愛犬のエネルギー発散足りてる?手軽にできるおすすめの発散方法4選

みなさんは、愛犬のエネルギー発散が日常的に十分できていると思いますか。そしてお散歩以外のエネルギー発散の方法と言われてどんなことを思いつくでしょうか。

犬は人が思うよりも体力がしっかりあり、年齢や愛犬の体力にもよりますが一日2回、30分程度のお散歩ではエネルギーが十分に発散されていないことが多いと考えられます。

そこで今回は、ご自宅でも飼い主と一緒にできる発散方法を紹介していきます。

エネルギーの発散不足によるデメリット

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具体的な発散方法を紹介する前に、エネルギー発散が十分にできないことによるデメリットを紹介します。発散不足は、愛犬にとってストレスになりますが、飼い主にとっても問題行動と言われる困った行動が出やすくなります

問題行動としてよく聞かれるものとしては、(甘)噛み、日中の吠え、夜鳴き、早朝吠え、食フンではないでしょうか。いずれも発散が足りていないことが原因で起こっているものが多いはずです。もちろん他にも原因がある場合や発散とは全く別のことが原因になっていることもありますが、特に子犬のうちは発散量が大きく関係しているでしょう。

発散方法①飼い主さんとのおもちゃ遊び

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おもちゃ遊びは、愛犬におもちゃを渡すだけでは意味がありません。発散をしてもらうためには、愛犬とおもちゃの引っ張りっこや、おもちゃを投げて持ってきてもらうなど、飼い主も一緒になって遊ぶことが大切です。

愛犬がしっかりと全身を使って、楽しそうに遊べているか確認してみましょう!

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発散方法②知育玩具

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知育玩具とは、おやつやフードを中に入れ、それを愛犬が頭を使って、取り出し、食べられるようになっている玩具です。

人に飼われている犬は、野生の犬のように獲物を見つけ、仕留めて食べるといった狩猟行動をすることはありませんが、知育玩具を使うことでで、その中におやつがあることに気付き、どのようにしたらそれが食べらえるかを考え、実際に前脚やマズル、口を使って取り出し、食べるという行動が取れます。

この一連の行動では、獲物を取る感覚にやや近い体験ができ、本来犬が持つ行動を発現できる場を作ることで、環境エンリッチメントにも繋がります

知育玩具使用時の注意点

  • 一回の使用は10-15分程にしましょう。長時間の使用は、飽きや知育玩具の破壊、誤飲の可能性があります。
  • 使用後は食器用洗剤などで洗い清潔に保ちましょう。汚れていると、使わない子もいます。
  • はじめは簡単なレベルにし、少しやればおやつが出てくるように調整しましょう。いきなり難しくすると、おやつが得られず知育玩具へモチベーションが下がり、興味を失う可能性があります。

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発散方法③ノーズワーク

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ノーズワークとは、犬が優れた嗅覚を使って決められたニオイやおやつを見つける仕事や遊びです。「嗅覚を使う」といってもイメージし辛いかもしれませんが、ニオイを嗅ぎ分けターゲットとなるニオイやおやつを見つけ出すことは、人が想像する以上に体力も使い良い発散ができます。

ご自宅でもお部屋の様々な場所や段ボールなどの空き箱におやつやフードを隠すことで、ノーズワークを行うことができます。最近では手軽にノーズワークができるノーズワークマットなども多く売られています。

ノーズワークをやる際の注意点

  • いきなり難しくせず、易しいレベルからスタートしましょう。初めから難しいと見つけられずにノーズワークが楽しくないものになる可能性があります。
  • ノーズワーク中は静かに見守りましょう。近くで動いたり声を掛けられると集中がしにくくなってしまいます。答えを教えるのもNGです!
  • 一回10分程度のノーズワークを2~3回やったら休憩しましょう。やりすぎると飽きにも繋がります。


発散方法④刺激のあるお散歩

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毎日行くお散歩は、マンネリ化しやすいのではないでしょうか。しかし、愛犬にとっては一日の中で数少ないお外に出られるチャンスです!ゆったり歩くお散歩も時には良いですが、愛犬が元気いっぱいの時には様々な方法で刺激のあるお散歩にしましょう。

  1. 色々な道を歩きましょう。朝と夕方では違う道をお散歩するのがおすすめです。
  2. 歩くだけでなく、ゆったり走る、思い切り走るなど、歩くスピードもランダムに変えるのもいいでしょう。
  3. 安全な場所でロングリードを使い、外でのおもちゃ遊びもいいでしょう。ご自宅で行うおもちゃ遊びとはまた違った雰囲気になり、さらに楽しめるかもしれません。
  4. お友達犬と一緒にお散歩するのもたまには良いのではないでしょうか。もちろん愛犬が他の犬といることが苦にならないことが大前提です。
  5. たまには遠出も良いでしょう。普段とは違う場所を歩くことは愛犬にはもちろん飼い主にとっても良い気分転換になるでしょう。

当然ですが、お散歩は安全第一で行いましょう。慣れているお散歩も危険は常にあることを意識し、安全で刺激のあるお散歩を心掛けてみてください。

まとめ

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初めの章で「問題行動」と記載していますが、この問題行動はあくまでも人間都合の話であり、愛犬からすれば当然の行動です。むしろ人間が問題行動とする行動をしなくてはいけない状況であることが、愛犬からすると問題でありその問題解決のためには十分なエネルギーの発散が必要です。

人間からみた問題も、愛犬からみた問題もどちらも発散で改善できることもあります。改めて愛犬の発散が足りているか考え、いつもとは違う良い刺激や楽しみを日常にプラスしたり、十分な発散の場を作り、愛犬の生活の質をアップさせてあげることをおすすめします。

[子犬の甘噛み]叱る前に知ってほしい原因と対策

犬のお悩みでよく聞かれる甘噛み。噛まれると痛いこともあり、叩いたり、大きな声を出して叱ったりしていませんか?しかし、それでは逆効果です。

愛犬の甘噛みをやめさせるには、しっかりと原因を知り、正しい方法で対応する必要があります。

今回は、子犬の甘噛みの原因と対策について詳しく解説していきます。

甘噛みとは

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甘噛みは子犬の頃よく見られる行動で、攻撃的で相手を傷つけることが目的ではなく、別の目的で人の手や足、物などをハムハムと噛む行動を指します。

犬としては相手を傷つけるつもりがなくても、月齢が上がるにつれて噛む力も強くなり、人からすると痛いと感じることも多々あります。

叱っても意味がない?

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みなさんは甘噛みをどのように対処していますか。「痛い!」「いけない!」「ダメ!」などと言葉で叱っていますか?それとも口を強く掴んだり、身体を抑えつけたりたりして叱っていますか?

これらの対応はどれもオススメしません。なぜなら犬には人の言葉が理解できないからです。「𠮟っているのに全然やめないんです」という飼い主さんがいますが、これは残念ながら当然です。

また、身体的に圧をかけたり行動を制限をするのもやめましょう
愛犬にとってそれが恐怖を感じるものとなれば、甘噛みの対処という範囲を越えて、飼い主さんとの関係性を壊しかねません。関係性を構築しなければいけない大切な時期に大きな悪影響を及ぼす可能性があるため注意しましょう。

甘噛みをする4つの原因

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甘噛みの主な目的や原因には何があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

1. 物を確かめるため

人が手で触って物を確かめるように、犬は噛むことでそれがどんな物かを確かめます。
噛むという行動は犬にとって当たり前で、生きていくうえで必要な行動であり、子犬の時期は特に頻繁に行います。

2. 歯の生え変わり時期でムズムズしているため

生後4~6ヶ月頃になると乳歯が抜けはじめる子が多いです。この時期になると歯がムズムズし、何かを噛みたくなります。

3. 有り余る体力を発散するため

子犬も体力は日に日に増していきます。そんな時に遊びや運動・刺激が足りないと、発散不足となり、噛むことで発散をしようとします。

4. 人の手や足が動いていて面白いため

動くものを追いかける習性を持つ犬には、自分の目の前で俊敏に動く人の手や足は楽しいおもちゃになりやすく、追いかけたり噛んだりして、遊ぼうとします。

甘噛みをやめさせるのは難しい

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噛む行動は犬にとっては必要な行動で、その行動をやめさせることは難しく、かつ酷です。人で考えれば、手を使うのは基本的に禁止で、物を食べる時のみ手を使って良いと言っているようなものです。

ですので、噛むことを辞めさせるのではなく、噛んでも良い適切なものを用意するとともに、しっかりと噛む以外に欲求を発散する機会を毎日作ることが大切です。

人の手を噛む場合は、愛犬の前では手をゆっくりと動かし素早く動く楽しいものという印象を与えないようにします。
また、手を噛もうとする仕草がみられたら、噛めないように手を上げたり後ろにしたりして、手を噛むことが癖にならないようにすることも大切です。

噛みたい欲求を発散させる方法

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①おもちゃ遊び

引っ張りっこやもってこい遊びなど、愛犬がしっかり体を動かせるように一緒に遊んであげてください。
おもちゃを愛犬に渡しただけでは体を動かさないことが多いため、飼い主さんも一緒に楽しみながら遊んであげましょう。

②知育玩具を使う

知育玩具におやつやフードを入れ、噛んだり転がしたりして中身のフードを取ることで、ストレスを発散したり噛みたい欲求を満たしたりすることができます。
中に入っているおやつをどうすれば食べられるかを考えなければいけないため、体力を使う遊びとは違った刺激を得られます。


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③ノーズワーク

ノーズワークとは、犬が鼻を使って食べ物を探し当てるゲームです。隠されたおやつやフードを、嗅覚を使って探し当てることで良い刺激・疲れとなります。手軽にできるものとして「ノーズワークマット」なども販売されています。
 


④お散歩

外の空気を吸い、外でしか聞けない音を聞き、人・犬・物を見ることで家にいると感じられない刺激や疲れを得られます。

お散歩も毎日同じような道でなく、色々な道を歩くことも大切です。ワクチンの関係で外を歩けない場合は、抱っこ散歩をしてあげるだけでも十分な刺激となり、様々な慣れにも繋がります。

まとめ

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甘噛みはお悩みになりやすいですが、原因を考え、適切な対策をしてあげることが大切です。

体力を十分に発散し、噛みたいという欲求をしっかり満たすことは、愛犬の生活の質をあげることにも繋がります。叱られてばかりでは、愛犬は萎縮するばかりで飼い主さんとの日々を楽しめず、辛い日々となってしまいます。

飼い主さんも愛犬も幸せに暮らせるよう、愛犬をしっかりと理解し、飼い主さんが愛犬が生活しやすい環境や機会を提供してあげましょう。

ワンプロって何?犬のじゃれ合いのメリットと注意点をご紹介

「ワンプロ」という言葉をご存知ですか?愛犬を紹介しているSNSなどで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
ワンプロとは、犬同士が遊びとしてじゃれ合いをすることです。

初めて見ると「喧嘩かな?」と心配になる方も多いと思いますが、ワンプロは犬同士の社会勉強やコミュニケーションに繋がる遊びです。

今回は、ワンプロについて、そのメリットと注意点、喧嘩との見分け方をご紹介します。

ワンプロとは?

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ワンプロとは、「ワンちゃんのプロレス」の略で、犬同士が遊びとしてじゃれ合いや取っ組み合いをすることです。

ドックランに遊びに行く際や、多頭飼いをしている方は一度は見たことがあるのではないでしょうか。
見たことがないという方は、以下の動画をご覧ください。

ワンプロでは、甘噛みで噛み付く、前足で戦う、上に乗っかる、追いかけ合うなどの様子が見られます。

激しく取っ組み合いをすることも

初めて見ると「喧嘩しているのかな?」「怪我の危険性は?」と心配になる方も多くいると思います。

犬によっては、とても激しい取っ組み合いを見せる場合もあるのですが、お互いちゃんと力の加減をしています。
逆にいうと、お互いが力の加減をできる相手以外とのワンプロは危険です。怪我を防ぐために気をつけたいことは、「ワンプロの注意点」の章でご説明します。

ワンプロのメリット

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ただ遊んでいるだけに見えるワンプロですが、実は子犬の社会性の発達や犬同士のコミュニケーション方法としてとても大切な役割を持っているのです。

1. 子犬が社会性を身につけることができる

子犬の時期に他の犬とじゃれ合うことで、コミュニケーションの方法や自制心などの社会性を身につけることができます。
犬とじゃれ合う中で、「ここまでなら噛んでも痛くない、これ以上は痛い、しつこいと嫌がられる」といったことを学んでいるのです。

これは犬同士で仲良くするためだけでなく、人間と一緒に暮らす上でも役に立ちます。攻撃的にならずに、他の犬や人間と上手に関係を築き上くために重要なことなのです。

2. 犬同士のコミュニケーションになる

子犬でなくても、犬同士でじゃれ合うことでお互いを理解し仲を深めることができます。
一方で、相性が合わないと喧嘩に発展する可能性があります。

怪我にならない程度のちょっとした喧嘩であれば、犬同士で和解したり適切な距離をとったりするためのコミュニケーション方法になることもあるようです。

次の章では、ワンプロによる怪我を防ぐために飼い主さんが注意したいことをご紹介します。

怪我を防ぐために!ワンプロの注意点

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様々なメリットがあるワンプロですが、犬の安全を守るために注意しなければならないことを4つご紹介します。

1.体格差や年齢を考慮する

ワンプロ相手の体格や年齢を確認しておきましょう。
遊びでじゃれ合っているつもりでも、体格差のある犬同士だと思わぬ怪我につながる可能性があります。

特に、子犬やシニア犬がじゃれ合う際は、同じくらいの体格・体力・力量の相手に留めておくことが必要です。

2.犬同士の相性を見極める

犬同士の相性は、ワンプロの際に最も考慮するべきポイントかもしれません。

特に注意が必要なのは、生後6ヶ月から1歳前後のオス同士です。
犬の思春期とも言われるこの時期は、経験が浅く自己主張が激しいため、ワンプロが喧嘩に発展しやすいです。未去勢だとよりエスカレートしやすい傾向にあります。

実際に遊ばせる前に、愛犬の性格と相手の子の性格を把握しておきましょう。

3.休憩を挟む

遊んでいる最中に楽しくて興奮し過ぎてしまうと、怪我や喧嘩への発展に繋がりかねません。

興奮した様子が見られたら、一時的に休憩させましょう。「オイデ」などのコマンドや、興味を示す音や言葉を聞かせて、愛犬の注意を飼い主さんに向けさせると良いです。

4.喧嘩に発展する前に止める

最初は遊んでいるように見えても、だんだんと興奮して喧嘩に発展してしまうことがあります。

吠える声や噛み方の変化などをすぐに確認できるように、犬同士の様子をしっかり見守っておきましょう。そして、喧嘩に発展しそうな兆候が見られたら、速やかに相手の犬と距離を保つなどの対応をしてあげてください。

次の章では、遊びと喧嘩の見分け方についてご紹介します。

遊びと喧嘩の見分け方

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遊びと喧嘩を飼い主さんが見分けることは、犬が適切にコミュニケーションを取り、怪我を回避するためにも重要です。

遊んでいる時の様子

  • 甘噛み
  • ずっと同じ所を噛まない
  • 吠える声のトーンが普段のおもちゃ遊びの時と同じ
  • 尻尾を元気に振っている
  • ごろごろと地面を転がる
  • プレイバウの姿勢を取っている(前足を地面につけ、お尻を高く持ち上げる姿勢)
  • 追いかける/追いかけられるを交互に繰り返す

喧嘩をしている時の様子

  • 歯茎を見せるほど牙をむく
  • ずっと同じ所を噛んでいる
  • ずっと馬乗りになる
  • 毛が逆立つ
  • 突進する
  • 動きが強張る
  • 一方的に追いかけ回す

個体差もあるため、愛犬の普段の様子に加え、過去に攻撃的になった際の様子も把握しておくことで、いざというときの変化に気がつきやすくなります。

まとめ

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社会性が身につき、犬同士の仲が深まるワンプロ。子犬の時によくワンプロで遊んだ犬は、他の犬との関係の作り方が上手になります。
そのため、喧嘩だと決めつけて無闇に引き離すことはお勧めしません。

一方で、相性や体格差、犬の気分や体調を飼い主さんがしっかり考慮し、喧嘩に発展しないように見守ることも必要です。
注意点を守りながら、愛犬を安全に楽しく遊ばせてあげるようにしましょう。

【猫クイズ】猫がふみふみするのはなぜ?気になる猫の習性の理由

猫を飼っている方は、猫の何気ない行動に対し、ふと「なぜ猫はこんな行動するんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?飼い主をメロメロにする猫のさまざまな行動には、実は深い理由があるのです。

この記事では、猫という動物の習性から、何気ない行動の理由をクイズを通して紹介していきます。

それではさっそく、猫の習性クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫が毛布や人のお腹をふみふみするのはもともと何のため?
正解です!
不正解です!
正解は「母猫の母乳を出しやすくするため」です。
生まれたばかりの子猫は、母猫の母乳の出をよくするために前足でふみふみ揉みながら乳を吸います。成長して大きくなった後でも、毛布などの温かくて柔らかいものに触れると、その時の名残でふみふみすることがあるようです。

ふみふみしている時の猫はとてもリラックスしており、至福のひとときだと感じているようですので、静かに見守ってあげましょう。
Q.2 猫が顔をスリスリしてくるのはなぜ?
正解です!
不正解です!
正解は「自分の匂いをつけるため」です。
猫が人に体を擦り付ける行為は、愛情表現だと思われがちですが、猫がスリスリするこの行為は自分の匂いをつけるために行っているものです。

飼い主が帰ってきたときや、見知らぬ人が家に上がってきたときなどによくこの行動が見られますが、それは他の匂いを自分の匂いで消して、不安を取り除こうとするためといえるでしょう。
Q.3 猫の甘噛みについて「適切でない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「甘噛みしたら叩いてしつける」です。
子猫の甘噛みは遊びの延長、愛情表現、撫で過ぎ、歯が痒い、刺激不足などが理由として考えられます。 甘噛みしてくる子猫の様子はとても愛らしいものですが、放っておくと噛み癖がついてしまうかもしれません。噛まれた時は、遊びを中断して無視するのがしつけの原則です。

叩いたりするなど暴力的な手段を取るのは、猫を怖がらせるだけですし、動物愛護の観点からも看過できない行為です。行動を直すきっかけとはならないので絶対にしないでください。
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今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
【前編】猫を飼う前に知っておこう。猫の主な10の習性を紹介
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【犬の甘噛みクイズ】犬が甘噛みする理由は?対策法は?

「咬み」は、犬の飼い主が困っている3大問題行動のうちの1つです。
「人を咬んで困っている」という飼い主は意外と多いのですが、一言で「咬み」といっても、出血の伴わないものもあれば、大怪我に繋がるものもあります。家庭犬の場合、いきなり人を「咬む」ということは少なく、はじめのうちは人を咬む前にモノなどを噛んで遊ぶ「甘噛み」が見られます。これがどんどん悪化していき、最終的に人を咬むことに繋がると言われます。

そこで今回は、犬の「甘噛み」の正しい知識をクイズ形式で身につけていきましょう。
Q.1 甘噛みについて「適切ではない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「何もしなくても自然と直る」です。
「甘噛み」とは、人の手や他の犬などを軽く噛むことを言います。本当に軽く噛む、もしくは歯を当てるだけなので、血が出るようなことはなく、ついつい放置してしまいがちです。

特に幼犬の時に見られる行動のため、痛くもなく、じゃれているようにも見えてしまいます。幼犬が手や足にじゃれてくるのですから、中には「かわいい」と思い、そのまま一緒に遊んでしまう飼い主も少なくないのではないでしょうか。

しかし、これを放っておくと出血や肉がえぐれるような大怪我をしてしまう「本気咬み」へと発展することがあります。「本気咬み」に発展してしまうと、直すのが大変になるだけでなく、完全にやめさせることが難しいケースも出てきます。こうなると、お金も時間もかかってしまう上に、他人を怪我させてしまう可能性も出てきます。必ず幼犬の時にやめさせるようにしましょう。
Q.2 犬が甘噛みをする理由として「適切ではない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「攻撃的になっている」です。
幼犬の頃は歯の生え変わりにより、歯の周りがむず痒くなり甘噛みをすることがあります。放っておいても歯が生え変われば、自然となくなります。

また、甘噛みはコミュニケーションを取ったり、遊んでもらえると勘違いしてやってしまうことが多く、危害を加えることを目的にすることは基本的にありません。特に、甘噛みの時に、飼い主が一緒に遊んでしまったりすると、犬も嬉しくなってしまい、結果的に一緒に遊ぶことがご褒美となり、甘噛みをする行動が定着してしまいます。そして、最終的には「人に歯を当てることが悪いことではない」と犬は学習していきます。
Q.3 犬の甘噛み対策で「適切ではない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「たまにはそのまま遊んであげる」です。
「甘噛み」を直す際のポイントは以下の三つです             
     
  • できるだけ大声を発し、ビックリさせる
  •  
  • 甘噛みされたら、その瞬間に反応する
  •  
  • 一貫して「痛い」と言い続ける
  •             
玩具遊びなどを通じて「甘噛み」を誘発し、犬の歯が自分の手に少しでも当たったら、その場で「痛い!!」と低く、そして大きな声で発しましょう。「甘噛み」されて少し時間が経ってから、「痛い!!」と言っても、犬には何も伝わりません。そして、そのまま遊ぶのを止めて、無視したり部屋から出ていってしまいましょう。これを何度も繰り返すことで、「人の手に歯が当たると、痛いって言われるし、玩具遊びも終わってしまうし、一人ぼっちにされてしまうのか」と理解をするようになります。

「甘噛みをされた、かわいい!」とついついそのまま一緒に遊んでしまっていると、甘噛みは直りません。エスカレートしていくと、噛む力が強くなり咬傷事故に繋がる恐れもありますので、できるだけ早く直すことが大切です。
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【甘噛み対策】本気咬みになる前に、甘噛みを直す3つのポイント
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【前編】猫を飼う前に知っておこう。猫の主な10の習性を紹介

猫を飼うのであれば、猫という動物が持つ習性を理解しておく必要があります。 猫が何を考えているのか、猫はどのようなことを好むのか、猫の生活環境はどのようにセットアップするべきなのか、そして猫はどうやってしつけすればいいのかは、全て猫の習性からわかってくることだからです。 この記事では、猫を動物という観点から捉えて、その習性を紹介していきます。

毛布やお腹をふみふみする

生まれたばかりの子猫は、母猫の乳の出をよくするために前足でふみふみ揉みながら乳を吸います。 成長して大きくなった後でも、毛布などの温かくて柔らかいものに触れると、その時の名残でふみふみすることがあるようです。 ふみふみしている時の猫はとてもリラックスしており、至福のひとときだと感じているようです。心から寛いでいるので、このような時は静かに見守ってあげましょう。

手を甘噛みしてくる

あくびして牙の出た猫 子猫の甘噛みにはたくさんの理由が考えられます。 遊びの延長、愛情表現、撫で過ぎ、歯が痒い、刺激不足などが甘噛みする理由として考えられます。 甘噛みしてくる子猫の様子はとても愛らしいものですが、放っておくと噛み癖がついてしまうかもしれません。噛まれた時は、遊んでいても中断して無視するのがしつけの原則です。 また、猫の甘噛み対策としては次のことも有効です。
  • 長時間撫でない
  • おもちゃなどを噛ませる
  • 満足するまで遊んであげる
叩いたりするなど暴力的な手段を取るのは、猫が怖がるだけで行動を直すきっかけとはならないのでやめておきましょう。 猫との絆を深めながら、噛み癖が治るのを気長に待つことがとても重要です。 猫に手を噛まれた時の対処方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
撫ででいるとき突然、猫に噛まれた!原因と対処のポイント2つ

顔をスリスリしてくる

女性に撫でられてる猫 猫が人に体を擦り付ける行為は、愛情表現だと思われがちです。 飼い主がついそう思ってしまう気持ちはわかりますが、実はこの猫がスリスリする行為は自分の匂いをつけるために行なっているものです。 猫の体には匂いを分泌する臭腺がいくつかありますが、スリスリする時に使っているのは頭と尻尾にある臭腺です。 猫がスリスリしてくる行動を思い出してみると、頭を擦り付けたり尻尾を巻きつけてきたりしているはずです。 飼い主が外出から帰ってきたときや、見知らぬ人が家に上がってきたとき、よくこの行動が見られますが、それは自分の匂いで他の匂いを消して、不安を取り除こうとするためと言えるでしょう。 猫が体を擦りつける行為は、安心したいためというのが主な理由ですが、構って欲しいというアピールの時もあります。 体を擦り付けた時に構ってもらえたり撫でて可愛がってもらえたりすると、学習能力の高い猫は構って欲しいときに体を擦りつけるようになるからです。 猫のボディーランゲージについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
猫のものぐさ感情表現?よく見られる尻尾のボディランゲージ7つ

自由気ままに単独行動

群れで集団生活する犬は、絶対的な権威を持つリーダーに服従する動物だと言われています。犬が飼い主に見せる忠誠心は、犬のこの習性からきているのではないかと考えられていました。 既に現代では否定されていますが、アルファシンドロームは、群れで過ごすオオカミのこの習性から生じていると考えられていました。 一方、遥か昔から単独行動で生活することの多かった猫は、リーダーを必要としていないので、飼い主に対する忠誠心もありません。 猫は自らの行動を、全て自分の判断で行います。飼い主に高圧的な態度を取られたり、行動を強制されることを嫌います。 猫がプライドが高く、マイペースで気分屋と言われるのはこういう習性からきていると考えられます。

縄張りを大切にする

段ボールに入っている猫 ライオンを除くネコ科の動物は、普段、単独で縄張りを作り、その維持管理のために定期的に点検を行いながら暮らしています。 爪研ぎ、擦り付け、排尿排便などのマーキング行動は、他の猫に対して自らの縄張りを示すための行動でもあります。 猫にとっての縄張りとは、生きていくために必要な食べ物や水、寝床を確保し、繁殖を行うために必要不可欠な空間です。 完全室内飼いの猫にとっての縄張りとは、家の中の空間だけになります。 猫は縄張りを広さではなく質で選ぶため、縄張りの条件さえ満たしていれば室内でも十分に満足して生活することができます。

前編のまとめ

猫癒し 猫の特徴はマイペースで甘えん坊。自分が甘えたいときや構って欲しいときたはすり寄ってきますが、そんな気がないときにスキンシップを取ろうとすると、逃げていってしまうこともあります。しつこく撫でていると、嫌がって引っかかれてしまうこともあるようです。 ただ、その分、自立心が強く、犬のように手がかからないのも昨今の人気の理由かもしれませんね! とはいえ、一つの命ですから、気軽に飼うことは決して許されません。犬ほど手がかからないからという理由で飼い始めてしまうと、爪研ぎや撫でている最中に引っかかれたりした時に後悔することになります。飼い主と猫の双方にとって良い関係にできるよう、よく検討した上で飼い始めるようにしましょう。

【甘噛み対策】本気咬みになる前に、甘噛みを直す3つのポイント

「咬み」は、日本の飼い主さんが困っている3大問題行動のうちの1つです。他の2つは「吠え」や「トイレ」と言われています。 「吠え」についてお困りの方は、こちらもご覧ください。
問題行動ワースト1!吠えをやめさせる3つの方法
また、「トイレ」のトレーニング方法については、こちらもご覧ください。
愛犬のトイレの失敗は3つのポイントを抑えれば克服できる!
「人に咬みついてしまい困っている」という飼い主さんは意外と多いのですが、一口に「咬む」と言っても、大きく2つの「かみ」に分けられます。 1つは「甘噛み」と言われるもので、噛まれても血が出るようなことはほとんどありません。もう1つは、「本気咬み」と言われるもので、これは咬まれると大怪我につながる深刻なものです。 この2つはとても深い関連性があり、「甘噛み」を放置することで、「本気咬み」へと発展することがあるとされています。インターネットを検索しても、順序立ててうまく対策を説明されている記事が少ないようです。そこで、今回は、その「甘噛み」の正しい直し方を見ていきたいと思います。

甘噛みって?

玩具を甘噛みする幼犬 「甘噛み」とは、人の手や他の犬などを軽く噛むことを言います。本当に軽く噛むだけなので、血が出るようなことはあまりなく、ついつい放置してしまいがちです。 特に、幼犬の時に見られる行動のため、痛くもないし、じゃれてくるようにも見えてしまいます。幼犬が手や足にじゃれてくるのですから、中には、「かわいいー」と言って、かまってしまい、そのまま一緒に遊んでしまう飼い主も少なくないのではないでしょうか。 でも、これ、放っておくと出血してしまったり、場合によっては肉がえぐれるような大怪我をしてしまう「本気咬み」へと発展することもあります。「本気咬み」に発展してしまうと、直すのが大変になってきます。お金も時間もかかってしまうので、幼犬の時に直しておくことが重要です。

どうして甘噛みするの?

どうして、幼犬の時に「甘噛み」をするのでしょうか?以下の3つがその理由とされています。
  • 歯の生え変わりで痒い
  • コミュニケーション(かむ力のコントロールを覚えるため)
  • 游んでもらえると勘違いしている

歯の生え変わりで噛む

骨のおやつをかじる幼犬 この場合は、噛む玩具を与えてあげるようにしましょう。ホームセンターやアマゾンでも売られているため、購入しやすいものが多いです。 スリッパや靴などをカミカミするのは、これが理由かもしれません。これは、放っておいても歯が生え変わりさえすれば、自然と収まっていくので、それほど問題ではありませんが、「コミュニケーションのための噛み」なのか「生え変わりのための噛み」なのか、一見、判断しにくいのが問題です。 「噛む玩具」には、以下のようなものがありますので、幼犬の時は何かお気に入りの「噛む玩具」を与えておくと良いでしょう。

コミュニケーションで噛む

コミュニケーションする犬たち 犬は、人間のように会話ができないため、ボディランゲージを使ってコミュニケーションを取っています。好奇心が旺盛な幼犬の時は、臭いを嗅いだり、噛むことで、それがどういうものなのかを判別しようとします。 犬同士が游んでいるところを見たことはあるでしょうか?ゲージに入れずに展示を行うようなペットショップでは、幼犬同士がじゃれ合って游んでいる光景が見られます。これを良く観察してみると、犬同士が軽く噛み合って游んでいることがわかります。これがまさに、噛む力のコントロールを遊びを通じて覚えようとしている光景なのです。 幼犬は遊びを通じ、以下のことを学んでいます。
  • 「かむ」ことで、それが柔らかいのか硬いのかを知る
  • 「かむ」ことで、それが噛んでも大丈夫なのか、そうでないのかを知る
  • 「かむ」ことで、噛む力をコントロールすることを知る
幼犬の時の「甘噛み」を通じて、様々なことを学ぼうとしています。そのため、私たち飼い主は、適切なリアクションを取って、愛犬にフィードバックを返してあげる必要があるのです。

游んでもらえると思って噛む

手の上で寝る幼犬 これは、「コミュニケーション」を取ろうとして噛む行為が悪化していった先の行動とも言えます。 もうおわかりですよね?「甘噛みしてきた、かわいいー」と言って、一緒に遊んでしまっていると、甘噛みは直りません。そればかりか、「手は咬んでも良いものなんだ、これは游んでもらえる玩具なんだ」と犬が勘違いしてしまいます。 これがエスカレートしていくと、どんどん噛む力は強くなってきます。幼犬のときから飼育している場合は、いきなり強く咬んでくるようなことはないでしょう。放っておくことや興奮する癖がつくことで、徐々に咬む力が強くなっていきます。どこまでが大丈夫なのか(犬の場合、人に歯をあてることすらNGとすべきでしょう)?飼い主がきちんと教えてあげないと、そのまま流血に至るような事態にまで発展してしまう可能性があります。

甘噛み対策3つのポイント

ポイントを教える犬先生 さて、どうして「甘噛み」をするのか、理解頂けたところで、その直し方についてご説明していきたいと思います。直す際のポイントは、以下の3つです。
  • できるだけ大声を発し、ビックリさせる
  • 甘噛みされたら、その瞬間に反応する
  • 一貫して「痛い」と言い続ける

相手をビックリさせる

まずは玩具遊びなどを通じて、「甘噛み」を誘発するのが良いでしょう。 そこで、犬の歯が自分の手に少しでも当たったら「痛い!!」と低い大声で発しましょう。そして、そのまま遊ぶのを止めて、無視しましょう。部屋から出ていってしまうのも良いでしょう。 犬を一人ぼっちにしたら、すぐに元の部屋に戻って、また玩具遊びを再開します。これを何度も繰り返すことで、「人の手に歯が当てると、痛いって言われるし、玩具遊びも終わってしまうし、一人ぼっちにされてしまうのか」という理解をするようになります。 実はこれ、犬同士が游んでいる時にも見られる光景なのです。例えば、思っていたよりも強く相手を咬んでしまった場合、「キャン!!」と言われます。そして、「お前とはもう遊びたくない!」という感じで、暫くどこかへ行ってしまいます。でも、犬自身はすぐに忘れてしまうので、また戻ってきて再び遊び始めます。人間と遊ぶ時も同じように、振る舞うことで、噛む力をコントロールすることを覚えさせていくのです。

タイミングに気をつけよう

「甘噛み」されて5秒10秒してから、「痛い!!」と言ったところで、相手には何も伝わりません。咬まれたらすぐに反応することが大事です。 犬はすぐに忘れてしまう生き物なのです。今起きた出来事の直後に反応してあげることで、その出来事に対するフィードバックなのだなということを教えていくことができます。これは、他のトレーニングでも同じことですので、覚えておくと良いでしょう。

一貫してやり続ける

一貫して同じ反応を示すようにしていきます。 ある時は「痛い!!」と言われ、ある時は「游んでもらえ」ということでは、犬も混乱していってしまいます。複数人で犬を飼っているような場合は、皆でなるべく同じ反応を示すことができるように、皆で認識合わせをしておくと良いでしょう。お母さんには怒られるけど、お父さんは游んでくれる、ということが続くと、「お父さんは咬んでも良いのか」ということになりかねません。

終わりに

噛む玩具遊びをする幼犬 きちんと「甘噛み」の対策をしておくことで、「本気咬み」へと発展する確率をぐっと下げることができます。 幼犬のうちは、様々なことを色々な経験を通じて学んでいく、とても重要な時期です。社会化期とも呼ばれるこの時期に、適切な対処をすることで、成犬になってからの問題行動自体を減らすことができるのです。皆さんの愛犬が「良い子」へと成長し、人生のパートナーとして、幸せな犬生を過ごしてくれることを願っています。