つのメリット

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1. 寒さ対策になる

犬種によって、暑さに弱い犬・寒さに弱い犬がいます。これは、主に被毛の生え方によって異なります。 犬の被毛の生え方には、「ダブルコート(二重毛)」「シングルコート(単毛)」の2種類があります。
<ダブルコートとシングルコート> ダブルコートは、太くて固めで長めの「オーバーコート(上毛)」と、細くて柔らかく短めの「アンダーコート(下毛)」二層構造になっています。シングルコートは、アンダーコートがなく、オーバーコートのみ生えています。 ダブルコートの犬は寒い地域が原産の犬が多いため、寒さには強いとされています。一方、シングルコートの犬は寒さに弱いため、日本の寒い冬には服を着せてあげた方が快適に過ごせる場合があります。
ダブルコートでも寒さに弱かったり、シングルコートでも寒さに強い場合もあるので一概には言えませんが、冬の散歩の時に震えてしまうような場合は、暖かい素材の服を着せてあげた方が良いかもしれません。

2. アレルギー、寄生虫対策

犬によっては、特定の植物などにアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。 また、ノミやマダニなどの寄生虫は草むらに潜んでいますが、散歩中に犬を完全に草むらから遠ざけるのは容易ではありません。 服を着せてあげることで、これらのアレルギーや寄生虫から犬を守ることができます。

3. 抜け毛に対するマナー

犬の抜け毛は飼い主さんにとっても厄介なものですが、特に犬を飼っていない人からしたら、他人の犬の毛が飛んでくるのはかなり不快でしょう。 近所には、犬アレルギーの人もいるかもしれません。 散歩中に服を着せることで、抜け毛が飛んでいってしまうのをある程度防ぐことができます。

4. どうしても着なくてはいけない時に備えられる

病院で手術をした後など、傷跡にウイルスが入らないようにエリザベスウェア等の服を着せなくてはならないことがあります。 しかし、そんな時に服を着慣れていないと、嫌がってストレスになってしまいます。 犬は、ただでさえ病院通いや手術でストレスを感じています。服を着ることに抵抗がないように日頃から慣れさせておけば、いざという時に困ることがないでしょう。

5. 雨の日に、汚れから守ってくれる

犬にも、「雨の日用のレインコート」があります。 外でしかトイレをしない犬の場合、大雨でも外に出ないといけないこともあるでしょう。 そんな時、レインコートを着せてあげれば犬は体がずぶ濡れにならなくて済みますし、飼い主さんもお手入れの手間が省けます。

6. 日焼け防止効果がある

犬も、紫外線に当たりすぎると皮膚にダメージを受けてしまいます。特に、被毛の密度が小さい犬は注意が必要です。 そんな時、UVカット機能のついた薄手の服を着せてあげれば、日焼けをある程度防止することができます。

犬に服を着せる際の注意点

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1. 素材を考えよう

犬の服は様々な素材のものが売られています。 特に、夏場に通気性の悪いものを着せてしまうと、熱中症になってしまいます。 また、化学繊維でできたものは、静電気の発生源になってしまうので、なるべくやめましょう。

2. 装飾品は食べてしまうかも

飾りの多い服は誤食の原因となってしまうことがありますので気をつけましょう。

3. 毛玉に注意

毛が長い犬に洋服を着せると、摩擦で毛玉ができてしまいがちです。 洋服を脱いだ後のお手入れを怠らないようにし、きちんと処理してあげましょう。

4. 汚れが溜まる

ずっと服を着ていると、フケが溜まってしまう原因になります。 そこから皮膚トラブルが起きてしまうこともあるので、服を着せるのは散歩中のみにし、定期的に洗濯をすると良いでしょう。

5. 痛がるような着せ方はしない

犬が服嫌いになってしまう原因として、飼い主さんの着せ方がうまくない可能性があります。 犬の関節は、前後には動きますが、左右には動かないつくりをしています。つまり、横方向に開いてしまうような着せ方をしていると、痛みを感じてしまうのです。 犬の服は、手足を通すタイプのものではなく、上からかぶせてお腹の部分でマジックテープを止めるタイプのものを選ぶとストレスなく着せられます。

まとめ

犬,服,メリット,注意点 犬が服を着ているだけで「かわいそう」と言う方もいます。 ですが、今回ご紹介したように、犬によっては服を着ることで大きなメリットを受けられることもあります。 愛犬が服を嫌がらないのであれば、服を着なければいけない状況に備えて、散歩中にのみ服を着せることを検討してみても良いかもしれません。

ドッグカフェと犬同伴OKは違う?飲食店での愛犬マナーをご紹介

お出かけ先で愛犬と一緒に飲食を楽しみたい!という飼い主さんは多いのではないでしょうか? 愛犬のお留守番が減ったり、犬を通してコミュニケーションが広がったりなど、楽しい時間を愛犬と共有できます。ただし、事前に準備やマナーについて知っておく必要もあります。 本記事では、ドッグカフェと犬同伴OKのお店の違い、行く前の準備や店内でのマナーについてまとめました。これから愛犬とドッグカフェなどに行く予定のある方は、ぜひご一読ください。

ドッグカフェの種類

犬,ドッグカフェ,マナー,犬同伴OK ドッグカフェとは、犬と共に飲食を楽しむことができるカフェやレストランのことです。 利用客が犬を連れてくることが前提のため、犬用のメニューが用意してあるなど犬連れにとって嬉しい工夫がなされているお店が多いです。 ドッグカフェにはいくつか種類があり、それぞれ特徴があります。 愛犬や飼い主さんの状況に合わせて選んでみてくださいね。

1. ドッグラン併設

ドッグランに併設されているカフェです。 ドッグランでエネルギーを発散させることができるため、アクティブな子や落ち着きがない子にぴったりのカフェでしょう。

2. ペットショップ併設

ペットショップに併設されているカフェです。大型のショッピングモールなどにあることが多いです。 買い物のついでに気軽に訪れることができ、もし足りないものがあってもすぐに購入できる利便性があります。

3. 独立したカフェ

ドッグカフェとして独立したカフェもあります。 設備やサービスが揃っている場所や、個人経営で雰囲気のある場所など、お店によって特徴があります。 飼い主さんにとってもお気に入りのカフェが見つけやすいかもしれません。

ドッグカフェと犬同伴OKは違う

犬,ドッグカフェ,マナー,犬同伴OK ドッグカフェとは先述の通り、基本的に犬連れのお客様を対象としており、そのための設備やサービスが充実しています。 一方、「犬同伴OK」のお店は、あくまで犬を連れていない一般の客を対象としているお店であり、テラス席など犬と一緒に飲食ができるエリアも一部あるという形です。 必ずしも犬が好きな人ばかりが来るとは限らないため、マナーに関しては特に注意するべきでしょう。 同伴できる時間帯や頭数など、お店ごとにルールが決められている場合もありますので、初めて訪れる際はホームページや電話等で設備やサービス内容を確認しておくと安心です。

行く前に必要な準備

犬,ドッグカフェ,マナー,犬同伴OK ドッグカフェでも犬同伴OKのお店でも、事前の準備や飲食時のマナーは共通です。 事前にどのような準備をして行けば良いでしょうか?

1. 基本的なしつけ

人や犬が多く慣れない環境下で、愛犬は興奮したりそわそわしたりしてしまうかもしれません。どのような時にでも、マテ、オスワリなどのコマンドに従うように練習しておきましょう。

2. ノミ・ダニ対策やワクチン接種

他の犬が多く集まるため、ノミ・ダニの予防や駆除は済ませておきましょう。 また、ワクチン接種は犬にとって必須です。お店によっては、ワクチンの接種証明の提示を求められることもあります。動物病院でもらったら、コピーなどを常に携帯しましょう。

3. ブラッシング

換毛期中の犬や長毛種などは、プルプルっとした際に毛がたくさん抜けてしまうことがあります。 事前に家でブラッシングをして、抜け毛をなるべく取っておきましょう。 洋服を着せるのもおすすめです。動きやすくくつろげる素材のものが良いかもしれません。

ドッグカフェに持っていくものリスト

犬,ドッグカフェ,マナー,犬同伴OK 犬を連れて飲食店に行く際に持っておくと良いものをご紹介します。 下記以外にも、愛犬が落ち着けるものや常備薬など、必要なものを持っていってくださいね。
  • マットやブランケット
  • おやつ(ガムなど長持ちするものもあると◯)
  • おもちゃ
  • 携帯用水飲み
  • トイレシーツ、タオル、消臭スプレー
  • マナーベルト、おむつ
  • ワクチン接種証明書のコピー

ドッグカフェ店内でのマナー

犬,ドッグカフェ,マナー,犬同伴OK ドッグカフェでは、愛犬や飼い主さん、周りの人や犬が安心して過ごすために、守らなければいけないマナーがあります。

1. 店前にトイレを済ませておく

お店の中で排泄をしてしまわないように、お店に入る前に愛犬のトイレを済ませておきましょう。 もしトイレのタイミングが合わなかった場合は、マナーベルトやおむつを着用しておくと安心です。

2. 店内では犬は足元に

愛犬を椅子に乗せたり、膝に乗せたりすることは基本的にNGです。許可されているお店でない限り、愛犬は足元にいてもらいましょう。 テーブルに乗り出してしまわないように、オスワリやフセの姿勢で待っててもらうのがおすすめです。 マットやブランケットを敷いてあげると、リラックスできるかもしれません。

3. リードは短めにつないでおく

他の犬や人、ご飯などに反応して、愛犬が動き回ってしまう可能性があります。 怪我や事故の恐れもあるため、あちこちに行けないようにリードは短めにつないでおきましょう

4. 人間用の食器を使わない

愛犬にご飯や水をあげるための食器は、衛生の観点から人間のものを使ってはいけません。 お店によっては犬用の食器の貸し出がない場合もあるため、持参すると良いでしょう。

ドッグカフェに連れていく際のポイント

犬,ドッグカフェ,マナー,犬同伴OK 事前準備をしっかりしてマナーを守っていても、予期せぬトラブルが発生することがあります。 そういった状況にもなるべく対応するために、ドッグカフェに行く際のポイントをご紹介します。

座席の位置

店内での座席の位置は意外と重要です。 出入口付近や通路側だと人通りが多く、愛犬がなかなか落ち着かないかもしれません。 別の席の方が安心して過ごせるようであれば、店員さんに声をかけて移動しましょう。 また、愛犬が他の犬との交流が苦手な場合は、通路側に犬を待機させないなどの工夫も必要かもしれません。

吠えてしまう場合には

しつけをしていても、相性が良くない犬が近くにいたり店内の環境に慣れなかったりすると、どうしても吠えてしまうことがあるかもしれません。 カフェで犬が吠えてしまう原因のひとつに、「自分より先にいた犬には吠えないけれど、後から来た犬には吠える」ということがあるようです。 犬が新しくお店に来たら愛犬より先に気づいて、おもちゃやおやつで気を逸らしてみてください。

まとめ

犬,ドッグカフェ,マナー,犬同伴OK ドッグカフェや犬同伴OKの飲食店では、事前準備をマナーをしっかり確認してから行くと、愛犬も飼い主さんも快適に過ごせるでしょう。それぞれのお店ごとに設備やサービスが異なりますので、事前に確認しましょう。 不安がある場合は、近場で短い時間の滞在から練習してみてはいかがでしょうか? 愛犬と一緒に飲食ができればお出かけの幅が広がり、愛犬との思い出も増えますね。