【クイズ】切ったり抜いたりしていいの?猫のヒゲの役割とは
本記事では、そんな猫のヒゲについてクイズ形式で解説していきます。
それではさっそく、猫のヒゲクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫のヒゲについて正しいものはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「顔だけでなく足にも生えている」です。
猫のヒゲといえば、口の左右に生えているものを思い浮かべると思いますが、顔だけでも全部で5ヶ所に生えており、足にも生えています。個体差はありますが、全身のヒゲを合計すると50〜60本ほどあるようです。
猫のヒゲは「触毛」あるいは「洞毛」と呼ばれ、被毛とは区別されています。猫のヒゲは立派な感覚器官で、筋肉に繋がっているため自在に動かすことが可能です。
猫のヒゲは「触毛」あるいは「洞毛」と呼ばれ、被毛とは区別されています。猫のヒゲは立派な感覚器官で、筋肉に繋がっているため自在に動かすことが可能です。
Q.2 猫のヒゲの役割として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「匂いを感知する」です。
人と比べて視覚の弱い猫は、ヒゲによって平衡感覚を保っています。ヒゲのおかげで、狭くて不安定な場所や、高いところでもバランスを保って歩くことができ、また暗い場所でも視覚に頼らずに行動できるのです。
猫は顔が通る広さであればどんな隙間も通れると言われていますが、まず顔を隙間に入れてみて、ヒゲを使って空間の広さを確認しています。
猫のヒゲから感情を読み解くこともできます。下向きのときはリラックスあるいは体調が悪い時、上向きのときはうれしいときなど、いろいろな感情を表しますので、ぜひよく観察してみてください。
猫は顔が通る広さであればどんな隙間も通れると言われていますが、まず顔を隙間に入れてみて、ヒゲを使って空間の広さを確認しています。
猫のヒゲから感情を読み解くこともできます。下向きのときはリラックスあるいは体調が悪い時、上向きのときはうれしいときなど、いろいろな感情を表しますので、ぜひよく観察してみてください。
Q.3 猫のヒゲについて「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です
正解は「基本的に生え変わることはない」です。
すでにお伝えしているように、猫のヒゲにはさまざまな役割があるため、切ったり抜いたりしてはいけません。猫のヒゲは半年に一度、換毛期に合わせて自然と生え変わりますので、数本落ちているのを見つけても気にする必要はないでしょう。
しかし、大量に抜け落ちていたり切れていたりする場合は、猫にきびや猫エイズの可能性も考えられますので、すぐに動物病院を受診してください。
また、猫が強いストレスを感じると、血行が悪くなり毛やヒゲが抜け落ちることがあります。病気の可能性がない場合はストレス性の脱毛が疑われますので、原因を突き止め、環境を改善していあげましょう。
しかし、大量に抜け落ちていたり切れていたりする場合は、猫にきびや猫エイズの可能性も考えられますので、すぐに動物病院を受診してください。
また、猫が強いストレスを感じると、血行が悪くなり毛やヒゲが抜け落ちることがあります。病気の可能性がない場合はストレス性の脱毛が疑われますので、原因を突き止め、環境を改善していあげましょう。
問正解/
問中
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
猫のひげを切るのはNG!猫のひげの6つの役割と病気のサインとは
結果発表
問正解/
問中
【クイズ】猫飼いさんは知っておきたい猫エイズってどんな病気?
本記事では、猫エイズについてクイズ形式で解説していきます。
それではさっそく、猫エイズクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫免疫不全ウイルス感染症、いわゆる猫エイズについて「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ヒトにも感染する人獣共通感染症である」です。
猫エイズの原因である猫免疫不全ウイルス(FIV)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に類似していますが、ヒトには感染しません。愛猫からの感染を恐れることなく、しっかりとケアしてあげましょう。
ウイルスは唾液中に存在するため、ケンカなどによる咬傷が主な感染経路です。そのため、不特定多数の猫と接触する機会がある屋外飼いの方がFIVに感染するリスクが高まります。
また、日本国内でもワクチンが販売されていますが、FIVは複数のタイプがあるため、ワクチンで100%予防できるわけではありません。事前に獣医師と話し合い、必要性を確認してから、ワクチン接種を受けるか判断しましょう。
ウイルスは唾液中に存在するため、ケンカなどによる咬傷が主な感染経路です。そのため、不特定多数の猫と接触する機会がある屋外飼いの方がFIVに感染するリスクが高まります。
また、日本国内でもワクチンが販売されていますが、FIVは複数のタイプがあるため、ワクチンで100%予防できるわけではありません。事前に獣医師と話し合い、必要性を確認してから、ワクチン接種を受けるか判断しましょう。
Q.2 猫エイズについて「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「感染したらすぐにワクチンを接種する」です。
猫エイズに感染してからワクチンを接種しても効果はなく、直接的な治療法はありません。発症してしまった場合は、ステロイドや抗菌薬を用いた対症療法が行われます。
診断は血液検査等で行われますが、簡易キットを用いれば、少量の採血で検査が可能です。ただし、感染してから約4週間は陰性の結果が出てしまいますので、他の猫と接触があった直後に検査しても正しい診断はできません。
猫エイズは無症状でも他の猫に感染します。安易に不特定多数の猫と接触しないように注意しましょう。
診断は血液検査等で行われますが、簡易キットを用いれば、少量の採血で検査が可能です。ただし、感染してから約4週間は陰性の結果が出てしまいますので、他の猫と接触があった直後に検査しても正しい診断はできません。
猫エイズは無症状でも他の猫に感染します。安易に不特定多数の猫と接触しないように注意しましょう。
Q.3 猫エイズの症状として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「感染したら必ず発症する」です。
猫エイズは以下の5つの病態に分けられます。
②無症候性キャリアー期は、数カ月から数年継続するとされており、症状が現れないまま亡くなることも少なくありません。
④エイズ関連症候群期では、口内炎、歯肉炎、消化器症状、呼吸器症状、皮膚病変など、免疫異常に伴う症状が現れます。
⑤エイズ期では免疫不全による症状が進行し、種々の感染症(日和見感染)、貧血、腫瘍(特にリンパ腫)、神経症状、重度の痩せ、衰弱が見られます。エイズ関連症候群期からエイズ期までは1年以内に移行し、余命は数カ月という報告もあります。
①急性期①急性期では発熱、リンパ節腫大、白血球減少、貧血、下痢などの症状が見られます。
②無症候性キャリアー期
③持続性全身性リンパ節症期
④エイズ関連症候群期
⑤エイズ期
②無症候性キャリアー期は、数カ月から数年継続するとされており、症状が現れないまま亡くなることも少なくありません。
④エイズ関連症候群期では、口内炎、歯肉炎、消化器症状、呼吸器症状、皮膚病変など、免疫異常に伴う症状が現れます。
⑤エイズ期では免疫不全による症状が進行し、種々の感染症(日和見感染)、貧血、腫瘍(特にリンパ腫)、神経症状、重度の痩せ、衰弱が見られます。エイズ関連症候群期からエイズ期までは1年以内に移行し、余命は数カ月という報告もあります。
問正解/
問中
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【獣医師監修】猫エイズって知ってる?猫免疫不全ウイルス感染症を解説
結果発表
問正解/
問中
【獣医師監修】猫エイズって知ってる?猫免疫不全ウイルス感染症を解説
猫免疫不全ウイルス感染症って何?

猫免疫不全ウイルス感染症の症状

①急性期
発熱、リンパ節腫大、白血球減少、貧血、下痢などの症状が見られますが、猫免疫不全ウイルス感染症に特異な症状は現れません。この期間は感染後、約数週間から4カ月程度持続します。②無症候性キャリアー期
「無症候」の名の通り、症状が現れることはありません。この時期は猫の個体によって、あるいはウイルスの病原性の強さによっても異なりますが、数カ月から数年継続するとされています。③持続性全身性リンパ節症期
全身性のリンパ節腫大以外の症状はなく、臨床的に明確ではない時期です。この時期は2カ月から4カ月、あるいはそれ未満と言われています。④エイズ関連症候群期
口内炎、歯肉炎、消化器症状、呼吸器症状、皮膚病変など、免疫異常に伴う症状が現れます。特に、口内炎や歯肉炎を訴える頻度が高いように思われます。⑤エイズ期
免疫不全による症状が進行する時期です。エイズ関連症候群期の症状が重篤化するとともに、種々の感染症(日和見感染)、貧血、腫瘍(特にリンパ腫)、神経症状、重度の痩せ、衰弱が見られます。エイズ関連症候群期からエイズ期までは1年以内に移行し、余命は数カ月という報告もあります。猫免疫不全ウイルスの感染経路

猫免疫不全ウイルス感染症の予防

ワクチン接種
現在、国内においてもFIVに対するワクチンが販売されています。 しかし残念ながら、ワクチン接種によって感染が100%予防できるかは疑問です。事前に獣医師と話し合い、必要性を確認してから、ワクチン接種を受けるか判断しましょう。 また、感染後のワクチン接種は無意味であるため、FIV感染の有無を検査してから、ワクチンを接種してください。他の猫との接触を避ける
咬傷による感染が主である以上、他の猫との接触が最大の感染リスクです。 完全室内飼いにして外には出さないことや、病歴不明の猫と一緒にしないことが大切です。また、多頭飼育で感染した猫がいる場合は、必ず他の猫から隔離しましょう。猫免疫不全ウイルス感染症の診断

簡易キットによる診断
FIV構成蛋白に対する抗体を検出する簡易キットを用いれば、少量の採血で検査が可能です。ただしこのキットは感染約4~6週間後から感染を確認できるもので、それより前では陰性と判定されてしまうため、注意が必要です。血液検査
特異な所見はありませんが、感染末期には赤血球や白血球の減少、高γグロブリン血症が認められます。 敗血症などのリスク判定のためにも、定期的な白血球数の推移を観察します。猫免疫不全ウイルス感染症の治療

ステロイド
口内炎や歯肉炎に対して、炎症の軽減を目的に使用しますが、この口内炎や歯肉炎は治りにくい性質であることが多く、症状の改善が見られない場合があります。その際にはヨード剤の塗布などによって、少しでも口の中の痛みが取れるように処置を行います。抗菌薬
感染末期には、上部気道炎、膿胸、腸炎などが起こり、細菌や真菌感染の予防のためにさまざまな抗菌薬を用います。 しかし、これら感染症もまた治りにくい性質であることが多く、耐性菌の出現も頻繁に起こることから、抗菌薬は薬剤感受性試験によって慎重に選択します。輸血
エイズ関連症候群期には、軽度から中程度の貧血が見られる場合があり、貧血が進行した時には輸血を検討します。また、血小板の減少に対して輸血を行います。まとめ
