【クイズ】猫の被毛の特徴とは?知っておきたい基礎知識
本記事では、猫の被毛についてクイズ形式で解説していきます。
それではさっそく、猫の被毛クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫の毛について「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「短毛でダブルコートの猫はいない」です。
日本でよく飼われている短毛の猫種の多くがダブルコートです。オシキャットやベンガルなどの猫種が短毛でシングルコートの被毛をもちますが、こちらの方が比較的珍しいです。
アンダーコートには体を保温する役割があり、換毛期にアンダーコートが抜けることで夏場の暑さに対応しています。
ダブルコートは上毛のオーバーコートと下毛のアンダーコートで構成されますが、シングルコートの場合はオーバーコートのみでアンダーコートは生えていません。そのため、シングルコートの猫には換毛期が無いとされていますが、まったく抜けないというわけでもありません。
また、毛量が多くても抜け毛が多いとは限らず、長毛でシングルコートの猫より短毛でダブルコートの猫の方が抜け毛は多い傾向があります。
アンダーコートには体を保温する役割があり、換毛期にアンダーコートが抜けることで夏場の暑さに対応しています。
ダブルコートは上毛のオーバーコートと下毛のアンダーコートで構成されますが、シングルコートの場合はオーバーコートのみでアンダーコートは生えていません。そのため、シングルコートの猫には換毛期が無いとされていますが、まったく抜けないというわけでもありません。
また、毛量が多くても抜け毛が多いとは限らず、長毛でシングルコートの猫より短毛でダブルコートの猫の方が抜け毛は多い傾向があります。
Q.2 次の猫のうち、短毛種なのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ロシアンブルー」です。
ロシアンブルーは短毛のダブルコートで、細く滑らかな被毛をもちます。
ペルシャ、メインクーン、ラグドールはいずれも長毛種です。被毛が絡みやすいので、毎日ブラッシングをしてあげてください。
ペルシャ、メインクーン、ラグドールはいずれも長毛種です。被毛が絡みやすいので、毎日ブラッシングをしてあげてください。
Q.3 次の猫のうち、長毛種なのはどれ?
正解です!
不正解です
正解は「ソマリ」です。
ソマリは「ロングヘア・アビシニアン」とも呼ばれ、短毛種のアビシニアンを改良して生まれた長毛の猫種です。
シャム、シンガプーラは短毛のシングルコート、アビシニアンは短毛のダブルコートです。シングルコートの猫は冬の寒さ対策を忘れずに。ダブルコートの猫は普段からブラッシングをし、換毛期にはしっかりケアしてあげましょう。
シャム、シンガプーラは短毛のシングルコート、アビシニアンは短毛のダブルコートです。シングルコートの猫は冬の寒さ対策を忘れずに。ダブルコートの猫は普段からブラッシングをし、換毛期にはしっかりケアしてあげましょう。
問正解/
問中
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
猫の毛の種類が多くてよく分からない!知っておきたい基礎知識
結果発表
問正解/
問中
純血種の猫がかかりやすい?代表的な遺伝性疾患を5つ紹介
遺伝性疾患とは

近親交配の影響
純血種に遺伝性疾患がつきものである理由は、種の特徴を維持するための近親交配が理由としてあげられます。 近親交配は一度発生した病気の原因遺伝子を排除しにくいこと、特に突然変異の個体を人為的に繁殖する場合は、血筋が濃すぎるために、隠れていた原因遺伝子が顕在化しやすいということもあります。 これは猫に限った話ではなく、犬でも同じです。そのため、猫でも犬でも、ブリーダーさんから譲ってもらう場合は、そのブリーダーさんがどこまで遺伝に関する知識があるのか、きっちりと見極めることが重要になってきます。代表的な遺伝性疾患
赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症

- 運動をしたがらない
- 元気がない、疲れやすい
- 粘膜が青白い(まぶたの裏、口の中など)
- 頻脈
- 貧血
- 脾腫、肝臓腫大
- 黄疸 など
代表的なかかりやすい猫種
アビシニアン、ソマリ、シンガプーラ、ノルウェージャンフォレストキャット、ベンガルなど多発性嚢胞腎(のうほうじん)

- 食欲不振
- 多飲多尿
- 体重減少
代表的なかかりやすい猫種
ペルシャ、アメリカン・ショートヘア、スコティッシュ・フォールド肥大型心筋症

- 息切れ
- 呼吸困難
- 口で息をする
- 咳
代表的ななりやすい猫種
メインクーン、ペルシャ骨軟骨形成不全症

- 関節が腫れる
- 変な歩き方をする
- しっぽが短く変形する
- 足や手を痛がる
- ジャンプなど激しい動きをしなくなる…など
代表的なかかりやすい猫種
スコティッシュフォールド筋ジストロフィー

- 筋肉が硬くなっている
- 筋肉が震えている
- 手足が肥大化している
- 舌が肥大化している
- よだれを垂らしやすい
- 不自然な歩き方…など
代表的なかかりやすい猫種
短毛種、デボンレックス気をつけるべきこと

スコティッシュフォールドの例
スコティッシュフォールドであれば、親が「折れ耳×折れ耳」から生まれた子は高確率で骨軟骨形成不全症になってしまうことがわかっているため、飼う前に両親とも折れ耳でないことを確かめた方が良いでしょう。終わりに

猫の毛の種類が多くてよく分からない!知っておきたい基礎知識
性質の違いによる分類

ガードヘア<上毛>

オーンヘア<下毛>

ダウンヘア

生え方の違いによる分類

短毛種
短毛種とはその文字の通り、被毛の短い種類の猫を指します。具体的な猫種をあげると、アメリカンショートヘア、アビシニアン、ロシアンブルー、ブリティッシュショートヘア、バーミーズ、シャム、シャルトリュー、ジャパニーズボブテール、エキゾチックショートヘアなどです。ダブルコート
アメリカンショートヘアやロシアンブルーが短毛種のダブルコートの代表的な猫種です。日本に生息している猫の多くが短毛種のダブルコートです。 人間でいうと薄いTシャツの上に薄い外着を羽織っているような状態です。
シングルコート

長毛種
その文字の通り、被毛の長い種類の猫を指します。具体的な猫種をあげると、ノルウェージャンフォレストキャットやペルシャ、メインクーン、ラグドール、シベリアンなどです。ダブルコート
長くボリュームのあるガードヘアと、同じくボリュームのあるオーンヘアやダウンヘアの両方を持ちます。ペルシャ猫が長毛種のダブルコートの代表的な猫種です。 人間でいうと、セーターの上にロングコートを羽織っているような状態です。
シングルコート
オーンヘアやガードヘアのような下毛がなく、ガードヘアのみを持ちます。比較的柔らかく、そして長いガードヘアが絹のようで豪奢な毛流れを作っています。ターキッシュアンゴラ、ターキッシュバン、メインクーンが長毛種のシングルコートの猫種です。 人間でいうと、ロングコートのみを羽織ったような状態です。
最後に
