【利用シーン別解説】犬のしつけ教室、果たしてどれに行くべき?
どんな種類があるの?
犬のしつけと言っても、様々なタイプのしつけ教室があります。正直、どれに行ったら良いのか迷うのではないでしょうか。
ざっと挙げるだけでも以下の通り。
- グループレッスン
- 出張ドッグトレーナー
- 犬の保育園、幼稚園
- 訓練所
どういうことをしたいのか?何を直したいのか?それによって、どこに行けば良いのか変わってきます。
今回の記事では、その判断基準をお伝えできればと思います。
無駄吠えやトイレを直したい
よくある犬の問題行動ですよね。そのため、どこにお願いしても対応してくれる内容です。筆者のオススメは、以下の2施設です。
- グループレッスン
- 出張ドッグトレーナー
グループレッスンや出張ドッグトレーナーの場合、飼い主自身が矯正の仕方を学び、それを実践します。決して、行けば直してくれるという類のものではないのです。
無駄吠えやトイレというのは、日常生活で頻繁に発生する出来事です。
そのため、飼い主自身がやり方を教わり、それを実践するほうが効果的だと考えるからです。
人や犬に慣れさせたい
こちらも無駄吠えの原因だったりしますので、よくある犬の問題行動の一つです。これもどこにお願いしても対応してもらえますが、筆者のオススメは、以下の2施設です。
- グループレッスン
- 犬の保育園、幼稚園
どちらも店舗型の施設のため、そこに行かなくてはならないという点は不便ですが、色々な飼い主や様々な犬達が集まってきます。
どちらもプロのドッグトレーナーが見てくれるので、犬同士の遊びがヒートアップして喧嘩に発展したり、その他のトラブルが発生した場合も適切に対処してもらえます。
何より、他との関わり合いが生まれるので、人慣れや犬慣れさせるには絶好の場所ということになります。
子供なので色んな経験を
1歳未満の幼犬の場合、社会化させるために、是非、犬の保育園や犬の幼稚園に通わせてみてください。筆者のオススメは以下の1施設です。
- 犬の保育園、幼稚園
社会化については、他の記事でも触れていますが、生後3か月頃までしかない貴重な時期に、様々な経験をさせることで犬の自信をつけさせることができるものです。
人間の生活環境に慣らしていくことで、成犬になった時の問題行動を減少させることができます。
店舗型である犬の保育園、幼稚園には、同年齢の犬たちがたくさん集まってきますので、その中で一緒に経験を積んで成長していくことができます。
一芸を覚えさせたい
ニーズとしては多くはないかもしれませんが、犬に芸を教えることが可能です。カワイイ姿を動画に撮って、インスタやフェイスブックに公開も夢ではありません。筆者のオススメは、以下の2施設です。
- 出張ドッグトレーナー
- 犬の保育園、幼稚園
犬の保育園、幼稚園では、フセ、マテ等の基礎トレーニングと一緒に、バイバイやスピン等の一芸を教えてくれたりします。
出張ドッグトレーナーも、基本的な問題行動を解決すると同時に、一芸を教えてくれます。これは、飼い主と愛犬との絆の醸成に役立つからです。
飼い主と愛犬が一緒になって一つのことを成し遂げていく過程で、信頼関係が生まれ、関係改善にも役立つのです。
人を本気噛みする
最上級レベルの問題行動の一つです。飼い主ならまだしも、他人を傷つけてしまうことは絶対に避けたいですよね?この場合、程度に差はあれ、早急に対処したいものです。筆者のオススメは、以下の2施設です。
- 出張ドッグトレーナー
- 訓練所
腕利きの出張ドッグトレーナーであれば、少しずつその犬の特性を見極めながら対処してくれることでしょう。
また、すぐに矯正する必要がある緊急時であれば、乱暴ではありますが、チェーンチョーク等を用いた強制訓練を行う訓練所に連れて行くことも考えたほうが良いかもしれません。
どちらの施設であっても丁寧に相談に乗ってくれると思いますので、まずは相談してみることをオススメします。
競技会に参加したい
ここまで来ると、飼い主自身にも相当な知識が求められることでしょう。筆者のオススメは、以下の2施設です。
- 出張ドッグトレーナー
競技会に参加して、賞を狙うということは、飼い主自身と愛犬のコミュニケーションを究極レベルまで高めることが必要になってきます。
そのため、訓練所のように誰かにやってもらうのではなく、自分で学び、そして実践して、練習する必要があります。
出張ドッグトレーナーは1対1で指導してくれますので、まさに強力なパーソナルトレーナーになってくれるはずです。
まとめ
いかがでしたか?犬のしつけと言っても、様々な要求レベルがあることに気付いて頂けたでしょうか。
家庭犬でのよくある問題行動の矯正から、かなり大きな問題行動まで、飼い主さん一人ひとり、抱える問題は様々です。
この記事を参考に、どの施設やどこに相談すれば良いかのヒントになれば、筆者としても嬉しいです。
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飼い主の皆さんが、愛犬と一緒により質の高い生活を送れるようになることを求めて、頑張ります。
一緒にフリスビーがしたい!スポーツを一緒に楽しめる犬5選
「広いドッグランで、フリスビーをして一緒に遊びたい!」という夢を抱く人も、少なくないのではないでしょうか。休日に一緒にスポーツをする時間は、とても幸せに満ちた時間。でも、犬種によってはスポーツが得意な子、不得意な子がいるんです。ここでは、「運動が大好き」かつ「賢くて、指示をきちんと聞いてくれる子」から5犬種を選びました。
運動が好きな子=大型犬、というイメージを持たれがちですが、小型犬でもスポーツが得意な子はいるんです。飼える環境によっても変わってくると思うので、身体の大きさにも気をつけてチェックしてみてください!
1、【小型犬】トイ・プードル
「飼いやすさ」と「遊ぶことの大好きさ」という、両方の性格を持ち合わせたトイ・プードル。ふわふわで可愛い見た目ながら、賢くて活発なので、アジリティなどのスポーツも得意です。これから登場する中型大型のわんちゃんたちの散歩は、1回1時間で1日2回が通常ラインとなってきます。トイ・プードルですと1回30分の散歩を1日1−2回となってくるので、「一緒にスポーツもやりたいけれど、あまりにも運動量が多い子は大変…」という人にオススメです。(チワワやミニチュア・ダックスフンドなどの小型犬と比較すると、運動量は多めです)
- 小さいながら活発
- しつけもしやすく、飼いやすい
- 遊ぶこと大好き
2、【小型犬】ウェルシュ・コーギー
そのコロンとした可愛さとは裏腹に、賢くてスタミナのあるウェルシュ・コーギー。コーギーは2種類(ウェルシュ・コーギー・ペンブローグとウェルシュ・コーギー・カーディガン)いますが、日本で見かけるコーギーの多くはこのウェルシュ・コーギー・ペンブローグです。どちらとも運動が大好きです。コーギーは、ボーダー・コリーと同じく牧羊犬に分類されます。その運動量の多さは見た目とギャップがあるため、驚愕する人も多いようです。意外かもしれませんが、スピーツの競技大会などでも見かけられ、一緒にスポーツを楽しむのにとても良い犬だということがわかります。
- 牧羊犬なので勇敢で頭脳明晰
- タフなので運動もバッチリ
- もはや中型犬、大型犬と思った方が良い(つまりそれだけパワフル)
3、【小型犬】ジャック・ラッセル・テリア
この小さい見た目からは想像もできないほどのパワフルさを持つ、ジャック・ラッセル・テリア。元々は、キツネやウサギを狩るための猟犬でした。そのため、勇敢な精神とタフすぎる体力が特徴です。見た目は小型犬ですが、その運動量や体力は大型犬並みと考えて良いでしょう。そのため「F-1のエンジンを積んだ軽自動」と呼ばれたりもします。また、とても賢く、人と遊ぶことも大好きです。
- 筋肉質な体で身体能力が高い
- 好奇心旺盛、勇敢
- 遊ぶことが大好きで、スポーツやアウトドアをとても喜ぶ
4、【中型犬】ボーダーコリー
賢さと運動神経の良さを兼ね備えたボーダー・コリー。フリスビーが好きなことでも知られ、何かを追いかける・取ってくるというような頭と体を使うトレーニングを好みます。フリスビーをキャッチするのは、どの位置でどのぐらいのジャンプで届くかといったような素早い計算が必要です。ボーダーコリーは状況や空間を認識する力にも優れているため、ディスクキャッチがお得意なのです。
- 頭の良さNO.1
- スタミナもあり、運動が大得意
- 一緒にスポーツするなら?と調べると、だいたいボーダー・コリーが1位
5、【大型犬】ゴールデンレトリバー
人懐こい人気者、ゴールデン・レトリバー。「大型犬!スポーツ!」といえば、レトリバー系を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。もちろん、同じレトリバー系である「ラブラドール・レトリバー」や「フラットコーテッド・レトリバー」も運動が大好きな犬たちです。人間が猟をするときのお供として活躍してきたこともあり、従順でとても賢い子。また、人のことが大好きで、人懐こい性格の持ち主です。
- 好奇心旺盛で、遊ぶこと大好き
- 物を取ってきたり、くわえて運んだりということも得意
たくさん一緒に遊びましょう!
わんちゃんのお散歩を負担に感じる人も少ないと思いますが、このページを見ている人はおそらく、「一緒に遊べる子がいい!」と思ってわんちゃんを探しているのではないでしょうか。トイプードルは他の4種類のわんちゃんたちに比べて運動量が少なめですが、全体的に運動が本当に大好きで、たくさん動きたい子達ばかりです。思いっきり遊べないことはストレスになってしまうので、とにかくたくさん一緒に遊んであげましょう!