愛犬が散歩を嫌がるのには理由があった!4つの原因と対処法

散歩に行くと言っても喜ばない。散歩に出かけてもなかなか歩こうとしない。

犬は散歩好きなイメージがありますが、散歩を嫌がる愛犬に困っている飼い主さんは意外と多いもの。でも、犬は散歩そのものが嫌いなのではなく、何かワケがあって散歩を嫌がっているのかもしれません。

今回の記事では、犬が散歩を嫌がる理由と対処法をご紹介します。

犬が散歩を嫌がる理由①外が怖い

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多くの犬は、散歩が大好きです。外に出れば、たくさんの刺激が受けられ、他の犬とのコミュニケーションをとることもできます。飼い主さんと外を歩くことは、ストレス解消になり、楽しい時間になるでしょう。

しかし、それを嫌がるということは、散歩中の刺激を怖いものだと感じている可能性があります。
では、なぜ外の世界を怖いと感じてしまうのでしょうか?

社会化がうまくいかなかった

犬にとって、生後1ヶ月〜4ヶ月は「社会化期」と呼ばれる重要な時期で、他の犬や人など、様々な刺激に触れさせることが重要です。
この時期に社会化がうまくいかないと、成犬になってからも初めてのものや慣れないものに対して必要以上に警戒するようになり、「怖い」と感じるようになってしまいます。

対処法
犬の社会化は、社会化期に行うことが理想ですが、成犬になってからでも不可能ではありません。時間はかかりますが、少しずつ他の犬や人に慣れさせていきましょう
車の音や工事の音を嫌がる場合は、家で小さな音の動画を流すことから始めてみましょう。

外の世界にトラウマがある

散歩中に他の犬に追いかけまわされたり、知らない人に嫌なことをされた経験などがあると、それがトラウマとなって散歩を嫌がるようになることがあります。

対処法
トラウマの原因が分かっている場合は、その対象物が危険ではないことを犬に学習させることが重要です。
例えば、他の犬がトラウマになっているのなら、「他の犬と出会ったらおやつをあげる」「触れ合えたら褒めちぎる」など、他の犬と会うと良いことがあると学習させてみましょう。

犬が散歩を嫌がる理由②お散歩アイテムが苦手

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首輪が嫌いだという犬は結構多いです。特に、小型犬に多いと言われています。

首輪のサイズが合っていない

首輪のサイズが大きすぎると散歩中に抜けてしまって危険ですが、小さすぎると苦しく感じてしまいます。

首輪の素材があっていない

首輪には色々な素材がありますが、特に鎖の首輪は締め付け感が強いために嫌がる犬が多いです。
また、金属アレルギーを持っている犬は、金属素材の首輪をすると痒みなどを起こしてしまいます。

関節が変形している

場合によっては、なんらかの病気によって関節が変形し、首輪やハーネスにぶつかって痛い、ということもあります。

対処法
犬に合った首輪やハーネスを選ぶことが重要です。サイズが分からない場合は、犬をお店に連れて行って、店員さんに測ってもらいましょう
素材は、サイズ調整ができるナイロンベルトのものがおすすめです。
関節の病気などがある場合は、どのような首輪・ハーネスを選んだら良いのか、獣医師さんに相談してみましょう。

犬が散歩を嫌がる理由③体調が悪い

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これまで散歩が好きだった犬が、急に散歩を嫌がるようになった場合は、体のどこかに痛みを感じている可能性が高いです。
筆者が飼っている犬も、椎間板ヘルニアになった際、歩き方に特に異常は見られませんでしたが、だんだんと散歩を嫌がるようになりました。

老化のことも

病気以外にも、老化によって体力が衰えたり、暑さや寒さに適応できなくなることで、散歩を嫌がることもあります。

対処法
散歩を急に嫌がるようになったら、見た目に異常がなくても、体調不良のサインだと考えて動物病院に連れて行きましょう。
病気や高齢が原因で散歩を嫌がる犬は、無理に散歩に連れ出そうとはせず、庭やベランダで日向ぼっこをさせたり、犬用のカートに乗せて家の周りを歩くなどしてあげることをおすすめします。

犬が散歩を嫌がる理由④飼い主さんに甘えている

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散歩には行きたがるのに、いざ歩こうとすると、飼い主さんに抱っこを要求してくる犬もいます。
体調が優れなくて歩きたくない可能性も考えられますが、単に飼い主さんに甘えようとしているのかもしれません。

ここで犬の要求を聞き入れてしまうと、犬は「頼めば抱っこしてもらえる」と学習してしまいます。

対処法
抱っこを要求されても、すぐには抱っこせず、犬が歩き始めるのを待ちましょう。
どうしても歩かない場合も、散歩コース全てを抱っこしてしまっては運動不足になってしまいます。途中まで抱っこをして、すぐに下ろすようにしましょう。

まとめ

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犬が散歩を嫌がる理由は様々ですが、今回の記事では、「外の世界を怖いと感じている」「お散歩グッズが嫌い」「病気や老化」「飼い主さんに甘えている」といった原因を考えました。

もともと運動をすること自体が嫌いな犬はあまりいないはずですから、散歩を嫌がるのにはそれなりの理由があるでしょう。特に、急に散歩に行きたくなくなった場合は、病気の可能性も考え獣医さんに相談しましょう。

犬が何を考えているのかを見極めることで、犬にとっても快適なお散歩ができるようになると良いですね。

怖がりな猫にはどう接する?リラックスさせるためにできること

うちの猫は怖がりでなかなか周りに慣れてくれない、うちの猫はとても臆病。そんな愛猫と暮らしている飼い主は、愛猫とどう接するのが良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そのままにしておくと、食欲がなくなったり、トイレ以外で排泄したりと問題行動を起こす場合もあります。

この記事では、そんな怖がりな猫への対応方法を解説します。愛猫のことを理解して、少しでも猫のストレスを減らしてあげましょう。

猫が怖がりになった主な原因

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その猫本来の性質や、怖い経験、環境の変化などが原因で怖がりになるようです。場合によっては、飼い主さんの声や動作も原因になります。

1. もともとの性質

父猫や母猫から怖がりな気質を引き継ぐと、怖がりな猫になることもあります。

2. 子猫時代の社会化不足

母猫や兄弟猫と、生後すぐに引き離された猫も怖がりになりやすい傾向にあります。子猫時代に、人間や他の動物と触れ合う機会がなかったなども原因のひとつです。

3. 生活の変化によるストレス

引っ越し、災害、飼い主さんの家族が増えた、同居する犬や猫が突然増えたなども怖がりになるきっかけです。大きな音が出る工事なども原因になります。

4. 過去の経験

虐待を受けた、捨てられた、世話をしてもらえなかったなど、猫にとってつらい経験も猫を怖がりにさせます。

5. 病気やケガの経験

病気やケガの治療が怖かったため、おびえるようになる場合もあります。

6. 体調不良

高齢猫の認知症や、なんらかの病気、痛みなどもおびえや不安を引き起こします。

猫が怖がる対象になりやすいもの

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飼い主さんや家族

飼い主さんや家族の声、足音などを怖がる猫がいます。あわただしく動く人や大声を出す人は特に苦手です。猫がなかなか懐かない場合は、これらに怖がっているのかもしれません。

懐かせようと無理に抱っこしたり追いかけまわしたりする人も苦手です。

同居する猫や犬

トイレや食事場所への通路をふさぐ、威嚇するなど強い同居猫や犬は怖い存在です。

大きな音

工事の音、洗濯機や掃除機など家電製品の音も怖がる対象です。大地震や雷などにおびえる猫もいます。

ストレスを感じたときよく見られる症状や行動

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怖がりな猫がストレスを感じていると、次のような症状や行動が見られます。
猫の様子を観察してみましょう。

  • 食欲が低下、または過食
  • 慢性的な嘔吐や下痢
  • トイレ以外の場所での排泄
  • おしっこやうんちを我慢する
  • 室内で尿マーキングを行う
  • ちょっとしたことでとび上がるほど驚く
  • 禿げるほどの過剰な毛づくろいをする
  • 毛づくろいをしなくなる
  • ケージなどから出てこない
  • 鳴いてばかりいる
  • うろうろと意味もなく歩き回る
  • 布やプラスチックなどを食べる異食

猫を怖がらせない環境を整えよう

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猫が怖がる場合、まずは、動物病院を受診して、体に不調がないか確認してください。そして、猫が安心できる静かな環境を整えてあげましょう。

1. 動物病院を受診する

病気や体調不良がないか、動物病院を受診しましょう。

食欲不振や嘔吐、下痢は消化器官の病気の可能性があります。排泄のトラブルは、膀胱炎などを引き起こしているかもしれません。異食は腸閉塞などを引き起こす恐れがあります。

2. 飼い主さんや家族は静かに

大声を出さない、あわただしい動きをしないなどを意識して静かに過ごします。音の出にくい履物をはいたり敷物を敷いたりして、大きな足音が立たないようにしましょう。

また、むやみに猫に声をかけないほうがいいでしょう。

3. 大きな音を減らす

洗濯機の音を怖がる場合は、防音・防振マットなどで大きな音を減らします。

ドアにもクッション性のある隙間テープなどを貼ると、大きな音が緩和されます。近所の工事音におびえている場合は、猫が過ごす部屋を変えましょう。

4. 避難場所を複数用意

近くに食事場所、水飲み場、トイレを配置した避難場所を用意します。敷物を入れた段ボールをいくつか置いたり、ケージに布をかぶせておくだけでも効果的です。

避難場所への通路も、キャットウォークを作るなど複数用意します。家具を並べて通れるようにしてもいいでしょう。猫用のトンネルをつなぎ合わせて通路を作る方法もあります。

猫が避難場所で静かにしているときに、引っ張りだすのは逆効果ですのでやめましょう。

怖がりな猫との接し方

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せっかく縁あって家に来た猫には懐いてほしいですよね。

猫となかなか仲良くなれない場合は、次の方法を根気強く試してみてください。何かがきっかけで怖がりになった猫にも応用できます。

1. あえて背中を向ける

猫は、目をじっと見て迫ってくる人が苦手です。そっぽを向いている方が近寄ってくる可能性があるため、猫に背を向けて座るのが効果的です。

猫がそばに座っても、声をかけずにそのまま静かに過ごしましょう。何度か繰り返していると猫は安心します。

2. おやつを利用する

おいしいものを食べると嬉しいのは猫も人間も同じ。猫の近くにおいしいおやつを置いてみましょう。

食べる様子を確認できたら、手のひらに乗せて猫が来るのを待ちます。この時も声はかけず、猫を見ません。食べた場合も声をかけないでおきます。

だんだん「おいしいおやつを持ってきてくれる優しい人」と認識して慣れてくるでしょう。

3. 一緒に遊ぶ

猫じゃらしなどで、少しずつ遊ぶのもいい方法です。「一緒にいると楽しい」と猫に認識させます。

大声を出さず、おもちゃを揺らすなどして誘いましょう。狩猟本能を刺激するので、人の手にじゃれさせるのはよくありません。

まとめ

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猫が怖がりになったのは、本来の性質や社会化不足、怖い経験などが原因です。飼い主さんや家族の声や振る舞い、同居猫、大きな音におびている猫もいます。

何かに怖がっていると、食欲不振や嘔吐、不適切な排泄などさまざまな症状を伴いやすいのも特徴です。まずは動物病院を受診し、体調不良や痛みがないか確認します。静かな環境を作り、猫が安心して過ごせる場所を作ってあげましょう。

声をかけたり、無理に抱っこをしたりすると猫はますます怖がります。少し知らんぷりをするくらいがちょうどいいでしょう。穏やかに暮らせるようになると、少しずつ落ち着いてくるはずです。

【犬クイズ】健康的に生きるために!犬の社会化で重要なこととは?

犬の飼い主の皆さんは、「伏せ」や「待て」などのしつけの他に、「社会化」について意識したことはありますか?社会化が十分でないと、必要以上に反応したり怯えたりするなど、犬が安心して生活していくのに支障が生じてしまいます。

今回は犬の社会化についてクイズ形式でご紹介します。

それではさっそく、犬の社会化クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 次のうち、犬の社会化期に相当する時期はどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「生後3週齢から13週齢」です。
犬のライフステージは下記の3つに分類されます。
①幼犬期:生後18週齢まで
②青年期:生後18週齢~2,3歳齢
③成犬期:3歳齢以上
さらに①幼犬期は下記の3つに分類されます。
(1) 新生児~生後2週齢
(2) 生後3週齢~13週齢頃
(3) 生後13週齢~18週齢
この中でも生後3週齢〜生後13週齢までの時期を「社会化期」と呼びます。この時期は、子犬の健全な成長にとって非常に重要な期間なのです。
Q.2 犬の社会化について誤っているのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「成犬の社会化トレーニングは不要」です。
社会化とは、犬が身の回りのあらゆるものに対して適応する力を習得することです。

社会化期に社会化を行った成犬であっても、継続して社会化トレーニングは必要です。また、社会化期に社会化されていない場合であったとしても、成犬になってからでもある程度までは社会化できます。社会化期の子犬と比べると精神的な柔軟性が失われており、困難であったり時間がかかってしまいます。愛犬に余計な負担をかけないためにも、できる限り適正な社会化期にトレーニングを積むことが大切です。

社会化期では、母犬や兄弟犬から遊びを通じて犬同士のコミュニケーションを学びます。適切な社会化がなされないまま家庭にやってくると、力の加減がわからず、不安や怯えから攻撃的になったり、過度なストレスがかかったりすることが多いので、なるべく早い時期に社会化トレーニングをしましょう。
Q.3 社会化期にやるべきこととして誤っているのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「生活音は自然に慣れるので、意識して慣らす必要はない」です。
特に、インターホン、掃除機、ドライヤーの音などの生活音は、いきなり鳴ったら犬は驚き、威嚇したり怯えたりします。音が鳴るたびに怯えてしまうと犬にとっても負担ですので、少しずつ意識して生活音を聞かせましょう。工事の音などは、社会化期にタイミングよく工事が始まるとは限らないので、動画サイトなどを使って慣れさせていくと良いです。

動物病院の受診やペットホテルに預ける際にも、知らない人との接触は避けられません。人見知りのまま放っておくと、知らない人と接触するたびに愛犬にストレスがかかってしまいますので、子犬の頃から家族以外のさまざまなタイプの人と会うことが大切です。

室内飼育の場合、意識しないと他の犬と触れ合う機会は減少してしまうため、散歩中に他の犬と遊ばせる時間を作ってあげましょう。散歩に出られるのはワクチン接種が完了後からですが、それでも飼い主さんが抱っこして近所を歩いたり、遠くから他の犬を見せたりすることはできます。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
獣医師が教える子犬のしつけ①〜社会化期にやるべき5つのこと
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ブリーダー選びと健康管理に優れた日本のペットショップとその背景

犬や猫をペットショップで買おうと思ったとき、実際にペットショップを調べてみると、とても多くの店舗があることに驚くのではないでしょうか? 都市部に住んでいれば、近所に10件以上のペットショップがあるという方もいるでしょう。それほど日本には多くのペットショップが存在しています。 今回の記事では、ペットを販売するという世間の共感を得られにくい仕組みにおいても、「どんなブリーダーから仕入れているのか」、「店での健康管理はきちんとしているか」、「店舗ではどのようなことを行なっているか」、「飼い主へのサポートは十分か」等を考え、動物愛護の観点からも工夫をしているペットショップをご紹介します。

ペットショップが様々な取り組みを行う背景

ペットショップが様々な取り組みを行う背景 近年ではペットショップで犬や猫を販売することに違和感を持つ方々が増えてきています。犬や猫、小動物の「命」を金銭で、しかも容易に取引ができてしまうこと自体がおかしいという考え方です。 しかし、中にはそうした世論を受け止めて、少しでもペット産業の改善に向けて考え方をシフトさせようと努力している企業もあります。 今回取り上げたペットショップは、ペット産業において特に問題視されがちなペットオークションを介さずに、独自の基準を設けてブリーダーから受け入れているペットショップです。
ペットオークションの問題 日本ではペットショップに流通するペットの多くが、ペットオークションを経由していると言われています。ペットオークションで「競り」にかけられたペットは、ペットショップを経由して飼い主のもとに行くわけですが、このペットオークションという形態があることで、生産者の実態がわからなくなるという問題を抱えています。これにより、悪質なブリーダーであっても商売を行いやすい環境ができあがってしまっているのです。

ペットプラス(PetPlus)

大手ペットショップチェーンのPetPlus ペットプラスは全国に100店舗以上を構えている大手ペットショップチェーンのひとつです。

ブリーダー

全国各地にいるブリーダーのもとへ専属の獣医師が定期的に巡回し、ヒヤリングや指導、ワクチン摂取、薬の処方などを行っています。 また、健康で元気な犬や猫を育成するために、独自の取引基準を設けてブリーダーから犬や猫を受け入れています。

健康管理

獣医師のいるウエルネスセンターにて厳しく健康を検査し、体調の整った犬や猫から順にお店へと移動させています。 また、店舗にも獣医師が定期的に巡回し、犬や猫の健康管理、予防管理を行っています。

店舗での取り組み

飼い主のもとへ行ってから慣れない音でストレスを感じないように、生活音に慣れるトレーニングを行なっています。 また、他の犬や猫、そして人とも触れ合うことのできるプレイルームにて、社会化トレーニングを行なっています。こうして社会化期に様々な経験を積ませることで、人を怖がったり、他の動物を威嚇するといった行動を減らすことができます。 先日の改正動物愛護法で注目されましたが、生後56日までは犬や猫の販売、展示を禁止された理由の1つはこの社会化期にありました。
ペットショップと社会化期の関係 社会化期は12週齢(生後84日)ごろまで続くため、改正動物愛護法が施行されても、ペットショップに流通してしまった犬や猫たちはこの重要な社会化期をペットショップのケージの中で過ごすことになります。この時期に、ケージの中ではなく、ケージの外で様々な経験を積むことができるのは、その犬や猫にとってはその後生きていくためには大きなメリットになります。

飼い主サポート

犬や猫の育て方から、食事、しつけ、お手入れのアドバイスを行ってくれます。また、ワクチン摂取やマイカルテ、健康の記録などが用意してあります。 また、アニコムペット保険の「すまいるべいびぃ」というプランに1ヶ月間無料で入ることができます。これは、ケガ・病気に対し、保険の対象となる診療費の100%を支払限度の範囲内で補償できるというプログラムです。 さらに、犬や猫の健康やしつけに関して24時間電話で相談できるサービス、「anicom24」も1ヶ月間無料でついてきます。
編集部注記 これらはペット保険会社による販促活動の一環と考えられるため、他のペットショップでも行っていることが多く、ペットプラスだけの特典とは言えません。
加えて、引き渡し後一年間の生命保証までついてきます。これは、店が原因の病気と、先天性障害で死亡した場合に、無償で新しい犬や猫を迎えられるという保証です。
ブリーディングと先天性障害の関係 改正動物愛護法が施行されるまで、ブリーダーは登録制でした。登録制の現状では、ブリーディングの知識がないブリーダーによる繁殖も可能なため、先天性の障害を持った犬や猫を産ませてしまう危険があり、日本では非常に深刻な問題です。改正動物愛護法により許可制になったことにより、悪質なブリーダーの排除が期待されています。

ペッツファースト(P’s First)

大手ペットショップチェーンのペッツファースト ペッツファーストは全国に70店舗を構えるペットショップチェーンです。特に関東に集中的に展開しており、関東全体で41店舗、東京都には16店舗あります。

ブリーダー

ペッツファーストは、契約するブリーダーに対し、名前、登録番号、顔写真、飼育頭数などの情報を公開するよう求めています。 こうした取り組みは、悪質なブリーダーを排斥することと、ペットのトレーサビリティーの向上につながります。

健康管理

ペッツファーストはペットの健康管理を最優先事項とし、「HACCP」の手法を用いた子犬・子猫の健康管理体制を取り入れています。 HACCPとは、商品の生産工程においてあらかじめ危害を予測し、その危害を防止するための重要管理点を特定して、そのポイントを継続的にモニタリングする手法です。そのため、商品に不良があった場合には出荷を未然に防ぐことができます。
編集部注記 ペットを「商品」と言ってしまうのは、甚だ遺憾ではありますが、上記はHACCPという元々は食品などの生産管理で用いられる管理手法を説明しているため、このような表現になっています。
具体的には、混合ワクチンの摂取や、寄生虫の予防の他、ウイルス検査などにより、管理獣医師が徹底して感染症を予防する「ドクターズチェック」が行われています。

店舗での取り組み

ペッツファーストは店舗において保護犬の譲渡活動も行っており、その累計譲渡数は1000頭を超えています。 保護活動を行っているNPO法人から犬や猫を譲り受け、獣医師によるチェックとお手入れを経たあと店舗へ移動します。店舗において条件満たした人が譲渡を望めば、譲渡契約を結んで譲渡が執り行われます。 犬や猫を販売することで利益を上げるペットショップで、このような譲渡活動を行うことは非常に珍しいと言えます。
譲渡会を行う大手企業 動物愛護への関心の高まりもあり、家具・ホームセンターの島忠・HOME’Sは、定期的に動物の譲渡会を開催しています。他にも、京王百貨店なども譲渡会を行っています。

飼い主サポート

店舗から定期的に電話で連絡があり、健康状態や自宅での様子について確認しています。こうした活動により、犬や猫の病気を未然に防ぐほか、食事やしつけに関する改善も行うことができます。また、何か疑問点があった場合には、カスタマーサポートに無料で相談できます。 また、犬や猫を飼育するにあたって、ほっとサポートの会員制度を設けています。生命保障、先天性疾患保障、里親探し代行サービス、健康診断+お手入れ+ワクチンセット、フィラリア予防+避妊・去勢チケット、フードやサービスの割引サービスがついています。

まとめ

犬・猫をどこで買うか ペットショップから犬や猫を迎えることに否定的な意見もあります。シェリー編集部でも、保護犬しか迎えないメンバーもいれば、ペットショップから犬や迎えたメンバーもおり、動物をどこから迎えるべきなのかは賛否が分かれるところです。 しかし、流通経路がどうであれ、この世に生を受け、一度我が家にやってきた命とは生涯をともにし、最後の最後まで幸せを願って寄り添っていくべきでしょう。 重要なことはその覚悟と、命を提供する側と共感ができるか?ということではないでしょうか。いくつかある選択肢の中のうち、ペットショップから命を迎えようとしている方がいたら、そのペットショップが行っている取り組みを調べてみましょう。 そこに、そのペットショップの生き物への考え方が色濃く反映されているはずです。

獣医師が教える子犬のしつけ①〜社会化期にやるべき5つのこと

突然ですが、皆さんは犬のしつけといえば何を思い浮かべますか?「座れ」「伏せ」「待て」「お手」などのしつけは、確かに犬とのコミュニケーションにとっては大切ですが、意外と忘れがちなものがあります。 それは「社会化」です。 愛犬との生活を充実させるために、今回は犬の社会化について獣医師の視点から解説していきます。

犬における社会化って何?

犬における社会化って何? 社会化とは、犬が身の周りのあらゆるものに対して適応する力を習得することをいいます。 動物病院でも、成犬になって他の人や犬に攻撃したり、大きな音に過敏に反応したりして困っているという相談をよく受けます。もちろん、その子の性格にもよるところも大きいかもしれませんが、中には社会化がうまくいってないケースも見られます。 社会化が十分でないと、初めて会う人や犬、車などを必要以上に怖がる、インターホンや掃除機などの生活音に反応するなど、落ち着いて生活できなくなり、犬にも飼い主さんにもストレスがかかってしまいます。子犬のうちにしっかり社会化をすることが重要です。

犬のライフステージ

犬のライフステージは3つに分類されます。
① 幼犬期:生後18週齢まで ② 青年期:生後18週齢~2,3歳齢 ③ 成犬期:3歳齢以上
さらに①幼犬期は下記の3つに分類されます。
(1) 新生児~生後2週齢 (2) 生後3週齢~13週齢頃 (3) 生後13週齢~18週齢
この中でも生後13週齢までの時期を「社会化期」と呼びます。通常はこの時期に、母犬や兄弟犬から遊びを通じて犬同士の会話を学ぶため、子犬の健全な成長にとって非常に重要な期間なのです。

動物販売業と社会化

現在日本では、生後56日未満の犬および猫の販売や展示を法律で禁止しており、子犬を迎え入れられるのは早くても生後8週齢頃です。 これは子犬の社会化を促すための法律ですが、いくつかの動物販売業では生後8週齢までに母犬や兄弟犬と引き離され、適切な社会化がなされないまま家庭にやってくる可能性があります。 社会化期を隔絶された世界で過ごした子犬は、いざ外の世界に出たときに衝撃を受けるでしょう。怯えてパニックになり、コミュニケーションの取れない相手に必要以上に攻撃的になるのも当然なのです。

成犬でも社会化トレーニングは可能なの?

成犬でも社会化トレーニングはもちろん可能ですが、社会化期の子犬と比較すると精神的な柔軟性が失われているため、困難であったり時間がかかってしまうこともあります。愛犬に余計な負担をかけないためにも、できる限り適正な社会化期にトレーニングを積むことが大切です。

社会化期に何をすべきか?

では、子犬の社会化はどのように行えばいいのでしょうか。いろいろなものに慣れさせるといっても、いきなりたくさんの刺激に触れさせるのは子犬にとってストレス以外の何物でもありません。 ここでは、子犬の社会化期にぜひやってほしい5つのことを紹介します。

社会化期にやるべきこと① 家に慣れさせる

社会化期にやるべきこと①家に慣れさせる お迎えしたばかりの子犬は、突然の環境の変化に戸惑っているはずです。 そのような状態で、早速いろいろなものに触れさせる必要はありません。 まずは家の中の環境に慣れてもらいましょう

社会化期にやるべきこと② 人に慣れさせる

社会化期にやるべきこと②人に慣れさせる 動物病院の受診やペットホテルに預ける際にも、知らない人との接触は避けられません。人見知りのまま放っておくと、知らない人と接触するたびに愛犬にストレスがかかってしまいますので、 子犬の頃から家族以外のさまざまなタイプの人と会うことが大切です。 特に、男性、制服を着た人、メガネをかけている人を苦手としている犬は多いように感じます。友人などに家に来てもらったり、抱っこをしながら家の近くで触れ合うのがいいでしょう。可能であれば、少しだけおやつをあげてもらうのもいいかもしれません。 子犬の緊張の様子を観察しながら、無理のない程度に積極的に人と会わせてあげてください。

社会化期にやるべきこと③ 他の犬に慣れさせる

社会化期にやるべきこと③他の犬に慣れさせる 室内飼育の場合、意識しないと他の犬と触れ合う機会は減少してしまいます。しかし、生活の中で他の犬と会うことは意外と多いものです。社会化期に適切に犬に慣れさせておかないと、散歩中に犬に会うたびに吠えてしまったり、逃げようとしたりしてしまいます。 散歩に出るのはワクチン接種が完了してからになりますが、それまでの間に全く外に連れ出さないのはもったいないです。抱っこして近所を歩いたり、遠くから他の犬を見せたりすることはできます。ワクチン接種が完了した後は、散歩中に他の犬と遊ばせる時間を作ってあげましょう。 動物病院などが定期的に開催しているパピーパーティを利用するのも有効です。

社会化期にやるべきこと④ 環境に慣れさせる

社会化期にやるべきこと④環境に慣れさせる

場所に慣れさせる

子犬にとって目に見えるもの全てが好奇心の対象であると同時に、恐怖の対象でもあります。 特に散歩コースの途中にある商店、交通量の多い道路、踏切、公園、池などは早い段階で徐々に慣れさせることが必要です。いろいろなものを見せて、聞かせて、嗅がせて、触らせてあげましょう。 また、緊急時や旅行の際に車に乗ることも想定されますので、自家用車の中の環境にも慣れさせておきましょう。

音に慣れさせる

動物病院でよく相談されるのは、インターホン、花火、掃除機、ドライヤーの音に怯えるということです。これらは生活音の中でも比較的大きな音で、いきなり鳴ったら犬は驚き、威嚇したり怯えたりします。 音が鳴ると遊びや食事を中断させる犬は、音に敏感な性格であると考えられますので、小さな音から徐々に慣れさせることが大切です。 動画サイトでさまざまな音を聞かせることもできますので、利用してみてはいかがでしょうか?
パピーナーサリーによっては、社会化期にこのようなCDを常時流しながら、おもちゃ遊びをしたりご飯を食べたりして、音に慣らしていくこともあります。
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社会化期にやるべきこと⑤ ものに慣れさせる

社会化期にやるべきこと⑤ものに慣れさせる 散歩の際に使用するリードや首輪、キャリーケース、ブラシ、歯みがき用品に慣れさせることも重要です。動物病院を受診するときや、災害などで避難所で生活することになった場合、首輪やキャリーケースに慣れていない犬はとてもストレスを感じてしまいます。 あらゆる物事を体験させることで、受けるストレスを最小限にし、小さなことには動じないようにしてあげることが大切です。

まとめ

子犬の社会化期にやるべきこと 新しい家族を迎え入れてから社会化における適正時期の終了まで時間がありません。犬の成長は、人間とは比べものにならないほど速いのです。しかし、その分愛犬の適応力も早く、チャレンジとクリアを繰り返していくことで、愛犬との絆も一層深まるのではないでしょうか。 これから子犬をお迎えしようと考えている方はぜひ参考にして、犬にとっても人にとっても豊かな生活を送ってくださいね。

ペットの8週齢規制知ってる?飼う時に注意すべきこととは?

動物愛護法で定められているペットの8週齢規制をご存知ですか? 人間と同様、子犬や子猫にとっても、母親の存在はとても重要です。健康な身体、健全な精神を養うためにも、すぐに親元から引き離さないことが良いというのは、直感的にも理解しやすいのではないでしょうか。

8週齢規制とは?

子猫の寝姿 2013年の動物愛護法の改定により定められた条項です。 子犬や子猫を56日間(8週間)は親元で過ごさせるようにすることが、法律により定められているのです。 しかしながら、ブリーダーやペットショップへの配慮のためか、「法施行後3年間は45日、その後法律に定める日までの間は49日と読み替えて適用する。」という、本来の目的から逸れてしまう条項も記載されています。 そのため、実際には8週よりも短くても売り買いされているというのが、現状です。なぜなら、この時期が一番可愛く、売れる時期だからです。 このルール、きちんと遵守することは、ペット先進国である欧米では当たり前のことなのですが、日本は事業者も消費者もまだまだ遅れていますね。

なぜ8週齢なのか?

じゃれ合う犬たち 生まれたばかりの幼い頃に、親や兄弟とコミュニケーションを取ることは、その後の成長に大きな影響を与えると言われています。 牛などの家畜でも当てはまることですが、母親に飲ませてもらう母乳には、病原菌から身体を守ってくれる免疫力を強化する効果があると言われています。 すぐに親元から引き離すよりも、母親から直接母乳を与えてもらい、幼い頃を過ごすことで、その後の健康状態に良い影響が出るのです。 また、兄弟と一緒に過ごすことで、群れの中での過ごし方を学びます噛む力の抑制方法を学んだり、他の犬とのふれあい方、過ごし方を学んでいくため、1匹だけではなく、仲間と過ごすということはとても重要なことなのです。 ある学者によると、8週間でも短いとも言われているくらいですので、これは最低条件であると言えます。

社会化のためにも必須

一緒に寝るおとなしい犬 「社会化」という言葉を聞いたことはありますか?ざっと整理すると、以下の内容になります。
  • 社会化に適した期間は生後1か月〜4か月
  • 社会化することで、人間の生活環境に慣らすことができる
  • 犬にも人にもストレスがかからなくなる
この社会化に適した期間が、実は8週齢規制と重複していることに気づくのではないでしょうか。 生まれてから暫くは、親兄弟と過ごし、他の犬と一緒に生活することで、犬社会のルールを身に着けていきます。 この期間を過ぎてから、人間の元に引き取られていき、そこで人間社会のルールを学んでいきます。 このようにすることで、その後の人との共生がより良いものになっていくのです。 吠えない犬、噛まない犬になることで、人にも嫌がられること無く、そして犬自身もストレスを感じない幸せな日々を送れるようになるのです。 社会化については、以下の記事でも取り上げていますので、興味のある方はご覧ください。
犬を飼って最初にしたいことは社会化教育
犬の性格は「ある3ヶ月」で決まる?パピーパーティが効果的な理由

飼い主(消費者)が気をつける

勉強する小さな飼い主 ペットショップやブリーダーを訪れた際は、この8週齢規制について、訪ねてみても良いかもしれません。 ほとんど守られていないと言われている8週齢規制ですが、一部のこれを遵守する良いブリーダーさんがいることも事実です。 私たち飼い主がこういった知識を身につけ、そして気をつけることで、今までないがしろにされていた法律も、規制を強化するためのきっかけになるのではないでしょうか。 また、Change.orgでは、8週齢規制に賛同する方の署名を集めています。 もし、ご興味がある方、規制の強化に賛同される方は、是非署名をしてみてください!

犬の性格は「ある3ヶ月」で決まる?パピーパーティが効果的な理由

人の子に「3歳神話」があるように、犬にも性格を決める大事な時期(社会化期)があります。この時期にオススメの、パピーパーティについてご紹介いたします。しつけ教室や犬の幼稚園、動物病院などで開催されているこのパーティ。一体パピーパーティとはなんなのか、なぜ行くべきなのかをお伝えできればと思います。

パピーパーティとは

白いインテリア パピーとは子犬のことで、その名の通り子犬たちと飼い主さんが集まるパーティになっています。その多くは、1年から6ヶ月に満たない子犬たちしか参加できないようになっており、特に〜4ヶ月の子犬たちが対象となっています。では、なぜこの時期の子犬達が集まる必要があるのでしょうか。

犬の社会化のため

コミュニティ 子犬には社会化期と呼ばれる大事な数ヶ月があります。この社会化期は、一般的には生まれてから大体1ヶ月〜4ヶ月以内と言われており、この時期にどう過ごすかが重要と言われています。 詳しくはこちらの記事もどうぞ
犬を飼って最初にしたいことは社会化教育
この社会期にはたくさんの人や犬と会う必要があるのですが、そんな機会はあまりないですよね。ドッグランが近くにない、犬を飼っている知り合いが少ない…。パピーパーティは、そんな人に特にオススメのイベントなんです。ここでは子犬の社会化のために、同じ月齢の子達が集まって、コミュニケーションなどの社会性を学んでいきます。

どんなことをするのか

犬とハート 基本的には犬同士が自由に遊ぶ時間が設けられています。他の犬とじゃれることで遊びを学んだり、他の飼い主さんに触ってもらうことで人へ慣れていきます。犬の社会化期には、一人でも多くの人と会うことが推奨されていますが、いろんな年代の人に会うことも大事なことの1つです。こうやって様々な環境で過ごすことで、どんな人へも怖がったり怯えたりしない、強い子に育って行くのです。 ドッグランとは違い、パピーパーティは獣医師やドッグトレーナー等、専門家がついていてくれます。ドッグランでは他の犬にいじめられてしまったり、トラブルに巻き込まれたりすることもありますが、パピーパティでは専門家がきちんと見ていてくれるので、愛犬にとってはもちろん、飼い主にとっても安心な場であると言えます。

飼い主さんにとっても良い

カフェと女性 ドッグトレーナーや動物病院が開催していることも多いので、社会化や犬のお世話についての情報を教えてくれるところもあります。プロの方々による講義は、今後犬と付き合っていく上で大きな助けとなるでしょう。また、パピーパーティで出会う人々は、自分と同じような月齢の犬を飼っている人たちです。悩みを共有し、助け合える友達もできるかもしれません。

初めからうまく行かないこともある

抱きかかえられるチワワ 最初から他の犬たちの輪にうまく入って行けない子もいるかもしれません。でも、大丈夫。それぞれの子達のペースで良いのです。何度も参加するうちに、他の犬との遊び方を覚えるでしょう。 人間と同じように、既に社会化された犬は、うまく輪に入れない他の子をリードしていくのです。そういった「オトナ」な犬によって、社会化されていない犬も自然と輪に加われるようになっていきます。そして一緒に遊び、じゃれるうちに噛む力の加減を知り、そういったコミュニケーションの仕方も習得していきます。これは、愛犬にとって、家でじっとしているだけでは得ることのできない一生モノの経験になるでしょう。 焦らずに、暖かく見守りましょう。

終わったら、家でゆっくり休ませましょう

寝てるビーグル パピーパーティ終了後、犬はぐったりと疲れているかもしれません。慣れない環境で過ごすことは、私たち人間で考えてもとても疲れることですよね。飼い主さんと離れた場所でたくさん知らない犬に会うのですから、当然のことです。家に帰ったら、ゆっくり休ませてあげましょう

自慢の我が子に!

こちらを見るブルドッグ 社会化期をどう過ごすかで、その後に大きく影響します。パピーパーティは、この大切な時期にたくさんの人と出会うチャンスです。調べると、近くでやっているパーティがいくつかわかると思います。そして早速行ってみましょう! 大きくなってからでは参加ができなくなってしまいますので、今、行ける時に行っておきましょう!そして、この一歩が幸せなペットライフを送るために欠くことのできない大事な一歩になることでしょう。

犬を飼って最初にしたいことは社会化教育

皆さん、社会化ってご存知でしょうか? 私はドッグトレーニングの勉強するまで、全く知りませんでした。そんな飼い主さんが多いのではないでしょうか?この社会化、きっちり行えば、これからはじまる犬との生活を更に良いものにしてくれます。手遅れになる前に、今日は社会化について勉強してみたいと思います。

社会化不足だとこんなことに

怖いカミナリ 言葉の定義の前に、イメージしやすいように、社会化が十分にされていない場合、どんなことになるのか例をあげてみます。もちろん、社会化不足だけが原因というわけでもないケースもありますが、社会化不足だとこうなることが多いという程度に考えてください。
  • カミナリが鳴った時、パニックになって走り回る
  • たくさんの人がいるところ、たくさんの車が通るところで怯えてしまう
  • 子供を見ると怯える
  • 他の犬に向かって吠えたり、飛びかかろうとする
  • 車に乗せようとしても乗らない、乗っても吠えて嫌がる
このように、挙げればキリがありません。 「うちの子、社会化なんてことは特に気にしたことはないけど、こんな症状見られないよ?」と思われる方もいるかもしれません。その場合、たまたま経験していた可能性があります。 例えば、私が飼っているワンコの場合、カミナリに怯えることは全くありません。当時は、社会化なんて知りませんでしたから、何か意識的にしたわけでもありません。では、なぜか?社会化期と呼ばれる時期に、たまたまカミナリの音を聞いて慣れていた可能性が高いからです。つまり、飼い主が意識していないだけで、カミナリの音については自然と慣らされていたことになります。 もし、あなたが意識して社会化をしていないのであれば、1つくらいは当てはまるところがあるのではないでしょうか?

社会化とは

子犬とぬいぐるみ もうおわかりだと思います。社会化とは、これから生活していく環境、つまり、その社会に慣れることを指します。 この社会化ですが、いつでも良いというわけではありません。ここが重要なポイントで、 社会化期 と呼ばれる ほんの数ヶ月間 に行うことが重要とされています。もちろん、犬種や個体差があるということは言うまでもありません。 社会化期のみをピックアップすると、一部の研究者により、 社会化期は概ね、生後4週齢〜13週齢 であると結論付けられています。つまり、生まれてから、大体1か月〜4か月以内くらいです。この時期に、社会化することが重要なのです。 私の飼っているワンコの場合、4月生まれで、7月くらいにゲリラ雷雨を経験しています。最近のこの時期はゲリラ雷雨の頻度も高いですし、家の中にいてもカミナリの音が聞こえてきますよね? また、近所で花火大会がありますので、7月終わりくらいには花火の音も経験しています。どちらもちょうど、生まれてから3か月くらいで何度か経験していたため、何も怖いものではないということを自然に理解したのだと考えられます。

どうすれば良いのか

みんなとお散歩 既にお気づきかと思います。私のワンコがカミナリを経験したように、これから一緒に住む環境に慣れる経験をたくさんさせてあげることが大事です。 例えば、社会化期には、以下のようなことをするのが良いでしょう。
  • 一人でも多く、たくさんの人に会わせてあげましょう
  • 老若男女、いろんな年齢、性別、人種の人に会わせてあげましょう(子供と会わせる場合は、犬が嫌がることをしないかしっかり見ていてください)
  • 人に会うときは、できればおやつをもらいましょう(小さなカケラで良い)
  • 犬や猫、たくさんの動物に会わせましょう
  • 一緒にお散歩したり、抱っこして家の外の景色を見せましょう
  • 車に乗ってお出かけしたり、交通量が多いところに住んでいる場合は、車を見せましょう
  • 動物病院やペットサロンにもお出かけしてみましょう
  • 踏切の音やカミナリの音、花火の音など、考えうる全ての経験をさせましょう
多くの犬や猫に会わせる際、ドッグランに行くというのも手ですが、ドッグランの場合は成犬も野放しになっていることが多く、いじめられてトラウマになる場合もあります。お金はかかってしまいますが、できれば専門スタッフが常駐して常に見ていてくれるような 犬の保育園 に入園させるほうが効果的です。 よく、子犬同士でじゃれ合って遊ぶ光景を見ますが、これを通じて噛む力の加減を覚えたり、犬同士のコミュニケーションを学んでいます。これらは、どうやっても人間が教えられるものではなく、犬通しのコミュニケーションを通じて覚える方が早くて確実です。

むすびに

ラブラドールたち 成犬を譲り受けた場合は違うかもしれませんが、ペットショップから迎え入れた場合は、社会化期であることが多いと思います。 社会化期はほんの数ヶ月です。この多感で、色々な物事を吸収する社会化期に、たくさんの経験をさせて、これから十年以上続く、愛犬との楽しく幸せな生活を送るための土台を作りを始めましょう。